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<title>テルのガン治療日記</title>
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<description>50代なかば男、ガンと診断され人生が一変しました。ガンになって初めて知ったことや自身の心情、治療や入院についての記録、または、単なる気持ちの吐き出しなど、つれづれと書いていきますね。</description>
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<title>【長期入院の持ち物リスト】2ヶ月の入院生活を乗り切る！買ってよかった便利グッズ＆必需品</title>
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<![CDATA[ <p>7月7日の七夕の日に、2ヶ月間にわたる入院生活がスタートしました。<br><br>今回は手術がなく、副作用がひどくない時はある程度活動できるだろうという想定のもと、荷物を準備しました。しかし、2ヶ月という長丁場。あれこれ詰め込んでいるうちに、かなりの荷物量になってしまいました。<br><br>私独自のセレクトなので他の方にすべて当てはまるわけではありませんが、これから長期入院を控えている方の参考になれば幸いです！<br><br>1. 衣類・履物（リラックス＆安全第一）<br>パジャマ・部屋着（上下5着）<br>病院のレンタルもありますが、気軽に過ごしたかったので持参しました。上はしっかり目の無地Tシャツ、下はハーフパンツ。気分転換用に和風の服も入れています。<br><br>靴下（足首丈）<br>基本は裸足でも過ごせますが、靴を履くときの靴擦れ防止用に用意しました。<br><br>スリッポン型のスニーカー<br>転倒事故防止のため、スリッパやサンダル（クロックス等）は禁止されていました。そこで、手を使わずにサッと履けるスリッポンのスニーカーを新調。暑さ対策で、スリット入りの通気性が良いタイプを選びました。<br><br>タオル類<br>フェイスタオルとバスタオルを数セット。<br>※病院内に有料コインランドリー（洗濯200円・乾燥200円）があるので、ローテーションで回します。<br><br>2. 洗面用具・日用品（副作用・感染症対策）<br>ミノン全身シャンプー（泡タイプ）<br>放射線治療の副作用で皮膚が敏感になるため、肌に優しい弱酸性のものを選びました。これ1本で髪も体も洗えます。<br><br>電気シェーバー<br>カミソリは肌への刺激が強いため、病院にシェーバーを勧められました。<br><br>やわらかめの歯ブラシ<br>口内炎対策として、粘膜を傷つけにくい「やわらかめ」をチョイス。<br><br>マイボトル・箸・スプーン<br>水分（お茶や水）は自分で用意する必要があります。また、感染症対策としてカトラリー類も持参指定でした。<br><br>3. 100均で揃えた便利グッズ<br>ベッド周りを快適にするため、100円ショップのアイテムが大活躍しています。<br><br>自立する鏡<br><br>小型の置き時計<br><br>S字フック（数個あると便利！）<br><br>ハンガー（3本）<br><br>バインダー（書類記入用）<br><br>筆記用具<br><br>4. 治療サポート・食事関連<br>栄養補助飲料「アバンド」<br>病院から事前に購入を勧められたものです。HMB、グルタミン、アルギニンが配合されており、放射線治療でダメージを受けた皮膚や粘膜の修復を助けてくれます。飲まないと皮膚がただれてジュクジュクになることもあるそうなので、障害を最小限に抑えるための必須アイテムです。<br>（※ネットショップで30袋1万円程度。1日2袋×2ヶ月＝120袋で約4万円かかりました。保険適用外ですが、背に腹は代えられません）<br><br>健康オイル類（アマニ油、ごま油、オリーブオイル、すりごま）<br>病院食には特に制限がないとのことだったので、急遽ネットで調べて健康に良さそうな油を持参しました。アマニ油（オメガ3脂肪酸）は朝食時にスプーン1杯、その他（セサミンなど）は食事の際におかずやご飯にサッとかけて食べています。<br><br>5. 運動・健康維持グッズ<br>入院中は極端に運動量が減ってしまいますが、病状や副作用によっては激しい運動ができません。そこで、省スペースで気軽にできるものを用意しました。