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<title>ガラ虫平野のブログ</title>
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<description>音楽業界での後継者育成を目指して・・・</description>
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<title>好きこそ物の上手なれ_2</title>
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<![CDATA[ そういえば『オタク』という言葉が流行ったのは、バブル期の頃だっただろうか。<br>昔からマニアといわれたり、何々キ○ガイといった言葉があり<br>どちらかといえばネガティブな意味と奇妙さと疎外感を持って<br>使われている印象があったが、『オタク』という言葉とメディアの取り上げによる<br>メジャー感が、昔からいる『オタク』人種に好印象を与えたのだと思う。<br><br>音楽業界に限らずだと思うが、どのような職種に関しても<br>ある程度の『オタク』な部分は必要である。<br>興味の対象や疑問に対して、突き詰めて探求する心構えを持って欲しい。<br><br>好きなアイドルのプロフィールから、行動から私生活まで知りたいと思うのであれば<br>同様に、好きな音楽がどのように創られたのか興味を持って欲しいし、<br>コンサートに行った時に、どのような照明や舞台装置で演出されているのか<br>興味を持って欲しいのである。<br>もちろん、自分の職種以外であろうが興味を持ったものには<br>その成り立ちと背景にも興味を持って探求してみて欲しいのである。<br><br>好きな対象であるからこそ、きちんと調べ把握しあわよくば自身でも<br>ある程度身につけられれば(知識だけでも)良いと思う。<br>またもう一つの知識探求の原動力としては、『悔しさ』や『負けん気』もある。<br>誰しも経験はあると思うのだが、仲間内やその他数人で雑談をしている時に<br>ある話題に対し「自分だけが知らない」事柄や話題があって、話題に入れない<br>思いをした事は無いだろうか？<br>その時に「自分には興味が無いからどうでも良い」とそのままにしてしまうのか、<br>「それって何の事だろう」と興味を抱いて、疑問を持つかはそれぞれだろうが、<br>いろいろな経験や知識を得る為にもぜひ後者であって欲しい。<br><br>そして、その場でいろいろと聞き出すのも良いだろうし、後でこっそり調べるのも良し。<br><br>私はいまだにいろいろな現場に行った時に、自分の知らない職種の人間には<br>興味を持って何をしているのか聞いたり、もしくは観察したりしている。<br><br>あるアーティストが脚本・監督・出演をするショートフィルム(とはいえ40分越えてしまったが)<br>を撮影したのだが、その時は楽しくてしょうがなかたものである。<br>昔からPVの撮影現場には数々立ち合って来たが、映画という事もあって<br>PVとは全く違う手法に続々と出会えて非常に楽しかったのである。<br>特に照明に関しては勉強になる事が沢山あり、また映画スタッフならではの<br>体育会的な良い縦社会と命令系統に、とても関心させられた。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11398624651.html</link>
<pubDate>Wed, 07 Nov 2012 11:13:34 +0900</pubDate>
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<title>好きこそ物の上手なれ</title>
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<![CDATA[ いろいろな事に興味を持つという事は、子供でもそうだが<br>新人でも、また大人になっても大事なことだと思う。<br><br>子供時代に興味を持った図鑑やオモチャ、新人の頃に興味を持った職種。<br>また新人でなくとも違う職種に対する興味や、最新技術に対する興味、<br>その他アンテナを張る事は大事なことである。<br><br>私はたまたま機械にも興味を持って、子供の頃にはゴミ捨て場にあった<br>テレビやラジカセを拾ってきては分解して遊んだり・・・<br>今のように何でも検索すればネットで探せる時代では無いので、何か疑問があれば<br>図書館や家にあった百科事典から回答を得るしか無かったのである。<br><br>小学生から中学生に掛けては折しもガンプラブームであり、<br>ウォークマン誕生の時であった。