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<title>初犯刑務所からの手紙</title>
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<description>弟からの手紙は刑務所の住所だった。初めて服役する人達が舞台の初犯刑務所物語。</description>
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<title>ゲートの外の建前と中の本音（二）</title>
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<![CDATA[ <br><br><p>人間として仕事をしているのは、刑務官も同じ事。彼らからすれば、シャバに住む私がアウトサイダー。<br><br>アウトサイダーには機械のように接するが受刑者には喜怒哀楽を表す。<br>服役中は日常的に仕事をしなければならない。<br>出所後の社旗復帰の訓練も兼ねているので木工作業、印刷作業などなど一般的に体を使った仕事が多い。その中でもエリートコースは「営繕作業」。修繕や工事などである。<br>理由は簡単。工場内の作業は機械に張り付いたり、卓上の作業仕事なのでその場を離れるには理由が必要でいちいち先生に許可をもらわないといけない。嫌みや皮肉を言われ、時には罵倒される。 その点、エリートである修繕や工事は比較的自由に移動できる。この小さな小さな自由を勝ち取れるのは刑務官からお気に入りのエリートのみである。<br>エリート達は刑務官と雑談し世間話をし「さすがうまいねぇ～」なんてよいしょされたりする和やかな雰囲気。その上、昇級も速い。<br>私も認めるところだが弟は人から気に入られる長所がある。電気工事の経験を認められ、その性格も手伝い幸いなことにいきなり電気工事の仕事を担当した。彼にとっては人生で初のエリートコースだった。</p><br><br><font color="#fa8072">ブログ小説に参加中です。<r>ぜひクリックしてください。<br><a href="http://novel.blogmura.com/nonfiction/"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fnovel.blogmura.com%2Fnonfiction%2Fimg%2Fnonfiction88_31_nf.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログ ノンフィクションへ"></a><br><br><br><br></r></font>
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<pubDate>Sun, 19 Oct 2008 18:16:38 +0900</pubDate>
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<title>ゲートの外の建前と中の本音（一）</title>
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<![CDATA[ <br><br><p>待合室の狭い世界は異様なほど笑いがない。<r><br>待っている我々は当然だが、<r><br>面会に行く度に職員達の無機質さはまるで機械と話しているように感じる。<r><br>怒っているわけでもない、喜怒哀楽が禁止されているのだろうか？<r><br>ただ黙々と仕事、いや作業を進めているようだ。<r><br>服役中の者達は望むことなくこの場所に連れてこられた。<r><br><r><br>ここで働く者達は望んでやってきたのだろうか？<r><br>そんな事を考えるほど、退屈な待ち時間はいつものこと。<r><br><r><br>しかし、受刑者からは先生と呼ばれる刑務官たちも人の子。<r><br>待合室の我々の前ではサイボーグ化した彼らが<r><br>人間であるのはゲートの中である。<r><br><br><br></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></p><p>&nbsp;</p><br><br><br><br><br><p><font color="#fa8072">ブログ小説に参加中です。<br>ぜひクリックしてください。</font><br></p><br><br><br><br><a href="http://novel.blogmura.com/nonfiction/"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fnovel.blogmura.com%2Fnonfiction%2Fimg%2Fnonfiction88_31_nf.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログ ノンフィクションへ"></a><br><br><br><br><p></p><br>
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<pubDate>Fri, 17 Oct 2008 21:07:59 +0900</pubDate>
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<title>面会は月一回まで</title>
