<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>idiotな　あまりにも</title>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/thelongroad/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>･</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>“紫芋餡入り安倍川餅”とか“白玉クリーム宇治金時”</title>
<description>
<![CDATA[ 「ワークソング」(鈴木清剛著)でトランクケースを引いた主人公が(身も心も)逡巡している時に、偶然野原兄妹と会い、駅まで続く道の途中にある甘味処に入ってのシーン<br>この作品でﾀｰﾆﾝｸﾞﾎﾟｲﾝﾄみたいなものがあるとしたら、意外とここじゃないか‥と、思えたりするんです。甘味処なんですけどねw<br><br>以下無断転載↓↓↓<br><br>《「みたらしと、黒胡麻餡と、海苔巻きを１本ずつ。それからホットコーヒー」<br>「……ところてんと、紫芋餡入りの、安倍川餅を、抹茶オレのセットで」<br>「白玉クリーム宇治金時をひとつ……それから温かい焙じ茶をください」<br>　注文が済むと野原兄妹はふたたび沈黙した。<br><br>　～数行～<br><br>梨人は山に盛られた抹茶色の氷菓子に黒蜜をたらした。里華は竹製の道具をしっかりと掴んでところてんをガラスの器に押し出した。ああ、ヘンな食べものだ。その細長く涼しげな食べものを見て、秋邦は不思議に思った。ところてん自体、久しぶりに見る。それに里華の手つきがボルトを検品する普段の手つきと重なって見えた。竹製のところてん突きから鉄のボルトが飛び出してきても不思議ではないような気がした。<br>「野原さんって、なんていうのか、ところてんが似合うと思う」<br>　言っていいものかどうか、秋邦は躊躇しながら言った。<br>「厳密に言えば、ところてんを突くのが」<br>「……………」<br>「緩急の呼吸っていうのか、そういうリズムが板についてる感じで」<br>　里華は恥ずかしそうに瞬きしてうつむいた。<br>「これ、ばかにしてるわけじゃなくて、褒めてるつもりなんだけど……」<br>　秋邦は小声で言いながら自分もうつむき、団子を一つ食べた。顔を上げると梨人と視線が重なり、１人に言ったらもう１人にも何か言わなければいけないように思えてきた。<br>「野原くんは、いかにも宇治金時だね」<br>梨人は視線を逸らして宙を見上げた。<br>「その小豆と抹茶と、白い氷の組み合わせが、ちょっと若者ばなれしてる感じで」<br>「…………」<br>「不思議だな。人間と食べものがマッチしてる」<br>梨人は視線を下ろして秋邦を見つめた。<br>「じゃあ、社長さんは、串団子ですか？」<br>　そう言われて手もとの皿を見た。黒胡麻餡と、海苔巻きと、みたらしの、串団子が三本。黒と白と茶色。醤油の色というよりも錆びているようなダークトーン。秋邦はあらためて自分を知ったように感じ、そうかもな、と笑って言った。》<br><br>実はこのあとこの場所でひと悶着あるわけなんですが、そこへ到る前のこの場面に私は引かれました…<br><br>甘味処でこの３人が居るオフビートな感じが妙にしっくりくるんですよ。主人公･秋邦も何を言いだすのかと思ったら<br>「野原さん(妹里華)って、なんていうのか、ところてんが似合うと思う」<br>‥ですよ。<br>気持ちやら身体がさまよっている秋邦のようすからはこの台詞が精一杯なのかな？<br>秋邦から誘って入った甘味処で無口な野原兄妹を相手に何を切り出せばいいのかわからない、秋邦自身も一杯いっぱいの状態で気の利いたことを言える余裕もない‥そんな感じを受けました。<br><br>まっシーンへの言及はこれくらいで…<br><br>引かれた理由の一方には、ここで挙げられる品々<br>ガキﾝ頃には苦手だった和菓子も美味いと思えるようになった今でもめったに甘味処には入らない‥そもそも甘味処がどこにあるのか検索しなけりゃあわからない(有名店数軒を除き)。<br>私が抱いているイメージと少し違うのがこの作品に出てくる甘味処のメニュー。ラーメンやおでん､素麺まであるという混沌ぶり…（焼き飯をピラフと云って出してくる喫茶店のような甘味処ﾊﾞｰｼﾞｮﾝ？）…それともこれがベーシックなスタイルなの？<br>この作品の３人３様のチョイスがイイですよね‥<div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120707/17/thelongroad/8b/9b/j/o0273027312066887332.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120707/17/thelongroad/8b/9b/j/o0273027312066887332.jpg" width="273" height="273"></a></div><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120707/17/thelongroad/d6/6f/j/o0640048012066887487.