<br>プラモデル造りにも夢中になり、ラジカセでは飽き足らずウォークマンを分解して<br>組立られずに壊してしまい、怒られた事も一度ではない。<br>また精密機械を突詰めて行くと、やがて機械式時計にハマり<br>中学時代に親のオメガを無理矢理ねだったものである。<br>そして、高校を辞めてからはバイクにも乗り、エンジンのバラシから乗せ換えまで<br>やるようになってしまった。<br><br>まぁ、私の経歴はどうでも良いのであるが、今現在私がこの業界でいろいろな職種を<br>兼業出来ている事、またいろいろな事に常に興味を持って自分のモノにしたいと<br>思う事はただ単に何にでもまず興味と疑問を持って接するからである。<br><br>仕事では聞けば近くの人間が教えてくれるであろうし、今はネットでいろいろな意見や<br>方法を調べる事も可能だと思う。<br>他人の仕事だからとか、自分の役割では無いからと、差し障りなく仕事をするよりも<br>手を出すか出さないかは状況次第だが、常に興味を持って周囲を見る事、<br>また面白いと思ったならばきちんと納得の得られる回答を見つける事が<br>大事なのだと思う。<br><br>自身で興味が持てない事は、いくら周りが教えても決して身に付く事はないのである。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11397180451.html</link>
<pubDate>Mon, 05 Nov 2012 17:12:35 +0900</pubDate>
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<title>門前の小僧_2</title>
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<![CDATA[ そろそろ最初の『後継者育成!』というお題から、外れてきつつあると<br>感じられるのも心外なので、話題を戻そう。<br><br>私自身はいつまでも若い気分でいるのであるが、やはり40を越えると<br>スタッフの中では中堅になってしまうものである。<br>なので、オッサンの良くある愚痴程度に聞き流して欲しいのだが・・・<br><br>私はスタジオ業務に関してギリギリ、アナログ経験をきちんとしている<br>世代だと思っている。<br>アナログマルチの取扱、マシンの調整、ドルビー(死語)の調整、アジマス、etc.<br>たぶん今の30代以下のエンジニアでも半数以上の項目は？？？であろうし<br>実経験のある人数は半数以下であろう。<br>別にこれを経験しろとは言わないが、私が経験出来たのは教えてくれた<br>先輩が居たからである。<br>良い意味での縦社会が残っていたから先輩は後輩の面倒を見るし、<br>後輩は先輩を見習う。<br>古い言い方をすれば『見て学ぶ』『怒られて気付く』等の教えが当然であり、<br>『教えて貰って無い事は出来ない』『怒られるとヘソを曲げる』なんて事は<br>口にも出せない、態度に出したら辞めさせられる、というのが当然だと思っている。<br>ましてや、待遇(ギャラ)なんて認められるまでは無給が当たり前であった。<br>そのかわり先輩に食事を奢って貰ったり、いろいろと面倒を見て貰ったし<br>スタジオの空き時間には、いろいろと教えて貰ったりしていたのである。<br><br>そして、先輩の後ろ姿を見て学ぶ、技術を盗む(習得する)のは当然だが<br>ある程度の観察眼を持てるようになったならば、その他の職種も観察するように<br>なって欲しいと思うのである。<br>レコーディング・スタジオには、ディレクター、アレンジャー、アーティスト、<br>プロダクション、メーカー、クライアント、ミュージシャン、インペグ、etc.<br>と数々の職種の人間が出入りしているのであるから、面白く無い訳が無いのである。<br><br>また現場によっては様々な形態で、職種を兼務している人も居れば<br>肩書きだけで何もしていない人も居る。<br><br>ある80年代に活躍した珍しい姓の女性シンガーは、後に(3348時代)になると<br>マルチのロケーターをVoブースに設置して、自らパンチイン／アウトをしていた！<br>まぁ、これはやり過ぎた(出過ぎた)兼務の例だが・・・<br><br>現在音楽業界全体が一部をのぞいて活気が無く、規模縮小によって<br>少数精鋭にならざるを得ない状況であり、私はかねてから少数精鋭主義であるべき<br>だと考えているので、どんな職種から(音楽業界以外でも)入ろうとも<br>ぜひ「門前の小僧」になって「経を読む」位にはなって欲しいとせつに願うのである。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11395077705.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Nov 2012 22:12:35 +0900</pubDate>
