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<title>少年サッカー育成論</title>
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<description>主に少年サッカーの指導を考えるブログです</description>
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<title>グループリーグ突破の云々かんぬん</title>
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<![CDATA[ 日本代表がロシアワールドカップでグループリーグを突破<br>2大会ぶりにラウンド16に駒を進めました！<br><br>おめでとうニッポン！<br>戦前の予想を覆し、オール格上のリーグを突破するなんてーやんややんや…<br><br><br><br>とは<br><br>巷ではあまりなっていないようですね。<br><br>賛否両論、むしろ批判的な意見が多いように感じます。<br><br>今回は、本来の目的を大幅に逸脱してこの件に関して綴りたいと思います。<br><br><br><br>状況説明から<br><br>ロシアワールドカップ・グループリーグH第３戦<br>２戦目を終えた時点で日本とセネガルは勝ち点・得失点差・総得点で完全に並んでいました。<br><br>そして今大会から導入されたレギュレーション・フェアープレーポイント、つまり警告・退場を受けた数の少なさに於いて日本は僅かにセネガルを上回り、グループリーグ首位にいました。<br><br>この時点で日本は、ポーランドとの第３戦を勝つか引き分けるかで自力突破が決まる状況。<br><br>ただしポーランドに敗れた場合、もう１つの試合・コロンビア対セネガルの得失点差を含めた試合結果によって突破か敗退が決まるという複雑な状況に陥ります。<br><br><br><br>この段階で言っておきたいのは<br><br>グループリーグの第３戦、これは他の大会でも基本的にそうなのですが、グループリーグの最終試合は同グループ内は同時刻キックオフというレギュレーションだという事です。<br><br>これは試合時間をずらして始めた場合、後で始めた試合のチームの方が1位突破か2位突破を選べる可能性が高くなってしまって不平等が生じるからなんですね。<br><br>例えば今回のケースだと<br><br>コロンビア対セネガルの試合が先に行われていて、セネガルが勝った場合<br><br>日本は戦う前にグループリーグ突破が決まり、「実力以外の部分」で選手を休ませるなどの調整が出来てしまうからです。<br><br>決勝トーナメントで当たる相手はたまったもんじゃありませんから。<br><br><br><br><br><br><br>さて実際どんな試合推移だったかと言うと…<br>ご存知の通り<br><br>後半30分に失点を喫した日本でしたが、セネガルもコロンビアに点を奪われ<br>僅かイエローカード2枚分上回った事を受けて<br><br>残り時間を全て「リスクをかけずボール回しをする」作戦に切り替えました。<br><br>これが、2試合で既に敗退が決まっていたポーランドの「せめて1勝」と言う、この試合における目標達成との利害が一致。<br><br>攻めないボール回しを数分間披露するに至りました。<br><br><br><br>これを「無気力試合」として<br>現場に訪れた観客からは大ブーイング<br>世界各国どころか一部の日本人からも不満が噴出する結果となりました。<br><br><br><br><br>ちなみに私は<br><br>「ボールを回して試合を終わらせる日本」と「もう追わないポーランド」の状況が確定した時点で、チャンネルをセネガル対コロンビアに切り替えました。<br><br>日本の決勝トーナメント進出は、こっちの試合に懸けられたからです。<br><br>日本対ポーランドとは打って変わって、一点取れば突破出来るセネガルとコロンビアの試合のラスト数分間は非常にテンションの高いものでした。<br><br>「セネガル同点弾あるかもしれない…」<br><br>日本以外の代表戦でこんなにドキドキ試合を観るのは珍しいのですが<br><br>試合終了の笛が鳴って日本の決勝トーナメント進出が決まった瞬間はホッとしました。<br><br>そしてそのまま試合のハイライトを見てゾッとしました。<br><br>これまたご存知の方も多いかと思いますが、どちらかと言うと全体的にセネガルが優位に試合を進めており、決定的なシーンも何度かあったからです。<br><br>まさに薄氷の突破でした。<br><br><br><br><br>さてさて本題です。<br><br>そんな事を踏まえて、今回の論争についてですが<br><br>「茶番だ」という批判もあります。<br><br>一方で「勝負なんだから当然だ」という人もいます。<br><br>どっちが正解という事もないでしょう。<br><br><br><br>事実、私自身も非常に複雑な心境です。<br><br><br><br>それは私が<br><br>「いちサッカーファン」であり<br><br>「日本代表のサポーター」であり<br><br>「サッカー関係者」である<br><br>という大きく３つの立場によって見方が異なるからだと思います。<br><br><br><br><br>私はサッカーファンです。<br><br>欧州サッカーの動向なんかは普段からチェックしていますし、試合も出来る限りテレビ観戦します。Jリーグも特に応援しているチームはありませんが、タイミングが合えばスタジアムまで足を運んで観戦することもあります。<br><br>そんな私にとってワールドカップは夢の舞台です。<br><br>私自身がサッカー経験者ということもありますが、4年に1度、世界トップレベルの試合を見られる喜びがあります。<br><br>そう<br><br>何故寝不足になってまでも観るかと言うと<br><br>レベルがめちゃくちゃ高いからです。<br><br>その観点でいくと、ポーランド戦は非常につまらない試合だったと思います。<br><br>そもそもグループステージ敗退が決まったポーランドのクオリティーは、彼等の本来の力には遠く及ばないものでした。<br><br>一方の日本代表も、トップパフォーマンスとは呼べないものでした。<br><br>負けてもグループステージ突破の可能性がある事と、ポーランドのモチベーションを考えた時に<br>ターンオーバー制を敷くということは監督判断として特別悪いものではないと思います。<br><br>しかし第１戦・第２戦と、激戦をくぐり抜けてきたメンバーから見ると<br><br>少し頼りなく感じました。<br><br>何より、フォーメーションが変わっているのは解せません。<br><br>監督解任のドタバタから2ヶ月しかない状況で、複数のフォーメーションをワールドカップで戦えるレベルまで成熟させるの、物理的に難しいように感じます。<br><br>事実、試合のクオリティーは非常に低かったと言わざるを得ません。<br><br>その点が最も残念でした。<br><br><br><br>個人的には、終了間際の時間稼ぎは、そのロークオリティーゲームのただの味付けに過ぎないと感じています。<br><br>私はもしあのまま0-0のドロー勝ち抜けでも、同じくらい釈然としないかもしれません。<br><br><br><br><br>ただ逆に言うと、あのような時間稼ぎはそれぐらいサッカーでは「選択肢として普通に存在する戦術」だと言う事です。<br><br>たまたま今回は、ポーランドが「別に時間を稼いでもらって構わない」相手だったからあからさまになってしまいましたが、これもサッカーの一部だと言えます。<br><br><br><br><br>ちなみに<br><br>「海外メディアは日本を痛烈に批判をしている」と報道されていますが、何かを批判する時に過激な言葉を選択するのは海外では日常です。<br><br>これで次の試合で勝ったら「痛烈な批判を強靭な侍スピリットで跳ね返した」などと書きそうなものです。（そう簡単にいかなそうな相手ですが）<br><br><br><br><br><br>ただ私が心配なのは「ニワカファンをニワカファンにしてしまう事」です。<br><br>ニワカファンを否定しているわけではありません。そういった人達が代表を支えている部分も事実ですから。<br><br>それでも、ニワカファンの一過性よりは継続的に応援してくれるファンの方がサッカー界にとって有難い存在なわけで<br><br>「興味を如何に本物に出来るか」が重要だと思うんですね。<br><br>日本は海外に比べてサッカー文化が根付いていない→サッカー人口が増えない→レベルの高い選手が出てこない→代表が強くならないので<br><br>ワールドカップはそのまたとないセール期間だと思うんです。<br><br>実際、「普段どこに隠れていたんだ」と思うようなファンが、コロンビア戦の勝利、セネガル戦の引き分けと進むに連れて増えてきていました。<br><br>勿論私の周りにもニワカの人はいます。<br>そして往々にして<br><br>「サッカーの時間稼ぎは好きになれない」<br><br>と言われます。<br><br><br><br>なるほど。<br><br>私はプレイヤーでもあるので、時間稼ぎほど大変な戦術はないと思っています。<br>ゴールを目指すのではなく、このまま試合終了を目指すのです。<br><br>「試合を終わらせる」という表現をします。<br><br>サッカーに於いて、ゴールを奪いにいく事は大きなリスクを伴います。<br>ゴールの確率を上げたければ、相手よりも多くの人員を攻撃に割く必要がありますし、イコール守備の人員を減らすことになるからです。<br><br>例えばドーハの悲劇なんかはその典型例です。<br><br>気温40度、まさに今回の試合と同じようなピッチ条件の中で戦っていた日本代表は、体力的に限界の中、不用意に攻めに出たところで、カウンターを喰らい同点ゴールを奪われました。<br><br>そう。<br><br>時間稼ぎをする必要のある時間帯というのは体力的にも辛い時間帯なので、往々にしてミスが起こりやすい時間帯でもあるのです。<br><br>さらに言うと、この時間帯は相手も辛いので、ボールの奪い方も雑になってくる、つまりラフプレーが増えてくるので怪我にも気をつけなければなりません。<br><br>何が言いたいかと言うと…<br><br><br><br>時間稼ぎはめちゃくちゃ大変なんだぜ！！！！<br><br><br><br>って事です。<br><br>さらに言うと<br><br>時間稼ぎは、基本的に真剣勝負の場でしか見る事が出来ません。<br><br>国内ではJリーグでもよく観られる光景ですが<br><br>一般の方々が観ると言うと恐らく代表戦くらいだと思われますが、日本でやる代表戦と言うのはその殆どがテストマッチ。<br><br>時間稼ぎをしなければならない場面に出くわす事自体が少ないと言えます 。<br><br>なので、あまり普段からサッカーをご覧にならない方からすると「何それ？」となるかもしれませんが<br>サッカー的に言うと、ままある戦略なんです。<br><br><br><br><br>付け加えるならば、サッカーの強豪国であるブラジルやスペインは「試合の終わらせ方」も本当に上手いです。<br><br>のらりくらりとボールを回し始めたと思って相手が奪いにいくと、出てきたところを狙って空いた裏のスペースを突いてきたり<br><br>大変だ！攻めてきたぞ！と皆でゴールを守りに行くと、「やっぱやーめたっ！」という声が聞こえてきそうなスローダウン。<div><br></div><div>蝶のように舞い、蜂のように刺してくると見せかけてまた舞うのです。</div><div>柔道で言う、掛け逃げの反則を取られない程度に、また消極的姿勢の指導を受けないように時間を経過させるような老練なテクニックです。<br><br>相手からするとイライラマックスです。怒りに任せて無理矢理ボールを奪おうとしてレッドカードを喰らうのもよくある光景。<br><br>見事術中にハマり、試合が終わってしまうのです。<br><br>そういった意味でも今回のは、なかなか不恰好だったと言うよりは<br>まだまだ世界の強豪と比べると試合の終わらせ方が上手くないと評価出来るでしょう。<br><br><br><br>ただし、そんなサッカー側の事情は<br><br>「普段サッカーは観ないけど、なんだか日本代表がワールドカップで頑張っているみたいだから観てみようかな」という人にとっては<br><br><br><br>知ったこっちゃない<br><br>話かと思います。<br><br>せっかく観たのに、負けてるのに攻めないなんてなんだよ！という意見はごもっともです。<br><br>実際私も、その瞬間には「うわっ、マジか…」と思いましたし…<br><br>突破と引き換えにファンが減るんじゃないかとも危惧したのも事実。<br><br><br><br><br><br>でも<br><br>その事に対して私は<br><br>「いやいやサッカーではよくある事だろ。普段から見てない人がギャーギャー批判するな」とか<br><br>「勝負の世界なんだから当然だろ。突破した事をもっと喜べよ」とかは<br><br>全く思わないです。<br><br><br><br>それよりも<br><br>「お前何様やねん」という意見が来そうですが…<br><br><br><br><br><br>「申し訳ない」<br><br>と思ってます。<br><br><br><br><br>すみません。<br><br>日本はまだサッカー弱小国なんです。<br><br>そりゃ良いですよ、攻めて勝って突破した方が、気持ち良いですよ。<br><br>けどもし日本が攻めに出て、敗退が決定しているとは言え強豪国ポーランドの牙城を崩せるのか<br><br>はたまたギリギリ面目を保つ為の勝ち点3を脅かされる事になればエース・レヴァンドフスキを中心としたカウンターがあり、それに耐え得る力があるのか<br><br>を天秤に掛けて<br><br>より可能性が高いのは「攻めない。カードを貰わない」だと西野監督は判断したのです。<br><br>他力本願だと言う指摘がありますが、その通りです。<br><br>コロンビアの力を借りないとグループリーグ突破出来なかったわけです。<br><br><br><br>まだ日本は実力で圧倒して勝てるレベルには到達していません。<br><br>主力を休ませたとは言え、敗退の決まっているポーランドに失点を喫するというのはそういう事なのです。<br><br>小手先でその戦略を採った採らないという話ではないという事です。<br><br><br><br><br>でもですよ、、、</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br><br>だから応援が必要なんですよ。<br><br><br><br><br>「サッカーってさー時間稼ぎとかするじゃーん。あれ冷めるよねー」<br><br>「負けているのに最後まで攻めないなんてスポーツマンシップとしてどうなのか」<br><br>と言っているあなたの応援が必要なんです。<br><br><br><br><br>先にも述べた通り<br><br>代表の強化は、代表選手だけ強化すれば強くなるものではありません。<br><br>支えるサポーターの裾野が広くないと山は高く積み上がりませんので。<br><br><br><br><br>サッカーではファンのことをサポーターと言います。