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<title>歯周病生活。</title>
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<description>患者サイドからの歯周病治療赤裸々記。</description>
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<title>おしらせ。</title>
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<![CDATA[ 拙ブログ「歯周病生活」ですが・・・こちらでの更新は、一時ストップしたします。<br><br>同じ内容で・・・<br><br><a href="http://blog.livedoor.jp/shisyubyo/">http://blog.livedoor.jp/shisyubyo/</a><br><br>にて常時更新していますので、ご興味のあるかたは、上記URLをクリックしジャンプしてご覧下さい。
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<pubDate>Thu, 07 Jul 2005 10:25:52 +0900</pubDate>
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<title>第１２話 ::「あ～膿んでる」</title>
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<![CDATA[ 「抜歯のときは、友人として君に抜いてもらおうと思う」<br><br>そう友人には告げた。もう元には戻らない歯。どうせならしかるべき人に抜いてもらいたいと思うのは、単なる思いこみか。でも、問題は抜いてから後の話である。<br><br>　友人が週一回アルバイト勤務する歯科医院、じつは問題の歯が一番最初に腫れて痛んだとき、そこで診察を受けていたことはすでに書いた。今回の件からさかのぼること二年前である。運良く、たまたま電話を入れたとき、<br><br>「少々待っていただけるようでしたら、明日の午後２時に来てください」<br><br>と言われ、痛みのピークが過ぎた次の日に診察を受けたのだ。そのとき、最初に診察したのは、どう見ても二十代中～後半の新米女性歯科医師。腫れて事態がよろしくないため、即、先輩の歯科医師のヘルプを求め、担当のチェンジがあったことをおぼえている。とにかく痛みと腫れを何とかしたくて、市販の塗り薬をつけていたのもあったが、<br><br>「あ～膿が」<br><br>「市販の塗り薬をつけてますが……」<br><br>「そんなものつけたらよくない」<br><br>と、えらく怪訝そうな顔つきで言われたなあ。<br><br>「この歯は保存する方向でいきたいし、まずは痛み止めと抗生物質で様子を見て、来週にまた来てもらおうか」<br><br>その言葉を受けて、次の週、診察室に足を運ぶと、上の歯と下の歯の三回に分けて、歯石を取るという話があり、生まれてはじめて歯科衛生士から歯石をとってもらうことになる（過去に歯列矯正をしていたとき歯科医師に取ってもらった経験あり）。担当の歯科衛生士は、今どき茶髪でもなく、あまり化粧も濃くない真面目そうな人だった。とにかく、それまで十年以上とっていなかった、積もりに積もった歯石。まず一週目は超音波のスケーラーで歯周縁部をクリーニングし、二週目からは器具で歯の表面をゴシゴシとしごいて歯石を取るルートプレーニングだった。<br><br>　ちなみに、歯科医師が説明をしたのは最初の週だけ。後に<font color="#ff0000"><strong>本格的な治療生活に入ってはじめて歯科衛生士というポジションの重要性を実感する</strong></font>のだが、その当時は、<br><br>「なんだ、ちっとも歯医者が診にこないじゃないか」<br><br>と、半ばプッツンきそうになったものである。話を戻そう。二週目以降のルートプレーニング……<br><br>（第１３話につづく）
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<pubDate>Tue, 05 Jul 2005 05:59:32 +0900</pubDate>
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<title>新しいハブラシ購入。</title>
