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<title>とある生物学者の仕事記録</title>
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<description>２つの意味でライフ・ハッカー。研究生活の中で気づいた仕事効率化について語ってみたりします。努力して人生が楽しくなるなら、しない訳にはいかないじゃない？本の書評とかもします。</description>
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<title>NASAの発表したリン酸・ヒ素置換生命の発見を説明してみる</title>
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<![CDATA[ <font size="2">評価が「ズコー」か「大発見」に二分されるNASAの発表。<br>問題は、<br><br><span style="font-weight: bold;">１．　宇宙人発見！への期待値が大きすぎたこと</span><br style="font-weight: bold;"><br><span style="font-weight: bold;">２．　リン酸・ヒ素置換生命の発見が何故そんなに重要か？</span><br style="font-weight: bold;"><br>ということでしょう。<br><br><br>1．はNASAの広報の問題でしょうね。<br>この会見がいつもと比べて特別に設定されたのか、いつも通りだったのをマスコミが過剰に反応したのか？<br>予算確保のためとか、はやぶさに匹敵する評価を得るためとか言われてますが、<br>タイトルが「宇宙生物学上の発見について」では、すわ宇宙人発見か、となってもおかしくない。<br>そこは予期しとくべきだったのかも。<br><br><br>2．　については、専門家であればあるほど驚いていること、つまり、<br>専門家として長いこと当たり前にように前提としてきた「原理」が覆された<br>ことが重要。<br><br>その前提とは、<br><span style="font-weight: bold;">生命を構成する基本的な素材、核酸（DNA, RNA）、タンパク質、細胞膜、などは、ほぼ炭素、水素、酸素、窒素、リンからなる</span><br style="font-weight: bold;">ということ。<br><br>この「原理」に慣れ親しんでいればいるほど、<br>「今まで自分たちが生命について考えてきたことがいかにちっぽけな範囲のことだったのか」<br>と実感し驚くのでしょう。<br><br>この前提は、高校の教科書にも載るくらいに当たり前のことなので、"当たり前"に乗っかって生物学を考えていた人たちには、考えなきゃいけないことが増えすぎてしまいます。<br>まぁ、そうして考えることが楽しいことなんですけど。<br><br>この前提「原理」に慣れていないと、重要さが解らない。「原理」と重大な事実の間のギャップが繋がらない。<br>ということで、どうやってこのギャップを埋めて興味を持ってもらって重要さを説明するか？<br><br><br><span style="font-weight: bold;">1．　主婦の皆様へ（そんなことより野菜の高騰が気になる）</span><br>あなたがヒ素入りカレーを旦那様に毎日食べさせているのに、いっこうに衰弱する気配がない。<br>不審に思って何かと理由をつけて病院で検査させたら、髪の毛どころか身体中から亜ヒ酸が検出された。<br>医者は生きているのが信じられない量だという。<br>自分の企みが露呈し、もはやこれまでと観念していたが、翌日になって旦那さまが置き手紙とともに家出。<br>実は彼は、ヒ素が当たり前にある星に生まれた皇子なのだという。身体中がヒ素でできていて、ヒ素を摂らないと生きていけない身体なので、隠れて</font><font size="2">亜ヒ酸入りスープを飲んでいたのだが、ばれてしまってはここにはいられない。<br>今までありがとう、愛していたよ、とのことだった。<br></font><font size="2">残されたあなたは、夫をヒ素で毒殺しようとしたことへの罪悪感を背負いながら、次の恋を探すのである。<br><br><span style="font-weight: bold;">２．　小学生のみんなへ（つまんなーい）</span><br>悪のエイリアン、ヒソーが侵略してきた！<br>こいつの身体は我々にとって猛毒であるヒ素でできているのだ！<br>ヒソーのコアであるDNAは、我々の場合はリンという化学物質でできているところが、なんとヒ素でできているという、驚くべき生命体なのだ！<br>科学者たちの、ヒ素が猛毒であるのと同じように、リンはヒソーにとって猛毒であるに違いない、という提案により、ヒソーにリンシャワーを浴びせる作戦が実行された！<br>ヒソーはリンシャワーによってもがき苦しんでいる！効果はばつぐんだ！<br>…のように見えたが、ヒソーはリンの中でも生きていけるようだ。<br>地球は滅亡した。<br><br><span style="font-weight: bold;">３．　高校生向けの授業（ふーん）</span><br></font><font size="2">今まで生命はCHONSPで出来ていると教えてきました。<br>でもそれはウソでした。ごめんなさい。<br>これからはCHONSPAｓと覚えてください。<br>なぜAsでもこの細菌が生存していけるのかは先生も解りません。<br>ぜひこの謎を解明してノーベル賞を獲ってください。<br>そのあかつきにはノーベル賞講演で私の名前を出すように。</font><br><font size="2"><br></font><font size="2"><span style="font-weight: bold;">４．新橋サラリーマンへの取材（酔っぱらってても大丈夫）</span><br>ヒ素でできた遺伝子を持っている生き物が見つかったんですよ。<br>これって、もしかしたら岩石（ケイ素）やでできた生命だっているかも、って話なんですよ。<br>そうすれば、広い宇宙で地球とは違う環境の星でも、宇宙人がいる可能性が出てきたってことなんですよ。<br>すごくないですか？どう思われますか？<br><br></font><font size="2"><br><span style="font-weight: bold;">４．　大学生に対する講義（夢をとるか現実をとるか）</span></font><br><font size="2">生体のリンがヒ素で置換可能だと言うことは、これまで学んできた生物学の教科書に重要な変更を要求する可能性がある。この細菌は、<br>エネルギー源であるリン化合物・ATPの代謝経路が、ヒ素化合物（ATAｓ）であっても問題ないこと、<br>DNAのリン酸基がヒ酸基に置換された遺伝物質を持ち、これを安定に保持できる何らかの分子機構を備えていること、<br>ヒ素はリンに置換することで通常様々な生体反応を阻害するはずだが、これを防ぐ驚くべき分子メカニズムを備えていること、<br>などの特徴を持っているはずである。<br>ここまでテスト範囲。<br>  </font><font size="2"><br><span style="font-weight: bold;">７．　生物学、宇宙学研究者の提言（真面目に）</span><br>この細菌についての今後の研究で必要なことは、この細菌が我々リンを主成分とする生命より先に生まれたか、それともAsの豊富な環境に適応した結果生まれたか、を明らかにする証拠だ。その結果によっては原始生命がAs型であったという可能性を提示し、生命の誕生の議論に大きな影響を与える。また、この細菌が隕石孔の近くに生存しているということからの大きな推論ではあるが、宇宙生命起源説に対する有力な証拠となりうる可能性がある。これまで地球外生命の探索をCHONSP型のものを優先して行ってきたが、今後はAsも含めて広範囲に探索することも必要になってくるだろう。<br>Pの代わりにAsが生体の部品として置換できるという事実は、他のCHONSについても同様である可能性がある。特にSFでしかなかったSi生物がいる可能性でさえ否定できない。我々が前提としてきた、CHONSP型の生命、分子メカニズム以外のものが存在する可能性がある。これは、生命の既存の概念を大きく塗り替えるものである。<br>分子生物学として重要な点は、この細菌のAsが関わる生体反応を解明し我々のPが関わる反応と比較することで、我々の反応酵素・代謝経路がPに選択的であるメカニズム、またこの細菌においてAsが許容されているメカニズムについて明らかにすることができるだろう。<br><br><span style="font-weight: bold;">８．　友達（まあ、話にはつきあってやるけど）</span><br>ARMSって実在するかも。<br><br><br>こんな感じ？やっぱりサイエンスコミュニケーションは生やさしいものではないなあ。<br></font>
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<pubDate>Sat, 04 Dec 2010 22:49:24 +0900</pubDate>
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<title>読んだ本　６月</title>