<br><br>選手達はインタビューで口々に言います。<br><br>「応援してくれるサポーターのお陰です」<br><br>決して建て前ではないと思います。<br>プロレベルの試合では１人１試合平均で12キロも走ります。</div><div><br></div><div>ジョギングじゃないですよ。スプリントする事もありますし、相手と競り合いながら走るんですよ。<br><br>苦しい時間帯にサポーターの応援は本当に力になります。<br><br>私レベルの試合では、家族や知り合いぐらいしか応援してくれる人はいませんが、それでもいるのといないのとでは気合が違います。<br><br>数万の応援など想像もつきません。<br><br><br><br><br><br>さらに言うと、批判する事もサポーターの仕事なんです。<br><br><br><br><br>海外では、良いプレーには敵味方問わず拍手が送られますし<br><br>逆に悪いプレー、例えば緩慢なプレー・それこそ無気力試合などには味方であっても容赦なくブーイングを浴びせます。<br><br>サポーターに「選手を育てる」という意識があるからだと言われています。<br><br>かの中村俊輔選手もサポーターの応援によって「あっこれは良いんだ・ダメなんだ」という事を学んだと言います。<br><br>例えば中村俊輔選手のように攻撃的なテクニシャンタイプの選手が、身体を張ってスライディングをするプレーに<br><br>当時のセルティックパークのサポーター達はスタンディングオベーションして讃えたそうです。</div><div><br></div><div>そうやってサポーターは、選手を育てていくんです。</div><div><br></div><div><br><br><br><br>サッカーに於いて「ファン」は直接支えてくれるだけでなく育ててくれる存在<br><br>まさに「サポーター」なんです。<br><br>だから「あんな試合カッコ悪いよ！」というサポーターも必要なんです。</div><div><br></div><div><br><br>「つまらない試合だったから」サッカーに失望するのではなく<br><br>「つまらない試合だったから」日本のサッカーをもっと良くしていかないといけないんです！</div><div><br></div><div>売れないアイドルみたいなものです。<br><br><br><br><br><br><br><br>お前誰やねん！！<br><br>という声が聞こえてきそうですが…</div><div><br></div><div><br><br><br><br><br><br><br>末席ではありますが、サッカーに携わる身として<br><br>今回の突破は悔しいです。<br><br>実力で勝ち抜けられなかった、実力の無さを思い知らされた事が悔しいです。<br><br>恐らく選手達はその何倍も悔しい事でしょう。<br><br><br><br><br><br>まとまらなくなってきたので無理矢理まとめます。<br><br><br><br>今回の時間稼ぎは残念です。<br><br>それはサッカーがつまらなくなった事もありますが、まだまだ日本が弱者の戦略を取らざるを得なかったことが非常に残念です。<br><br>それでも突破したした事には変わりないですし、第３戦を負けても突破出来る状況になるなんて<br>大会前の下馬評を考えたら、誰が信じられたでしょうか。<br><br>サッカーは番狂わせ・ジャイアントキリングが起こりやすいスポーツなんです。<br><br>だからこそ戦前の予想通り強いチームというのはより尊敬に値しますし、前評判が低いからと言って諦めるような事も無いのです。<br><br>今回のワールドカップはその辺が非常に面白いです。<br><br>イタリア・オランダ・コートジボワールの予選敗退、相変わらず強いブラジル、前回王者ドイツの凋落、アジア勢の活躍など<br><br>観ていて勇気を貰い、心踊らせ、考えさせられ、気を引き締められる思いになります。<br><br><br><br><br>だからサッカーは素晴らしいと思うのです。<br><br>良きも悪しきもですが、こんなに人々の心を動かすスポーツは他にありません。<br><br>私がサッカーを始めたのはたまたまですが<br><br>たまたま巡り会えたスポーツがサッカーで良かったと思っています。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>とか何とか言いながら</div><div><br></div><div>私はベルギー優勝予想をしておりまして…</div><div><br></div><div>複雑な気分です。</div><div><br></div><div>いえ</div><div><br></div><div>勿論日本を応援します</div><div><br></div><div>叩かれっぱなしじゃ悔しいですからね。</div><div><br></div><div>批判は覚悟の上の決断だったと思いますが、ルール上なんら問題無い戦術でこんなに言われる筋合いも無い！</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>頑張れニッポン！！</div>
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<pubDate>Sat, 30 Jun 2018 20:04:05 +0900</pubDate>
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<title>あなたがやりたいならやりなさいの落とし穴</title>
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<![CDATA[ <div>ご無沙汰しています。</div><div><br></div><div>質問も頂いたので、それも踏まえて徒然なるままに綴らせていただきます。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>「どこのチームに入れたらいいか」</div><div><br></div><div>というのは殆どのサッカー少年を抱える親御さんの悩みナンバーワンかと思います。</div><div><br></div><div>私自身も相談を受けますし、このブログにもそれにまつわるコメントを度々いただきます。</div><div><br></div><div>わかりやすい例で言いますと</div><div><br></div><div>レギュラーになれるかわからないけど強豪チームに挑戦するのがいいか</div><div>若干レベルは下がるが、きちんとしたチームでレギュラーを目指すのがいいか</div><div><br></div><div>といったところでしょうか。</div><div><br></div><div>以前にもブログで何度かお話しさせて頂いた通り、私個人としては</div><div><br></div><div>「どっちでもいい」</div><div><br></div><div>と、思います。成功者のパターンはどちらもあるからです。</div><div><br></div><div>つまりどちらの選択をしたか</div><div><br></div><div>よりも</div><div><br></div><div>選択をしたその道で、どうするのか</div><div><br></div><div>の方が大事だという事です。</div><div><br></div><div>成功者のパターンがどちらにもあるように、失敗者のパターンもどちらにもあります。</div><div><br></div><div>強豪チームでおちぶれる奴もいれば、中堅チームで周囲に合わせて仲良しこよしになってしまうこともあるという事です。</div><div><br></div><div>子供がやりたい！という方を選ばせてあげればいいと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>質問者さんは幼稚園～小学校の段階だという事でしたが</div><div><br></div><div>少年団かクラブチームかはそれほど重要ではないかと思います。</div><div><br></div><div>今は少年団にも優秀な指導者がいますし(勿論逆もありますが…)、少年団で物足りないと思えば、途中で変われば良いと思います。</div><div><br></div><div>特に小学校低学年はいわゆるお団子サッカーです。</div><div><br></div><div>およそサッカーと呼べる代物には見えませんので大差ないかと思います笑</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>ただサッカー選手になりたい！という目標がある事はとても大事な事です。</div><div><br></div><div>何故ならサッカーを始めたばかりの時には皆その目標を持つのに</div><div><br></div><div>小学校～中学校あたりで</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>だんだん言わなくなるんです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>勿論、照れもあるでしょうが要は…</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>言えなくなる</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>んですね。</div><div><br></div><div>本来、サッカー選手になりたい！と言って日々練習をしていくと、夢に近づいていくはずなのに</div><div><br></div><div>何故か歳を重ねるごとに現実を知り、理想とのギャップにおののいてしまうんですね。</div><div><br></div><div>人によってはその事を「大人になる」なんて言う人もいますが、私はそうは思いません。</div><div><br></div><div>「諦め癖がついてしまった」と、悲しくなります。</div><div><br></div><div>本音では「ちょっと難しいかも…」と思いながらやる練習は</div><div><br></div><div>頂上の無い登山みたいで、それはそれはしんどいものでしょう。</div><div><br></div><div>ゴールが見えるから「あと○キロ！」と頑張れるものです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>ここで重要になってくるのが</div><div><br></div><div>子供達の本音です。</div><div><br></div><div>幼児期は割と簡単です。本音しか口にしてくれませんが</div><div><br></div><div>小学校高学年ぐらいになってくると、本音の他にも「たてまえ」やら「外面」やら色んな表現が出始めます。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>先日テレビで、トップアスリートの母親特集みたいなものが放送されていました。</div><div><br></div><div>その中で、印象的だったのが</div><div><br></div><div>子供が「辞めたい」と言ってきた時に何と返したか？という質問にその場にいた殆どのアスリートママが同じ回答だったという事です。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>「辞めれば？」</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>言葉だけ聞くと、子供の言う事にただ従っただけのように思いますが続けてこう言っていました。</div><div><br></div><div>「話を聞いたら、本音でそのスポーツが嫌になったわけじゃなく、ただ練習がキツいとか、ただ怒られたからとかそんな理由だったから、そもそも聞く耳を持っていなかった」</div><div><br></div><div>心理学的にこれを「認知的不協和」と言います。</div><div><br></div><div>人間は欲していれば欲しているほど、手に入らなかった時に否定してしまうという現象です。</div><div><br></div><div>例えば「友達なんかいらない！」と言う人ほど友達を欲しがっている。そもそも友達がいらない人は黙々と1人で作業しているというような事。</div><div><br></div><div>子供が、「お前あいつのこと好きだろ」と言われて「全然好きじゃねーよ！」と必要以上に否定したり</div><div><br></div><div>私なんかも「お金はいらない」なんて言いながら、洗濯したポケットに千円入っていたら心ではガッツポーズしたりします。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>要は、アスリートママさん達はこれを見抜かれていたんだと思います。</div><div><br></div><div>本当はやめたくないし、強くなりたいし、上手くなりたいし、勝ちたい気持ちに気付いていたから「辞めたい」なんて嘘っぱちには付き合わなかったのです。</div><div><br></div><div>だからこそ「辞めれば？」なんて突き放す事が出来たわけですが、逆にそのまま辞めさせてしまったらどうなるでしょう。</div><div><br></div><div>まさに告白もせずに終わる恋心のようなものですよね。</div><div><br></div><div>それでいいでしょうか？</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>私は最終的に、子供がどの選択をしたとしても尊重するつもりでいます。</div><div><br></div><div>それが例えばサッカーを辞める事だとしても、選んだ後は応援するまでです。</div><div><br></div><div>しかし、それが逃げの選択であったり、本音と違う部分で希望しているのであれば「それは違う」という話をします。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>子供でなくてもそうです。</div><div><br></div><div>これは私の実体験ですが…</div><div><br></div><div>ある時、私の部下が「会社を辞めさせてほしい」と申し出てきました。</div><div><br></div><div>勿論、「そんな事は許さん」なんてブラックな事は言えませんし、新卒の頃は不器用ながらも必死に頑張っていた社員だったので</div><div><br></div><div>兎にも角にも、どうしたのか？を聞きました。</div><div><br></div><div>要約すると「こんなに頑張っているのに成果が出ない。自分にはこの仕事は向いていないんだろうし、その事でチームの皆に迷惑は掛けたくない。だから辞めさせて下さい」という内容でした。</div><div><br></div><div>ここでの私の心理はまさにアスリートママです。