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<![CDATA[ <p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/2f/11/10001124672.jpg" target="_blank"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/2f/11/10001124672_s.jpg" alt="新しいハブラシ"></a></p><br>　歯周病の治療に通うようになって以来，まあ誰もがそうだとは思いますが，ハブラシはマメに交換しています。２～３週間に１度といったところでしょうか。<br><br>　歯科医院にも医師おすすめのハブラシ等グッズが置いてありますが，このところは，自己責任において，自分の歯茎の状態や，歯茎の退縮具合に合わせたハブラシを使って試行錯誤しています。<br>　今日は，近くの薬店で購入したハブラシ２点。<br><br>　ひとつは，「デンターシステマ　３列ソフト毛　スリム」（やわらかめ）。こちらは，このところずっと歯と歯茎の間のポケットを磨くのと，「つまようじ法」とか「突っ込み振るわせ磨き」といわれる磨き方をするときに使っています。<br>　本当なら，それ専用のもう一列少ないタイプが欲しいのですが，近くの薬店ではみあたらないため，店頭にある一番スリムなタイプで代用しています。一度，自分で１列分の毛を切り取って２列にしてみましたが，やはり歯間には突っ込みやすかったです。けれども３列とはいえスリムなヘッドなので，現状でも大丈夫かなと思っています。それと，毛が長いので，奥歯の磨きにくい部分は意外と届きやすいことを発見。やわらかめなので歯垢除去という点ではやや劣ると思いますが，念入りに磨けば，それなりに効果があるのではと取り組んでいます。<br><br>　二つ目は，「フレッシュ　ブラックハブラシ」。これははじめての購入です。歯面を磨いたり，歯茎を軽くマッサージするには「デンターシステマ　３列ソフト毛　スリム」では能率が悪いので，日頃は４列タイプのハブラシを別に用意して磨いています。このハブラシ，なんでも「ブラシの用毛には黒い特殊毛（プラチナコロイドセラミック）を使用。水だけでも効果的に歯垢を除去します」とのこと。実際の効果の程は使ってみないとわかりませんが，このところ歯磨き粉をつけずに磨いてますので，少しはその効能書きのような効果があれば御の字です。<br><br>でもでも・・・最近は電動歯ブラシでも性能がいいものがあるみたいで，せめて歯面を磨くときはそちらで・・・と，多少は楽な気分もいいかなと思う今日この頃です。
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002611132.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Jul 2005 23:04:20 +0900</pubDate>
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<title>第１１話 ::誰でも歯を抜く決心はつかないみたいで</title>
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<![CDATA[ ＝u今の歯槽骨の状態だとインプラントを植えるのは難しいと思う」<br><br>　久々に会った友人と喫茶店で今後のことを相談したときに出てきた一言。つまり、そこまで問題の歯を支える歯槽骨は見事に破壊されていたのである。ふつう、これまで歯周病の原因菌によって破壊されていた歯槽骨は、歯石のからみついた菌だらけの自前歯という「異物」を抜くと、いくぶんか再生される。<br><br>　インプラントを植えるだけの経済的な余裕の有無は別として、もし抜いた場合の事後策は考えておきたい。一番奥の大臼歯だけに、ブリッジは選択できない。なんて、話は完全に「抜く」ことを前提に進んでいたのである。<br><br>　歯科医師として日々の診療や研究のストレスもあってか、友人、<font color="#ff0000"><strong>一度は止めたといっていたタバコのペースが落ちない</strong></font>。会話をする合間にタバコをふかすといった調子である。<br><br>「たばこは歯周病を加速させるらしいが……」<br><br>と話を切り出すと、<br><br>「ああ、それは歯茎の血流が悪くなるから……」<br><br>と返す友人。それにしても、久々に友人同士が再会したとはいえ、「歯周病」という、はっきりいって耳にしたくない話題だ。しかも喫茶店で歯科医師に相談するなんてことは、飲み屋でたまたま隣に居合わせた弁護士に「いきなり」法律相談を頼むようなもの。時間も夕方６時過ぎということもあって、友人も妻子の待つ家路モードである。しきりに時計を気にしている。<br><br>「もう家に戻らないといけないのでそろそろにしようと思う。で、<font color="#ff0000"><strong>誰でも歯を抜く決心はなかなかつかないみたいで</strong></font>。もし気持ちの整理がついたら、オレに抜歯させて。それと、●●歯科（友人が週一回勤務するところ）はいいと思う。