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<title>野中正行のブログ「音楽の源流への冒険」</title>
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<description>音楽は人を生かす糧となる。そう信じながら、音楽がどんな風に始まったのか、音が音楽に何を語りかけているのか、そしてそのことを探る「冒険」自体が人生に何を与えてくれるのか。そんなことを模索しながらの徒然を記しています。</description>
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<title>春のいかずち</title>
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<![CDATA[ <p>今日の石神井台は、午後からだんだん雲が濃くなり、暗くなってきて、突然の「ゴロパキーン！」の雷となりました。</p><p>家の中だったので、稲妻も稲光も見えなかったのですが、目の覚めるような響きでした。</p><p>&nbsp;</p><p>春雷やとどまる屋根にわけ重ね</p><p>&nbsp;</p><p>ちょっと外に出たいのだけれど、雷もなっているし、そして何よりも今はあまり外に出ない方が良いと言われているので、今日は家にとどまることにしました。　</p><p>新型コロナウィルスのために外出自粛になって2ヶ月以上となっています、先のことはわかりませんが、今のこの時を大切に生きていきたいと感じています。</p>
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<pubDate>Tue, 28 Apr 2020 20:47:49 +0900</pubDate>
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<title>サウンドサーフィン　その1</title>
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<![CDATA[ <p>聴こえてくる音を手掛かりに(耳掛かりに？）その音の波に乗るような感覚でフラフラ散歩をすることを「サウンドサーフィン」と(勝手に）名付けることにしました。</p><p>この散歩、普段の散歩と何が違うのかと思って、実際その感覚で散歩をしてみると。。。</p><p>&nbsp;</p><p>道に出てみてまず、普段「うるさい！」と思いがちの車の音。「ゴァーーーーーッ」</p><p>いつもと同じように圧倒はされるのだけれど、海に出て大きな波をかぶったみたいな感覚を思い出してみると、、それほど不快ではなく「おー、来たなー！」っていう感じでやり過ごす。</p><p>そして、それをやり過ごした後に鳥の声が聴こえるので、ちょっと空に目をやると、近所の家のお庭に藤の花が咲いているのを見つける。しかも、うす紫の「ふじ色」の花とともに、白い花の藤。</p><p>じつはうちでも、このちょっとめずらしい「白い藤」を育てているのだが、まだ花を咲かせるほど育っていないので、「ここに先輩のシラフジがいたのか」と嬉しくなる。</p><p>そういえばここの近くに「しらふじ」という幼稚園があることを今思い出した。</p><p>ひょっとしてこの辺りは「白い藤」の名所だったのだろうか。。</p><p>&nbsp;</p><p>小さな鳥の声の波に乗ってあげた目線から、広がった世界を楽しみながら「サウンドサーフィン」の散歩の旅が続きます。</p>
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<pubDate>Tue, 21 Apr 2020 17:54:29 +0900</pubDate>
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<title>仕事について</title>
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<![CDATA[ <p>音の仕事もそうなのですが、そもそも仕事っていったい何なのか、ということを小学生の息子に伝えるために色々考えていました。</p><p>ふと、思い至ったこと。。</p><p>仕事とは「喜びを共有し合う-喜びのシェア-」なのではないかということ。</p><p>「何か人の役に立つことをして、その対価としてお金をもらう。」</p><p>「働くとは、傍（はた）を楽にしてあげること」</p><p>確かにそれはそれで仕事の説明にはなります。</p><p>ただ、なんとなく腑に落ちてこなかった。</p><p>自分はお金のためだけに働いているのでもないはずだし、ましてや誰かを楽にしてあげられているかも疑問だし、、。</p><p>「物々交換」の感覚は嫌いじゃないけれど、それだけではしっくりこない。</p><p>では、物々交換の最初の感覚を想像してみることにしました。</p><p>採集する－食物を採集するためにの山へ出かけます。そして食べ物を見つけた時の喜び。</p><p>作物をつくる－労働の苦しみもあるが実りの喜びは格別です。</p><p>猟（漁）をする－獲物を捕まえた時の喜び。</p><p>&nbsp;</p><p>それぞれが苦労はあるだろうに、それ以上のそれぞれの「喜び」を交換しながら、さらなる喜びを求めて社会がつくられていき、そして人々は喜びをシェアしながら、たくましく生きてこられるようになったのではないか。</p><p>そんなことを想像してみると、自分も、こんなに上手に「音」を扱えるようになりましたよ！一緒に喜んでください！っていう気持ちで、録音をしたり、音響をしたりして、もっともっと皆様と喜びをシェアしていきたいなと思うようになりました。</p><p>&nbsp;</p><p>「仕事」の向こう側には喜びが見える、「お金」というものの向こう側にも、たくさんの人の喜びを見つけることができる。そんな風に経済が回っていくと、楽しく社会が回っていくんだろうなと想像してしまいます。</p><p>苦しみの対価としてお金が回り出すと、悲しみや苦しみの共有が、悲しみや苦しみの擦り付け合いになってしまい、そうなると経済がやはりその対価である「お金」だけをむさぼろうとしてしまう方向に進んでしまうのではないかと想像してしまいます。</p><p>&nbsp;</p><p>自分はこんなことが好きなんだよ！とか、こんなことをしてもらったら嬉しくなるね。という喜びのサービスも、たとえ苦しいことがあっても、苦しみと喜びをシェアできることで、苦しさが喜びに変わっていくこともきっとあるでしょう。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな喜びをシェアできるように、たくさんの音たちと出合う中で、また新たな喜びを見つけることができますように。</p><p>と願いつつ。。</p>