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120707/17/thelongroad/d6/6f/j/o0640048012066887487.jpg" width="300" height="225"></a></div><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120707/17/thelongroad/a5/7c/j/o0380021012066887536.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120707/17/thelongroad/a5/7c/j/o0380021012066887536.jpg" width="300" height="165"></a></div><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120708/02/thelongroad/1d/14/j/o0389025812067880742.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120708/02/thelongroad/1d/14/j/o0389025812067880742.jpg" width="300" height="198"></a></div><br>個人的には里華の選んだ“ところてん”と“紫芋餡入り安倍川餅”に梨人が注文した“温かい焙じ茶”というのがイイかな‥<br>著者の意図とは別にこんなことを楽しめるシーン…（なのか？）<br><br><br>食べ物のシーンはもうひとつ(さくらんぼ)あるんだけど、これがまたイイんですよ。いや、こっちの方がイイですよ。このシーンのためだけに映画にしてほしいくらい…。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11296596585.html</link>
<pubDate>Sat, 07 Jul 2012 17:38:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『スイッチ』さとうさくら著</title>
<description>
<![CDATA[ その感覚は私も持ち合わせてる‥“スイッチ”とは違うけど、感覚としてはほぼ同じ…<br>暗黒面の私を吐露してしまった…<br>ε=ε=ε=<br><br>さとうさくら著の『スイッチ』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/93/97/j/o0300040112058947768.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/93/97/j/o0300040112058947768.jpg" width="300" height="401"></a></div><br><br>人の首の後ろのとこに苫子にしか見えないスイッチがあってそれを押すだけでその人が消えてしまう‥いや、押さなくてもそのイメージだけでもその人は消える…<br>みんな、いなくなればいい……<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/5d/1a/j/o0479045012058947795.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/5d/1a/j/o0479045012058947795.jpg" width="300" height="281"></a></div><br><br>晴海苫子(26歳)、直毛のﾐﾃﾞｨｱﾑﾎﾞﾌﾞで長身、角度によれば美人に見えなくもないが無表情のためイイ印象はもたれない。文字を追うのが好きで好成績だったが試験は苦手で肌に合わない女子高･気乗りしない短大の日を抜け、編集の仕事を望んで履歴書と面接を繰り返す就活するが何の反応もなく、だんだん自己嫌悪のループの中に落ちていく…<br><br>頑張ればなんとかなるとも思わなくなり、恋愛のチャンスも逃し、友人さえなく、独りに慣れきり、完全に自分を投げていた。<br>そうしてたどり着いたビル清掃のバイト、苫子の新しい日々が始まる…<br><br>誰とも何とも心通じ合わさず生きる苫子が、誰かと接し何かに触れることで変わり始めていく苫子。周囲の人と彼女の生活を軸にして自身の否定から肯定へ移り変わる瞬間が訪れるまでを描いた作品。<br><br>なんだろう…ヨカッタです。<br><br>出だしからしばらくの様子だと完全に負のエネルギーが充満した展開なんだとばかり思っていたんだけど、ビル清掃のバイトに就いたあたり(小説のまだ入り口近く)で苫子に僅かな変化が見えたので、そこからは一気に読めてしまえました。<br><br>人と接したり、何かを体現することで変化していく主人公ですが、その変化もなだらかじゃないんです。確実に右上がりで変化しない。乱高下する苫子がなんとももどかしいのです。イライラして膝を揺すりタバコを吸う苫子や誰かの首のスイッチを探してるのシーンは痛々しく悲しい。<br>それだけに終盤に訪れる“肯定”のシーンは、タイトルの｢スイッチ｣はこちらにも掛かってるのではと思わせるくらいに一気に浄化される思いを味わえました。<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/00/3b/j/o0486040012058947828.