大学の先輩で歯周病治療には腕がある人を知ってるけど……、とにかくいい歯科医院は患者がたくさん集まってくるから、暇なところは避けた方がいい」<br><br>　本数が減るごとにポケットの中でやれていくタバコのパックから取り出した最後の一本を吸い終わると、友人というよりは、本日担当の「歯科医師」としての目つきで、<br><br>「オレが払っておくわ」<br><br>と友人がおもむろにお勘定を手にし、支払いを済ませた後、<br><br>「じゃ、次の診察のときに」<br><br>と言葉を残して友人はアクセルを噴かし帰っていった。<br><br>　先程までの会話を振り返ってみると、<br><br>「抜歯のときは、友人として君に抜いてもらおうと思う」<br><br>と発言する自分がいたことを思い出す。もう抜歯しかないのか。というよりは、その方向で覚悟を固めるときがやってきたことを実感していた。<br><br>　「保存」というかすかな望みは捨てられないが、ひとまず、問題の歯以外の歯も、これを機にきちんとケアしなちゃ。じゃあ、長く付き合える歯科医院あるいは歯科医師は誰なのか？　噛みしめるとグラつく歯に不安をおぼえながらも新たな検索がはじまった。<br><br>（第１２話につづく）
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002583648.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Jun 2005 10:19:06 +0900</pubDate>
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<title>第１０話 :: 「こりゃダメだ」</title>
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<![CDATA[ 　じつは歯科医になった友人が週一回勤務する歯科医院には一度だけ世話になったことがあった。しかも、今、一番問題にしている歯のことで。そのときも腫れて一晩中寝られない程の痛みに苦しんだ。そのときにレントゲン撮影をしてある。現状との比較もできるから、さらに客観的な判断ができる。<br><br> 　そう思いつつ、歯科医院の入口をあけスリッパをはく。その日は休日診察ということで、いつもより予約もかなり減らしているらしい。受付で保険証を渡すと、数分後で診察室へ。自分の歯のことはもちろん気になるが、反面、久々に再会する友人の歯科医姿は楽しみであった。<br><br>　歯科衛生士さんに導かれ診察台へ。そこへおもむろに友人が来た。いかに患者とはいえ、一緒に酒を飲んだり遊んだりした仲である。だからこそだろうか。もともと口数は少ないほうだったが、彼の表情には緊張とは違う、どこか患者と医師というスタンスをどうとろうかといった様子がうかがえた。とはいっても、それは医療の現場。<br><br>「具合の悪いはどこかな？」<br><br>「左下の一番奥」<br><br>診察用の鏡とピンセットで問題の歯の部分をチェックしはじめたと思ったその途端、開口一番、<br><br>「う～ん」<br><br>と友人のため息。「やっぱりそうなのか」とこちらも半ば諦めの気分でいたが、<br><br>「骨の状態を確認したいので、レントゲンを撮ってもいいかな？」<br><br>というので、そんなもの、こちらはもちろんオーケーということで、問題の歯のところだけ撮影。程なくしてフィルムができ、再びピンセットで歯をゆする友人。<br><br><font color="#ff0000"><strong>「こりゃダメだ」</strong></font><br><br>　ああ、「無情」ではない「無常」の宣告である。人間、いつかは死ぬ。そしてその前に「病」は避けて通れない。これまでいたって健康だと思っていた自分自身。それはとんでもない油断だった。まだ諦められなかったものの、二度目の抜歯宣告。原因は虫歯ではなく、歯周病である。三十代で「まさか！」と思った現実を、徐々に受け入れなければならない時がやってきたのだ。<br><br>「このレントゲン写真を見てほしいけど、これは前にここで撮った写真。歯のまわりにボヤッと白く写ってるのが歯を支える歯槽骨。このときの状態は手術とかすればまだまだ救える状態だけど、今の写真のほうは、<font color="#ff0000"><strong>歯のまわりで支えてた歯槽骨が破壊されてなくなってる</strong></font>。もう残しようがないし、隣の歯に悪い影響を与えないためにも抜いたほうがいいねえ。」<br><br>「やっぱりそうなのか。じゃあ抜くしかないか。でも、今日は気持ちが整理できてないんで、考えさせてほしい」<br><br>「心配しなくても、もうちょっと炎症がひいてからでないと、抜いたときに強い痛みを感じたりすることがあるんで。とりあえず、今日は炎症を止める薬と抗生物質を出しておくし、抜く覚悟ができたら予約入れておいて」<br><br>　そんな患者と医師とのやりとりをした後、友人は歯のクリーニング（スケーリングのみ）を歯石の見られる部分に施し、<br><br>「終わりです」<br><br>と言った。