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<title>人類補完計画の真実</title>
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<description>時に、2015年人類は未曽有の危機に瀕していた。そして運命は14歳の少年に委ねられ、人類は新たな進化を遂げる。この小説はその少年を時に守り、時に監視し、真実を知り、そして自らの運命に抗った一人の男の物語である。</description>
<language>ja</language>
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<title>作品解説３</title>
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<![CDATA[ 第２話いかがだったでしょうか？<br><br>我ながら確認不足だったのですが、冬月さんは東京大学の教授だと思ってました。<br><br>まだまだ勉強不足ですね。<br><br>作中にも『東京に新型爆弾投下』という新聞記事などが表記されているシーンがありますが、Ｎ２爆雷(爆弾？）という解説されている本なども多いので、そのままＮ２爆雷と表記しています。<br>作中でも何度か出てくるのですが、地雷タイプ、爆雷タイプ、爆弾タイプが出てきますね。<br>新劇場版ではミサイルでも使われています。<br><br>完全にコラム的ですが、Ｎ２爆弾は別の作品にもゲスト出演したことがあります。<br>『日本沈没』（平成版）というパニック映画です。<br>地殻変動によってどんどん沈む日本列島。<br>その沈没を食い止めるため、プレートを分断するために用いられます。<br>規模が大きいパニック映画なので印象深い面白い映画です。<br><br>京都大学についてですが、作中何度も出てくる大学です。<br>最近発売された漫画版の最終巻の書下ろし漫画に真希波マリが登場して話題を呼びました。<br>エヴァ搭乗者が肉体的には年をとらない設定が、テレビ版、漫画版、新劇場版、すべてにおいて発生する事象なのかどうかはともかくとして、非常に興味深い登場でした。<br>テレビ版の世界にもいた存在、という仮定で本文にもゲスト出演させました。<br>正しいかどうかは現時点ではわかりませんが…。<br>漫画版の描写を信じるなら、少なからずテレビ版でもエヴァにつながる仕事をしているのだと思います。<br><br>この話からというか、どうしてもこうせざるを得なかったのですが、主人公に一つの転機が訪れます。<br>保安部<br>諜報部<br><br>保安部の解説をするなら、綾波レイの護衛と、それ以外の保安部員がどうしても同一組織とは思えなかったので、通常の保安部員とゲンドウの親衛隊みたいな職員と、二つの組織があるのでは、と仮定しています。<br>先の話をするなら、ゼーレと戦うための組織というつもりでゲンドウが編成した、と考えるのが自然かもしれません。<br><br>諜報部はゼーレとかかわる組織だと思います。<br>ゼーレがネルフを監視しているのか<br>ゼーレをネルフが諜報しているのか<br>はわかりかねますがそういった意味合いの部署だと思います。<br>そこについても独自解釈ですが、物語の後半で言及することになります。<br>というか、そのための諜報部兼任なので。<br><br>作品内で言及しているのですが、エヴァのパイロット適正テストは多くの人がやってきたのではないかな、と思います。<br>だからオーナインシステムという不名誉な名前が存在する。<br>それを名目としてマルドゥック機関という形骸化した組織も存在する。<br>因果関係を仮説立てし、解読するのも本作品の目的です。<br><br>次は「鳴らない電話」の裏ストーリーです。<br>遂に男子中学生を尾行する気持ち悪いおっさんたちが動き出す気持ち悪い展開です。<br>『「鳴らない電話」と「？？？」』<br>さーて、次回もサービスしちゃうわよｗ
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<link>https://ameblo.jp/tomosworks/entry-11975853665.html</link>
<pubDate>Sun, 11 Jan 2015 14:01:32 +0900</pubDate>
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<title>第二話『「見知らぬ天井」と「新任務」』</title>
