<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>パパと息子と、ときどき私✽野球監督妻の日常✽</title>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/tomo20170719/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>私が愛してしまった人は、高校野球の監督でした。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>ドラフト会議</title>
<description>
<![CDATA[ 野球全然知らなかった私。<br>今や野球ばっか。<br>こうも人生変わるとは。<br><br><br>今年のドラフトで<br>パパの教え子とパパの後輩が指名されました。<br><br><br>若くして監督になったパパ。<br>周りから色んな事言われ<br>悔しくて眼鏡バキバキに折って帰ってきたりとか<br>そんなこともあった。<br>野球で喧嘩もした。<br>帰ってきてからも野球関係の電話はひっきりなしに鳴るし<br>家族の時間はないし<br>普通の家庭のように色んなところへ息子を連れて行けるわけでもない。<br><br>でも、こうして喜んでる姿を見ると<br>あぁ、応援してきて良かったなって心の底から思う。<br><br><br>ドラフト会議にしても何にしても<br>選手が取り上げられるけど。<br>私はどうしても、その選手を育てた監督や<br>保護者の事を考えてしまう。<br><br>自分も教員をやってたからこそ<br>人を育てるって一筋縄ではいかないのわかるし。<br>まして、高校野球という2年半の中で<br>選手を育てるって並大抵のことじゃないから。<br>余計な事してる暇ないからね。<br><br><br>2人の活躍を願います。<br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12323448727.html</link>
<pubDate>Sat, 28 Oct 2017 02:27:16 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>歯車が狂い出す⑤</title>
<description>
<![CDATA[ 「え、ちょっと待って。今なんて？」<br><br>『だから、結婚しようよ。俺だって十分待ったよ。』<br><br>「..今、その話する？普通。」<br><br>『だってさ、専任になるまで待ってって言われて俺待ったもん。だめだったんでしょ？なら結婚出来るよね。』<br><br>「...」<br><br>『あ、さすがにそろそろ戻らないと。また、仕事終わったら電話してね！』<br><br>またねと言ってすぐに無機質なツーツーという電子音に変わった。<br><br>なんて日だ。<br>爆弾が２つ降ってきたようなものだ。<br>彼が結婚したがってるのはわかっていた。<br>その気持ちは嬉しかったし、彼のためにも自分が早く夢を叶えてと頑張ってきた。<br>しかし、本心が今の電話に垣間見えた気がするのだ。<br>私と結婚出来れば、私の夢は叶っていようが叶っていまいが、彼には到底関係ないということを。<br><br><br>握っていた携帯が少し震えた。<br>LINEの新着通知だった。<br><br>【ジュース、机に置いたからね！元気出せよ(^_^)/】<br><br>廣田くんだった。<br>何も聞かない。その優しさが心にしみた。<br><br>《ありがとう》<br>《今晩、飲みに行かない？》<br><br>このときの私には、頼れる人は廣田くんしか居なかった。<br>２つの爆弾は私一人では到底処理しきれないものだった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12295393388.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Jul 2017 09:11:58 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>歯車が狂い出す④</title>
<description>
<![CDATA[ 「新村先生？って！おい、その目どうし..」<br><br>「ごめん！..今は一人にして、ごめん。」<br><br>廣田くんの言葉を遮るように、言葉を被せてしまった。<br>逃げるように階段を上がっていく。<br>ようやく研究室が見えてきた。<br>息が上がってるのは、走ったせいか、はたまた泣いてるせいなのか。<br><br>会いたくなかった。<br><br>廣田くんにはこんな惨めな自分を見られたくなかった。<br><br>研究室には誰もいない。<br>自分の机に座り、携帯を取り出す。<br><br>彼は昼休憩だろうか。<br>仕事に戻っていれば、電話をしても出られないだろう。<br>そんなことはわかっていても電話せずには居られなかった。<br><br>..プルルルル<br><br>『もしもし？珍しいね。どうした？』<br><br>しばらく呼出音が鳴ってから、いつもの彼が電話口にいた。<br><br>「ごめん。専任だめだった。」<br><br>『え？..』<br><br>「次年度は他校に行くか、非常勤でって言われた」<br><br>『..そっか。』<br><br>「駄目な理由が私が女だからって。結婚して妊娠でもしたら、産休代替必要になるからとか、まじで意味わかんない。」<br><br>『...』<br><br>「非常勤で残って欲しいとか言われても、そんなん都合よく使われるだけじゃん！もう、他校行く！もう居たくない、こんなところ。」<br><br>泣きじゃくりながら話したから、彼にはきっと聞き取り辛かっただろうが、何も言わず、うんうんと聞いてくれていた。<br><br>そんな彼がおもむろに口を開いた。<br><br>『ともちゃんはよく頑張ってきたよ。』<br><br>「...」<br><br>『ともちゃん、結婚しよう』
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12295388492.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Jul 2017 08:50:30 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>歯車が狂い出す③</title>
