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<title>宇宙詠人的星空コラム</title>
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<description>古今東西の星についての様々な事柄をつれづれと綴っていきます。宇宙を見上げ、想いを詠みながら…</description>
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<title>嘘つきの代償　～からす座</title>
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<![CDATA[ 長い長いうみへび座の真中よりやや北東、おとめ座のスピカの南西に、いびつな四辺形をした星の並びがあります。ここが<span style="font-weight: bold;">からす座</span>になります。ちょうど帆船の後部につける縦帆（スパンカー）に似ているというので、西洋の船乗り達の間では<span style="font-weight: bold;">「スピカ（スパイカ）のスパンカー」</span>と呼ばれた星の並びです。（スパンカーは<a href="http://www.marinevance.com/spanker/">こんな感じの形</a>です）ちょうど、この四辺形の上の２つの星を延長するとスピカに届くことから「スピカ（スパイカ）の」とついているのです。日本でも、この星の並びを<span style="font-weight: bold;">「帆掛け舟」</span>と呼ぶ地域があるので、船の帆を連想するのは洋の東西を問わないようです。<br><br>からす座は非常に小さな星座ですが、形が目立つためかかなり昔から存在する星座です。しかし、なぜこの四辺形がからすと見なされたのでしょうか。<br>このからすは、太陽の神アポロンの使いで、銀の輝く羽を持ち人の言葉を話せたといいます。このからすは、アポロンと離れて暮らしている妻コロニスとの間の伝令を行っていました。<br>ところが、ある時、このからすは道端でおいしそうな木の実を見つけますが、まだ熟していないのでその場で熟するまで待ってから食べたのです。そのため、アポロンのところに戻るのが遅くなったからすは、「コロニス様が浮気をしていたからどうしようかと思って…」と嘘をついてごまかそうとします。結果、アポロンは怒りに任せてコロニスを殺してしまうのです。<br>そののち実はからすの嘘が原因だとわかると、アポロンはからすの羽を真っ黒に変え、二度と人語が使えないようにして、さらに天空に銀の釘で貼り付けにしてしまいました。からす座の４つの星は、からすの体をあらわす星ではなくて、見せしめの貼り付けに使われた釘の光だったというわけです。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013862049.html</link>
<pubDate>Mon, 08 May 2006 09:45:51 +0900</pubDate>
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<title>天体を測る器械　～ろくぶんぎ座</title>
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<![CDATA[ 　うみへび座のアルファルドの東側に作られた比較的新しい星座が「ろくぶんぎ座」です。漢字で書くと「六分儀」となります。この器械は、星の高度や天体同士の見かけの間隔を正確に測り取るために作られたもので、円を６分割した扇形（中心角が60度）の形をしています。現在でも、航海するときに星の高度などを測るために使われています。<br>※詳しい使い方はこちらの↓ページが参考になります。<br><a href="http://sextant.to-thesea.com/sextant.html">航海計器　六分儀の使い方：http://sextant.to-thesea.com/sextant.html<br></a><br>　さて、この星座はへベリウスが制定した星座の一つです。彼の活躍した時代、天文だけではなく、科学を発展させるのに役に立ったさまざまな道具が発明され使われていました。六分儀もそのような器械のひとつであり、実際にへベリウス自身も愛用していました。ところが、自宅が火事に遭い、彼は20年以上も愛用していた六分儀を焼失してしまいました。そのこと大変残念な思いをしたヘベリウスは、「二度と同じ事はくりかえすまい」とこの星座を制定したと伝えられています。<br><br>　新しい星座の宿命か、明るい星はほとんどありません。しし座との境界線付近にある35番星は、小さな望遠鏡でも見ることのできる二重星です。（6.3等と7.4等）<br><br><br>　全くの余談ですが、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で、主人公碇シンジの父親ゲンドウの旧姓が「六分儀」です。このアニメでは、登場人物の名前が戦艦やそれに関連するものから取られているということで、このようなネーミングになっているようです。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10014369801.html</link>
<pubDate>Sun, 07 May 2006 23:03:29 +0900</pubDate>