<br><br>フォームローラー：元々肩や背中が凝りやすいので、筋膜リリース用に。<br><br>トレーニング用ゴムチューブ：ベッドの上や狭いスペースでも手軽に筋力維持ができます。<br><br>6. 娯楽・ガジェット（QOL爆上がり！）<br>本（数冊）<br>普段なかなか読書の時間が取れなかったので、このたっぷりの時間を活かして読むつもりです。<br><br>ノートパソコン（HP OmniBook 7 Aero）<br>持っていなかったので今回に合わせて購入！メモリ32GB、ストレージ1TBと、数年は快適に使えるスペックです。調べ物、ブログ執筆、NetflixやAmazonプライムビデオの視聴など、これ一台で入院生活の退屈をしのぎます。<br><br>レンタルモバイルWi-Fi（※超重要）<br>病院には無料Wi-Fiがありますが、「よく途切れる・繋がりにくい」という話をよく聞くため、自分で契約して持ち込みました。2ヶ月で1万円程度のレンタルで、容量無制限（実効速度は300Mbpsほど）。結果的に大正解でした！<br><br>まとめ：大荷物になったけれど準備万端！<br>これらの荷物をすべてまとめると、大型の四角いバッグ（100均の300円商品）1つと、大きめのリュック2つ分になりました。涼しい日だったにも関わらず、病院に到着した時には汗だくになるほどの重さでした（笑）。<br><br>かなり大掛かりな引っ越し状態になりましたが、ストレスの多い入院生活を少しでも快適に、そして治療の副作用を最小限に抑えながら、この2ヶ月間を乗り切っていきたいと思います。</p>
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12972194062.html</link>
<pubDate>Thu, 09 Jul 2026 14:25:00 +0900</pubDate>
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<title>PET検査、ガン確定診断、そして戦う決意</title>
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<![CDATA[ <p>前の記事の「ガン発覚までの経緯②」の続きを書きたいと思います。<br><br><b style="font-weight:bold;">生きた心地がしなかった「空白の一週間」</b><br>6月16日に担当医から「ガン（であろう）」と言われましたが、実際にはその後の精密検査で確定となります。一週間後の6月23日に造影CTを撮り、前回採取した細胞の病理検査の結果と併せて最終的な診断が出ることになりました。<br><br>実は、この検査までの一週間は精神的に結構きつかったです。<br>「ガンはほぼ確定しているのに、進行具合が分からない」という状態。やはり予後について様々なネガティブな想像をしてしまい、不安を止めることができませんでした。<br><br><b style="font-weight:bold;">確定診断と、想定外の「原因」</b><br>そして、肝心の診断結果はやはり「中咽頭がん」とのこと。<br>タイプとしてはHPV（ヒトパピローマウイルス）が原因となっているものでした。中咽頭がんの主な原因には、このHPV由来のもののほか、喫煙や過度の飲酒によるものがあるそうです。<br><br>HPVといえば、一頃から子宮頸がんの原因として知られ、若い女性にはワクチン接種が啓発されてきました。私はそれを見てきて「女性はそういうことに気を付けなければならないので大変だな」といった程度の認識でしたが、まさかこれが自分の身に降りかかるとは想像だにしていませんでした。<br><br>調べてみると、HPVは多くの人が一度は感染し、その後は自身の免疫により消えていくそうです。しかし、稀に消えずに感染が継続してしまうと、ガン発生のもとになるようです。<br>なかなか普通の人は、特に男性は、HPVの感染について普段から気にしている人はあまりいないのではないでしょうか。<br><br>何れにせよ、ガンになってしまったのはもう仕方がないことなので、これから治療に専念するしかありません。<br>ただ、このタイプのガンは「シスプラチン」という抗ガン剤がよく効くとのこと。不幸中の幸いというか、この言葉に少し希望が持てました。<br>あとは、PET検査で全身の進行具合等の確認が必要です。<br><br><b style="font-weight:bold;">意外と快適だった「PET検査」</b><br>造影CTを撮った翌日の6月24日に、更にPET検査を受けました。