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<![CDATA[ <br><br><p>面会も二回目以降は慣れてくるのではあるが<r><br>待合室の重苦しい雰囲気だけはたまらなくなる<r><br>連れ添いがいる人はボソボソと身内だけで話しているが<r><br>知らない人同士が声を掛け合うことなど一度もなかった。<r><br>（当然のことだが…）<r><br>面会に来た人が悪いことをした訳ではないが<r><br>後ろめたい思いを全員が背負っているのだ。<r><br>逆に知り合いに合ったりしたらお互い気まずいことだろう。<r><br>幸いそんなことはなかったが<r><br>もしかすると私の知り合いが<r><br>私を見つけ<r><br>気づかないふりをして<r><br>気づかれないように潜んでいたかもしれない。<r><br>そんな事を考えるとたまらなくなる。<r><br><r><br>面会は三親等以内と決められている。<r><br>しかし本人確認は意外にもゆるゆるで<r><br>友人や彼女が親族と偽って面会に来る者も多い。<r><br>面会には刑務官が立ち会うので話を聞けば分かりそうなものだが<r><br>気づかないような粋なはからいかもしれない<r><br>ここは<strong>初犯刑務所</strong><r><br>それほど極悪人は収容されていない。<r><br><r><br>そして受刑者には、</r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r>刑</r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r><r>の大小にかかわらず<r><br>等級があり、服役中の態度によってランクアップしていく。<r><br>等級については別項で詳しく記すとして<r><br>いいことがたくさんあるのだ。<r><br>例えば、最初は面会や手紙を出せる回数は月一回、<r><br>等級が上がれば、その回数が増えていくシステム。<r><br><r><br>最初の面会に行くとき事前に刑務所に問い合わせたのだが<r><br>「ここで受け付けされるまで面会できるかどうかわかりません」と言われた。<r><br>もし、回数を既に使い果たしていたら受付でアウトという理不尽なことになっていた。<r><br>合理的が通用しないビジネスライクには縁遠い世界、ここは<strong>初犯刑務所</strong>なのだ。 <r><br><br></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></p><p>&nbsp;</p><br><br><br><br><br><p><font color="#fa8072">ブログ小説に参加中です。<r><br>ぜひクリックしてください。<r><br><a href="http://novel.blogmura.com/nonfiction/"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fnovel.blogmura.com%2Fnonfiction%2Fimg%2Fnonfiction88_31_nf.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログ ノンフィクションへ"></a><br><br></r></r></font></p><br><br><p></p><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/tigersnake/entry-10151879420.html</link>
<pubDate>Wed, 15 Oct 2008 19:05:26 +0900</pubDate>
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<title>弟からの手紙（三）</title>
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<![CDATA[ <p>----------------------------------------------------------------------<r><br><r>立秋とは暦の上、相変わらず暑い日が続いておりますが皆様は如何お過ごしでしょうか。<r><br>体調を崩されたりされてませんか。<r><br><r>刑務所の中も当然ですが寝苦しい日が続いております。腰痛の方は相変わらずですが虫歯を痛い所から治療させてもらっているのでおかげで随分と楽になりました。足の裏は毎日薬を塗っているのでこちらも楽になってきているのですが今から寒くなってくるとまたひどくなると思うので少し心配です。<r><br>今の生活を無駄な時間にせぬ様に出所後の自信の糧になる様にこれからも勉学、道徳に励み頑張ろうと思います。<r><br><r><br>官物の本なので古い本ばかりなのですが、やっっと百冊読みました。知らない漢字や言葉を漢語辞典や国語辞典で調べながら読んでいるので一冊を読み終わるのに相当時間がかかるのですが色々な事に興味を持つようになったと思います。歴史人物では毛利元就、政治家では福岡県出身で東京歳弁で死刑になった広田弘毅が特に心に残っております。和歌では西行法師という人の「願わくは花の下にて春死なむ、その如月の望月の頃」という歌に心を打たれました。<r><br><r><br>今年は終戦60年というのもあり報道等も多く戦争について考えるとても良い機会でしたので満州事変から南京大虐殺、従軍慰安婦問題、太平洋戦争、沖縄戦、原爆投下、終戦後のビキニ水爆事件や60年安保闘争等、色々出来る限りの祖量で調べてみました。