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<pubDate>Thu, 28 Nov 2019 23:29:20 +0900</pubDate>
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<title>音の呼吸</title>
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<![CDATA[ ひとは耳から音を聴きながら力を受け取り、同時に聴こえてくる音のもとへ力を注ぎ出だしています。
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<pubDate>Tue, 16 Jul 2019 13:24:37 +0900</pubDate>
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<title>聴くこと</title>
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<![CDATA[ 音楽と聴くことについて少し考える機会がありました。<div>いわゆる「音楽」を聴いているときに、自分が何を聴いて、なにを感じているのかという話です。</div><div>楽器や声に意識が向くとき、楽器のコンディションや演奏者のコンディションを感じるときがあります。</div><div>それも音楽を聴くときの大切な要素です。</div><div><br></div><div>演奏者のコンディションから、演奏者の心の動きを感じることもあります。</div><div>それによって、感動することもしばしばです。</div><div><br></div><div>演奏者を通り越して、作曲家の心境などに意識が向くこともあります。「この時作曲家がどんな心境で、どんなコンディションでこの曲のこの部分を創り込んだのだろう」などというような具合です。</div><div>ここで、時空を超えた心の交流をきっと感じるのでしょう。</div><div><br></div><div>作曲家への意識を通り越して、その音楽そのものが何を物語っているのだろう、という意識で音が耳に飛び込んでくることもあります。</div><div>その音楽が自分の中に生きはじめているのかもしれません。</div><div><br></div><div>そして、音楽を通り越してその先にあるものに意識が向かうこともあります。</div><div>そしてそこから受けたインスピレーションで、自分の中に何かが生まれることも、時にはあります。</div><div>その何かに自分が生かされていたりするようなことをふっと思い巡らされたり。。</div><div><br></div><div>聴いている人が本当に自由になれるためには、たくさんの情報とたくさんの余白がとっても大事なのかもしれません。</div><div>たっぷりの情報とたっぷりの余白を、聴いている人に伝達できるようなそんな存在としての「録音」でありたいと、改めて感じ、さらなる精進の必要を自分自身に戒めていきたいと。。。</div><div><br></div>
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<pubDate>Fri, 27 Apr 2018 10:44:43 +0900</pubDate>
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<title>春の訪れ</title>
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<![CDATA[ <div><font size="2">ホケキョウのこえ</font></div><div><font size="2">凍えた心の</font></div><div><font size="2">目をひらき</font></div><div><font size="2"><br></font></div><font size="2">鶯の声を「ホケキョ」となしたのは何方でしょうか。</font><div><font size="2">寒さに縮こまっていた心と体が、何か喜びに誘われて目の前が明るくなるような感覚になりました。</font></div><div><font size="2"><br></font></div><div><font size="2">きっと法華経（仏さまのお教え）に触れた時に人々はこんな風に温かい気持ちになったのではないでしょうか。</font></div><div><font size="2">それは冬の寒さを知っているからこその喜びかもしれません。</font></div><div><font size="2">喜びを伝え続けるための絶好のメディアとなった鶯の声ですね。</font></div><div><font size="2"><br></font></div><div><font size="2">調べてみると、古くは「ほほきち」法吉鳥だとか、「法を聞け」と聴こえていたとか。</font></div><div><font size="2"><span style="text-align:center;">（大谷大学　</span><span style="font-family:Verdana, Arial, Helvetica,;text-align:center;">国文学　教授</span><span style="text-align:center;">　</span><span style="font-family:Verdana, Arial, Helvetica,;text-align:center;">沙加戸　弘　氏のエッセイより）</span></font></div><div><font size="2">音と言葉は文化と歩みを共にしているんだと、改めて感じ入ります。</font></div><div><font size="2"><br></font></div><div><br></div>
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<pubDate>Thu, 22 Mar 2018 14:39:40 +0900</pubDate>
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<title>クリスマス</title>