<br><br>PET検査とは？<br>FDGという放射性のあるブドウ糖薬液を点滴で入れます。全身に成分が行き渡ると、ガン細胞がその成分を活発に取り込む性質を利用し、取り込まれた放射性物質を目印としてCT撮影をして、ガン細胞の在りかを詳細に確定する検査です。<br><br>PET検査がどのようなものか、私が受けた検査センターの様子を簡単にお伝えします。<br><br>まず、ホテルのような落ち着いたロビーで受付を済ませると、検査着に着替えて検査場に向かいます。検査場のエリアに待機場所があるのですが、そのエリア自体が厳格な放射線管理区域内となっています。<br>その一角で放射線薬剤の点滴を受け、その後、全身に薬剤を行き渡らせるため約1時間待機します。その際水も飲んで、全身に薬を回す手助けにするようです。この施設の場合は、ペットボトルの水を1本頂けました（500ml）。<br><br>待機するのは半個室（畳二畳分くらいかな）になっているスペースで、電動リクライニングのソファがありました。背を倒したり足を延ばしたり自由に設定できて、なかなか快適でした。<br>目の前はガラス張りで、地下のため屋外の景色は見えないのですが、ちょっとした水辺を演出するインテリア（中庭的なもの）があり、見るだけでも非常に癒されました。ここに来る患者さんの不安を和らげるため、色々な工夫がなされていることがわかります。<br><br>1時間経ち、いよいよ検査に臨みます。<br>一体どんなことになるのか多少不安でしたが、杞憂に終わりました。<br>検査場内はやや涼しくて「ちょっと寒いかも」と思いましたが、検査台に寝てからタオルケットをかけてくれたので、ちょうど心地よい感じになりました。<br><br>両手万歳の恰好で固定となり、CTの検査と同じような機器の中に入るのですが、圧迫感や閉塞感を感じることはありませんでした。また、検査台が随時動くのですが、それが揺りかごのように心地よく、眠りそうになってしまったほどです。<br>検査後には同じくエリア内のソファで数分待ち、検査がうまくできたことが確認できれば終了となります。実際に検査機器に横たわっていたのは、20分間程度だったと思います。<br><br>この検査は終始快適でしたが、肩関節が悪い方は万歳の体勢が少ししんどいかも知れませんね。<br><br>PET検査はトータル2時間ちょっとで終わりました。再検査が必要な方もあるため、事前の案内では「3時間程度かかる」と言われていました。<br>クレジットカードで支払いをして、すぐに帰宅しました。思っていたより簡単で快適な検査でした（※あくまで個人の感想です）。<br><br><b style="font-weight:bold;">最終結果は「ステージ２」</b><br>2日後の6月26日、総合病院の耳鼻咽喉科を受診し、PET検査を含めたすべての結果を聞きました。<br>最終的な診断結果は「中咽頭がん ステージ２」とのことでした。<br><br>これを聞いた私の率直な感想ですが、病名についてはすでに受け入れていたので「想定どおり」でした。<br>ステージについて、結果が出る前に私が考えていたのは以下のようなことです。<br><br>「最近結構、右頸部から右顔面、右肩辺りまで間欠的な痛みやだるさを感じていたため、症状からして初期のステージ０や１は無いな。最悪ステージ４も有り得るな。うまくいけばステージ３かな」<br><br>希望は持ちたいものですが、あまりに楽観的過ぎても結果とのギャップが大きければ精神的ダメージを受けそうです。逆に悲観的すぎても良くありません。この辺りの「気持ちの持っていき加減」は非常に難しいですが、私の場合ではありますが、自己防衛として大事なプロセスだった気がします。<br><br>ちなみにガンのステージですが、「ステージ４だから末期で助からない」というわけでもないようです。<br>時代の進行とともに治療も進化しており、ステージ４のガン患者が治癒したケースや、治癒しないまでも治療を継続し、いわゆる「ガンと共生」して長く生きておられる方もあるとの情報がありました。逆にステージ１でも、稀に悪化して亡くなってしまうケースもあるようです。（私の情報はほとんどがネットや書籍からです…）<br><br>それに、ガンの種類によってもステージの解釈は変わってきます。「○○ガンならステージ４でも意外と５年生存率が高いが、△△ガンは生存率は低い」などです。もちろん、同じガンの同じステージでも、患者の健康度や年齢、体力によっても変わりますし、治療外で自身でできる対策をとれる人が予後も良いようです。