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<title>院長ブログ</title>
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<title># 【更新版】妊婦さんとご家族へ ― 麻疹（はしか）についての大切なお話　Part2</title>
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<![CDATA[ <p>## 妊婦さんにとって、なぜ麻疹が怖いのか（おさらい）</p><p>&nbsp;</p><p>前回の記事でも詳しくお伝えしましたが、改めてポイントを整理します。</p><p>&nbsp;</p><p>- 麻疹は**空気感染**する、極めて感染力の強いウイルスです</p><p>- 妊娠中に感染すると、**流産・早産・死産のリスクが高まります**</p><p>- 母体が重症化しやすく、**肺炎などの重篤な合併症**を起こす可能性があります</p><p>- 麻疹ワクチン（MRワクチン）は**生ワクチンのため、妊娠中は接種できません**</p><p>&nbsp;</p><p>**だからこそ、「周囲の免疫」が妊婦さんを守る最大の防御策です。**</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p><p>&nbsp;</p><p>## ご家族の方へ ― 「コクーニング」のお願い</p><p>&nbsp;</p><p>前回もお伝えしましたが、これが最も重要なメッセージです。</p><p>&nbsp;</p><p>妊婦さん自身がワクチンを打てない以上、**ウイルスを家庭に持ち込まないことが最大の防御**です。</p><p>&nbsp;</p><p>特に、**ご主人が昭和47年（1972年）～平成2年（1990年）生まれの方**は、ワクチン接種が1回のみ、または未接種の可能性がある世代です。現在30代半ば～50代前半の方がこれに当たります。</p><p>&nbsp;</p><p>以下に一つでも当てはまる場合は、ぜひこの機会にご相談ください。</p><p>&nbsp;</p><p>- 麻疹にかかったことがあるか**はっきりしない**</p><p>- ワクチンを**2回打った記録がない・わからない**</p><p>- 抗体検査を**受けたことがない**</p><p>&nbsp;</p><p>**「自分は大丈夫だろう」と思っている方こそ、一度確認をしていただきたい**のです。</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p><p>&nbsp;</p><p>## 産後のワクチン接種について</p><p>&nbsp;</p><p>妊婦健診で麻疹は測定しない方が多いので、希望があれば抗体価測定ができます。麻疹の免疫が不十分であることがわかった方は、ワクチン接種も産後可能です。</p><p>&nbsp;</p><p>- 退院前、または1ヶ月健診のタイミングで接種可能です</p><p>- **授乳中でも安全に接種できます**</p><p>- 次のお子様の妊娠に備えるだけでなく、生まれた赤ちゃんを守ることにもつながります</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p><p>&nbsp;</p><p>## 不安を感じている妊婦さんへ</p><p>&nbsp;</p><p>いろいろと心配になる情報をお伝えしてしまいましたが、大切なのは**「正しく知って、適切に備える」**ことです。</p><p>&nbsp;</p><p>現時点で日本国内で爆発的な流行が起きているわけではありません。しかし、散発的な発生は続いており、特に海外渡航者が多い空港や、人の移動が多い都市部では注意が必要です。</p><p>&nbsp;</p><p>**できることは3つ。**</p><p>&nbsp;</p><p>1. **ご自身の免疫状態を確認する**（抗体検査・母子手帳の確認）</p><p>1. **ご家族にワクチン接種を勧める**（コクーニング）</p><p>1. **流行情報を把握し、不要な人混みを避ける**</p><p>&nbsp;</p><p>「備えあれば憂いなし」です。</p><p>&nbsp;</p><p>万が一、麻疹患者さんとの接触が疑われる場合は、**事前に電話でご連絡のうえ**、当院までお越しください。</p><p>&nbsp;</p><p>当院では、妊婦さんと赤ちゃんの安全を第一に考え、診療を行っております。</p><p>ご不安なことがありましたら、診察室でお気軽にお声がけください。</p><p>&nbsp;</p><p>これからも、健やかな妊娠生活をサポートしてまいります。</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p><p>&nbsp;</p><p>医療法人 井出産婦人科　院長　井出哲弥</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12961046580.html</link>