こちらも歯科医師としての友人に敬意を表し、<br><br>「ありがとうございました」<br><br>と告げた。<br><br>　よろず相談でもなければ占いでもない。良かれ悪しかれ「科学性」をもって客観的な判断をモットーとする歯科医学で世界である。友人は、歯科医師として、きわめて冷静な診断を下した。<br><br>　その後は受付で渡された処方箋を手にし、薬局へ。「抜歯ですか？　以前にもこちらでお渡しした薬と同じものですんで……」と錠剤をお金を引き替える。おいおい、一番気になる「抜歯」という言葉を、気安く発するな～と薬剤師に心の中で叫びつつ、帰路につく。<br><br>　ああ、もうしょうがないかなあ、と諦めモードになっていたが、抜く・抜かないは別としても、今後の治療のことも気になる。診察室での友人との会話だけでは不十分だ。そう思ったら、口よりも手が先に出た。まだ診察をしているであろう友人の携帯電話に、診察が終わったら、久々にお茶をしないかと伝言。その後、診察を終えた友人から小一時間ならという返事があり、家まで車で行くから少し待っていて、と彼は言った。<br><br>（第１１話につづく）
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002564545.html</link>
<pubDate>Wed, 29 Jun 2005 09:35:24 +0900</pubDate>
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<title>ＦＭラジオをぼんやり聴いていると・・・</title>
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<![CDATA[ 電動の歯ブラシの通販だと思うのですが・・・成人男性の約９割が歯周病（歯肉炎・歯周炎）にかかっていて、それを自覚している人が４割。積極的に治療や予防を心がけている人は、たったの８％との統計報告があることを言ってました。<br><br>オヤジ臭くなったと揶揄される一つの要因に歯周病があるでしょうけど、仕事の関係でなかなかマメに通院しづらいという現実もあるとはいえ・・・。いやはや、世の殿方は油断してるのかもしれませんゾ。
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<pubDate>Tue, 28 Jun 2005 10:47:06 +0900</pubDate>
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<title>第９話 :: 「セカンドオピニオンを求めるのは大切ですから」</title>
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<![CDATA[ 　こんな時になってから思い出すのは、同じ高校で顔を覚えているだけでも三人が国立の歯学部にすすんでいたことである。なかでも山田は小学校から高校まで一緒だった。大学も同じ東京だったが、お互い道が異なると完全に疎遠になることはなくても、しばし連絡が途絶えてしまいがち。でも、彼が三十歳を過ぎて歯学部に学士入学してからは、二度ほど顔をあわせていた。<br><br>　確か四年前に入学していたから、一回で国家試験をパスしていたら、今頃はどこかで歯科医をしているに違いない。そう思って、山田の携帯に電話してみたが、あいにく留守番電話。気分を入れ替えて自宅へ電話してみると、彼ではなく、奥さんの声。ちなみに奥さんも医師の資格を持っている。<br>　こちらの歯の様子を話すと……<br><br>「<font color="#ff0000"><strong>ここ最近ではセカンドオピニオンを求めることが大事とされてます</strong></font>し、ひとつの場所で決断するより、より客観的に診断をくだしてもらったほうがいいですよ……」<br><br>　その当時は育児で一時家庭に入っていたものの、しばらく病院勤務していた医師ということが、受話器ごしの口調でひしひしと伝わってくる。いろんな意味で「先生」なのである。話が戻すことにして、奥さんによれば、順調に国家試験も一度でパスして、現在は大学の病院に勤務しているとのこと。しかも、週一回、アルバイトで、しかも自分が住んでいる地区の近くにある歯科医院でも診察しているという。<br><br>　迷いはなかった。友人に診断してもらうというのはどこか気恥ずかしいものがあるけど、再会と歯科医師になったことへお祝いの言葉を告げるにはいい機会だと思い、深夜に山田の携帯に電話した。<br><br>「そうしたら、日曜日にバイトしてる●●歯科に昼一時に来て。いろいろ口でいってても実際にみてみないとわからないから。こっちから予約はいれておくので……」<br><br>（第１０話につづく）
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002510550.html</link>