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<![CDATA[ 「失礼します」<br>副司令室をノックし、返答を待つ。<br>「入りたまえ」<br>使徒迎撃の夜が明け、通常警戒中である。<br>交代で休憩を取り、順番に非番を回すことになっていた。<br>そんな矢先に呼び出されたのだ。<br><br>研究者、という印象がある冬月副指令。<br>ミサトから聞いた話だと現に京都大学で教授職にあったようだ。<br><br>今の日本の最高学府は京都大学だ。<br>東京にＮ２爆雷が投下され、東京が壊滅して以降、そしてセカンドインパクトを乗り切り、人類が復興に向かうさ中、日本は松本に遷都した。<br>それが現在の首都第2新東京市だ。<br>そして第2次遷都計画により第3新東京市を遷都中である。<br><br>だが、新たに大学を設立することが難しく、京都大学が最高学府となったわけである。<br>ちなみに、ミサトやリツコ、加持は最高学府となってからの京都大学を卒業している。<br><br>後に知ることになるが、冬月はセカンドインパクト後の混乱期には豊橋でもぐりの医者をしていた。<br>京都大学再編の折にはすでにゲヒルン、人工進化研究所に所属していた。<br>彼は京都大学教授時代に碇ユイ、真希波マリら有数の学者を輩出していた、<br>また、碇ユイが在籍していた時期と同時期に六分儀ゲンドウ(結婚後碇姓に転籍)も京都大学に在籍していた。<br>趣味はトレッキング。碇ユイが存命していた頃は何度か一緒にトレッキングしていたことを尋問時に本人の口から確認している。<br><br>「わざわざすまないな。」<br>たいしてすまなさそうには見えないが、もともとが不愛想な老人だ。<br>ある意味ではそれ以上期待していない。<br>「いえ」<br>「実は、内々に辞令があってな」<br>内心、驚いた。<br>直々にスカウトしに来たのもこの人だが、書類一枚でよそに回されてもおかしくない身分なのは自覚している。<br>「私に、でありますか？」<br>「というよりかは、仕事が増えるだけ、かもしれないが。直接私から伝えるのは誠意だと思って欲しい。」<br>現在の自分の役職はＮＥＲＶ本部付きの独立飛行部隊。<br>部隊長は自分だが、実際は作戦課に属してるようなものだ。<br>「実際は辞令というほど畏まったものではないが、形式上仕方あるまい。」<br>出された書類には部署がいくつか並んでいる。<br>保安部<br>諜報部<br>二つの言葉だけ頭に入ってきた。<br>「新しく編入されたエヴァパイロットの護衛、監視をお願いしたい」<br>つまりはガキのお守りってことである。<br>そして保安部に入れるか諜報部に入れるか迷った挙句、どっちつかずにして独立部隊に丸投げしておけばいざというときに責任を押し付けれる、ということか。<br>「実際は主に保安部の仕事になるのだが、現状の保安部の人員では人数も質も足りないだろう。保安部には原則操縦者との接触が認められていないが、パイロットという仕事をしているから、アドバイスできることもあるだろう。<br>セカンドチルドレンや今後のマルドゥック機関による新たな選出もある。<br>思春期の子供の相談相手にもなってほしいのだよ」<br>この辺は耳触りを良くするための言い訳だろう。<br>そして、ファーストチルドレンは対象外ってことか。<br>「我々としてもただ飯を食らうわけにはいきませんからね」<br>にやりとしながら答えたが、本音でもある。<br>「謹んでお受けいたします。」<br>「現在は『病院』にて入院中だ。間もなく目を覚ますだろう。保安部が対応しているが、頼んだぞ。」<br><br>保安部とうちの部隊はちょっとした師弟関係にある。<br>国連軍出身の我々は軍事オブザーバーのような立場で彼らに指導してきた。<br>まだ組織としての歴史が浅い国連直属機関ならではの対応だろう。<br>保安部は主にキャリアに近い形で国際公務員として採用され、訓練を重ねている。<br>実戦経験に乏しい彼らのよき訓練相手であり、師匠といったところだ。<br><br>ファーストチルドレンに関してはすべての経歴が抹消されており、その警護も特殊な人間が付いているのは聞いていた。<br>碇指令が直接面倒を見ているような状態で、警護は碇指令の警護を担当する保安部の人間。<br>公立中学には通っているようだが、それ以外は我々にもわからない。<br>技術局の赤城博士も診療などを行っているようだが、一般職員は何もわからないというのが本当のところだ。<br><br>諜報部は、というと実際に働いている人間が誰なのかもわからない。<br>後に加持リョウジが本部付きとして配属されるが、『ＮＥＲＶが諜報している』のか『ＮＥＲＶを諜報しているのか』実際のところはわからないままである。<br><br>部隊の奴らにどう説明したものか、悩みながら歩いていると冬月指令から電話が入った。<br>「どうされました？」<br>まさか仕事がフイになったのではあるまいな、と思ったのだが、少し違うようだ。<br>『サードチルドレンの件だが、葛城一尉と同居することになった。詳しい話は葛城一尉としてくれ』<br>あまりな不意打ちだが、まぁ、なんとなくだが、そうなることも理解できた。<br>あの人ならやりそうだな、と思いながら詰所を目指した。<br><br>厚木基地の詰所には3人が居て、遊んでいたようだ。<br>この辺りは俺のスタンスというところだろうが、うちはやるときにやってればいいというスタンスだ。<br>航空部隊員の仕事など決まっている。<br>待機か、訓練か、非番か、出撃か。<br>戦闘地域にいるわけではないので、ほとんどが待機ということになる。