<description>
<![CDATA[ チャイムが鳴り終わった気がする。<br><br>たった今なのか、はたまた随分前なのか。<br><br>それすらよくわからない。<br><br>ーあぁ、彼に連絡しなければ。<br>両親にも。<br>なんと言われるだろうか。<br>携帯、職員室だ。<br>さっと取って研究室で連絡しよう。<br>誰にも気づかれないように、急いで取ってこよう。<br><br>5時間目が始まってしばらくした職員室には、教員はまばらだった。<br>各々、昼食を取ったり、仕事をしたりと、私の異変に気づく人はいない。<br><br>うつむき加減で足早に自分の席へ向かい、携帯をポケットへ放り込む。<br><br>あとは研究室へ向かうだけだ。<br><br>研究室は4号棟の4階にある。<br>校内で一番外れの一番高い建物だ。<br>職員室からは遠いので、滅多に行かないが、とりあえず今はどこでもいいから一人になりたい。<br><br>廊下に出ると、むわっとした空気がまとわりつく。<br>この空気さえも煩わしい。<br>誰にも構って欲しくない。<br><br>外は7月の日差し。<br>地面の水分を容赦なく奪っていく。<br>私の涙も枯れてしまえばいいのに。<br><br>あの角を右に曲がれば4号棟だ。<br>あと少し、あと少し...<br><br>「新村先生？」<br><br>曲がった先に居たのは、廣田くんだった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12295383655.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Jul 2017 08:27:17 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>歯車が狂い出す②</title>
<description>
<![CDATA[ 昼休みに入ってから10分後、私は校長室にいた。<br><br>「あの、おっしゃる意味がわからないのですが」<br><br>頭が真っ白である。<br>唐突に言われた次年度の契約について。<br>私立高校特有のものであるが、予定していた教員枠が取れないということだ。<br><br>次年度は非常勤になるか、公立高校の採用試験や別の高校を受けるか考えてくれないか？<br><br>話が違う。<br>契約時と全く違う。<br><br>「枠が取れない理由を教えて下さい。」<br><br>「新村先生の実力の問題とかではないのだよ。教員全体の年齢層などを踏まえて..ね。新村先生は女性だし、結婚出産とかこの先あるでしょう。代替要員を探すのもこちら側としては大変なところがあるしね。とにかく、次年度は枠が取れない。枠が取れるとしたら二年後以降になる。」<br><br>意味がわからない。<br>結婚出産なんてするかだってわからない。<br>彼とも上手くいっていないのに。<br>そもそも両親が反対しているから一筋縄ではいかない状態なのに。<br><br>その先の事は覚えていない。<br><br>愕然として、涙が溢れて、止まらなかった。<br><br>ただ、救いだったのは帰りのHRまで授業がなかったことだ。<br><br>あぁ、腫れた目をどうにかしなければ。<br>こんな顔で職員室にも戻れない。<br><br>昼休み終了のチャイムがなるまで、トイレにこもって声を殺して泣いた。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12294600124.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Jul 2017 13:53:56 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>歯車が狂い出す①</title>
<description>
<![CDATA[ 「悪いんだけどさ、コピー機のこの設定の仕方教えてくれない？」<br><br>5月の飲み会後、何かと廣田くんは私に話しかけてくるようになった。<br><br>話しかけられるのは嬉しいが、廣田くんは普通にしてて声が大きいので、周囲に内容が筒抜けになってるのではないかと気が気じゃない。<br><br>横目で他の先生たちがこちらを見てるのもわかる。<br><br>仕事が溜まっているがこの状況では断るに断れない。<br><br>デスクから重い腰を上げて、呼ばれてるコピー機へ向かう。<br><br>「えっと、まずこのボタン押すでしょ？そうするとこの画面になるから...」<br><br>「次いつ飲みに行くー？」<br><br>ーここ職員室だよ。<br>堂々とそんなこと今聞かないでよ！<br><br>小さい声で答えるも、廣田くんは少し不服そうである。<br><br>一通りコピー機の説明を終え、席に戻る。<br><br>なんかどっと疲れた気がする。<br><br>ーあぁ、もうこんな時間。<br>授業行かなきゃ。<br><br>バタバタと机を整理していると、<br><br>「ともさん、昼休み時間ある？」<br><br>後ろから声をかけられた。<br>教頭先生だ。<br><br>「ありますが、何か？」<br><br>「昼休みになったらすぐ校長室来てくれる？」<br><br>「わかりました。」<br><br>ーなんだろうか。<br>校長室に呼ばれるような内容が思い当たらない。<br>クレームでも入ったのだろうか。<br><br>気がかりではあったものの、授業に頭を切り替えて教室へ向かった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12294596537.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Jul 2017 13:37:48 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>出会い④</title>
<description>
