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<title>TAKABEのブログ</title>
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<title>ネタバレ有り　まどか☆マギカ新編　叛逆の物語　感想の続き</title>
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<![CDATA[ 　昨日は「劇場版　魔法少女まどか☆マギカ　新編　叛逆の物語」の感想をネタバレなしで書いて、素晴らしかったという話をしたのですが、当然、この「新編」は賛否両論で、本編のファンからも否定する声が出ています。そりゃ否定する声も出るでしょう。本編で「ヒーロー」であったほむらが、悪の道に堕ちて物語が終わってしまったわけですから。「ヒーロー」が悪の道へと堕ちて行く物語、これはがっくりきてあたりまえです。<br>　こう書くと「ほむらは女性なのだから、ヒーローと書くのはおかしい」という批判を受けるかもしれません。確かにほむらは女性という設定です。しかし物語の構造的に見れば、ほむらは<br>「悲劇の運命を背負ったヒロイン：まどかを助けるために、絶望的な戦いへ何度も身を投じて戦い続けるヒーロー」<br>そのものであり、だからこそ本編では、そんなほむらの行動が人の心に感動を巻き起こしたのでした。そしてその本編のヒーロー：ほむらの「まどかを助けたい」という想いは、まどか自身が自分を犠牲にして、皆を助ける物語へと昇華することで、そこで一旦終止符を迎えます。助ける対象であったヒロイン：まどかは消滅してしまった。完全に助けることはできなかった。しかしヒロイン：まどかは皆を助けたことに満足した。ここで本編の物語は完結しています。そこが本編にの感動のキモのところでした。<br>　ところが新編ではそれをわざわざひっくり返したわけですから、批判が出て来て当然です。<br>　同じ悪の道に堕ちて行くヒーローでも、スターウォーズのアナキンの場合は「こいつは将来、ダースベーターになる、そういう悲劇の主人公だから」と、皆が予め知っているから、そう叩かれなかったと思うのですが、ほむらの場合はがっくりきた人が多かったことも想像に難くありません。<br><br>　では、新編は物語的にだめなのかというと、そうではない、それどころか「こうなるしかなかった」という説得力があるところが、この新編の凄いところかと思います。「悪の道へと堕ちて行くヒーロー」という物語でありながら、ほむらも含めた各キャラクターが完全に「このキャラクターだったら、こういうふうに行動するよね」という整合性が完全に合っている。それが自分にとってはすばらしいと思った所でした。<br><br>　まずこの完結した物語を再開させるためには、<br>「本編の結末で、それでも残った不満」<br>　に目を向けなければいけないでしょう。<br>　まず、マミは生き返りますが、彼女の孤独感は完全には癒されていないと思われます。生き残っているほむらと杏子は、魔法少女のパートナーとしては心強いでしょうが、心理的な支柱とはなりえません。やはりまどかのような自分の心を支えてくれる存在が必要です。<br>　生き返った杏子にしても、せっかくこれから友情を深めあえる筈だったさやかを失くしてしまいます。<br>　そして、ヒーロー：ほむらの場合は言うまでもなく、あれだけ愛したまどかを失くし、本編最後でも、まどかのことを思い出して泣いてしまっています。一応、キュウべえと仲良さそうにはしていましたが、キュウべえ自身には人に対する愛情なんてないということがわかっていますから、これも見かけだけの友好関係にすぎません。<br>　というわけで、満足しているのはまどかとさやかの二人だけです。まどかは皆を救ったことによる満足感がありましたし、そしてさやかは上条への想いをあきらめたことで「成仏」できました。<br><br>　さて新編では、この本編で残ったマミの不満も、杏子の不満も、そして最初のうちはほむらの不満も、すべて解消されています。マミはベベ(なぎさ)という新しいパートナーを得ましたし、杏子はさやかが生き返ったことにより、本編ではなし得なかった友情を深めあっています。当然、上条への想いをあきらめたさやかは、悩みもなくなり杏子と仲良くしてます。そして、ほむらの前にはまどかがいます。すべてが大満足です。マミが、もう気を張って生きていかなくても良くなったと告白するシーンにはほろっと来ますし、さやかと杏子が手を握りしめて戦いへと向かうシーンには私は感動しまくってしまいました。<br>　しかし問題はほむらです。ほむらはやがてそれが偽りの世界であることに気がついてしまいました。気がつかなかったら良かったのですけどね。キュウべえが<br>「真実なんて知りたくもないはずなのに、それでも追い求めずにいられないなんて、つくづく人間の好奇心というものは理不尽だね」<br>　という言う通りです。<br>　オープニングで5人の少女のうち、ほむらだけが落ち込んでいる。これはまさに残り4人は満足したのに、ほむらだけは不満が残っていることの暗示そのものです。<br><br>　さらに興味深いのは、5人ぞれぞれの「自己犠牲」ということに対するスタンスの違いでしょう。<br>　マミの場合、皆が魔女になる運命とわかったところで、集団心中を考えてしまうような人間です。自分が犠牲になるくらいなら、他人も巻き込んで犠牲にしてしまう人です。<br>　またさやかの場合は、自分は上条のために、そして町の人々のために自己犠牲できる人間だと思い込んでしまい、そしてそれが本編で悲劇を起こしました。そしてその結果、それに懲りて上条をあきらめることができました。自分が自己犠牲なんてできないということを思い知った人間です。<br>　それに対して、まどか、ほむら、杏子は自己を犠牲にしても他人のために行動できる人間です。<br>　杏子はさやかのために自分の死を選びました。まどかは皆のために自分の存在を消滅させた。ほむらもまどかのために戦ってきました。<br>　しかしここでこの物語が根本的に悲劇的なのは、まどかが「普遍的に皆を愛する存在」であるのに対し、ヒーローであるほむらは「まどかだけを愛する存在」であったということでしょう。どちらも自己犠牲できる人間でありながら、その関係が絶対、一対一になりえないのです。