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/00/3b/j/o0486040012058947828.jpg" width="300" height="246"></a></div><br>たまに場面に応じるかのように描写される服装やメイクが面白い。<br>“場面に応じる”って言ってしまったけど、それは違うかな。その場面が始まる時にはすでにその服装そのメイクになってるんですよね。<br>これは誰にでも経験があると思うのですが、仕事でもプライベートでも何かをする前に服装(メイクは主に女性)を気分やこれからの行動に合わせるでしょ。ところが何回に一度は「あー、なんだか違ったなぁ」って思うことありますよね。思わぬ精神状態になったり予定以外の行動を迫られたりしたら、服装(やメイク)を決定し時点とは落差が生じてしまって落ち着きが悪いというか、ハイであろうがローであろうが不安定な感じ…。あの感じが伝わってくるんですよ、主人公が見えない不安感や相手の気持ちに翻弄されるみたいに身を包むものと落差を生じイライラしたり怯えたりするのが。<br>ほんの僅かな記述ですがうまく効いているように思えました。際立ってオシャレではないボーダーなところがまたイイのでしょうね。誰からも離れてしまってるけど意識はしてるっていうややこしい苫子が見えてきそうでした。<br><br>あと苫子を取り巻く人がイイ味出してます。出会った時の(苫子の目を通しての)印象から刻々と変化をしていくのは面白かったです。彼女彼らも苫子とは違うのだけど、しんどくてボーダーにいる人たちなんだと不思議な連帯感は読み手の側の思い。たぶんヘコんだりイライラしてる時の苫子にはまだそんな余裕はなかったはず…その時が訪れるまではね。<br><br>最終的に予定調和って感じなんですが、その部分に言及してしまってもつまんないし、それ以上の風通りのイイ気持ちを味わえるならそれでヨシってことで‥　<br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/9e/1e/j/o0448040012058947862.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120702/19/thelongroad/9e/1e/j/o0448040012058947862.jpg" width="300" height="267"></a></div><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11292572350.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Jul 2012 21:51:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>JUNE25 PRIDE</title>
<description>
<![CDATA[ このオレオはかなりカロリー高めなので食べるのはあれだけど…<br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120701/16/thelongroad/ca/c3/j/o0480048012056729159.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120701/16/thelongroad/ca/c3/j/o0480048012056729159.jpg" width="300" height="300"></a></div><br><br>売ってたら買うかな‥オブジェに<br><br><br>ヘテロですが‥<br>JUNE25 PRIDE<br>支持します！　<br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11291554009.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Jul 2012 16:29:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『ワークソング』鈴木清剛著</title>
<description>
<![CDATA[ 円高がこれだけ恒常化するとさすがに体力のない下請け零細工場は身売りや倒産を考えるでしょうね‥自己再生を計らない経営者の怠慢と訳知り顔で切ってしまいたくない……<br><br>鈴木清剛著の『ワーク ソング』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120628/21/thelongroad/01/6a/j/o0300042612052030368.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120628/21/thelongroad/01/6a/j/o0300042612052030368.jpg" width="300" height="426"></a></div><br><br>９年前に両親を亡くし妹のはるかと引き継いだ銀熊工業は、ボルトの検品業務を行ってる。<br>零細とはいっても従業員を雇ってる。<br>寡黙で朝から晩まで一緒に行動し以心伝心の二卵生双生児、梨人と里華の野原兄妹。野原兄妹の仕事は敏速で精確な上に雇用主(主人公)の頭が下がるほどまじめ。