<![CDATA[ 3人での飲み会では、結局私は、飲まなかった。<br>なんとなく、飲む気になれなかったのだ。<br><br>廣田くんは中山と同じ教科ということもあり、中山とは随分打ち解けていたようだった。<br>学校の話、廣田くんの前任校の話、廣田くんのこれまでの人生とか、話のネタは尽きない。<br>知らない世界の話で、とても興味深かった。<br>話に引き込まれたのは、廣田くんが話が上手いというのもあるだろう。<br><br>しかし、聞けば聞くほど、私と廣田くんは住む世界が違うと思った。<br>同じ教員でなければ、こうして顔を合わす事も無かったのだろう。<br><br>気づけば12時を回っていた。<br>外の雨もすっかりあがっている。<br>少しだけ、廣田くんを理解した夜だった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12294479704.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Jul 2017 01:05:42 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>出会い③</title>
<description>
<![CDATA[ 「とも先生、今日宴会会場まで送ってくれません？」<br><br>そう声をかけてきたのは中山だった。<br><br>中山は私の二個下の後輩で、私は何かと可愛がっていた。<br>年が近いのは、中山くらいしかいない。<br><br>今晩は、関東大会出場クラブの激励会。<br>中山もまた、関東大会出場クラブの顧問だ。<br>私も一応は運動部の顧問をしていたこともあり、参加することになっている。<br><br>「いいけど。今度何か奢ってね！」<br><br>30分前に到着したものの、まだ人の集まりは悪い。<br>部活動をやっている中、18時開始っていうのにはなかなか無理がある。<br><br>会が始まったのは、結局18時半を過ぎてからだった。<br><br>滞りなく進む宴会。<br>正直、私はこういう宴会が得意ではない。<br>お酒を注ぎに回らなければならないし、いかんせん気を遣う。<br><br>トイレに立ったとき、一人喫煙所にいる人を見つけた。<br>廣田くんだ。<br><br>「廣田先生ですよね？」<br><br>突然知らない私に話しかけられて驚いた様子だ。<br><br>「えっと..」<br><br>「新村です。三学年の。」<br><br>「新村先生ですか。すみません。まだ顔と名前が一致していなくて。」<br><br>「いいのいいの。廣田先生も来たばっかりだしね。私、廣田先生と同じこの学校の19期生なんだ。仲良くしてね。」<br><br>「こちらこそ。よろしくお願いします。」<br><br>当たり障りのない会話だけ。<br>寺田先生に言われていなければ、きっと話なんてしなかっただろう。<br><br><br><br>会がお開きになる頃、外はしとしとと雨が降り始めていた。<br><br>「中山ー。飲み直そうよ！」<br><br>玄関で靴を履く中山を呼び止める私。<br><br>「あっ、とも先生！廣田先生もいいっすか？」<br><br>「新村先生、僕もいいですか？」<br><br>中山の影に隠れて見えなかったが、後ろには廣田くんがいた。<br>ー中山に色々聞いてもらおうと思ってたのに！<br>廣田くんの前で話せるわけない！<br><br>そんなこと言えるわけもなく、3人で飲み直す事になった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12294476785.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Jul 2017 00:35:22 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>出会い②</title>
<description>
<![CDATA[ 新年度の職員室はひときわ慌ただしい。<br><br>「おはようございます。」<br><br>よく通る、低い声。<br>だが、聞いたことのない声だ。<br><br>先生方の視線が職員室入り口に集まる。<br>そこに立っていたのは、黒く焼けた肌に白のワイシャツを身にまとった廣田くんだった。<br><br>私は三学年。<br>廣田くんは一学年。<br><br>学年が違えば関わることもめったにない。<br><br>結局、私は廣田くんとまともに話す事もなく5月を迎えた。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12294470900.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Jul 2017 00:15:29 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>出会い①</title>
<description>
<![CDATA[ 大学を卒業した後、私は教員として母校に戻った。<br><br>教壇に立って4年。<br><br>慣れって怖いもので、毎日生徒と過ごす日々はもちろん楽しいし、やりがいもあったけれど、どこか同じ毎日の繰り返しのような気がしていた。<br><br>もっとも、その当時付き合ってた彼とも。<br><br>マンネリだなとはわかっていた。<br><br>そんなことを考えながら、春休み中の、生徒のいない静まり返った廊下を歩く。<br>足取りは重い。<br><br>「おい、ともー！」<br><br>振り返ると、そこには私が高校時代お世話になった寺田先生が小走りにかけてくるところだった。<br><br>寺田先生は何かと可愛がって指導してくれる有り難い先生だ。<br><br>「とも、お前と同学年だった廣田って覚えてるか？」<br><br>「覚えてるますよ。野球部の。私はコース違ったから話した事ないですけど。」<br><br>「そいつがうちに4月からくるってさ。うちの科だ。お前とは教科が違うけど、同い年だし、仲良くしてやって。」<br><br>−廣田くんか。<br>部活動紹介で壇上で話してたくらいしか覚えてない。<br>そもそもコースは違ったし、思い出話をきっかけに話しかけたところで話が合わないに決まってる。<br>私が仲良く出来るタイプなんだろうか。<br>ただ、同い年の人はいないし。<br>仲良くなれたら色んな相談も出来るかな？<br><br>二人になった廊下。<br>私と寺田先生の声がこだまする。<br><br><br>5年目の春が始まる。<br><br>彼との出会いが私の運命を大きく変えることになろうとは、このときは思っても見なかった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/tomo20170719/entry-12294467886.html</link>
<pubDate>Thu, 20 Jul 2017 23:31:30 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