<br>　一応、ほむらも、まどかとの愛を邪魔されない範囲では、皆のことを想ってはいます。マミとの戦いではマミにトドメをさせませんでしたし、作り直した世界でもなぎさ(ベベ)とさやかを生き返らせています。だからこそ最後の方でほむらはさやかに対して、あなたにとっても良い世界、というような話をしています。またまどか自身が、本当は皆と一緒にいたかった、と告白したことも大きかったのでしょう。<br>　ですから絶対的な悪にもなりきっていないのですが、しかし、それ以上に「まどかへの愛」は優先事項であり、そのために最後は「自らが悪魔になる」という道を選んでしまいました。<br>「自分が悪に堕ちてでも、それでもこの世にまどかを生き返らせる」<br>　この執念が、新編の結末でした。<br>　こう考えると、「悪の道へと堕ちて行くヒーロー」の物語でありながら、ものすごく説得力があるのです。<br><br>　最後のエンディングで「君の銀の庭」の曲が流れて来た時の、あの虚脱感。当分忘れられないような気がします。
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<link>https://ameblo.jp/takabe2012/entry-11682099098.html</link>
<pubDate>Sun, 10 Nov 2013 12:49:28 +0900</pubDate>
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<title>「劇場版　魔法少女まどか☆マギカ　新編　叛逆の物語」見てきました</title>
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<![CDATA[ 先日「劇場版　魔法少女まどか☆マギカ　新編　叛逆の物語」見てきました。<br>いや、もう凄かった。大満足です。<br>今まで自分は「魔法少女まどか☆マギカって、ちょっと面白そう」程度のライトファンだったのですが、この新編を機会にディープなファンになってしまいそうです。<br>世間的には「途中まで良かったのに、終盤のほむらの行動に納得いかない」という人が多いのですが、私は逆に「自分がほむらでもこうするよなぁ」と、ほむらに深く共感してしまったのでした。確かにあのほむらの心情、言動に「わけがわからないよ」という人が多いと思います。あのほむらの心情がわかるのは、相当暗い鬱屈、屈折した恋愛をしてきた人くらいでしょうから(^_^;) でもだからこそ、私は終盤のほむらの行動に、深く感動し共感してしまったのでした。<br>来週も見に行こうかと思います。
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<pubDate>Fri, 08 Nov 2013 18:18:39 +0900</pubDate>
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<title>JKT48にハマる</title>
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<![CDATA[ 「JKT48にハマる」<br><br>　私が最近、暇があればYouTubeで見ているもの。<br>　それはインドネシアで結成されたAKB48の公式姉妹グループ「JKT48」のビデオです。<br>　ことの起こりは約3週間前だったでしょうか、<br>「インドネシアで結成されたJKT48が、現地の人たちにものすごく人気だよ」<br>　ということでホームページ上で紹介されていたのですね。<br>　で、何の気なしにYouTubeを覗き込んで、まずファンが「よっしゃぁ～、行くぞぉ!」「超絶かわいい!」と日本語でMIX(合いの手)を入れているのを見て驚き、そしてやがて彼女達のダンスに釘付けになってしまいました。<br>　ちなみに私はAKB48のファンではありません。<br>　AKB48については、まあ主要メンバーの名前を5人程知っている程度で、特に好きでも嫌いでもなく、要するに無関心です。TVに映っているのを見て「あー。きれいに踊っているね」で、特に感慨もなく過ごして来た人間です。そんな人間がJKT48のダンスに釘付け…いやー、人間ってわからないものですね。<br>　JKT48の音楽は、「会いたかった」とか「ヘビーローテーション」のような日本でも流行したAKB48の曲を、そのままインドネシア語に翻訳したものであり、サビに至っては日本語をそのまま使っていたりします。当然ダンスの振り付けも同じ。<br>　そして、AKB48のダンスとJKT48のダンスを比べてみると、もう比較にならないくらいJKT48は下手なんですよ。そりゃ結成して8ヶ月しか経っていない、それまでは一部のメンバーを省けば芸能活動もしたことがない素人が急遽覚えたダンスですから、AKB48と比較して下手なのは当然です。ダンスのスキルレベルもばらばらで、JKT48には統一感がありません。同じ曲を同じ振り付けで歌って踊っているので、見比べたらJKT48の下手さがもろわかりです。<br>　と・こ・ろ・が…<br>　下手にもかかわらず、下手だからなのか、下手でもなのか、わかりませんが、JKT48のダンスが私の目にはもの凄く魅力的に映ったのです。洗練されたAKB48のダンスには全然魅力を感じないのに、荒削りなJKT48のダンスには惹かれてしまう。なぜだか自分でもわかりません。<br>　何と表現すればいいのでしょうか、もう「パワーが弾けている」と言えばいいのか、「体のバネの動きが違う」とでも言えばいいのか、どう表現して良いのかわからないのですが、心の底から楽しさ、喜びというのが伝わってくるようなのですね。同じ曲の同じ振り付けなのに、全然別物に見えます。不思議としか言いようがありません。<br>　日本の48グループにはないような「躍動感」が、JKT48のダンスを見ていると伝わって来るのです。<br>　そして、アイドルというのは化粧と髪型でかなりイメージが変わるので、ステージによってはまだ「これ誰?」とわからないことも多々あるのですが、いつの間にかメンバー24人全員の顔と名前まで覚えてしまいました(^_^;)　いやー、50歳に近づいたおっさんが困ったものです(^_^;)<br>　もしこの文章を読んで関心を持たれた方がおられたら、YouTubeでJKT48を検索してみてください。素敵な笑顔に会えると思いますよ。<br>
