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<title>TP侍の城♪</title>
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<description>TP侍の城へようこそ！とある歴女なJKのブログです(^^)Likeトランペット、日本史(戦国、幕末)、剣道、ボカロ、歌い手、アニメ(銀魂、バクマン、薄桜鬼)、マンガ(クロガネ)etc…こんな感じです！Twitterもやってます！</description>
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<title>【学生戦争】神咲班30</title>
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<![CDATA[ 玄目線＿<br><br>初めて会ったのは助けに行った時。<br>初めて話してみたが、バカ(奇龍)や雨梨に聞いてたように素直、純粋という言葉が似合う。そんな子だった。<br><br>猫音「玄。」 <br>玄「はい。」<br>そう、猫音様とは似ても似つかないような。<br><br>猫音様は如何にもお嬢様と言われるような見た目をしている。<br>口調も怒った時以外はお嬢様口調。<br>ただこの人は黒い。<br>表と裏がある。<br>それを知ってるのは俺だけだ。<br><br>猫音「ねぇ、どうだった？新しい主人は？」<br>玄「特に感想はありません」<br>猫音「そう。」<br>それだけ言って去っていく猫音様。<br><br>猫音様はさみしい人だ。<br>俺がこの家に拾われた時には既に母親がいなかった。<br>その後父親と死別…<br>厳しい祖父と祖母…<br>甘えることなんて許されなかったんだろう…<br><br>そういう俺も親とか家族なんてものはなかった。<br>俺は物心ついた頃には街のスラム街にいた。<br>親がスラム街に住んでいたのかスラム街に俺を捨てたのかは知らない。<br>ただそこで生きるために大人のパシリをさせられていた。<br>もちろん犯罪だ。<br>スリ、万引きなんて日常だった。<br>俺はまだ運動神経が良かったのか本当に最初の頃以外はほとんど物を盗んだりするだけだったが、運動神経が悪い奴等は薬物を作る担当だった。<br>それすらできない奴等は一人で生きていくか死を待つだけだった。<br>一人で生きていくなんて子供には無理で、運の良かった俺らは大人の手先としてなんとか配給にありつけた。<br>週に何回かの国からの配給、盗んだ物の価値に比例する大人達からの配給、そしてこっそり物を盗みんだ帰りにパン屋に寄ってもらうパンの耳…<br>それがご飯だった。<br><br>猫音様と俺が出会ったのは１０年くらい前<br>その日は雨が降っていて、俺は前の日にかなり価値のあるものを盗んでおり、その時はその報酬の食べ物を食べていた。<br>報酬を独り占めしようと仲間たちのいない少し大きな道沿いで食べていたら目の前に黒い車が止まった。<br>猫音「あなた名前は？」<br>玄「玄…」 <br>直ぐに異世界の…俺らの住む世界とは違う世界の人だとわかった。<br>お付き「猫音様！こんな子供に声をかけて…おじいさまに怒られますぞ！」<br>猫音「あなた年は？」<br>玄「年…？分からない」<br>猫音「そう…貴方私のところに来る気はない？」<br>お付き「猫音様！」<br>猫音「寝食は保証するわ。私のお付きになりなさい。」<br>お付きというものがよく分からなかったが寝食の保証は大きかったし合わなければ抜け出して戻ってくればいいと思った<br>玄「分かった。」<br>猫音「なら決まりね。早くこの子をつれて帰るわよ」<br>お付き「は、はい！」<br>そのまま車に乗せられ連れてこられたのは見たこともない大きな家。<br>そこで体を綺麗にするようにと言われ体を洗われ、綺麗な服を着た。<br>俺がこの家に来ることはもう手配されたみたいで個室まであてがわれた。<br>俺の役目は猫音様のボディーガード兼遊び相手<br>誕生日の分かってない俺は猫音様の同い年、日にちは拾われた2月４日。<br>ということになり二ヶ月後には小学校に進学した。<br>もちろん大和の系列の小学校だったが。<br>そこから今まで猫音様を守るためだけに戦ってきた。<br><br>猫音様のことなら誰よりも知っている。<br>猫音様の寂しい心も誰よりも知っている。<br><br>だからきっと今の猫音様は暗闇に独り溶けているんだろう。<br>そんなことも俺は知っている。
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-12093984360.html</link>
<pubDate>Tue, 10 Nov 2015 14:16:25 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班29</title>
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<![CDATA[ 凛音目線<br><br>凛音「何これ…」<br>そんな言葉しか出てこない見事な豪邸<br>そこでおじいさんとおばあさんとおてつだいさん達が待っていてくれた。<br>午前中家の案内をされたけど、広くて覚えられそうにない。<br>最低限の部屋だけ覚える…<br>昼はおじいさんとおばあさんとご飯を食べる…<br>同級生の従姉妹も住んでいるらしい。<br>今日は居ないとか…<br>部屋に案内されやっと一人になると安心感が襲ってきて眠くなる。<br><br>夢を見ていたみたい。<br>高校の楽しかった記憶…<br>ふと目を覚ますと夕陽が差し込んでいる。<br>あ、夕方か…<br>？「凛音様…」<br>ベットの側で控えている人…<br>凛音「もしかして、玄さん？」<br>玄「はい。」 <br>前羅希先輩と捕まった時に助けてくれたうちの一人だと聞いている<br>凛音「この前はありがとうございました。」<br>玄さんは不思議そうな顔をしてこっちを見る<br>玄「上からの命令だったので…」<br>凛音「そんな敬語じゃなくて大丈夫！確か同級生でしょ？」<br>おじいさん、おばあさんから聞いた<br>玄「それは命令ですか…？自分は凛音様のお付きとして付くことを命じられました。<br>命令でしょうか？」<br>これは命令と言わなければきっと聞いてくれないのかな？<br>凛音「お願いってことにしてほしいけど、きっとそれじゃあ聞いてくれないよね？<br>なら、これは命令！<br>普通の同級生としてため口で話そう！<br>凛音様ってのも無しね！凛音って呼んでいいから！」<br>玄「…了解。」<br>凛音「じゃあこれからよろしくね、玄君」<br>玄「よ、よろしく」<br><br>そんな二人の会話を部屋の外から聞いていた人がいることを凛音も玄も知らないのでした。