</div><div><br></div><div>この社員は、会社や仕事が嫌いなわけじゃなく、自分が上手くいかない事を自分の中で上手く消化出来ずに認知的不協和を起こしてしまっている。と感じました。</div><div><br></div><div>つまり逆です。</div><div><br></div><div>むしろ「もっと会社に貢献したいし、もっとスキルアップしたい」</div><div><br></div><div>モチベーションの高い社員なのです。だから悔しくて悔しくて仕方がなかったのです。</div><div><br></div><div>なので、なんやかんや話をしたのですが、最終的に彼は泣きながら</div><div><br></div><div>「頑張りたいです」</div><div><br></div><div>と、本音が出てきました。</div><div><br></div><div>いま彼は、事業部の明暗を決める新規出店のメンバーの一人として選ばれ、○○リーダーと呼ばれ、部下までつく責任ある立場にまでなっています。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>これはほんの一例ですが</div><div><br></div><div>大人でこれなので、子供はもっとそうなんだろうと思います。</div><div><br></div><div>言っている事と本音が掛け離れる事は珍しくありません。</div><div><br></div><div>重要な事は親や指導者がそれに気付いてあげる事だと思います。</div><div><br></div><div>それで言うと</div><div><br></div><div>子供は特に「負けてもいい」なんて思いません。</div><div><br></div><div>出来るのであれば優勝したいし、なれるのであればヒーローになりたいのです。</div><div><br></div><div>少なくとも私は、結果的になれなかったとしても、最後の最後まで目標を強く信じながらやり抜いてほしいと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>仕事柄、立場上、「選択」を相談される事は多いですが、私の答えはいつも決まっています。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>どっちでもいいと思う。</div><div><br></div><div>けど逃げの選択はダメだ。</div><div><br></div><div>自分にとって難しい、と思う方を選択しなさい。</div><div><br></div><div>決めたらどうやってその道で成功するかを考えなさい。</div><div><br></div><div>そこで悩もう。</div><div><br></div><div>選択はどっちでもいい。</div><div><br></div><div>チャレンジしろ。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>難しい方を選んで、結果的にダメでも</div><div><br></div><div>「逃げなかった」と胸を張れれば</div><div><br></div><div>それは次に繋がる。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>告ってフラれないと次の恋に進めません。</div><div><br></div><div>告らないはない。</div><div><br></div><div>「病気だ」と宣告されるのが嫌で病院にいかないなんて無い。</div><div><br></div><div>検査し、宣告されないと治療のしようがない。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>次に進むためのチャレンジ</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そう信じています。</div>
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<pubDate>Sat, 02 Dec 2017 23:54:18 +0900</pubDate>
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<title>「あなたがやりたいならやりなさい」の落とし穴</title>
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<![CDATA[ どうも、相も変わらずご無沙汰ばかりしております。<br><br><br><br>さて、サッカーに限らず、例えば中学や高校で進路について悩んだり<br><br>部活をどうするか、、、なんて考えたりした事ってありますよね。<br><br>親に相談したり、先生に相談したり、友達に相談したりした人もいらっしゃると思います。<br><br>ではもし自分が子供に相談を受けた時にはなんて答えてあげますか？<br><br>まぁそれは時と場合によりますよね。<br><br>私がもし相談を受けたら「お前がやりたいならやってみなさい」と言ってあげたいと思います。<br><br>正確に言うと、<br><br>最終的にそう言える事が理想だと思っています。<br><br>ちょっと含みを持たせた言い方ですが…<br><br>「やりたいならやれば良い」と言ってあげようと思っている方や、実際そうしている方は結構いらっしゃると思います。<br><br>「自分の人生は自分で決める」<br><br>言い換えると<br><br>「自分次第」<br><br>勿論ゴールは私もそこなのですが、そこへ至るプロセスによって意味合いが全く変わってきてしまうと危惧しているんです。<br><br>これは私自身の課題でもあるのですが<br><br>「自発性を促す」事が「無責任」となってしまわないかという事です。<br><br><br><br><br><br><br><br>これは指導者にとっては永遠のテーマでもあると思うのです。<br><br>極端な例で言うと<br><br>子供が急に「辞めたい」と言ってきた事に対して「お前が辞めたいなら辞めればいんじゃない」とすんなり辞めさせてしまうような事。<br><br>勿論「やる気が無いのであれば続けさせても仕方ない」という考え方もあると思います（と言うか私自身にはそのように言い聞かせています）<br><br>最終的には自分で決める事として、例えば<br><br>A、チームの決まり事として、審判や応援に来てくれた保護者の方々への挨拶を徹底していて、1回不遜な態度をとっただけで怒られてその日はボールを触らせてもらえなかった。こんな大事な時期にボールを触らせてもらえないなんてあり得ないからそんなチーム辞める<br><br>B、所属しているチームが、練習もロクにやらないし、審判への文句ばっかり言う。自分がそれはおかしい、もっと練習しよう！と何度も指導者に進言したが、「面倒だ」みたいな理由で叶わず。それでもみんなを引っ張ろうと頑張ってきたがもう限界。辞める！<br><br>では意味が違いますよね。<br><br>Aであれば「いやいや、ちょっと待てよ」となりますし、Bであれば「そこまでなら」となるかもしれません。<br><br>勿論こんな分かりやすい場合は、さすがにと言う人もいるでしょう。<br><br>その通りです。<br><br>さすがに！なんですが…<br><br>難しいのは<br><br>実際にこんなに分かりやすい事はまず無いという事です。<br><br><br><br><br>つまり<br><br>Bの皮を被ったA<br><br>隠れAがあるという事です。<br><br>これは由々しき事です。<br><br><br>言葉ではなく、本質を見極めなければなりません。<br><br>特に保護者の方であれば、チームの内部事情に精通している事はあまり無いでしょうし<br><br>そのチームの事を知るには<br><br>子供からの情報に頼らざるをえません。<br><br>つまり隠れAだった場合<br><br>情報源である我が子の、言うなれば「嘘」を暴かないといけないという事です。<br><br><br><br><br>私は子供がいないので、あくまで想像でしかないのですが<br><br>これはなかなか酷な事だと思うんです。<br><br>例えば<br><br>もし自分の子供が「友達をいじめている」と指摘をされたとして<br><br>もし子供が「絶対にいじめなんかしていないよ！」と自信満々に言われたら<br><br>「いやいやウチの子がこう言ってます。私はウチの子の言葉を信じます。」<br><br>と、感情的に言ってしまいたくなるんだと思います。<br><br>ただ、これでは本質的な話にはなりづらくなってしまいます。<br><br>「この子が言うから…」で良いのでしょうか<br><br><br><br><br><br><br><br>はてさてどうしたものでしょうか<br><br>つづく
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960409.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Jun 2017 21:10:30 +0900</pubDate>
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<title>最近のモチベーション事情とそのアプローチ</title>
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<![CDATA[ <div><br></div><div>ご無沙汰です。１年ぶりに書いてみました。</div><div><br></div><div>リオオリンピック、日本は大躍進でしたね。メダリストの方々おめでとうございます！</div><div>なにぶん元来のスポーツ好きなもんで、寝不足の日々でした。</div><div><br></div><div>しかし睡眠時間と引き換えに得られるものも大変大きく、仕事にも人生にも活かされているように思います。(勝手に勉強させてもらってます)</div><div><br></div><div>そしてリオオリンピックを見て、思う事を徒然にしたためていこうと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>早速ショッキングな話題ですが、</div><div><br></div><div>女子レスリングの吉田沙保里選手が銀メダルに終わりましたね。</div><div><br></div><div>「あの吉田沙保里が負けた」</div><div><br></div><div>金メダルよりも大きな衝撃を持って報じられ、</div><div><br></div><div>何故か、縁もゆかりもない私も、敗北の瞬間から暫く現実を受け止められずに、TVの前のソファで呆然としていました。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>まぁそんな私の事はどうでもいいのですが</div><div><br></div><div>その後のインタビューに於いて、吉田沙保里選手が涙ながらにこう仰っていました。</div><div><br></div><div>「皆さんに支えてもらって、日本選手団の代表までやらせてもらって、勝たないといけなかった。本当にごめんなさい」</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>今回のオリンピック、結構この手の発言て多かったと思うんです。</div><div><br></div><div>そしてそれに対して「別に謝らなくていい」「なんで謝るの？」「メダリストってだけで凄いじゃん！」みたいな反応をするコメンテーターや、一般の方、ネットの書き込みも多かったように思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>はい</div><div><br></div><div>なんで謝るんでしょう？</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>私はトップアスリートでも何でもありませんが、謝ってしまう気持ちが凄くよくわかるんです。謝らずにはいられないんです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>それが感謝のモチベーションです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>以前、K-1の魔娑斗選手がフジテレビのジャンクスポーツという番組で、結婚前と後のモチベーションの違いについてこう言っていました。</div><div><br></div><div>「自分だけのためのモチベーションには限界がある。守るものが出来たことで、より頑張れるようになった」</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>家族や恋人、恩師、仲間、応援してくれるファンの存在が</div><div><br></div><div>個人のものとは比較にならない大きな、そして永続きするモチベーションとなるんです。</div><div><br></div><div>否、正確に言うとモチベーション「にしている」んです。</div><div><br></div><div>微妙な表現の違いですが、そこには大きな違いがあります。</div><div><br></div><div>つまり「家族やファンがいれば良い」というものでは無いんです。それをモチベーション化しないといけないんです。</div><div><br></div><div>例えば、ファンの応援や期待が重荷になり、プレッシャーに押し潰されてしまうケースだってあるわけです。</div><div><br></div><div>先のオリンピックに於いても、メダルを期待されながら自分の持てる力の半分も出せずに一回戦負けなんてよくあります。</div><div><br></div><div>そんなシーンを見たら可哀想にもなるのですが</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>では期待しない方が選手にとって良いのでしょうか？</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>無観客の消化試合でホームランを打つのと</div><div><br></div><div>満員のスタンドに逆転ホームランを打つのと</div><div><br></div><div>どっちを望んでいるのでしょう。</div><div><br></div><div>そりゃプレッシャーは雲泥の差でしょう。</div><div><br></div><div>足が竦む気持ちもわかりますが</div><div><br></div><div>でも成し得た時の快感、選手冥利に尽きるのは明らかに後者ですよね。</div><div><br></div><div>以前紹介した事がありますが</div><div><br></div><div>快楽によるモチベーションの事を一般的にはドーパミン型モチベーションと言います。