<pubDate>Sun, 26 Jun 2005 09:06:51 +0900</pubDate>
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<title>第８話 :: 「歯周病の知識が一気にひろがる」</title>
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<![CDATA[ 　歯科医師自身がコツコツと更新しているなあと、見た目でわかる「家庭歯科医学辞典」というサイト。兵庫県姫路市で開業されている<a href=" http://www.kkdental.com/">河田歯科医院のホームページ</a>であるが、内容は、歯周病についてのイロハからさまざまな治療法の紹介まで、大変密度が濃い。加えて、毎週火・水曜日は全国のサイト訪問者からの質問に答える掲示板まである（現在休眠中）。<br><br>　もちろん、歯科医院のサイトだから、歯科医師の治療観や信念にもとずく説明がなされている。河田歯科医院では、<font color="#ff0000"><strong>「徹底した歯石の除去」</strong></font>という考えが貫かれていて、<font color="#ff0000"><strong>「毎月一回の歯石除去（スケーリング）」</strong></font>を提唱されていた。ちなみに、エムドゲインといった歯槽骨再生療法にかんしては否定的な見解を示されていて、これ以上悪くさせない「現状維持」を、可能なかぎり保険診療で行なうという。<br><br>　そんな治療方針を念頭に置きながら、サイト訪問者からの質問に答える掲示板に訪れてみた。驚いた。ただただ驚いた。河田医師の丁寧な回答はもちろんのこと、これほどまでに老若男女が歯周病に悩んでいたなんて。<font color="#ff0000"><strong>２０～３０代の女性がけっこう多い</strong></font>のは意外だった。というか、男性は平均的に歯のケアに対して無頓着なのだ。<br><br>　読んでいて思うこと。それは、患者側にとっての歯周病治療とは、一度発病すると、いったんは進行を停止・抑制したとしても、歯科医院での治療やメインテナンスに加えて、日頃のケアを常に見直す必要があるということである。「病」とはいっても、成人の約８割が相当する「生活習慣病」なのだ。遺伝的に歯周病疾患に陥りやすい人もいるが（唾液からそれを判別するＰＣＲ法がある）、不十分なブラッシング、ストレスやストレスの現れともいえる歯ぎしりやくいしばりが、本人には直視できない歯茎のなかにある歯槽骨をどんどん破壊していく。<br><br>　こうして書いていると、けっこう気分が滅入ってくる。くだんのサイトを見つけてページを読み進めていたときも、ＢＧＭとしてページに埋め込まれていた音楽が、いいのか悪いのか、ますます気分を重くさせていた。でも、その暗い音楽に付き合いながらも、歯周病疾患のメカニズムや治療のエトセトラを読むにつれ、これからはきっちりとケアを続けていこうという決意もまた、ひしひしと沸いてきた。<br><br>　とまれ、歯周病にはよくないとわかっていても寝る間を惜しんで隅から隅まで読み進めた「家庭歯科医学辞典」。ひととおりの基礎知識はつかんだ。次は、懸案のグラついた歯の状況をはっきりさせること。まだ口の中の状況を具体的に知っていないにせよ、再生治療の良し悪しを別として、歯周病治療に力を入れていて、最新の医療事情を把握している歯科医院を、できるだけ通院しやすい場所で見つけることに集中しよう……。<br><br>　そう思った矢先、あることを思い出した……<br><br>「そういえば山田（仮名）が、歯医者となって病院に勤務しているかもしれない。一度、連絡をとってみよう！」<br><br>（第９話につづく）
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002439165.html</link>
<pubDate>Wed, 22 Jun 2005 11:06:34 +0900</pubDate>
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<title>第７話 :: 「地獄の沙汰も金次第？！」</title>
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<![CDATA[ 　それにしても、歯科医師のＰＲぶりには舌を巻く。一呼吸置いて冷静にサイトを閲覧すると、「当院独自のテクニック」や「最高の医療が、それぞれの患者にとって最善の医療になるとはかぎらない」といった表現が目につく。<br><br>　言うまでもない。最新の誰もが知っていれば少しでも歯を残すために施してほしい施術、なかでも最新治療のほとんどは<font color="#ff0000"><strong>自費治療</strong></font>である。早い話、毎月支払っている健康保険証を使えないわけ。<br><br>　ちなみに、欧米では歯の治療は自費治療である国が多く、そのために歯のケアに早くから必死になるという話を聞く。