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<![CDATA[ 6月の読書メーター<br>読んだ本の数：8冊<br>読んだページ数：2231ページ<br><br><a title="重力ピエロ" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6627795"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="重力ピエロ" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51C3AED1YWL._SL75_.jpg"></a><a title="重力ピエロ" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6627795">重力ピエロ</a><br>登場人物や話の展開は奇抜だが、とても淡々と、しかし大事なことを書いている･･･ような気がする。ライトノベル的な登場人物の個性が突出した要素を持たせつつも、従来のミステリの要素も組み込んだ作風、と呼べるのかもしれない。普通のミステリと比べるとそのあたりが新鮮に感じられるのかもしれない。けどやはり、淡々としすぎていて感情移入がしづらい。私は慣れないかもです。<br>読了日：06月27日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%BC%8A%E5%9D%82%20%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E">伊坂 幸太郎</a><br><br clear="left"><a title="100回泣くこと (小学館文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6627748"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="100回泣くこと (小学館文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51BZvVTO5fL._SL75_.jpg"></a><a title="100回泣くこと (小学館文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6627748">100回泣くこと (小学館文庫)</a><br>人間の生と死、楽しさと悲しさをうまく表現している。ストーリーの所々にちりばめた彼女の言葉やアイテムがキー・メッセージとなり、それを上手くまとめ上げ、読後感のよいものにしている。特に、驚きや感情の波をことさらに強調することなく淡々と表現しており、インパクトは薄いが、その文読みやすくなじみやすいものになっている。未成年に人生というモノがどのようなものかを感じさせるにはよい作品なのではないだろうか。 「この草原の向こうには何があるんだろうって、思いを馳せた人。･･･神さまみたいなもんだと思わない？」<br>読了日：06月27日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%B8%AD%E6%9D%91%20%E8%88%AA">中村 航</a><br><br clear="left"><a title="任天堂 “驚き”を生む方程式" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6627697"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="任天堂 “驚き”を生む方程式" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41uUAysuMrL._SL75_.jpg"></a><a title="任天堂 “驚き”を生む方程式" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6627697">任天堂 “驚き”を生む方程式</a><br>任天堂の秘密に迫る。岩田のゲーム人口拡大戦略、ゲームに縁のなかった人たちに。 エリザベス女王がWiiに夢中。ゲーム人口拡大という戦略は、任天堂がゲーム機戦争を戦う中で長い時間をかけて考え抜いた結果。結果とは、練り込まれた戦略と死屍累々の市場実験での失敗、そして何よりゲームに対する情熱の上にあるものなのだなぁ。<br>読了日：06月27日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%BA%95%E4%B8%8A%20%E7%90%86">井上 理</a><br><br clear="left"><a title="神のみぞ知るセカイ 9 (少年サンデーコミックス)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6547911"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="神のみぞ知るセカイ 9 (少年サンデーコミックス)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51BJs-oaCSL._SL75_.jpg"></a><a title="神のみぞ知るセカイ 9 (少年サンデーコミックス)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6547911">神のみぞ知るセカイ 9 (少年サンデーコミックス)</a><br>あれ、表紙こんなに華やかだったっけ･･･ん？PFP持ってる？･･･ああ！。主人公がトップというスタイルをあくまで貫く作者には恐れ入りました。今巻はキャラ立ちの強い人物が2人いて、その掛け合いが特に面白いと感じた。まずディアナ。天理のサポーターという立場を少し離れての桂馬との掛け合いのコミカルさが良かった。そしてまさかの伏兵、反転神さま。いつもは見られない動揺する姿のギャップがいい。ストーリーはよく練り込まれている分、良くも悪くも着実に進行。安定して楽しめますね。<br>読了日：06月21日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E8%8B%A5%E6%9C%A8%20%E6%B0%91%E5%96%9C">若木 民喜</a><br><br clear="left"><a title="君に届け 11 (マーガレットコミックス)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6473344"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="君に届け 11 (マーガレットコミックス)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51tEx0GWJwL._SL75_.jpg"></a><a title="君に届け 11 (マーガレットコミックス)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6473344">君に届け 11 (マーガレットコミックス)</a><br>周りのみんなのお話と、初デート。届いた想いは、どこまで進むのか？前巻でクライマックス的な盛り上がりを見せたので、今巻はちょっと小休止的な感じ？今後どうなる？あと、矢野ちんに幸あれ！<br>読了日：06月14日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%A4%8E%E5%90%8D%20%E8%BB%BD%E7%A9%82">椎名 軽穂</a><br><br><br clear="left"><a title="聖女の救済" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6442367"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="聖女の救済" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41T%252BnTs2kyL._SL75_.jpg"></a><a title="聖女の救済" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6442367">聖女の救済</a><br>トリックを解こうと頭をフル回転させているうちに物語は新たな展開を見せ始め、思いもよらぬ所で点と点が結びついて･･･という盛り上がりの見せ方は最高。論理的にあり得そうだが想像だにしないトリック、哀しいまでの犯行動機、が作者の強みだと個人的に思っている。が、今回はそれほど強烈ではなかったかも？特に後者が。あくまで多作品に比べて、だけど。犯人と加害者の人物描写に現実性が薄かったり、草薙の想いが宙ぶらりんに終わったりと、キャラクターに深みが足りない感じは否めない。それでも、この分量を一気に読ませてしまう筆力は流石<br>読了日：06月12日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%9D%B1%E9%87%8E%20%E5%9C%AD%E5%90%BE">東野 圭吾</a><br><br><br clear="left"><a title="容疑者Xの献身 (文春文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6344793"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="容疑者Xの献身 (文春文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41ItBd2rOWL._SL75_.jpg"></a><a title="容疑者Xの献身 (文春文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6344793">容疑者Xの献身 (文春文庫)</a><br>3回、違った方向から胸を打つ作品。読み終えた後、内容に圧倒されて一分ぐらい記憶が飛んだ。ミステリ小説としての濃厚さもさることながら、それに留まらないのが著者の凄いところだと再認識。人とは、愛とは、かくも美しく哀しいものなのか。