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<title>体を使って星を探そう　～星見のヒント</title>
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<![CDATA[ 　星と星の見かけの間隔や、地平線からどのくらい離れているかなどを言い表すのには<span style="font-weight: bold;">角度</span>を使います。<br>（例）　北斗七星の北極星を見つけるために使う２つの星の間隔は約５度<br>（例）　東京での北極星の高度は（地平線から）約35度<br><br>　距離、というと私たちはつい「ｍ」や「ｃｍ」などの単位を使いたくなりますが、天体を見るときは「自分を中心とした球面にはりついている物体」と考えるので、<span style="text-decoration: underline;">2つの天体と中心（自分）を結んでできる角</span>を使った方が自然なのです。<br><br>　かといって、屋外に出るときに分度器を持って行く人も余りいないと思います（私が知っている範囲では、ゴンチチのチチ松村さんが「旅行用の道具の中にいつも分度器が入っている」とおっしゃっていた1例のみです）。実は、分度器を使うまででもなく、体を使って大体の角度を測ることができるのです。下に代表的な「目安」を載せておきますので、実際に試してみてください。<br><br>※体で角度を測るときは、<span style="text-decoration: underline;">腕を伸ばせるだけ伸ばした状態で</span>測ります。<br><span style="color: rgb(0, 255, 255);">人差し指の幅・・・<span style="font-weight: bold;">約１度</span><br>親指の長さ・・・<span style="font-weight: bold;">約５度</span></span><br style="color: rgb(0, 255, 255);"><span style="color: rgb(0, 255, 255);">人差し指の長さ・・・<span style="font-weight: bold;">約7度</span></span><br style="color: rgb(0, 255, 255);"><span style="color: rgb(0, 255, 255);">げんこつの幅・・・<span style="font-weight: bold;">約10度</span></span><br style="color: rgb(0, 255, 255);"><span style="color: rgb(0, 255, 255);">げんこつで親指をたてた状態・・・<span style="font-weight: bold;">約15度</span></span><br><br>　この測り方は、子どもでも大人でも使えます。腕の長さと指の長さなどの割合は、体が大きくても小さくてもほぼ同じだからです（若干の個人差はもちろんありますが）。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10014367496.html</link>
<pubDate>Sat, 06 May 2006 22:17:09 +0900</pubDate>
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<title>たぐいまれなる美しい髪　～かみのけ座</title>
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<![CDATA[ 　しし座のデネボラの東、おとめ座のやや北に暗い星がぼうっと集まって見える領域がかみのけ座です。<br>　この星座はエジプトの王妃ベレニケの髪の毛を模した星座といわれ、紀元前３世紀ごろには星座が存在した記録が残っています。ところが、プトレマイオスの著書に載せられた４８星座の中にかみのけ座は入っていませんでした。かみのけ座を「復活」させたのは、16世紀の天文学者ティコ・ブラーエです。それまでかみのけ座は、長い間忘れ去られた星座になっていました。<br><br>　かみのけ座の領域は、周りの星座と違って明るい星が少なく、また、銀河系の中心から離れたところにあるので、銀河系の外にある星雲を見やすい領域になっています。そのため、「銀河ののぞき窓」と呼ばれます。<br>　かみのけ座を形作る星々は、Mel.111(メロッテ１１１）と呼ばれる散開星団でもあります。双眼鏡で見ると、視野いっぱいに漢字の『人』形に星が並んで見えます。<br>　　<br><br>　ギリシャ神話では、エジプトが隣国と戦争をしていたとき、ベレニケが王の無事と勝利を神に祈り、それがかなえられたために惜しげもなく捧げた美しい髪の毛が星座になったと伝えられています。
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013861428.html</link>
<pubDate>Fri, 05 May 2006 09:08:56 +0900</pubDate>
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<title>最大最長の星座　～うみへび座</title>