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-12085910423.html</link>
<pubDate>Mon, 19 Oct 2015 13:46:38 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班 28</title>
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<![CDATA[ 羅希目線_____<div><br></div><div>その後数日間はいつものグダグダだけど楽しい時間が過ぎ、夏休み明けの登校日になった。</div><div>羅希「凛音、いよいよ明日からだね。」</div><div>明日から凛音は通学生になる。</div><div>凛音「大変お世話になりました！」</div><div>羅希「そんな、いいよ！班の先輩であることには変わりないし！」</div><div>さみしくなるな…</div><div>そんな話をしていたら凛音の肩に何かあるのが見える。</div><div>羅希「凛音、ごめん動かないで」</div><div>すっとその何かを見ようとすると自然と見せないように体を動かす凛音。</div><div>羅希「この痣どうしたの？」</div><div>肩に大きな痣。</div><div>休み期間で帰省してたらできる痣ではない。</div><div>消えかけてはいるけど…これはちゃんと聞かなきゃダメだと思う。</div><div>下を向く凛音に再度聞く。</div><div>答えない。</div><div>羅希「実家で何があったの？」</div><div>凛音「ぶつけちゃって…」</div><div>言いたくないことを無理に言わせるわけにいかないか…</div><div>羅希「分かった。一条でもなんかあったら言ってね！」</div><div>これは蒼桜君に報告すべきかな…</div><div>今の蒼桜君にはそんな余裕ないか…</div><div><br></div><div>凛音目線_____</div><div>痣消えてないか…</div><div>実家から飛び出して蒼桜君の家でバーベキューした次の日、お父さんにかなり怒られた。</div><div>当たり前だよね、倒れたのに家飛び出したんだから。</div><div>そして今のお母さんがなぜか荷物を取りに次の日一度戻ってきた。</div><div><br></div><div>__回想__</div><div>優和「おねぇちゃん！帰ってきてたの！？」と飛びつく優和を引き剥がしつつ</div><div>綺羅「あんた、帰ってきてたの？」</div><div>とトゲのある言葉で言う</div><div>会うと思ってなかったから余計に刺さる</div><div>凛音「夏休みだから」</div><div>綺羅「そう…」</div><div>あんまり干渉されなかった…よかった…</div><div>優和の着替えとか取りに来たけど、一晩だけ泊まっていくらしい。</div><div>お父さんと優和がお風呂入ってる時にリビングで会ってしまった。</div><div>緊張からかクーラーついているのに体温が上がって汗がでる</div><div>綺羅「あんた、生きてたのね」</div><div>凛音「まぁ…軍に入ってもすぐに戦場に行くわけでもないですし、戦争に行ったとしても死ぬとは限らないので」</div><div>綺羅「あっそ、お父さんから聞いたと思うけど弟できるから。そしたらあんた余計邪魔になるわね（笑）」</div><div>この人はいつもストレスたまると私に当たる。</div><div>言葉だけで大体は済むがたまに手を挙げたこともある。</div><div>今イライラしてるのは保健の授業でやったマタニティーブルーってやつなんだろう。</div><div>綺羅「まだあんたこんな地味で根暗そうな髪型してるのね、恥だわ。」</div><div>髪に触れられるのが嫌で避けると余計不快そうに言う</div><div>綺羅「本当さっさと死ねばいいのに。」</div><div>久しぶりのこの言葉が突き刺さる。</div><div>下を向き黙っていたら余計イライラした義母さんが</div><div>綺羅「あんたの好きな神咲君、大和らしいわね。お父さんが言ってたわ。お父さん神咲君嫌いみたいね、お父さんあんたを黒軍の関係とは結婚させたくないみたいよ。どんだけ好きであっても結ばれないなんてかわいそうなこと。まぁ、その神咲君も大和ならいつ死ぬか分からないし、似た者カップルなんじゃないの？笑 大和は頭悪い生徒ばっかりだし、みんなで仲良く戦争ごっこして死んでいけばいいのよ（笑）」</div><div>…っ！</div><div>何にも知らないのにっ！</div><div>この人は何にも知らないのにっ！</div><div>部屋に入っていく相手を追いかけ、肩に手をかけ…振り返らせ足を引っ掛けようとした瞬間</div><div>綺羅「妊婦に手をあげるの？」</div><div>動きが止まる。</div><div>その隙に逆に技を決められ部屋の床に投げ出される。受け身を上手くとれず肩をテレビの台に強打する。</div><div>合気道の有段者だったこと忘れてた…</div><div>ふらふらと立ち上がりあざ笑う声を背に部屋を立ち去った…</div><div><br></div><div>_______</div><div><br></div><div>あの時の痣は結構色もサイズもすごいもので、隠してきたつもりだったけどばれちゃったか…</div><div>蒼桜にぃにもばれちゃってることはないよね？</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-12053772263.html</link>
<pubDate>Thu, 23 Jul 2015 19:52:35 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班27</title>