<br>実戦経験豊富な部隊であるので、一週間に10時間の訓練飛行を義務、それ以上は自由としている。<br>本部施設には飛行場もないので本部施設に出勤するのは大体自分だけだ。<br>あとの部下たちは厚木で当直をすることが多い。<br>スクランブル時の飛び立ちも厚木からになるので、戦自からの間借りをしながら待機と訓練を行う。<br>このジオフロントに移ってきたのもこの何か月かの話であるが、富士山麓の旧本部施設にて保安部の訓練を行ってた時期も俺が課した訓練項目さえこなしていれば、それ以上は求めないのがうちのやり方だ。<br>もっともうちには空戦バカばっかりなので一日2時間くらいは空の上だ。<br>いわゆる熟練搭乗員なので、発進時の体力を温存させるほうが大事だと俺も考えている。<br>今日も訓練飛行は終わったようでダーツを投げて遊んでいる。<br>「命令、というかなんというか、なんだが」<br>副指令からの依頼を説明する。<br>「俺たち、お払い箱ってことですね。」<br>冗談めかして新庄がいう。<br>「通常兵器が通用しない相手じゃね、しょうがないってことですかね」<br>「タダ飯食うわけにもいかんからな。」<br>通常兵器の通用しない相手、というのも難しいものだ。<br><br>09(オーナイン)システム、とはよく言ったもので、エヴァンゲリオンの理論上の起動確率は0.000000009％<br>人型決戦兵器なのだから俺たちのような白兵戦も、銃撃戦もできるパイロットが乗る方がいい。<br>俺も含めて全員が疑似プラグへのエントリー実験には付き合わされている。<br>起動しなかったから、こうして航空パイロットを続けているわけだ。<br>そうでなければ14歳の少年少女に頼ったりはしない。<br>まぁ、それを指揮していた赤城博士は俺たちにはできないと最初から分かっていたようだったが。<br>ファーストチルドレン、綾波レイもマルドゥック機関を経て専属操縦者となってから、７ヶ月をかけてシンクロにこぎつけた。<br>それでも一ヶ月前の起動実験で綾波レイは負傷している。<br>一般搭乗員で起動できる確率を皮肉った呼び方だってことだ。<br>エヴァが使徒に対して有効な攻撃手段であるにも関わらず、サードチルドレン到着まで起動できなかったのも、これが原因なのだ。<br><br>「すまないが、当面は保安部との共同作戦ということになるな」<br>それで腐りはしない。<br>使徒迎撃時には前回同様の足止めなどに出る機会もあるだろう。<br>「一度葛城一尉と相談してから、ローテーションを組むことになるな。」<br>そういって葛城一尉からの連絡を待つこととなった。<br><br><br>「なんでサクラがこんな目に合わないかんのや」<br>病院に到着すると大声が聞こえた。<br>ついつい、そっちを見てしまう。<br>「総務部の連中ですね。昨日の戦闘で巻き添え食ったのでしょう。」<br>新庄が沈痛な顔で人だかりを見ている。<br>「俺たちが、しっかりしないとな、と言いたいところだが、そうもいかないのが、悔しいな」<br>それ以上の言葉も出なかった。<br>総務部が退院の手続きをしている。<br>簡単な打ち合わせをミサトとしたかったが、すでにサードチルドレンと接触済みのようだ。<br>こちらから話しかけようにもサードチルドレンに接触する形をとるべきか考えてしまった。<br>「あ、加賀くーん」<br>向こうから話しかけてきた。<br>「シンジ君、ちょっち待ってて」<br>「サードチルドレン、引き取るそうですね」<br>「そういうことになっちゃったわね。」<br>この人は自分のことをどこか他人事のように話すことがある。<br>「警護はどうしましょうか？」<br>「今日のところは私が連れて帰るわ。明日から学校に編入することになるから、登校時、校内、学校からネルフへの移動時、ネルフからの帰宅時、学校が休みの日はネルフとの行き帰りと、オフの時も外出する時は…。」<br>「葛城一尉と一緒でないとき、ということですね」<br>「そうなるわね」<br>「今日のうちに在籍するクラスの教室、移動教室などに盗聴器を仕掛けておきます。」<br>「そうね、最初は細かいことでも報告してください。」<br>「わかりました。」<br><br>こうしてサードチルドレンの新生活は始まったのである。<br>
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<link>https://ameblo.jp/tomosworks/entry-11975212718.html</link>
<pubDate>Fri, 09 Jan 2015 20:59:19 +0900</pubDate>
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<title>御礼</title>