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<![CDATA[ 　うみへび座は全天で一番大きな星座です。全天の中でうみへび座が占める割合は約3.1％となり、これは地球上でロシア共和国の国土が地球表面に占める割合（約3.5％）に匹敵します。<br>　また、全天で一番長い星座でもあります。頭のある西の端はかに座の南、尻尾の先がある東の端はてんびん座の下にまで及んでいます。頭が8時ごろに南中する時刻が３月下旬～４月上旬なのに対して、尻尾の先が8時に南中するのは約3ヵ月後の6月下旬～7月上旬になります。角度で言うと100度以上の長さになります。<br><br>　ほどほどに明るい星がつらなって蛇とみなされた星座はいくつかありますが、うみへび座の星の列で目立つのはしし座のレグルスの南にぽつんと輝く赤っぽい２等星です。周りに目立つ星があまりなく一人ぼっちで輝いているように見えるので<span style="font-weight: bold;">「アルファルド（さびしいもの）」</span>という名前が付けられています。<br>　また、ちょうどうみへびの心臓の部分に輝いていることから<span style="font-weight: bold;">「コル・ヒドレ（ヒドラの心臓）」</span>という別名もあります。<br><br>　ギリシャ神話では、ヘルクレスの取り組んだ１２の難題の2つ目の課題、「レルネアのヒドラ退治」に出てくるヒドラの姿だとされています。星図の中のうみへびは１つの首しかありませんが、神話に出てくるヒドラは９つの頭を持ち、そのうちの１つは不死の首でした。また、首を切ってもすぐに切り口から首が生えてくるというとんでもない化け物でした。<br>　ヘルクレスは甥のイオラオスに首の切り口を焼いてもらい、不死の首は巨大な岩の下敷きにして退治する子Tができたのでした。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013861096.html</link>
<pubDate>Thu, 04 May 2006 08:48:44 +0900</pubDate>
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<title>－　Ｎｅａｒｌｙ　Ｍａｒｓ　Ｄａｙ　－</title>
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<![CDATA[ <center>もともとこの星を祝う風習なんてないのだ。<br><br>血の色を思わせるにぶい赤。<br> 兵器の錆を思わせるにぶい赤。<br> 輝きは不気味に夜を喰む惑星。<br> 故に戦いの神の名を冠せられた惑星。<br><br><br>もともとこの星を祝う風習なんてないのだ。<br><br> 戦いに身をおく者。<br> 火災を扱いし者。<br> スリルとスピードに酔える者。<br> わずかの確率に全てを捧ぐ者。<br> この星をこぞって祀る。<br><br> <br>もともとこの日を祝う風習なんてないのだ。<br><br>戦いの星、災いの星、<br>確かにそうかもしれない。<br> しかし、同じ「たたかい」でも、<br>それが「恋のさやあて」なら？<br><br><br>もともとこの日を祝う風習なんてないのだ。<br><br>火星の力が最も強くなる最接近の日。<br> 僕は君を高台にいざなおう。<br> 火星の燃え立つ光の元、<br> 僕は君に想いを語ろう。 <br><br><br>もともとこの日を祝う風習なんてないのだ。<br> もともとこの星を祝う風習なんてないのだ。<br><br>今日の　僕の胸の中には、<br> どの国のどんな祭もかなわないほどの<br> どよめきが　うなり続けている。<br>そしてそれが　君の心へと<br> 波動となって届こうとしている。</center>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013812516.html</link>
<pubDate>Wed, 03 May 2006 22:02:40 +0900</pubDate>
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<title>北天に輝く王の心臓　～りょうけん座</title>
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<![CDATA[ 　おおぐま座とうしかい座という大きな星座に挟まれた領域につくられた小さな星座が<span style="font-weight: bold;">りょうけん座</span>です。この星座は、元々おおぐま座の一部だった領域に<span style="font-weight: bold;">ヘベリウス</span>(1611-87）が独立した星座として制定したものです。<br><br>新しく作られた星座なので、神話などとの関連はないのですが、星座図では牛飼いのつれた２匹の猟犬が大熊に吠え立てているように描かれています。この２匹の犬にはアステリオンとカーラという名前が付けられています。<br><br>　北斗七星の柄のカーブを円弧とすると、その中心にあたる星がりょうけん座のα星、<span style="font-weight: bold;">コル・カロリ</span>です。この名前は、「チャールズ王の心臓」という意味のラテン語で、星図ではこの星の位置に王冠をかぶった心臓の絵が描かれています。チャールズ王とはイギリス国王のチャールズ２世の事で、王政復古によりロンドンに戻ったときに明るく輝いたからこの名前を付けたとされています（実際に星が明るくなったかどうかは不明）。<br><br>　<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013786574.html</link>
