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<title>父・肝臓ガンに倒れる</title>
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<description>人の記憶は曖昧なもの。。。その時その瞬間を書きとめよう。</description>
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<title>このブログ・・・</title>
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<![CDATA[ <p>覚書のつもりで始めたはずなのに、全く筆が進まない。</p><br><p>当たり前といえば当たり前だろう。</p><p>いいことならまだしも、辛いことをあえて文章にするのだから。</p><br><p>きっと、後々ここを読み返すこともないだろうと思う。</p><p>そう思うと、何のために書くのかわからなくなった。</p><br><p>身内に病人が出て初めて解ること、知ったことがたくさんある。</p><p>特に、病院、医師、看護士についてだ。</p><br><p>もちろん、関わった人はほんの一握りで、全ての人がそうでないことはわかっている。</p><br><p>ただ言えるのは、患者やその家族の辛さや痛みを親身になって考えてくれる人が少ないということだ。</p><p>親身になってくれる医師や看護士に出会えたなら、それはそれはとてもラッキーなことだと思う。</p><br><p>横や縦の連絡が全く行き届かず、患者に対してちぐはぐなことを言ったり、聞いたことの返事がずっと返ってこないことは日常的。</p><p>医師は自分の仕事のし易さを優先し、看護士は「看護士」という仕事の意識が低い人が多い。</p><p>これが病院ではなく、企業であったとしても許されることではないはずだ。</p><br><p>言い方は悪いが、病院に人質をとられているようなもので、強く（苦情を）言って、そのしっぺ返しが入院している身内に返ってくるのが怖くて強く言えないのが現実。</p><br><p>「批判的な心」を持ってはいけない・・と、なんとかして「感謝の気持ち」を探す自分がいる。</p><br><br><br><p>現在父は、入院してから日に日に体力がなくなり、起き上がっていられる時間が少なくなってきた。</p><p>見ているのが辛い。</p><p>でも、諦めてはいけない。できることはないかと、未だに「何か」を探し続けている。</p><br><br><br><p><font color="#0000ff">もう更新することはないと思います。</font></p><p><font color="#0000ff">読んでくださった方、ありがとうございました。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10234514404.html</link>
<pubDate>Wed, 01 Apr 2009 16:57:35 +0900</pubDate>
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<title>再入院</title>
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<![CDATA[ <p>昨日は定期的に行っている検査日だった。</p><br><p>腹水有り。貧血あり。肝臓の数値（さらに）悪化。</p><br><p>2日に1度の注射を毎日したほうが良いとのこと。</p><p>そして、点滴をした方が腹水の減りも早いだろうということで、再入院を勧められたという。</p><br><p>今罹っている病院は、この春移転することが決まっている。</p><p>現在の場所に比べると実家からかなり遠くなり、不便になる。</p><p>その上、担当医の転勤も決まったそうだ。</p><br><p>そんな理由から、現在の場所から近い総合病院を紹介された。</p><p>そこには肝臓の専門医が5人いるという。</p><br><p>病院に付き添った母と妹が早速、紹介状を持って病院を訪れた。</p><p>そして本日、3月10日に再入院することが決まった。</p><br><p>その時、新しい担当医から話があったそうだ。</p><p>妹からの電話連絡だったが、どんな話だったかは、父が近くにいるのだろう、「それは今度話すね」ということで聞けなかったが、いい話でないことは確かだ。</p><br><p>私は、なんとなくこの展開を予想していた。</p><p>考えたくはなかったが、父の顔色、表情を見れば、素人目にもよくないことはすぐわかる。</p><br><br><p>・・・・近々再入院することになるだろう。</p><br><p>あたって欲しくない予感だった。</p><br><br><p>入院は本日の午後。</p><p>昼食を家で摂ってからの入院だ。</p><br><p>幸い仕事が休みなので、私も父と一緒に昼食を食べようと思う。</p><br><p>誰だって親の弱った姿は見たくない。目をそむけていたい。</p><p>一緒に住んでいる母や妹からの報告を聞くだけの方が辛くないのかもしれない。</p><br><p>でも、それじゃいけないんだ。</p><p>本人が一番辛い。ずっとそばにいる母や妹も辛い。</p><p>私もしっかり現実を見つめて、父同様、母や妹も精神的に支えないといけないのだ。</p><br><p>何ができるのかは正直わからない。</p><br><p>ただ、父のそばに、一人でも二人でも集まることによって、大きなパワーになる。</p><p>そう信じて笑顔で向かい合おう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10221614554.html</link>
<pubDate>Tue, 10 Mar 2009 09:01:37 +0900</pubDate>