<br>もう１人が軽トラでボルトを運んできて検品を終えたら取引先に運ぶことを何十年も続けてる鷲尾さん。体が大きくて丸っこい鷲尾さんは何かと下ネタを絡ませてくるオジサン。<br><br>書類上であれ共同経営者で専務取締役の妹･はるかは自分最優先で自由気儘(ｷﾏﾏ)に暮らすのが信条の夜遊び大好きｼﾝｸﾞﾙﾏｻﾞｰ。<br>そしてとりあえず社長という肩書きを持つ秋邦は高校時から始めたバンドがCD発売直前まで上り詰めたところででドラムが違法薬物で逮捕‥解散こそしなかったが気持ちが失せ音楽から離れた。その空虚感を持ったまま仕事に向かってる秋邦。<br><br>その銀熊工業、支払い期日が迫ってるが金策も尽き倒産寸前の状態。<br>ボルトを検品するキコキコという金属が擦れる音が消えてしまうのか？<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120628/22/thelongroad/af/34/j/o0623032512052164674.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120628/22/thelongroad/af/34/j/o0623032512052164674.jpg" width="300" height="156"></a></div><br>風前のともしび状態の銀熊工業を取り巻くチョット変わった面々が織りなすワークソング<br><br>アナーキーな空気やエキセントリックな出来事やぶっ飛んだ行動に注目されがちですが、愛しき人間と“働く(仕事)”ことに向き合って描かれていることに動かされるものがありました。<br><br>同氏著の「ﾛｯｸﾝﾛｰﾙﾐｼﾝ」は、経営者の大変さはあるものの、まだモラトリアムというか自己完結で済むんです。青い思い出作りと言われても(当事者は真剣ですよ)仕方ない部分もあるんですね。<br>ところが今回の『ワークソング』では経営者(秋邦とはるか)だけの問題では済まない。従業員がいるんですよ。<br>「ﾛｯｸﾝ～」にはなかった雇用と被雇用の関係とは言っても中小企業どころか個人商店に毛が一本はえたような微細企業！<br>従業員に対して素っ気なくしてはいてもその互いの思いの距離は近い。<br>銀熊工業や従業員たちへの気持ちは離れてはいないけど、どうしたらいいのかわからない主人公の切羽詰まりながらの焦燥感なんかがうまく描かれています。それが見えてるからこそエンディングでは作中の彼女彼らと読んでる側が何かを共有できるんでしょうね。<br><br>銀熊工業でのキコキコという金属の擦れ合う音。<br>小説の前半では寂しく辛く聞こえてたキコキコが、終盤では活き活きとしてリズミカルに聞こえてくるから不思議！<br><br>「ﾛｯｸﾝﾛｰﾙﾐｼﾝ」の位置からもう少し歩を進め社会や現実に対峙していく姿にこれからの大変さや苦悩を感じつも、なにやら優しさを蓄えたしなやかさとたくましさを見ました。<br><br>キコキコという擬音が効果的に使われていたのは前述の通りです…<br>擬音といって思い出すのは中原中也？“ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん”の｢サーカス｣が浮かんでくるけど、やっぱり宮沢賢治かな…<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11289271975.html</link>
<pubDate>Thu, 28 Jun 2012 23:51:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『遺言状のオイシイ罠』</title>
<description>
<![CDATA[ 「銀の匙」とか「もやしもん」みたいな分野にも関心が広がったのは、すなおに感謝です。<br><br>山田健著の『遺言状のオイシイ罠』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120624/23/thelongroad/34/9b/j/o0300043612045671876.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120624/23/thelongroad/34/9b/j/o0300043612045671876.jpg" width="300" height="436"></a></div><br><br>1989年、バブル最盛期の初秋。<br>地上げの真っ只中、かろうじて生き残った農地そこに隣接するプレハブに毛がはえた程度の安普請だけど築３年アパートは1DKﾊﾞｽﾄｲﾚ付で家賃3万円。都心部にそんな奇跡的な物件はやはり訳あり‥<br>トイレは水洗ではなく汲み取り式。その汲み取り式の肥溜めへの殺虫剤散布を厳重に禁止という条件があった。そのためハエが多いというのが最大の欠点。<br>つまり畑の肥料のためだけに住まわせているアパートの住人ということ。そのための破格の家賃。<br>主人公山川健(29)を含めた４人のアパートの住人がいる。<br><br>そのアパートの大家であり隣接する4000坪の農地の地主のじいさんが天涯孤独の身でポックリ逝ってしまった。<br><br>土肥老人の遺言を伝えに来た顧問弁護士だという竹下から聞いたのは…<br>「みなさんは、農地の相続人に指定されております」…「相続条件は、最低5年間無農薬･無化学肥料で営農を続けること、最初の2年間は土肥老人がやっていたようにトイレの下肥を使うこと」…<br><br>そこから始まる４人の素人農業の騒動記。