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<![CDATA[ 雨梨目線___<div><br></div><div>凛音「雨梨先輩！」</div><div>雨梨「久しぶり。頼まれていたもの買いに寄ってから行こう。」</div><div>凛音「はい！えっと…確か羅希先輩からのメールだと"自分が好きなお菓子適当に買ってきて"ってことでしたよね？」</div><div>雨梨「うん。ジュースとか料理の材料とかは三人が買ってきてくれるみたい。」</div><div>凛音「そうなんですか！」</div><div>と言いつつお菓子を選ぶ凛音…</div><div>ちゃんとみんなの好みも考えて買ってるな…</div><div>和菓子、洋菓子満遍ない上に甘いものも辛いものもきちんと買ってるから偉いな…</div><div>まぁ、奇龍と僕が担当なら本当に奇龍の好きなものを買うことになるだろうし、上手い人選だな。</div><div>買い物を済ませて外に出ると陽の光がジリジリと肌にくる。</div><div>ラボにこもりすぎたかな…</div><div>アイス溶けないかなぁ～って言いつつ保冷剤や氷を入れまくった買い物袋を除いてくる凛音…</div><div>なんか少し会わない間に雰囲気変わった？</div><div><br></div><div>凛音「羅希先輩と奇龍先輩の家だ！」</div><div>そっか…凛音は初めてか。</div><div>雨梨「百鬼です。」</div><div>「あっ！雨梨と凛音！玄関開けたから入ってきて！」</div><div>といういつもの元気な声…奇龍だな。</div><div>雨梨「お邪魔します…」</div><div>凛音「お邪魔します！」</div><div>奇龍「いらっしゃい！！」</div><div>凛音「あっ！真っ黒ですけど、海行ったんですか？」</div><div>真っ黒でいかにも"夏休み中遊んでいました！"となっている奇龍…</div><div>奇龍「ついてすぐに悪いんだけど、雨梨数学の課題と化学の課題やった？」</div><div>あー出たよ。</div><div>雨梨「まだやってないの？」</div><div>目が泳いでる</div><div>やってるわけないよね…去年も確かやってあげたし。</div><div>雨梨「後で見てあげる。」</div><div>奇龍「マジありがとっ！！」</div><div>凛音「ところで三年の二人は？」</div><div>奇龍「俺が課題やってねぇーから二人で買い物に行ったぜ！」</div><div>雨梨「なら早く奇龍の課題終わらせないと…」</div><div>奇龍「はーい。凛音課題は？</div><div>凛音「もう終わらせました！まだ終わらないぐらい二年生は課題あるんですか？」</div><div>雨梨「いいや。一年と変わらない。奇龍がちゃんと毎年やってないだけ。」</div><div>奇龍「雨梨！後輩の前でバラすことないだろ！！」</div><div>雨梨「いいからやるよ。」&nbsp;</div><div>奇龍に久々のスパルタ勉強会をしてる間に気づいたら凛音が寝てた。</div><div>奇龍からかける物もらってかけようとした時に…</div><div>あれ？痣？</div><div>少し変な位置に痣がある気がする…</div><div>学校の実習でもこんな痣できないのに…</div><div>奇龍「あー！無理！雨梨ー！」</div><div>根をまたしても上げた奇龍の世話をすべく戻るけどどうしても痣が気になった。</div><div>蒼桜先輩に報告すべきかな…？</div><div><br></div><div>羅希「本当雨梨ごめんね！」</div><div>雨梨「大丈夫。毎年のことだから。それにこの時間で化学終わらせたのは奇龍の集中力のおかげだし。」</div><div>奇龍「へへっ////」</div><div>雨梨「でも、ちゃんとコツコツやらないのがいけないけどね。」</div><div>凛音「あげておろされてる（笑）」</div><div>羅希「もう、本当うちのこの脳筋がごめんね。うざくなったらいつでも海に沈めちゃっていいから！」</div><div>奇龍「ちょっ！俺の扱い酷くね！？」</div><div>そんなこんなで僕が奇龍を教えてる間に三人(というか主に羅希先輩が)ご飯作ってくれていたみたいだ…</div><div>凛音「羅希先輩の噂のオムライス食べてみたかったんだ♪」</div><div>お店で出せそうなくらいの大きさのオムライスが5人前に各自にスープにサラダって…</div><div>蒼桜「相変わらず羅希は何でも器用にこなすよな（笑）</div><div>じゃあ食べよっか！</div><div>いただきます！」</div><div>「「「「いただきます！！」」」」</div><div><br></div><div>羅希目線___</div><div>食事中の話題は夏休み中の話。</div><div><br></div><div>三年は推薦の書類とかで忙しかったこと</div><div>雨梨はラボに籠っていたこと</div><div>奇龍は地元の友達と遊びまくったこと</div><div>凛音は実家に戻ったこと</div><div>を話した</div><div>そして…</div><div>凛音「報告があります！」</div><div>奇龍「おっ！」</div><div>凛音「私、夏休み明けたら寮を出ておじいさん達と暮らそうと思います」</div><div>奇龍「えっ！！」</div><div>雨梨「っ！」</div><div>凛音「一緒に暮らそうって言われて暮らしてみようと思って！」</div><div>奇龍「えー」</div><div>凛音「なんでそんな顔するんですか？」</div><div>奇龍「寂しいし！」</div><div>雨梨「僕も…」</div><div>羅希「そーだね。でも凛音が決めたことなら応援しようよ！」</div><div>蒼桜「またこうやってみんなで集まればいいし！」</div><div>明るく振舞ってるけど蒼桜君は大丈夫かな…</div><div>まだまだ夜は続く</div>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-12028860143.html</link>
<pubDate>Tue, 19 May 2015 23:29:43 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班26</title>
