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<title>妻の告白　私の独白</title>
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<description>妻に「好きな人がいる」と告白されました　そして　それからの私</description>
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<title>遅々として</title>
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<![CDATA[ <p>　もうこれきり書くことは無いと思っていた。でも、どうしても納得が出来ないことばかりが出てくる。妻の死亡届の件、私と元妻が暮らしていた家の件、私の両親や兄の家族の態度、更に一緒に住んでいる恋人の様子までもが何かおかしい。</p><p>　これら訳の分からないものを整理するように、これから少しずつ書いていこうと思う。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10088330895.html</link>
<pubDate>Mon, 14 Apr 2008 22:53:06 +0900</pubDate>
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<title>それから</title>
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<![CDATA[ <p>　失踪して７年たてば、死亡届が出せると聞いたことがある。妻とＡが消えてから７年だ。私は妻の死亡届を出すつもりでいる。</p><p>　これを綴ったのは、妻との記憶を整理し、いなくなった状況を確認するためだったが、いなくなったその日の事を思い出そうとすると、興奮しすぎていた為か記憶が混乱したり飛んでいたりして、うまく思い出せない。でも、もう終わったことだ。無理に思い出す必要がないこともあるだろう。</p><p>　結局７年の間、妻とＡは一度も連絡をよこさなかった。誰にも行方は分からない。偉そうな事を言っていたわりには、慰謝料や養育費も一銭も払わずに逃げたのだ。奴等は、そんなもんなんだ。</p><p>　子どもは私の実家で育ててもらっている。仕事と育児の両立は無理だろうからと、親が言ってくれたのでそうした。</p><p>　私は今、田舎から出て働き、生活している。恋人も出来た。私は早く妻との記憶を忘れて、新しい人生を送りたいと願っている。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10073477005.html</link>
<pubDate>Sun, 17 Feb 2008 23:45:43 +0900</pubDate>
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<title>妻と不倫相手と私　04</title>
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<![CDATA[ <p>「やめて」</p><p>妻はぐしゃぐしゃの泣き顔で私に飛び掛ってきた。私は、それを突き飛ばした。</p><p>「あぐっ」</p><p>妻は柱に背中を打ち付けておとなしくなった。</p><p>「なんて…ことを…」</p><p>Ａが言い終わらないうちに、わたしはＡに馬乗りになって殴りつけた。</p><p>「うるさい」</p><br><p>…あんたは、いくじがないから…母の声が頭の中で響いた。その声に色々な人の声が重なっていく。</p><p>…お兄ちゃんは優秀だったぞ…もう少しなのにね…お前がいると負けるから…もっと男らしく出来ないのか…調子ばっかり良くてさ…うそつき…誠意を見せろ…逃げたでしょ…</p><br><p>「うるさい！うるさい！！うるさい！！！」</p><p>私はＡを殴り続けた。拳の痛みが無くなっていく。</p><br><p>…<strong>覚悟は出来てる？</strong>…</p><br><p>「<strong>うるさいんだよ</strong>！」</p><br><p>　音がやんだ。</p><br><p>　私は血液と泥で汚れたまま裏庭に立っていた。Ａも妻もいなくなっていた。</p><p><strong><br></strong></p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10073228081.html</link>
<pubDate>Sat, 16 Feb 2008 23:58:56 +0900</pubDate>
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<title>妻と不倫相手と私　03</title>