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<title>門前の小僧</title>
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<![CDATA[ いろいろな職種を体験するのは学生でも無い限り、なかなか難しいのかと思う。<br>しかし、実際の現場でいろいろな役目の仕事を、きちんと観察出来る目を持ち、<br>なおかつ話しが出来るコミュニケーションりょくがあれば、いろいろな事が<br>掴めるのでは無いかと思っている。<br><br>前の項目でも既に書いているが、「与えられた仕事のみではなく<br>自分で考えて必要であれば動ける」、と言う事は状況判断と、役割判断を<br>きちんと観察出来ているかどうかが重要なのである。<br><br>しかも、この観察力というのは、比較的若手の内の方が必要かつ可能なのである。<br>それは、与えられた役目もそんなに重責ではなく、観察する時間的余裕も<br>解らない事を聞ける気安さもあるのだから。<br>だからこそ若手の内に観察眼を養っておかないと、数年後、数十年後に<br>与えられた事しか出来ないアホなスタッフが出来上がってしまうのである。<br><br><br>私がそもそも音楽業界に入りたいと思ったきっかけは、なんとなくである。<br>10代半ばまで真面目にクラシック音楽(吹奏楽／管弦楽)をやってはいたが<br>特に秀でた才能も無く、中学生の後半には悪ぶって夜遊びを始め、その当時に<br>夜遊びでたむろすると言えばゲーセンかライブハウス位のものであった。<br>しかも、バンドマンのお決まりのバイトというのは、長髪／時間不規則がOKな<br>ゲーセンか、掃除屋か程度だったので、おのずとゲーセンにたむろしていれば<br>バイトのバンドマンと仲良くなり、そのノリでライブハウスにも出入りするようになる<br>という流れだったのである。<br>特にバンドには興味は無かったので、たむろ出来て居心地も良く<br>そのうちに掃除とかの後片付けを手伝いながら、顔パスでタダ酒も飲ましてくれる<br>ようになり、いろいろと可愛がって頂いていた。<br>もともと機械好きでもあったし、音に関してはそれなりに拘りも合ったので<br>自然とPAの人に質問したり、片付けも掃除だけでなくマイクやらケーブルやらを<br>するようになって、その内PAまでやらせて貰えるようになったのである。<br><br>当時はバンド創世記でもあったので、今はお相撲にも世情にも詳しい閣下とか<br>青い心のパンクバンドもそのライブハウスで何気に拝見していたなぁ。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11394383491.html</link>
<pubDate>Thu, 01 Nov 2012 23:07:10 +0900</pubDate>
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<title>職人技</title>
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<![CDATA[ 昨今は日本の町工場の職人技が世界的にも注目されてきたりと<br>職人技を持っているという事は、一目おかれる要素であると言える。<br><br>音楽業界においても職種によっては、専門職であり職人技を<br>持っているにこした事はないのであるが、ディレクターやマネージャーや<br>ましてやプロデューサーに関しては、あまり職人技は歓迎されないのかも<br>知れない。<br><br>あるレコード会社出身のプロダクション経営者は、『職人は要らない』<br>と口癖のように言っていた。<br><br>私の考えとしては、どんな職種であれその職種ならではの基礎知識や<br>基本的な手法、ルールが存在していると思っている。<br>もちろん、それを打ち破る新しい手法やルールに縛られないアイデアは<br>大歓迎だが、それも基礎を知っているから破れる事の方が近道なのだと<br>信じている。<br><br>いろいろな職種に興味を持って体験、勉強をする場合にはぜひとも<br>かじる程度でも良いからせめて基礎的な部分だけでも経験もしくは理解を<br>してから自分の身の振り方を考えて欲しいと思う。<br>そうで無ければ、チラ見で終わってしまい結局は自身の経験として<br>何も次に生かせなくなるであろう。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11393961619.html</link>
