<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>ki-8's pastimes connection.</title>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/sumiyoshikihachi/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>すみよしきはちの趣味のあれやこれや。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>声優さん、アニメの主題歌を歌う。</title>
<description>
<![CDATA[ <p><br>　アニメ作品に出演する声優さんがアニメの主題歌を歌う。<br>&nbsp;</p><p>　実は、テレビアニメが始まった1960年代後半には、ごく当たり前のことでありました。<br>　テレビアニメの黎明期というと、本職の歌手から少年合唱団や流行歌手とそれこそ様々な人々が主題歌を歌っていたのですけれども、そのころには主演の声優さんによる歌というのもけっこう多かったわけです。<br><br>　その元祖が1965年の『ハッスルパンチ』「ハッスルパンチの歌」を歌った大山のぶ代　水垣洋子　久里千春で、もちろん登場キャラクター、クマのパンチ（大山のぶ代）ネズミのタッチ（水垣洋子）イタチのブン（久里千春）<br>　水垣洋子は初期のテレビアニメには欠かせない少女ヴォイスの持ち主で、初代のウランちゃんや「長靴をはいた猫」のチビねずみなどの声で有名。<br>　九里千春は歌手で女優。声ではないが『あばれはっちゃくシリーズ』のかあちゃん役。<br>　大山のぶ代は、二代目のドラえもんで有名ですが、ドラえもんを充てるまでは印象的なガラガラ声で乱暴さとやさしさの同居した主人公（江戸っ子気質のガキ大将）を演じさせれば天下一品の声優さんでした。<br><br>　それに続くのが四ヶ月後。<br>　『おそ松くん』（1966年）の「おそ松くんのうた」の加藤みどりと田上和枝。<br>　それぞれ、おそ松（加藤みどり）とチビ太（田上和枝）が歌っている態。<br>　実はこのコンビ。<br>　翌年の『ピュンピュン丸』では主演助演を入れ替えての出演となります。<br>　加藤みどりは、言わずと知れた『サザエさん』の「フグ田サザエ」（こちらは挿入歌の「レッツゴー・サザエさん」だけでだが、けっして下手じゃない）もなのですが、それ以前に、初代のおそ松くんも充てていたというわけです。<br>　最近はなんと言っても『改造!!劇的ビフォーアフター』の「なんということでしょう！」でしょうか？<br>　初代チビ太役の田上和枝も初期のテレビアニメには欠かせない人で、『ピュンピュン丸』のピュンピュン丸の声や『わんぱく大昔クムクム』ムクムムの声を充ててられます。<br>　また、メロンパンナちゃんの声優、かないみかさんのおかあさまでもあります。<br>　おなじく1966年には『海底少年マリン』の主題歌「ゴーゴーマリン」を歌ったのはマリン役の小原乃梨子。<br>　小原乃梨子といえば、タイムボカンシリーズの敵役。三悪の女頭目役で有名ですが、ミレーヌ・ドモンジョ（冗談ではなく、フランスの女優）をはじめ、シャーリー・マクレーンやジェーン・フォンダといった、小悪魔的で健康的なセクシー女優のアテレコを得意としています。<br><br>　翌年の放送開始の『パーマン』（1967年）で「ぼくらのパーマン」を歌ったのは、パーマン１号、須羽ミツ夫役の三輪勝恵。<br>　三輪さんは後にリメイクされた1983年版『パーマン』でも「きてよパーマン」を歌っています。<br><br>　『ちびっこ怪獣・ヤダモン』（1967年）の主題歌「ヤダモン」は主人公のちびっこ怪獣・ヤダモンを演じた、中島そのみが歌った。<br>　中島そのみは、元歌手志望で東宝の元祖三人娘（美空ひばり、雪村いづみ、江利チエミ）のジャンケン娘にはじまる三人娘シリーズの直系の後継作品「お姐ちゃんシリーズ」の主演の一人である「お姐ちゃんトリオ」のコメディ担当。<br>　当時としてはめずらしいベビーボイス（いまでいう「アニメ声」）の女優。<br>　三人娘シリーズやお姐ちゃんシリーズの映画については、同じフォーマットのアニメが存在しないこともあって、ここではあまり深く触れないようにしますが、1950年代から1970年代までプログラムピクチャーの一つのパターンでもありました。<br>　この作品は特撮方面で名の通った「ピー・プロダクション」のアニメーションで、マグマ大使の後番組。<br>　就学前だったわたしに「ちびっこ怪獣」という番組が始まると教えたのは近所のおにいちゃんで、こどもの怪獣が元気に暴れまわる着ぐるみ劇（ちょうど後の「チビラくん」のような作品）を期待していたわたしは、いきなりはじまったモノクロアニメに落胆したのはいうまでもありません(笑)<br><br>　『怪物くん』（1968年）の「おれは怪物くんだ」は白石冬美（怪物くん）大竹宏（ドラキュア）兼本新吾（おおかみ男）今西正男（フランケン）<br>　後年のカラーリメイク版『怪物くん』（1980年）の主題歌「ユカイツーカイ怪物くん」は野沢雅子（怪物くん）肝付兼太（ドラキュラ）神山卓三（おおかみ男）相模太郎（フランケン）を歌っています。<br><br>　翌年の『どろろ』（1969年）「どろろの歌」と『ムーミン』（1969年/1971年）の「ムーミンのテーマ」「ねえムーミン」を歌ったのは藤田淑子。<br>　藤田淑子は子役時代からの長いキャリアを持つ女優にして声優。<br>　やんちゃな少年の野沢雅子に対して、賢そうな少年を多く演じられています。