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<![CDATA[ <p>『覚悟は出来てる？』耳の奥でＫさんの声が聞こえた。</p><p>何なんだ、こいつらは。心だけで愛し合ってるっていうのか。セックスは無かったっていうのか。</p><p>「うるさい。黙れ。純愛ぶるんじゃねぇ。お前等のしてることは不倫だ。最低の行為だ！」</p><p>俺だって純粋にＫさんを愛してた。それを殺してここまできたんだぞ。</p><p>「ふざけるな。俺は完璧な夫だった。仕事も真面目にやってる。バクチだってしない。良い夫だ。この俺を裏切ったんだぞ。この完璧な俺を」</p><p>Ａは私を睨み返した。</p><p>「いいえ、あなたは良い夫じゃありません。あなたは一度でも奥さんの心を分かろうとしたことがありましたか。妊娠した日のこと、仕事を辞めた日の事を、知る人の無い土地で暮らし始めた心細さを、あなたは一度でも分かろうとしましたか。奥さんは一人で感情を押し殺して抱えてきたんです。毎日、仕事や家事育児に走り回り、心をすり切らしながらも必死で生きてきた。そんな彼女を少しでも助けて、労わってきたことがありましたか」</p><p>確かに家の事を手伝ったことはない。でも、それは女の仕事として当たり前じゃないか。妻は文句を言わなかったじゃないか。</p><p>Ａは更に私をきつく睨みながら言った。</p><p>「奥さんを心から愛したことがありましたか」</p><p>「うるさい！！」</p><p>私はＡに向かって拳をふった。ガッと鈍い音がして拳に衝撃を感じた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10071995513.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Feb 2008 23:03:51 +0900</pubDate>
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<title>妻と不倫相手と私　02</title>
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<![CDATA[ <p>　私はＡに掴みかかった。</p><p>「お前は人の女房相手に、よく恥知らずな事が言えるじゃないか」</p><p>「やめて！！」</p><p>妻が私を後から抑えた。私は妻を突き飛ばした。</p><p>「ふざけるな！お前がものを言える立場か！」</p><p>「乱暴は止めて下さい」</p><p>Ａは妻に駆け寄り、庇った。</p><p>「うるさい！黙れ！！人の女房を寝取っておいて、いっぱしにものを言うな！！」</p><p>「寝取るなんて言い方はやめて！先生と私の間に体の関係はないわ」</p><p>妻が私を睨み返した。</p><p>どういうことだ。ふたりは交際してるんだろ。肉体関係は無いって…。</p><p>「そうです。私たちの間には肉体関係はありません。互いに句を送りあい心を重ねて、今に至るのです」</p><p>Ａが続けていった。</p><p>「私たちが正式な形になるまではとふたりで話し合い、関係を結ぶことはしませんでした」</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10071760552.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Feb 2008 00:03:03 +0900</pubDate>
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<title>妻と不倫相手と私　01</title>
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<![CDATA[ <p>　妻に好きな人がいると告げられた次ぐ日、私の実家に子どもを預け、私と妻、そして不倫相手のＡとの話し合いの場を設けた。</p><p>「申し訳ありません」</p><p>Ａは私に開口一番そうい言って深々と頭を下げた。白髪の目立つ髪が乱れた。</p><p>「頭を上げてください。きちんと話し合いましょう」</p><p>私は怒りが全身を震わせているのを必死で抑えていた。なんで、こいつなんだ。こんなむさ苦しい男に俺は負けたって言うのか。</p><p>「で、妻とはいつから」</p><p>「はい。奥さんが私の俳句教室に通い始めて１年くらいたったころです」</p><p>じゃ、交際は２年近くになるんじゃないか。そんなに長い間騙し続けていわけか。</p><p>「で、どうなさるつもりですか」</p><p>「私は奥さんを心から愛しています。一緒になりたいと思っています」</p><p>よくもぬけぬけと…。私は怒りを抑えることが出来なくなっていた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10071514246.html</link>
<pubDate>Sat, 09 Feb 2008 23:50:13 +0900</pubDate>
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<title>告白　誰</title>
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<![CDATA[ <p>　「相手は誰なんだ？」</p><p>「Ａ先生よ」</p><p>妻は臆することなく、はっきりと言った。</p><p>Ａ…確か妻の俳句の先生だ。白髪交じりの人の良さそうな顔が頭に浮かんだ。</p><p>「お前は俳句を習いに行くふりをして、そいつといちゃつきに行ってたって訳か」</p><p>「いいえ、ちゃんと俳句を習ってたわ。先生はね、私の俳句を読んで、私を理解してくれたの」</p><p>「そんなもんで何が分かるんだ」</p><p>「…あなたは分からないと思うわ」</p><p>「つまり俺は馬鹿だからわからないって言うのか！」</p><p>「違う。分かろうとしない人間には分からないのよ。あなたは私を理解しようとしてくれた？」</p><p>どこまで勝手な理屈を並べるんだ。ここまで酷いわがままな女だとは思わなかった。</p><p>「お前とじゃ話し合いにならない。直接、Ａと話す。あいつをここに呼べ」</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10071043057.html</link>