</div><div><br></div><div>例えば、大好物を食している時、面白い映画を観ている時、良い仕事をした時、脳はドーパミンを分泌します。</div><div><br></div><div>ドーパミンが分泌されると、脳に「学習機能」が働き、「もっとしたい」という再現性を生み、それがモチベーションの継続になるのです。</div><div><br></div><div>吉田沙保里選手や、長く活躍しているアスリートは、自分に関わる人達、家族やファンの存在、期待、応援を快楽に感じ、モチベーション化する事でキツイ練習にも耐えられるのだと思います。</div><div><br></div><div>なので吉田沙保里選手に対して「今回が家族のために戦ったオリンピックなら、次はもう自分の為だけにオリンピック頑張って欲しい」というコメントを見ましたが</div><div><br></div><div>正直、逆だと思います。</div><div><br></div><div>自分が吉田沙保里選手の何を知っているのかという話ですが、彼女をここまで連れて来たのは家族であり、仲間であり、友人であり、応援してくれるファンの期待なんだと思います。</div><div><br></div><div>それが無ければこんなにも頑張れなかったのではないでしょうか。(完全に憶測)</div><div><br></div><div>それを自分で感じられるからこそ、謝罪してしまうんでしょう。</div><div><br></div><div>読んで字の如く「感謝」に溢れているんだと思います。</div><div><br></div><div>もし優勝してたら感謝の言葉を口にしていたことでしょう。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>「謝る必要無い」とは思います。それよりも「今まで感動をありがとう！(届きませんが笑)」と言ってあげたい気持ちです。</div><div><br></div><div>でもその姿は自分にはとても美しく見えます。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>余談ですが</div><div><br></div><div>一般的に柔道は「金メダル以外はメダルじゃ無い」なんていう世界だと言います。</div><div><br></div><div>そしてそのプレッシャーに押し潰されてしまった選手を何人も見てきました。</div><div><br></div><div>最近の傾向から「もうそんな考え方は古い」と言う人も当然いらっしゃるのですが、</div><div><br></div><div>私はその高いラインこそが未だ日本柔道を、日本柔道たらしめていると思います。</div><div><br></div><div>超個人的に、弱い日本柔道は見たくはありませんが、期待出来ない日本柔道はもっと見たくありません。</div><div><br></div><div>不肖私も一応黒帯(埃をかぶった)を持っているので熱が入りますが、</div><div><br></div><div>全然メダルが獲れなくなっても、ルールや社会情勢が変わっても「金メダル以外はメダルじゃない」という拘りが残っているからこそ、</div><div><br></div><div>今回の全階級メダル獲得という快挙を成し得たのだと思います。</div><div><br></div><div>簡単にラインを下げるような真似はしないでほしいと願っています。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>だいぶ脱線しましたが話を元に戻します。</div><div><br></div><div>ドーパミン型モチベーションの話をしました。</div><div><br></div><div>「なんだ、ドーパミンを出せば良いのね」と言って出来ればこんなにも苦労はしません。</div><div><br></div><div>その逆があります。</div><div><br></div><div>ノルアドレナリン型モチベーションです。</div><div><br></div><div>文字通り、アドレナリンによるやる気の出し方です。</div><div><br></div><div>一般的に、アドレナリンは苦痛や圧迫を感じた時に分泌され、その感覚を麻痺させる効果があります。</div><div><br></div><div>そのため「なにくそ根性」や「鍛冶場の馬鹿力」に代表されるように、通常では有り得ないパワーを生み出しますが</div><div><br></div><div>一方で、長続きしないというデメリットもあります。</div><div><br></div><div>「燃え尽き症候群」なんていうのはその典型例ですね。</div><div><br></div><div>以前はこちら側に偏った選手が多かったように思います。</div><div><br></div><div>選手のコメントなんかを聞いていると、その傾向が色濃く出ていると思います。</div><div><br></div><div>過去のメダリストのインタビューで有名なのは、何と言ってもバルセロナ五輪銀メダリストの有森裕子選手がアトランタ五輪で銅メダルを獲得した後に言ったこの言葉</div><div><br></div><div>「初めて自分で自分を褒めたいと思います」</div><div><br></div><div>当時の流行語にもなったこのセリフ、裏を返せば自分に対して本当にストイックにやってきたんだという背景が読み取れるわかりやすい例ですね。</div><div><br></div><div>バルセロナ五輪後、選手生命を脅かすような怪我やスランプを乗り越えてきた彼女の言葉は本当に重みがあります。</div><div><br></div><div>これはあくまで私の実感ですし、統計をとった事もありませんが、このように試合後に「自分のストーリー」が語られるケースが多かったように思います。私なんかも幼少期にはそういったインタビューを見聞きし、子供ながらに「トップアスリートになる為には自分に厳しくなければならない」と考えたものです。</div><div><br></div><div>勿論その考えは間違っていないと思いますが、やはり最近の傾向で言うと「自分以外の人のストーリー」が語られる事が多いと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>女子レスリング-48kg級金メダル登坂絵莉選手</div><div>「色んな人の顔が思い浮かんだんですけど、一番は弱い時から信じてくれた家族に感謝しています。」</div><div><br></div><div>競泳女子平泳ぎ200m金メダル金藤理絵選手</div><div>「加藤コーチのお陰です。」</div><div><br></div><div>などなど(記憶を頼りにしました。間違っていたらごめんなさい)</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>どちらが良いということは無いと思います。お互いにメリットとデメリットがあるので。</div><div><br></div><div>ただ恐らく吉田沙保里選手ら、長らくトップレベルで活躍出来る選手というのはこのノルアドレナリン型とドーパミン型の切り替えが上手い、若しくは双方優れているのだと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>では本題です。</div><div><br></div><div>皆さんはもうお忘れだと思うのですが、これは指導論ブログですので</div><div><br></div><div>その状況を受けまして、指導する側としてどうアプローチをしていけばいいのかを考えていきます。</div><div><br></div><div>これは私個人の感覚ですが、指導者目線で言いますとアドレナリン型の指導は非常に楽です。</div><div><br></div><div>「あーしろこーしろ」と言えば良いので。指導者側は経験もあるし、イメージが出来るのでその通りやらせればいいのです。</div><div><br></div><div>恥ずかしながら、かく言う私も典型的なアドレナリンコーチと言いますか、キングオブキングだったりするのですが</div><div><br></div><div>結局のところ、それ(アドレナリン)だけでは人は伸びない、正確に言いますと「伸びていかない」んだと思います。</div><div><br></div><div>例えば、アドレナリン型に指導して毎度毎度ガンガン徹底的に技術指導をしても、それだけではモチベーションは長期間続かないわけですから中学校で他の部活を選択をすることもあるでしょう。そしたら教えていた技術の意味がありません。</div><div><br></div><div>勿論、その過程で培った「打たれ強さ」や「頑張る姿勢」は財産になるという考え方はありますし、その要素は少なからずあるでしょう。それは私自身も選手側として体感していますし、指導者としてもそこは考えています。サッカーに固執する必要はありません。</div><div><br></div><div>しかし私の隣でサッカーが嫌いになって辞めていく人達もたくさんいました。</div><div><br></div><div>「本人達が弱かったから」と言ってしまえばそれまでなのですが、子供達の器に頼る指導では成長も見込めませんので考えていかなければなりません。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>では辞めていった人達</div><div><br></div><div>本当に「サッカーが嫌い」で辞めていったのでしょうか？</div><div><br></div><div>日本代表の試合なんか見ていないでしょうか？</div><div>休み時間等にフットサルなどして、ゴールを決めたら喜んではいないでしょうか？</div><div><br></div><div>全員にアンケートをとったわけではありませんが、なんだったら「好き」な部類じゃないかとも思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>では何故辞めてしまうのか</div><div><br></div><div>色々な事情があるかと思いますが、大きな要因として</div><div><br></div><div>「楽しくない」</div><div><br></div><div>からというのはあるでしょう。</div><div><br></div><div>「サッカーをやってる時間が1番楽しいし、生き生き伸び伸びしてるけど辞める」ってそれはないですよね。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そこの楽しい楽しくないの分かれ目は、競技のルール的なものではないはずです。</div><div><br></div><div>「足でボールを扱うから好き」とか「オフサイドがあるから嫌い」とか無いですよね。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>成長感です。</div><div><br></div><div><br></div><div>もっと言うと成功体験です。</div><div><br></div><div>パスが通るから、ドリブルで抜けるから、ゴールを決められるから、勝つから楽しいんですよね。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>大人はこう言います。</div><div><br></div><div>「勝たいなら頑張れ」</div><div><br></div><div>しかし子供達は、</div><div><br></div><div>もっと言うと私達大人だって</div><div><br></div><div>「勝てないと頑張れない」ものです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>例えば、初めてルアーで釣りをします。</div><div><br></div><div>最初は投げるだけで楽しいのですが、段々飽きてきます。</div><div><br></div><div>一日中やって1匹も釣れませんでした。</div><div><br></div><div>そんな事良くあるのですが、果たしてそれで「次もやりたい」と思うでしょうか？</div><div><br></div><div>釣りは釣れないと楽しくありません。</div><div><br></div><div>逆に初日に1匹たまたま釣れたとしたら、もし2日目も3日目も釣れなかったとしても</div><div><br></div><div>「今回は釣れなかった」と、 前向きに捉えられるものです(あくまでイメージですが)</div><div><br></div><div>0から1の成功体験がそうさせているのです。(まさにドーパミン効果)</div><div><br></div><div>成功体験にはそれだけの破壊力があるのです。</div><div><br></div><div>調子の悪かったストライカーが、1つのゴールをきっかけに量産したり</div><div><br></div><div>流れの悪かったチームが、1つのプレーで息を吹き返したりするものなのです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>だから指導者にとって、日々の練習の課題は「どういう練習メニューをするか」ではなく</div><div><br></div><div>「如何に成功体験を積ませるか」という事なのです。</div><div><br></div><div>そう考えますと、アドレナリン型、追い込み系のアプローチもダメなわけではなくて、あくまでそのためのイチ手段でしかないと思うのです。</div><div><br></div><div>以前、こんなブログ記事を記事を書いていましたが</div><div>ボールは襷～<a href="http://blogs.yahoo.co.jp/kid_of_soccer/70047069.html" target="_blank">http://blogs.yahoo.co.jp/kid_of_soccer/70047069.html</a></div><div><br></div><div>まさに感謝のモチベーションですよね。</div><div><br></div><div>我欲よりも自分以外の人のストーリーを感じる事で、それに応える。</div><div><br></div><div>絵に描いたようなヒーローですね。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>勿論、成功体験を積ませるアプローチ方法なんて言ったらここには書ききらないほど多くの手法があります。</div><div><br></div><div>叱る技術、コミュニケーション方法、メンタルマネージメントetc</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>数あるうちで、私が個人的に最も重要視している(つまりは課題なんですが)のは</div><div><br></div><div>褒める事です。