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<pubDate>Sun, 12 Aug 2012 10:59:21 +0900</pubDate>
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<title>「ヨルムンガンド」と「Borderland」</title>
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<![CDATA[ 　今週に入ってから私は絶好調です。<br>　絶好調の理由は、自分の気持ちを入れ換えるような素敵なコミックと音楽に出会ったからなんですね。そのコミックと音楽とは、高橋 慶太郎「ヨルムンガンド」、そしてそのアニメ版の主題歌である「Borderland」です。<br>　数週間前、この「ヨルムンガンド」のアニメ版をたまたま見たのですが、まず主題歌で「おぉ、かっこいい」となり、さらに本編に入って、「良いよ、これとっても良いよ!」と感動。<br>　そして先週、主題歌「Borderland」のCDが発売され、またそれに伴い、私も原作のコミックの1-4巻を買って来たのですが、その世界観にすっかり浸ってしまいました。<br>　何と言っても主人公の武器商人であるココ・ヘクマティアルが、すごく魅力的な人物なのです。この主人公の生き様を見て、私も「こういうふうに生きられれば、それで良いのだ」と納得してしまったのですね。主人公ココ・ヘクマティアルなら、今の自分の状況でどう動くか、ということを考えながら、頭の中では常に「Borderland」が響いていると、ものすごく自分が元気になって来るのです。<br>　こんなふうに自分の生活に大きな変化を与えた作品というのは、30年以上前に出会った、山岸凉子の「日出処の天子」以来かもしれません。この作品と音楽に出会えたことに、感謝、感謝です。<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A8%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%89-1-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BCGX%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E6%85%B6%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4091570690%3FSubscriptionId%3D175BC0N2BCT0X4DAZG82%26tag%3Damebablog-a1681912-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4091570690" target="alt0='AmebaAffiliate' alt1='ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)/高橋 慶太郎' alt2='Amazon.co.jp' alt3='http://ecx.images-amazon.com/images/I/31CDCZSSPHL._SL160_.jpg' alt4='1'">ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)/高橋 慶太郎<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31CDCZSSPHL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥560<br>Amazon.co.jp<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/Borderland-TV%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%80%8C%E3%83%A8%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%80%8DOP%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E-lt-%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4-gt/dp/B0077JGZJW%3FSubscriptionId%3D175BC0N2BCT0X4DAZG82%26tag%3Damebablog-a1681912-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0077JGZJW" target="alt0='AmebaAffiliate' alt1='Borderland TVアニメ「ヨルムンガンド」OPテーマ&lt;通常盤＞/川田まみ' alt2='Amazon.co.jp' alt3='http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2BwUDgykTL._SL160_.jpg' alt4='1'">Borderland TVアニメ「ヨルムンガンド」OPテーマ&lt;通常盤＞/川田まみ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51%252BwUDgykTL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥1,260<br>Amazon.co.jp<br><br>
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<pubDate>Tue, 12 Jun 2012 17:28:38 +0900</pubDate>
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<title>iTunes Storeから無料で朗読を入手</title>