<pubDate>Sat, 28 Mar 2026 10:58:36 +0900</pubDate>
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<title># 【更新版】妊婦さんとご家族へ ― 麻疹（はしか）についての大切なお話　Part1</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは。院長の井出です。</p><p>&nbsp;</p><p>昨年11月に「麻疹（はしか）」についてのブログ記事を掲載しましたが、その後も国内での感染報告が続いており、**2026年に入ってからも各地で散発的な発生が確認されています。**</p><p>&nbsp;</p><p>改めて、妊婦さんとそのご家族にお伝えしたいことをまとめましたので、前回の記事と合わせてお読みいただければ幸いです。</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p><p>&nbsp;</p><p>## 最近の発生状況について</p><p>&nbsp;</p><p>東京都内では3月に入り、大学病院受診歴のある患者や、2回接種歴のある患者を含む</p><p>複数の麻しん患者が報告されています。</p><p><br>この方が発症前に都内の大学病院を受診していたことから、不特定多数との接触の可能性があるとして東京都が注意喚起を発表しました。</p><p>&nbsp;</p><p>また、**3月5日には愛知県在住の30代男性が京都市内の施設や公共交通機関を利用していたことが判明**し、京都市からも注意喚起が出されました。この方に海外渡航歴はありません。</p><p>&nbsp;</p><p>大阪府では2026年の累積報告数が第9週時点で9例となっており、引き続き近畿圏でも油断はできない状況です。</p><p>&nbsp;</p><p>厚生労働省も**2026年2月13日付で改めて注意喚起**を発出しています。</p><p>&nbsp;</p><p>**「自分の地域では起きていないから大丈夫」ではなく、人の移動を通じていつでもどこでも発生しうる感染症**であるという認識が大切です。</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p><p>&nbsp;</p><p>## 「ワクチンを2回打っていたのに感染」― 修飾麻しんとは？</p><p>&nbsp;</p><p>今回の東京の事例で注目すべき点は、**感染した20代男性が過去にワクチンを2回接種済みだった**ということです。</p><p>&nbsp;</p><p>「えっ、2回打ったのに感染するの？」と驚かれるかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>これは**「修飾麻しん」**と呼ばれる状態で、ワクチンにより免疫はあるものの、時間の経過とともに抗体価が低下し、感染自体は起きてしまうことがあります。</p><p>&nbsp;</p><p>ただし、ここで大切なのは以下の点です。</p><p>&nbsp;</p><p>**① 修飾麻しんは通常の麻疹より軽症であることが多い**</p><p>発熱や発疹が軽く、典型的な経過をたどらないことがあります。</p><p>&nbsp;</p><p>**② 典型的な麻しんより感染力は弱いとされますが、周囲への感染を広げる可能性はあります**</p><p>　軽症であっても、ウイルスを排出している期間は他の人にうつす可能性があります。</p><p>&nbsp;</p><p>**③ ワクチンを打っていない人が感染すると重症化する**</p><p>修飾麻しんの方から免疫のない方に感染した場合、その方は「通常の麻疹」として発症し、重症化するリスクがあります。</p><p>&nbsp;</p><p>つまり、**ワクチン2回接種は「完全な盾」ではないけれど、「重症化を防ぐ非常に有効な手段」**であることに変わりはありません。</p><p>&nbsp;</p><p>この事実は、**「打っても意味がない」ということではなく、むしろ「打っておくことで自分も周囲も守れる」**ということを意味しています。</p><p>&nbsp;</p><p>-----</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12961046440.html</link>
<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 10:57:43 +0900</pubDate>
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<title>無痛分娩の「薬の濃度」と「安全管理」について ～当院のこだわり～　Part2</title>