<br>読了日：06月11日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%9D%B1%E9%87%8E%20%E5%9C%AD%E5%90%BE">東野 圭吾</a><br><br><br clear="left"><a title="音に色が見える世界 (PHP新書)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6343720"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="音に色が見える世界 (PHP新書)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41-HNQOb8pL._SL75_.jpg"></a><a title="音に色が見える世界 (PHP新書)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6343720">音に色が見える世界 (PHP新書)</a><br>共感覚者という、世界の見方が本当の意味で違って見える人がいること、また彼がどう世界を認識しているかについての知見と考察は非常に刺激的で面白い。特に昔の日本語について共感覚の視点から説明している点は斬新。しかし内容は、一般に広く共感覚を理解してもらうというより、著者の自己満足と独自研究にすぎない。共感覚者および著者自信が特別だという認識も反発を招くだろう。優れた言語感覚・能力を持つ著者が、理解ある非共感覚者との謙虚かつ率直な研究・対話を通じて、新しい世界のとらえ方を見せてくれることを期待する。<br>読了日：06月04日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E5%B2%A9%E5%B4%8E%20%E7%B4%94%E4%B8%80">岩崎 純一</a><br clear="left"><br><a href="http://book.akahoshitakuya.com/">読書メーター</a><br>
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<pubDate>Thu, 01 Jul 2010 23:12:59 +0900</pubDate>
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<title>擬人化はやぶさ</title>
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<![CDATA[ <font size="3">はやぶさ、可能性はそれほど高くないらしいが、サンプルを回収できていると良いですな。<br><br>大気圏に突入して輝くはやぶさの最期を見てると、<br>彼が想っていることを考えると、<br>何故か画面が滲んで･･･見えないッ。<br><br>が、<br>はやぶさを擬人化してノスタルジックに浸るのもいいけれど、<br>よくよく考えたら、<br>苦難を乗り越えて、はやぶさを帰還させたのはプロジェクトに携わった人たちってホントすごいですよね。<br><br>なんだか、はやぶさが徹底してキャラクター化されて、<br>プロジェクトに徹した人たちは極度に黒子化されている気がする。<br><br><br>確かにイトカワにたどり着いて、地球に帰ってきたのははやぶさだけれど、<br><br>あれほど無茶苦茶なトラブルに見事に対処しきったスタッフを、<br>人という面から、<br>もっとクローズアップしてもいいんじゃないかなぁ？<br><br>はやぶさ、スゲー<br>宇宙、スゲー<br>だけじゃなくて、<br>このプロジェクトを成功させた人たちってスゲー。<br><br>そう思わせてくれるような見せ方って、あるんじゃないかなぁ。<br><br>その方が、「はやぶさスゲー」よりも「日本の技術者スゲー」になって、<br>もっと子ども達に、ありありとした姿で、<br>格好良い日本のオトナ達の姿を感じてもらえるんじゃないのかなぁ。<br><br>とか思いました。<br></font>
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<pubDate>Mon, 14 Jun 2010 21:54:53 +0900</pubDate>
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<title>はやぶさ</title>
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<![CDATA[ <font size="2">明日帰還予定ですね。<br><br><br>今日まで日本の壮大な宇宙プロジェクトをスルーしていた自分を殴りたい。<br><br>小惑星からのサンプルリターン<br><br>成功を願いたいモノです。<br></font>
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<pubDate>Sat, 12 Jun 2010 23:09:48 +0900</pubDate>
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<title>５月の読んだ本</title>
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<![CDATA[ 5月の読書メーター<br>読んだ本の数：18冊<br>読んだページ数：4316ページ<br><br><a title="聖☆おにいさん（5） (モーニングKC)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6248225"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="聖☆おにいさん（5） (モーニングKC)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51n73oHH%252BzL._SL75_.jpg"></a><a title="聖☆おにいさん（5） (モーニングKC)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6248225">聖☆おにいさん（5） (モーニングKC)</a><br>あれおかしいな、前巻くらいでちょっと落ち着いたかなぁ、と思ってたのに、この巻は大爆笑してしまった。ヒット率が高すぎる。今までよりギャグのテンポが上がってるような。それに加えてシュールな笑いよりも、表情やアクションを使ったコミカルさが強調されているように感じる。意外性の笑いの要素が強烈すぎます。「逆奇跡」には笑った。今までで一番笑った気がします、最高！マンネリ打破を狙ってるとしたら、中村さん大成功ですね。<br>読了日：05月27日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%B8%AD%E6%9D%91%20%E5%85%89">中村 光</a><br><br><br clear="left"><a title="ヒストリエ（6） (アフタヌーンKC)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4063106624"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="ヒストリエ（6） (アフタヌーンKC)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51pcDvwrw%252BL._SL75_.jpg"></a><a title="ヒストリエ（6） (アフタヌーンKC)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4063106624">ヒストリエ（6） (アフタヌーンKC)</a><br>読了日：05月27日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E5%B2%A9%E6%98%8E%20%E5%9D%87">岩明 均</a><br><br><br><br><br><br clear="left"><a title="猫を抱いて象と泳ぐ" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4163277501"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="猫を抱いて象と泳ぐ" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51FJYCw8fKL._SL75_.jpg"></a><a title="猫を抱いて象と泳ぐ" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4163277501">猫を抱いて象と泳ぐ</a><br>読了日：05月20日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E5%B0%8F%E5%B7%9D%20%E6%B4%8B%E5%AD%90">小川 洋子</a><br><br><br><br><br><br clear="left"><a title="医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6115714"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F419DFP3MRRL._SL75_.jpg"></a><a title="医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6115714">医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)</a><br>「医薬品クライシス」と銘打ってはいるが、クライシスの現状と理由については全6章のうち、５章がメイン。我々が暗黙のうちに生活の一部として受け入れている「薬」というブラックボックスの秘密を、わかりやすく正確に記してある。社会ドラマを見ているような、途中で読むのをやめられない面白さがある。「バファリンの半分は優しさでできています」 の理由を知りたい人もどうぞ。