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そんなん当たり前のことだと言うかもしれません。</div><div><br></div><div>でも私が見て「この人は褒める技術に長けているなぁ」と感心するような人はそこまでいないんですね。</div><div><br></div><div>他の人との違いは、細かさです。</div><div><br></div><div>まずそのレベルの人は見るポイントが非常に細かいです。</div><div><br></div><div>例えばシンクロナイズドスイミングの井村コーチは、選手の体重が100g違うだけでわかってしまうと言います。</div><div><br></div><div>鬼のような指摘をするというイメージを持たれる井村コーチですが、その細かさゆえ、選手が持つ「他の人には無い長所」を見抜く力も図抜けているのだそうです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>優秀な指導者というのは、そういった僅かな変化も見逃しません。</div><div><br></div><div>もしかしたら当の本人にも気付かないもの、むしろ小学生でそこまでの微妙な感覚は、自分で気づく事が困難なものなのですが(皆目の前の事で必死なので)</div><div><br></div><div>そこを言語にして褒めてくれるのです。</div><div><br></div><div>「そうだ！いいキックだ！」「ナイスフェイント！」</div><div><br></div><div>そうやって自分の長所を自覚していくのです。</div><div><br></div><div>自分の長所がわかれば試しますよね？チャレンジが生まれ、成功体験へと繋がるのです。</div><div><br></div><div>そんなにトントン拍子にはいきませんがその流れはつくれるのです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>しかも、これは若干理解して頂けるかわからないのですが</div><div><br></div><div>ここで重要なのが</div><div><br></div><div>実は多少その褒めるポイントがズレていたとしても良いということなんです。</div><div><br></div><div>例えば、植物に対して「プラスのポジティブな言葉を掛け続けると綺麗に育つ」って聞いた事ありませんか？</div><div><br></div><div>私なんかも、部下の営業指導で</div><div><br></div><div>新人の子に対して「ちょっとこれでは難しいな」と思っても「いいよ！元気にやっておいで」と言ったら、なんだか自信が湧いて契約を獲ってきたりするものなんですね。</div><div><br></div><div>「勘違い運営」と呼んでいるのですが、あまりその指摘が合っている間違っているかは重要ではないんですね。</div><div><br></div><div>勿論あまりに的外れでは信じて貰えないでしょうから、正解を捉えるアプローチは必要ですが要は信じ込ませてしまえば良いわけです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そうなってきますとですね、実は凄い事ができるんです。</div><div><br></div><div>語弊しか生まない覚悟で言いますが</div><div><br></div><div>「成功体験は創れる」んです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>言うまでもなく成功体験と言うのは選手のものですし、プレーヤーズファーストを忘れてはいけません。</div><div><br></div><div>私自身「やる気があるならついて来い」的なスタンスで指導していたこともありますし、今でも選手の自主性を重んじてはいます。</div><div><br></div><div>ただそのスタンスに、指導力の限界を感じていたことも事実あります。</div><div><br></div><div>ヒントだけで動く選手と言うのはそもそもやる気があるんでしょうし、やる気ゼロスタートから動かすという事に苦心していました。</div><div><br></div><div>そこでもう一歩突っ込んだ所にまでアプローチをする事を考えたときにこの発想に辿り着きました。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>勿論アドレナリン型にやらせるという意味ではなく</div><div><br></div><div>火のない所に「火が点いている」と信じさせるのです。</div><div><br></div><div>傍目殆ど差がないように見えても「なんか上手くいったんじゃないか？」と勘違いさせるのです。</div><div><br></div><div>その積み重ねが、登坂選手の言うような「弱い時から信じてくれた人」になるわけです。</div><div><br></div><div>指導をしていくと「ちょっとこの子は難しいな」と感じる子はしょっちゅう出会います。</div><div><br></div><div>私自身、もっとこうすればよかったんじゃないかとか、結局わからなくて悶々としてしまう事ばかりなのですが</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>やり方は必ずある</div><div><br></div><div>そう信じて日々の指導に勤しみたいと思います。</div>
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960408.html</link>
<pubDate>Tue, 30 Aug 2016 18:23:27 +0900</pubDate>
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<title>君とイコールで結ぶ</title>
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<![CDATA[ ご無沙汰しています。<div><br></div><div><br><div><br></div><div>とある卒業生に聞きました。</div></div><div><br></div><div>Q.1番怖かったコーチは誰ですか？</div><div><br></div><div>「富岡コーチ(私)です。」</div><div><br></div><div>Q.では1番優しかったコーチは誰ですか？</div><div><br></div><div>「それも富岡コーチです。」</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>いやはや。</div><div><br></div><div>よほど恐れられていたんでしょう。</div><div><br></div><div>直接彼を指導していたのはわずか1～2ヶ月だと言うのに、可哀想に。トラウマなんですね(笑)。</div><div><br></div><div>彼はその後ヴェルディの下部組織を経て、現在いっぱしの指導者として奮闘中です。</div><div><br></div><div>そんな彼から相談を受けました。</div><div><br></div><div>「富岡コーチのような関係性を作るにはどうすればいいか」</div><div><br></div><div>自慢話をしたいわけではありません。(したい)</div><div><br></div><div>むしろ私にとっても選手との関係づくりは永遠のテーマでもあります。</div><div><br></div><div>私なんかが語れるレベルでも無いのですが、聞かれたからには答えないと格好がつきませんので、私の面子保ちの為にお付き合いくださいませ。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そもそも指導者の言う事をそのまま選手全員が体現してくれたら、こんなに楽な事は無いですね。</div><div><br></div><div>「決めろ」→ゴール</div><div>「奪え」→インターセプト</div><div>「走れ」→死ぬほど走る</div><div><br></div><div>楽チンですね。ですがこれでは指導者自体の存在意義がありません。誰でも出来ます。</div><div><br></div><div>実際はそんな上手くはいきません。</div><div><br></div><div>無論、相手がいる事ですので邪魔が入ります。困難にさらされ、その上で「走れ」なんて言われたらそりゃしんどかろうと思います。</div><div><br></div><div>ここで重要になってくるのが、その言葉を「誰に」言われたのかということです。</div><div><br></div><div>皆さんはどうでしょう。</div><div><br></div><div>同じ事を同じように言われたとしても、反発してしまいたくなる人と、素直に聞いてしまう人と分かれませんか？</div><div><br></div><div>「とある万引き犯がこんないい事を言っていました。」と言われても響きませんよね。</div><div><br></div><div>逆に「あんな言い方無いよね」とかいう事でも、「あの人に言われたら仕方ないか」となります。</div><div><br></div><div>つまり相手にとって「あの人」がどういう人なのか。選手にとって指導する人がどんな人なのか、ということが大事だということです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>そこでよくある質問なのですが</div><div><br></div><div>「もっと厳しさが必要なんですかね？」</div><div><br></div><div>「もっと楽しませることが必要なんですかね？」</div><div><br></div><div>と聞かれることがあります。</div><div><br></div><div>私の答えは決まって…</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>「両方」です。</div><div><br></div><div>厳しさも楽しさも必要です。</div><div><br></div><div>試合に勝つ、相手に勝つ、自分に勝つ為には厳しさは必要ですし、</div><div><br></div><div>義務感、やらされてる感では限界がある。主体性を育む上で楽しさは必須です。</div><div><br></div><div>ただし、こう言いますと「バランスを取ること」を連想されるかと思います。</div><div><br></div><div>確かにバランスは大事だと思いますが、自分の場合はあまりバランスを意識した事はありません。</div><div><br></div><div>「1番厳しく、1番楽しく」</div><div><br></div><div>これが私の指導イメージです。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>ただ厳しくするのは簡単です。</div><div><br></div><div>こちらの要求をそのままストレートに伝えればいいだけです。</div><div><br></div><div>最近では他人に厳しく出来ない大人も子供も増えていますが、その段階の話ではありません。</div><div><br></div><div>要求(指示)出来なければ試合では使い物にならないですし、それではチームが良くなりません。</div><div><br></div><div>かと言って厳しさだけでは限界がある。</div><div><br></div><div>厳しさと楽しさが共存するとはどういうことなのでしょうか。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>以前の記事にもあるように、私の練習の厳しさは子供達にとっては恐怖だったと思います。</div><div><br></div><div>勿論、走らせてばっかりの練習は基本的にやりませんでしたが、手を抜いたり、諦めたりした事に対する厳しさは尋常ではなかったと我ながら思います。</div><div><br></div><div>しかし、1番子供達と馬鹿騒ぎしたのも私だったと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>とある練習試合後、たまたま寄った公園でゲリラ雷雨に見舞われました。</div><div><br></div><div>辺り一面水浸しになる中、若かった私は泥水の中にヘッドスライディングしました。</div><div><br></div><div>それを号砲に、子供達が次々と水溜りに飛び込んでいき、結果、豪雨の中で相撲大会と相成りました。</div><div><br></div><div>その節は保護者の方々、洗濯お疲れ様でしたm(_ _)m</div><div><br></div><div>今考えたらゾッとしますが、教え子達との距離はこれを境にグッと近づいたと実感しています。</div><div><br></div><div>そしてそれによって練習中の厳しさが、子供達に受け入れられるようになったのです。</div><div><br></div><div>簡単に言ってしまえば「オンとオフ」という事でしょう。</div><div><br></div><div><br></div><div>私は、厳しい話をすると、正論なんだけど何処かしら人間味がなく、ただの「コーチの話」になってしまう節を感じていました。</div><div><br></div><div>勿論、選手にとって指導者というのは、少なくとも上の存在。技術的にも優れていれば憧れるものなのですが、「自分とは全く別次元の人の話」になってしまっては意味がありません。</div><div><br></div><div>「あっ、あの人も自分と同じ人間なんだ」</div><div><br></div><div>厳しい話(理想論)と自分を繋げる「イコール」の役割を果たすのがこの場合の「オフ」なんだと思います。</div><div><br></div><div>逆説的に言えば、イコールさえ作れれば、どんな厳しい話も出来ると思いますし、自分とイコールの人間を裏切れ無いですよね。</div><div><br></div><div>「バケモノの話をしているわけではない。人間の話なんだ」</div><div>「スーパースターの話をしているわけではない。君の話なんだ」</div><div><br></div><div>どんな無理難題でも「あの人が出来るって言ってる。だからやれるはずだ。」という関係性が作れれば良いのかなと思います。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>確か北京の世界陸上だったと思いますが、あのウサイン・ボルト選手がフライングで失格した事がありました。</div><div><br></div><div>当時既に驚異的な世界記録でチャンピオンでしたし、ライバルと目されていた選手達が軒並み不参加の大会だったためボルトの優勝は確実視されていました。</div><div><br></div><div>そこでのフライング失格。</div><div><br></div><div>それを見て私は失礼ながら妙に親近感を覚えました(勝手に)。</div><div><br></div><div>「あっ、ボルトも人間なんだ。」</div><div><br></div><div>イコールが生まれた瞬間に自分も何かしら記録を塗り替える事が出来るんじゃないか…と思ったのを覚えています。</div><div><br></div><div>ホントに。</div><div><br></div><div>イコールの力って侮れないと実感しました。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>とんでもない高いハードルも</div><div><br></div><div>俺が飛べるんだからお前らも飛べる。</div><div><br></div><div>めちゃくちゃな遊びも</div><div><br></div><div>俺がやってるんだから皆でやろうぜ。</div><div><br></div><div>オンでもオフでも実は同じ事をやっているわけです。</div>