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<![CDATA[ <div>降誕祭</div><div>神のお調べ</div><div>星に聴き</div><div><br></div><div>12月25日のクリスマスを迎え、街では年末モードが盛り上がってきました。</div><div>今年の24日の夜は雨が降り、雨の音が心地よいクリスマスイブでした。</div><div>そして25日はよく晴れ渡り、寒さもまた心地の良さを演出していたように思います。</div><div><br></div><div>この時期には本当にたくさんの音楽が溢れています。</div><div>その音楽も私たちの心を心地よくしてくれたり、清らかにしてくれ、ニュートラルにしてくれもします。</div><div><br></div><div>中には、演奏された音が、身体を通り抜けながら私自身に訴えかけながら、心と体のまさに栄養となっていく音もありました。</div><div><br></div><div>そんな中にも、今年の25日の夜のようによく晴れてキーンとするような時に、星を眺めていると、様々な音が聴こえてきます。</div><div>それは、街の喧騒かもしれません、木々のゆれる音かもしれません。はたまた自分の耳から聴こえてくる何かかもしれません。</div><div>そんな音たちに耳を澄ますと、「はじめの音」も聴こえてくるかもしれません。</div><div>音は、自分自身の心の中に入る道しるべになるのかもしれません。</div><div><br></div><div>家に戻るとクリスマスの喜びがまだまだ続く我が家でした☆</div><div><br></div>
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<pubDate>Fri, 29 Dec 2017 12:29:37 +0900</pubDate>
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<title>言の葉の旅</title>
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<![CDATA[ 言の葉の<div>色づき落ちて</div><div>まこと成る</div><div><br></div><div>多くの葉が色づき、落葉するほどに秋も深まってきました。</div><div>この深まってきた秋に、人類の誕生よりももっと以前のことに思いを馳せてみたいと思います。</div><div><br></div><div>かつて、かのお方の「光あれ」という言の葉と共に、光が現れました。全てのものが、言の葉によって生まれてきました。</div><div>初めに存在した言の葉―音の葉なのかもしれません―は何千、何万年の時を経てゆっくりと色づいていきました。</div><div><br></div><div>そしてその言の葉は、あるとき「私たちと共にある、共に歩んでくださってる方」という言の葉と「かの国は私たちの最も身近なところにある」そして、「かのお方こそ、私たちの父」という言の葉とともに落葉しました。</div><div>それは、あの初めの言の葉が最も成熟した瞬間だったのかもしれません。</div><div><br></div><div>しかし、誰もが枯れ落ちたと思ったその言の葉は、大地の栄養の糧として、今も生き続ける言の葉となったのでした。</div><div><br></div><div>私たちの身近から亡くなられた多くの方たちも、多くの言の葉を残し、音の葉を残し、今も私たちの心の大地の糧として生き続けていると信じています。</div><div><br></div><div><br></div>
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<pubDate>Tue, 05 Dec 2017 18:29:50 +0900</pubDate>
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<title>2017年の小春日和</title>
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<![CDATA[ 小春やと<div>ささやく声も<div>さえずりに</div><div><br></div><div>先日、今日のように暖かいまさに小春日和の中の山歩きで、かすかにメジロの鳴き声が聴こえてきます。</div><div>なんだか、嬉しそうにはしゃいでいるようにも聴こえました。</div><div>この声を聴いて、本当に今は春なのかとも思えるほど気持ちのいい紅葉の山の中でした。</div><div><br></div><div><br></div></div>
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<pubDate>Wed, 29 Nov 2017 10:45:25 +0900</pubDate>
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<title>菊の実り</title>
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<![CDATA[ 天地の音（ね）<div>いのちの声と</div><div>菊実り</div><div><br></div><div>空も、水も、火も、大地も全てが音を出しながら私たちに力を与えてくれています。</div><div>そのことを思いながら、その音を聴くと、大自然の中に自分も融けて一体になるような気さえしてきます。</div><div><br></div><div>（菊の花を、神さまや仏さまの声を聴く人に置き替えて、）</div><div>菊の花が人知れず種をつけて命をつなげようとするように、</div><div>その天地の音を聴いて、生きる力をいただきながら、その小さな実りを楽しめたら、どんなにうれしいことでしょう。</div><div><br></div><div>息子、菊実の誕生日から2週間がたちますが、これが彼へのお祝いの句となれば幸いです。</div>
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<pubDate>Mon, 27 Nov 2017 12:13:48 +0900</pubDate>
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