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<![CDATA[ 羅希目線_____<div><br></div><div>ケータイが鳴る。</div><div>それが蒼桜君からの着信だってわかってる。</div><div>羅希「もしもし、蒼桜君？」</div><div>蒼桜「あぁ…」</div><div>羅希「どーしたの？電話なんて珍しいし、元気なさそうだよ」</div><div>蒼桜「言えなかった…」</div><div>羅希「そっか…なにかあったの？」</div><div>蒼桜「ここだけの話にしてほしいんだけど…凛音寮出るって」</div><div>！？</div><div>羅希「居心地悪かったのかな？」</div><div>私と同室は嫌だった？</div><div>寮を出たいって思ってるなんて知らなかった…</div><div>蒼桜「前、おじいさんが学校来たの覚えてる？それでおじいさんと住むことにしたみたい。だから羅希の同室が嫌だったってわけじゃないよ。」</div><div>そんなところまで気がついてしまう蒼桜君は優しすぎだね…</div><div>羅希「大丈夫？」</div><div>蒼桜「そーだな、凛音が決めたことだから俺はなんとも言えないし、さみしいけどね。」</div><div>羅希「そっか…蒼桜君お泊まり会これる？もし辛いなら上手く理由作っておくけど…」</div><div>蒼桜「大丈夫。みんなも俺も楽しみにしてたことだし、それに凛音も含めて神咲班でこうやって出来ることって凛音が寮出たら限られてくるだろうし、盛り上げたい！」</div><div>羅希「分かった。じゃあ準備進めるね！」</div><div>蒼桜「よろしくね。じゃあおやすみ」</div><div>羅希「おやすみ。」</div><div>電話を切ると静かな夜の闇が濃くなった気がした。</div><div>羅希「蒼桜君…」</div><div>そう呟いた音は私以外の耳には入らず闇に消えていった。</div><div>二人きりでも他人が通りそうな時は"班長"って呼ぶようにしてた。</div><div>無意識的にそう呼ぶべきだと思っていた。</div><div>なのにたまに"蒼桜君"と呼んでしまうのはきっと私の甘えから。</div><div>どこかで蒼桜君は最終的に自分の側にいて、自分の支えになってくれるっていう自信の表れから。</div><div>だからどんどん深くなっていく夜の闇に飲み込まれそうになっていく。</div><div>羅希「もう、やーめた。」</div><div>そう声に出して布団に潜り込む。</div><div>生暖かい夏の布団が空気が私を包んで離さなかった。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-12028682011.html</link>
<pubDate>Tue, 19 May 2015 23:27:47 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班25</title>
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<![CDATA[ 蒼桜目線______<div><br></div><div>今日はついに花火大会の日だ…</div><div>俺は浴衣を着て待ち合わせの場所に着いた…でも一時間ある…。</div><div>早すぎか（笑）</div><div>周りは親子連れ、友達同士そしてカップルを見かける。</div><div>この田舎町で一番大きなお祭りだから隣町とかからも人がくるから今日は街全体が盛り上がってる気がする</div><div>？「あれ？神咲？」</div><div>蒼桜「お！久しぶりー卒業以来かな？」</div><div>中学時代のクラスメイトに会う</div><div>元クラスメイト「そうだな！お前が同窓会来ないから超久しぶりだな！」</div><div>同窓会はちょうど二年前白軍と衝突してて夏休みがずれて行かれなかったんだ…</div><div>蒼桜「学校の休みがずれてね、行きたかったけど行かれなかったんだ…」</div><div>元クラスメイト「そっか、お前大和だもんな。やっぱりドンパチやるのか？」</div><div>興味深々で聞いてくる元クラスメイトには申し訳ないけど、外にはあまり漏らしてはいけないことになってる。</div><div>蒼桜「まぁね、結構怪我とか多いよ！」</div><div>ごめんな…</div><div>元クラスメイト「大変だな！あ、今日は花火大会誰と行くんだ？」</div><div>蒼桜「後輩とね！中高一緒の子がいるんだよ。」</div><div>元クラスメイト「もしかして一緒に帰ってたあの子？」</div><div>蒼桜「そうだよ！よく覚えてたね！」</div><div>元クラスメイト「そりゃー神咲の女かと思ったからなw」</div><div>蒼桜「そうだったんだ！」</div><div>普通はそう見るのかな？</div><div><br></div><div>凛音「蒼桜にぃ！あ、こんにちは！」</div><div>元クラスメイト「こんにちは！じゃあ神咲またな！」</div><div>蒼桜「じゃあな！」</div><div>凛音「誰？」</div><div>蒼桜「中学の元クラスメイト。それより…」</div><div>可愛い…</div><div>青系の浴衣でおとなしめな感じだけど良く似合ってて…</div><div>この髪飾りは…</div><div>凛音「蒼桜にぃがくれてかんざしつけてみたんだ！似合わないかな？」</div><div>桜模様のかんざしは凛音の綺麗な黒髪によく似合う…</div><div>蒼桜「ううん！すっごく可愛い！！」</div><div>凛音「そうかな////？」</div><div>蒼桜「うん！じゃあ移動しようか！」</div><div>男も浴衣着ている人は珍しく、結構目につくからか知らないが少し後ろを歩いている凛音が下を向き歩いている</div><div>蒼桜「凛音、手繋ごう！人多いから離れないように！」</div><div>と手を握り歩く</div><div>凛音「恥ずかしいよ////」</div><div>そんな照れる顔が可愛くて先に進む</div><div>蒼桜「ここらへんでいいかな？」<br></div><div>凛音「うん！」</div><div>凛音が持ってきたシートを広げて二人で座るからいつもより距離が少し近いのか凛音の髪からいい香りがする</div><div>俺変態だ…</div><div>少しのことなのにドキドキする</div><div>いつの間にか子供から大人になった凛音。</div><div>泣いていた凛音がいつのまにか強くなって仲間の為に動くようになった。</div><div>成長したな…</div><div>蒼桜「ねぇ凛音、学校どう？」</div><div>凛音「え？楽しいよ！」</div><div>凛音の口から学校が楽しいって言葉が出た。</div><div>蒼桜「それは良かった…そうだ、凛音は卒業したら何になりたいの？」</div><div>凛音「うーん…まだわからない！でも…」</div><div>蒼桜「ん？」</div><div>凛音「人の役に立ちたい！」</div><div>そうか…いくら成長しても凛音は凛音だなぁ…</div><div>人の役に立ちたい</div><div>その言葉がどこか胸につっかえる</div><div>凛音「蒼桜にぃは大学行って卒業したら何になるの？」</div><div>蒼桜「教師かな。子供と関わる仕事がしたいんだ。」