<br><br>生前土肥老人が遺した想定問答ノートを基に竹下弁護士がイタコみたく４人の疑問や質問に応え、亡き土肥老人の意にリードされていく。<br>４人がとった行動と4000坪の農地の行方は…亡き土肥老人の想いと重なるのか？否か？<br><br><br>前半のいい加減さがドタバタで楽しいだけに後半の流れは授業を受けてる感じに思えたりし、それはそれで得ることもあったのですが‥半ば過ぎたあたりから、４人のやることが手探りながらうまくいくようになり内容がロハスな生活ガイドになってしまいそれまでの壁やハードルだらけの前途に向かっていくバラバラな４人の七転八倒ぶりが薄まっていくことに失速感のようなものを感じちゃいました。<br>そりゃ主人公たちが努力を重ねて得た成果はあって然るべきだし、それが少しは高揚感に変換されてはいるんだけど‥小説として展開が緩くなっちゃうのは勿体ないなって感じましたね。<br>終盤に伏線を張ってあったのが活かされ少し動きもみせるのですが、現実的できれいな後味の悪さのないエンディングになっていました。<br>ひたすら物語性だけを重視しブレーキをかけないままの疾走ぶりでエンディングというのも見たいですが、現実的な問題点(土壌の方法論とかビオトープへの過程とか生産緑地法の改正とか)が絡んでくるとあまり遊離した展開もないのでしょうね<br><br>時代を感じるのは、何かを調べるのは書籍だし畑ﾝ中で誰かに連絡したい時はいちいち走り帰って固定電話。ネットやケータイが不要だった頃の話なんですよね。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11286126448.html</link>
<pubDate>Sun, 24 Jun 2012 23:58:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『今、何してる？』角田光代著</title>
<description>
<![CDATA[ Amazonから届いてからエッセイ集とわかるヌケぶり(-.-;)<br>内容確認して小説だと思ってたのに‥<br>酔って帰ってからAmazonの中をウロウロするの止めた方がいいの<br><br>角田光代氏の『今、なにしてる？』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120621/07/thelongroad/e3/55/j/o0300042412039068077.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120621/07/thelongroad/e3/55/j/o0300042412039068077.jpg" width="300" height="424"></a></div><br><br>エッセイ集です。<br>全体の½が恋愛に関すること、¼が旅にまつわること、残り¼が本の話。‥という構成。<br><br>小説を期待してたので低いテンションで読み始めたのですが、けっきょく一気読みでしたゎ。<br>エッセイに恋愛･旅･本というテーマはあるもののやはり角田光代氏は人間を見てる。この人の描く人物像が平坦にならないのがエッセイからでも伺い知れます。<br><br>中でも特筆モノは前半の恋愛に関する部分<br>こんな身も蓋もないことを10代には聞かせたくないw。それでももしかしたら角田光代氏はその辺にいる初(ｳﾌﾞ)い感じの10代の誰かの耳を引っぱって顔を近づけ「よくお聞き…」と始めたいのかもしれない。恋愛にＲ指定はないからね。<br>この本を読む人がすべて何度かの恋愛の修羅場や鉄火場をくぐり抜けてきた猛者ばかりだとは思わない。中には恋愛指南のバイブルとすがる思いで手にとる人がいるやも知れん。<br>そして、読んで、思う‥<br>「すごい…恋愛ってそうだったんだｧ(感嘆)」<br>恋愛初心者から博士号級まで角田光代氏の恋愛エッセイに同音の感想が聞こえてきますw<br>この後の反応は人それぞれ(恋愛観は個人差あります)ですから、持ち帰っての宿題ってことで‥<br><br>こんなふうに恋愛というお題でこういう内容のエッセイを書ける人ってやっぱり基本人間を見てる人でないと無理‥<br>恋愛時の心の動きが面白いようにいろんな方向から連ねられています。いろんな意味でオモシロいです‥笑えます、ひきつります、思案します。<br><br>恋愛で悩んでいる人の処方箋にはなかなかならないとは思いますが、体温計や血圧計くらいの大事な役目は果たしてくれそうなエッセイだと思いましたよ。<br>恋愛に悩んでいるわけじゃない人も普段から体温や血圧のチェックは大切なのかもしれませんよ。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11282959289.html</link>
<pubDate>Thu, 21 Jun 2012 07:18:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>“カップラーメン カレー味withチーズ”と“ラブリー･パペット”</title>
<description>