そのいっぽうで、スエーデンのようにインプラント治療ですら保険治療である福祉国家もある。ここ日本はその中間に位置しているが、ちなみに健康保険も、毎月保険料を支払うから利用できているに過ぎない。患者側からしてみれば、受付で支払う治療費以外の報酬を、間接的にちゃんと支払っていることになる。<br><br>　それにしても、「歯周病治療」をキーワードに歯科医院のサイトを疑似的に通院してみると、掲示板や質疑応答のページを用意しているところが少なくない。そこには、匿名で通院している歯科医院での治療内容にかんする不満や、歯周病治療をはじめるにあたって歯科医師からはじきだされた費用に対する不安など、患者側から見た歯科医療の現実が如実にあらわれていた。<br><br>　歯周病もその進行が<font color="#ff0000"><strong>重度</strong></font>になると、治療費はその分だけかかる。しかも、年齢が若ければ若いほど、将来のことを考えていろいろなオプションを提案する傾向が見てとれた。<br><br>「歯周病の進行が著しいので全顎に歯槽骨再生手術（<a href=" http://www.418.co.jp/kb-dc/kiji/2003/0119/0119.html ">エムドゲイン塗布</a>）しましょう（リンク先の歯科医院とは関係なし）」をすすめられ、治療費の見積額が２００万円ということで、費用に困る若い女性もいれば、３００万円程をつぎ込んで、多数のインプラント治療を受け、噛める歯を回復したと喜ぶ中年男性。かと思えば、２００～３００万円かかると言われた人に対して「当院ならほとんどの治療を保険治療しますから全顎いろいろと施術しても総額でせいぜい２０万円以内」といったアドバイスをする歯科医師もいる。<br><br>　いずれにせよ、<font color="#ff0000"><strong>「現状維持をめざすのか」</strong></font>それとも<font color="#ff0000"><strong>「できる部分は再生治療をめざすのか」</strong></font>によって、費用は大きくかわってくる。それと、首都圏や大都市圏の大きなビルに入った歯科医院は、医療の内容はさておき、全体的に高めに治療費が設定されている。たとえば、<font color="#ff0000"><strong>ＰＴＭＣ（プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング）</strong></font>--定期的に歯科衛生士や歯科医師が、患者の手の届きにくいところまで機器を使って口の中をクリーニングしてくれる「あれ」ですねﾑは健康保険証が使える歯科医院でも自費（５０００円から１００００円といったところも）としているところがある。<br><br>　いちがいに高いからといって「やぶ医者」というわけでなければ、必ずしも「懇切丁寧な治療」というわけでもない。安いからといって必ずしも「手抜き」というわけでもなければ、必ずしも「赤ひげ先生」というわけでもない。ウェブサイトにしても、これは立派な広告なのであるから、実際に行ってみないとわからない。<br><br>　いろんな不安的要素も増えるなか、「もっと歯周病治療について患者が勉強になるサイトはないのか？」と、ぐらつく歯のことを忘れそうになるほどネットサーフィンに熱中していたそのとき、<br><br>「あ、あった歯周病の事典みたいなサイトだ！」<br><br>（第８話につづく）
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002419836.html</link>
<pubDate>Tue, 21 Jun 2005 10:29:27 +0900</pubDate>
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<title>● 第６話 :: 「ネットサーフィンで疑似通院」</title>
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<![CDATA[ ａ@街を歩けばいくらでも歯科医院の看板にぶつかる。それと同じ感覚がインターネットの世界にもあって、検索すると、キーワードを複数にして絞り込まないかぎり、読み出したらキリがない。歯科医院乱立といっても過言ではないこのご時世、どこも生き残りをかけた「経営」に必死なのである。とまれ、これだけ歯科医院が多いと、診療内容に個性があったり充実している歯科医院のサイトをのぞいてみたくなってしまう。<br><br>　一般人の感覚でいえば、一昔前までなら、一般歯科の他に矯正治療ができる歯科医が特殊な技術を持っているとイメージが強かった。診療内容に「矯正」と具体的に明記されているのでわかりやすい。そのいっぽうで、「歯周病治療・予防」にかんしていえば、街角で見かける看板に書かれていることはめったにない。