</div><div>俺らの学校は黒軍だからいつ死ぬかわからない。</div><div>だから未来の話をしたがらない人も未来のことを考えない人もいる</div><div>でもこうやって凛音と一緒にゆっくり将来の話が出来るって幸せだな…</div><div>暗くなってきた空に音が響く</div><div>「花火大会の始まりです！」<br></div><div>凛音「始まったぁっ！！」</div><div>嬉しそうに空を見上げ花火をみる凛音の横顔は大人っぽく、でも幼さが残っていて綺麗で</div><div>そんな妹のような凛音に告白して自分のものにしようとしている俺は汚れているんじゃないかな…</div><div>凛音「蒼桜にぃ！あれ！」</div><div>特大花火…</div><div>その後にはハートの花火…</div><div>蒼桜「綺麗だね…」</div><div>凛音「ねぇ、蒼桜にぃ。」</div><div>蒼桜「ん？」</div><div>凛音「私ね、寮を出ようと思ってる」</div><div>今…なんて？</div><div>俺の口から漏れた言葉は花火の音にかき消された</div><div>凛音「ほら、おじいちゃん達が一緒に住もうって…</div><div>お父さんにも高校の間はそれでもいいって許可もらったし…</div><div>おじいちゃん達と住んでみようかと思って」</div><div>蒼桜「寮が合わなかった？」</div><div>凛音「違うよ。寮は好き。でもね、お父さん以外の家族と会って一緒に暮らしてみようって思ったの」</div><div>目の前にいるはずの凛音が遠くに行ってしまった気がする</div><div>蒼桜「それはもう決めたこと？」</div><div>凛音「うん。」</div><div>蒼桜「なら…仕方ないよね。」</div><div>凛音は決めたことは曲げない</div><div>仕方ない。</div><div>そう、仕方ない。</div><div>凛音「さみしくなるけど、いつでも電話していい？」</div><div>蒼桜「もちろん！」</div><div>凛音「良かったぁ～」</div><div>と笑う凛音に俺は上手く笑い返せてるかな？</div><div><br></div><div>結局告白はできなかった。</div><div>凛音が一人立ちするなら"兄貴"の俺は応援するべき</div><div>俺の気持ちを押し通すわけにはいかない。</div><div>高3の夏休みはこうやって前半が終わった。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-11982445506.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Jan 2015 22:13:42 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】　神咲班２４</title>
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<![CDATA[ <p>蒼桜目線＿＿＿＿</p><br><p>久しぶりの地元の駅・・・</p><p>なんにもない場所だけどなつかしい風景</p><p>駅長さん「お！蒼桜！帰省か？おかえり！」</p><p>蒼桜「駅長さん、ただいま」</p><p>駅長さん「そーだ、さっき迎えに来てたぞ」</p><p>蒼桜「ありがとうございます！」</p><p>駅をでるとバイクがある</p><p>蒼桜「ただいま～」</p><p>姉ちゃん「蒼桜おかえり～」</p><p>とヘルメットをなげてくる</p><p>蒼桜「ただいま(笑)相変わらずだね。で、どうなの？お義兄さんとは」</p><p>姉ちゃん「相変わらずよ。あ、そーだ志麻がね蒼桜帰るっていったから実家いるんだけどどーする？」</p><p>水瀬志麻さん。名前は女っぽいけど姉の旦那。</p><p>姉とは１０も違うから姉とはケンカしたこともなく、姉は男勝りだから仲のいい友達のような関係だ。</p><p>蒼桜「うーん。一旦帰るけどもしかしたら一度出るかもしれない。」</p><p>姉ちゃん「なんで？あー凛音ちゃんか・・・」</p><p>姉ちゃんとお義兄さんにしか凛音のこと言ってない。</p><p>蒼桜「姉ちゃんさぁ・・・凛音どう思う？」</p><p>姉ちゃん「いきなりなによ(笑)まぁあんたからしか話聞いたことないからなんともいえないけどあんたとお似合いだと思うけど？」</p><p>蒼桜「そっか・・・」</p><br><p>姉ちゃんのバイクの後ろは気持ちいい。</p><p>風をきる音、なつかしい風景・・・</p><p>あ、あそこは凛音の家のあたりじゃないかな。</p><p>早く会いたいな・・・</p><br><p>凛音目線＿＿＿＿</p><br><p>また倒れたのか・・・</p><p>と部屋の天井を見つめたまま時間がすぎていく</p><p>感情が高ぶると体の力が抜け意識もなくなる。</p><p>特に負の感情が強く現れた時はほぼ必ずおこる。</p><p>発作が起こるたびに闇に吸い込まれるようでこわい。</p><p>まぁ倒れても正直起きたあとはスッキリした感じだから倒れたというよりは寝たという感じなんだけどなぁ・・・</p><p>父「凛音はいるぞ。」</p><p>凛音「うん。」</p><p>父「大丈夫か？」</p><p>凛音「うん。また倒れたんだよね？」</p><p>父「あぁ。病院にまた検査に行くか？」</p><p>私の持病は命にかかわるものじゃないけどその病気の検査などは大病院に行かないとできない。</p><p>実家からは遠いなぁ・・・</p><p>凛音「いいよ。学校から近いし、学校はじまってから行くよ。」</p><p>携帯が光る</p><p>通知がはいってるんだ。</p><p>父「なにかあったら呼ぶんだぞ。」</p><p>凛音「うん。」</p><p>携帯には蒼桜にぃの通知だ。</p><p>凛音「もしもし」</p><p>蒼桜「もしもし、忙しかった？」</p><p>倒れてたなんて言えないな・・・</p><p>凛音「ううん。どうしたの？」</p><p>蒼桜「今家でれる？」</p><p>凛音「え？」</p><p>蒼桜「忙しかったらいいんだけど・・・」</p><p>凛音「出るよ！！」</p><p>もしかして・・・</p><br><p>すぐ財布とケータイとバッテリーをもって</p><p>凛音「友達と出かけてくる」</p><p>父「凛音！」</p><p>正直お父さんと今顔合わせていたらまたケンカしそうで家をでる。</p><p>蒼桜「えっと門から山降りてきて」</p><p>凛音「今降りてる！」</p><p>蒼桜「凛音！」</p><p>凛音「蒼桜にぃ！！」</p><p>蒼桜「凛音いい子にしてたか？」</p><p>凛音「うん！」