<br>読了日：05月16日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%BD%90%E8%97%A4%20%E5%81%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E">佐藤 健太郎</a><br><br><br clear="left"><a title="文章力の基本" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6070159"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="文章力の基本" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31AILL2kGuL._SL75_.jpg"></a><a title="文章力の基本" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6070159">文章力の基本</a><br>添削の具体例が豊富で、記憶に残りやすいのが良い。ところどころに「これは気づかなかった！」と思わせてくれるポイントがあった。<br>読了日：05月12日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E9%98%BF%E9%83%A8%20%E7%B4%98%E4%B9%85">阿部 紘久</a><br><br><br clear="left"><a title="夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6036735"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51Q3EFBgOAL._SL75_.jpg"></a><a title="夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6036735">夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)</a><br>極上のヘンテコ・ファンタジー。酩酊状態にずっといるような、ふわふわとした感じを味わわせてくれる作品。ちょっとズレてて、天真爛漫で人なつっこい猫っぽい、「黒髪の乙女」がキュートすぎる！それに加えて、森見さんの優れたエンターテインメントに対する感性が遺憾なく発揮されていて面白すぎる。「（乳の代わりに）道ばたに転がるゴム鞠でも揉んで満足しておれ！」には笑った。京都という舞台も馴染みがあって楽しかった。そういえば、木屋町の「月面歩行」で酔いつぶれたこともあったなぁ…<br>読了日：05月09日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%A3%AE%E8%A6%8B%20%E7%99%BB%E7%BE%8E%E5%BD%A6">森見 登美彦</a><br><br clear="left"><a title="烈風(かぜ)の騎士姫〈2〉 (MF文庫J)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6012944"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="烈風(かぜ)の騎士姫〈2〉 (MF文庫J)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51HA9rzpYyL._SL75_.jpg"></a><a title="烈風(かぜ)の騎士姫〈2〉 (MF文庫J)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6012944">烈風(かぜ)の騎士姫〈2〉 (MF文庫J)</a><br>サクサク読めた。盛り上がりとか、ちょっと今ひとつの感も。汗の設定が今後どう活かされるかが気になる。<br>読了日：05月08日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%81%20%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%83%AB">ヤマグチ ノボル</a><br><br><br><br clear="left"><a title="灼眼のシャナ〈20〉 (電撃文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5990799"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="灼眼のシャナ〈20〉 (電撃文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51nw5QcjNrL._SL75_.jpg"></a><a title="灼眼のシャナ〈20〉 (電撃文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5990799">灼眼のシャナ〈20〉 (電撃文庫)</a><br>巻を重ねるごとに、段々と、段々と読むのが面倒くさくなってきている。戦略モノは嫌いではないんだけど、作者の難解な言葉使いのせいで極めて読みにくい。戦場を想像するだけで一苦労なんだから、普段見慣れない表現を加えられるとちょっと･･･。まぁ、今までずっとそんな表現なんだから仕方がないけれど、今回は飽和しすぎでしょう。登場人物も多すぎ。ユージとシャナの次なる展開に期待。<br>読了日：05月06日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E9%AB%98%E6%A9%8B%20%E5%BC%A5%E4%B8%83%E9%83%8E">高橋 弥七郎</a><br><br><br clear="left"><a title="ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石 (MF文庫J)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988401"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石 (MF文庫J)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51GhTtdNfZL._SL75_.jpg"></a><a title="ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石 (MF文庫J)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988401">ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石 (MF文庫J)</a><br>いきなり大転換。ちょっと強引にまとまってエルフに立ち向かう編に突入。ちょっと唐突な感じ。あと、ルイズデレすぎ。<br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%81%20%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%83%AB">ヤマグチ ノ</a><a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%81%20%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%83%AB">ボル</a><br><br><br><br clear="left"><a title="いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4894256606"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51iu4vACZ2L._SL75_.jpg"></a><a title="いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4894256606">いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)</a><br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%B0%B4%E5%9F%8E%20%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E">水城 正太郎</a><br><br><br><br><br><br clear="left"><a title="いちばんうしろの大魔王ACT6 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988329"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="いちばんうしろの大魔王ACT6 (HJ文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61Xg5TYjjBL._SL75_.jpg"></a><a title="いちばんうしろの大魔王ACT6 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988329">いちばんうしろの大魔王ACT6 (HJ文</a><a title="いちばんうしろの大魔王ACT6 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988329">庫)</a><br>コメディの描き方はどんどん上手になっているような気がする。だが、やはり設定が謎すぎる。小出しにしている設定の情報を読者が想像して楽しむのを難しくさせている。作者の頭の中ではできあがっているのだろうけど、こっちに伝わらないとなぁ･･･。何はともあれ箸休めのパートとして楽しめた。