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<title>ザ･ハンズインポケッツ！</title>
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<description>ごく稀に更新されるハンズインのフジタの日記。</description>
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<title>アンコール放浪</title>
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<![CDATA[ 完結編を書くのを忘れていた。<br>えらいもんでブログ書いてから２５日も経過してる。おそろしっこ…（茶魔語）<br><br>さて、前回インド人に起こされて再び旅が始まったのが１月末のこと。<br>ショックを受けた俺はカレー味のトラウマを癒す為、四谷を経て原点の秋葉原に戻った。<br>なんとなく週末は普通のホテルに泊まって平日はカプセル。みたいな流れがこのころ流行した。<br>またレコーディング、打ち合わせ、歌詞の締め切り、打ち合わせ、ハンズインのスタジオと予定は容赦なく詰まっていて最早あんまり覚えていないこの時代。<br><br>やりてメガネの不動産屋ともけん怠期的な気持ちのすれ違いの時期がやってきた。<br>本当に部屋決める気あるの！？そっちこそ本気なのか！？<br>そういうやりとりは特になかった。<br>追加で何件か物件を見に行く。もはや俺自身が不動産屋になったかのように一人で淡々と内見して報告を返していく。<br><br>そして週末仕事の仲間に呼び出されて秋葉原の飲み会に行った。<br>続荒野の用心棒ばりにずるずるとケースを引きずって現地につくと微妙な空気。<br>その仕事仲間が気を利かせて同人数の女性を呼んでいたのであった。<br>何を隠そう、っていうかみんなご存知だと思うが俺は女子との飲み会がスーパー苦手。<br>席につくなり「なんですかこれは‥？」と真顔で詰め寄る俺に凍りつく空気。<br>しかしさすが周囲は一般社会で暮らす大人の皆さん。なんとか上手になだめられて和やかに飲み会は終了。<br>終盤俺は皆さん９時５時でちゃんと働くなんて凄いですねと繰り返すロボットになった。<br><br>週明け。歌詞がまにあったのでまた秋葉原のスタジオにいって仮歌の収録（俺はみてるだけ）<br>前回スタジオ内でカレーを食って怒られたので今回は腹をぐうぐう鳴らしながら予定を消化した。<br>２月入ったらさすがに部屋決まってるつもりだったので凄い勢いで仕事が追いかけてくる。<br><br>そしてやり手メガネから連絡。俺のこと忘れてなかったんだな！<br><br>ついに部屋が決まった。つづく
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<pubDate>Fri, 26 Feb 2016 21:57:58 +0900</pubDate>
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<title>延長戦。１月３０日の朝。</title>
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<![CDATA[ インド人に起こされた俺は喫茶店でこの記事を書いている。<br>そんな訳で俺の放浪生活はもうしばらく続く事になりそうだ。<br><br>１日ごとに生活が変わっていくのもまあ楽しいっちゃ楽しい。<br>日本に観光に来てる外人になったみたいな気分だよ。<br>例え１日だけの仮の宿であっても、振り返ればなんとなく愛着の様なものを感じる。<br><br>思うに家なんてものは１０年いるか１日いるかだけの違いで、すべて仮の宿なのかもしれん。や、それは仕事や持ち物や人間関係も同じで、全部が今だけの仮のものみたいなもんだよね。家族というのも、たまたま１０年か２０年一緒にいられただけの団体みたいなもんだなとケンと話したけど、まあそんな感じだよ。もちろんバンドもそうだ。<br><br>毎日は結局、今だけのものだ。だからこそ全速力で駆け抜けて使い切ってもいいし、現状にもっと感謝するのもいいし、とにかくずっと続くなんて思ってはならんね。終わってみればすべて一瞬の出来事だったという訳だ。<br><br>こんな生活はある意味貴重な経験かなーと思い、久しぶりにブログを更新した。<br>やりてメガネから連絡が来るまで、もうしばらくこの生活は続く。<br>この放浪生活にうまい具合にオチがついたらまた報告がてら更新するよ。<br>さらばだみんな。生きていたらまた会おう！