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<![CDATA[ ブログ開設２日にも関わらず、アクセス反響が多くてびっくりしています。<br><br>エヴァというコンテンツの強さと訴求力に純粋に驚き、そしてそれに同人的活動ながら手を加えることに恐れというか、責任感のようなものを感じずにはいられません。<br><br>短時間でわかりやすい動画という発信方法の方が話題になりやすく、見る側にも負担が少ないとは思っていますが、こちらの技量不足と、掘り下げるという意味では文章のほうがよかろう、という意味で小説という形での発信方法をとっています。<br><br>なぜ、そうなったのか、については最終話周辺の描写とともに解説によって発信したいと思います。<br><br>できる限り毎週更新できるように頑張ります。<br><br>とういうのも、どうしても原典である新世紀エヴァンゲリオンを何度も見直したり、用語辞典を確認したりという、いわゆる取材面の行為が多いのと、編集者不在の為執筆後の本編確認作業も自分でやっているので、実際の執筆時間の倍くらいは原作確認の作業に取られているのが現状です。<br><br>コミックスも全巻手元にないのも痛いなぁ(←引っ越しのごたごたでどこにあるかわからんのです)<br><br>進行状況としてはすでに２話も完了。<br>３話は主人公の仕事パートが多いので、進行に手間取られそうです。<br><br>案外自分の解釈が細かいところで違ってたりするので、その確認も大変です。<br>２話では少し冬月の解説を挟んでるんですが、あの人京都大学なんですねー。<br>東京大学だと思ってました。<br>みたいな…。<br><br>案外回想が多い終盤の回はそれまでに補足として使ってる情報が多そうなので、意外とスムーズかもしれないなー、などとぼんやり思ってますが…。<br><br>今から不安なのは時系列がわかりにくいカヲル君登場前後かな…。<br><br>まぁ、楽しみながら書ければと思ってます。<br><br>現在執筆してる３話では冒頭私の趣味全開で、戦艦大和が登場します。<br>もともと戦艦好きではあったのですが、私事ですが、１月１日にとある旧日本海軍軍艦ゲームで苦節１０ヶ月を経て大和をゲットしまして、その影響です。<br><br>主人公加賀も、空母加賀からとってるあたり、エヴァのネーミングルールに則る形で趣味全開なんですが…。<br><br>意外と艦名から名づけるには微妙な艦名が多いので、自動的に選択肢が狭まってるのも確かなんですが…。<br>某カーレースアニメの好きなキャラクターから持ってきた名前でもあんですが…。<br><br>主人公加賀の部隊メンバーはその元ネタからパクってます。<br><br>その辺はエヴァ本編の３馬鹿トリオとかでもされてることなので、そのへんもリスペクト、ということでｗ<br><br>解説というほど解説ではないので、書きたいこと書いたまさにブログ、という感じで<br><br>今日はこの辺で
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<link>https://ameblo.jp/tomosworks/entry-11973195556.html</link>
<pubDate>Sun, 04 Jan 2015 21:56:45 +0900</pubDate>
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<title>作品解説２</title>
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<![CDATA[ 第一話にして第一話の裏話、という感じの第一話。<br><br>主人公について<br><br>主人公のキャラクター造形をする上で、アニメを見返しているとほとんどセリフがないキャラクターがたくさんいるので、彼らを改めて肉付けするほうが説得力があるな、というのが私の中でありました。<br><br>その中で、航空機パイロットが主人公だと最終話でも活躍する機会があるのではないか、というものがあり、第一話で「サキエルにミサイルを当てたパイロット」を主人公にすると、本編にも出ているからいいな、というものがありました。<br><br>この後も本編で出てくる様々な無名(場合によってはセリフもない)人物を描く予定ですが、あくまでも本編の理解を進めるための小説、という位置づけなので、ちょっと無理があるところもあるかなーとは思いつつも主人公には活躍してもらうつもりです。<br><br>小説の中で描けるかはともかく、キャラクター造形として主人公加賀は<br><br>・広島県呉市出身<br>・14歳でセカンドインパクト(1986年生まれ)<br>・2000年のセカンドインパクト後は航空パイロット<br><br>という感じで考えています。<br>どうしても30手前のおっさんが主人公だとある程度人間として完成していないと、ということですでに軍人として完成している、という部分がありますね。<br>イメージ的には16歳くらいまではゲリラ戦レベルの海軍歩兵(海自)を経験しつつ航空戦力が回復してきた2002年くらいに志願して航空兵に転身(空自→戦略自衛隊)。<br>2～3年戦自で戦いながら空戦を覚え、頭角を現してきた。<br>その時期に世界の混乱も収束期に入り始めようやく国連軍が機能しだした。<br>その国連軍に移籍して国連空軍に所属。<br>冬月のスカウトで国連直属のネルフに転籍。