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<title>かなたのブログ</title>
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<title>素敵。</title>
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<![CDATA[ <p>誰かに「大嫌いだ。」と言いたい夜。</p><p>月は丸く星は霞む。</p><p>誰かに「死んでしまえ。」と言いたい夜。</p><p>すれ違う電車の窓越しの会釈。</p><p>誰かに「＊＊＊＊。」と言いたい夜。</p><p>世の中には素敵なことがたくさんあるのに素敵だと思えない。</p><br><br><p>世の中にあるものすべて素敵だと思っているし実際そうだし</p>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10445970341.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Jan 2010 00:51:59 +0900</pubDate>
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<title>趣味。</title>
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<![CDATA[ <p><font size="3">　あるところにひとりの男がいた。彼には奇妙な収集癖があった。綺麗なもの、素敵なもの、好きなものをすべて自分の周りに置いておくのだ。もちろん、ただそれだけなら奇妙ではない。誰もがすることだ。奇妙なのはその保存方法だった。彼は集めたものを氷のような特殊な物体でコーティングするのだ。それは触っても冷たくないし溶けることもない。コーティングの方法、物質については彼だけが知っていた。<br></font></p><p><font size="3">　始めに彼はいろんな物をコーティングした。擦り切れたサイコロ、ママからもらったハズレの宝くじ、好きな子から盗んだ消しゴム、そんなものだった。<br>　次に彼は生き物をコーティングし始めた。金魚すくいでとった金魚、ペットのハムスター、ぬいぐるみみたいな犬、彼に懐いたノラ猫、そんなものだった。彼らはコーティングされた後も不思議そうに目をぱちぱちさせた。<br>　しばらくして彼は人間をコーティングし始めた。初めて好きになった女の子、大親友と言ってくれた男の子、毎朝キスをしてくれる妻、彼の双子の娘、そんなものだった。双子は父親である彼の目から見ても見分けがつかなかいくらいそっくりだった。二人はとても仲良しだったので、彼は二人を一緒にコーティングした。コーティングされた人たちはみな不思議そうに彼を見るのだった。<br><br>　彼の周りには彼にとって綺麗なもの、素敵なもの、好きなものでいっぱいで、息がつまりそうだった。コーティングされた表面が太陽にあたってピカピカ光り、彼の目は潰れそうになった。彼の顔は既にいくつものシワでいっぱいだったが、コーティングされたものはいつまでたってもそのときのままだった。物体たちはただただ不思議そうに目をぱちくりする。ただ双子だけが、たまに面白そうに笑うのが聞こえた。彼にはもうどっちがどっちだかわからなかった。<br></font></p><p><font size="3">　彼はある日それらを金づちで割っていった。ちらばった破片はもうどれが何のものかわからなかった。破片の眼球は瞬きするのをやめた。最後に双子の片方の顔を金づちで叩いたとき、大きな破片が胸に刺さって彼は死んだ。割られなかった双子の片方は瞬きをひとつしてコロコロと笑った。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10439063539.html</link>
<pubDate>Thu, 21 Jan 2010 00:25:38 +0900</pubDate>
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<title>自己満足。</title>
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<![CDATA[ <p>自己満足。</p><p>身につまされる言葉だ。</p><p>僕のこのブログも自己満足である。</p><p>誰にも聞いてもらえない気持ちを誰にも伝えない思いで書いている、くだらない自己満足だ。</p><p>しかし僕のこの自己満足は誰にも迷惑をかけていない。</p><p>僕は他人に迷惑をかける自己満足が大嫌いだ。</p><p>演劇、芸術、文学の上で。</p><p>誰もが見るものであるのだから、楽しませるという精神はなくてはならない。</p><p>一部の人にしか受けないアングラ方面はもうまっぴらだ。</p><p>そんなのただの自己満足だろう？</p><p>いかにももっともらしい言葉で飾り立てて。</p><p>受けてはちっとも楽しめない。</p><p>そんなものは糞くらえだ。</p><br><p>だからこんなにかなしくなるんだろう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10438265224.html</link>
<pubDate>Tue, 19 Jan 2010 23:58:48 +0900</pubDate>
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<title>言葉。</title>
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<![CDATA[ <p>言葉は魔力で</p><p>言葉は武器だ。</p><br><p>喉の奥を震わせる</p><p>それだけの行為で</p><p>どれほど多くの人間が</p><p>死んでいったことか。</p><br><p>言葉は人を操る</p><p>たった一言で</p><p>人を救ったり</p><p>殺めたり。</p><br><p>ただの音の繋がりが。</p><br><p>言葉。</p><br><p>僕はそれを使いこなせない。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10435205066.html</link>
<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 23:47:37 +0900</pubDate>
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<title>自分</title>
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<![CDATA[ <p>みんな自分以外の誰かになりたかったり、なりたくなかったり。</p><br><p>みんな自分以外の誰かを振り回したり、振り回されたり。</p><br><p>みんな自分以外の誰かを通して自分を見てる。</p><br><p>みんなは自分で、自分はみんなだ。</p><br><p>だったらどうしてこの世はうまくいかないんだろう。 </p>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10433753414.html</link>
<pubDate>Wed, 13 Jan 2010 23:56:27 +0900</pubDate>
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<title>右手</title>