<br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%B0%B4%E5%9F%8E%20%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E">水城 正太郎</a><br><br><br clear="left"><a title="いちばんうしろの大魔王ACT5 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988320"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="いちばんうしろの大魔王ACT5 (HJ文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51HJS4MZbFL._SL75_.jpg"></a><a title="いちばんうしろの大魔王ACT5 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988320">いちばんうしろの大魔王ACT5 (HJ文庫)</a><br>うーん、作者、設定を解説するのを放棄してないか？っていうか後書きにもそう書いてましたけど。設定に納得できるか共感できるかしないと、主人公に感情移入できない。こういう熱い展開には、それこそが大事な気がするんですが。あと、色々ストーリーを畳みすぎて、本当に終わってしまったのかと思った。<br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%B0%B4%E5%9F%8E%20%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E">水城 正太郎</a><br><br><br clear="left"><a title="いちばんうしろの大魔王ACT4 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988303"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="いちばんうしろの大魔王ACT4 (HJ文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51zIpIqMM0L._SL75_.jpg"></a><a title="いちばんうしろの大魔王ACT4 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5988303">いちばんうしろの大魔王ACT4 (HJ文庫)</a><br>展開が唐突でびっくり。もっとギャグを！<br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%B0%B4%E5%9F%8E%20%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E">水城 正太郎</a><br><br><br><br><br clear="left"><a title="いちばんうしろの大魔王ACT2 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4894257033"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="いちばんうしろの大魔王ACT2 (HJ文庫)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51jxLVEL8tL._SL75_.jpg"></a><a title="いちばんうしろの大魔王ACT2 (HJ文庫)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4894257033">いちばんうしろの大魔王ACT2 (HJ文庫)</a><br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%B0%B4%E5%9F%8E%20%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E">水城 正太郎</a><br><br><br><br><br><br clear="left"><a title="いちばんうしろの大魔王 1 (チャンピオンREDコミックス)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4253234666"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="いちばんうしろの大魔王 1 (チャンピオンREDコミックス)" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51V13t9PjoL._SL75_.jpg"></a><a title="いちばんうしろの大魔王 1 (チャンピオンREDコミックス)" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4253234666">いちばんうしろの大魔王 1 (チャンピオンREDコミックス)</a><br>読了日：05月05日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E6%B0%B4%E5%9F%8E%20%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E">水城 正太郎</a><br><br><br><br><br><br clear="left"><a title="鴨川ホルモー" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4916199820"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="鴨川ホルモー" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F511GKWHW98L._SL75_.jpg"></a><a title="鴨川ホルモー" href="http://book.akahoshitakuya.com/b/4916199820">鴨川ホルモー</a><br>読了日：05月04日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%B8%87%E5%9F%8E%E7%9B%AE%20%E5%AD%A6">万城目 学</a><br><br><br><br><br clear="left"><a title="鹿男あをによし" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5937971"><img border="0" align="left" style="margin: 0pt 5px 5px 0pt;" alt="鹿男あをによし" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51XV6CPX-uL._SL75_.jpg"></a><a title="鹿男あをによし" href="http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5937971">鹿男あをによし</a><br>作者の真骨頂である"歴史”設定も「鴨川ホルモー」よりもさらに練り込まれていたし、伏線の置き方も丁寧。古都奈良の風景がありありと浮かんでくる表現力に、シュールな笑いのツボをつくのも上手い。ただ、惜しむらくは盛り上がりに欠けること。「ホルモー」には大学生特有のわけのわからない青臭さと疾走感があって、それがクライマックスをより引き立てていた気がする。が、今回は謎を終盤まで引っ張った割には、最後のインパクトが薄かった。設定を重視しすぎてテンポを失った、そんな感じ。惜しい、実に惜しい。でも、マイシカには乗りたい。<br>読了日：05月02日 著者：<a href="http://book.akahoshitakuya.com/s&amp;q=%E4%B8%87%E5%9F%8E%E7%9B%AE%20%E5%AD%A6">万城目 学</a><br clear="left"><br><a href="http://book.akahoshitakuya.com/">読書メーター</a><br>
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<pubDate>Mon, 07 Jun 2010 12:09:07 +0900</pubDate>
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<title>医薬品クライシス／佐藤健太郎</title>
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<![CDATA[ <dl><dt><font size="2"><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=9980210" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)/佐藤 健太郎<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F419DFP3MRRL._SL160_.jpg"></a></font></dt><dd style="margin: 0pt;"><font size="2">￥735</font></dd><dd style="margin: 0pt;"><font size="2">Amazon.co.jp</font></dd></dl><font size="2"><br>「有機化学美術館」というHPの管理人の著。<br>私が知った当時は製薬企業に勤めていらしたが、いまではサイエンスライターとして活躍している。<br><br>我々が暗黙のうちに生活の一部として受け入れている「薬」というブラックボックスの秘密を、わかりやすく正確に記してある。<br><br>「医薬品クライシス」と銘打ってはいるが、クライシスの現状と理由については全6章のうち、５章で触れられているだけ。<br>もちろん、それまでの4章分は、なぜそのようなクライシスが起こりつつあるかを説明するために必要だから記してある。