死ぬまでに知っておかれなければならない事がまだまだある事を感じている今日この頃です。出所後もいつか落ち着いた日にはまたこういう勉強も続けていきたいと強く思っています。<r><br><r>文字の力を向上したくシェイクスピアの『マクベス』『リア王』に挑戦したものの僕の脳ミソでは文豪の偉大さは理解できませんでした。ドストエフスキーやヘミングウェイも読んだけど難しいです。<r><br><r>＜中略＞<r><br><r>僕の生活はこんな感じですが皆様はお元気でいらっしゃいますか。僕が行ってきた過ちでさらに苦しめているのではないかと危惧している今日この頃です。それと本当に申し訳ないのですがお金をあと少しだけ送って頂きたいのです。賞与金は一円も手を付けていないので必ず返します。無理ばかり言って本当に申し訳ありません。<r><br><r>僕は今から出所後備えて体を鍛えようと思います。一時期には72キロ程あった体重も今は56キロまで落ちました。出所後は力仕事になると思うし勤務時間も長くなるのは間違いないので体を鍛えてその時の為に体力を作っておくつもりです。<r><br><r>あとはトラブルも起こしたり巻き込まれたりしないようにして一日も早く出所し一日でも早くお金を返せるようにします。<r><br><r>度々のお願い本当に申し訳ありません。<r><br><r><r><br><r>----------------------------------------------------------------------<r><br><r>前回を超える6枚の大作。<r><br><r>最終的には無心だったのだが、その後ろめたさが長い文章になったのだろう。<r><br><r>お金の差し入れは郵送でもできるのだが、やはり面会に行くことにした。</r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></r></p><br><p>&nbsp;</p><br><p><font color="#fa8072">↓ブログ小説に参加中です。ぜひクリックしてください。</font><br></p><r><br><a href="http://novel.blogmura.com/nonfiction/"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fnovel.blogmura.com%2Fnonfiction%2Fimg%2Fnonfiction88_31_nf.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログ ノンフィクションへ"></a></r>
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<link>https://ameblo.jp/tigersnake/entry-10150451979.html</link>
<pubDate>Sun, 12 Oct 2008 10:30:42 +0900</pubDate>
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<title>面会という作業</title>
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<![CDATA[ <p>面会ができるのはに来るのは、基本的に家族である。面会ができるのは、平日の午前9時から午後4時まで。社会や人様に迷惑をかけた受刑者に友人、知人、まして仕事関係の人が仕事や学校を休んでまで来ることはほとんどないだろう。私も実際に面会に訪れるのは、せいぜい二ヶ月に1回程度。自営業なので少々都合は付けやすいのだが往復の行き来や待ち時間を考えると半日はつぶれてしまう。でも本当はつい足が遠のいているのである。</p><br><p>弟からの手紙は月に1～2度。返事を書こうと何度も便箋とペンを準備し書こうとするが、何を書けばいいのやら、考え込んでいるうちに、気が滅入って投げ出してしまう。第一、生涯、弟に手紙なんて書いたこともない。そんな事が何回が続くと「よし、面会に行こう」となるのだ。実際、合うと安心するし、弟だってそうだろう。何を話す訳でもないが、この刑務所の中で弟が生きている、という現実が確認できるだけの安心。弟にすれば「自分はまだ忘れられていない」という安心。そんな確認作業のためだけだ。</p><br><p>刑務所の中で弟は規則正しい生活の中にも、スネに傷を持つ男達と寝起きしている。おかずがなんだ、トイレが臭い、本を貸して欲しいなどと些細なことに一喜一憂している。外の私とくれば弟が残した借金の整理、時折警察に呼び出され盗品の後始末などに忙殺されていた。そんな二人がガラス越しにお互いが存在している事だけを確認する。それが私たちの面会という作業だった。</p><br>
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<pubDate>Thu, 02 Oct 2008 21:21:25 +0900</pubDate>
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<title>警察は信用できるのか？</title>