<br><br>話が飛びましたが、私自身はステージ３かステージ４を想定して覚悟を決めていたため、「ステージ２」という結果を聞いた時には少し喜んでしまいました。<br>嫌な病気になっている最中に喜ぶなんて、人の心理というのは本当に複雑ですね。<br><br><b style="font-weight:bold;">未知の恐怖を乗り越えて</b><br>確定診断が出揃ったので、あとは治療を受けるのみです。<br><br>初受診からここまでの2週間、私にとっては人生で一番のピンチで、一番悩んだ期間でした。その中で、<u style="text-decoration:underline;">状況が少しずつ明確になっていくことで、同時に少しずつ悩みが軽減されてきました</u>。<br><br>やはり、「分からない、知らない」というのが人間にとって一番の恐怖を導くように思います。<br>真実を知るのは怖いけれど、勇気を持って知ると、それに対する解決策や対処法が見つかるかもしれません。この期間の激動の心理状態については、機会があればまた書きたいと思います。<br><br>とにかくこれからは全力で戦うことを優先して、必ず良くなってみせるつもりです。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12972082724.html</link>
<pubDate>Wed, 08 Jul 2026 10:05:21 +0900</pubDate>
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<title>いよいよ入院生活スタート。明日からの治療に向けて</title>
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<![CDATA[ <p data-path-to-node="4">いよいよ本日入院しました。大人になってからの入院は初めての経験です。 お部屋は4人部屋ですが、ありがたいことに高層階の窓側のベッドでした。とても眺めが良く、これなら快適に約2か月間の入院生活を過ごせそうです。</p><p data-path-to-node="4">&nbsp;</p><p data-path-to-node="6">入院手続きと一通りの検査を終え、先ほど病院での初めての夕食をいただきました。 配膳されてびっくり、いきなりの「天ぷら」です！ 思った以上のボリュームがあり、そこそこ満腹になりました。（もちろん天ぷら以外にも健康的な品が何品かありましたよ）</p><p data-path-to-node="7">「これから治療を受ける病人でも、天ぷらを食べていいんだ」と少し驚いたのですが、今日お話しした看護師さんや薬剤師さんによると「今のうちに、食べられるだけ食べて体力を温存しておいてくださいね。なんならアイスクリームでもいいですよ」とのことでした。幸い、今のところ私は食欲旺盛なので、この調子でしっかり食べて臨めそうです。</p><p data-path-to-node="7">&nbsp;</p><p data-path-to-node="8">明日の朝6時から、いよいよ点滴が始まります。 まずは副作用予防のための点滴を数種類行い、お昼ごろから抗がん剤の投与となる予定です。続いて夕方からは放射線治療も開始します。</p><p data-path-to-node="8">&nbsp;</p><p data-path-to-node="9">先ほど担当医からの説明があったのですが、事前の血液検査の結果、腎臓の数値（eGFR）が少し基準を下回っていたため、明日の抗がん剤は通常の80％の量に減薬することになりました。 副作用のリスクが減るという意味ではありがたい反面、「ガンを叩く力が少し弱まってしまうのでは…」と、正直なところ少し心配な気持ちもあります。</p><p data-path-to-node="9">&nbsp;</p><p data-path-to-node="10">とはいえ、何れにせよ明日からの治療には、自分なりの「万全の態勢」で臨みます！ しっかりと体調を整え、よく食べて体力を保存し、動けるときには適度な運動をして筋力をキープする。そして、以下のような副作用の予防策もきちんと徹底していくつもりです。</p><ul data-path-to-node="11"><li><p data-path-to-node="11,0,0">こまめな口腔内のうがいと消毒</p></li><li><p data-path-to-node="11,1,0">栄養補助食品（アバンド）の摂取</p></li><li><p data-path-to-node="11,2,0">保湿剤の塗布によるスキンケア</p></li></ul><p data-path-to-node="12">この万全の準備のもとで臨んだ治療が、今後どのように進んでいくのか。その経過については、このブログで逐次お知らせしていきたいと思います。</p>