ところが、歯科医院のウェブサイトを見れば、あるある<font color="#ff0000"><strong>「歯周病治療と予防に力を入れています」</strong></font>との文言が。どうせ高いお金を払って看板を設置するなら、そういった具体的な治療内容も書いてくれ～と、今さらながら嘆いてみたくもなる。<br><br>　さっそく手当たり次第に歯周病治療の診察例をネットサーフィンしてみた。まず端的に思ったことを言おう。歯周病治療とは、まだまだ歯科医師の間でも見解がバラバラだと。ただし、どこへ行っても基本となる初期治療は、最初に絶対最小限、口腔内全体をレントゲン撮影し、歯と歯茎の間にできる歯周ポケットを測定。次に歯槽骨の破壊の要因となる歯肉炎や歯周炎を抑制・抑止するため、諸悪の根元である歯石やプラーク（歯垢）を除去し<font color="#ff0000"><strong>歯周ポケットを２～３ミリ以内</strong></font>に改善することをめざす。その第一歩としての、超音波スケーラーを使った<font color="#ff0000"><strong>スケーリング</strong></font>や、外からは見えない歯肉縁下の歯石を麻酔をするなどして機具を使い手で除去する<font color="#ff0000"><strong>ルートプレーニング</strong></font>。そして歯科医師や歯科衛生士による<font color="#ff0000"><strong>歯磨きの指導</strong></font>。まず、このあたりが、歯周病治療を行う歯科医院において１００％取り組まれていることである。<br><br>　「予防治療」に力を入れている歯科医院なら、最低限、どんな小さな治療でも、初診時に口腔内全体のパノラマ写真を撮る（本格的に歯周病治療を進める場合は、さらに１０カ所ほどに分割して詳細なレントゲン撮影をする）。こうした客観的な資料を用意しない歯科医院は、診察費が安くて財布的にも大助かりと思うより、面倒なことは後回しされていると思って、さっさと見切りをつけるべきである。<br><br>　問題はここから先だ。街の歯科医院の看板を見ると「一般歯科」や「小児歯科」以外に、<font color="#ff0000"><strong>「口腔外科」</strong></font>ないしは<font color="#ff0000"><strong>「歯科口腔外科」</strong></font>と書かれているのを目にする機会が多いかと思う。こういったところでは、歯肉に埋もれた親不知の抜歯といった治療だけでなく、重度の歯周病のときに行われる外科手術のテクニックを持っていることが多いようである。<br><br>　歯周病治療において多くのバリエーションを持っている歯科医院のウェブサイトには、たいてい「口腔外科」ないしは「歯科口腔外科」が診療内容として掲げられていたりする。経歴を確認すれば、「口腔外科」での勤務経験があったり、大学での専攻が「口腔外科」と書いてあるだろう。また、<font color="#ff0000"><strong>「保存科」</strong></font>という項目が掲げられている歯科医院や病院、歯科医師は、いうまでもなく「歯の保存」の専門家。こうしたところが患者側から見たチェックポイントとも言えるが、なかには外科的なテクニックを一切使わずに重度の歯周病治療に取り組む歯科医師もいる。<br><br>　とにもかくにも<font color="#ff0000"><strong>「歯周病」「保存」「抜かない治療」</strong></font>といったキーワードでくまなくチェックすれば、ある程度は歯周病治療にかんするアウトラインが見えてくる。ここで忘れてはならないことがある。こうしてあれこれとチェックポイント並べているが、総合的な病院へ行けば、たいてい「口腔外科」や「保存科」があるし、検査設備も整っている。でも、時間や場所の都合で大きな病院は通いづらいとことも多いし、担当医師が途中でかわるなんてことも多い。しかも、本格的に歯周病の治療を進めるとなれば、多くの時間を通院に費やさねばならない。<br><br>　近くに良い歯周病治療の専門医がいれば、これ幸いである。<br><br>　さてさて、歯周病治療のページをのぞいてみると・・・目にするのは耳慣れない専門用語がいっぱい。<br><br><font color="#ff0000"><strong>「エムドゲイン」「ＧＴＲ法」「ＰＣＲ」「掻爬（そうは）術」「ＰＴＭＣ」</strong></font>……。おまけに、料金一覧表まで掲載している歯科医院まであるではないか！<br><br>（第７話につづく）
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<link>https://ameblo.jp/teeth/entry-10002406378.html</link>
<pubDate>Mon, 20 Jun 2005 10:37:13 +0900</pubDate>
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