<br>という感じかと思ってます。<br><br>戦術レベルの戦闘ではこのころには負けなしになっていて、実戦経験の乏しいミサトを補助する場面を作れたらいいな、と思います。<br><br><br><br>今回の話について<br><br>本編がどうしても戦闘中心の話だと、書きにくかったので、今回の話では主人公加賀が葛城ミサトと出会った当初の話をすこしはさませてもらいました。<br>シンジが第三新東京市に到着したときのシーンは死んでもおかしくないようなシーンだったので、なぜ無事にミサトに保護されたかを別視点で描いてみました。<br>使徒と戦っただけの話といえばそれだけの話なので実際のエヴァ発進のくだりは割愛です。<br>特に用語も出てこないので、今回は小説で解説するべきところも少ないのが本音です。<br>本編でも描写されてますが、サキエルはＮ２地雷を受けた後は自己修復に時間がかかり、侵攻が遅れています。<br>その間に航空部隊に出番もなかろう、ということで、航空部隊に出番はなくなっています。<br><br>本編第8話で国連海軍がかわいそうなことになってますが、通常戦力では太刀打ちできなくなり、本来ならネルフでの仕事がなくなったであろう主人公たちがどうなるのか。<br>第2話『「見知らぬ天井」と「？？？」』<br>できるだけ早くアップできたらと思っております。<br><br>では次回もサービスサービス♫
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<link>https://ameblo.jp/tomosworks/entry-11972676087.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Jan 2015 17:11:47 +0900</pubDate>
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<title>第一話『「使徒、襲来」と「第一次直上会戦」』</title>
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<![CDATA[ 「東シナ決戦確認撃破7機、南威島防衛戦確認撃破12機、その他にも哨戒任務、偵察任務等における撃破数を累計すれば48機。華々しい戦果だな、加賀少佐？」<br>国連軍第二方面軍ハワイ601航空隊に所属していた俺はその日司令室に呼ばれ、冬月と名乗る白髪の男に値踏みされていた。<br>「はっ！光栄であります。」<br>「東洋一のパイロット、聞きしに勝る精悍さではないか。」<br>そう言いながら差し出された名刺には『国連特務機関 NERV 副司令 冬月コウゾウ』と書かれていた。<br>そう、俺の運命を大きく変えた出会いであった。<br><br><br>一年後<br><br>第一次直上会戦<br>後にそう呼ばれる戦いから物語は始まる。<br><br>『戦車大隊はすでに壊滅状態!!航空部隊、すぐに発進願います。』<br>「隊長、我々では足止めにもなりませんよ？出るんですか？」<br>新庄が軽口を叩く。<br>「もちろん国連軍と心中してやる必要はない!!だが、我々が出ないわけにも行かないだろう…。『地雷』に誘い込むくらいの仕事はしてやらんとな」<br>歩き出しながら叱咤する。<br>「司令官は、あの三人組でしょう？おれ、こっちで良かった～」<br>と城ノ内がヘルメットを被り直す。<br>大西中将、宇垣大将、米内中将の三人組がモニターを前に四苦八苦している姿を思い浮かべるだけで、胸の内が少し晴れた。<br>今回の作戦の指揮権は現在、戦略自衛隊にある。<br>だが、戦自に使徒と真正面からやりあえるだけの戦力はない。<br>部隊は国連軍からも貸し出す事になっているらしい。<br>我々が出るのもそういった事情から来ている様子だ。<br>格納庫も、カタパルトも借り物の借り物。<br>この数日は古巣の国連軍はともかく、戦自に対して肩身が狭かった。<br>「よし!!」<br>この一言で6人が集まってくる。<br>7人で拳を突き合わせた。<br>国連軍所属時代から共に戦い抜いてきた歴戦の勇達だ。<br>東シナ海でも、南シナ海でも、地獄を見た。<br>兵の補充も、戦闘機の補充もままならず、再編再編を繰り返した結果生まれた、東洋最高にして最強のチーム。<br>所属をNERVに変え、実戦から遠のきがちではあるものの、最強の部隊としての雷名を轟かせ続けているのは間違いない。<br>「死ぬことは許さん、死んでも帰ってこい」<br>何時からかこの言葉で飛び立つのが習慣となった。<br>必ず全員で帰還する。<br>その誓いが全員を奮い立たせる。<br>NERV直属として、最初の実戦の幕開けであった。<br><br>まだ名もない重戦闘機。<br>国連軍が今日のために開発した戦闘機だ。<br>俺のバディと拳を合わせる。<br>岡田、NERVに来てから組む様になったパートナーだ。<br>対使徒の迎撃兵器のほとんどは複座になっている以上、もう１人乗ってもらうしかない。<br>「想像以上の相手です。」<br>新兵特有の緊張が彼を支配している。<br>「あぁ。未知の相手だ。