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12972029834.html</link>
<pubDate>Tue, 07 Jul 2026 20:00:53 +0900</pubDate>
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<title>明日、入院します</title>
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<![CDATA[ <p>明日、七夕に入院します。</p><p><br></p><p>ガンが発覚してから明日の入院までの約3週間、色んな感情や思いが目まぐるしく湧いてきました。そして、様々な行動の変化も起こしました。</p><p><br></p><p>人生で最も長く感じた3週間でもありました。</p><p><br></p><p>明日入院してからは、入院生活の内容とともに、入院までの3週間のできごとなどを、このブログで率直に伝えて（吐き出して）いけたらと思います。</p><p><br></p><p>急に病気を患った一人の人間の生活や気持ちについて、こんな感じなんだ、といった程度で見てくださると幸いです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12971909299.html</link>
<pubDate>Mon, 06 Jul 2026 19:31:37 +0900</pubDate>
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<title>ガン発覚までの経緯②（受診から診断まで）</title>
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<![CDATA[ <p>3月末で退職した私は、ひとまず仕事の重圧からは解放されました。それまでは休みの日であっても何か常に心のどこかで仕事のことが気になり、あの件はどうなっているのか？何かトラブルが起きていないか？などと心が重く感じていましたが、そういった感覚から解放されました。</p><p>&nbsp;</p><p>これからしばらくは体調回復を優先する生活をしようと決め、食事、運動、睡眠をできるだけ大切にすることを心がけ、再就職については数か月後を目処に考えていました。</p><p>&nbsp;</p><p>その後、比較的健康と思われる生活を続けるよう心掛けていましたが、なぜか疲労回復についてはなかなか改善されませんでした。仕事を辞めれば疲労感についても改善されていくだろうと思っていただけに、ちょっと残念に感じました。</p><p>&nbsp;</p><p>更に、立ち上がった時に立ちくらみがするようになりました。もちろん、立ちくらみなど、過去にも経験がありますが、せいぜい年に数回くらいでした。でも今は立ち上がる度に半分くらいは軽い立ちくらみが起こります。そこで「これも老化のひとつなのか？」と思っていました。</p><p>&nbsp;</p><p>そして3月から出ていたのどの痛みは5月になっても相変わらず続いており、さすがにおかしいなと感じてきていました。感じてはいたのですが、痛みは軽く、１日の大半はそれに気にせず過ごせていたくらいなので、あえて気にしないようにしていました。</p><p><br></p><p>いや、正確に言えば、症状を認めたく無かったのです。最悪の想像をすれば、「ひょっとしてこれはガンに関係する症状なのかも？」との考えがちらつきましたが、「そんなに恐ろしいことは認めたくない、あと何日かすれば回復して、何も無かったことになるかも、いや、なるはずだ！」と、この頃には強引に自分に言い聞かせてました。</p><p>&nbsp;</p><p>ところが、6月になっても一向に改善しません。さすがの私もこれは放っておけないといよいよ覚悟し、6月12日に近所の耳鼻科で受診しました。