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960407.html</link>
<pubDate>Thu, 13 Aug 2015 00:45:28 +0900</pubDate>
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<title>サッカーばっかりやってないで勉強しなさい！！</title>
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<![CDATA[ 半年ほど放置しましたが、どっこい生きています。<br><br><br><br><br><br><br>現役で指導をしていた時から丸7年が経ちました。<br><br>当時教えていた5年生が今年度からなんと大学生です。<br><br>どおりで膝やら腰やらが痛むわけです。<br><br>「3人まとめて俺からボール獲ってみろよ」なんて言っていたのが、今やこちらが子供扱いされる始末です。<br><br>閑話休題<br><br>前々回記事にも書きましたように、その世代のエース級は全国大会に出場したり<br><br>強豪高でキャプテンやらレギュラーやらとして活躍していました。<br><br>では<br><br>その他の子達は一体どうしているのでしょうか？<br><br>残念ながらサッカーではあまり活躍出来なかったようですが…<br><br>実は…<br><br>なんだか凄いことになっているらしいです。<br><br>アメフトで全国ベスト4になったり<br><br>なんと東大に二人ばかし現役で合格したり<br><br>東大とまではいかずとも、早慶上智にあの子とあの子とあの子も～みたいなののオンパレードでした。<br><br>正直、覚えきれませんでしたが…とにかく学力優秀者ばかり。<br><br>そもそも前述の全国大会に出場した彼も成績学年トップ<br><br>桐光学園でレギュラーを張っていた彼も成績優秀で、指定高推薦で中央大学<br><br><br><br>皆さん呆れるくらい優秀で御座います<br><br>なんだか鼻高々です。<br><br>これらの結果は、言うまでもなく<br><br>当の本人達が頑張ったから<br><br>です。それ以外に無いですし、そもそも私は7年も前のたかだか小学校のうちのたった2年間ほどちょこっとだけ関わっていただけです。<br><br>お前が何を偉そうに！と思われる事を承知で言うのですが<br><br><br><br><br>私はそこまでイメージをして指導をしていました。<br><br>このブログで再三再四申し上げていますように私の指導目的は<br><br>「Jリーガーを輩出する事」でも「サッカーを上手くなってもらう事」でもありません。<br><br>サッカーを通して「何事にも必死に頑張って取り組む人を育てる事」です。<br><br>結果的にサッカーが上手くなって、全国大会くらいは出て欲しいなーなんてのは思っていましたが<br><br>それ自身が目的になることはありません。(自慢はたくさんしましたが)<br><br>ただ<br><br>こんなきな臭いコンセプト自体は、私だけでなくいくつものチームが指導コンセプトに掲げているように思いますが…<br><br>私も含め、殆どの指導者が実践できている！とは胸を張って言えないのではないでしょうか。<br><br>何故、出来ないのかと言いますと<br><br>簡単な話で…<br><br><br><br><br><br>難しいからです。<br><br><br><br><br>上手いことを言っているわけではありません。<br><br>滅茶苦茶に難しいから、出来ないんです。<br><br>何故なら、より根本的なアプローチ力を必要とするからです。<br><br>究極言を言ってしまうと、技術を伸ばす事は簡単です。<br><br>出来ているか出来ていないか物理的に見ればわかりますし、上手い人のプレーを見ればそれが教科書になります。<br><br>しかし「何事にも頑張っている」かどうかというのは、本人にしかわかりません。<br><br>もっと言うと、本人ですらわかっていないということも往々にしてあります。<br><br>本人が頑張っているつもりでも、まだまだ余力を残している状態だってあるわけです。<br><br>優秀な指導者というのは、そういった目に見えない心の奥底にまでアプローチが出来るのだと思います。<br><br>勿論、頑張っている度合いなんてものは可視化できるものではないので、顔色、身体のちょっとした変化、そして行動習慣で感じ取らないといけません。<br><br>悲しいことに、私にはそんなエスパーみたいな芸当は出来ませんでしたので、こちらからアプローチをするしかありませんでした。<br><br>何にアプローチしたかと言いますと<br><br>チーム練習以外の「時間の使い方」にまで口を挟んでいました。<br><br>分かりやすいところで言いますと<br><br><br><br><br>「勉強もきちんとやりなさい」<br><br>ということです。<br><br>高校の部活等では、成績の悪い生徒は部活禁止のところも多いですが、そんな感覚です。<br><br>私は練習をさせない事はありませんでしたが、通信簿の結果は報告させていました。<br><br>子供たちにも<br><br>「頭のいい高校は、全国大会出るレベルじゃなかったとしてもまぁまぁ強かったりするんだよ。何故かと言うとやるべき事をきちんとやる、ということに関してはサッカーだろうが勉強だろうが変わらないからなんだ。」<br><br>と言うことを口酸っぱく話して聞かせていました。<br><br><br><br><br>また、これは少々矛盾するのですが<br><br>公園で遊ぶ時に<br><br>「サッカーばっかりやっていないで他の遊びもしなさい」<br><br>と言っていました。<br><br>恥ずかしながら8年前にもこんな記事を書いていました。<br>→<a href="http://blogs.yahoo.co.jp/kid_of_soccer/15787961.html" target="_blank">http://blogs.yahoo.co.jp/kid_of_soccer/15787961.html</a><br><br>これはサッカーのスキルアップのために書いたものでしたが、実際にはサッカーや、野球のような既に確立され、ルールも決まっているようなものではなく<br><br>全く新しい遊びを生み出すのも、子供達の創造力を養うためにはいいと思います。<br><br><br><br><br>以前、女子サッカーの澤選手がこんなことをテレビで言っていました。<br><br>「休みの日はサッカー関係の人と一緒に過ごす事は殆ど無い。仲間内でいることはリフレッシュにはなるので、それはそれでいいと思います。でも私は全く違うスポーツの人や、違う業種の人と触れ合うことで新たな発想や価値観を勉強することで自分のスキルアップに繋げています。」<br><br>なるほど！だから澤穂希は澤穂希なんだ。と思わせる言葉でした。<br><br><br><br><br><br><br>話をもとに戻しますと<br><br>要は<br><br>体温を上げよう！と言うことです。<br><br>平熱の話ではありません。<br>生きる情熱の「アツさ」の話です。<br><br><br><br><br>澤選手もやらされてやっている訳ではないと思います。<br><br>溢れる向上心ゆえに、自然とそういった行動をとっているんだと思います。<br><br><br><br><br><br>そう考えるとサッカーなんてものは人生のほんの一部にすぎません。<br><br>しかし、そこに全てが集約されていると思うのです。<br><br>勉強なんか適当でいいからサッカーの時だけ頑張ろうという人は、恐らくサッカーの中でも苦しい場面に遭遇したときにやるべき仕事がこなせない事でしょう。<br><br>逆に言うと、サッカーを通してその子の生き方にアプローチするのは可能だと思うのです。<br><br><br><br><br><br><br>先日、とある親御さんからこんな事を言われました。<br><br>東大に合格した子と同級生の親御さんでしたが、<br><br>「頑張ったね！大変だったでしょ？って言ったら、富岡コーチ(私)の練習の方が100倍大変だったって笑ってたよ」<br><br><br><br><br><br><br>…謝ることしか出来ないです<br><br>よほど練習がしんどかったんでしょう苦笑
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<pubDate>Thu, 07 May 2015 12:00:29 +0900</pubDate>
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<title>ボールは襷</title>
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<![CDATA[ アジア杯が近いですね。<br>前回大会は劇的な優勝でした。代表選手達は諸問題あるなか、年末年始返上で調整されているところだと思います。<br>２連覇目指して頑張れニッポン！<br><br><br><br>一方の不肖私はと言いますと、こたつにみかんの呪縛から逃れられずにグウタラした年末年始を過ごしておりました。<br><br>そんな私が、何を偉そうにという話なんですが、育成云々について徒然なるままに書いていこうと思います。<br><br><br><br><br><br><br><br>ある分析によると2010年代の子供は、1990年代の子供に比べ<br><br>「ストレス耐性が弱く、主体性に欠ける」そうです。<br><br>私は教育評論家でも何でもありませんので、それが全国的、一般的な小学生の真実なのかどうかはわかりません。<br>しかし私も僅かながら子供達と接するなかで、「なるほど、そういうこともあるだろうな」と変に合点がいってしまう。強ち否定できない意見なのかなと思います。<br><br>私自身の指導実感としても、怒られることに慣れておらず、ちょっと指摘しただけですぐ凹んでしまうように感じているからです。<br><br>大人の感覚で言いますと、<br><br>例えば「叱る」ということは愛情の裏返しであり、叱られたことをバネに発奮し伸びていってほしい！<br><br>という想いがありますし、ちょこっと叱られただけで凹んでしまうようなら、やる気が無いならやめてしまえ<br><br>位な感覚だと思います。<br><br><br><br><br>しかし、勿論反骨心を育むのは大事なことだと思うのですが、今の子は前述のようにそんなに強くありません。<br>(全員が全員というわけでもありませんが)<br><br><br><br><br>じゃあどうすればいいのでしょう。<br><br>はい、「無いものを嘆くより、有るものの特性を探そう」という話です。<br><br><br><br><br>確かに根性論は通用しなくなってきています。<br><br>しかし、世の中にはデメリットだけしかない、ということはありません。<br><br>物事には裏も表も両方あるのです。<br><br>何が言いたいかと申しますと、<br><br>「気合いだ、根性だ」という話は現代の子にはわかりづらいかもしれませんが、逆に「いい話」が響くようになってきていると思うのです。<br><br>まぁ何をもって「いい話」というのかというのも人それぞれあるかと思いますが、言うなれば<br><br>歯の浮くような話<br><br>綺麗事、理想論。<br><br>例えば「自分がゴールを決めたらヒーローになれるから何がなんでも決めたい」<br><br>よりも<br><br>「チームメイトを勝たせるために自分がゴールを決める」<br><br>と言いう方がモチベーションが作りやすくなってきていると思うのです。<br><br>勿論、じゃあいわゆるヒーロー願望がが全く無いかと言われるとそんなこともないと思いますが、傾向としてそのような方向性が見受けられます。<br><br>マンガの流行りなんか見てもそうですよね。<br><br>昔のマンガは主人公が圧倒的に強い個人ヒーローが多かったように思います。(ドラゴンボール然りキャプテン翼然り)<br><br>しかし、近年のマンガは主人公が圧倒的というより、「仲間」「チーム」としての強さが描かれています。(ワンピース然りworst(クローズ)然り)<br><br><br>要は「信頼」だとか「感謝」だとか<br><br>一昔前であれば「そんなものは弱いやつの逃げ道だ」と一笑に付されるような事が<br><br>逆に大きなモチベーションとなるように思います。<br><br><br><br><br><br>では私がそんな「いい話」ばかりを選手たちに聞かせているかと言うと<br><br>そうではありません。<br><br><br><br>言うなれば、<br><br>「時代遅れな根性論」<br><br>と<br><br>「ゆとりの理想論」<br><br>のミックスです。<br><br><br><br><br><br>要はお互いの良いとこ取りをイメージしています。<br><br>「何がなんでも勝ちたい、困難挫折なんて屁でもない、そんなものは気合いでぶっ飛ばす」強さと<br><br>「仲間のために動ける、自分のために働き掛けてくれた人達への感謝を形にする」強さ。<br><br>アドレナリン型モチベーションとドーパミン型モチベーションとでも言いましょうか。<br><br><br><br><br><br>最強やないか<br><br>と思います。<br><br><br><br><br><br>ではどうやって指導していきましょう？<br><br><br>話は変わりますが<br><br>皆さんは箱根駅伝ご覧になりましたか？<br><br>青山学院大学が圧勝しましたね(母校です！！)<br><br>新山ノ神・神野くんの活躍の一方で<br><br>駒大の山登り5区の選手が低体温症でフラフラになりながらゴールしました。<br><br>私は何を隠そう箱根駅伝は小学校の頃から毎年欠かさず観ているのですが<br><br>毎年彼のような状態になってしまう選手は珍しくありません。