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<![CDATA[ 警察官と話すのは、駐車違反の時と財布を落とした時くらいだった。回数も時間も尋常じゃないほど警察官と話しをすることになった。場所も警察署はもちろん、がさ入れ（家宅捜査）時に立ち会ったり、一緒に被害者に謝罪に行ったりとほんの一部であるが警察の仕事に立ち会ったのだ。そこでテーマの「警察は信用できるのか？」であるが、罪を憎んで人を憎まずではないのだが「警察は信用できないが警察官は信用できる」が結論だった。縦割り行政の問題点はよくいわれるが、警察の組織自体がまさに縦割りなのである。テリトリーというか縄張りというか…。<br><br>例えばこういうことがあった。私も事情聴取（正確には違うかも？）を受けて、弟の事でいろいろな事を聞かれた。窃盗の事実自体は知らなかったので、暴力団の関与を一所懸命説明するのだが警察は弟の窃盗を起訴するための事実にしか興味がないらしく親身に聞いてくれない。自分としてはヤミ金や覚醒剤で関連した暴力団を一斉検挙して欲しいとも思ったが、そんな意欲は無いようだ。要は管轄（＝テリトリー）が違うのだ。<br><br>といっても、出会った警察の人たちは、いい人がばかりだった。はぐれ刑事純情派ほどではないにしろ、いろんな相談にのってくれたり「ヤミ金の取り立てなんかが来たときはここに電話して」と携帯電話の番号も交換した。<br><br>つまりは組織のシステムには相当に問題があり、せっかく犯罪を防ぐ機会を逃している。大人の対応としては警察は市民を守る行政のサービスなので上手に利用させていただくこと。その実例は別の項でお話ししたいと思う。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/tigersnake/entry-10144224517.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Sep 2008 00:10:05 +0900</pubDate>
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<title>弟からの手紙（二）</title>
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<![CDATA[ <br><br><p>----------------------------------------------------------------------</p><br><br><br><p>前略、先日は忙しい中の面会、差し入れ有難うございます。感謝で本当に頭があがりません。おかげで歯医者治療を受けることが出来ます。一体幾ら位かかるのかが実際に治療を受けた人の話もバラバラでさっぱり解りません。四月の初めに申し込んだのですが未だ順番待ちです。どんな感じか分かったら報告します。大切に使わせてもらいます。<br><br>本当に有難うございます。<br><br>先日独居に移りました。本来は独居の部屋に二人で生活してます。二畳半の部屋に机二つと布団を置いているので足も伸ばせません。寝る時は布団を半分ずつ折って寝ています。それに便器には仕切りがが無いので大便の時は大変臭いです。おまけに元々は懲罰部屋だったらしく窓には目隠しがあり外の景色を眺める事も出来ません。同じ部屋の人は五十代の男性で決して悪い人ではないのですが「イビキ」「口臭」「腋臭」が原因で雑居から出された人なので大変です。<br><br>そんな自分も（足の水虫、アカギレがひどく皮がむけ部屋の中で靴下をはいているので治りが悪い為）に転居になったと一応はなっています。がそれも本当とは思っていますが本当は人間関係だと思っています。奇麗事を言うみたいですが、今までの経験もあり僕は人の悪口や陰口が大嫌いです。退屈なのはわかりますが、毎日ゝそればかり。それも完全に人を馬鹿にした言い方。それなのに本人の前では普通に接しているのだから目も当てられません。余計な口を挟んだりはしませんが一緒に笑うのは無理です。他にも八つ当たりで若いのが年配の人に何か投げつけたり、あまりの理不尽さにあきれています。<br><br>僕らは皆ここに「怒ってはならない理由を」を持って生活していますが「怒る理由」も常に発生しています。臨機応変にとは思っても一緒に悪口を言ったり、いじめじみたマネをするのはむりなのでただ黙っていると「暗い」「奴とは合わない」となったみたいです。<br><br>暗いと言われたのは生まれて初めてですが（笑）雰囲気は感じとっていたので気にはしませんが裏でコソコソと計画されたり周りの目が僕自身にのみ問題があり部屋を追い出されたみたいになったのが悔しいですね。歴史とは勝者の美談と化した話といいますが何かそんな感じです。<br><br>しかしこれが懲役だしここにいるのも自業自得。勿論僕自身にも問題がある訳ですし自分を精進させる為の修業だと思い頑張ります。二人独居も大変ですが人の悪口を聞くよりはイビキを聞いている人がマシですし（イビキには悪意は無いから）部屋も静かになったのでより勉学に励もうと思います。<br><br>今のところ人体のしくみや日本語を勉強しています。もし家に捨てる予定の勉強本、小説などがあったらいつか分けて下さいね。週刊誌でも何でも良いです。読み終わったら領置して返せますので何かあるときは貸して下さい。勉強する資料もなかなか手に入らずで…。<br><br>そんなこんなの刑務所生活ですが他は病気なども無くおかげで無事に暮らしています。一日でも早く一生懸命働いて借金を返せるように、また自分の子供達の養育費を支払える様に努力します。<br><br>間もなく梅雨にかかりますし車の運転等気を付けて（僕が言うのも何ですが）お仕事の方頑張って下さい。<br><br>ではまた手紙を書きます。　敬具<br><br><br>追伸<br><br>勉強をする時に電卓を使用したいのですが購入ができません。