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<![CDATA[ 　昨夜、ちょっと嬉しい発見がありました。<br>　急に芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の朗読が聴きたくなってネットを探してみたのですが、あまりこれといったものが見つかりません。そこで試しにiTunes Storeに「芥川龍之介」と打ち込んで検索してみたら…<br>　芥川龍之介だけでもざーっと200近い朗読が出てくるじゃないですか、しかも無料で。<br>　iTunes Storeというのは音楽を有料で売るところだと思っていましたが、こんなにたくさんの朗読を無料で聴けるのですね。<br>　さっそく試聴してみて、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の中で気に入ったものと「魔術」を入手。さらにiPodにもコピーしました。<br>　いやー、これが無料というのが嬉しいです。<br><br>　ちなみに<a href="http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html" target="_blank">「蜘蛛の糸」</a>は私の好きな作品の一つです。初めて知ったのは幼稚園の頃だったでしょうか。TVだったと思うのですが紙芝居的な映像とナレーションで「蜘蛛の糸」が流れていて、それを見たのを覚えています。<br>　物語の終盤、地獄へ再び落ちて行くカンダタ、そしてお釈迦様は悲しそうな顔で去って行き、けれど極楽はいつもと変わらず美しい風景が続いている…このラストシーンに幼稚園の頃の私はものすごく感動していました。<br><br>　あと「蜘蛛の糸」と並んで私が好きなのが<a href="http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/95_15247.html" target="_blank">「魔術」</a>です。主人公の「私」はインド人の魔術を見せてもらい、その魔術を自分でも使いたくなります。インド人は「欲のある人間には使えません。ハッサン・カンの魔術を習おうと思ったら、まず欲を捨てることです。あなたにはそれが出来ますか。」と主人公に訊きます。主人公はそれを約束して魔術を習ったのですが…というお話。まだ読んだことのない方のためにオチは話しませんが、この話の最後のシーンも私は大好きです。<br>　ちなみに「魔術」は宮本順子さんが絵本にされておられるのですが、この絵本が、これまたうっとりするような出来映えで、今夜はこの絵本を見ながら、iPodで「魔術」の朗読を聴こうと思っているところです。楽しみです(^_^)<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=19894650" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">魔術 (日本の童話名作選シリーズ)/芥川 龍之介<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61423CCEQGL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥1,890<br>Amazon.co.jp<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/takabe2012/entry-11234524507.html</link>
<pubDate>Fri, 27 Apr 2012 08:05:24 +0900</pubDate>
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<title>今頃、iTunesにハマりiPod nanoを買ってしまいました・2</title>
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<![CDATA[ 　iPod nanoを腕時計にするバンドが来ました。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120403/14/takabe2012/18/d2/p/o0800052811892891988.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120403/14/takabe2012/18/d2/p/t02200145_0800052811892891988.png" alt="TAKABEのブログ-iPod nanoが腕時計に" border="0"></a><br><br>　これで普段は腕時計。音楽を聴きたくなったら、イヤホンをつけて音楽を聴く、ということができるようになりました。いやー、携帯型のカセットテープレコーダーを持って歩いていた時代が嘘みたい(←歳がばれるって(^_^;) )<br>　良い時代になったものです。<br>
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<link>https://ameblo.jp/takabe2012/entry-11212200167.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Apr 2012 14:41:56 +0900</pubDate>