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<title>ある日の出来事</title>
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<![CDATA[ <p>父の顔に翳りが見えはじめている。</p><p>表情もそうだが、顔色もよくない。</p><br><p>実際、口数も少なくなり、病院に行く以外は、ソファに座ってじっと過ごすことが多いという。</p><p>一緒に住んでいる孫達の甲高い声やおもちゃの音にイラつきを見せている。 </p><br><p>身体が辛いのだろう。そして、いろんなことを思い、考えているに違いない。</p><br><p>そこで私は、父の体調も気になるが、（私の）息子の野球の試合観戦に誘ってみた。</p><p>学生の頃野球をしていた父なので、きっと楽しんでくれるはずだ。</p><p>そして、子供達の一生懸命な姿を見ることで、ほんの少しでも気持ちが明るくなってくれれば・・・そう願ったのだ。</p><br><p>息子に「おじいちゃんが応援に来るかもよ。」と話すと、</p><br><p>「なら、ホームラン打たなきゃね！」</p><br><p>と嬉しそうに言った。</p><p>そんな素直な言葉に胸が熱くなったが、その言葉は父には告げなかった。</p><br><p>やはり無理をして欲しくない。</p><p>体調や気分をみて、当日のキャンセルも全然OKだよ・・・と話した。</p><br><p>試合当日、雨こそ降らなかったものの、気温が低く、冷たい風が吹いていた。</p><p>せめて冷たい風をしのいで欲しく、グランドが見える関係者以外立ち入り禁止の部屋へ父を案内しようと、そこへの立ち入り許可を事前に得ていた。</p><br><p>が、子供達の声がしっかり届く観客席で観たいと、弱々しい足取りで階段を上っていった。</p><p>用意していたひざ掛けと手袋を一緒に来ていた母に渡し、</p><br><p>「寒くなったらいつでも言って。室内で観られる準備をしているから。」と言い、私は試合の手伝いへ戻った。</p><br><p>室内に居ても寒い。やはり心配になり、私は朝着てきたロングコートを持って父の元へ走った。</p><p>そして、小さく細い父の肩にコートを掛けた。</p><br><br><br><p>息子が好プレーをするたびに涙が出そうになった。</p><br><p>父が観ている。</p><p>孫（息子）のプレーする姿を観ている。</p><br><p>そう思うだけで。。。。</p><br><br><br><p>最後まで観なくてもいんだよ。</p><p>そう言っていたが、父は最後まで試合を観てくれた。</p><br><p>ゆっくり歩く父の腕をつかみながら、「寒いところ応援に来てくれてありがとう。」と、私は何度も言った。</p><br><p>試合はまたあるよ。</p><p>きっと、きっとまた応援に来てね。きっと来てね。</p><br><p>心の中で叫びながら病院に向う父を見送った。</p><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10220794418.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Mar 2009 21:10:24 +0900</pubDate>
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<title>漢方を試す</title>
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<![CDATA[ <p>時が経つのは早いもので、明日からもう3月。</p><br><p>3月4日には、白内障の手術の2回目（もう片眼）を受けることになっている。</p><p>そして現在、漢方専門医のいる個人病院にも通っている。</p><br><p>依然として、体中にできた蕁麻疹は痒みを伴って、父の睡眠時間まで奪っているようだ。</p><p>皮膚科に何度行っても原因は解らず、気休めの塗り薬、痒み止めという名の眠り薬を処方されるだけ。</p><br><p>そこで、身体の内からなんとか治せないものかと、漢方の力を試してみることになった。</p><br><p>その後、処方された漢方薬を飲み始めたのだが、下痢が続き、合わないのでは？という不安を抱えて2回目の受診。</p><p>先生曰く、肝臓が殆ど機能しておらず、肝臓の働きの代わりを腸がしようとしているそうだ。</p><p>この下痢というのは、身体の中の悪いものが出ているので、漢方薬の効果が出ている・・・とのこと。</p><p>この症状がなければ、漢方薬を処方しなおす考えだったそうだ。</p><br><p>血液検査の結果、かなり肝臓の数値が悪くなっていて、そのせいか、だるさや若干の食欲低下がみられるようになっている。</p><p>腹水も少し溜まっているとのことで、2日に1度の注射が、1本追加された。</p><br><br><p>数日前、父は初めて自分の肝臓の画像を見た。</p><p>無数に広がったガンを前にどんな思いだったのだろう。</p><br><p>付き添っていた母が言うには、</p><br><p>「あんなにたくさんあるとは思ってなくてショックだったけど、自分の肝臓の様子がわかって少し安心した。」</p><br><p>と言っていたそうだ。</p><p>隠すことだけが父のためではなかった。</p><br><p>きっと父は、自分がどんな風にガンに冒され、どんな状態にあるのだろう・・・と、怖くて聞けない気持ちと同時に、見えない不安でいっぱいだったのだろう。</p><br><p>今後の課題は、いかに今の状態を長く続かせることができるか・・・ということだ。</p><p>もはや完治ではなく、共存の道だ。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10216019853.html</link>
<pubDate>Sat, 28 Feb 2009 14:08:45 +0900</pubDate>