いつでも結構ですのでもし刑務所に来てもらえる時に電卓を一つ入れてもらえませんか。百円均一の電卓で良いです。頼みごとばかり本当に申し訳ありません。定期的に簿記の試験が行われているので勉強して合格を目指します。<br><br>----------------------------------------------------------------------<br></p><br><br><br><p>今回は便箋七枚の大作。かなりストレスが溜まっているようだ。</p><br><br><br><p>現状を嘆いては、自業自得と自分を納得させる。ノリツッコミのような繰り返しの文面である。</p><br><br><br><p>“そちらの世界”も一つの社会。それなりに集団生活の中でいじめ、ねたみ、そねみもある。</p><br><br><br><p>相田みつをではないが囚人だって「人間だもの」</p><br><br><br><p>しかし二畳半に机二つに便器と二人暮らしとは…。</p><br><br><br><br><p>&nbsp;</p><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/tigersnake/entry-10143392605.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Sep 2008 22:21:02 +0900</pubDate>
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<title>ヤミ金の闇、犯罪への道標</title>
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<![CDATA[ <br>090金融とも呼ばれている。090の携帯電話一本で高金利でお金を貸すという非合法の金融。金融業を営むには財務局や都道府県の許可が必要なのだがそんなものはお構いなし、暴力団が関係しその資金源になっているケースも多い。意外なことに小遣い稼ぎにやっているＯＬもいるらしいが定かではない。絶対にこれだけには手を出してはいけない。被害者になるだけでなく、加害者になったり、やがて暴力団の構成員になってしまうこともあるのだ。弟はその加害者になりとうとう刑務所行きになってしまった。<br><br>ヤミ金の乱暴な取り立てはマスコミにもよく紹介されているのでご存じの方も多いでしょう。しかし案外知られていないのは、加害者や仲間に引き込まれてしまう事実。<br><br>とうとう弟はヤミ金へ手を出した。ある日、突然弟から電話がかかってきた。「兄ちゃんごめんけど五万円貸してくれんやろか。」のっぴきならない状況とは感じる、詳しく聞くと組事務所に軟禁されているという。「2～3日で作ると約束して出してもらうよう頼んでみろ」と言って電話を切る。一時間ほどして解放された弟と会い話しを聞くと返済が滞り、組員が職場に現れ帰りに車に乗せられて組事務所に連れられそこから、友人・知人・親戚などに無心するよう強要されていた。<br><br>次の日、警察に二人で相談に行った。しかし警察は全く相手にしてくれない。「借りた金を返すのはあたりまえ、怪我でもさせられたのか？」まるで話にならない。まあ何かあったら来なさい、と追い返された。<br><br>もう暴力団とは縁を切りたい、とい思い私は弟に金額を聞くと全部で70万円。何とか工面して街のはずれにある古いアパート内の事務所に返済に行った。借用書を返してくれと頼んだが、代理で取り立てているのでここには無いと言いかえされた。しかしただで大金を渡すわけにはいかないと食い下がり、預かり書とかいた紙の端きれを渡された。納得いかないがこれ以上は危険なので帰ることにした。<br><br>しかしこの後、弟と音信不通になった。さらに暴力団から追い込みを掛けられていたのだ。返済したことで逆に金づると思われ、まだまだ搾り取れると見られたようだ。まずは弟に知人の健康保険証を盗ませ、無人貸出機で80万円を引き出させた。それだけではない、家電量販店に連行しローンでパソコンやデジカメを購入させ、そのまま質入れして現金化させるなど巧妙な手口で金をむさぼる。あやしまれないようにすぐに購入せず悩みながら商品を選ぶように指示をだす手の込みようだ。もう金が取れないとわかると最後には、麻薬を売って金を作ってくるようにと麻薬を渡されていた。逮捕後、弟のアパートでの家宅捜査で麻薬が見つかったが、さすがにこの件は起訴猶予となった。ちなみに私は家宅捜査に立ち会わされ見つかった麻薬を指さし証拠写真を撮られた。もう頭はパニックだった。<br><br>さんざん金をむしり取り最後は犯罪者に仕立てたり、中には構成員に引き込むなど地獄しか待っていない。<br><br>繰り返すが絶対にヤミ金には手を出してはいけない。<br><br><br><br>
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<pubDate>Tue, 23 Sep 2008 22:06:41 +0900</pubDate>
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<title>サラ金の罠、無限ループ返済</title>