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<![CDATA[ <p>万が一に備えた体制<br>当院では、局所麻酔薬中毒が万が一起きた場合に備えて、**イントラリピッド（脂肪乳剤）**という救急薬を常備しています。<br>イントラリピッドは、局所麻酔薬中毒に対する特効薬のような存在で、血中の局所麻酔薬を吸着して毒性を中和する作用があります。<br>正直に申し上げると、当院のように低濃度で管理している施設では、この薬の出番はまずありません。使わないで済むことが最善です。しかし、「使わないだろう」と「備えない」は全く別の話です。<br>私は麻酔科での研修時代に、薬の合併症がいかに急速に起こりうるかを学びました。その経験があるからこそ、万が一の備えを怠ることはできません。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>無痛分娩を選ぶときに確認してほしいこと<br>無痛分娩を検討されている方に、施設選びの際にぜひ確認していただきたいポイントがあります。<br>① どのような薬を、どのくらいの濃度で使っているか<br>具体的な薬の名前や濃度まで答えてくれる施設は、しっかりとしたプロトコル（手順書）を持っている証拠です。<br>② 麻酔の管理者はどのような経歴を持っているか<br>無痛分娩の硬膜外麻酔は、産婦人科の技術であると同時に、麻酔の技術でもあります。麻酔に関するトレーニングをどの程度受けた医師が管理するのかは、安全性に直結します。<br>③ 緊急時の備えはどうなっているか<br>局所麻酔薬中毒に対するイントラリピッドの備蓄や、急変時の対応マニュアルがあるかどうかは、安全管理の意識を反映しています。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>当院の想い<br>無痛分娩において、私が最も大切にしているのは「鎮痛よりも安全」ということです。<br>麻酔科での研修で学んだ知識と経験を活かし、できるだけ低濃度の薬で十分な鎮痛を提供し、万が一に備えた体制を整える。それが当院の無痛分娩に対する基本姿勢です。<br>痛みを取ることはもちろん大切です。でも、お母さんと赤ちゃんが安全にお産を終えること、それが何よりも大切だと考えています。<br>無痛分娩にご興味のある方、ご不安のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12959485151.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Mar 2026 12:40:34 +0900</pubDate>
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<title>無痛分娩の「薬の濃度」と「安全管理」について ～当院のこだわり～　Part1</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは、井出産婦人科の院長の井出です。<br>今日は少し専門的な話になりますが、無痛分娩を検討されている方にぜひ知っておいていただきたい、麻酔の薬の濃度と安全管理についてお話しします。</p><p>&nbsp;</p><p>無痛分娩の麻酔、実は「濃度」が大事です<br>無痛分娩で使う硬膜外麻酔には、さまざまな種類の薬があり、施設によって使う薬の種類や濃度が異なります。<br>当院では、0.1%ロピバカイン（アナペイン）にフェンタニル2μg/mlを加えた低濃度の組み合わせを使用しています。<br>「低濃度で大丈夫なの？」と思われるかもしれません。<br>大丈夫です。むしろ、低濃度だからこそのメリットがあります。<br>低濃度の薬を使うと、痛みはしっかり取れるのに、足の動きが保たれやすくなります。つまり、「痛くないけど、いきめる」状態を作りやすいのです。これは赤ちゃんがスムーズに出てくるためにもとても大切なことです。<br>当院ではPIB（プログラム間欠的ボーラス投与）という方法で、45分ごとに一定量の薬を自動的に投与しています。一定の間隔で薬を押し込むことで、硬膜外腔にまんべんなく薬が広がりやすくなり、片効き（片方だけ効いて片方が痛い）を防ぐ工夫をしています。</p><p>&nbsp;</p><p>分娩の終盤で痛みが出てきたら？<br>無痛分娩は万能ではありません。<br>特に分娩の最終段階、赤ちゃんの頭が降りてきて産道を通る時には、仙骨という骨盤の下の方を通る神経の痛みが出ることがあります。この部分は硬膜外麻酔が少し届きにくい場所なのです。<br>当院では、そのような場面に備えて**追加の薬（ボーラス投与）**を準備しています。状況に応じて濃度の高い薬を少量追加することで、痛みに対応します。<br>ここで大切なのは、「痛いからどんどん薬を増やす」のではなく、安全な範囲で、必要最小限の追加にとどめるということです。</p><p>&nbsp;</p><p>「局所麻酔薬中毒」をご存知ですか？<br>無痛分娩で使う薬は「局所麻酔薬」というものです。この薬は安全に使えば非常に優れた鎮痛効果がありますが、体内に大量に入りすぎると、「局所麻酔薬中毒」という重篤な合併症を起こす可能性があります。<br>症状としては、口の周りのしびれ、耳鳴り、けいれん、そして最悪の場合は心停止に至ることもあります。<br>だからこそ、薬の濃度と量の管理が極めて重要なのです。<br>高い濃度の薬を大量に使えば、確かに痛みはより確実に取れるかもしれません。しかし、それは同時にリスクも高くなるということです。<br>当院が低濃度にこだわるのは、「鎮痛」と「安全」のバランスを最も大切にしているからです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12959384295.html</link>