だから、俺は岡田、お前以外と飛びたくないな…」<br>岡田の顔が更に強張る。<br>「隊長…」<br>「空は俺達にも平等だ。空を飛ぶものに貴賤はない。俺は必ず、生き残る。だから、お前も大丈夫だ」<br>岡田の顔が少し晴れた。<br>俺もまた、晴れやかな気持ちで戦闘機に乗り込んだ。<br>拳を突き出し、相手も応えてくれた。<br>こいつのためになら死ねる。<br>だからこそ、信頼し生き残れるのだ。<br><br>離陸時特有のGを抜けると後は自由な空だ。<br>『目標は海岸より上陸、現在第３新東京市に向けて進行中』<br>『国連軍はN2兵器を用意しています。地雷設置座標、送ります。』<br>すぐに各機器に情報が入ってくる。同時に歩哨観測から入ってくる使徒の現在位置と見比べる。<br>「あのじじい共、市街地を戦場にして追い込むつもりだな。」<br>『既に避難は完了しています。』<br>律儀に返答が返ってくる。<br><br>そういう問題かよ<br>そう独白して、頭を切り替える。<br>そう、避難は完了しているんだ。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>戦争ではない戦いが始まる。<br><br><br><br><br><br><br><br><br>ふと見ると青いスポーツカーが疾走していた。<br>葛城一尉。<br>確か今日は第三の少年が到着する日…。<br>そういうことか。<br>「葛城一尉が目標付近に居る。別命あるまで攻撃するな!!」<br>『了解!!』<br>六人の応答が返ってくる。<br>おそらく戦自は気付いていないが、伝えた所で無駄だろう。<br>今日のこの日を、最も複雑な想いで向かえているであろう女性。<br>俺達と同世代の、女性が作戦課長に着任したことに不満がなかった訳ではなない。<br><br>だが、今日までにわだかまりは解消している。<br><br><br>喜良國が最初だったはずだ、喧嘩を売ったのは…。<br><br>「戦歴や経歴で舐められるのは仕方ないと思います。が、性別や年齢で私の作戦に従わないのはお止めいただきたい。」<br>通りがかった葛城一尉に口笛を吹いた喜良國はその一言で押し黙ってしまった。<br>先の訓練での話だろう。<br>喜良國の気持ちがわからないでもない。<br>自分が同じ年頃の頃は喜良國よりもっと生意気だったし、俺だって本音はそうだ。<br>自分と同じ年頃の、しかも女に全指揮権がある。<br>もちろん、作戦課長という役職が彼女に与えられるだけの能力があるのも、頭では理解できる。<br>だが、自分より若いのが、自分の上司と同い年の、それも女に使われることが面白くないのだろう。<br>そんな部下を持ったことに喜びを感じる。<br>うちの小隊と保安部との模擬戦がその日の午前中の訓練内容だった。<br>そこでうちの隊を含むNERV全戦闘の指揮を任される葛城一尉が指揮をとることになった。<br>的確な指示だったと思うし、俺はそのとおり行動した。<br>従わなかったのは吉良國と新庄だ。<br>おそらくこいつらとて的確な指示だと分かっていたのだろうが、あえて突出し敵の模擬弾を浴びる羽目になった。<br>そのことを葛城は言っているのだろう。<br>隊員がこちらを見ている。<br>「言い返せ」ってことだろう。<br>「別にそんなことはないだろう。だが、俺たちの中にはその若さと美しさでなんで作戦指揮官なのか、疑問に思っているやつもいるってことじゃないかな？」<br>なるべく、穏便に、軽く指摘するくらいの気持ちで言ったつもりだ。<br>向こうも言い返されるとは思ってなかったのだろう。<br>言い返されたことに驚いたようだ。<br>「わかりました。なら、どうやって決着をつけますか？このまま作戦行動ってなった時に遺恨が残っても問題でしょうし。」<br>ということで午後の訓練も模擬戦となった。<br>相手は午前と同じ、保安部。<br>保安部と言っても警察学校を出た程度の、毛が生えたような奴ら。<br>いかに日本政府がうちに戦力を持たせたがっていないかがわかる配置だ。<br><br>結果は、こちらの勝ち。<br>だが、問題は内容だ。<br>こちらには国連軍の海兵隊のエースよりCQBを扱える人間が居る。<br>まぁ、俺のことだ。<br>その俺が鍛えた連中がことごとくひよっこ共に撃退されてしまった。<br>最終こちらの負け寸前に俺が敵拠点を制圧。<br>最終的に被弾しなかったのは両軍合わせて俺だけだ。<br><br>「まいたっよ。」<br>こちらが差し出した手に彼女は力強く握り返してくれた。<br>「先ほどそちらの指揮を任されたことが幸いしました。あなたがたの動きがよく読めました。」<br>さすがだ、と思った。<br>俺だって馬鹿じゃないつもりだ。<br>裏だってかいたし、力任せな作戦ではなかった。<br>それでも追い詰められた時は冷や汗もかいた。<br><br>その日は彼女も誘って飲みに行った。<br>彼女の飲みっぷりは隊員たちにも気持ちよかったようで、俺たちはその日を境に指揮官と兵士という、関係を築き始めた。<br>気持ちのいい人間だし、信頼できる。<br>こいつを死なせたくないと、部下たちも思ったようだ。<br><br><br><br>「隊長！