</p><p>と頭なでなでしてもらう</p><p>蒼桜にぃの手はあたたくてほわほわする</p><p>蒼桜「ねぇ、うちの家に遊びにこないか？」</p><p>凛音「え？いいの？」</p><p>蒼桜「もちろん！」</p><br><p>蒼桜目線＿＿</p><p>もちろん家族には了承を得ている</p><p>自転車の後ろにのせて山を下っていく。</p><p>よく凛音を送ったあとここを飛ばして降りていった</p><p>凛音「ねぇ、約束覚えてる？」</p><p>蒼桜「もちろん！花火大会な！浴衣着ていこうかな～凛音は？」</p><p>凛音「内緒！」</p><br><p>家に着くと</p><p>姉ちゃん「蒼桜おかえり！・・・えっと凛音ちゃん？」</p><p>凛音「はい！四月一日凛音です！」</p><p>蒼桜「緊張しなくていいよ。俺の姉ちゃんで水瀬栞。」</p><p>栞「蒼桜の姉です！蒼桜とは結構年が離れているからもう嫁にでてるのよ(笑)まぁはいって！」</p><p>凛音「おじゃまします！」</p><br><p>志麻「栞～重いから手伝ってっ！」</p><p>栞「志麻は力ないなぁ～待ってて！」</p><p>凛音「あの人は？」</p><p>なんかひょろっとした人がダンボールをかかえて助けを呼ぶ人・・・</p><p>蒼桜「あぁ、ねぇちゃんの旦那さんの志麻さんだよ。結構有名な料理人なんだよ！」</p><p>父「蒼桜、そこにいないで凛音ちゃんを通してやれ！</p><p>あ、父です(笑)」と中庭から顔をのぞかす</p><p>凛音「初めまして！」</p><p>母「あら、始めまして凛音ちゃん！</p><p>そーだ蒼桜、これ運んで～」とキッチンから串がたくさんもっているお皿をだす</p><p>蒼桜「あれが母さんだよ。」</p><p>凛音「手伝います！」</p><p>蒼桜「いいよ、ここ座ってて！」</p><p>栞「そうよ！」</p><p>凛音「じゃあお言葉に甘えて」</p><p>父「結構礼儀正しくていい子じゃないか！あ、そろそろいいぞ！」</p><p>志麻「ドリンクもできました！」</p><p>蒼桜「凛音おいで！BBQだっていうし、こんなに食料あるなら凛音誘おうかと思って！」</p><p>凛音「ありがとう」</p><p>栞「凛音ちゃんって蒼桜とは小学校から一緒なんだって？」</p><p>凛音「はい！」</p><p>栞「こんなやつのどこがいいのかww」</p><p>蒼桜「姉ちゃん。」</p><p>栞「はいはい。まぁ今日は楽しんでね～志麻！」</p><p>志麻「はい！」</p><p>栞「志麻、もっと焼きなさいよ！」</p><p>志麻「えっ！待ってよ！」</p><p>蒼桜にぃの家族は優しくてこういう家族だから蒼桜にぃみたいな人が育つんだよなぁ～</p><br><p>蒼桜目線＿＿＿＿</p><p>蒼桜「今日は来てくれてありがとう。」</p><p>凛音「こちらこそ誘ってくれてありがとう！」</p><p>蒼桜「じゃあまた連絡するね」</p><p>凛音「うん！」</p><p>家の前で別れる</p><p>手を振る凛音・・・大きくなったなぁ</p><p>おっさんじみたことを思いながら別れる</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-11978452004.html</link>
<pubDate>Sat, 17 Jan 2015 21:14:58 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班２３</title>
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<![CDATA[ <p>羅希目線＿＿＿＿</p><br><p>羅希「ねぇ班長、ちょっと昔話しない？」</p><p>ふとそういってみると班長は動きがとまる。</p><p>蒼桜「いいよ。」</p><p>羅希「あの時のこと覚えてる？先輩たちがなくなった日のこと・・・」</p><p>蒼桜「うん。鮮明にね。」</p><p>ゆっくりと記憶の紐を解くように話し出す</p><p>＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿</p><br><p>くるみ「羅希ちゃん緊張する？」</p><p>羅希「はい・・・やっぱり戦争前はそわそわしますね・・・」</p><p>くるみ「大丈夫よ(笑)キリトと蒼桜君なんてずっとそわそわしてるしww蒼桜くーん！！！！！」</p><p>蒼桜「なんですか？」</p><p>くるみ「そわそわしてるねw」</p><p>蛍「神咲～まだ戦場になれないのかぁ～」</p><p>梅太郎「蛍（ケイ）。」</p><p>蛍「はいはいww」</p><p>晴人「サク、東行（とうこう）無駄口たたくな」</p><p>くるみ「了解！キリト班長w」</p><br><p>そんな感じでだべっては桐谷先輩に怒られるのがうちの班の戦争が始まる前の風景</p><p>まぁ戦争が始まったらそんな余裕はなくなるんだけど。</p><p>今日の戦争も必死に敵をなぎ倒す。</p><p>いつもの戦争。</p><p>晴人「一旦退却だ！」</p><p>遠くから響き渡る声</p><p>羅希「はい！」</p><p>と叫ぶように返事して馬の向きを変えようとした時・・・</p><p>羅希「うっ！」</p><p>落馬したと気づくまでに時間がかからなかった。</p><p>敵がその間に詰め寄ってくるのがゆっくりと見える</p><p>刀を握ろうと思ったら</p><p>「っ！な・・・い・・・」</p><p>あ・・・落馬した時に手から離れたんだ・・・</p><br><p>すると</p><p>晴人「おい！うちの後輩に何しやがるんだ！クソっ！」</p><p>羅希「桐谷先輩・・・」</p><p>くるみ「そうそう・・・うちの可愛い女の子に手を出さないでくれるかな・・・？」</p><p>蛍「桜先輩も女の子じゃないですか(笑)？」</p><p>くるみ「生物学上は(笑)？なーんてねw」</p><p>と先輩たちが集まってくる。</p><p>梅太郎「いいか。それ以上近づくことは許さないからな。」</p><p>と敵を近づかせないようにしている姿も見える</p><p>晴人「蒼桜！羅希連れて先に退却しろ！班長命令だ！」</p><p>蒼桜「」</p><p>晴人「蒼桜！」</p><p>蒼桜「はい！羅希」</p><p>と私は蒼桜君の腕のなかにすっぽり収められ馬に乗せられる</p><p>羅希「蒼桜君・・・先輩たちが」</p><p>しがみつき訴えると蒼桜君は目をそらし</p><p>「上官と先輩の命令は絶対だから・・・」</p><p>と唇を噛んでいる</p><p>蒼桜「先輩！ご武運を！」</p><p>だんだん馬が離れていくと共に意識が遠のいていく</p><p>爆音と共になまぬるい空気と土の臭いが一気にくる・・・これは爆発！</p><p>蒼桜君がとっさに振り返り口を開ける</p><p>私は蒼桜君が盾になり全然見えない</p><p>羅希「どうしたの？」