<pubDate>Wed, 11 Mar 2026 13:06:30 +0900</pubDate>
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<title>妊娠糖尿病（GDM）の検査 Part2</title>
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<![CDATA[ <p>Q&amp;A（よくあるご質問）</p><p>Q1. 「随時血糖」って何ですか？ 空腹じゃないとダメですか？</p><p>A. 随時血糖は、「食事から何時間空いているか」に厳密にこだわらず測る血糖です。</p><p>そのぶん、直前の食事内容や体調の影響を受けます。だから当院では、随時血糖は**“入口の目安”**として使い、必要な場合に追加検査で丁寧に確認します。</p><p>Q2. 50gGCT と 75gOGTT は何が違うんですか？</p><p>A. ざっくり言うと、</p><p>∙ 50gGCT：まず広く拾う「ふるい分け（スクリーニング）」</p><p>∙ 75gOGTT：診断をつけるための「確定検査」</p><p>です。</p><p>当院では、体調・週数・生活状況も踏まえて、どこまで検査を進めるかを一緒に決めます。</p><p>Q3. 「引っかかった」と言われたら、赤ちゃんにすぐ影響が出ますか？</p><p>A. まず大前提として、“引っかかった＝確定診断”ではありません。追加検査で「本当にGDMかどうか」を確認します。</p><p>もしGDMと診断された場合でも、早めに把握して食事・生活・必要時の治療で整えることで、リスクを下げていくことができます。大切なのは、必要以上に不安にならず、一つずつ確認していくことです。</p><p>Q4. 検査前は「絶食」じゃないといけませんか？</p><p>A. 検査の種類によって違います。</p><p>∙ 随時血糖：基本的には「今の状態」で測る検査なので、必ずしも絶食が必要な検査ではありません（ただし直前の食事で数値が動くことはあります）。</p><p>∙ 50gGCT：施設の運用により説明が異なることがありますが、当院では当日の流れに合わせてご案内します。</p><p>∙ 75gOGTT：一般に条件（食事や時間帯など）を整えて行う検査です。こちらも実施が必要な場合は、事前に分かりやすくご説明します。</p><p>「何も食べてないのに来た方がいいの？」「食べちゃったけど大丈夫？」など、当日は迷うことが多いと思います。遠慮なく受付やスタッフにお声がけください。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>最後に</p><p>私が院長として大切にしている基準は一つです。</p><p>「患者さんにとって、最も良い方法は何か」。</p><p>ガイドラインは医療の”標準”です。</p><p>しかし、標準を理解した上で、目の前の妊婦さんの体調・生活背景・不安の大きさに合わせて、最適な医療を組み立てる。</p><p>ガイドラインを”読む”だけでなく、“使いこなす”。</p><p>それがプロフェッショナルの仕事だと、私は思っています。</p><p>※本記事は当院の方針であり、一般的な情報提供です。検査の要否や方法は、週数・体調・既往歴などで変わります。気になることは健診時に遠慮なくご相談ください。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12959316810.html</link>
<pubDate>Tue, 10 Mar 2026 20:18:52 +0900</pubDate>
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<title>妊娠糖尿病（GDM）の検査 Part1</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは、院長の井出です。</p><p>今日は少し専門的ですが、妊婦さんの負担に直結する 「妊娠糖尿病（GDM）の検査」 について、私の考えを率直に書こうと思います。</p><p>写真は、日本の産婦人科診療ガイドラインです。ここには、妊娠初期と妊娠中期にスクリーニング（選別）検査を行うことが整理されています。</p><p>私はガイドラインを尊重しています。医療の共通言語として、これがなければ安全な医療は成り立ちません。</p><p>しかし同時に、ガイドラインは「標準」であって「絶対」ではないとも考えています。</p><p>検査には採血の負担、待ち時間、追加受診、そして「不安」が伴います。だからこそ当院では、**“その検査で何を拾うのか”“今この方に本当に必要か”**を常に意識して、目の前の妊婦さんの体調や背景に合わせて運用を調整しています。