<![CDATA[ まだ読んでる途中なんですが、義太夫の道を選んだ主人公･健を通して文楽と彼自身を描いていく「仏果を得ず」三浦しをん著からです<br><br><br>主人公･健が住むのは床が煤けた赤い絨毯､壁の一面が鏡張でベットばかりが目立つ部屋…友人･小野寺誠二の好意で破格の部屋代でラブホの一室を住処にしている。<br>家具と言えそうなものは、冷蔵庫､窓際のｶｾｯﾄｺﾝﾛとﾌﾟﾗｽﾁｯｸの小さな衣装ケースくらい。<br><br>京都南座での公演を終え、すっかり日が暮れ住処に戻った１コマ<br>以下無断転載↓↓↓<br><br>《生玉寺町のラブリー･パペットでは、今夜も誠二が忙しくホテルを切り盛りしていた。何本もの洗剤のボトルを入れたバケツを片手に提げ、もう片方の手で掃除機を引きずっていた誠二は、健の姿を見て「おう」と言った。薄暗い廊下を近づいてくる。<br>「おまえの部屋の電話、夕方から何度も鳴っとったで」<br>「だれやろ。すまんな」<br>「掃除のおばちゃんが１人、風邪でダウンしたんや。あとで手伝ってくれんか」<br>「ええよ」<br>　まずは腹ごしらえをしようと、健は自室に入った。窓を開け、小さなコンロで湯を沸かす。差し迫って公演はないから、たまには刺激物を食べてもいいだろう。買い置きの棚から、カレー味のカップラーメンを選んだ。少し贅沢したい気分だったし、喉への負担を減らすためにも、冷蔵庫からスライスチーズを出す。<br>　できあがったカップラーメンにチーズをちぎって入れ、マイルドかつ濃厚な味を楽しんでいると、電話が鳴った。入院中の幸大夫からだった。》<br><br><br>主人公の住まいがラブホの一室なのが面白いですねo^)<br>ちなみに人間国宝･銀大夫師匠宅は帝塚山にあり青々とした生け垣に玄関の格子戸の家というから、固定資産税だけでもタイヘンそうな感じww <br>健大夫の先輩格でもあり相三味線をつとめる兎一郎兄さんは緑地公園駅から４分ほどの古びたマンションに住んでる<br>…<br>三浦しをん氏が丁寧な取材でこの設定にしてあるのはもちろんですが、この住環境の描写で文楽社会のヒエラルキーをさり気なくしかもリアルに描いてあるのはニクいですww<br><br>そうそう忘れるところでした…転載した最初の方に主人公の住んでるラブホの名前が出てきますよね‥<br>「ラブリー･パペット」！！！<br>“カワイイ お人形”‥と、www<br>三浦しをん氏、遊んでます。<br><br>この“ラブリー･パペット”の場所が生玉寺町の裏通り辺り‥大阪に詳しい方なら雰囲気が浮かぶと思います。<br>その辺の記述があるので少し転載しますね<br>《「ラブリー･パペット」は、今夜もけばけばしいネオンを灯していた。入口の脇には、「只今満室」の札がかかっている。<br>　建ち並ぶ寺の狭間に、ラブホテルがぽつぽつとある生玉寺町の光景は、何度見てもシュールだ。》<br>‥たしかに‥シュールです艸<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/a9/b4/j/o0321018412032916577.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/a9/b4/j/o0321018412032916577.jpg" width="300" height="171"></a></div><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/6d/9b/j/o0300022512032916639.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/6d/9b/j/o0300022512032916639.jpg" width="300" height="225"></a></div><br><br>その一室で主人公･健が腹ごしらえをするわけなんですが、友人･誠二に「包丁とまな板ぐらい買うたらどうや」と言われてしまうほどのモノしかこの住まいでは食べない。<br>この場面では“カレー味のカップラーメン“にちぎったスライスチーズのトッピング。<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/44/95/j/o0550041312032916794.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/44/95/j/o0550041312032916794.jpg" width="300" height="225"></a></div><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/37/9e/j/o0500037512032916881.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120617/18/thelongroad/37/9e/j/o0500037512032916881.jpg" width="300" height="225"></a></div><br>このカレー味も職業意識から喉を思って｢たまに｣の選択、さすがというのか涙ぐましいというのか‥<br><br>文楽という芸能に志しを持って携わりながらも、生活者の健もあるわけでその感じの伝わるシークエンスだと思います。<br><br>如何？明日のお昼ご飯にカップ麺(カレー味ﾁｰｽﾞﾄｯﾋﾟﾝｸﾞ)？<br>大阪にお越しの際、時間が許されるなら主人公が通った国立文楽劇場から生玉寺町までのトレッキング(約1㎞)は？<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11279942225.html</link>