</p><p>蒼桜「くっ・・・大丈夫だよ・・・」</p><p>とわざと見せないようにして、さっきより強く強くまるで手放さないように抱きしめてくる</p><p>蒼桜君の臭いと土と血の臭い・・・</p><p>そのまま気がついたのは救護室の中だった</p><p>蒼桜「羅希！！」</p><p>羅希「蒼桜・・・君？」</p><p>蒼桜「よかった・・・」</p><p>羅希「蒼桜君泣きそう・・・」</p><p>蒼桜「な、泣きそうになんか・・・っなってないよ////」</p><p>羅希「なってるよ(笑)・・・そういえば先輩たちは？」</p><p>その瞬間蒼桜君の顔色が変わり、目をそらされた・・・</p><p>わかりやすいやつ。</p><p>羅希「連れて行って」</p><p>蒼桜「え？どこに？」</p><p>おどろくほど暗く低い声で聞いたせいか蒼桜君は私の重いをくみとってくれない</p><p>羅希「先輩たちのところ」</p><p>車椅子に乗って連れて行かれた場所はなんとなくわかってた</p><p>入った瞬間に暗くどんよりとした空気に包まれる</p><p>泣き叫ぶ声・・・</p><p>毎回戦争後のこの部屋は息がつまりそうになる</p><p>とある白い布をかけられているところの前でとまる</p><p>あぁ・・・</p><p>蒼桜「先輩方は素晴らしい・・・っ最後だった・・・」</p><p>羅希「蒼桜君・・・」</p><p>蒼桜君は車椅子ごしに抱きしめて声を押し込めていたけど泣いていることはバレバレだった。</p><p>羅希「泣かないで・・・私のせいなんだから・・・」</p><p>私があの時に落馬していなかったら・・・</p><p>蒼桜「羅希のせいじゃない！・・・戦争のせいだ」</p><p>羅希「私が落馬したから」</p><p>と蒼桜君の腕をつかむ</p><br><p>＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿</p><br><p>蒼桜「大丈夫？」</p><p>羅希「うん。もう向き合うことにしたから」</p><p>蒼桜「強くなったね」</p><p>羅希「そう？もしそうなら凛音のおかげかな。ねぇ、蒼桜君。凛音に告白するの？」</p><p>蒼桜「っ////」</p><p>羅希「まぁ、私の勘違いならいいんだけど・・・</p><p>もしOKもらえたらわかってるだろうけど凛音のこと守ってあげてね。</p><p>私との約束。」</p><p>蒼桜「うん。」</p><p>と二人でペットボトルをあわせる。</p><p>これでいいよね。</p><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-11978057983.html</link>
<pubDate>Fri, 16 Jan 2015 22:02:54 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班 22</title>
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<![CDATA[ 凛音目線______<div><br></div><div>暇だ…暇すぎる…</div><div>課題はもうほとんど終わってるし、最近蒼桜にぃは電話に出ないし、どっちにしろ今の時間は蒼桜にぃと羅希先輩は完璧電話に出られないだろうし、奇龍先輩は基本的に昼のこの時間は通じないし、雨梨先輩は多分ラボだからなぁー</div><div>親子の会話なんて新しいお母さんが来てから全然しないし、何を話していいかわからない。</div><div><br></div><div>父「なぁ、凛音。」</div><div>凛音「ん？」</div><div>父「高校楽しいか？」</div><div>凛音「うん！」</div><div>父「そうか…あの班長していた男の子は確か神咲君じゃないか？」</div><div>凛音「そうだよ。」</div><div>なんでそれを聞くの？</div><div>父「仲良いのか？」</div><div>凛音「うん。中学から仲よかったし。」</div><div>父「その…恋仲なのか？」</div><div>恋仲…付き合ってるかってこと！？</div><div>凛音「全然！先輩後輩っていう関係だし。」</div><div>父「ならいいけど、お父さんはあの子と付き合うのは反対かな」</div><div>っ！なんで！？</div><div>凛音「なんで？」</div><div>父「しっかりしてなさそうだし、見た目が派手だし名前も如何にも頭の悪い親がつけたような名前じゃないか」</div><div>………</div><div>凛音「お父さんに何が分かるの？」</div><div>きっと私の声はいつもと違っただろう…</div><div>父「っ！」</div><div>凛音「お父さんは何も知らないくせにっ！蒼桜にぃのこと何にも知らないくせにっ！</div><div>私が苦しい時に側にいてくれなかったお父さんに蒼桜にぃのこと言われたくないっ！」</div><div>リビングから自室に戻り荷物の整理をする。</div><div>父「どこに行くんだ！」</div><div>凛音「どこでもいいじゃん！お父さんには関係ない！」</div><div>溢れる感情が止まらない</div><div>父「関係ないわけないだろ！」</div><div>凛音「もうほっといてよ！私はっ！私…は」</div><div>あっ…発作がっ</div><div>そのまま闇に落ちていくような感覚を味わった。</div><div>助けて…</div><div><br></div><div>蒼桜目線______</div><div>羅希「班長ー」</div><div>蒼桜「羅希。どうした？」</div><div>近所のスーパーの袋を持ってくる羅希。</div><div>羅希「班長のケータイにメールしても反応ないからさー探したんだけどー！</div><div>まぁ、それはいいか。</div><div>明日帰るの？」</div><div>と俺の好きなジュースを袋から出す</div><div>蒼桜「ありがとう。</div><div>まーね。凛音も待っているし、書類も終わったからねー」</div><div>羅希「いいなぁー」</div><div>それは凛音のことか、書類のことか…</div><div>羅希「班長はさ、サク先輩のこと覚えてる？」</div><div>サク先輩…</div><div>俺らの二個上の班の先輩だ。</div><div>本名が桜くるみだから"サク"と呼ばれていた。</div><div>蒼桜「もちろん！」</div><div>羅希「サク先輩がね、一度私にこう聞いてきたことがあるんだ</div><div>『羅希ちゃんの好きな人に好きな人が出来たら羅希ちゃんは諦める？』