<pubDate>Thu, 01 Nov 2012 15:10:16 +0900</pubDate>
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<title>臨機応変_2</title>
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<![CDATA[ 臨機応変とは若干ずれる話しではあるのだが、似たような話しなので<br>ここで紹介しておこうと思う。<br><br>最近はどうだか知らないが、昔は結構ミュージシャン上がり(崩れ)の<br>ディレクターだったり、マネージャーが結構居たような記憶がある。<br>もちろん崩れであっても、ミュージシャンよりそっちの方が向いている方も<br>居るのだが、ミュージシャン顔負けの方もかなり居たのである。<br><br>某空想上の動物がバンド名のディレクターであった方は、自身が元々プロの<br>ドラマーだった事もあって、パーカッションやら何やらとかなり参加していたと思う。<br><br>また、私の直属の先輩ディレクターだった人間は、元は売れないバンドの<br>キーボーディストだったのだが、ハタチそこそこでディレクターとして引き抜かれ<br>10年以上ディレクターをして居たのだが、あるタイミングでアレンジをやって以来<br>アレンジャーとしての活動が主になり、アレンジャー／コンポーザーになってしまった。<br><br>そう言えば、ディレクターはドラマー系の人間が多いような気がする。<br>もちろん、プロ／アマは問わずなのであるが、実際プロで活躍していたドラマーが<br>ディレクターになった例を片手以上知っている。<br><br>プロでは無いが、現在私が共に仕事をしているアーティストの<br>メーカー担当ディレクターは歴代で2名もドラマーがいる。<br><br>もちろん、ドラマー以外でも名の知れたバンド出身のギタリストだったり<br>ベーシストだったりのディレクターも存在しているが、あまりモノになっているのを<br>見かけた記憶が無い。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11392055365.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Oct 2012 22:34:10 +0900</pubDate>
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<title>臨機応変</title>
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<![CDATA[ 前章の続きでもあるのだが、職種によっての向き不向きを<br>選択する以前に経験としていろいろな職種を体験するのは<br>非常に良い事だと思うのである。<br><br>もちろん、体験しただけではなくある程度は経験として身につけて<br>いなければならないのだが。<br><br>ある程度であれ経験していれば、現場では臨機応変に対応する事が<br>可能になるであろうし、机上の場合でも様々な視点でのアイディアなり<br>問題提起なりが出来るようになるからである。<br><br>特に１アーティスト、１現場に対してそれぞれ役割の決まった人間が<br>大勢いるような現場ではなく、少数の人員でいろいろな役割を兼務しなければ<br>ならないような、少数精鋭の現場では１人のスタッフが与えられた役目のみを<br>していれば良い訳ではなく、臨機応変にその場で出来る事をやっていかなければ<br>現場はスムーズに進行していかないのである。<br><br>昔はそれこそ、以前にここに書いたように『飲み物係』までが存在するような<br>贅沢な現場もあったが、昨今の音楽業界事情としては少数精鋭スタッフでの<br>兼業兼務の体制が多いような気がする。<br><br><br>そういえば、それなりに予算も潤沢な20年前の事である。<br>私は年に数回L.A.でのレコーディングを行う事が良くあったのだが、<br>当初オケ録りまでの予定だったが歌入れまで行ってしまおうというノリになり<br>実際に行ったのである。<br>しかし、当時は(今でもか)USAではアシスタントEngという概念は無く<br>テープのロケートから、パンチインも含めエンジニアがワンマンで行うスタイルが<br>ほとんどであった。<br>なので、日本語の歌入れなどの細かいロケートやパンチイン(アナログ24chで)など<br>出来ようハズも無く、せっかく歌入れまでやろうと盛り上がったのに現場は<br>諦めムードになりかけてしまった・・・<br><br>その現場では私はディレクターとして随行していたし、仕切っていたプロデューサーや<br>アーティスト自身も私の出自など知る由も無かったのだが、試しに私がアシスタント役として<br>ロケートやパンチインをしてみようと提案してみたら、スムーズに出来てしまい<br>歌のセレクトやつなぎまでやる事となり、無事にL.A.での作業は終了したのである。<br><br>その時のイタリア系アメリカ人のEngからは『ニンジャ・パンチ！』と言われて<br>日本人スタッフ全員が大ウケしていたのは、今でも楽しい想い出だ。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11391972117.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Oct 2012 21:11:48 +0900</pubDate>