まあ、何らかの感染症かな、数日の通院で治ればいいな、という淡い希望を持ち診察に臨みました。</p><p>&nbsp;</p><p>耳鼻科の先生は優しそうな方で、物腰柔らかく診察してくれました。症状を伝えると、小型の内視鏡でのどを検査しました。</p><p>&nbsp;</p><p>すると、検査をしている先生が、みるみる深刻な表情に変わり、「これはうちでは対応できません」と言い、撮影した画像を私に見せてくれました。</p><p><br></p><p>機器の性能のせいか、画像の解像度が低くなっており、それでものど（いわゆる咽頭部、舌の付け根のやや奥辺り）に明らかに腫瘍のようなものが見えます。先生はこれが何であるのか明言しませんでしたが、そのこわばった表情が全てを物語っていました。</p><p>&nbsp;</p><p>私はこの瞬間、初めて言いようのない恐怖に襲われました。あの程度の痛みで、のどにあれほどの腫瘍ができていたとは想像もしていませんでした。「晴天の霹靂」という言葉は、まさにこのときのためにあるのだな、と実感した瞬間でした。</p><p>&nbsp;</p><p>そしてこの恐怖の内容は、この症状がガンかも知れないということ、ガンであるなら、進行具合はどれくらいなのかということ、治療できる可能性は？治療は苦しいのか？余命は？今年、いや、あと何か月生きられるのか？残された家族の生活や、高齢で一人暮らしの母親はどうすれば…</p><p>&nbsp;</p><p>など、次から次に連想ゲームのように恐怖と不安が溢れ出てきます。頭の中がショートした感じと言いましょうか。また、恐怖と不安の他に、悲しみ、怒り、悔しさ、情けなさ、申し訳無さ、孤独感、焦燥感、と、これでもかというくらい一気にマイナスの感情が押し寄せました。人間ってこんなにもマイナス感情の種類があったんだと改めて実感した次第です。</p><p>&nbsp;</p><p>診療所で総合病院への紹介状を書いてもらい、帰路で、さっそく総合病院の診察予約を取りました。その病院は基本的にオンラインで予約を受け付けており、結果的に最短で1週間後の予約になってしまいました。</p><p>&nbsp;</p><p>帰宅後妻に結果を知らせると、貧血を起こし、倒れそうになりました。ここで、「ああ、この病気は到底自分だけの問題ではないんだな」と思い知らされました。それはそうでしょう。つい昨日までは、これから老後に向けて健康で楽しく穏やかに過ごすことを2人の目標にしていたのですから…</p><p>&nbsp;</p><p>その日は金曜日で、もう夕方でした。それ以降、気持ちが地につかない時間を過ごすことになり、1日、いや、1時間でさえ我慢できないくらいの不安定な気持ちが続きました。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな土曜日、日曜日を過ごし、これ以上耐えられないと思い、月曜の朝一番に、オンライン予約した総合病院に電話しました。今週金曜日に予約をしているが、もう少し早くできないか尋ねたところ、翌日の火曜日に空きがあるとのことで変更してもらいました。自分の命がいつまで保つのかすら不明な状況のままで、あと数日も待てないような精神状態だったので、ひとまず救われた気がしました。</p><p>&nbsp;</p><p>翌日の6月16日、今後治療を受けることになる総合病院にて初受診しました。問診を受け、ここでも小型の内視鏡でのど部分の検査を受けました。ここの内視鏡はおそらく性能が良く、前の診療所の内視鏡よりもはっきりとした画像を見ることができました。</p><p><br></p><p>正直見たくは無かったですが、現実から目を逸らす訳にはいきません。実際に腫瘍を見ると、まさにこれが「ガンです！」と言わんばかりのものでした。よくテレビや動画で出てくる、あの普通の腫瘍とは一線を画した恐い姿の「ガン」そのものでした。</p><p><br></p><p>その後少し時間を空けて、もう一度内視鏡を入れて、そこで細胞診・病理検査のために、器具で細胞を採取してもらいました。事前に液体の麻酔を口に含んで準備をしていたので、特に痛みは感じません。</p><p>&nbsp;</p><p>細胞を採取した後、もうこれは本当に覚悟が必要だと思い、担当医に対して、単刀直入に聞きました。</p><p>「これはガンですか？」</p><p>担当医の答えは、</p><p>「そうですね、おそらくガンでしょう」</p><p>私、「えっ？」と思いました。</p><p>なぜなら、非常に軽い口調だったからです。なんなら、「今日の昼ごはんは何でしたか？」