<pubDate>Tue, 02 May 2006 01:58:11 +0900</pubDate>
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<title>目にはさやかに見えねども　～恒星の誕生</title>
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<![CDATA[ 　太陽や月、惑星は日を追う事に見える場所が変化していきますが、多くの星は見かけの位置がほとんど変化しません。このような星を「<span style="font-weight: bold;">恒星</span>（こうせい）」と呼びます。自ら発光する天体といってもよいかもしれません。<br>　太陽も恒星の仲間です。地球に最も近く、表面の様子を観測できる唯一の恒星なので、太陽活動の観測は他の恒星の研究をする上でも重要です。（詳しくはカテゴリ「太陽の話」で解説予定）<br><br>　恒星はどのようにして生まれるのでしょうか。<br>　宇宙空間の中にあるガス（地球からは<span style="font-weight: bold;">暗黒星雲</span>として観測される領域）が、近くで<span style="font-weight: bold;">&nbsp;</span>年を取った星が爆発したり恒星が近くを通過したりして刺激を受けると、ガスの中の重力バランスが崩れ部分的に収縮をはじめます。そのようなガスの塊が、収縮によってさらに周囲の物質を取り込んでどんどん強い重力を持つようになります。これが「<span style="font-weight: bold;">原始星</span>（げんしせい）」と呼ばれるものです。しかし、この段階ではまだ可視光線を発しているわけではないので、私たちが肉眼で見ることができるわけではありません。（赤外線や電波観測によって確認できる状態）<br>　原始星の重力が強くなって、どんどん周囲の物質を円盤状に引きつけていきます（これを<span style="font-weight: bold;">降着円盤</span>といいます）。物質が原始星にものすごい速度でぶつかる衝撃が熱エネルギーに代わり、非常に高い温度になります。そのため、原始星は普通の恒星よりも明るく輝いています。ところが、原始星は暗黒星雲に包まれている状態なので、地球上からは可視光線がさえぎられ赤外線（熱）だけが届くためその輝きを確認することはできません。<br>　原始星は自分自身の重力によって収縮し、中心核の温度が徐々に上がっていきます。それとともに、星の表面で激しいガスの流れ（<span style="font-weight: bold;">恒星風</span>：こうせいふう）が起き、周囲の暗黒星雲が吹き飛ばされ輝きを見ることができるようになります。現在、この状態にあると言われているのが<span style="color: rgb(0, 255, 0); font-weight: bold;">おうし座T型星</span>です。<br>　このような星は、やがてさらに中心核の温度が高くなり、「<span style="font-weight: bold;">核融合反応</span>（かくゆうごうはんのう）」が起こり始め、莫大なエネルギーを発生するようになります。そうすると星の収縮は停止し、安定した状態になります。原始星から恒星の段階に進んだ瞬間です。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013617399.html</link>
<pubDate>Mon, 01 May 2006 10:16:03 +0900</pubDate>
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<title>理論に基づいた宇宙観　～地動説</title>
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<![CDATA[ 　先述したように、人類は長い間「天動説（または地球中心説）」を信じてきました。中には古代ギリシアのアリスタルコスのように、「地球が太陽の周りを回っている」と考えた学者もいましたが、大半は天動説を支持していました。<br><br>　ところが、観測技術が進むにつれ、天動説で使われる周転円だけでは惑星の動きを説明することが難しくなっていきました。そこで、コペルニクスが著書「天球の回転について」の中で「<span style="font-weight: bold;">地動説</span>（ちどうせつ）」を唱えました。つまり、我々の住む地球が宇宙の中心なのではなく、太陽の周りを回っているという説です。（そのため「<span style="font-weight: bold;">太陽中心説</span>」と呼ばれることもあります）<br>　しかし、その考え方はあまりにもそれまでの考え方と異なるために受け入れられず、ローマ教皇庁からは閲覧一時停止の措置を受けたほどでした。（そのため、モノの見方が180度変わってしまうことを「<span style="font-weight: bold;">コペルニクス的転回</span>」と言ったりします）<br>　<br>　地動説を観測による裏付けを持って支持したのは<span style="font-weight: bold;">ガリレオ・ガリレイ</span>です。