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<title>向き不向き_2</title>
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<![CDATA[ 就職先を選択する時点や、若手の内に自分の向き不向きを考えるのは<br>大変大事な事だと言える。<br>しかし、ある程度経験を積んでから、自分に向いた職種に気づく場合もあり<br>また周りから違う分野で評価をされてしまう場合もあるだろう。<br><br>あるレコーディング・エンジニアの話しであるが、彼はすでにアルバムのMixまで<br>任される10年選手のエンジニアであった。<br>当時のレコーディング・スタイルとして、ある程度レコーディングが進んでくると<br>ディレクターなり、サウンドプロデューサーなりが忙しい事を理由に、<br>部分的にアーティストとエンジニアに任せて現場を去ってしまう事が良くあったのである。<br><br>言い訳になってしまうが・・・<br>主にダビングと言われる作業や、Voのダブル録りやハモ録りとかは<br>ニュアンスや音楽的センスよりは、タイミングや音程の判断や音質等の<br>要素が重要であって、任せてしまうのである。<br><br>そこである時、アーティスト自身から『エンジニアの○○さんとだと、歌い易い』という<br>話しが出てきたのである。<br>であれば、彼に歌入れも含めてやらせてみようという話しになり、<br>その後彼はエンジニアとして所属していたスタジオから引き抜かれて<br>ディレクターとして活躍する事となったのである。<br><br><br>かくいう私自身も、実はアシスタント・エンジニア時代に<br>あるプロダクションの人間に気に入って貰えた事がきっかけに<br>紆余曲折はあったが、ディレクターとしてこの業界に<br>20年以上も居座る事になったのである。<br><br>今も昔も人材不足はいつでも課題となってしまうのであるが、<br>採用する側も、される側も適正を見抜いたり見つけて貰ったりは<br>けして容易な事では無い。<br><br>だからこそ、どんな職種/業務であっても一生懸命であり<br>人との繋がりを大切にして欲しいと願うのである。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11390748085.html</link>
<pubDate>Sun, 28 Oct 2012 14:17:40 +0900</pubDate>
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<title>向き不向き</title>
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<![CDATA[ いろいろな職種によって、人材に関しての向き不向きがあると思う。<br>この場合の向き不向きとは、スキルの有無や経験の有無、<br>年齢的、身体的な事ではなく、単純に気持ちや心構えの部分である。<br><br>気持ちや心構えに関しても、努力、鍛錬等によって克服出来る場合は<br>あるのだとは思うが、採用する側や現場にとっては克服するまで待てる訳もなく<br>初期段階で切り捨てられてしまうのは、どうしようもない。<br><br>ところが、今の時代気持ちや心構えと言ってから発言しても<br>『それは病気として認定されているので、排除されるのは差別です』とか、<br>『精神科の診断書を持って来るので、休業補償をして下さい』とか<br>言う輩が居るから面倒である。<br><br>横道にそれてしまったが、確かにどうしようも無い事での<br>向き不向きが存在しているのも理解しているつもりである。<br><br>20数年前にレコーディング・スタジオで仕事を始めた時に、そこで働くきっかけを<br>作ってくれたエンジニアにこう聞かれた事があった。<br>『狭いところに十数時間もずっと居るのは大丈夫？』<br>もちろん私は何ともありませんと応え、その質問の意図を尋ねた。