<pubDate>Sun, 17 Jun 2012 18:15:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『こっちへお入り』平安寿子著</title>
<description>
<![CDATA[ <br>そういえばありましたね、落語ブーム。<br>ｸﾄﾞｶﾝの｢ﾀｲｶﾞｰ＆ﾄﾞﾗｺﾞﾝ｣やNHKの｢ちりとてちん｣あたりで火が付いたはず…今はすっかり鎮火。…隔世の感。<br><br>平安寿子著の『こっちへお入り』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120615/21/thelongroad/dc/a9/j/o0300043412029506473.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/21/thelongroad/dc/a9/j/o0300043412029506473.jpg" width="300" height="434"></a></div><br><br>病院付きのｹｰｽﾜｰｶｰをしている友美に駆り出されるように見ることになった素人の小さな落語会(ほぼ身内だけの発表会)、そのトリの落語に自然と拍手し、流れでつき合わされた打ち上げで落語について盛り上がってる面々を目の当たりにし、<br>「そんなに楽しいんですか」<br>……<br>主人公･吉田江利は中堅飲料ﾒｰｶｰに勤める33歳シングル、それなりに昇進昇給もしているが、中だるみの恋愛関係がひとつくらいで私生活はスカスカ。<br>そんな江利が落語教室のドアをノックするなんて一週間前には思いもつかなかったこと、渡されたﾎｯﾁｷｽで留めた紙束(台本)には、一行目に大きく「寿限無」。<br><br>こうして始まる江利の落語との付き合いを縦糸に周りの人や家族との関係を絡めながら、変化していく彼女を描いていく。<br><br>噺の世界の何かにシンクロしたり、噺の登場人物の思いに逡巡したり、演者から伝わるﾆｭｱﾝｽに感嘆しているのようすが主人公の落語を知っていく度合いに比例するかのように伝わってきます。<br><br>古典落語の世界って、時代背景のほとんどが江戸時代。<br>人の生きていく中での悲哀や生活から生まれる可笑しみやみたいなものは、現代とそんなに差異があるわけじゃない。浄瑠璃や歌舞伎とは違い語り口がムッチャ平易。<br>‥とはいっても題材の中には現代にそぐわない価値観があるのも事実。廓噺なんかは女性の位置付け自体から問題になってしまう。<br>廓噺だけじゃなく市井の暮らしを描いた噺だって男社会の負の要素をけっこう背負って展開したりしてる。夫婦モノの噺に出てくる夫というのが高い確率で“だめんず”！そこに寄り添う妻の心情を判断しかねる主人公…そんな噺のプロットだけでも引っ掛かるのに、主人公は演者(ﾌﾟﾛの落語家)たちのニュアンスの違いまで違和感を覚えてしまったりする。<br>さらに噺にみる親子や夫婦の関係性が自身が抱えていたりする事とダブって考え込んだりする…そんなことを重ねていくうちになんだか視界が広がっていく主人公のようすが面白く描かれてます。<br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11278348709.html</link>
<pubDate>Fri, 15 Jun 2012 21:20:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『どきどきフェノメノン』森博嗣著</title>
<description>
<![CDATA[ 本編を読み終えての余韻で少ｰし痺れた状態で、読むとはなしになにげに流れだけで解説部分に…「多部未華子」とあり、それだけで本編の評価が２割増し。えぇｰえぇｰ、単純ですともさｧ。３頁足らずの解説、それも(談)‥ですぜ(自嘲ω)<br>…というわけで、<br><br>森博嗣氏の『どきどきフェノメノン』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120612/20/thelongroad/41/00/j/o0300041912024517590.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/20/thelongroad/41/00/j/o0300041912024517590.jpg" width="300" height="419"></a></div><br><br>大学院ﾄﾞｸﾀｺｰｽに在籍し実験と研究､論文作成に明け暮れる窪居佳那、プライドが高く、気に入らないことにはすぐ舌打ちし、妄想癖があり、酒で記憶を飛ばし、無理な理屈とｲﾐﾌな理論を振りかざす、そんな面倒くさい24歳。<br><br>佳那の周りに、<br>花屋でバイトをしている藤木美保は剣道教室で知り合った友人。　<br>佳那の２年後輩の大学院生で表情の乏しい水谷浩樹は、女の子の人形で遊ぶ(?!)おかしな奴<br>水谷と同期の鷹野文哉は長髪に日焼けした顔の爽やか系<br>武蔵坊は、袈裟姿の謎の大男<br>‥そんな彼女彼等が佳那の惑星のごとく居る。