って」</div><div>蒼桜「サク先輩好きな人が居たんだ！」</div><div>初知りだ…</div><div>羅希「多分桐谷先輩だと思う。</div><div>私はねそんなことも知らずに『好きな人がフリーになるまで待ちます！』って答えた。」</div><div>蒼桜「うん。」</div><div>羅希「するとねサク先輩は『そうか！そうだよね（笑）！』って笑ってた。</div><div>今思うと酷なことしたなぁって思って」</div><div>蒼桜「うん。でも恋心はどうにもならないじゃん。」</div><div>羅希「恋する乙女みたいな発言だね（笑）</div><div>…でもそれ聞いて安心した。」</div><div>さっきから羅希が何を言いたいのかわからない</div><div>羅希「班長はね、凛音を手放したらいけないよ。せっかく両思いなんだから。」</div><div>！？！？</div><div>羅希「私が気付いてないと思った（笑）？」</div><div>蒼桜「うん…なんで？」分かったの？</div><div>羅希「女の勘よ（笑）まぁ、飲もうか（笑）</div><div>ジュースだけど（笑）」</div><div>羅希はそれを言いたかったんだろうか…？</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-11977231164.html</link>
<pubDate>Wed, 14 Jan 2015 21:08:27 +0900</pubDate>
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<title>【学生戦争】神咲班21</title>
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<![CDATA[ 羅希目線____<div>羅希「ふぁぁぁっ！寝るかぁ」</div><div>時計は1時を過ぎている。</div><div>課題と書類仕上げていたらいつの間にかこんな時間だ。</div><div>いつもなら凛音が12時前には寝るし、夜更かししたら体に悪いとか熱を出して以来うるさくて11時には寝る健康体の体だったからいつもより眠い…今日から私は一人かぁ。</div><div>凛音が入って来る前みたい。この数ヶ月本当に凛音と一緒にいて楽しくて前より昔のことと少し向き合えた気がする。</div><div>外を見ると星が綺麗…</div><div>羅希「先輩…」</div><div>私、先輩がいなくなった事実から逃げ続けるのはやめます。</div><div>前よりは少しでも向き合います。</div><div>先輩達と過ごしたことも、先輩と付き合ったことも嫌な思い出にしたくないから。</div><div>羅希「私、重すぎかなっ」</div><div>と笑いかけたら先輩が返事をくれたように星が一つ輝いた気がした。</div><div><br></div><div>次の日____</div><div>雨梨目線____</div><div>厩舎で先輩らと凛音の馬の世話を奇龍とする。</div><div>奇龍「やっと凛音の馬は俺らに懐いてくれたよな！」</div><div>雨梨「そうだね…」</div><div>凛音の馬は奇龍の馬と仲が良いみたいで一緒に草を食べている。</div><div>玄「おい。」</div><div>奇龍「お前はもっと大人しく登場できねぇーのかよ！なんで木の上に気配も無くしているんだよ！びっくりするだろ！？」</div><div>玄「俺がどこに居ようと俺の勝手だから、ほっとけ。」</div><div>雨梨「今日はお嬢様の所は？」</div><div>玄「お嬢様は今日は女子会だとよ。」</div><div>奇龍「すねてやがるー！！！」</div><div>玄「バカは口閉じろ」と奇龍に暴言吐くのはいつものことだけどさみしそう。</div><div>雨梨「なんかあったの玄？」</div><div>玄「大父上様に猫音様(お嬢様)だけでなくもう一人警護を頼みたい子がいる。もしかしたらそっちの警護の担当にするかもって言われてな。」</div><div>雨梨「他に一条家って子供いたっけ？」</div><div>玄「なんか猫音様からしたら従姉妹が見つかったらしくて、大和にいるから家から通わせたいと言っていてな…」</div><div>本当は絶対喋ってはいけないことだけど、僕と奇龍はそういうのには口が硬いからつぶやくように話す。</div><div>雨梨「それは確定なの？」</div><div>玄「夏休み明けに本人に聞くみたいだな。」</div><div>奇龍「誰だよその従姉妹って」</div><div>玄「さぁ、名前までは…」</div><div>奇龍「玄、乗れよ！！馬ぐらい乗れるだろ？ねぇちゃんの馬だけど、後で言っておくから気分転換にでも走ろうぜ！！」</div><div>奇龍なりの慰め方だ。意外とこれに救われる人は少なくない。</div><div>玄「じゃあ、たまにはバカの言葉に甘えるか…」と馬に乗り込む。</div><div>玄の運動神経の良さは奇龍ほどではないが充分だと思う。</div><div>奇龍が凛音の馬、僕が蒼桜先輩の馬を連れてゆっくりと馬を歩かせる</div><div>玄「拾われた分際で言えないが、俺は猫音様に使えているつもりだ。書類上源九郎様になっているが…だから猫音様と離れるのは辛い。</div><div>これからどうやっていけばいいんだろうな。」</div><div>玄は小学校に上がる前は子供を使って盗みを繰り返す団体に飼われていた。</div><div>生きる為に盗みをしたりしていた。</div><div>それをたまたま見た一条猫音が家臣として雇うと勝手に宣言。</div><div>一条家の住み込みとして働き始めた。</div><div>猫音の警護として小学校からずっと一緒に黒軍に尽くしてきた。</div><div>もしかしたら猫音に拾われてから初めて猫音と離れるのではないだろうか。<br></div><div>奇龍「玄、俺的に言えばお嬢様から従姉妹になってもお前はお前だろ！</div><div>それに今従姉妹の担当になったとしてもそのまま永遠にお嬢様の担当に戻れないってわけじゃないんだし！」</div><div>玄「………バカに言われなくたって分かってる。」</div><div>玄…</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/tp-samurai/entry-11977218250.html</link>
<pubDate>Thu, 13 Nov 2014 21:08:14 +0900</pubDate>
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