<pubDate>Thu, 07 Feb 2008 23:59:21 +0900</pubDate>
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<title>妻との結婚　09</title>
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<![CDATA[ <p>　妻の表情が明るくなったと、ふと思った。そのことで、逆に妻が長い間、表情が無い様な状態だったのが分かった。</p><p>　妻は家に居るときはエプロンのポケットにメモ帳と鉛筆を入れていて、時折メモを取っていた。</p><p>「何をしてるの？」</p><p>聞くと</p><p>「浮んだ句を書きとめておくの」</p><p>妻の笑顔が増えたのは趣味が出来たからか。</p><p>「この前、先生に褒めてもらったの。どんな句だったと思う？」</p><p>妻は顔に嬉しそうな笑みを一杯に広げていた。</p><p>「いや、俺、興味ないから」</p><p>自分の趣味に人を巻き込むのは感心しない。私は自分の趣味の釣りに友人とは行っても、妻は連れて行きはしない。各々の領分に入るべきじゃない。第一、俳句なんてものは何の面白味も感じない。</p><p>「…そう」</p><p>妻は空を見上げて、またメモ帳を広げた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10070809585.html</link>
<pubDate>Wed, 06 Feb 2008 23:50:22 +0900</pubDate>
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<title>妻との結婚　08</title>
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<![CDATA[ <p>　１ヵ月半後、妻は仕事にキリをつけて田舎に来てくれた。私たちは、ようやく家族として穏やかに暮らし始め、子どもも生まれた。初めて生まれたばかりの息子と対面したとき、なんとなく自分の子供と言う実感が湧かず、何の感情も起こらなかったが、良き家庭人を目指すべく大袈裟なくらい喜んで見せた。医師も看護師も妻も笑った。しかし、私は妻に結婚を申込んだ時の白々さが強く思い出されて胸が冷えるような気分を味わっていた。</p><p>　何事も無く時は退屈に過ぎていく。穏やかで退屈な日々を幸せと思わなくてはならないんだろう。</p><p>　妻は再就職をし、子どもを保育園に預けながら家事と育児をこなし、毎日パワフルに走り回っている。近所の人間は「仕事も育児も頑張る、美人な奥さん」と妻を褒めた。私の両親も妻を気に入っており、妻に何くれとアドバイスをした。</p><p>「あなたね、周りの人間ともっと交流しなきゃ。そんだけ別嬪だとやっかむ人もいるんだからさ」</p><p>母の勧めで、妻は公民館活動の一つである『俳句を楽しむ会』に入ることになった。最初のうちは母も一緒になって通っていたが、程なく母は飽きてしまい、妻だけが息子を連れて週に二度あるその会で俳句の勉強を続けた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10070579925.html</link>
<pubDate>Tue, 05 Feb 2008 23:56:34 +0900</pubDate>
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<title>妻との結婚　07</title>
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<![CDATA[ <p>　田舎に帰ってからの私の生活は、すこぶる順調だった。突然帰ってきた私に両親、兄夫婦とも驚いたが、喜んでくれた。父親が知人等に頼んで手をつくしてくれたため、帰郷後わずか１週間で仕事も家も決まった。毎日がとても穏やかで、安らかな気持ちになれた。</p><p>　私は今まで随分、無理ばかりしてきた。仕事でもプライベートでも、心から楽しいと思ったことなど無かった。唯一救いだったＫさんも、私が踏ん切りがつかなかったため、二度とこの手に抱く機会を失った。そうだった。運命が転がりだしたのは、Ｋさんと最後にデートしたあの晩からなんだ。</p><p>　妻には悪いことをした。私の勝手で妻は結婚を選ばざるをえなくなったんだ。なのに文句も言わずによくやってくれてる。あんなに好きだった仕事も辞めさせることになって、かわいそうなことをしてしまった。こっちにきたら、妻と生まれてくる子どもを大事にしよう。心から愛せるように努力しよう。</p><p>　Ｋさんのことは、もう忘れるんだ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/tuma-otto/entry-10070362240.html</link>
<pubDate>Tue, 05 Feb 2008 00:11:12 +0900</pubDate>
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