<br>すると、スタジオ業務とは狭い空間に長時間居なくてはならず、<br>ごく稀にそれに耐えきれずにパニックになる人間がいる(いた)との事。<br>その時は私はただ単に、閉所恐怖症やパニック症候群といった<br>本人にはどうしようもない原因での事を心配しているのかと思い聞き流していた。<br><br>しかし、それから十数年経って実体験として味わった事がある。<br>私がディレクターとしてレコーディングをしている現場に、<br>入社1ヶ月程のマネージャーが同席していた。<br>そのマネージャー(セカンド程度)は、レコーディングの現場では特に役目は無かったが<br>終了後にアーティストを送って行かなければならないし、彼自身も初めてのレコーディング<br>の現場で興味があったのか、勉強熱心で現場を見ておきたかったのかは<br>私には判らないが、自社の新入社員でもあるので見学してても良いとした。<br><br>始まって数時間は、アーティストへの気遣いや現場での気遣いは出来ていたのだが<br>レコーディングは深夜に及び、休憩は取ってはいたが次第に彼の様子がおかしくなって<br>きたのである。<br>現場に慣れてきたのか、私の横に来てあーでもないこーでもないと話し掛けてきたり<br>私が相手をせずに居ると、スタジオにある雑誌をページをめくる音を立ててまで<br>私の近くで読んでいたりしているのである。<br>単純に目障りなのでスタジオの外で自由にしていて良いから、スタジオ内に居てくれるなと<br>指示をしたのだが、彼は詫びを入れスタジオ内に居て静かにしていると言ったのである。<br><br>ところが数分も経たぬ内に、スタジオ内で身じろぎをしたり、メモを取っている風に<br>なにやら書いてみたりと静かにしては居られないようであった。<br>私はアーティスト自身の作業(歌入れ)が一段落したのを機に、彼には帰るよう命じた。<br>もちろん、自社のアーティストであったしメインのマネージャーには了承を得ての事。<br><br>彼は元々は大手イベンターの下請け派遣会社からの転職希望で採用された人間で、<br>アーティストのケアや、音楽業界のある程度の仕組みは理解していると判断されて<br>採用された人間である。<br>確かにマネージメント部署からの不評は何も無かったと思うが、<br>制作側からの私の意見と、アーティスト本人の意見も加わって結局、<br>試用期間を経て不採用となってしまった。<br><br>その数年後、彼は大手イベンターへの転職が出来てきちんと働いているようで<br>話す機会もあったので、当時の事を皮肉も込めて話題に出したところ<br>彼としてはやはり居心地の悪さをスタジオ業務には感じていたらしく<br>何かできないかと努力はしていたらしいが、空回りしてしまったと自覚していた。<br><br>要はイベンター業務には向いていたのだろうが、レコーディングの現場には<br>向いて無かったのである。そして、それを克服することよりは、自分の向いている<br>職種に気づいて正解だったのだろう。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11390416708.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Oct 2012 23:21:06 +0900</pubDate>
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<title>役割分担_余談</title>
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<![CDATA[ さてここで、役割分担では無いのだが私の経験からの<br>例え話(自慢話?)を紹介しようと思う。<br><br>私は10代半ばからライブハウスに入り浸り、そのままPAの真似事が出来るようになり<br>その後バンド活動もしていたりした。<br>ある時、アマチュアバンドが集まっての校外文化祭的な催しがあったのだが<br>この主催がアホで、何も準備が出来てないまま本番を迎えてしまうのである。<br>会場は市民会館で、某有名バンドも出演する事が決まっていた。<br>しかし、前日のゲネにPAが居ない！機材は届いているがPA会社は<br>機材を搬入しただけで帰ってしまい、オペレーターも誰も居ない！<br>さてどうする？<br>当時は携帯電話も無い、メールも無い。<br>PA会社に連絡を入れても、誰も出ない。当然音も出ない。<br>しょうがないので、多少でもPA経験のある私が急遽オペをやる事になり<br>卓からマルチの引き回し、SP(スピーカー)の積みまで行うハメに。<br>当然その場の仲間の手を借りたからこそ出来たのだが、結局そのまま<br>某「子○バン○」のオペまでやって、イベントは終了した。<br>うじきさんは憶えてないだろうなぁ。