<br><br>　錚々たる声優さんの名前が並びましたが、これらの歌を歌っている声優さんに共通していえるは、すべてその作品の主役（もしくは主役級）を演じてられるということです。<br>　しかも、ほとんどがそのキャラクタ―として歌っている。<br>　その証拠に「おれ」とか「ぼく」とかの一人称の歌詞が多い。<br>　すなわち、「主人公が歌う主題歌」ということがいえるわけです。<br>　このかたちは後に、1960年代末のアニメ歌手登場を受けて、1970年代以降はアニメ歌手が主題歌を歌う時代に入り、声優さんが主題歌を歌うことは少なくなります。<br>　主題歌はアニメ歌手が歌い、キャラクターの声は声優が演じるという分業制、もしくは専業化が顕著になっていきますが、そんな中でも、一部の作品では、主題歌を主要キャストの声優が歌うということも残っています。<br><br>、キャラクターの一人称の歌は挿入歌として、キャラクターソングに<br><br><br><br>　1970年代のアニメ歌手の時代を過ぎて後、再び「声優さんの歌う主題歌（主人公の一人称アニメソング）」が復活するのは1980年代に入ってから。<br>　モノクロ作品だった1960年代のアニメがカラーでリメイクされるようになってからになるんですが、1960年代のそれとなにが違うかといえば、声優さんがそのキャラクターとして歌うというものが少なくなって、「キャラクターをイメージした歌詞の歌を、そのキャラクターを演じる声優さんが歌手として歌うようになる」というところです。<br>　このあたりも、1970年代後半からのアニメブームに端を発する「声優のアイドル化もしくはアーティスト指向」によって生まれたものだと考えるべきもので、やがて主題歌の座を捨てて、キャラクターのイメージソング（キャラクターソング）へと姿を変えていきます。<br><br><br><br><br><br>、<br>　この<br>　このあたりも、キャラクターソングの萌芽でしたし、1970年代後半からのアニメブームに端を発する「声優のアイドル化もしくはアーティスト指向」によって生まれたものだと考えるべきものです。<br><br><br><br><br>ますが、『アンデルセン物語』のエンディングでは「キャンティのうた」を増山江威子、「ズッコのうた」を山田康夫とそれぞれのキャラクターを演じた声優が歌ってられますし、増山江威子は『さるとびエッちゃん』のオープニングを、「歌手として」歌っています。<br><br><br>　ほかには『小さなバイキングビッケ』のオープニング「ビッケは小さなバイキング」を栗葉子とザ・バイキング（他の出演声優さんたち）のみなさんが、『一休さん』のエンディング「ははうえさま」は、一休さん役の藤田淑子が歌っているというくらいで、アニメ歌手によるアニメソングの専業化が徹底していきます。<br><br>　「声優のアイドル化もしくはアーティスト指向」というのは、1980年代ころから顕著になりますがその萌芽は1970年代後半。<br>　声優さんがアニメのキャラクターから分離して、単独でアイドル化していく過程で生まれたものです。<br><br><br><br>　ここまで、主演級の声優さんがアニメの主題歌を歌った作品について言及してきましたが、最後に少し変わった作品をひとつ紹介しておきます。<br>　それは、『さるとびエッちゃん』（1971年）のオープニング『エッちゃん』<br>　歌っているのは増山江威子。<br>　ご存じ『ルパン三世』シリーズの峰不二子、『天才バカボン』シリーズのバカボンのママ、『キューティーハニー（初代）』の如月ハニーで有名。<br>　ちなみに現在は宝塚在住（ＡＢＣ朝日放送ラジオ：「ドッキリ！ハッキリ！三代澤康司です」2010年10月3日出演時の情報）。<br>　『さるとびエッちゃん』の主人公「猿飛エツ子」の声を充てたのは野村道子（先代のしずかちゃんやワカメちゃん）で、増山江威子は声優として本作に参加していないというのも特異な例といえるでしょう。<br><br><br><br><br>　この「主人公もしくはキャラクターが歌う」タイプのアニメソングは、実はアニソン歌手の歌うアニソンと共に、アニメソングの王道ではないかと思うのです。<br><br><br><br><br>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12317817687.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Oct 2017 20:27:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>アニソン解体新書／サーシャわが愛（宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち/1979年）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>アニメソング・解体新書｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n2791f14d037c">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n2791f14d037c</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237114772.html</link>