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<title>今頃、iTunesにハマりiPod nanoを買ってしまいました</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=19592246" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">Apple iPod nano 8GB グラファイトMC688J/A/アップル<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41zwM26SknL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥10,800<br>Amazon.co.jp<br><br>　普段、音楽CDをそうそう買わない私でも、年が経つにつれて、えらく音楽CDがたまってきて、それが部屋の片隅で山になって眠っているという事態になってきました。<br>　聴きたい曲がないわけでもないのですが、<br><br><font color="#FA8072">「音楽CDの山からCDを探し出す」<br>　　　↓<br>「ケースから取り出してCDプレイヤーかパソコンにセット」<br>　　　↓<br>「聴きたい曲を選択して演奏開始」<br></font><br>　という手順を考えると、億劫になって「まあ、いいや」と思い、昔あんなに聴いていた曲を聴かなくなってしまっていたのでした。<br><br>　ところがそんな私に転機が訪れます。<br>　家族にiPhoneを買ったのですが、そこにIT機器があれば、ついその機能をまずは試してみたくなるのがオタク根性というもの。<br>　iPhoneとWindowsパソコンを繋げてみて、iTunesを動かしてみたら、<br>「え、これってむちゃくちゃ便利なソフトじゃない。<br>　なぜ私はこんな便利な無料ソフトを使ってこなかったんだ」<br>　と後悔することしきり。<br>　もう何年も前から使っている人からは<br>「今さら何を言っているんだ!?　完全に時代遅れだぞ」<br>　と馬鹿にされそうですが、早速、自分のMacintoshでiTunesを動かし、溜まっていた音楽CDの中でお気に入りのものをパソコンに取り込んで、好きな曲だけ、いつでもパソコンで聴けるように整理しました。<br><br>　iTunesはWindowsでもMacintoshでも動くソフトで、<a href="http://www.apple.com/jp/itunes/" target="_blank">AppleのiTunesのページ</a>から無料でダウンロードできます。<br>　いろいろな機能を持っているのですが、目立つものとして以下の機能があげられます。<br><br>1. 音楽CDの曲をパソコンの中にコピーし、CDが手元になくてもパソコンがそこにあれば曲が聴けるようになる<br><br>2. iTunesストアという音楽のオンラインストアを用意しており、CDを買わなくても、そこで曲を購入してダウンロードできる<br><br>3. パソコンに取り込んだ曲を、iPodやiPhoneに転送(同期)して、パソコンがなくても、どこでも聴けるようになる<br><br>　といったことができるようになるソフトです。<br>　同様のソフトにWindowsのおまけについている、Windows Media Playerがあるのですが、iTunesならWindowsでもMacintoshでも使えること、またもっとも人気のある音楽携帯端末であるiPodとの連携やiPhoneとの連携がスムーズであることから、iTunesを選びました。<br><br>　使い方は簡単で、iTunesが立ち上がっている状態で、音楽CDをパソコンに入れると、<br>「CD“○○○”を iTunes ライブラリに読み込みますか？」<br>　と訊いて来てくれて、そこでOKすると、CDの曲をパソコン側へ丸ごとコピーしてくれます。<br>　ただ丸ごとコピーなので、コピーされた中で要らない曲は削除してしまえば、自分の聴きたい曲だけ残る、という具合です。<br>　そんなこんなで、長い間、聴いていなかった思い出の曲の数々が、ボタン一つで簡単に聴けるようになりました。<br><br>　となると、せっかくのこれらの曲を、パソコンを離れても聴いていたくなります。<br>　そこでとことこと1万円札を持って電気店まで<a href="http://www.apple.com/jp/ipodnano/" target="_blank">iPod nano</a>を買いに行きました。<br>「iPhoneを買えばいいじゃないか。大は小を兼ねるわけだし」<br>　と言われそうですが、ひとまず<a href="http://www.apple.com/jp/ipodnano/" target="_blank">iPod nano</a>がどんなものか興味がありましたし、アクセサリのリストバンドを買うことで腕時計になるところも気に入ったのです。<br>　家族のiPhoneを買うときには1時間かかりましたが、<a href="http://www.apple.com/jp/ipodnano/" target="_blank">iPod nano</a>は、電気店で「これください」で簡単に購入終わり。<br>　帰宅してからパソコンに繋げて、これまた簡単に曲の転送(同期)ができました。<br>　私が中学生の頃なんか、LPレコードからカセットテープレコーダーへのダビング作業をコテコテとしていたものですが、今の人たちはこうやって簡単にダビングしまうのですね。(歳がバレる(^_^;) )<br><br>　以上、もう何年も前から使っている方には<br>「今頃、何を言っているのか??」<br>　という寒い話題ですが、もしまだ使っていない方には参考になるかと思い書かせていただいたところです。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/takabe2012/entry-11211148867.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Apr 2012 14:37:27 +0900</pubDate>
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<title>IT界のファストフード: LINE</title>