<br><br>中には襷を渡した瞬間に意識が飛んでしまう人や<br><br>残り5キロの記憶がありません。なんて人もいました。<br><br><br><br><br>しかし、彼らは何故走れるのでしょうか。<br><br>意識が無くても、疲労骨折しながらも前に前に進んで行きますよね。<br><br>あれはなんなんでしょう？<br><br><br><br><br><br><br><br><br>私は「襷(たすき)」なのかなと思います。<br><br>そこまで繋いでくれた人、それを待っている人、そこに立てなかった人、指導者、トレーナー、家族、OB、応援してくれている人<br><br>関わる全ての人の想いが襷の重みであり<br><br>襷の力なんだと思います。<br><br>そのストーリーを思えば、まさか自分によって途切れさせる訳にはいかないのでしょう。<br><br><br><br><br><br>ただ<br><br><br>これは駅伝に限った話ですが、私達自身気付いていないかも知らない所で<br><br>実は襷を受け取っている事ってあると思うんです。<br><br>わかりやすいところで言えば<br><br>ボール<br><br>もそうですよね。<br><br>自分の所にボールが来るまでには<br><br>ディフェンダーが必死に体を張り<br><br>抜かれながらも追いかけてボールを奪い<br><br>削られながら何とか繋いだもので<br><br><br><br><br><br>言うなれば「襷」も同然です。<br><br>そう簡単に奪われるわけにはいきませんし、ゴールを決めないと男が廃るというもんです。<br><br><br><br><br>最近の子供の傾向として挙げられた、気持ちの弱さの典型例として<br><br>「足元の技術もあり、身体能力にも恵まれているのに、身体をちょっと当てられると逃げたり、すぐ諦めてしまうような選手」<br><br>皆さんのチームにもいるのではないでしょうか。<br><br>ともすると「びびってんじゃねーよ！！」と恫喝してしまうようなプレーではあります(はい、すみません。私の事です)が<br><br>ここは伝えてあげる所だと思うのです。<br><br>「そのボールは君のチームメイトが必死に奪い、繋いでくれたものだ。簡単に奪われたら彼らの頑張りに対する裏切りだよ。無駄にしてはいけない。必ずゴールに結び付けてあげないと！」<br><br>と。<br><br>まぁ私は未熟なもんでこんなに優しく言った事は多分無いですが<br><br>要は襷を感じさせてあげればいいのだと思います。<br><br>綺麗事を語り、反骨心を育むとでも言いましょうか。<br><br><br><br><br><br><br>これは子供たちに常日頃言い聞かせていることですが<br><br>「この中に自分一人の力だけでここに来ている人はいるかな？<br><br>自分が稼いだお金で月謝を払い、スパイクを買い、ユニホームを買い<br><br>ここに来ている人はいないよね？<br><br>ただサッカーをする、ということでも君達はお父さんお母さんの協力無しでは出来ない。<br><br>その上でちょっと練習サボったり、てを抜いたり、挙げ句試合で負けたりなんてとんでもない話だと思わない？<br><br>そういうのをダサいって言うんだ。」<br><br>これはほんの一例ですが、こんなことは数えていけば無限にあるんだと思います。<br><br>指導者がこのような話をことあるごとに語っていけば<br><br>基本諦めがちです。みたいな選手にはならないのではないでしょうか。<br><br><br><br><br><br><br>さらにさらにこれは私自身に戒めている事でもありますが<br><br>クラブに子供を預けるということも、私にとっては親御さんからの襷だと思っています。<br><br>せっかく自分ま任せていただいたにも関わらず<br><br>「特に学んだことはありませんでした」何て言うのでは<br><br>私の存在価値がありません。<br><br>上手くなるかは別にして、少なくとも他のチームに預けるよりは成長させないといけない。<br><br>そんな使命感を勝手に感じています。<br><br>親御さんの中には「たかがサッカークラブにそこまで期待してない」と言われる方もあるかもしれませんが<br><br>私はむしろ燃えてしまいます。<br><br>「あなたは間違っている。あなたの子供はもっとポテンシャルがある。あなたが思っているよりずっと凄いんだ」と言いたくなってしまうんです。<br><br>(それが余計なお世話だと言われる笑)<br><br><br><br><br>なので前回blogでも紹介した教え子が全国大会出場したことは<br><br>私にとっても大きな自信になりました。<br><br><br>これは余談ですが(自慢)<br><br>彼の１個上の代でもそうでしたが、高校サッカーで活躍する子が皆中盤より後ろの選手だけだったもので <br><br>「ごめんな。俺がFWなのに技術を教えなかったばっかりにDFばっかり育っちゃって」<br><br>と謝ったら<br><br>「いや、そのお陰で僕は全国出られたんで大丈夫です」<br><br>なんて、涙が出るほど嬉しい事を言ってくれたので<br><br>2015年、サッカーも仕事も頑張ります
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960403.html</link>
<pubDate>Thu, 08 Jan 2015 21:25:10 +0900</pubDate>
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<title>上手いより強い…その2</title>
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<![CDATA[ 「上手い選手にはならなくていい。強い選手になりなさい」<br><br>これが私の指導スタンスを最も分かりやすく表した言葉なんだと思います。<br><br>「上手い」と「強い」は、ことサッカーという枠で考えてみると、ほぼ差はないように思います。<br><br>しかし、こと人間性という観点で言いますと、両者には大きな隔たりがあるように思います。<br><br>例えば「サッカーが上手い」と言うと、基本的には技術的な事、はたまた「ずる賢い」みたいな意味でも使われる事もあります。<br><br>一方「強い」というとどうでしょう。勿論フィジカル的な事を指すこともありますが、主に勝ち負けの強さを表すのではないでしょうか。<br><br>一対一に強い<br><br>空中戦に強い<br><br>勝負どころに強い等<br><br>「勝つ」人の事を「強い」と言うのではないでしょうか。<br><br><br><br><br><br>勿論、意味の違いはありますが、私が何故「上手い」より「強い」を重要視するかというと<br><br>単純に<br><br>「そんな人」の方が価値が高いからです。<br><br>「上手い」と言うのはサッカーに限った話ですが、<br><br>「強い」というのはサッカーだけに留まらず全く別分野にも影響を及ぼします。<br><br>例えば私の会社でもあるのですが<br><br>今日は絶対に失敗が許されないというときにデカイ成果を挙げてくるような人は<br><br>素人なのにソフトボール大会で逆転タイムリーを打ったり<br><br>バスケットボール大会でブザービートを決めたりします。<br><br>実話です。<br><br><br><br><br><br>要は勝負どころに強い人は何をやらせても勝負どころに強いんです。<br><br>勿論圧倒的な実力差がある場合は別ですが<br><br>どっちに転ぶかわからないとなったときに<br><br>ぜーーーーーったいモノにする力があるんです。<br><br>科学的にも証明されているそうで、普通の人が緊張する場面で平常心を保ち、最高のパフォーマンスを発揮するんだとか。<br><br><br><br><br>この力さえあれば今後<br><br>どんなスポーツをやろうが<br><br>どんな仕事をやろうが<br><br>重宝される存在になることでしょう。<br><br><br><br><br><br>しかし当然、言うは易し行うは難し<br><br>放っておいてそんな人間になれれば苦労はありません。<br><br>恐らく皆さんもそんな勝負強い人間であるにこしたことはないですよね。<br><br>でも私も含め殆どの人がなかなかそうなりたくてもなれないのが現実だと思います。<br><br>生まれ持った才能の時点で勝負強い人間であれば良いんでしょうが、我々凡人がそうなるためにはどうすれば良いのでしょうか。<br><br><br><br><br><br>私が考えられる方法論は一つだけ。<br><br>「細かい勝負を勝っていく」<br><br>これしか考えられません。<br><br><br><br><br>例えばチームが勝つためには<br><br>まず一対一で勝たなくてはいけません。<br><br>「基本的に抜かれます。ボールを奪われます。だから勝ちました」なんて有り得ません。<br><br>次に局面で勝たないといけません。<br><br>次にゴールを決め、守ります。<br><br>試合に勝つためにはいくつかの勝負どころを勝っていく必要があります。<br><br><br><br><br>これはチームに限ったことではなく、一人の人間でも同じです。<br><br>「勝負」という認識は無いかもしれませんが<br><br>「逃げない」と言った表現が正しいかもしれません。<br><br>上手くなるためには練習が必要ですが、サボることもできます。<br><br>さらにレベルアップするためには、より厳しい練習をしなければいけません。まぁしんどいです。<br><br>もう少し上のプレーを望めば、一緒に練習に付き合ってくれる人間を探さなくてはいけません。当然面倒です。<br><br>そしてまたさらに上のプレーを望めば、望むほど伴う痛みや、労力時間は増えていきます。<br><br>そういった逆風に打ち勝ちながら上手くなっていくのです。<br><br><br><br><br><br>もちろん実際には「ここが勝負どころだよー」なんて選択肢を与えてくれる場面なんてありませんし<br><br>私なんかも実は何となく楽な方を選んでしまっている場合が多いのです。<br><br>例えば「今日はちょっと寒いからランニングはやめとこ」みたいな事を全く悪気もなく、無意識的に思いがちなもんです。<br><br><br><br><br><br><br>だから細かい勝負を「意識的に」勝っていく必要があるのです。<br><br>スタートラインは皆違っていてもいいと思います。<br><br>最悪、まずは一番簡単な所から<br><br>「練習に遅刻しないで行く」みたいな所から段々難易度を上げていけばいいのだと思います。<br><br><br><br><br>そしてここからが肝心なんですが<br><br>難易度を上げていくと当然、読んで字のごとく<br><br>遂行が困難になってきます。<br><br>上手くいかない、ちょっと工夫してみるけど解決できない、何とか頑張ってみるけどクリア出来ない。<br><br>そんなシチュエーションに直面します。<br><br>大概の人はこれにやられるんです。いつの間にか「ここまでやったら充分だろ」みたいな発想が出てきます。<br><br>そしてそここそがまさに「勝負どころ」なんです。<br><br>グラウンド十何周も走らされ<br><br>何度やっても出来ないリフティングノルマを目の当たりにして<br><br><br><br><br>それでもなお次のチャレンジに青々とした希望を見出せるか？<br><br><br><br><br><br>という話です。<br><br><br><br><br><br>「強い人」というのはそこが違うんだと私は思います。<br><br>一般的には、何度も何度も失敗を繰り返すと「失敗のイメージ」が出来てきます。<br><br>何度も繰り返すとそのイメージがよりリアリティーを持ち、成功のイメージをグイグイ外に追いやります。<br><br>勉強しても勉強しても点数が伸びないから勉強する気が起きないのと一緒です。<br><br><br><br><br>「強い人」は逆です。<br><br>失敗すればするほどより成功のイメージが濃くなるんです。<br><br>言われてみれば当たり前の話なのですが<br><br>かの発明王エジソンのエピソードでこんなものがあります。<br><br>実験結果が思うようにいかず、助手が落ち込んでいると<br><br>「喜びなさい。これは正解ではないということがわかったのだ。また成功に一歩近付いた。だからこれは失敗ではない。」<br><br>とエジソンは話したそうです。<br><br>「うまくいかないこと」がむしろチャンスなのだという話です。<br><br>伸びる人と伸びない人に才能や環境の差はありません。全く同じ経験、全く同じ状況に置かれているんです。<br><br>何が違うか<br><br>捉え方が違うのです。<br><br>捉え方が違うから次に踏み出す一歩の重み、スピードが違うのです。<br><br>その一歩は小さな一歩かもしれませんが、積み重なればとんでもない差になるものです。<br><br>だから小学校低学年の段階で底辺レベルであっても<br><br>10年もあれば全国大会レベルぐらいならいけるんです。<br><br><br><br><br><br><br>はい。<br><br>何度も言うように、言うは易し行うは難しです。<br><br>指導者が「こうだぜ」って言ったところで伝わらなければ意味がないわけです。<br><br>私は今でこそ語って聞かせられるだけの術に自信がありますが、<br><br>大学生当時の私にはそんな高等話術なんか持ち合わせていませんでした。<br><br><br><br><br><br>そこで私が実践していたのがなにかというと<br><br><br><br><br><br>自分がまずはやってみる<br><br><br><br><br><br>という方法です。<br><br>私も学生時代はそれなりに鳴らしてきた方でしたが、かといってプロに入るようなレベルではありませんでしたし、泣く子も黙る破壊力のある実績があるわけではありませんでした。<br><br>ただ「Jリーガーになりたい」という子供たちには夢を実現してもらいたいですし、他のライバル達よりも劣る指導は出来ない。<br><br><br><br>そこでたどり着いたのがこの答えなのです。<br><br><br><br><br>「俺ももっと上手くなる。だから皆で成長していこう！」<br><br><br><br><br>と、ズバリ言っていたかは覚えていませんが、私にできることはそれぐらいなもんでした。<br><br>自分に出来ない事を子供たちには強要しない。<br><br>まず自分自身がチャレンジャーになり、勝負づよい人間になることで見本となる事を意識して指導をしていました。<br><br><br><br><br>当時はその具体的な効果なんてものはわかりはしませんでした。(ガムシャラでしたし…)<br><br>ただあながち的外れでもなかったかなと思います。<br><br>つまり<br><br><br>「何を教えるか」<br><br>ではなく<br><br>「誰が教えるか」<br><br>ということなんだと思います。<br><br><br><br><br>まとめますと<br><br>ただサッカーが上手い選手よりも<br><br>困難に負けない強い人間になってほしい。<br><br>実際、彼より上手い選手は東京にはごまんといると思いますが<br><br>最終的に勝ち残ったのは彼です。<br><br>それが全ての答えだと思うのです。<br><br><br><br><br>と、締めておきながら<br><br>初戦の相手はインターハイ優勝チーム。<br><br>どうなることやら<br><br>番狂わせやるなら初戦ですけどね