という質問に対し、「かつ丼でした！」と答えるような雰囲気でした。あまりにあっさりと言われたので、拍子抜けというか、どのようにリアクションしていいのか分からないくらいでした。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし、よくよく考えると、患者にガンであると伝える担当医の表情が重々しかったり、思いつめたような口調であると、同じガン宣告の言葉を受けても患者は非常に恐怖を感じるのではないでしょうか。</p><p><br></p><p>しかも、患者にとっては一生に一度くらいの重大な宣告ですが、担当医にすれば日常茶飯事の業務の一環なのです。これについては、人によって受け止め方は様々でしょうが、私にとってこのような軽い伝え方は、ある意味救われた感じがしました。何かそんなに深刻になる必要が無いかもと捉えることもでき、ガン宣告ではありますが、精神的なダメージは最小限に抑えられたかと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>すぐさま続いて、</p><p>「このタイプのガンは○○が原因のことが多く、□□の抗がん剤を使って治療をすることになります。発症部位的に手術が不可能な場所なので放射線治療を併用することになるでしょう。云々云々…」と専門家らしく矢継ぎ早にやや詳しい説明をしてくれました。しかし、ちょっとした私の疑問や質問にも真摯に答えてくれ、きちんと治療してくれるんだなという思いが私に伝わってきたので、今後この病院で、この主治医のもとでガン治療をすることに決心できました。</p><p>&nbsp;</p><p>ちなみに、厳密にはガン100％確定には更に詳しい検査をすることになりますが、私の中ではこの日をガン宣告を受けた日とし、色々と準備をしていくことになります。詳しい検査をするまでは、ガンの進行具合や転移などは未だ不明のままです。</p><p>&nbsp;</p><p>以上が、ガン宣告までの経緯です。正直まだまだ不安や恐怖を持っていることには変わりありません。でも現実からは逃げられないので、ひとつひとつ進んで行くしか無いと覚悟はしました。これから体調や精神状態をどのように保っていくのか、それがその時の私の最大の課題でした。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12971840091.html</link>
<pubDate>Mon, 06 Jul 2026 06:18:39 +0900</pubDate>
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<title>ガン発覚までの経緯①（身体の異変）</title>
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<![CDATA[ 私は今までの人生で比較的健康状態は良いほうで、大人になってからは入院をしたこともなく、病気で仕事を休んだことはほとんどありませんでした。30数年間仕事をしてきて、唯一休んだのはコロナに罹患したときの数日だけです。<br><br>不定期ではありますが、時々運動もしていたので、体力についても世の中の同世代の方々の平均、またはやや上ぐらいかも知れません。<br><br><p>要は、自分は大病とは縁が無いだろうとかねてから思っていました。</p><p><br></p><p>そんな中、体調に異変を感じ始めたのは、去年の夏か秋頃でした。どこが特別痛いとか悪いとかでは無いのですが、疲れが取れなくなってきました。</p><p><br></p><p>ちょっと仕事がきつい日で疲労が溜まったり、数年前から健康のために続けていたジムでの筋トレの疲れが、以前と比べて明らかに取れなくなってきたのです。</p><p><br></p><p>そこで思ったのが「これが老化というやつか！」です。トレーニングも続けていたのに、ここまで短期間に老化が進行するなんて予想外で、かなりショックを受けたのを憶えています。</p><p><br></p><p>それでも何とか耐えて仕事と日常生活を送っていましたが、やはり疲労感が日に日に重なり、もう仕事も続けられないかも、と思うようになってしまいました。</p><p><br></p><p>今思えば、確証は有りませんが、ひょっとしてガンの前兆だったのかも知れません。</p><p><br></p><p>実はこの数年間で、私の同世代の身近な同僚が病気で2名亡くなっています。