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<pubDate>Sat, 30 Jan 2016 14:12:54 +0900</pubDate>
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<title>放浪生活４週目</title>
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<![CDATA[ この週もけっこう怒涛で過ぎてしまった。<br><br>先週いったしゃらくさいコワーキングスペースが便利そうなのでそのまま事務所として借りることにした。担当が美人だったのでクズだという事がバレないようにしっかりとした敬語で話すわたし。<br>俺は見た目がこんななのでコンビニの店員さんなどに怖がられることのないよう過剰に丁寧な言葉で接する様にしています！<br><br>ハンズインじゃないレコーディングで秋葉原のスタジオに行く。<br>元バンディッツのキョーヘイにバッタリ出会う。初めて会った時は未成年だったが今ではムキムキの男前ドラマーである。<br>なんとなくこうやって会う事があるということは、結局未だに近い界隈で生きているということだ。無理矢理一緒に富士山を登らせた事は後悔はしていないぞ。<br><br>そこから数日は打ち合わせと作業で消費。<br>また杉原くんちに行ってボーカルのエディット作業。<br>しっかり歌えてると思ってた子も録ってみると全然印象が違う。<br>感覚だけで練習しても技術はすぐ頭打ちになってしまうな。<br>後半杉原くんと仮面ライダーブラックを見て盛り上がる。<br>そのあと帰ってきたウルトラマン。杉原くんの解説の後半はもう寝ていたわたし。<br>そんでまた朝までそのまま。<br><br>そしてやり手メガネから連絡。なんと賃貸の審査に落ちたという！<br>この俺を誰だと思ってるんだ！フジタさんだそ！（©トレンディエンジェル）<br><br>その日は動揺して宿の手配に失敗。<br>なんか外国人ばっかりのホステルみたいな所に泊まる羽目に。<br>スタートレックみたいな制服の外人に英語で説明を受ける。<br>俺はなぞの日系人K・フジタとして一夜を過ごした。<br>翌朝はインド人に起こされた。<br><br>延長戦につづく。
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-12123090526.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jan 2016 14:12:26 +0900</pubDate>
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<title>放浪生活３週目</title>
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<![CDATA[ この週はあっという間に過ぎていったので情報が少ない。<br>楽曲関連のプロデューサーをしてくれている杉原くんと打ち合わせになり、そのまま寝てしまったりという感じで割と夢中で過ぎていった。<br><br>１日ごとにホテルを探すのが面倒になり、一箇所に数日滞在するようになる。新鮮だった事がめんどくさくなるまでのリアルな期間である。<br>だが翌日の予定に合わせて前日からそこに泊まっちゃうのはほんとに楽で助かる。とくに俺は朝がよわい！<br><br>やりてメガネから連絡が来ていい感じの部屋が見つかる。内見して申し込み。<br>移動の間にお互いの業界の現状などについて話す。<br>この頃からやりてメガネと俺の間に奇妙な友情が生まれつつあった。<br>そうだ！俺たちはこの困難なミッションに共に立ち向かうチームなんだ！<br><br>金曜はスタジオついでに住民票だのの書類を取りに一旦千葉に戻った。<br>本格的に寒さが恐ろしい感じになってきた。この冬は割とあったかかったんだけどね。<br><br>PC作業をやるためにコワーキングスペースというところに行ってみた。<br>それは仕事の机と共用の会議室がいくつかある場所で、要は仕事に使える図書館の勉強部屋みたいな感じ。<br>俺みたいにパソコン一台あれば仕事できますよわたしは、そういうかっこいい生き方してるんですよわたしは、さらにかっこよく言うとノマドワーカーですよわたしは、という感じのしゃらくさい奴らが沢山いる。でもまあ非常に快適だった。<br><br>ハンズインのスタジオでは割と古い曲を掘り起こしてみたりした。<br>昔のライブ音源やデモを聞くとほんとに下手なんだけどやっぱサイコーだね俺様たち。<br>何を言われようがこの曲をやってるのは俺たちだけなんだからそのまま続ければよかったのに。ていうか続けているのでした。<br>ということで次のライブではあんまりやらなかった曲もやりたいと思う。