</p><p>正直に言えば、私も最初から今のやり方に辿り着いたわけではありません。文献を読み、現場で試し、「これは過剰だった」という反省も経験しました。だからこそ当院では、見逃さないことと過剰にしないことの両方を大切にしながら、検査の運用を磨き続けています。</p><p>今回は、院長として試行錯誤して辿り着いた「当院の検査運用」についてお話しします。</p><p>&nbsp;</p><p>1. つわりの時期に「確定検査」を急がない（妊娠初期）</p><p>まず妊娠初期。妊婦さんは つわりの真っ最中 です。</p><p>気持ち悪さを抑えるために、甘いものを少量ずつ摂って何とか凌いでいる方も少なくありません。そういう時期に、一時的に血糖が上がることは起こり得ます。</p><p>この時期に本当に見逃してはいけないのは、「妊娠糖尿病（GDM）」というより、妊娠前から存在していた”明らかな糖尿病（妊娠中の糖尿病）” です。</p><p>だから当院では、初期検査で血糖（グルコース）だけでなく HbA1c（過去1〜2か月程度の血糖状態の目安） も確認します。</p><p>HbA1cが正常で、明らかな糖尿病が否定的であれば、つわりで苦しんでいる妊婦さんに、負担の大きい 75gOGTT（ブドウ糖の飲み物を飲み、複数回採血する検査） を”今この瞬間に”無理して行う必要は必ずしもありません。</p><p>もちろん、中期には改めてスクリーニングを行いますので、見逃しリスクを高めるものではありません。私はそう判断しています。</p><p>&nbsp;</p><p>2. 「基準を満たす」だけでなく「妊婦さんの負担も満たす」検査設計（妊娠中期）</p><p>次に妊娠中期（一般に24〜28週）のスクリーニングです。</p><p>ガイドラインでは中期のスクリーニングとして 50gGCT や 随時血糖 などが整理されています。</p><p>当院では現在、まず 随時血糖 で入口を作っています。</p><p>理由は、外来現場では「動線」「スタッフ手順」「患者さんへの説明の複雑さ」が、待ち時間や混乱に直結するからです。外来が混み合う中で検査が複雑になると、それ自体が患者さんの負担になり得ます。</p><p>もちろん、50gGCT（50gの糖負荷1時間後採血）を基本にした運用は、検査としての標準性が高く、理想的な面があります。</p><p>ただ、医療は「正しい検査」だけでなく、**“現場で無理なく続けられる運用”**がセットになって初めて患者さんの利益になります。当院では、外来が混乱して待ち時間が延びたり、説明が難しくて不安が増えたりすること自体が、患者さんの負担になると考えています。</p><p>そして、随時血糖で「追加チェックが必要」となった方には、外来の待ち時間やご都合も踏まえ、50gGCTで段階的に確認するか、最短で75gOGTTへ進むかを相談して決めています。</p><p>（※補足:私の反省も込めて）</p><p>一時期、「より拾い上げたい」という思いから運用を厳しめにしたこともあります。</p><p>しかし、随時血糖は（食事の影響も受けるため）条件が一定ではありません。厳しすぎる運用は「要再検」が増え、結果として不安と手間を増やしてしまう――この経験から、現在は過剰な検査にならないバランスも重視しています。</p><p>当院としては、院内の説明資材やフローを整えながら、段階的に50gGCT中心の運用へ移行していく方針です。</p><p>&nbsp;</p><p>3. 「今日やる？」を必ず相談する</p><p>そして何より大切にしているのが、患者さんの都合です。</p><p>追加検査が必要になったとしても、</p><p>「今日このまま追加検査をしますか？ それとも来週にしますか？」</p><p>「来週、採血だけで来るのは大変ではないですか？」</p><p>と、必ず確認します。</p><p>検査は病気を見つけるために重要です。でも、検査のために生活が圧迫されてしまっては本末転倒です。</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12959316703.html</link>
<pubDate>Mon, 09 Mar 2026 20:15:17 +0900</pubDate>
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<title>Part2【新薬解説】エストロゲンを含まない経口避妊薬『スリンダ』とは？その特徴・注意点</title>