<br><br>どちらかと言えば、その4章分の方が興味深い。<br><br>薬とは何か、<br>何故効くのか、<br>どのようにして生み出されるのか、<br>何故高価なのか、<br>何故副作用があるのか、<br>どう付き合えばよいのか。<br><br>元研究者である著者は、このような問いかけに対して高度に専門的な答えをしっかりと持っている。<br>しかし、それを一般に向けてかなりわかりやすく書いてくれている。<br>専門用語の使用は抑え、比喩を多用し、しかし科学者らしく厳密さを損なわないようにしている。<br><br>DNAやタンパク質などの生物を構成する分子の働きをもとに、薬が何故働くかを原理的に説明してくれる。<br><br>それに加えて、薬という人命に関わるモノを扱う特異な製薬会社の、商業的側面から特異性、裏側も含めて語ってくれているのも面白い。<br><br>副作用がなぜ生じるのか、それとどう付き合うかは、日本人が苦手にしている「リスク」の考え方を身につける必要がある。<br><font size="1" style="color: rgb(128, 0, 128);"><br>実のところ医薬というものは病気の原因を直接叩き、根治させるものではない。<br><br>毒と薬は紙一重<br><br>「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」<br><br>ゼロリスク症候群</font><br><br><br>こういった薬を取り巻く科学的、社会的背景を説明してくれた上で、2010年の「医薬品クライシス」の説明になだれ込む。<br><br>文体は硬派なのに、この怒濤の流れを感じさせる話の持って行き方は流石だと思う。<br>まるで、社会ドラマを見ているような、途中で読むのをやめられない面白さがある。<br><br>5章では、クライシスに際して顕わになった製薬の問題点を、わかりやすく列挙してくれている。<br><br>締めの6章では、問題はあるものの、製薬とはフロンティア・スピリットのなせる業であり、今後も新技術を取込み発展し続けていくだろう、と終えている。<br><br><br><br><br>企業人、研究者、患者など、どのような立場であっても、薬を取り巻く何かに関わる人にとって、<br>読みやすくかつ正確な著書であると思う。<br><br>著者が製薬企業の人間だった、ということは頭においておく必要はあるかもしれないが、<br>かなり公平な立場から書かれていると思う。<br><br>一読の価値ありだと思う。<br><br><br>あと、<br>「バファリンの半分は優しさでできています」<br>の理由を知りたい人もどうぞ。<br><br>そもそも、理由があるというのも驚きだった。<br></font>
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<link>https://ameblo.jp/tak828/entry-10541246180.html</link>
<pubDate>Fri, 21 May 2010 22:18:56 +0900</pubDate>
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<title>夜は短し歩けよ乙女／森見 登美彦</title>
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<![CDATA[ <font size="2"><font size="4">とろりとした、極上のヘンテコ・ファンタジー</font><br><br></font><dl><dt><font size="2"><a rel="nofollow" target="_blank" alt0="BlogAffiliate" href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=9815269">夜は短し歩けよ乙女/森見 登美彦<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F410M56MVQRL._SL160_.jpg"></a></font></dt><dd style="margin: 0pt;"><font size="2">￥1,575</font></dd><dd style="margin: 0pt;"><font size="2">Amazon.co.jp</font></dd></dl><font size="2">文庫版が出たのも、もうずいぶん前の作品。<br>本屋大賞2位に選ばれていますね。<br><br>森見登美彦の作品を読んだのは、「太陽の塔」以来。<br>「太陽の塔」は、あまりにも主人公の若々しさが痛かった。<br>空想と現実が混濁した世界がお腹いっぱいで、読むのがしんどかったことを覚えています。<br>度数も香りもキツすぎる酒を飲まされた気分。<br><br>そのイメージが強すぎて、この作者の作品は敬遠していました。<br>先輩に薦められたことがきっかけで、再び手を伸ばしてみた次第。<br><br><br>舞台はすごく似ているけれど、<br></font><font size="2"><font size="4">濁りを濾過すると、こんなにも飲みやすい酒に変わるとは。</font><br><br>酩酊状態にずっといるような、ふわふわとした感じを味わわせてくれる作品。<br>奥ゆかしくて、和服をまとった静かなファンタジー。<br><br><br>まず、登場人物たちがチャーミングすぎる。<br>みんな、ちょっと現実にいたら引いちゃうかも、でも、幻想的な存在として際だっている、<br>そんなキャラクター性を持っています。<br><br>ちょっと厭世的で捻くれてて、頭でっかちですぐに妄想を膨らませてしまって、そのせいでおかしな騒動を引き起こしたり巻き込まれたりする主人公の「先輩」。<br><br>普段何をしているか想像できない、地に足がついてない、そして、本当に地から離れてフワフワ飛んでしまったりする「樋口氏」。<br><br>好々爺の風情を醸し出しているけれど、幻の美酒を大量に抱え込んでいて、湯船に池まで備えた豪奢な乗り物を持っていて、人を陥れたり弄んだりしてニコニコ顔でいる「李白さん」。<br><br>他にも、やたら博覧強記で老成した言葉遣いの美少年とか、半年近く下着を替えていないパンツ総番長とか。<br><br>そして何より、<br>ちょっとズレてて、<br>天真爛漫で人なつっこい猫っぽくて、<br>あまりに素直すぎて人のいうことすぐに信じちゃうんで、ゆきずりのオジサンに乳を揉まれたり、<br>天然で、「先輩」に何度も町中でばったり会うのに、「奇遇ですね！」で済ませちゃう、<br></font><font size="2"><font size="4">そんな「黒髪の乙女」がキュートすぎる！</font><br>（NOTかわいい、BUTキュート）<br><br>「先輩」と「黒髪の乙女」の二人の視点で物語が進んでいくわけですが、<br>語り部となる二人とも普通の人よりちょっと感性がズレてる。<br>しかも、それが同じ方向じゃなくて、お互い90°違った方向を向いているもんだから、どっちを読んでていても面白くて仕方ない。<br><br>「先輩」は、弁士みたいに滔々とストーリーを読み上げてくれます。<br>ちょっと斜にかまえて、やたら勿体ぶって、妄想たっぷりに。<br><br>「黒髪の乙女」は、感情たっぷりにお話を聞かせてくれます。<br>彼女のちょっとズレた感性で、感情の赴くままに、ぽかぽかした気持ちそのままに。<br><br><br>みんな、濃いけれどキツすぎて嫌いになっちゃう、っていうほどじゃない、ファンタジー性に溢れたキャラクターたちです。<br><br><br><br></font><font size="2">キャラに加えて何より特徴的なのは、言葉あそび、古典の名言からの引用、シュールなセリフ回し、などなど、<br>作者の優れたエンターテインメントに対する感性が、ファンタジーの中に遺憾なく発揮されていること。<br><br><br><span style="color: rgb(128, 0, 128);">「･･･彼女がその夜にサア乳を揉めと言ってきたら、貴君はそれを拒めるか」</span><br style="color: rgb(128, 0, 128);"><span style="color: rgb(128, 0, 128);">「拒みはしない、拒みはしないよ！しかし…」</span><br style="color: rgb(128, 0, 128);"><span style="color: rgb(128, 0, 128);">「それ、見たことか。…彼女に謝れ。土下座して謝れ。<font size="4">そして</font></span></font><font size="2"><span style="color: rgb(128, 0, 128);"><font size="4">道ばたに転がるゴム鞠でも揉んで満足しておれ！</font>」</span><br style="color: rgb(128, 0, 128);"><br><br>笑いのセンスがシュールすぎる。<br>笑いを堪えながら小説を読んだのは、本当に久しぶり。<br>カフェで読んでいたのですが、端から見たらかなり怪しい人間だったことは間違いない。<br><br><br>とにかく、頭空っぽにして楽しめるファンタジーです。<br>面白い。<br><br><br>あと、京都が舞台なので、現在京都在住の自分としては、なじみの多い場所が多いのも面白かったですね。<br>木屋町の「月面歩行」は、この間行って酔いつぶれたなぁ…<br><br><br>舞台にむいているんじゃないかな、と思ってたら、既に演じられていたのですね。<br>また、ファンタジーなのでそれほどどぎつい世界設定じゃないけれど、キャラクターが立っているからマンガにも向いているなー、と思ったら、やっぱりマンガ化されていますね。<br>みんな、考えることは同じか。<br><br><br>個人的には、万城目学の「鹿男あをによし」との比較が興味深かったです。<br>あちらは、「鴨川ホルモー」と比べて、設定を練り込んで青春の汗臭さ・若々しさを取り除いたせいで、自分としてはちょっと物足りない作品になってしまったと思っています。<br>でも、この作品は「太陽の塔」と比べて、痛々しい若さを取り除いたおかげで、ファンタジーとしての純度が上がり、読みやすく楽しめる作品になっています。<br><br>同年代、同じ京都大学出身で、日本的なファンタジー要素を織り込んだ作品を得意としている二人なのに、こんな違いが出てくるのは、面白いな、と思いました。<br>これは、その作者が作品を作る上で真骨頂となるモノは何か、ということと密接に関係しているのでしょうね。<br></font>
