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<title>アンダーカレント ～高良俊礼のブログ</title>
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<description>短歌、音楽、日々のあれこれについて。。。</description>
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<title>あけまして2023</title>
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静けさの奥に湧き坐す初水（うぶみず）に良かれ良かれと唯唱えつつあけましておめでとうございます。年末年始、かつてないほどバタバタしておりました。忙しいのは良い事なのですが、免疫を削るぐらい公私に渡ってエネルギーを使い果たしてしまったので松の内に調子を崩し一昨日までダウンして今やっとブログが書けます。まずは年末、いつものように親戚廻り兼正月食材の買い出し。昨年から私が作り始めております年越し料理の「ぶたんほね」今年は早めに肉屋さんでお肉を買って、塩を降って冷凍庫に入れておきました。30日に解凍と塩抜
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<dc:date>2023-01-07T22:34:56+09:00</dc:date>
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<title>モーメント（短歌人2017年11月号より）</title>
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『モーメント』真夏日に雨音聴こゆ老年のジャズシンガーの声の皺より注意報やがては豪雨喪失の質を問うてる防災無線道化師は報われはせぬ空にあるバケツを返し続ける人も冠水区域拡大の報にしずもれる意識のどこか穴のある場所雨雲は去っただろうか経年に疲れて眠るジャケットの骨「短歌人」2017年11月号より　
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<dc:date>2022-12-21T00:29:47+09:00</dc:date>
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<title>鈴木智子歌集『舞う国』</title>
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  感動がしたい。 感動というのは文字通り、何かが心身の外側を突き破って内を掴み、激しく揺さぶられるような感覚に陥ることである。 感動がしたいから音楽を聴く、絵画や写真や映像を観て、物語を読んだり詩を求めたりする。 そんな渇望の中で、たとえば詩の中の言葉達が明確な意思を持って私の心身を心地良く撃ち抜いてくれるととても嬉しい。 2年前、私は鈴木智子という人の『砂漠の庭師』という歌集に撃たれた。 そして今日まで、この人の明確な意思を持った言葉の哀しみが私の心を打ち震えさせ、そして疲れたり落ち込んだり
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<dc:date>2022-01-30T16:52:00+09:00</dc:date>
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<title>あけまして2022</title>
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もろびとに幸与えませ初春の光のどけき遠の海原あけましておめでとうございます、年末年始は皆さん如何お過ごしでしたか？私は幸い仕事(正業)の休日が年末と年始を挟んで結構まとまって取れたので、家のあれこれを集中してこなすことが出来ました。まずはお墓の大掃除！私が毎月(旧暦の)1日と15日に掃除してるお墓は父方母方母方祖母実家の3つありまして、ガッツリやると半日かかる大仕事です。でも、キリッとした朝の空気をいっぱい吸い込みながら掃除するのは楽しいんですよ。掃除用の重曹を撒いてゴシゴシして、黒ずんでいた床
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<dc:date>2022-01-08T09:18:49+09:00</dc:date>
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<title>波の地図　原田佳夏/なかひらまい</title>
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 人間の意識というものは、本人が思っているよりも色んな方向に伸びていて、また、伸びた先で何かをキャッチする力も、本人が思っているよりずっとずっと強いものなのだと思う。 たとえば「運命の出会い」という言葉は主に対人関係で使ったりするが、自分の好きな分野におけるモノ、出来事などにも同じように使われる。個人的体験でいえばお店の陳列棚で運命を感じて購入した本やレコードや小物などは枚数にいとまがないし、購入後にそれらが介在することによって生まれた自分自身の小さなストーリーなどを思い出すにつけ「あぁ、やっぱ
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<dc:date>2021-11-21T15:41:11+09:00</dc:date>
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<title>短歌人会員秀歌2017年10月号</title>
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ゆえしれず車道の端にまろびたる玉葱一個も辛からん 夏  (岡本はな) 詠まれている「辛さ」が何に起因するかは想像するより他ありません。そう&quot;ゆえしれず&quot;なのですが「辛さ」が痛いほど伝わってきます。道端、玉葱、いずれも描写というよりも切実な痛みの暗喩。    ニッポンはいいところだと言い募ることは日本的ではないな  (野上 卓) 私達の住む国を「日本」と言えば、良くも悪くも様々な実感が言葉と共に湧くのですが、「ニッポン」と言えば何だか実感のない作り物のようにも思える訳です。あぁそうか、奥ゆかしさが
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<dc:date>2021-06-13T19:04:42+09:00</dc:date>
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<title>春よ春、2篇</title>
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『未明』繚乱の花のどこかで死に触れる 春の詩が来し方を指す皆狂え 接続詞罰そののちの泡に溶け 鎮もれる夢はほろびを孕みつつ 渡り鳥発って未明の水光る 色彩をかき混ぜましょう鼻歌で 悔恨を仮名で開いて花は花 『静かに、そして優しく狂えるように』書きたてのくさかんむりが揺れて花潮騒のさんずい浴びる頬に風あやまちを繰り返してはまた戻る罪の音そっと奏でて月夜から花ほろびわれの体温だけ死なずさくらさくら失くしたものを捨てられず水溶を夢見るまでの沈丁花木蓮が空より兆す無とは何花なべて散らしてのちの寂の風真空
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<dc:date>2021-05-03T16:34:49+09:00</dc:date>
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<title>マグノリア、花</title>
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マグノリア声という名の淡い夢 梔子が匂う月夜の湖畔から トラウマを齧る眠ったふりをして ヒトで死ぬように抒情を振りかざす 自己愛の奈落に凍る海は凪 異世界を我が半身をいとおしむ 
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<title>月が見えない(短歌人2017年10月号より)</title>
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伸びてゆく夜という夜をどこまでも追いかけている月が見えないラの音の濁音部分震え合う覚悟のようなラ・カンパネラ思慕の間に溢れる水の光るゆえ月が見えない言葉も見えぬたましいの青い小骨をいつの日か分け合いましょう月が見えない思慕の間を遠くの星がすり抜ける夜否むしろ青ざめた朝
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<title>短歌人会員秀歌2017年9月号</title>
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野良といふ空間のまだあつたころ麦藁帽の父のゐたころ　（たかだ牛道） 「野良」といえば住所不定、或いは気ままに生きている自由な存在（野良犬、野良猫、等）というものを思い描きますが、ここでは土を耕して作物を作る『野良仕事』です。麦藁帽子を被って汗を流す、寡黙な”父”、郷愁の切なさと共にバックに拡がるよく晴れた青空など、歌に詠まれていない部分が想像の中でどこまでも浮かび上がります。生きている歌という印象を強く受けます。    珈琲がカップに減りてそのやうにはつなつの夜を、無駄に、無意味に　（角山 論）
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<dc:date>2021-03-14T22:55:41+09:00</dc:date>
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