墜落現場に少年がいます！」<br>岡田から絶叫が聞こえる。<br>あの化物が叩き落とした機体の足元に少年が見える。<br>「全員に通達しろ！俺たちはまだ打つな！」<br>俺たちの機体の土手っ腹には大型のミサイルが配備されている。<br>これが人や車の上に落ちたらひとたまりもない。<br>「飛んだ！」<br>ジャンプの類ではない。<br>使徒が熱量を発して飛んだ。<br>そして墜落機を踏み潰した。<br>「少年は葛城一尉の車で保護されたようです！」<br>つまり、あれが第三の少年ということだ。<br>「全機、葛城一尉が後退したら攻撃を開始！あれが、人類の希望だ。」<br>「了解」<br>全員から返答が返ってくる。<br>死角に回り込み、大型ミサイルを発射する。<br>奴は右手で受け止め、引き裂いた。<br>「なんてやつだ！」<br>俺の感想は岡田が代弁してくれたらしい。<br>「切り替えろ！やつを地雷まで誘い込め！おそらく葛城一尉はこのことを知らない！後退の様子を竹之内！確認し、俺に伝えろ！」<br>隊長機の一撃にも揺らがない目標に動揺させている場合ではない。<br>各機連携を取り、やつの足取りを変えていく。<br>「葛城一尉、幹線道にて目標を観察している模様！」<br>「わかった！お前も離脱しろ！」<br>言いながら俺も操縦桿を引き起こす。<br>同時に新型爆弾の怒号が響き渡る。<br>「全機帰投せよ。繰り返す全機帰投せよ。我々にできることはもうない。」<br><br><br><br>第一次直上会戦がもたらしたものは非常に大きかった。<br>対使徒戦の指揮権はＮＥＲＶへと移行した。<br>通常兵器での迎撃がほぼ不可能であるという共通認識ができたのだ。<br>また、我々は使徒に勝利することができた。<br>エヴァが使徒へ対抗できる唯一無二の手段であることが実証された。<br>そして使徒の残存サンプルを入手し、赤城リツコ博士を中心に解析が始まった。<br>人類が使徒に勝利する、その第一歩を踏み出したのだ。<br>だが、人々へは真実が明かされず、真実はまたも闇の中。<br><br>そして―<br>ドイツからセカンドチルドレンと弐号機の移送が決定された。<br>移送担当は加持リョウジ。<br>役者が揃う日は近い。<br><br><br>そして物語は動き始める。<br>
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<link>https://ameblo.jp/tomosworks/entry-11972662746.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Jan 2015 17:01:08 +0900</pubDate>
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<title>作品解説1</title>
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<![CDATA[ 作品解説です。<br><br>新世紀エヴァンゲリオン放映は1996年。<br><br>セカンドインパクトを含めた2000年以降の出来事は完全なるフィクション。<br><br>特にセカンドインパクトという世界規模の災害(実際は人災)がもたらした混乱は人類を戦争へと誘ったことが作品中で語られています。<br><br>セカンドインパクトを含めたいくつかの事案は情報統制がとられており、それを引き起こした碇ゲンドウの息子であるシンジですら情報統制通りの情報を信じているという描写がとられています。<br><br>漫画版などでは加持リョウジの少年時代のエピソードで戦時下の日本が描写されており、第二次大戦下以上の混乱を読み取ることができます。<br><br>さらに細かい描写を取るため作中ではセカンドインパクト後の争乱を生き抜いたパイロットを主人公として加持やミサトを中心に作中では描かれなかった部分を補完できたら、と考えております。
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<pubDate>Fri, 02 Jan 2015 13:57:54 +0900</pubDate>
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<title>プロローグ</title>