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<![CDATA[ 　人から、iPhoneやAndroidのようなスマートフォンで、無料通話や無料チャットを可能にする無料ソフト「<a href="http://line.naver.jp/ja/" target="_blank">LINE</a>」を教えてもらったのですが、少し使って遊んでみて<br>「うーむ、これは『手軽、楽しい、安い(というか無料)』の三拍子揃った、IT界のファストフードだ」<br>　と感心しました。<br><br>　そして同時に感じたのは、<br>「自分たちの年代とは全然違う発想のソフトなんだな」<br>　ということでした。年代が違う…というのが、どういうことかと言うと…<br>　私が二十歳だった頃というのは、IT機器と言えば、まずパソコンであり、それを固定電話の回線に繋いで、どうネットで世界を広げるか、ということをやっていた世代でした。いわゆるオタクの世界であり、それなりに知識がないとできず、そしてオタク以外の一般の人は、固定電話かFAXだけを使う、というのが大半でした。<br>　ところが、二十歳代の人を見ていて驚いたのは、彼らのほとんどはパソコンも固定電話も持っていないということでした。じゃあ何があるかというと、携帯電話かスマートフォンだけしかないのです。携帯電話かスマートフォンだけがあって、パソコンもなければ、固定電話もない。こういう人たちが二十歳代の大半を占めていることに気がつきました。<br>　携帯電話やスマートフォンは、別に移動したいから使うというよりも、それだけでパソコンの代わりであり、それだけで固定電話の代わりなのです。IT絡みの操作がすべて携帯電話かスマートフォンの中だけで完結しています。<br>　当然、難しい知識などなくても使いたい。<br>　当然、安ければ安い程良い。そして究極の安さとは無料のことです。<br>　そして当然、楽しくなければならない。<br>　でも、スマートフォンだけで使えればそれで良い。<br>　この方向性を見事に捉えて、大人気になったのがLINEだということがよくわかりました。<br><br>　<a href="http://line.naver.jp/ja/" target="_blank">LINE</a>は、iPhone版、Android版、携帯電話版、Windows版、Macintosh版の5種類がサポートされているのですが、無料電話が使える、つまり主軸になっているのは、iPhone版とAndroid版というスマートフォン版だけで、残りの携帯電話版、Windows版、Mac版の3つはチャット機能しかありません。つまりLINEはスマートフォンに軸足を置いています。<br>　簡単に設定でき、楽しく使えて、無料。<br>　これは流行るはずだな、と思いました。<br><br>　同様の機能のソフトに前回話題にあげた<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home/" target="_blank">Skype</a>があるのですが、<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home/" target="_blank">Skype</a>がiPhoneやAndroidでも使えるとはいえ、軸足はやっぱりWindowsやMacintoshのようなパソコン側にあるのとは対照的だと思いました。<br>　例えば、パソコンとスマートフォンの間で無料で通話が可能(しかもテレビ電話になっている)という意味では、<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home/" target="_blank">Skype</a>の方が優れています。しかしSkypeは設定に一般の人は戸惑うことも多いでしょうし、しかもスマートフォンでSkypeを立ち上げっぱなしにしておくと電力消費が激しくて、結局、<br><font color="#FF1493">【スマートフォン→パソコン】<strong></strong></font>に通話するときは良いけれど、<br><font color="#FF0000">【パソコン→スマートフォン】<strong></strong></font>に通話するのには現実的ではありません。<br>　その点、<a href="http://line.naver.jp/ja/" target="_blank">LINE</a>はスマートフォン間での無料通話しかできないけれど、手軽にできるし、電力消費の心配もさほどない。<br>　<a href="http://line.naver.jp/ja/" target="_blank">LINE</a>がマクドナルドなら、<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home/" target="_blank">Skype</a>はファミレス、というくらいの違いだなぁ…というのが、遊んでいて思ったことでした。<br><br>　自分も、そして自分とつきあいのある周りの人間も、皆スマートフォンだけで完結している…という状況の人には、<a href="http://line.naver.jp/ja/" target="_blank">LINE</a>はとても便利なソフトだな、と思ったところでした。<br>
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<link>https://ameblo.jp/takabe2012/entry-11207372686.html</link>
<pubDate>Thu, 29 Mar 2012 20:08:01 +0900</pubDate>
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<title>テレビ電話がお気に入り</title>