<pubDate>Fri, 09 Oct 2015 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>アニソン解体新書／さがしにいかないか（超合体魔術ロボ・ギンガイザー/1977年）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>アニメソング・解体新書｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n7f8c84f9807b">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n7f8c84f9807b</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237116945.html</link>
<pubDate>Thu, 14 May 2015 16:44:50 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>宇宙戦艦ヤマトとアニメブームの周辺（５）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>すみよしきはち｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n2c4dbe58362a">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n2c4dbe58362a</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237094370.html</link>
<pubDate>Tue, 05 May 2015 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>宇宙戦艦ヤマトとアニメブームの周辺（４）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>とわずがたり・オタきわる｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/nd3685ca6c296">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/nd3685ca6c296</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237088317.html</link>
<pubDate>Fri, 01 May 2015 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>宇宙戦艦ヤマトとアニメブームの周辺（３）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>とわずがたり・オタきわる｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n8bf23f6f5233">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n8bf23f6f5233</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237087737.html</link>
<pubDate>Wed, 29 Apr 2015 14:43:22 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>宇宙戦艦ヤマトとアニメブームの周辺（２）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>宇宙戦艦ヤマトとアニメブームの周辺（その２）｜とわずがたり・オタきわる｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/nfcdd817626e8">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/nfcdd817626e8</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237087128.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Apr 2015 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>宇宙戦艦ヤマトとアニメブームの周辺（１）</title>
<description>
<![CDATA[ <p>とわずがたり・オタきわる｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n6da64a59a574">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n6da64a59a574</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237080220.html</link>
<pubDate>Sun, 26 Apr 2015 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>堀江美都子の季節</title>
<description>