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-12123089873.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jan 2016 14:08:52 +0900</pubDate>
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<title>２週目後半。１月１６日くらいまで</title>
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<![CDATA[ ２週目の末だったかな？クロロホルムの羽賀とクロマニヨンズを見に行った。<br>バンディッツのよっちんもいた。<br>マーシーのギターは中学生ばりのアレンジで最高だった。ソロの度によっちんと顔を見合わせたのだった。<br><br>よっちんは一人暮らしをしていて友達がよく泊まっているので我々の間ではホテル瀬沼として有名である。かの有名なロマンスジョー市岡が逗留していたのも当ホテルでございます。<br>俺はいざとなったらよっちんに俺の世話をさせてやると約束した。よっちんは嬉しそうだった。<br><br>その後たこ焼き食ってビールを飲んだ。何回食ってもまずくてサイコー。ちなみにここは店員の態度も最悪で嬉しい。<br>その後海へ。よっちんと二人で羽賀をボロクソにけなした。羽賀は凄く嬉しそうだった。羽賀を裸で十字架に縛り付けてこの日は終了（嘘）<br>この日のiPhoneにはマクドナルドのベンチと思われる場所での、ドナルドの人形と俺の自撮りツーショット写メが残されていた。<br><br>そのままその日の宿である上野に戻り、ダンサーのハルさんと飲みに行く。<br>となりの席のジジイがプレゼントといって焼酎を置いて去って行った。余計なことするな貴様！<br>だがしかし結局朝まで飲んでしまう。結果俺たちは家への往復時間をカットして全部遊びに使う正統派ストロングスタイルの遊び人になった。その後さらにもう一軒行ったあと、結局一緒に露天風呂に入った。<br>髪を洗いながら明日朝の予定を提案してくるハルさんにわたしは戦慄した。体力が無限にあるのか！？ダンサーはやはりすごい。<br>起きて二人でルノアールに行ってモーニングを食った。なんだこれは！<br><br>ともかく、このあたりは友達に色々応援されている気持ちになったのだった。<br><br>そんでぼちぼち予定が詰まり初めて普通になかなか休めない感じになっていく。<br><br>この頃世間はSMAP解散報道で盛り上がっていたが俺はそれどころではなかった。
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-12123089387.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jan 2016 14:05:44 +0900</pubDate>
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<title>２週目前半。１月１３日くらいまで</title>
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<![CDATA[ 中盤１月５日あたりからなんとなく世間的にも日常生活が始まった。<br>仕事始めの打ち合わせやら挨拶やらでどんどん時間が過ぎていく。<br><br>仕事上の笑えるトラブル発生。<br>グレモンのヤマトと主にタッグで問題にあたる。<br>これはもうほんとにコントの様な展開で、映像に収めなかった事が悔やまれる。<br>仕事は去年の後半あたりからずっとこんな調子で楽しくやっている。<br><br>金曜は固定のスタジオ練習日。<br>ハンズインが俺が家に帰ってないことを知る。<br>もっちゃんからは、うおー明日は我が身。というありがたいコメント。<br><br>二週目に入ると、旅行から生活に変化するような感じで、そろそろいろんな事が気になり始める。