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<![CDATA[ <div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>右手がなくなった。<span lang="EN-US"><br></span>なくなったというと少々語弊があるかもしれない。<span lang="EN-US"><br></span>とにかく僕の体の一部としての右手はなくなった。<span lang="EN-US"><br></span>朝起きて、右手に違和感を感じたと思ったら、体から右手だけ分けられていた。<span lang="EN-US"><br></span>誰かに切られたのかも知れないとおもったけど、切れ目には普通の皮膚があったのでおそらく自然現象であろう、痛みはなかった。<span lang="EN-US"><br></span>右手が無くなったのは別に僕だけではなかった。<span lang="EN-US"><br></span>父も母も姉もＮＨＫのアナウンサーもみんな右手がなくなったと騒いでいた。<span lang="EN-US"><br></span>ニュースでは特番が組まれ何かの専門家がしたり顔で話していた。<span lang="EN-US"><br></span>どうやら全世界の全人類の右手は一夜にして失われたようだ。<span lang="EN-US"><br></span>そんな事態にもかかわらず世界は進んでいく。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>父と母も姉もＮＨＫのアナウンサーもいつもと変わらず仕事をするらしいので僕も学校に行くことにした。<span lang="EN-US"><br></span>腕時計をつけようと思って悩んだ。片手で腕時計をつけることができない。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>どうしようか。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>どうしようか。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>結局口を使って付けた。かなり手こずった。腕時計はよだれでべとべとになった。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>電車に乗ると片手を失った人たちが吊皮をつかめずにぐらぐらしていた。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>学校へ行くとそこも右手がなくなった話題でいっぱいだった。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>取れた右手をどうした？と聞かれて、その存在を忘れていたことに気づいた。多分布団の中で固まっているのだと思う。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>ある人は飾った。と。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>ある人は埋めた。と。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>ある人は捨てた。と。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>ある人は食べた。と。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>今日は左利きの人が喜んでいた日だった。これでもう右利きに威張れる、と。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>元から右手がない人はみんなが自分と同じになったことを喜んだ。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>右手が大嫌いだった人はすがすがしい顔をしていた。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US"> </span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>何日かすると誰も右手がなくなったことに対して何も言わなかった。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>右手がなくなっても世界はすすみ時代は繰り返す。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>生まれる赤ん坊にもう最初から右手はない。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>取れた右手はどこかへ行ってしまった。<span lang="EN-US"><br></span></span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US"> </span></div><div class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span>退化とはこうして始まるのだ、と思った。</span><span lang="EN-US"><br></span></div><div style="CLEAR: both; WIDTH: 0px; LINE-HEIGHT: 0; HEIGHT: 5px"> </div>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10432640814.html</link>
<pubDate>Tue, 12 Jan 2010 16:51:02 +0900</pubDate>
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<title>悪夢</title>
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<![CDATA[ <p>酷く不快な夢を見た。</p><p>夢の中では夢と思わず</p><p>ただこれが</p><p>夢ではありませんようにと願った</p><p>それほど</p><p>己の愚かな願望を</p><p>見事なまでに反映した</p><p>歪んだ夢だった</p><br><p>どうかこの世界こそが夢でありますように。 </p>
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<link>https://ameblo.jp/tkaor90/entry-10431795646.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Jan 2010 14:17:45 +0900</pubDate>
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<title>家出開始。</title>
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<![CDATA[ <p>家出をすることにしました。</p><p>ひとり暮らしの自宅から</p><p>僕は出ていくことにします。</p><p>家出をすると決めた瞬間</p><p>セピア色に移る家具の数々。</p><p>君たちとはもうこれでお別れだ。</p><p>僕がいなくなっても元気でやってくれ。</p><p>そんな思いを込めながら</p><p>丹念に乾拭きをします。</p><p>最後の仕上げ</p><p>上京して古道具屋で買った</p><p>古臭い木製のテーブルに</p><p>ワックスを塗り</p><p>その上に</p><p>白い便せんにただ一行</p><p>「探さないでください」としたためた手紙を</p><p>窓に向かって13°に傾けて置き</p><p>これで家出の準備は完了です。</p><br><p>電車を乗り継ぎ</p><p>踏んだことのないアスファルトを踏み</p><p>家なき子の僕は</p><p>あてもなくふらふら</p><br><p>こんなとき</p><p>僕が女であったのなら</p><p>それも五体満足で美目麗しくあったのなら</p><p>見知らぬ男の家に行くことは容易でしょう</p><p>しかし僕は男です</p><p>残念ながら</p><br><p>結局友人の家に行くことにしました。</p><p>電車を乗り継ぎ</p><p>何度も踏んだことのあるアスファルトを踏み</p><p>見覚えのあるドアをくぐり</p><p>彼の部屋におじゃまします。</p><br><p>ピカピカに磨かれた家具</p><p>古道具屋さんで買っていた木製のテーブルの上に</p><p>白い紙にただ一行</p><p>「探さないでください」との手紙</p><p>きっと彼も家出をしたのでしょう</p><p>僕は僕がいつもそうするように</p><p>いつもと同じベッドで</p><p>自分はひとりじゃないのだと</p><p>心地よい安堵感に浸りながら</p><p>目を閉じました。</p><br><br><br>
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<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 15:54:09 +0900</pubDate>
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