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<![CDATA[ プロローグ<br>見知らぬ戦場～最後の楽園～<br><br>日本では味わえない陽光。<br>灼熱の日差しが肌を焼いていることを知覚し、そしてセカンドインパクト後の日本はこんな気候だったな、と今更ながら確認する。<br>南沙諸島<br>セカンドインパクト後を生きる我々にとっては、最も忌むべき場所の一つ…。<br>2003年に中華民国とベトナムの正面衝突があって以来、世界にニュースを発信し続けている地域だ。<br><br>2005年に新常任理事国として軍事介入した日本にとってもまだまだ懸念すべき地域であるともいえる。<br>何より日本国防史に戦略自衛隊という汚点を残したのは、我々軍事関係者にとっても頭痛の種だ。<br><br><br>とてつもなくでかい鯨がはねたような音がして、浮島の上に立っているこの小屋が揺れた。<br>波は何度も揺れ、その度に小屋が揺れる。<br>弐号機が飛び込んだようだ。<br>「またアスカねー」<br>洞木ヒカリが呆れたような、でも、ちょっと慈しむような非難をあげる。<br>「ええやんか委員長。あれも遊びたい年頃なんやろう。」<br>お前も同い年じゃないか！<br>と内心ツッコミを入れてしまう。<br>しかし、こいつはいつまで委員長って呼ぶんだろう？<br>「にしてもいい生活だよな～。戦闘飛空艇があって、エヴァがあって、こんな生活夢見てるみたいだよな～」<br>ケンスケが同時に喜びの声をあげる。<br>ここでの生活は1ヶ月近くになる、らしいが、本人はまだ夢見心地なのだろう。<br>「甘い！ここでの生活は戦闘が全てをまかなってるのよ！エヴァにどれだけ優位性があったて、いつまでもこの生活が続くとは限らないのよ？」<br>と戻ってきたアスカが言う。<br>「そういうアスカだってここに来た頃なんて『ジャイアントストロングなんとか～』とか言っちゃってさぁ、毎日エヴァでも、降りてからもダイビングしてたじゃないか。」<br>「なんですって～!!バカシンジ!そう、あれはそう、あれよ!水中戦闘に慣れるためにちょっとでも海に入っておきたかっただけよ!」<br>「まぁまぁ、二人共、そろそろご飯でしょ？アスカは着替えてきなさい」<br>とミサトが仲裁に入る。<br>「そうだな、飯、食っとかないと戦闘にも響くからな。」<br>「加持さ～ん」<br>いつの間にか加持も戻ってきたらしい。<br>「加持先輩。」<br>子どもたちには聞こえないようにミサト、加持に近づいた。<br>我々は今ネルフとは独立した組織でエヴァを運用している。<br>当然、このままでは済まされない。<br>情報は命綱。<br>加持は定期的に日本に戻り、情報をとってきてくれている。<br>「日本は、ネルフはどうでした？」<br>「正直、ネルフが今俺たちのことをどう捉えているのかはよくわからない。警戒する必要はまだあるだろうが、向こうがこちらの戦力を上回らないうちはそこまで警戒しなくていいだろう。」<br>「こちらがあちらに手を出さなければ…、ってことね」<br>「そういうことだ。ま、あんまり深く考えても仕方ないさ。」<br>「了解です。」<br>これ以上は踏み込まなくていいってことか。<br>この世界はやはり俺の都合のいいようにできているらしい。<br>人類補完計画。<br>ゼーレのこの計画により、俺たちはそれぞれの望む世界に生きている。<br>俺は戦闘機乗りとして、おそらくこの状況を望み、この戦場に居る。<br>このプラントにはエヴァパイロット含む中学生7人と葛城一佐、加持先輩、国連軍時代から苦楽を共にしてきたパイロット6名、その他整備士含む200余名のクルー、そして俺が暮らしている。<br>おそらく、それぞれは俺にとって都合のいい存在として、そしてその個性を活かしたまま、この世界で「生きている」<br>同様に俺もまたそれぞれの世界で、望まれて、もしくはその他大勢として、「生きている」ことになる。<br>俺がこの記述を残しても、「この世界」で「生きている」人間にとっては意味があっても、人類になんの影響もないのかもしれない。<br>だが、俺はゼーレへの最後の抵抗として、この記述を残す。<br>「難しい顔してどしたん？楽しく生きなあかんよ？」<br>目の前で少女が俺に笑いかける。<br>見た目は本当に幼い少女だが、中学生とは思えない、大人びた少女。<br>彼女もまた俺の世界で「生きている」だけなのだろう。<br>この箱庭のような世界を自覚しながらも、目の前に彼女が居る。<br>そのことに満足してしまう。<br>人類補完計画の全貌を知ってしまっているからこそ、俺はこの世界を「生きていない」のだと思う。<br><br><br>人類補完計画の真実<br><br><br>これは俺が第３新東京市で得た全ての情報である。<br>後にこの世界でベストセラーになることも、俺はなんとなく「知っている」のだ。<br>なぜなら、自分がそう「望んでいる」からだ。<br><br>そして「望んでいるからこそ」俺は残さねばならない。<br>人類のために。<br><br>そして他でもなく自分のために<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>これは一人の飛空士がとある少女と出会い、戦う本当の意味を見出す、恋と空戦の物語。<br>そして、この世界を仕組んだとある組織との戦いの真実である。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/tomosworks/entry-11972074593.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Jan 2015 00:36:55 +0900</pubDate>
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