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<![CDATA[ 　最近の私のお気に入りは、<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home" target="_blank">Skype</a>や<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>のようなテレビ電話です。<br>　私は仕事柄、机の前に座りっぱなしで、その机に常にパソコンのディスプレイが置いてあるのですが、このディスプレイの中に家族や知り合いが出て来て会話ができる、これが凄く新鮮で楽しみです。しかも通話料は無料というのが良いですね。<br>　テレビ電話ソフトでもっとも一般的なのは<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home" target="_blank">Skype</a>で、これはWindowsでもMacintoshでも、iPhone/iPadでもAndroidでも対応しているので、映話できる相手が多いというのが魅力です。<br>　その一方でMacitoshやiPhone/iPadしか使えないけれど、気軽に使いやすいのが<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>です。例えば相手がiPhoneなら、<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>の設定などをいじったことがない人でも、電話番号を押せばテレビ電話できてしまうのが魅力で、私はiPhoneの人にはこの<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>で、それ以外では<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home" target="_blank">Skype</a>を使っています。<br>　<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home" target="_blank">Skype</a>無料でソフトをダウンロードできますし、<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>のMacintosh版はAppStoreから85円でダウンロード購入できます。(iPhoneには最初から<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>機能がついています)<br>　受話器を持たなくても、相手の顔を見ながら自然に映話できるのがいいですね。<br>　皆様も<a href="http://www.skype.com/intl/ja/home" target="_blank">Skype</a>や<a href="http://www.apple.com/jp/mac/facetime/" target="_blank">FaceTime</a>のようなテレビ電話はいかがでしょうか。
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<link>https://ameblo.jp/takabe2012/entry-11204288083.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Mar 2012 16:59:06 +0900</pubDate>
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<title>Tell Your World: 初音ミクは共感ボックスの夢を見るか?</title>
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<![CDATA[ <iframe width="430" height="280" src="https://www.youtube.com/embed/MGt25mv4-2Q" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br><br>　皆さんは初音ミクの「Tell Your World」をもう聞かれたでしょうか。Google ChromeのCMに使われた曲であり、そしてこのCM後にiTunesのランキング第一位となった曲です。<br><br>　あのGoogle ChromeのCMを初めて見たとき、私は「さすが、Google、なんと印象的なCMを作るんだろう」と感心しました。そしてCMなので曲のほんの一部が流れるだけなのですが、その曲がとても気になりました。そこでこの曲のフルバージョンを聞いてみたのですが…　いつの間にか泣いていました。涙腺が崩壊していました。初音ミクの曲で泣いたのは2度目の経験です。ちなみに初音ミクで最初に泣いた曲というのは、「Tell Your World」と同じ作詞作曲家のkz氏による「Packaged」です。kz氏に私は2度も泣かされてしまいました。<br><br>　同じ作詞作曲家だからと言えばそうなのですが、「Packaged」と「Tell Your World」は似ています。それは「Tell Your World」の伴奏の最後の方が「Packaged」の前奏・間奏に似ているというだけでなく、その歌詞が持つメッセージ性と、そのメッセージ性故に敢えて初音ミクの声に機械的なエフェクトをかけているという点も共通しているのです。<br>　初音ミクはもっと自然に歌えるのですが、kz氏は敢えて初音ミクの声に機械的なエフェクトをかけています。<br>　ちなみに最新のボーカロイドソフトウェアがどれだけ人間に迫っているのか、というのは以下の動画をごらんください。<br><br><iframe width="430" height="280" src="https://www.youtube.com/embed/ld9L7egzg-c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br><br>　初音ミクはここまでではないのですが、それでもかなり自然に出す技術やノウハウは蓄積されています。なのになぜ「Packaged」と「Tell Your World」はこのような機械的エフェクトをかけるのか? 単に「そういうエフェクトをかけた方が一部の人間には心地よいから」ということもあるのでしょうが、「Packaged」と「Tell Your World」はそのエフェクトが歌詞とも大きく関連してきています。機械的なエフェクトをかけることによって「歌っているのは人間ではない」ということを強調しているのです。そして、その人間ならざるもの、人間のふりをしているもの、人間の偽物が、「自分の思いを伝えたい」と歌うのです。