歯医者いかないままで気になってる奥歯の虫歯とか。<br>とりあえず生活拠点がないので歯医者は後回しにして髪を切った。<br><br>変な帽子のおばさんでおなじみのアパホテルにも初めて泊まった。<br>あと築地と秋葉原にあるファーストキャビンという飛行機みたいな内装の訳わからんカプセルホテル。これは本当に訳わからなくてなかなか良かった。店員が普通の部屋のことビジネスクラスって言い張ってて良かった。<br>無駄にスタジオも個人でたくさん入ったりした。ぼちぼちライブせねば。<br><br>１２日は赤坂ブリッツに行った。先日のトラブルは、このライブに向けてのものだった。とりあえず無事終了。<br><br>１３日。お気づきかと思うがまだ私は不動産屋に一度も行っていない！<br>家がない癖に２週間近く後回しにするとはさすがの俺のサボり癖である。<br>手帳によると俺はこの日不動産屋にようやく重い足を向けた。<br>２０代後半くらいのメガネだが目つきの鋭いやり手っぽい不動産屋に部屋の案内を頼む。<br><br>俺が条件バッチリでしかも安い賃貸物件を選ぶとやり手のメガネがキラリと輝いた。<br>この部屋を見る前に、実はお話しなければならないことがありまして…と切り出された話はなかなかに凄い内容だった。<br><br>数ヶ月前、その部屋では住人が亡くなった。<br>自殺などではなかったものの発見が遅れ、部屋には腐敗臭が染み付いたという。<br>次の住人には事故物件として告知義務があるのだが、その２人目の男は幽霊なんか怖くないと、すべて承知で部屋に引っ越したという。<br>結果、その豪胆な男は１０日目くらいでこの部屋に住むのは無理と言い出し違約金を支払って逃げる様に部屋を出て行った。何があったかは謎である。<br>その次の住人には告知義務がないため、３人目の男は何も知らずに引っ越してきた。一ヶ月ほど住んでいたものの、ある日大家に「この部屋何かおかしくないですか？」と問い合わせてきたという。事実を告げられた男は何も言わずに部屋を出て行った。<br>４人目の男は内見の際、建物の外観を見ただけでここは無理ですと言って他へ行った。<br><br>そして５人目がこのわたくである！という。<br>この俺を誰だと思ってるんだ！フジタさんだそ！（©トレンディエンジェル）<br>ということで怖いものしらずの俺はこう言ってやった<br>「やめておきます…」と<br><br>この頃世間はベッキーゲスの極み報道で盛り上がっていたが俺はそれどころではなかった。
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-12123088477.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jan 2016 14:00:48 +0900</pubDate>
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<title>放浪生活のはじまり</title>
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<![CDATA[ 突然だが、2016年の正月に家を出て、俺はもう帰らないことにした。<br>いい加減出て行け的なことである。まあこれは俺の普段の生活態度を顧みるに当然と思える。俺だって立場が逆だったら追い出してるね。<br><br>ともかく、突如として俺は家というものを失った。<br>このまま次の部屋を決めて新しい生活を始めようと思う。<br>そして安物のキャリーケースに数日分の着替えと機材、あとガムと妖怪ウォッチバスターズとあと夢とかを詰め込んで俺は旅に出たのだ！<br>こうして俺の放浪生活ははじまった。<br><br>■１週目。１月９日くらいまで<br>正月早々なのでまず街にあんまり人がいない。<br>とりあえず俺がやったことは仮の宿を探すこと。<br>ここ数ヶ月は終電を逃して都内に泊まる事も多かったので、幸いにも行く宛てはいくつかあった。<br><br>とりあえず秋葉原のカプセルホテルみたいな所に拠点を決めて、荷物を入れる。<br>なんとなく自由になったような気持ちになる。ここ温泉あってサイコー。<br><br>そして俺は意気揚々と電気屋に向かった。<br>せっかくの機会なので環境を一新したい気分になったのでPCをMAC環境に移行する事にした。<br><br>中国人旅行者で店はまあまあ盛況。いわゆる爆買い。<br>アップルストアに行くが俺の欲しいのは売り切れていた。<br>代わりに若いイケメン店員のオススメの機種を勧められる。