彼は初めて夜空に望遠鏡を向けた人物として知られていますが、それ以前に地動説について知っており、支持していました。彼は木星の周りを回る４つの衛星（<span style="font-weight: bold;">ガリレオ衛星</span>とも呼ばれる）を発見し、その事を著書「星界の報告」で発表しますが、その頃から地動説について公式にコメントするようになります。<br>　彼は著書「天文対話」で地動説を唱えたために裁判で有罪判決を受けたことは有名です。彼は当時の教会の権威・あるいは広く流布されていた科学論に盲従せずに疑問を解決しようと試みたために結果的に宗教裁判にかけられたというのが実際のようです。<br><br>　ガリレオの裁判以降、<span style="font-weight: bold;">ケプラー</span>が観測結果から地動説を主張しましたが、それまで広く考えられていたような円軌道ではなく楕円軌道を取り入れたことが画期的な進歩でした。その事によってより正確な星表を作ることができるようになり、ケプラーの発行した「<span style="font-weight: bold;">ルドルフ星表</span>」はそれまでの30倍以上も正確な星の動きを示すことができたのです。そのことが広く地動説を支持する方向に向かった要因となりました。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013654130.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Apr 2006 12:20:45 +0900</pubDate>
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<title>いにしえの宇宙観　～天動説</title>
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<![CDATA[ 　私たちが普通に生活している分には、大地は揺るぎなく不動のものに思えます。そして、太陽や月、星が東から西へ天空を動いているように見えます。そのため、古代の天文学では「地球は宇宙の中心であり、地球を中心に太陽や他の天体が回っている」と考えていました。これが「<span style="font-weight: bold;">天動説</span>（てんどうせつ）」です。地球が宇宙の中心である、ということから「地球中心説」とも呼ばれます。<br>　古代文明での宇宙観の多くは天動説的な宇宙観でした。例えば、大地の上に大きなドーム上の天があり、そこに天体が貼り付いているというものなどです。太陽や月などは天の回転に併せて動くとか、固定した天の上を独自に進むなどと考えられました。<br><br>　ただし、天動説にもうまく説明することが難しい問題がありました。それは、惑星の動きの説明です。<br>　惑星はその名の通り、星座の間をさまようように動いて見えます。基本的には西から東に位置を少しずつ変える（<span style="font-weight: bold;">順行</span>：じゅんこう）のですが、時々動きが止まって見えたり（<span style="font-weight: bold;">留</span>：りゅう）、東から西へ逆戻りする動き（<span style="font-weight: bold;">逆行</span>：ぎゃっこう）をすることがあります。太陽や月と同じように動いているなら、逆行することは考えられません。<br>　そこで、<span style="font-weight: bold;">&nbsp;</span>当時の天文学者は「<span style="font-weight: bold;">周転円</span>（しゅうてんえん）」という考え方を導入してその疑問を解決することにしました。つまり、惑星は円軌道を素直にまっすぐ動いているのではなく、小さな円を描きながら進んでいると考えたのです。そのことによって地球から観ると進んだり戻ったりしているように見えると説明したのです。<br><br>　<span style="font-weight: bold;">プトレマイオス</span>は著書「アルマゲスト」で、今まで様々知られていた天文学上の発見や情報をまとめて発表しました。その中にも天動説が載っており、本の形を取ったことで広く知られるようになりました。また、当時広く信仰されるようになったキリスト教の宇宙観とあまりギャップがなかったのも人々に広まった理由の１つでした。<br><br>　16世紀になり、地動説が唱えられるようになっても、すぐに天動説が忘れられたわけではありませんでした。例えば、<span style="font-weight: bold;">ティコ・ブラーヘ</span>が「二重中心説」（惑星は太陽の周りを回っているが、その太陽は地球を中心に回っている）を示すなど地球が宇宙の中心であるという考えはしばらく残っていました。<br>　しかし、17世紀に入ると望遠鏡を使った観測が広まるにつれ、人々は地動説を支持するようになっていきました。地動説に基づいて説明すると全く合理的な現象が数多く観測されたからです。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sorayomibito/entry-10013618181.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Apr 2006 14:33:38 +0900</pubDate>
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