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<![CDATA[ <p>よくある質問（Q&amp;A）<br>Q1. どうやって飲む薬ですか？<br>基本は1日1錠、毎日なるべく同じ時刻に、28日間連続で服用します。シートの順番通りに飲み進めます。<br>Q2. いつから飲み始めますか？<br>一般的には月経開始のタイミングで開始することが多いです。開始日によっては、最初の一定期間、他の避妊法の併用が必要な場合があります。<br>Q3. 飲み忘れたらどうすればいいですか？<br>飲み忘れの対応は「何錠分忘れたか」「いつ気づいたか」で変わります。自己判断が難しいことが多いので、気づいた時点で当院に連絡してください（安全側に案内します）。<br>Q4. 吐いた／ひどい下痢が続いたら？<br>吸収不良で効果が落ちる可能性があります。その周期は他の避妊法の併用が必要になることがあります。早めにご相談ください。<br>Q5. 不正出血が続きます。大丈夫？<br>起こりやすい副作用ですが、長引く・増える・痛みがある場合は評価が必要です。「様子見でよい出血」か「確認すべき出血」かを一緒に判断します。<br>Q6. 出血が少ない／来ない月があります。妊娠ですか？<br>必ずしも妊娠とは限りませんが、飲み忘れや体調によって判断が必要です。心配な場合は検査で確認します。<br>Q7. 他のピルから切り替えたいです<br>切り替え方は「今飲んでいる薬の種類」「中断期間の有無」で変わります。安全な切替タイミングを個別に案内します。<br>Q8. IUD／IUSから切り替える場合は？<br>器具の種類や除去のタイミングによって案内が変わります。受診時に状況を確認して決めましょう。<br>Q9. 飲み合わせで気をつける薬はありますか？<br>あります。抗てんかん薬の一部や、抗菌薬、サプリ（ハーブ）などで影響が出ることがあります。内服薬・サプリは全部教えてください。<br>Q10. 「40代でも使えますか？」と聞かれます<br>年齢だけで一律に決まるものではなく、血圧・既往歴・喫煙・体重/BMI・腎肝機能・併用薬などで判断します。<br>まずは条件を整理して、安全に選べるか一緒に検討しましょう。当院では、望まない妊娠を避けるための選択肢の一つとして重要だと考えていますので、ぜひご相談ください。</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12955734948.html</link>
<pubDate>Thu, 05 Feb 2026 15:37:43 +0900</pubDate>
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<title>Part1【新薬解説】エストロゲンを含まない経口避妊薬『スリンダ』とは？その特徴・注意点</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは。井出産婦人科、院長の井出哲弥です。<br>本日は、国内で承認・販売開始された経口避妊薬 『スリンダ（ドロスピレノン錠28）』 について、特徴と注意点をわかりやすく解説します。<br>「ピルは血栓症が心配」「年齢や体質で慎重と言われた」「以前合わなくてやめた」――そうした理由で、避妊や月経トラブルの選択肢が狭くなっている方は少なくありません。<br>スリンダは、そうした方にとって**“相談できる選択肢が増える”**薬だと感じています。<br>⸻<br>スリンダは「エストロゲンを含まない」ピル（黄体ホルモン単剤：POP）<br>これまで広く使われてきた低用量ピルの多くは、エストロゲン＋黄体ホルモンの配合剤でした。<br>一方、スリンダは**エストロゲンを含まない”黄体ホルモン単剤（POP：Progestin Only Pill）”**です。<br>エストロゲンを含まない設計のため、「エストロゲン由来のリスクを避けたい」という方では、選択肢として検討しやすい場面があります。<br>ただし医療としては、どの薬も**“誰にでも安全・リスクゼロ”とは言えません**。既往歴、家族歴、併用薬、血圧などを確認した上で、個別に適否を判断することが大前提です。<br>⸻<br>どんな方が「相談対象」になりやすいか<br>スリンダは、たとえば以下のような方で「これまでピルは難しいかも」と感じていた場合に、状況によっては選択肢になり得ます。<br>∙ エストロゲンを含むピルに不安がある方<br>∙ 喫煙習慣や体重（BMI）などから、従来のピルに慎重になっていた方<br>∙ 「血栓症が怖い」という理由で避妊方法に迷っている方<br>※ただし、**使えない条件（禁忌）**もあります。記事後半にまとめます。<br>⸻<br>【薬理のポイント】避妊だけでなく、体調が整うと感じる方がいる理由<br>スリンダの有効成分であるドロスピレノンは、主に次のような作用で避妊効果を発揮します。<br>1. 排卵の抑制<br>排卵を抑えることで、ホルモン変動を小さくし、体調の波が穏やかになる方がいます。<br>2. 抗ミネラルコルチコイド作用（むくみを軽減する方向に働く）<br>体内の水分バランスに関わる作用があり、むくみ・張り・重だるさが軽減され「ラクになった」と感じるケースがあります。<br>3. 子宮内膜を厚くしにくい<br>月経量が減ったり、生理痛が軽くなる方がいます。<br>ここで大切な点があります。<br>スリンダの承認された目的は避妊です。PMSなどの体調面の改善が主目的の場合は、症状（精神症状中心か、むくみ中心か、痛み中心か等）を整理したうえで、最適な方法を一緒に考えます。<br>⸻<br>デメリット・注意点（ここが一番大切です）<br>1）不正出血は起こりやすい<br>スリンダで最も事前に知っておいていただきたいのは、不正出血（予測できない出血）が起こりやすい点です。