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<title>また一人・・・</title>
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<![CDATA[ <p>肝臓ガンで亡くなったというニュース。</p><br><p>今度は、フォーリーブスの青山さん。</p><br><p>私は、フォーリーブスというグループ名は聞いたことはあるが、メンバーの名前すらよく分からない世代。</p><p>だけど、「肝臓ガン」という言葉には敏感に反応してしまう。</p><br><p>10キロ以上も腹水がたまっているというニュースを聞いて、かなり悪い状態にあるということは察しがついていた。</p><p>ご本人もさぞかし辛いであろうと心を痛めていた矢先の訃報。</p><br><p>父とも青山さんの話をしたばかりだった。</p><p>他人事でないニュースだけに、父の言葉数は少なかった。</p><br><p>父の状態だが。</p><p>先日行われた骨の検査でも転移は認められず、ほっと一安心したのだが、血液検査の結果が芳しくない。</p><br><p>腫瘍マーカーの数値をはじめ、肝機能の低下を思わせる数値が並んでいたという。</p><br><p>見た目はというと。</p><p>体重も増え、顔色もよく、食欲旺盛。</p><br><p>見た目と身体の中の様子にギャップを感じる。</p><br><p>肝臓ガンはそっとそっと水面下で、父の身体を蝕み続けているのだろうか。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10199279118.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Jan 2009 16:49:12 +0900</pubDate>
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<title>2008年から2009年へ</title>
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<![CDATA[ <p>年は越えられないでしょう・・・</p><br><p>担当医からそんな話があったのが、ついこないだのことのように思う。</p><p>しかし、もうすぐ2009年。</p><br><p>先日会った父は、顔が少しふっくらしていた。</p><p>驚くほど元気そうに見える。</p><br><p>そう・・・見えるだけなのかもしれない。</p><p>腫瘍マーカーは急激に上がっているというのだ。</p><br><p>見た目とは裏腹な数値。</p><p>何がどうなってこんな数値になっているのだろう。</p><br><br><p>最近の父は、歯医者に通ったり、眼科に行ったり・・・</p><p>今までの病院嫌いが嘘のようにあちこちメンテナンスしている。</p><p>2月には2回に分けて白内障の手術を受けるという。</p><br><p>新しい年、2009年。</p><p>どうか・・・どうか穏かな年でありますように。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10185812093.html</link>
<pubDate>Wed, 31 Dec 2008 20:17:40 +0900</pubDate>
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<title>金銭的問題</title>
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<![CDATA[ <p>その後、父の体調はとても良い。</p><p>食欲も相変わらずあり、一日置きの通院もほとんど自分の運転で行っているという。</p><br><p>先日野暮用で久しぶりに実家に行った。</p><p>父は母お手製のニット帽を被り、いつものようにソファにゆったり腰掛け、テレビを観ていた。</p><br><p>その様子は、まるで何事もなかったような・・・カラダの中に病気を抱え持っているとは思えないような・・・</p><p>半年前の父の姿だった。</p><br><p>でも、父の回復振りとは相反して、新たな問題が出ている。</p><br><p>それは金銭的問題だ。</p><br><p>代替治療として飲み続けている飲料代、毎日の薬代、検査費用、一日置きのワクチン、注射代。。。</p><p>月に数十万円かかる費用は、私達姉妹と母とで出し合っている。</p><p>（ちなみに父には金銭的な話はしていない）</p><br><p>私を含め姉妹も皆、家庭もあるし子供もいる。</p><p>自分達の生活だけでも精一杯なのは同じだ。</p><br><p>余分に数万円を捻出しなければいけない月が続いている今、それぞれがそのお金をどこから出すか、どう出すか頭を悩ませ始めているのだ。</p><br><p>しかし、父の病状が安定しているのは、それを飲んでいるお陰だと思っている私達は、どうしてもそれを買うためのお金を作らなければならない。</p><br><p>止めるわけにはいなかいのだ。</p>
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<pubDate>Thu, 18 Dec 2008 21:05:23 +0900</pubDate>
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<title>「風のガーデン」に涙す</title>