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<link>https://ameblo.jp/tak828/entry-10530645150.html</link>
<pubDate>Sun, 09 May 2010 22:39:35 +0900</pubDate>
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<title>乳と卵／川上未映子</title>
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<![CDATA[ <font size="3"><font size="4">世界を（180°と）45°ずらして眺めてみよう</font><br><font size="1"><br></font><dl><dt><font size="1"><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=9690172" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">乳と卵/川上 未映子<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31hCLFANJzL._SL160_.jpg"></a></font></dt><dd style="margin: 0pt;"><font size="1">￥1,200</font></dd><dd style="margin: 0pt;"><font size="1">Amazon.co.jp</font></dd></dl><font size="2">川上</font></font><font size="3"><font size="2">未映子のコケティッシュな雰囲気が好きなんです。<br>という、まあ、なんというか、なんともしょーもない理由から読んだ作品。<br><br>ある程度、ネットで探った感じから作者の特徴は把握していました。<br>一人、こういった喋り方と文章の書き方をする大阪の女性を存じ上げています。<br>だから、</font></font><font size="3"><font size="2">読んでみて</font></font><font size="3"><font size="2">「ああ、こんな書き方する作家って本当にいるのだなぁ」と驚きました。<br><br><br>最初は…読みづらい。<br>とても読みづらい。<br>普通だったら文章を完成させるのに必要な論理構成が、しばしば無茶苦茶になってしまっているから。<br><br><span style="color: rgb(128, 0, 128);">…わたしに深夜、巻子の仕事が終わってから…（略・句点なし）…目的であったはずやのに、そこには最初から…</span></font></font><font size="3" style="color: rgb(128, 0, 128);"><font size="2">（略・句点なし）</font></font><font size="3" style="color: rgb(128, 0, 128);"><font size="2">…様子であって、</font></font><font size="3"><font size="2"><span style="color: rgb(128, 0, 128);">巻子は…「胸を膨らます」ということ、あるいは…の、その境目でいたく興奮だけをしてるようで、あちらでの…それとでは、結構な…感じたものやった。</span><br><br><br><font size="4">すぐ読めるか、こんなん！</font><br>主客はどっちだ、なぜ句点が出てこない、その文節どこに繋がんの、なぜ無意味に敬語が混じる、あれ話し手変わってない？<br>その上、コテコテの（？）大阪弁（あえて関西弁でなく）が混じっているものだから、輪をかけて読みにくい。<br><br><br><br>が、<br>驚いたことに中盤以降はこれがすらすら頭の中を流れていくようになってしまう。<br>脳が作者の奇妙なことばの繋げ方に慣れてしまうのだ。<br><br>読んでみると解るが、この作者の文章は極めてしゃべり言葉に近い、という特徴がある。<br>普通、私たちが小説を読むときには、脳は「小説を読む」モードになっていると思われる。<br>「小説を読む」脳は、話の流れ方に厳しい。<br>だから、読みやすい小説は文章の論理構造が整っている。敢えて崩すことはあってもそれはその文章の意味を強調したいがためである。<br><br>しかし、この作品ではしゃべり言葉をそのまま写し取ったかのような文章が並ぶ。<br>読点でつながれているにも関わらず話の内容がいきなり飛躍したり、<br>明らかに前後を繋いでいない接続詞が現れたり、<br>全く同じ表現の文節が二度続いたりもする。<br><br>これは、普段そこかしこで繰り広げられる雑談の話し方にそっくりである。<br><br>つまりこの作品では、カバーを広げてさあ「小説を読む」ぞと意気込んだところで、「普通に喋る」脳を使うことを要求されてしまう。<br>このせいで、最初かなり脳みそが疲弊してしまう。<br>（その上、結構どぎつい表現が続くものだから、精神的にも疲れる）<br><br>でも、しばらく読んでいるとそういう疲れを意識しなくなる。<br>おそらく、脳が「普通に喋る」モードに切り替わるのだろう。<br>慣れとは恐ろしいものだ。<br>あたかも当然のように現れる大阪弁もモード・チェンジに拍車をかける。<br><br>これが、とても気持ちいい。<br></font></font><font size="3"><font size="2">頭の中を、意味があるのか無いのかも定かでない文字の羅列が流れていく。<br>敢えて、それに目くじらを立てたりすることはない。<br>普段の雑談の感覚だ。<br>話があっちこっちに飛んだり戻ったり、ああとかうんとか間投詞も交えて話をしたりする。<br>しかし、確かに小説を読んでいる。<br>確かに文章の中には話の流れと風景描写が埋め込まれており、登場人物たちの心情の動きが描かれている。<br><br>聞いたり喋ったりしている感覚で、小説が読めてしまうのだ。<br>そうすると、描写がリアルになり過ぎる。<br>「小説の型を持っている」小説では、読者は登場人物のセリフや情景から心情を読み取り、自分の頭の中で想像も交えてストーリーを構築していく。<br>でも、この作品の描写はリアルに近すぎるために情報量が多い、というか処理しきれない。<br>そのため殆ど強制的に、自分で構築すべき情報が流し込まれてくる。<br>溢れかえる情報で構築された世界の中で、自分が泳ぎ回っているような感覚になる。<br><br></font></font><font size="3"><font size="2"><font size="4">これが、なんだかクセになる。</font></font></font><br><font size="3"><font size="2">正直、麻薬みたいだと思った。（やったことないですよ？）<br>自分では想像しえない、作者の世界の中に引きずり込まれてしまう。<br>トリップしてしまう。<br>そういう点で、なかなか珍しい作品に出会ったと思った。<br><br><br>この麻薬性を引き出しているものは、多分、他にもいくつか要因がある。<br>生々しさ。<br>緑子の性徴への恐怖、巻子の豊胸への執着など、扱っている素材がすでに生々しい。<br>特に、私、男ですから、慣れない過激な描写を目の当たりにしてるだけで、どろっとした何かに酔った気分にさせられてしまう。<br>この点、女性にはまたちょっと違った視点で見えているんでしょう。<br>言葉の表現自体も肉感的で生々しい。<br><br>作者の言葉の選び方も、独特な世界を作り上げるのに一役買っている。<br>すこしずらした表現や持って回った言い回しが、現実感を薄れさせる。<br>たまに現れる敬語もトリッキーな雰囲気を醸し出す。<br><br>ストーリーとしては、実はそんなに奇抜なものではないのだと思います。<br>文章全体を読んでいると、あまりにも現実感のない話である気がするけれど、<br>会話部分だけを眺めてみるとそこまで突飛な話でもない。<br>豊胸手術をしたい（女を取り戻したい？）母親と、そんな母親を自分の女性としての身体の成長と重ね合わせて、混乱する娘。そんな娘とどう接したらいいのか解らない母親。<br>まあ、私は男性視点なので、ちょっと解りにくいところもありますが。<br><br>女の、女らしく、どろどろとした奥底のなんやかんやを見せられただけで、私的には180°の反対から世界を見ているような感じ。<br>さらにその上、作者のずいぶんと斜めった世界観のおかげで、さらに45°ずれた場所から見ている感じ。これが90°になってないから、世界を正しく認識できなくなってしまいそうです。<br><br>という、ちょっと酔っぱらったような感じの感想になってしまいました。<br>他にも作品を読んでみたい、が読むには酔っぱらうのを覚悟しないといけないのでしょうね。<br><br>「乳と卵」、「あなたたちの恋愛は瀕死」の２本立てですが、作者の世界観はどちらも相変わらずですね。<br><br>作者の作り出す異世界をとても上手に体験させてくれる作品、と言えるでしょう。<br>ただ、好みがはっきりわかれそうな作品でもありますね。<br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/tak828/entry-10522376836.html</link>
<pubDate>Fri, 30 Apr 2010 23:47:10 +0900</pubDate>