<br>飲み始め〜数か月は特に、出血パターンが不安定になりやすく、戸惑う方もいます。<br>多くは経過とともに落ち着くこともありますが、出血が長引く・増える・痛みを伴うなどの場合は、我慢せず受診してください。必要に応じて、他の原因がないか確認します。<br>2）腎機能・肝機能に注意が必要<br>腎臓や肝臓の状態によっては、使用できない／慎重な判断が必要な場合があります。<br>3）飲み合わせに注意（効果が弱くなる可能性）<br>一部の薬やサプリ（ハーブ）で、効果が弱くなったり出血が増える可能性があります。<br>内服中の薬がある方は、必ず受診時にお伝えください。<br>4）性感染症は防げません<br>ピルは、HIVを含む性感染症（STD）を予防するものではありません。必要に応じてコンドーム併用や検査をご案内します。<br>⸻<br>禁忌（次の方には使えません）<br>代表的なものを挙げます（詳細は診察で確認します）。<br>∙ 乳がん／生殖器がん、またはその疑い<br>∙ 診断未確定の異常性器出血<br>∙ 重い腎臓の病気がある方<br>∙ 重い肝臓の病気がある方<br>∙ 妊娠中、または妊娠の可能性がある方<br>⸻<br>院長として大事にしたいこと：「年齢」だけで諦めない相談先をつくる<br>「もう年齢的にピルは無理かな」<br>「血栓症が怖くてピルをやめてしまった」<br>そう感じている方ほど、ぜひ一度ご相談ください。<br>スリンダは万能な薬ではありません。体質や既往歴、併用薬によって、適した選択肢は変わります。<br>だからこそ当院では、問診・血圧・既往歴・内服薬などを丁寧に確認し、必要に応じて検査も含めて、安全第一で一緒に最適解を探すことを大切にしています。<br>また当院では、安全性を最優先にしつつ、継続しやすい形でご案内できるよう、費用面も含めてできる限りの工夫をしています。<br>「年齢や体質を理由に、生活の質（QOL）を下げてしまう」ことがないよう、無理のない方法を一緒に考えていきましょう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12955633165.html</link>
<pubDate>Wed, 04 Feb 2026 16:17:52 +0900</pubDate>
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<title>Part2 基礎体温、本当に必要ですか？―現場の医師が感じる「リアル」と当院の考え方―</title>
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<![CDATA[ <p>よくある質問（Q&amp;A）<br>Q1. 基礎体温は測らないとダメですか？<br>いいえ、必須ではありません。<br>基礎体温は「参考になることがある」ツールですが、測定条件（起床直後・同じ時間・十分な睡眠など）が揃わないとブレやすく、結果として不安が増えてしまう方もいます。<br>当院では、ストレスが強い場合は無理に続けず、超音波・血液検査・排卵検査薬などの客観的な方法を重視します。<br>Q2. 基礎体温がガタガタ＝排卵していない、ですか？<br>結論：そうとは限りません。<br>睡眠不足、夜間覚醒、育児、風邪、冷え、飲酒、測る時間のズレなどで体温は簡単に揺れます。<br>体温だけで「排卵していない」と判断するのは危険なので、必要に応じて超音波やホルモン検査で確認します。<br>Q3. 2相性がきれいに出ないと妊娠しにくいですか？<br>いいえ。2相性が綺麗でなくても妊娠する方はたくさんいます。<br>基礎体温は”体の状態を推測するヒント”の一つで、妊娠の可否を決めるものではありません。<br>Q4. 測るなら、いつ・どうやって測ればいいですか？<br>測る場合は、次がコツです。<br>∙ 起床してすぐ（トイレや会話の前）<br>∙ できれば毎日だいたい同じ時刻<br>∙ 舌下（同じ場所で統一）<br>∙ 体温計は婦人体温計（小数第2位まで）<br>ただし、育児や夜勤などで条件が難しい方は、無理に”完璧”を目指さなくて大丈夫です。<br>Q5. 基礎体温より、排卵検査薬の方が良いですか？<br>多くの方にとって、排卵検査薬（尿LH検査）は「排卵が近い」サインを掴みやすいのがメリットです。<br>ただし、体質（PCOSなど）によっては陽性が続いたり分かりにくいこともあるため、当院では必要に応じて超音波で卵胞を確認して精度を上げます。<br>Q6. 排卵検査薬はいつから使うのがいいですか？<br>目安は「排卵の約2日前〜当日」に陽性になりやすいので、次の生理予定日から逆算して使い始めます。<br>∙ 周期が比較的規則的な方：例えば28日周期なら生理開始日から11日目頃から<br>∙ 周期が不規則な方：少し早めに開始し、超音波と併用<br>具体的な開始日は周期によって変わるので、受診時に一緒に決めましょう。<br>Q7. “高温期が短い”と言われました。基礎体温で分かりますか？<br>基礎体温で「高温期が短そう」と推測できることはありますが、確定は血液検査（黄体ホルモンなど）で行う方が正確です。<br>気になる場合は、採血のタイミングも含めてご相談ください。