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960402.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Dec 2014 19:47:18 +0900</pubDate>
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<title>上手いより強い…その1</title>
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<![CDATA[ ご無沙汰してます。ギリギリ生きています。<br><br>選手権が始まりますね。野球で言えば甲子園に当たる高校生にとって最大の、そして最後の大会です。<br>いきなり私事で恐縮ですが、今年はぶっちぎりで三鷹高校を応援しています。<br><br>東京代表だからというのもありますが教え子が出ているからなんです。<br><br><a href="http://a.excite.co.jp/News/soccer/20141006/sum_Gekisaka_148825-148825-fl.html" target="_blank">http://a.excite.co.jp/News/soccer/20141006/sum_Gekisaka_148825-148825-fl.html</a><br><br><a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00210471-gekisaka-socc" target="_blank">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00210471-gekisaka-socc</a><br><br>この世代は私が現役で指導をしていた最後の世代。<br><br>去年は、他の教え子が惜しくも決勝でPK負けしてしまい、全国の舞台には立てなかったので感慨もひとしおです。<br><br>ただ「私の指導、凄いでしょ」と自慢したいわけではなく(自慢したい笑)<br><br>彼が全国大会に出る高校のサッカー部でレギュラーを張る選手になった、というのは非常に育成的興味深い事なんです。<br><br>何故ならインタビュー記事にもあるように、彼はとてつもなく下手なんです。<br><br>私は、彼が1.2.5年生の時に直接指導していたのですが…<br><br>まぁ～～～～～～弱かった。<br><br>低学年の時には練習試合も含めて1年間勝利が無かったくらいです。(本当です)<br><br>最終的には区でベスト8まで行けたのですが、そんなチームの中でも下手な方でした。<br><br><br><br><br>ある日<br><br>リフティング100回出来た人からチーム練習に入れる。<br>100回いかなかったらグラウンド1周してからまたリフティング100回の繰り返し<br><br>というなんともおぞましい練習をしたことがありました。<br><br>当時もう高学年でしたから他の子は100回くらいなんてわけない。早々に100回終わらせて練習に参加していたのですが<br><br>リフティングが苦手な彼はいっこうにクリアすることが出来ませんでした。<br><br>しかも落とす毎にグラウンド1周。どんどんしんどくなっていきます。<br><br>この日、結局彼はリフティングをクリア出来ず、チーム練習に参加することが出来なかったのですが<br><br>当然の事ながらクリア出来ない一部の選手は最後の方になると半ば諦めモード。<br><br>「どうせやっても出来ないし」というオーラが漂い、ちょっとコントロールミスをすると早々に諦めてしまっていました。<br><br>が<br><br>彼は最後の一回まで手を抜かずに、足もフラフラになりながらボールが地面に着く瞬間まで足を伸ばし続けました。<br><br>そもそもこの練習はリフティング技術を上げるためのものではありません(それも多少あるが…)<br><br>私はチーム練習を指揮しながら、残っている人間がどう取り組んでいるかをチェックしていました。<br><br>「絶望的なノルマを目の前にどう立ち向かうか」が裏テーマなのです。<br><br><br><br>あのときの彼の目を<br><br>私は忘れる事が出来ません。<br><br><br><br>グラウンド1周だって手を抜こうと思えばいくらでも抜けるはずなんです。表向き私はチーム練習を見ているわけですから、手を抜いて走っても怒られる事もないわけです。<br><br>さらに言うと100回達成は申告性ですから、最悪嘘ついて練習に参加してもいいわけです。(実際怪しい奴はいました笑)<br><br><br><br><br>そんな中で彼の目は<br><br>練習終了のその瞬間までギラギラ燃えていました。<br><br><br><br><br><br>先日彼とこの時の練習の事を話したら、この練習の後彼は家に帰ってからまたリフティングの練習をやったそうです。<br><br>「いや、次の練習もまたあんなメニューだったらヤバいと思って」と。<br><br><br><br><br><br><br>ゾッとしました。<br><br>私も今は業種は違えどプロの人間なので<br><br>大人が小学生のやる気に負けてはいけないとふんどしを閉め直しました。<br><br>なるほどこりゃ全国行くわけだ、と思いました。<br><br><br><br><br><br><br><br>とまぁここまでは長い長い前ふりだったわけですが<br><br>このブログは育成論ブログですので、<br><br>「そこから何を読み解くか」<br><br>が重要なわけです。<br><br>彼のような人間に巡り会えたことは指導者として幸せな事ですが<br><br>じゃあ彼みたいな人材を指を加えて待っていては指導者とした成長がありませんし<br><br>指導者の存在意義がありません。<br><br>如何に彼のような人間を輩出していきましょう。<br><br><br><br><br>勿論これが正解！なんてものは存在しませんし私のやり方が全選手に当てはまるというものでもありません。<br><br>なので私が、指導経験、また会社で新卒育成、人材輩出をしていくなかで<br><br>恐らくこれが「育成」なんだろうと思うものをつらつらと紹介させて頂きます。
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960399.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Dec 2014 19:34:08 +0900</pubDate>
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<title>苦しい方、難しい方を選ぶ</title>
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<![CDATA[ だいぶサボりました。<br><br>すみません。<br><br><br><br>やりがいと苦しさは比例する。<br><br><br><br>ウィニングイレブンてやったことありますか？<br><br>私はめちゃくちゃやりました。友達の家で徹夜してやってたぐらいです。<br><br>しかし、恥ずかしながら、どうも強くないんです。<br><br>なんというか…思い通りに動いてくれないんです。<br><br>そしてこれは私だけに限ったことではなく、サッカー部の仲間にも結構当てはまっていました。<br><br>うちだけかもしれませんが、サッカー部に限って結構下手なんです。<br><br>部内で一番ウィニングイレブンが強かったのはレギュラーの選手ではありませんでしたし、<br><br>むしろサッカー経験の無いサッカーオタクみたいな友達にコテンパンにされていました。<br><br><br><br><br><br>まぁ当たり前といえば当たり前なんですが、結構こういう事ってあると思うんです。<br><br>例えば<br><br>メタルギアソリッド(戦場ゲーム)が趣味だったという人間が、いざサバイバルゲームで全く使い物にならなかった。<br><br>みたいな。<br><br><br><br><br><br><br><br>当然、ウィニングイレブンで勝つよりも実際の試合で勝った方が何倍も嬉しいし達成感がありますし<br><br>ゲームで一人撃ち取るより、リアルに撃ち取った方が何倍もキモチイイですよね。<br><br><br><br><br><br><br>これは何故かと言うと簡単な話で<br><br>当たり前なんですが、<br><br>痛みを伴うからですよね。<br><br><br><br><br><br>ゲームではボタン一つでシュートが打てますが<br><br>実際にディフェンダーのプレッシャーの中でボールをしっかり捉えてゴールに打ち込むのは<br><br>容易ではありません。<br><br>そもそも試合に出してもらわないとボールにも触れませんし、そこにたどり着くまでは大変な道のりです。<br><br>地道な基礎練習、きついフィジカルトレーニングを経て<br><br>ライバルとの競争に勝ちレギュラーをつかまないといけません。<br><br>途方もない時間と労力です。<br><br><br><br><br>ちまたでは「そこまで頑張る必要なくね？」みたいな風潮もありますし<br><br>ナンバーワンよりオンリーワンがいい的な発想もあります。<br><br>それはそれでいいんだと思うんですけど…<br><br><br><br><br>何故そこまでやるんでしょうか？<br><br><br><br><br>私は学生時代にそこまで明確な答えがあった訳ではありませんでし、言語化できてはいませんでしたが<br><br><br><br><br>何故そんなに頑張っていたのかといいますと…<br><br><br><br><br>充実感があったから<br><br><br><br><br>言い換えると<br><br><br>やりがいがあったから<br><br><br>なのかなと今思います。<br><br><br><br><br><br><br>カラオケで歌い明かしたり<br><br>バイトに明け暮れたり<br><br>ゲームをやったり<br><br>遊び呆けているのも勿論楽しいんです。<br><br>自分がマイク持って皆が盛り上がれば楽しいですし<br><br>お金がてにはいれば嬉しいです。<br><br><br><br><br><br><br>が…<br><br><br><br><br>ゴールを決めた時、試合に勝った時の快感と比べたら<br><br>月とすっぽん<br><br>雲泥の差です。<br><br><br><br><br><br>塀内夏子さんの漫画「オフサイド」の中でこんなシーンがあります。<br><br>無双高校の堂島監督は、<br><br>才能は抜群。でもとにかく素行が悪くケンカばっかりして練習に身をいれないエースの松浦にこう諭します。<br><br><br><br>「シンナーやっても女とやっても気持ちいいのは一瞬だろ。<br><br>試合でゴールを決めたらその日は一日中気持ちいい。<br><br>決勝ゴールなら１週間だ。<br><br>それが逆転ゴールなら１ヶ月は気持ちいい<br><br>優勝なんてしてみろ、一生気持ちいいぞ。<br><br>お前はまだそれを知らん。つまらん奴だ」<br><br><br><br><br>これは漫画での話なのですが、私は非常に共感出来ました。<br><br>そこまでの道のりが厳しければきびしいほど、<br><br>難易度が高ければ高いほど<br><br>そこまでたどり着かない人が多い。<br><br>皆が諦めるようなポイントで<br><br>最後まで努力し続けてたどり着いた境地。<br><br><br>ナンバーワンであり、<br><br>ぶっちぎりのオンリーワン<br><br>であると思います。<br><br><br><br><br><br><br>話をもとに戻しますと<br><br><br><br><br>苦しさややりづらさが伴う事に出会ったら<br><br>チャンスなんだと思います。<br><br>そこが、自分だけでなく皆が立ち止まるポイントだからです。<br><br>他の人と違い、言い換えると<br><br>あなたにしか出来ないことがその先に待ってるのです。<br><br><br><br><br>どうでしょう。<br><br>例えばトーナメントの抽選で、なんと１回戦から地区でナンバーワンの強豪チームと当たってしまった時<br><br>「くじ運が悪かった」<br><br>みたいな感覚になりませんか？<br><br><br><br><br>違いますよ。<br><br>チャンスですよ！<br><br>冷静に考えて、まっさらな状態で<br><br>自分達が練習してきた事が最も試せる相手とはどんな相手でしょうか？<br><br>弱小チーム？同等レベルのチーム？強豪チーム？<br><br><br><br><br><br>どうせ試すなら<br><br>強いところとでしょう。<br><br><br><br>トーナメントを勝ち抜いていく中で、少しずつ自信をつけていく<br><br>という考え方もありますが…<br><br><br><br><br>私の経験上、番狂わせをしたければ初戦です。<br><br>何故なら勝ち抜いていく中で勢いに乗りたいのは強豪チームも同じだからです。<br><br>実際、私が現役で指揮を執っていたとき、最も神経を使ったのが初戦です。<br><br>私のチームが強かったと言いたいわけではなく、それぐらい初戦というのは怖かったんです。<br><br><br><br><br><br><br>蛇足でした。<br><br><br><br><br><br><br>「どうせ優勝するなら強いとこ片っ端から倒して優勝しようぜ」<br><br>なんて大見得切っていたりしましたが、それぐらいの意識で臨めるのがベストかと思います。<br><br><br><br><br>例えば、タイガー・ウッズなんかは<br><br>ライバルに対して「決めろ」と思うそうです。<br><br>そうしないと自分が高まらないからです。<br><br><br><br><br>最強の敵を最高のパフォーマンスで倒したら<br><br>とんでもない恍惚感でしょうね。<br><br>勿論、これは対外的な話にとどまらず<br><br>自分自身との闘いでもそうしょう。<br><br>しんどい練習をクリアした時<br><br>なかなか破れなかったタイムを更新したとき<br><br>逃げずに立ち向かったからこその充実感、達成感<br><br>それがやりがいなんだと思います。
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<link>https://ameblo.jp/tomilanista/entry-12490960397.html</link>
<pubDate>Sat, 23 Aug 2014 20:40:42 +0900</pubDate>
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