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<![CDATA[ <p>緒方拳さんの姿を見ると胸にぐっとくる。</p><br><p>きっと、今も健在で病気のことも知らなかったら、「緒方拳、痩せたねぇ。歳とったねぇ。」なんて言いながらドラマを観ていただろう。</p><br><p>父と同じ肝臓ガン。</p><p>年齢もとても近い。</p><p>どうしても父と重なる。</p><br><p>ドラマの内容にも胸が熱くなる。</p><p>くしくも緒方拳さんの役どころは、ターミナルケアを専門とする医師の役。</p><br><p>自分の息子が末期がんにおかされていることを知った父親の思い。</p><p>そして、緒方拳さんはどんな想いで演じていたのだろう。</p><br><p>いろんな想いで私はドラマを観ている。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10172756156.html</link>
<pubDate>Tue, 02 Dec 2008 22:19:52 +0900</pubDate>
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<title>明るい兆し</title>
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<![CDATA[ <p>ついこないだのブログで、体力の回復があまり見られない・・・ようなことを書いたが、その数日後に喜ばしい話を耳にした。</p><br><br><br><p>父が自分で車を運転し、通院し始めた・・・というのだ。</p><p>初日は弟が助手席に乗り、その次は一人で運転して出かけたらしい。</p><br><br><p>その話を聞く前に母から、</p><br><br><p>『最近（父の）機嫌が悪い。いつもイライラしてるようだ。』</p><br><br><p>というちょっと心配なメールをもらっていた。</p><br><br><p>出かけるといえば病院に行くだけ。ちょっと買い物に行けばめまいがし、家にいればいたで小さな子供達（孫）が一日中大騒ぎ・・・。</p><p>これといった趣味もない父は、淡々とした毎日と、すっきりしない体調にストレスを感じていたのだろう。</p><br><br><p>それが、車の運転を再開してからというもの、機嫌もよくなり、近所を散歩する元気も出てきたというのだ。</p><br><br><p>車の運転が父の自信となり、一人で出かけることによって、閉鎖的になっていた空間から解き放たれる喜びを味わうことができるようになったに違いない。</p><br><br><br><br><p>前々回書いたエコー検査の結果だが。</p><br><br><p>「血液検査の結果も、エコー検査の結果も横ばいです。」</p><br><br><p>担当医からの言葉はあっさりしたものだった。</p><br><br><p>検査当日は母と私が一緒に行ったのだが、病状を詳しく知らない父の前だと担当医も結果が言いにくいだろうと、</p><br><br><p>「結果を聞く者を一人残して、先に皮膚科へ行ってきます。」</p><br><br><p>と、母が気を利かせて言ったのだが、担当医の返事は、</p><br><br><p>「皮膚科が終わったらご一緒にどうぞ。」</p><br><br><p>というようなものだった。</p><br><p>母と私は、どんな風に父の前で説明するのだろうかと心配になった。</p><p>反面、一緒でも大丈夫な良い結果なのだろう・・・という明るい思いの方が強かったのだが。</p><br><br><br><br><p>横ばい・・・と言われても、なんとなく腑に落ちない気がしていた。</p><br><br><p>体重も少しずつ増えて（戻って）きているし、食欲も相変わらずある。</p><p>腫瘍マーカーの数値が激減しているのだから、その結果もエコー検査で少しは見て取れただろう。</p><br><br><p>私は母に、『父が散歩で居ないときを見計らって、担当医に詳しい結果を電話で聞いてみては？』と言った。</p><br><br><p>ほんの少しでも腫瘍が小さくなっていたら・・・無数にある小さな腫瘍たちがひとつでも減っていたら・・・</p><p>本人ではなく、父を支える家族の励みになる。きっとなる。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10163402834.html</link>
<pubDate>Tue, 11 Nov 2008 17:15:48 +0900</pubDate>
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<title>今日は</title>
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<![CDATA[ <p>10月28日。</p><p>父の誕生日だ。</p><br><p>いつもなら、なんとなくプレゼントをあげたり、なんとなくあげなかったり、時には「26日だったっけ？28日だったっけ？」・・・と、誕生日の日にちすらあやふやだったりする父の誕生日。</p><br><p>今年は今までになく、感慨深く迎えた10月28日という日。</p><br><p>一日一日が大事で、決して当たり前のようにやってくる誕生日ではない。</p><br><p>夕方父に「おめでとう」コールをした。</p><p>電話で聞く父の声は元気で、退院したばかりの頃と比べると、声に張りが出てきたように思う。</p><br><p>還暦祝いをしたのがついこないだのことのようだね・・・という思い出話と、体調がいい時に、一緒に洋服でも見に行こうと話し電話を切った。</p><br><p>10月28日。</p><p>もう決して父の誕生日を忘れない。</p><br><p>来年も再来年も「おめでとう」と言いたい。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ss-1028/entry-10157447393.html</link>
<pubDate>Tue, 28 Oct 2008 22:11:15 +0900</pubDate>
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