「Packaged」の歌詞の一部を示します。<br><br><font color="#EE82EE">この世界のメロディー <br>わたしの歌声 <br>届いているかな <br>響いているかな <br><br>手のひらから　零れ落ちた <br>音の粒を　探してるの <br>Packageに詰めた　この想いを <br>伝えたいの　あなたにだけ <br><br>うまく歌えるといいな <br>ちゃんとできるようにがんばるよ！<br><br>ずっと待ってたの　ひとりぼっちで <br>歌いたくて　歌えなくて <br>でもあなたと　出逢えたから <br>もうさみしくなんてないよ <br><br>心がビートで満ちてくの <br>あふれ出す想いは歌に変えて <br></font><br>　初音ミクは心を持たないただの機械、その心を持たない「偽物の人間」が、「思いを伝えたくて」「届いているかな、響いているかな」と切々に歌う。<br>　そして「Tell Your World」では次のような歌詞が出てきます<br><br><font color="#EE82EE">君に伝えたいことが 君に届けたいことが<br>たくさんの点は線になって 遠く彼方へと響く<br>君に伝えたい言葉 君に届けたい音が<br>いくつもの線は円になって 全て繋げてく<br>どこにだって<br><br>君が伝えたいことは 君が届けたいことは<br>たくさんの点は線になって<br>遠く彼方へと響く<br>君が伝えたい言葉 君が届けたい音は<br>いくつもの線は円になって　全て繋げてく<br>どこにだって</font><br><br>　この2つの曲に共通しているのは「思いを伝える」ということです。<br>　人の心と心の繋がりが、より希薄になっていく時代の中で、人の心がどこにあるのかわからない時代の中で、心を持たないはずのものが「思いを伝える」ということをしようとしている。その「姿」に、私はなぜか涙がこぼれてしまうのでした。<br><br>　私がこの2つの曲を聴いて、「同じ感動を以前感じたことがある」と思い出したのは、フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」でした。アンドロイドといった「偽物の人間」、電気羊のような「偽物の動物」があたりまえの世界。そして人は「情調オルガン」で自分の感情すらも意図的に変えられる世界。そしてそんな中で「共感ボックス」という、多くの人が同じ体験を共有し共感するネットワーク装置が流行している世界。それは一見奇妙な世界のようでありながら、ネットワーク化された現代社会を恐ろしいまでに予言したSF小説だと言えるのかもしれません。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18683325" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))/フィリップ・K・ディック<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51-lpuFWBBL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥777<br>Amazon.co.jp<br><br>　フィリップ・K・ディック自身が既にあの時代に薬物依存になったように、現代は合法的なものだけでもアルコールやタバコ、そして精神安定剤といった、感情を意図的に変える方法には事欠きません。いわんや非合法な薬物は確実に社会の中で広がっています。<br>　そして初音ミクはまさに「偽物の人間」そのものです。共感ボックスの中で人々に教えを説くウィルバー・マーサーの外見が実はただの役者でしかなかったように、初音ミクの外見もただの絵であり、踊りはモーションアクターの動きをトレースしたものであり、ライブステージに浮かぶ姿はホログラムです。しかしウィルバー・マーサーは坂を登り人が孤独でないことを説き、初音ミクは人に歌いかけ踊ります。<br>　またGoogle Chrome自体がそうであるように、インターネットのサイトは全世界的に広がって情報を共有し、情報の共有は感情の共有を促します。まさにGoogle ChromeのCMが、極東である日本で作られた曲や絵や踊りがどんどん世界に広がり、そして最後には西の端であるロスアンゼルスで開かれた初音ミクのライブコンサートで、聴衆たちが初音ミクの声と踊りに酔いしれたことを示したように。<br>　そして「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のラストシーン、心のない偽物であるにもかかわらず、いや心のない偽物であるからこそ、伝わる心…　私は昔、このSF小説のラストシーンを初めて読んだときに泣いてしまったのですが、「Packaged」や「Tell Your World」を聴いたとき、私が思いだしたのはこの小説のラストシーンだったのでした。<br><br>「心はどこにあるのか」<br>「心はなぜ伝わるのか」<br>「心はどうして繋がるのか」<br><br>　そんなことを「Tell Your World」を聴きながら私は思い、そしてまた涙を流すのでした。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=18683324" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">Tell Your World EP【初回限定盤CD＋DVD】/livetune feat.初音ミク<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61Fp-iEmc2L._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥1,890<br>Amazon.co.jp<br><br>
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<pubDate>Fri, 27 Jan 2012 08:54:21 +0900</pubDate>
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