<br><br>その頃はアマチュアバンドのRHは、仲間の家かなじみのライブハウスやらで<br>今のようにノアスタやら何やらは無く、自分達でセッティングから機材からを<br>駆使してRHをするのが当たり前だったから、私も含めてみんなが出来たのだと思う。<br><br>まぁ、今は違う意味でプロ顔負けの宅録をする１０代バンドとか居るから<br>形は違えどやれるやつは居るのだと、期待したい。<br><br><br>私の考えが裏目に出た例としては、かつてこんな事があった。<br>ある関西出身のバンドのディレクターとして、地元大阪でのライブハウスツアーに<br>同行していた時である。<br>一行は、バンドメンバーと私、現地マネージャー(バンド発掘者であり、責任者)と<br>その子分のPA担当、で大阪のみならず関西数カ所を1Boxで巡っていた。<br>当然機材はバンドメンバー自ら運び、物販の準備も宣伝も自分達でやらせつつ<br>音に関しては私が、演出に関してはマネージャーがするという、<br>暗黙の役割分担があった。<br>ある時、物販のCDの補充が間に合わず在庫を移動車から<br>取ってこないとならない時があった。<br>その当時はCDに関しては、発売元の所属事務所(私の会社)が管理しており<br>販売責任も負っていた。<br>マネージャーはあくまでも発掘者であって、その時はもう別会社の人間であった。<br>終演後の物販だったので、メンバーと共に片付けているPAの人間が近くにいたので<br>何気なくPA担当に『ついでに』車からCDを取ってきてくるようお願いしたのだが<br>それがマネージャーの何かに触れたのだろう。<br>その場で『奴はPAなんだから、CDを取ってくるのはあなたかもしくはメンバー本人が<br>やるべきであって、ウチの人間を使わないで欲しい』と言われたのである。<br><br>当時から大阪のマネージャーの家に私が寝泊まりしていたり、<br>現在は東京に居り今でも交流がある位、仲が良いから解決しているのだが<br>その時の彼の言い分としては、メンバーを育てる意味でも、子分を育てる意味でも<br>役割はハッキリさせなければならないから、あなた(私)に言ったとの事。<br>その話しを聞いて私も納得したのだが、役割分担と立場とそこに教育が加わった<br>難しい例である。<br><br>そうそう、こんな場面もあった。<br>ある有名スタジオミュージシャンが勢揃いしていた現場での話しなのだが、<br>皆当然ボーヤが付いていて、機材の搬入からセッティングをそのボーヤがしている。<br>私は当時その中のミュージシャンがサウンドプロデュースをする時の、<br>ディレクターであったのだが仕事の流れ上、ミュージシャンとして参加する現場にも<br>付いて行きマネージャーの立場でもあった時代である。<br><br>レコーディングが終わって片付けをしていて、その現場の中の一人のミュージシャンに<br>次の現場でのレコーディングをお願いしていたので、片付けを手伝って現場に向かおうと<br>考えていた。<br>次現場がスムーズに始められるよう、手伝おうとしたのだが<br>楽器を運ぶのはボーヤの役目であり、そこに手を出すのはミュージシャンの師匠に<br>とっては有り得ない事だったようで、怒鳴られた事があった。<br>次現場で私がディレクターだと知って、謝ってくれたが<br>その時に話してくれた事が今でも私の根底に残っている。<br><br>ボーヤに楽器を運ばせるのは、ボーヤに給料を払っているのは自分であり<br>またそのボーヤが失敗して楽器に何かあった時も、それは自分の責任だと<br>思う為にも、ボーヤにやらせているのだと。<br>もし、他人(私)が善意で楽器を運んで、何かあった時にあなたは責任取れる？<br>会社が責任取ってくれるかもしれないけど、それをいちミュージシャンの私からは<br>よう言えんから、手を出して欲しく無かったのだと話してくれた。<br><br>まだディレクター駆け出しの私には目からウロコの言葉であった。<br><br>それからは今でも楽器や機材に関しては、高額かどうかに関係無く<br>運んだり動かしたり、手伝う時には本人もしくはそのスタッフに聴いてから<br>手を出すようにしている。<br><br>ア○○ュンさん、今でもお元気でしょうかねぇ。<br>
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<link>https://ameblo.jp/taicho-hirano/entry-11389610463.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Oct 2012 23:52:50 +0900</pubDate>
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