<br>Q8. では実際の診療では、何を重視していますか？<br>当院では、次を組み合わせて”確実性”を上げていきます。<br>∙ 超音波検査：卵胞発育と排卵の見立て<br>∙ 血液検査：ホルモン評価（必要時）<br>∙ 排卵検査薬（尿LH検査）：排卵の兆候を把握<br>これらで「いつ・何をすべきか」を整理し、妊活が不安だけで埋まらないようにサポートします。<br>⸻<br>最後に：妊活は「苦しくしない」のが大事です<br>基礎体温は”頑張るための道具”ではなく、“自分を助けるための道具”です。<br>もし基礎体温が負担になっているなら、無理に続けず、医療の力も使いながら一緒に進んでいきましょう。<br>※基礎体温の考え方・必要性は個人差があります。最適な方法は、月経周期・年齢・既往歴などで変わるため、診察のうえで一緒に決めていきます。</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12955487873.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Feb 2026 09:15:54 +0900</pubDate>
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<title>Part1 基礎体温、本当に必要ですか？―現場の医師が感じる「リアル」と当院の考え方―</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは。<br>井出産婦人科 院長の井出哲弥です。<br>妊活中の多くの方が一度は向き合う「基礎体温（BBT）」について、今日は現場の医師としての率直な考えと、当院のスタンスをお伝えします。<br>⸻<br>基礎体温は「絶対」ではありません<br>基礎体温は、排卵の有無や黄体期の目安を”簡易的に”把握できることがあり、これまで妊活の基本ツールとして広く使われてきました。<br>実際、産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2023 でも、基礎体温測定の有用性は触れられています。<br>一方で、ここが大事なのですが——<br>基礎体温だけで、正確に排卵日を当てたり、体の状態を判断しきることは難しい場面も多い、というのが日々の診療での実感です。<br>⸻<br>「教科書通り」にいかないのが人間の体<br>基礎体温は、条件が揃うと綺麗な2相性（低温期→高温期）になります。<br>でも現実には、<br>∙ 夜泣きや家事育児で睡眠が不規則<br>∙ 起床時間が日によって違う<br>∙ 途中覚醒が多い<br>∙ 風邪・飲酒・ストレスなどの影響<br>こういった要素で体温は簡単に揺れます。<br>特に上のお子さんがいらっしゃる方にとって、「朝起きてすぐ、動かずに測る」を毎日続けるのは、そもそも現実的に難しいことも少なくありません。<br>⸻<br>ストレスになるなら、手放してもいい<br>「またガタガタだった…」<br>「測り忘れた…」<br>「これって排卵してないってこと？」<br>基礎体温が”情報”ではなく”ストレス”になってしまうと、本末転倒です。<br>妊活は頑張りすぎてしまいがちな時期です。測ること自体が苦しくなるなら、いったん手放して大丈夫だと私は考えています。<br>⸻<br>もちろん、基礎体温が向いている人もいます<br>誤解のないようにお伝えすると、基礎体温が役立つ方もいらっしゃいます。たとえば、<br>∙ 受診のきっかけとして「周期の傾向」を把握したい<br>∙ 排卵がある程度規則的で、記録が負担にならない<br>∙ 自分の体調管理（睡眠・冷え・生活リズム）の指標として使いたい<br>こういう場合は、基礎体温は”味方”になり得ます。<br>ただし、「基礎体温が綺麗につかない＝妊娠できない」では全くありません。<br>⸻<br>当院の「今の」スタンス：体温より”確かな指標”を重視します<br>当院の一般不妊治療（人工授精まで）では、現在は基礎体温の記録を必須とはしていません。<br>理由はシンプルで、体温の揺れに一喜一憂するより、次のようなより客観的で医療的に確かな指標を組み合わせた方が、治療として有益なことが多いからです。<br>1. 超音波検査：卵胞の育ち具合を直接確認する<br>2. 血液検査：ホルモン値で排卵や黄体機能の状態を評価する<br>3. 排卵検査薬（尿LH検査）：LHサージ（排卵のサイン）を捉える<br>これらを組み合わせることで、より確実にタイミングや治療方針を立てやすくなります。<br>（もちろん、患者さんの状況によっては基礎体温も参考にすることがあります。）<br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/to-ide-al-futures/entry-12955406298.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Feb 2026 15:00:52 +0900</pubDate>
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