<![CDATA[ <p>　ここでは、アニソン・クィーン　堀江美都子の個性と才能を掘り下げてみたいと思う。<br><br>　堀江美都子がアニメソング・デビューするのは１９６９年『紅三四郎』のオープニング主題歌である。<br>　彼女が１２才のときのことであった。<br>　彼女の活躍についてすべてを説明すると、膨大な量になってしまうので、稿を改めるが、デビュー以来彼女は常にアニメソングをリードしてきた。<br>　参考までに、７０年から８０年の、オープニング、エンディングに関わった仕事をざっくりと挙げてみる。<br><br>　７０年　『魔法のマコちゃん』ＯＰ／ＥＤ<br>　７１年　『さすらいの太陽』挿入歌「心のうた」<br>　　　　　『原始少年リュウ』ＥＤ<br>　７３年　『けろっこデメタン』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『やまねずみロッキー・チャック』ＯＰ／ＥＤ<br>　７４年　『てんとう虫のうた』ＯＰ<br>　　　　　『ジムボタン』ＯＰ／ＥＤ<br>　７５年　『アラビアンナイト　シンドバットの冒険』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『わんぱく大昔　クムクム』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『アンデス少年ペペロの冒険』ＯＰ／ＥＤ<br>　７６年　『ハックルベリィ・フィンの冒険』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『マグネロボ　ガ・キーン』ＯＰ／ＥＤ（水木一郎とデュエット）<br>　　　　　『キャンディ・キャンディ』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『リトル・ルルとちっちゃい仲間』ＯＰ／ＥＤ<br>　７７年　『あしたへアタック』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『超電磁マシーン　ボルテスⅤ』ＯＰ<br>　　　　　『氷河戦士ガイスラッガー』ＥＤ<br>　　　　　『超人戦隊バラタック』ＥＤ<br>　７８年　『魔女っ子チックル』ＯＰ／ＥＤ<br>　　　　　『野球狂の歌』ＯＰ／ＥＤ<br>　７９年　『花の子ルンルン』ＯＰ<br>　　　　　『未来ロボ　ダルタニアス』ＯＰ<br>　　　　　『円卓の騎士物語　燃えろアーサー』ＥＤ<br>　８０年　『魔法少女ララベル』ＯＰ／ＥＤ（主演声優も）</p><p><br>　このほかに、挿入歌や特撮、ドラマの主題歌や『宇宙鉄人キョーダイン』などのドラマ出演。<br>　８０年頃からはラジオのパーソナリティーに声優と、マルチな活躍に枚挙のいとまがない。<br>　一見すごいようにみえるが、歌の数の上だけなら、ほかの〈アニメ歌手〉、主にコロムビア専属の水木一郎、大杉久美子、それにささきいさおらもそう変わりない量の仕事をこなしている。<br>　だが、堀江美都子がほかの〈アニメ歌手〉と大きく違う点は、彼女が日本コロムビアの文芸部ディレクター（当時）の木村英俊によって育てられた「生え抜きの」アニメ歌手であった、という点である。<br>　若干１２歳で「紅三四郎」でデビューして以来、ほぼ一貫してアニメソングだけを歌いつづけてきた。<br>　（８０年代以降には活動の幅は広がるが、それでもメインはアニメ歌手である。）<br>　ほかのアニメ歌手が、一度歌謡曲でデビューして鳴かず飛ばずのまま挫折した人たちであるのに対して、堀江美都子だけは最初から「アニメソング」のために育てられた。<br>　堀江とほぼ同期に嶋崎由理（「ハクション大魔王のうた」「みなしごハッチ」など）もいるが、嶋崎は途中から歌謡曲の歌手に転向している。（しまざき由理でテレビドラマ『Ｇメン７５』主題歌「追想」「面影」をリリース。）<br>　堀江美都子も「ほりえみつこ」と表記をひらがなに変えてテレビドラマ『大非常線』の主題歌「哀愁のスキャット」を出している（そこそこヒットした）が、実はこの曲『グレート・マジンガー』の挿入歌「ジュンのうた」の歌詞違いだからややこしい。<br>　これほど、アニメ歌手に徹することができたのは、おそらく堀江美都子という人物の才能がアニメソングに向いていたというよりほかにないのではないか。<br>　また、それを見抜いた木村ディレクターの慧眼も天晴れなのだが。<br>　では、堀江美都子の「才能」とはなんなのか。<br>　ふつうの歌手の才能と、どこが違うのか。<br><br>　たとえば、天童よしみという歌手がいる。<br>　彼女は「吉田よしみ」の名前で『いなかっぺ大将』の主題歌を歌っていることは、すでに有名な話となっているが、彼女は幼い頃から「のど自慢あらし」の「天才少女歌手」の呼び声が高かった。<br>　そのライバルがマルチタレントの上沼恵美子なのだが、アニメソングとはあまり関わりがないので、ここでは書かないことにする。<br>　堀江も「ちびっこ歌合戦」というフジテレビの子どものど自慢番組で頭角を現した。<br>　１１歳のときにＮＨＫ『歌はともだち』という番組から彼女の歌手生活は始まる。<br>　歌謡界には美空ひばりを始めとして、天才少女歌手の系譜があるようなのだが、堀江美都子も本来ならばその系譜に属する歌手のはずであった。<br>　歌唱力・表現力ともずば抜けている。<br>　天才少女歌手と呼ばれて然るべき実力の持ち主である。<br>　ところが、彼女の場合歌謡曲には行かずに、「アニメソング」という日の当たらない分野の歌手になってしまったのである。<br>　歌謡曲の歌手とアニメ歌手の、いったいどこが違って、なにが要求されるのか。<br>　それは「個性」という問題に帰結する。<br>　「歌手の個性」である。<br>　木村が懸念した「アニメの歌がいつまでも愛され、歌い継がれていくためには、歌手の個性が邪魔」という問題である。<br>　本来、歌謡曲の場合は「歌手の個性」が大きな比重を占める。<br>　なにしろ、歌手本人を売って行くことがレコードを売っていくことに繋がるからだ。ところが、アニメソングの方はそうはいかない。<br>　歌手本人はとりあえず売れなくてもいいのである。