<br>これ僕も使ってるやつなんですよ、と言われる。俺はそうですかと答えた。<br>ありがとうイケメン。<br>ここから数日は年始でやる事もないのでPCの設定とかで夢中。<br><br>四谷、上野、両国あたりのホテルを泊まり歩いた。<br>毎日自分の寝場所を探して歩くというのはなかなか新鮮な経験だったな。<br>当然だが街ごとにそれぞれ人が住んでる。<br>街ごとのファミレスに街ごとのクソババアがいてすべての街がうるさいという事もわかった。<br><br>あと、最近はアプリなどで宿泊予約が簡単なんだな。<br>けっこう良いホテルでも日によってけっこう安く泊まれる。<br>とりあえずこの週はあっという間に過ぎた。<br><br>二週目につづく。
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-12123087046.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jan 2016 13:57:06 +0900</pubDate>
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<title>おもしろかったこと</title>
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<![CDATA[ <p>今日はちょっと用事があって渋谷のライブハウスに行った。</p><p><br>ライブ後のライブハウスというのはなんとなく殺伐として慌しいものである。<br>濡れたモップが交差するホール。用事が片付いていつものわたくし仏頂面で立ち尽くしていると、メガネの真面目そうな男性が話しかけてきた。</p><p><br>男性「あの…もしかしてザ･ハンズインポケッ…」</p><p><br>俺「キサマーッ！何をしている！」</p><p><br>昔なじみにあった時に一瞬で記憶が甦る感じわかるよね。ポケッツのツがでる前に俺は思い出した。<br>そのメガネの男は小唄（こうた）といって１０年近く前に神戸のとあるライブハウスで働いていたモヒカン男であり、居酒屋で消火器を噴射して身柄を確保された神戸若手打ち上げパンク勢の急先鋒である。</p><p><br>当時我々ハンズインは年間１００回以上のライブが常態化しており、当然の様に神戸にも立ち寄った。<br>震災後の神戸のライブハウスは無軌道なエネルギーに満ち溢れており、俺達も地元の人間に混じって脚立や飛び降りなどあの手この手で無茶を競い合った。</p><p><br>ここ来てもなんのメリットもないでー！とブッカー自らが豪語するだけあってイベントの内容も滅茶苦茶な物が多かった。鍵をかけてストリッパーが踊った後に出たこともあったし、店員しか見ていない朝方の出番もあった。弾き語り二曲の為だけに新幹線で来る様に言われた事もあった（これは無視した）。そもそも俺弾き語りはやらない。</p><p><br>確かに滅茶苦茶な店で、人間的にもギリギリの奴が多かった。<br>商業的な意味でのプラスは完全にゼロだったが俺達はそこが好きだった。メリットは確かにあったのだ。<br>それは、ズバリ「熱い気持ちになれる」ということだ。</p><p><br>バカバカしい事だがこれは意外と核心を突いていると思う。<br>結局のところ、男にとっては「熱い気持ちになれる」こと以上に大事なことなんてほとんどないからだ。<br>飛び交うナベやコップや自転車を避けて天井裏に登り、火のついた紙を掻い潜って歌った事を俺は絶対に忘れない。<br>その時確かに彼らと俺達の中で何かが通じあっていた様に思う。</p><p><br>何年か後、俺は大暴れする事とは別の意味での挑戦に気持ちが向いていた。（それがZeppワンマンなどにつながっていく）<br>並行して神戸の店にもあまり行かなくなり、風の噂で小唄が消火器を噴射して捕まったと聞いた。</p><p><br>で、それから物凄い時が流れて今日に至ったのだ！<br>そういう長くてややこしい記憶や感情が小唄の顔を見て一気に甦ってきた。当時も実際会った回数は１０回かそこらだと思うけど、そんな関係だからまるで昨日の続きみたいに話をする事ができた。<br>ここの所つまらない用事に忙殺されて心が冬場のババアのお肌の様に荒んでいたが、久しぶりに嬉しい出来事だったね。</p><br><p><br>彼は東京に出てきて仕事をしているそうだ。自分はラッキーな方だと彼は言ったけど、それは正にその通りで俺達みたいな種類の人間にとってはなんとか生きてることそのものがラッキーに近い。