また、直接の知り合いでは無い同僚も、ガンなどで何人か亡くなっている現実を見て、ひょっとして自分もこのままでは何か大病をしてダメになるかも知れない、と直感しました。</p><p><br></p><p>定年退職までまだまだ何年もありますが、一度体をリセットして、健康体で老後を過ごせるようにと思い、大きな決断ではありますが、退職を決意しました。</p><p><br></p><p>住宅ローンも残っており、年金受給までまだまだ程遠い道のりです。多少の貯金はありますが、十分老後までは賄えません。しかし、私の年齢で早期退職すると、退職金が少し割り増しになる制度がありました。退職金で少ししのいで、健康体を取り戻したらもう少し楽な仕事に再就職する、と決めて、思いきって3月末で退職しました。</p><p><br></p><p>実は在職中に他にも気になった症状が2つありました。ひとつは、昨年末、右の顎下のリンパ部分が少し腫れました。大した痛みも発熱も無かったので様子を見てました。数日続いたので、一度病院で診てもらおうか？と思った矢先に症状が治まったので、結局そのままにしてしまいました。</p><p><br></p><p>2つ目は、のどの痛みです。3月に入った頃、右のどにヒリヒリした痛みを感じました。その頃は退職に向けて残った仕事の処理や引継ぎの準備などのピークのときで、皮肉にも人生で一番きつい状態でもあり、体調を崩しても仕方ない状況であったので、あまり気にもしていませんでした。時々少量の真っ赤な血痰を認めましたが、「大丈夫だ」と根拠の無い自信で自分に言い聞かせていました。</p><p><br></p><p>また、2月にガン検診を受け、胃カメラをしていたので、のどは大丈夫のはず、と思い込んでいました。胃カメラ検査の一般的な説明では、カメラを挿入していく部分（咽頭、喉頭、食道、胃）全般に確認すると書いてあったように思うので、つい先日胃カメラをして異常なしとの結果だったので、さすがにのどのガンは無いだろう、と思い込んでいました。</p><p><br></p><p>他に考えること、やることが一杯で、「今は自分に異変が起きている場合では無い」と、今思えば変な思考になっていました。（機会があれば書きますが、母親の病気も重なっていました）</p><p><br></p><p>続く</p><p><br></p><br><br>    
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12971818377.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 21:23:42 +0900</pubDate>
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<title>ガンになりました（中咽頭がん）</title>
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<![CDATA[ <p>はじめまして、テルと申します。</p><p>50代半ばのごくふつうの男性です。</p><p><br></p><p>先日、6月16日に「中咽頭がん」と診断され、これからまさに治療を開始する段階です。</p><p><br></p><p>私は元々ブログなど書くような性質でも無かったのですが、このような病にかかり、自身の現在とこれからの状況の記録と整理のため、また、素直な気持ちをブログに吐露することで気が紛れるかも知れないという期待を抱き、始めたいと思いました。</p><p><br></p><p>診断されてから現在で2週間ちょっと経ちましたが、当初の混乱から徐々に落ち着きを取り戻し、やっとガンと戦っていこうとしっかり決意できた段階にいます。</p><p><br></p><p>このブログでは、ガンに至った症状や経緯、判明してからの心境や行動など、思いつくままに書いていこうと思います。したがって、皆様にとって有益な話もないかも知れませんのでご了承ください。ただ、淡々と日常や治療の記録、思いを連ねます。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/teru-note/entry-12971773526.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 14:12:50 +0900</pubDate>
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