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<title>神のみぞ知る世界８／若木民喜</title>
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<![CDATA[ <font size="3">水戸黄門的アニメとなるか？<br></font><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=9520911" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">神のみぞ知るセカイ 8 (少年サンデーコミックス)/若木 民喜<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51ATUyptQrL._SL160_.jpg"></a></dt><dd style="margin: 0pt;">￥440</dd><dd style="margin: 0pt;">Amazon.co.jp</dd></dl><br><font size="2">個人的な理由で、このマンガには結構強い思いを持っています。<br><br>今巻のオムニバス的なストーリーの中で、一番特筆すべきはやっぱりお婆ちゃんの話でしょう。<br>日永梨枝子のお話は、「人生」あるいは「思い出」に軸を置いたもの、という点が珍しい。<br><br>重要なことは、桂馬は彼女の問題に対しては解決するための策を講じることも手を貸すこともしなかった、ということですね。<br><br>彼女は問題を抱えていたけれど、それを解決しようとはしなかった。<br>というよりも、解決出来るものでないと知っていたし、<br>解決しないことこそが、彼女のこれまでが最上のものだったという証と知っていた。<br><br>だから、今回は「エンディングは見えた！」のではなく、<br>「エンディングはそこにある」ということなんでしょう。<br><br>桂馬がヒロインとは別の視点から見いだして与えるものではなく、<br>元から彼女にあった答えを眺めに行った、ということなんでしょう。<br><br>ある意味で、今回のヒロインは桂馬だったのかも？<br></font><font size="2">梨枝子の持っていたエンディングによって</font><font size="2">影響を受ける側だった訳ですから。<br><br>30前になると、身内の死別とかに絡む話は結構ぐっと来るテーマで、ふわぁっとした気分にさせてもらえました。<br><br><br><br>アニメ化決定ということで、喜ばしい限りでありますが、どういう形になるかはまだ未定。<br>深夜枠？OVA？もしかして、夕方枠だったりして？<br><br>いずれにせよ、このマンガは、いつも予定調和な結果が得られると言う点で、他とはちょっと違いますね。<br>アニメ化するとなると、<font size="2">水戸黄門的な、あるいはサザエさん的な</font>特徴がより強くなるのではないでしょうか。<br><br>この作品には、読者を強く揺さぶるようなインパクトが無い。<br>ネタも古典的なものが多い。<br>主人公のキャラクターは奇抜だが、ヒロイン達の特徴もある意味教科書（ゲーム？）通り。<br>磨ききられた設定を踏襲している。<br>それゆえ、安心して読める。不安にならない。<br>しかし、それぞれの話で新しい発見があるので、飽きずに読み続けられる。<br><br>･･･水戸黄門よりサザエさんかな。<br>エンディングにはバリエーションがあるし。<br><br><br>ということで、うまく行けばうまく行くのでは・・・<br>あとは、エロゲやギャルゲーが中心トピックという根本的な問題がありますが。<br>これも"解決できない問題"ですね。これこそ強みなんだからｗ<br><br></font><font size="2">そして、おそらくはこういう色々な強みと弱みを踏まえた上で作品を作っているだろう、ということがこの作者の凄いところであると思います。<br>帯ウラから推して測るべし、その苦難の歴史ｗ<br>いくつもの挫折の中から、自分にできないことを知り、自分にしかできないことを見つけた、その結晶がこの作品なんでしょうね。<br><br></font><font size="2"><br>いずれにせよ、アニメ化おめでとうございます、ということで。<br></font>
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<link>https://ameblo.jp/tak828/entry-10512080942.html</link>
<pubDate>Sun, 18 Apr 2010 22:57:37 +0900</pubDate>
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<title>難民探偵／西尾維新</title>
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<![CDATA[ <font size="4">アララギ探偵<br><br><dl><dt><font size="1"><a rel="nofollow" target="_blank" alt0="BlogAffiliate" href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=9504722">難民探偵 (100周年書き下ろし)/西尾 維新<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F511PcjXvQpL._SL160_.jpg"></a></font></dt><dd style="margin: 0pt;"><font size="1">￥1,680</font></dd><dd style="margin: 0pt;"><font size="1">Amazon.co.jp</font></dd></dl><font size="2">西尾維新は『化物語』で知ったわけですが。<br>『化物語』の言葉遊びには、頭の柔らかさというか、日本語を弄ぶ感覚が抜群に優れているなぁ、と感銘を受けましたが。<br>ただ弄ぶだけでなく、土台とした日本語の知識をしっかり備えた上でことば遊びができている希有な作家なのだなぁ、と思ったわけですが。<br>いい意味で</font></font><font size="4"><font size="2">今っぽくて、</font></font><font size="4"><font size="2">軽くて、中身のないエンターテインメントを描かせたら、この人にかなう人はいないのではないか、と思ったわけですが。<br><br><br>軽さが裏目に出てしまった作品ではないのでしょうか。<br><br><br>少なくとも、推理小説に必要な具体性と論理性を元にして、推理を一緒に楽しむことを期待することは、この作品にはできないですねぇ。<br>思いもつかないトリックとか、衝撃のラスト、とか。<br><br>もしかしたら、作者はこれを推理小説というジャンルにカテゴライズしているのではないのかもしれません。<br>なぜなら、トリックを組み立てるための具体的な情報はほとんどこちらには示されないからです。<br>「東京駅8時15分発の新幹線に乗ると、京都には11時45分着であり、犯行時刻の11時30分には到底間に合わない」とか、そういうのは殆どナシ。<br><br>基本的に探偵たちが考えるのは、容疑者の印象と彼らが犯行を起こすに足るだけの動機を持てるかどうか。<br>実際に提示されるトリックのひとかけらは、容疑者を犯人と断定するにはほど遠いものです。<br>それが当てはまったからといって、しょっぴくには情報が少なすぎる。<br>でも、論理と事実を用いて、犯行のアリバイをくずしていく、とかそういうのは描かれていません。<br><br>要するに、小説に書いてあることだけでは「空論」としか言えない訳です。空論では逮捕するために誰も説得できないし、読者も納得しない。<br>冒頭で主人公である（？）証子が、就職活動を甘く見ていた、社会の現実を知った、的な内容がありますが、<br>証子がしょっぱなから具体的な現実に押しつぶされているにもかかわらず、ストーリーに具体性が無いというのは、何とも皮肉なことです。<br>いや、もしかして作者はわざとこの対比を打ち出すことで、現代の空虚さをまざまざと見せつけているのではないか、とまで勘ぐってしまいます（笑）<br><br>そう考えると、主要登場人物がミステリに欠かせない「ショウコ」と「キョウキ」と「ヨウギ」と「ドウキ」なのは、<br>皮肉ですね･･･<br><br><br>証子が就職浪人生であることが、ストーリーに意味合いを持たせられているとは思えませんし、そもそも主人公は奇抜な2人を引き立てるスパイス的な役割しか果たしていません。<br>難民探偵が、"難民探偵"という属性を持っていることで、この話が独特のものになっているような気もしません。<br><br>キャラクターの"属性"が、推理小説としての内容部分に上手く絡まってないような気がします。<br><br><br>もし、論理と具体性を期待しない、<br>奇抜なストーリーの展開とキャラクターの描写の上澄み部分（？）を楽しむミステリというものがあるなら、そういう楽しみ方もありかと思います。<br>もしかしたら、今の時流はそういう楽しみ方なのか？<br><br><br>ライトノベルに特有なキャラクターの奇抜さ・面白さの描き方はやっぱり健在であるので、その点においては楽しく読めました。<br><br>私はこの作家の作品を化物語シリーズ以外に読んだことがありませんが、<br>今までのミステリはそれなりに評価が高いみたいなので、<br>ちょっと漁ってみてから面白いかどうか評価したいですね。<br></font></font>
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<link>https://ameblo.jp/tak828/entry-10510960605.html</link>
<pubDate>Sat, 17 Apr 2010 19:07:01 +0900</pubDate>
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