何事もなく笑顔で幸せに生きてる人間なんてほとんどキチガイしかいない。（これは僻みかもしれない）</p><p><br>そんで俺は、俺はまた違う意味での挑戦に向かっている。<br>どんな無茶だって終わってみればただの一日だけど、でもそれはやってみた人間だけが言っていいことだ。<br>バンドと違うのは、今度はカッコつける相手も見てくれる人もいないという事だ。<br>一人で、淡々と目標に向かっていかなければならない。<br>どうしようもない自分をカッコいい言葉で誤魔化す事もできない。<br>自分の逃げ癖やサボり癖や力の無さにうんざりするが、だが変わってくれる人間は誰もいない。<br>でもそれでいいし、それしかない。でもって、俺はダメな自分と向き合って挑戦していきたいんだよね。<br>結局人間はすべて自分の生きたい生き方で生きてると思う。</p><br><p>近い内に飲みに行く約束をして店を出た。<br>俺は思い出話というものがあまり好きではないので、お互いにこれからどんな事を企んでいるかを話せたら嬉しいと思う。</p><p><br>俺達は当時も今もバンドで、ザ・ハンズインポケッツで、<br>そんでその実態は、何の意味があるのかわからない人生になんとか自分だけの輝きを見つけ出そうとしている、ただの男達だ。</p>
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<pubDate>Mon, 12 Jan 2015 01:35:21 +0900</pubDate>
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<title>異常事態。</title>
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<![CDATA[ <p>異常事態。異常事態だ。<br>自分のブログを確認したら俺去年の１０月からブログ書いてねえじゃん！<br>これはもう本当に異常事態。死亡説が流れたとしてもおかしくない異常事態である。<br>ケンだけが毎日ブログを更新し続けているという異常事態。</p><p><br>これでは久々に会った友達に熱い眼差しで</p><p><br>「フジタ…お前やっぱりもう一度バンドやれよ！」</p><p><br>って説得されても不思議はないというものだ。<br>やめてない。そもそも辞めたことねえよバカヤロウ！<br>とはいえこんだけブログ放置して画面の上の方に</p><p>「この広告は半年以上更新のないブログに表示されます」</p><p>のコーナーが勝手に増設されてしまっている現状ではそれも致し方ないというものだ。</p><br><p><br>だがちょっと待てよ…？<br>ここで冷静になってちょっと考えてみてほしい。</p><p><br>いい年した大人の男性（わたしです）が毎日必死になってネットに自分の生活の様子を書き込んでいることの方が異常じゃないか？<br>毎日顔真っ赤にして携帯ポチポチして自分のかっこいい生活スタイルをみなさんにご報告している事の方が異常じゃないか？</p><p><br>そうなんだよそうなんだよ！これでいいんだ！<br>黙ってたっていいんだよそれが普通なんだよ！<br>箸を転がして笑いまくってる女子高生じゃないんだから毎日毎日みんなと共有したい感情なんかねえよ。<br>そう、この２１世紀のＩＴ社会日本ではなんだかみんなおかしくなっちまってるが、標準的な３０代の紳士（わたしです）としては渋く黙って暮らしてるのが当たり前なんだよ！俺こそ常識人！俺こそスタンダード！我こそ正義なんだよ！わかったか！</p><br><p>そうやって一旦ブログだのＳＮＳだのから離れてみると、色んな異常なことが明らかになっちゃうねホント。<br>自分も含めてだけど、もう必死。どうにかして自分のかっこよさ伝えようとして必死。<br>顔真っ赤にして自作のポエムや自撮り写メを投稿しまくってる人は後日黒歴史化必須だからなるべく早く消して逃げる準備を整えておいた方がいいぞほんとに。</p><p><br>これから仕事なのに朝まで飲んでた自慢とか、バイト先で店長に逆らった等のアウトロー系だらしない自慢もなしね。金も地位もないけど音楽と仲間だけが俺の救いだよ的なこといってるバンドマンも同罪だからな。ツイッターいじるヒマがあったら黙って練習しろバカヤロウ！</p><br><p><br>もういっそ「俺が見つけた寒いやつ」を報告するブログにしてやろうか！（バケツで氷水被るやつのことじゃないぞ）<br>こうなってくるともう俺なんか完全に世の中にハマれない人間なんだってことに気付いちゃうね！