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<![CDATA[ 弟がヤミ金に手を出したのは、常識が無かったことに他ならない。もともと俗にマチ金と呼ばれる一応合法的な金融業者から五万円を借りたことに端を発する。最終的に私が25万円に膨れあがった借金を返済に行った。その業者はマンションの一室だった。看板には三つの業者の名前が書かれている。中に入ると二つ続きの机が三つの島に分かれコの字状に配置されている。仮にこの三社をそれぞれＡ社・Ｂ社・Ｃ社としよう。この仕組みはこうだ。まずＡ社から五万円を借り、利息を含め六万円を六回に分け毎週一回一万千円を返済する。一回二回は何とか返せるが三日目くらいになると支払いがきつくなる。そこでＡ社は内の枠はもう無いのでＢ社から借りて返すように勧める。今度はＢ社から残りの四万円を借りＡ社に残りを返済する。今度はＢ社に利息を含めた五万円を毎週返す。同じようにきつくなると今度はＣ社から借りてＢ社に返済する。<br><br>ここからがポイント、二巡目に入るのである。Ａ社からＣ社の返済のためにまた借金するのであるが、完済の実績ができているため借入枠が倍の十万円に増えるのである。返済がじわじわ苦しくなり、つい枠一杯の十万円を借りてしまうのである。これが地獄の無限ループのはじまりなのだ。Ａ社→Ｂ社→Ｃ社→Ａ社→Ｂ社→Ｃ社→…借入額が徐々に増えながら永遠に返済を続けることになる。<br><br>弟が借りたのは五万円、私が返済に行った時には25万円。理不尽だが仕方なく返済した。Ａ社→Ｂ社→Ｃ社と机をまわりながら数万円ずつ返済した。チンピラみたいなスタッフがたばこを吸って接客していたので、書類を待っている間にたばこに火を付けると「お客さんは禁煙ですよ」と注意された。怒髪天を衝くである。まさに常識を越えた会社であることは間違いない。驚くことに狭い部屋には客が次々と借り入れや返済にやってくる。銀行はもちろん、もはやクレジット会社のキャッシングにも頼れずに、こんな所にお金を借りないといけない人が大勢いる。<br><br>社会のダークサイドは身近なところにある。<br><br><br>
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<pubDate>Tue, 23 Sep 2008 14:26:11 +0900</pubDate>
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<title>初めての刑務所　面会</title>
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<![CDATA[ 「あの建物の右側の部屋に入って下さい。」案内の人は50m程さきに見える小さな建物を指さした。学校の校舎のようなコンクリートの建物に隣接するちょうど学校の下駄箱の部屋のような形である。そこまではまっすぐなのだが特に通路のようになっているわけでもなく広々としたアスファルト。車が通行するのだろう。時折見張りらしき制服の人が目を光らせている。きょろきょろと落ち着かずに周りを見回しながらその建物へ入った。<br><br>中に入ると廊下が左右に分かれている。右側に進むと部屋のドアがある。木製で灰色に塗装され真鍮製の今にも壊れそうな貧弱なドアノブを回し中へ入る。<br><br>ここはドラマと同じだ。スチール製のパイプいす、アクリルの透明なしきりに円形にたくさんの穴が開いている。ドラマのようにここで向き合って話すことになる。まだ向こう側には誰もいない。このアクリル板の向こう側はトイレに行くのにも許可が必要な自由がない別の世界なのだ。いすに腰掛けると間もなく弟が刑務官に連れられて来た。<br><br>茶髪で今時リーゼントだった頭は坊主頭になり、拘置所にいるときに差し入れたユニクロの白いＴシャツに灰色のスエットパンツを身に付けていた。のそのそと私の向かい側に座り深々と頭を下げた。<br><br>「本当にどうもすいませんでした。仕事中にわざわざ来てくれてありがとうございます。」<br><br>「大丈夫か？」兄弟とは思えないようなよそよそしい会話が不自然だった。<br><br>「腰が少し痛むけど、何とか」リウマチの持病が再発したようだ。<br><br>「とにかく今はしっかり罪を償って社会に戻って来るように。おまえが帰る場所はあるから。」<br><br>そんな事を言うつもりはなかったのだが、さずがに不憫に感じた。あと二年間この中に居なければならないと思うと将来帰る場所があることだけは伝えないと自暴自棄になりかねない。とっさにそう思った。ようするに身元引受人になるという決心をした。弟はまだ30歳、やり直しができるだろう。<br><br>しばらく“こちらが側”と“そちら側”の情報交換をしていると刑務官に時間切れを告げられる。時間にして5分くらいだったろうか。特に時間制限は聞いてなかったが、ドラマでもよくこんなやりとりがあったな…。ヤミ金の取り立てで暴力団に追い込まれていた彼はこの不自由だが安全な世界に来て安心したのだろうか。表情が意外と穏やかだったのが救いだった。<br><br>“そちら側”でもお金が必要らしい。筆記用具、切手代、本代、資格を取るための受験費用など。とりあえず敷地内にある差し入れの窓口でお金を五千円渡す。待合室の受付にバッジを返しロッカーの荷物を取り出した。黒服の一味は既にいなかった。コカコーラの自動販売機でブラックコーヒーを買い、横の黒服が占拠していた喫煙場所でたばこをふかした。こんな場所の自動販売機でもジョージアのプレゼントキャンペーンの広告が貼ってあり、その横に応募用のハガキが吊しているのが滑稽だった。<br><br><br>
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<pubDate>Mon, 22 Sep 2008 22:15:34 +0900</pubDate>
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