車内読書実践家の車内読書日記 ~一日40分の知的習慣~ https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/ 電車の中は本を読もう!移動時間を有効に使えば、知的な習慣が身につきます。無理せず、慌てず、頑張らず。そんな読書スタイルを提案します。 ja-jp 『失楽園』 ミルトン著 その8 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10278133779.html 本日の進度:下巻 216ページ読破はい、サボりすぎです。すみません。前回どこまで書いたっけ・・・汗ええっと、とうとうアダムとイブは禁じられていた木の実を食べてしまいました。その結果、いままで調和が保たれていた自然は荒れ、人間は死すべき存在となりました。・・・興味本位で読んでみたのはいいのですが、この話、スケールがでかすぎて説明がしづらい汗そもそも、キリスト教のことを何も知らない人が読んでも確実にわからないだろうなと思われます。というわけでそもそもな話をすると、キリスト教的にはアダム(とイブ)が罪 2009-06-10T23:28:31+09:00 『失楽園』  ミルトン著 その7 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10271332945.html 本日の進度: 下巻 81ページ読破最近全然更新してなかったです…さぼってました、すみません汗さてさて、天上の戦いの様子を語り終えたラファエル。アダムはさらに天地創造の様子をラファエルに訪ねます。この天地創造の様子はもちろん、聖書にのっている内容が下じきになっています。聖書の記述にけっこう忠実なのか、ミルトン節?があまり目立たないため、ちょっとつまらないです笑題材はもちろん聖書の創世記ですが、ミルトンはそこにギリシャ古典のエッセンスをふんだんに盛り込んでいます。どちらかというと固く真面目な感じの聖 2009-05-31T11:28:46+09:00 『失楽園』 ミルトン著 その6 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10268145461.html 本日の進度:上巻読破☆復讐を誓い、虎視眈々と機会をねらうサタン、アダムとイブを見守る天使たち。天使ラファエルは、二人に警告を発しに、天から使わされます。そして語られる天上の戦い。サタン率いる叛逆の天使たち VS ミカエル率いる神の天使たち壮絶な戦いのすえ、サタンは地獄へと堕とされるのでした・・・ここにきて、なぜサタンが地獄へと追いやられたのかが説明されます。一言で言えば、サタンは「神になろうとした」天使だったわけです。神に作られた存在にもかかわらず、自らを神と同等のものと考え、服従をよしとせず叛 2009-05-26T08:25:17+09:00 『失楽園』 ミルトン著 その5 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10266085340.html 本日の進度:216ページまで読破地獄を脱出したサタンは、楽園に住む人間、アダムとイブを目にします。サタンは二人の幸せそうな姿を見て、自分のかつての栄光を思い出し、苦悩します。そして、サタンは二人を堕落させ、神に対して復讐をする計画を思いつくのでした・・・とうとう我らが人類の祖先、アダムとイブの登場です。ご存知のとおり、この二人はエデンの園に住み、幸せに暮らしていました。しかし、ある時蛇の誘惑により、禁じられていた知恵の木の実を口にしてしまいます。これにより、二人はエデンの園を追われてしまうのです 2009-05-22T22:55:19+09:00 『失楽園』 ミルトン著 その4 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10264264625.html 本日の進度:148ページ読破最近あんまり本が読めてません汗隙間時間を見つけて、ちょっとずつでも読みすすめないとなぁ・・・さてさて、復讐を誓ったサタンは地獄を飛び出し、新しくできた世界(つまり我々の世界)を目指します。地獄と我々の世界の間には、「混沌」と「夜」の支配する膨大な空間が広がっています。初めのうちはなんのことか、いまいちピンとこなかったのですが、「宇宙空間」みたいなもののようです。この膨大な空間を抜けると、そこには天国が。我々の世界は、天国から鎖(秩序の象徴)につながれて鎖の先に存在して 2009-05-20T00:13:06+09:00 『失楽園』 ミルトン著 その3 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10261212462.html 本日の進度:100ページ読破地獄に堕とされたサタンは天界に復讐するべく、新たに作られようとしている世界への侵攻を企てます。この「新たに作られようとしている世界」こそ、我々人間が住んでいる世界です。それにしても、サタンかっこいいです。地獄を抜け出し、天界にほど近い人間の住む世界へと向かう旅は、多くの危険が待ち構えている。並み居る天使(堕天使)たちですら、その旅のまえにしり込みします。そんな状況を見てサタンが一言。「支配者には、名誉と危険は同じくらいつきまとうものであり、 他人以上に名誉ある地位につ 2009-05-15T07:06:37+09:00 『失楽園』 ミルトン著 その2 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10260672750.html 本日の進度:54ページ読破(58ページ)堕ちた天使、サタン。彼の周りには彼に付き従い、彼とともに天界を追われた無数の天使たちが地獄の炎の中に横たわっています。サタンは彼らの中でも強力な面々を呼び寄せ、再び天に攻撃を仕掛けるための作戦会議を開きます。その会議に呼ばれた面々がこちら。悪魔とかに詳しい人はどこかで聞いたことがある名前のオンパレードです。ベルゼバブ、モーロック、バアル、アスタロト、オシリス、イシス、ホルス・・・あれ?最後の方おかしくない?と思った人、いるんじゃないでしょうか。エジプトに詳 2009-05-14T10:49:03+09:00 『失楽園』 ミルトン著 その1 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10259563174.html 本日の進度:4ページ読破ぜんぜん読んでないじゃないか!というところは触れないでください汗それはさておき、みなさん、世界で一番発行されている本はなんでしょう?ご存知の方も多いとは思いますが答えは「聖書」です。なぜかというと、全米のホテルの各部屋に一冊ずつおいてあるだから、だそうです。(なんで置いてあるかというと、自殺防止に効果があるそうな。 同じ効果を狙って、中央線の駅のホームには鏡が置いて あったりします。って、脱線しすぎた)なんだかんだいって、欧米はキリスト教圏。21世紀になった今でもその影響 2009-05-12T15:40:07+09:00 車内読書日記 『詩のこころを読む』 その2 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10258725988.html 本日の進度: 読破☆いろいろな詩に出会うことができ、久々に心が洗われました。この本の中で一番勉強になったのが、茨木のり子さんの詩の解説です。・詩には飛躍が必要である・カタルシス(浄化作用)・感情の奥底から出たものでなければ伝わらないなどなど実際の詩を引用しながら詩の特徴や独特なかたちを知ることができます。う~ん、できれば中学生のときに読みたかったwそうすれば国語の成績がもっとよくなっていたかも。。。といっても後の祭りですねwというわけで、お子様へのプレゼントにもどうぞ(何の宣伝?)詩のこころを読 2009-05-11T01:30:46+09:00 『詩のこころを読む』 その1 https://ameblo.jp/syanai-dokusyo/entry-10257980552.html 本日の進度:182ページ読破前回に引き続き、読書朝食会リーラボで出会った本パート2です岩波ジュニア新書なのですが、なかなか読み応えがあります。詩なんて、高校の国語の時間以来だったのでかなり新鮮に読めました。なんというか、詩は言葉の芸術だという気がします。芸術である以上、感性の世界なのですが、それを理性の道具である言葉で表現するというのが、ちょっとねじれていると思います。音楽や絵画、彫刻なんかは感性の道具で感性の世界を生み出している、いわばひとつの世界の中での自己表現なのですが、詩は、二つの世界に 2009-05-09T23:47:49+09:00