<br>でもって俺の周りに集まってくる奴世の中にハマれない奴ばっかりだね！</p><p><br>でもまーいいんだよ。俺もそういう奴が好きだしな。<br>みんながみんな人気者って訳じゃねーの！みんながみんな仲良くなれなくたっていいの！<br>どっちにしたって自分の物差しで計るしかないんだから気にせず自分のやりたい事をやってく事だよな。<br>いくら望んだって人気者になれないけどな。文句ばっか言って自滅してくか、それはそれで楽しんで前に進んでくかは自分で選べると思うよ俺は。</p><br><br><p>いや、自分の人生を精一杯ナルシスティックに楽しんでるという意味ではブログにポエム書き込んだ方がいいのか？その方が前向きなのか？</p><br><p><br>まあそれはいい。なんの話だかわかんなくなったけど、俺様はブログ更新してねえけど自分の感じでアドリブでやってるからＯＫってこと！わかったかコノヤロウ！<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-11915296687.html</link>
<pubDate>Tue, 26 Aug 2014 05:42:17 +0900</pubDate>
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<title>希望的に難しい</title>
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<![CDATA[ <p>俺の夢はあしたのジョーになる事だ。</p><p><br>やりたい事とか、見たい物、行きたい場所なんかは沢山あるけど、どうしても一つと言われたら答えはそんな感じになると思う。<br>ただ胸を張ってそれを言うのが憚られるのは、夢というにはちょっと個人的で内向き過ぎる様な気がするからだと思う。</p><p><br>でも俺思うんだけど、そもそも夢とか目標って果てしなく内向きのもんだよね。<br>わざわざ人に話すようなもんじゃなく。というよりむしろ誰にも話さずに自分の中だけで燃やし続けて温度を上げ続けていかなくちゃいけない。それは俺だけのもので、誰の同意も必要としない。そんな気がする。</p><p><br>やー違うかな。俺の望みがたまたまそういう形だったというだけかな。<br>みんなと共有できる形の夢を持っている人を羨ましく思う。<br>でも俺はそう生まれつかなかったし、結局この形が一番気に入っている。</p><p><br>ああ。ぼんやりとした頭でずいぶん沢山のものを見た。誰とも共有できないほどに。<br>長く生きるほどお互いを理解するのは絶望的に難しくなっていくんだな。<br>や、つーかそういうもんなんだよ。分かり合える事は少なく、内側は無限だ。<br>だから俺達は無限に広がっていくその自分の王国を冒険しなければならない。<br>人と共感したり共有したりするものはその結果であって、目的ではない。ないものは共有できないからね。<br>だから絶望などという言葉を使ってはいけない。それはガキの使う言葉だ。<br>わからない、とか、難しい、って事を楽しむことができれば、それを「希望的に難しい」っていう事だってできると思う。</p><br><br><p>もしかして俺はあしたのジョーになれたのかな、と思うことがあった。<br>帰り道、次の一歩を歩く力も無くなって、立ち止まってしまった時なんかにね。</p><p><br>でも多分なれてないんだなこれが。<br>色んな事が片付いて、ちょっとづつクリアになっていく頭で考えるんだけど、足りないものがまだまだ沢山ある。余計な物を捨てていって、必要なものだけが残っていく。<br>俺が夢を叶えるににふさわしい男になる頃には、自然と環境は整っているだろう。<br>その時俺は跡形もなく燃え尽きて、消えられる。誰にも理解されなくても、それが俺のゴールだ。</p><p><br>ただそこまでの道は、まだまだ希望的に難しい。</p><p>俺は迷い、飢え乾いて苦しんでいる。それをハッピーだと思う。</p>
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<link>https://ameblo.jp/thehandsinpockets/entry-11641435608.html</link>
<pubDate>Fri, 18 Oct 2013 04:44:56 +0900</pubDate>
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