<br>　肝心なのは「アニメ」の視聴率なのだ。<br>　極端な話、レコードの売上さえもあてにされてはいない。<br>　要するに、アニメソング（あるいは、アニメの音楽全体を含めて）は、アニメに従属している「周辺機器」のようなもので、メインではないから、おざなりにされがちだったのである。<br>　木村は、それではいけない、と考えた。<br>　アニメソングは「映像にも歌手にも従属しない音楽」であらねばならない、と考えたのである。<br>　それはたぶん、音楽に携わるものとしての意地と誇りであったと思われる。<br>　ただし、映像にも歌手にも従属しないとはいっても、映像（アニメ）と歌手の存在抜きには成立し得ない音楽であるというのも事実だ。<br>　さて、ここがアニメソングの難しいところである。<br>　従属はしないが、完全に遊離してしまってもいけない。<br>　アニメとアニメソング、映像と音楽がひとつになったとき、その場限りではない、もうひとつのなにかが生まれるような表現力を持っていなければならない、ということではないだろうか。<br>　たとえていうと、元気が出るとか、希望が沸くとか、勇気づけられるとか。<br>　そのアニメを見て十数年経ってしまっていれば、アニメの映像が頭の中に浮かび、幼かったところの記憶がまざまざと甦るとか。<br>　すなわち、絵に歌がついているのではなく、歌に絵がついてくる、と言い換えてもいい。<br>　そんな人の心に、何かを働きかけるような歌に転化していくためには、歌手は自分の個性を超えて、アニメとそのアニメの周辺にある、さまざまなことどもをすべて抱え込み、表現することが求められるのだ。<br>　もちろん、それには作品に裏打ちされた強いメッセージ性があることが、前提である。<br>　木村は堀江にその可能性を見出したのである。<br>　堀江は結果的に、見事に応えた。<br>　堀江美都子の歌声は、歌や作品ごとに千変万化するといわれる。<br>　なるほど聴いてみると、一曲ずつその歌声や、表現方法が微妙に異なることがわかるだろう。<br>　歌謡曲の歌手で、ここまで歌ごとに声が変化する歌手はいないといっていい。<br>　また、歌謡曲の歌手ではあってはならないことなのではないか。<br>　「歌手の個性」というものにがんじがらめにされて、歌の本質をすくい取る表現方法ができなくなるからである。<br>　それは、アニメソングの表現範囲が歌謡曲のそれをはるかに凌駕しているということでもあるのだが、堀江のすごいところは、それだけの表現力を持ちながら決して「堀江美都子」という歌手の個性が、歌に影を落としていないところである。<br>　堀江美都子という歌手は、「歌の本質」に合わせて表現方法を変えることができる、おそらく稀有な才能の持ち主なのだ。<br>　これが、堀江美都子をして他に追随を許さない「アニソン・クィーン」の名を標榜せしめている所以なのである。<br>　これは、才能である。<br>　「歌手の個性」を「歌の本質」に完全に転化してしまうという、ものすごい才能なのだ。<br>　ところが、堀江美都子はさらにすごいことをやってしまっている。<br>　１９７６年の『キャンディ・キャンディ』の主題歌は、彼女の「歌手としての個性」を発揮すると同時に、個性を排除するアニメソングであるという、二律背反する歌であった。<br>　どういうことかというと、「キャンディ・キャンディ」はふつうの歌謡曲と同じように、堀江美都子という歌手のために作られた。<br>　これは、アニメソングでは考えられないことである。<br>　製作者側の意図としては「アニメソングとして、歌謡曲に対抗してどこまでやれるか」というテストケースだったフシがある。<br>　具体的には、レコードの売り上げをどこまで伸ばせるか、ということである。<br>　結果は、総計１００万枚を超える大ヒット。<br>　もちろん、作品の人気にも支えられてのことだろうが、この曲で堀江美都子は数々のヒット賞を受賞している。<br>　この、鬼気迫るほどの名歌唱を聞くにつけ、このヒットが単に作品のヒットのせいだけではないということを思い知らされる。<br>　「キャンディ・キャンディ」は堀江美都子以外に考えられない。<br>　このようにして、堀江美都子はアニメソングの世界において、不滅の金字塔を打ち立てたといっていいだろう。<br>　この才能なしに〈アニメ歌手〉というシステムは成立し得なかったに違いない。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12253709336.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Mar 2015 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>みんな大好き！７０年代アニメソングのなぜ？</title>
<description>
<![CDATA[ <p>とわずがたり・オタきわる｜note（ノート） &nbsp;<a href="https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n03fb045f6503">https://note.mu/sumiyoshikihachi/n/n03fb045f6503</a></p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/sumiyoshikihachi/entry-12237113511.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Sep 2014 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