<br><br>指導教官の相澤准教授は佳那の一方通行の恋の対象…<br><br>面子が揃ったところで主人公･佳那の｢どきどき｣は幕を開ける<br>佳那のその想いはｽﾋﾟﾝｱｳﾄしおかしな方向へ…<br><br><br>佳那の脳内のつぶやきと妄想のフラッシュが笑わせてくれます。学力偏差値は高そうなのに行動パターンや発想がまるで子どもな部分があり、その場し<br>のぎで泥縄的にとった行動がいつも意図せぬ方向へ…。<br>佳那自身の行動や言葉も笑わせてくれるのだけど、それらを形容したり俯瞰している描写がもういちいち面白い。<br>これだけめんどくせぇー女性なのに読み進めていくうちﾁｮｯﾄ可愛いいと思ったりしている自分にハッと気がつき我に返ってビックリだゎ<br>ミステリーの粉末も極微量まぶしてあるような展開も飽きさせない要素。<br>着地点が途中でうっすらわかってしまう難はありましたが、テーマの｢どきどき｣を上手く変化させラブコメとして十分楽しめる作品になっていました。<br><br>日常(学校､職場､ご家庭)に使える笑えるフレーズが満載なので、実用書としてもお使い頂けるかと思います。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11275829597.html</link>
<pubDate>Tue, 12 Jun 2012 21:30:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>『スコーレNo.４』宮下奈都著</title>
<description>
<![CDATA[ 読んだ本すべてをupしたいとは思ってるんですよ‥備忘録の役割もあるので‥絲山秋子氏の本と今回upした本の間にも３冊‥そのうちなんとか‥<br>ならないε=ε=ε=<br><br>宮下奈都著の『スコーレNo.４』<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120609/19/thelongroad/55/54/j/o0300043012018980235.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120609/19/thelongroad/55/54/j/o0300043012018980235.jpg" width="300" height="430"></a></div><br><br>彼女らが育ったのは、いつも穏やかな童謡のように流れていく川に寄り添う物腰のやわらかな町。その町で古道具屋を営んでいる家で育った。<br>自由奔放に生きている妹･七葉(ﾅﾉﾊ)は幼い頃から優しく可愛げがあり機転の利く器量よし。それに対して18ヶ月差(学年で一つ年上)の姉の私(麻子)は七葉のような明るさも女の子らしい風情もない平凡な人間だと自らを位置づけている。<br>……<br>………<br>…………<br>と、書き進めよーと思ったけど<br>…<br><br>あーつまんねｪ「ゴールが“男”なんだぁｰ」というガッカリ感が広がる後味。<br>（※あくまでidiotな私のﾏﾇｹで的外れな視点です、好きな方スルーお願いします）<br><br>１人の女性が学ぶ場所(ｽｺｰﾚ)を重ねていく中で悩み成長(?)する姿を描いた作品。<br><br>いろんなレビューで誉められ、書店の“ことpop”でお薦めされ、書評で…、帯で…、そんなこんなでハードルが｢そりゃ飛べねぇｯ｣とこまで上がってた(というか勝手に上げてた)のかも知れないと思うと気の毒なんですが、主人公が結婚するかもと思わせるエンディングで「ほら、ハッピーエンドでしょ♥ﾒﾃﾞﾀｼﾒﾃﾞﾀｼ…」というのはどーなの？矮小化してない？<br><br>人が思い患うさまや女性の生き方そのもの、未だに残るくだらない因習のような障壁にどう対峙していくのか‥ってことを、そこ(男や安易な絆)に集約させるようなエンディングだけはやめてほしかった。<br>途中あたりから大昔のNHK朝ドラ的な匂いがしだしたので｢ちょっとヤバいな｣と感じてはいたんですがね‥<br><br>最初っからそんな雰囲気があったわけじゃない、静かな入り方だけど、丁寧でなんだかよさげだったんです。むしろ期待。<br>複数の価値観が少しずつズレながら重なるような空間(家)でｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽとまでは言わないにしろ気後れを感じて育った主人公が、妹や父との関係性を軸に屈折と素直を同時に描いていくあたりはイイ掴みだったんです。<br>特に妹への愛情と確執が絡み合う思いが綴られているところは古典的だけど普遍性がある提起でしょ‥。<br>…と、ここまででした。同調してたのは。<br><br>いや、共感できなくてもイイ。共感できないことをその丁寧さで重ね綴ってほしかった。最終章なんか甘々でバタバタの展開だもん。なんの説得力もない。<br>ｼﾝﾃﾞﾚﾗ･ｼﾝﾄﾞﾛｰﾑの亜流<br>あーつまんねｪ<br><br>あｯそれから巻末の北上次郎の解説、歯が浮いたぞ！なんなの その褒めちぎり　他でもこんな仕事してるの？<br><br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/thelongroad/entry-11273190934.html</link>
<pubDate>Sat, 09 Jun 2012 19:48:00 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
