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<title>おっちゃんと俺</title>
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<description>あるバイク屋のおっちゃんの思い出薄れゆく記憶を掘り起こして書いています。思い違いや妄想があるかもしれません。</description>
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<title>京都府自動車安全運転学校</title>
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<![CDATA[ <p>高校に上がった頃。</p><p>早く免許を取りたくて、誕生日を指折り数えて待っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>こっそり無免許運転したこともあったが<br>当時はバイクのヘルメット義務化だとか、暴走族問題だとか<br>結構ゆるゆるだった警察の取り締まりも厳しくなってきて</p><p>そうそう気軽にバイクを動かすことも難しくなってきていたのだ。</p><p>オートバイ雑誌の裏表紙のＺ２を眺めながら色々妄想するしかなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな日々の中。朗報が舞い込んだ。<br>『７５０に乗れるで！』<br>原付免許を取りに行った友人が仕入れてきた情報に心が躍った。</p><p>&nbsp;</p><p>伏見の羽束師にある自動車試験場のすぐ横に『安全学校』がある。</p><p>調べてみたらまだ学校は残っているようで、とても嬉しく思う。</p><p>&nbsp;</p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.kyoto-renshujo.jp/" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">自動車練習場 車の練習は練習場で</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">京都市の自動車練習場です。運転免許取得、失効や取消による再取得、外国免許切替や、ペーパードライバー講習、安全運転講習などを行っています。</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.kyoto-renshujo.jp</span></span></span></a></article></div><p>&nbsp;</p><p>京都府交通安全協会が主催する、単発でも受講できる教習所『練習場』</p><p>詳しく調べてないが、全国的にも珍しいのではないだろか？</p><p>現在は4輪と原付のみのようだが、当時は2輪の練習もできた。<br>当時。</p><p>免許制度の大きな変更があって、大型二輪免許だけは特別扱いだった。<br>教習所で取得することができず、試験所で１発合格するしかなかった。<br>試験場で10回は通わないと（顔と名前を憶えてもらわなければ）絶対合格させて貰えない<br>そんな神格化された免許。<br>その免許が必要な750に合法的に乗れる！夢のような場所だった。</p><p>&nbsp;</p><p>もちろん。私はまだ原付免許も持っていなかったので。<br>いきなり750に乗りたいといっても、なかなか承諾はしてもらえなかった。<br>バイクの基本操作はできることと、どうしても挑戦したいという熱意だけでゴリ押し。</p><p>8の字の押し歩きと、車体起こしができたら、という条件付きで乗せて貰えることになった。</p><p>今から思えば、そんな奴はいっぱいいたのだろう。<br>受付の人も教官もとても優しかったのは覚えている。<br><br>友人と順番に750に乗った。<br>初めてエンジンを掛けて、するすると動き出した瞬間は、本当に鳥肌が立った！<br>私の様子をしばらく様子を眺めていた少し年配の教官は<br>『あんまりスピード出すなよ！』一声だけ掛けてどこかへ行ってしまった。<br>嬉しかった！<br>750に乗れた。Z2に乗れた。最高だった。<br>練習場の外周路だけを、グルグルまわった！本当に楽しかった。<br><br>自分の番が終わって、友人の練習を眺めていた。<br>友人の走りを見ていた若い教官が</p><p>『一本橋とか教えよか！？』<br>すかさず、その後ろから年配の教官が言った<br>『好きに走らせてやれ、あいつらそんなん求めてないから』<br><br>今の時代なら、いろいろ問題になることもあるだろが<br>ほんとに。いい時代だったなと思う！</p><p>私が実際に免許を取ったのは、まだまだ後の話である。<br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/turnback80s/entry-12974014653.html</link>
<pubDate>Tue, 28 Jul 2026 11:04:06 +0900</pubDate>
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<title>宇治カワサキ</title>
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<![CDATA[ <p>『宇治カワサキ』</p><p>&nbsp;</p><p>ここが、おっちゃんの店である。</p><p>宇治カワサキは屋号で、社名は丸信商会。だったと思う。<br>あまりに遠い記憶で間違ってるかもしれない。<br><br>そもそも。<br>このブログを残しておきたいと思ったのは、ネットで『宇治カワサキ』と検索しても<br>何もヒットしないという現実からだ。</p><p>お店のあった場所も、宇治駅前再開発計画で完全に跡形も残されていない。<br>ネットの中の記憶もない。とても寂しい状態だったからだ。<br>&nbsp;</p><p>かろうじて。『宇治カワサキ』という単語が残されているのは<br>NPO法人　The Good Times　の中にあるブログだけだと思う。</p><p>&nbsp;</p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.thegoodtimes.jp/2021/02/2799/" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">カワサキオートバイ販売出向の１０年間　　その１</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">★　カワサキオートバイ販売と名称変更があって、 　その通称カワ販へ出向となったのは、私が３３歳の時で、 　その出向は１０年間続いたのである。 　いろんな経験をさせて頂いたのだが、 　その１年目の昭和４０年(1965)はい […]</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.thegoodtimes.jp</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img alt="" class="ogpCard_image" data-ogp-card-image="" height="120" loading="lazy" src="https://www.thegoodtimes.jp/image/common/eyecatch.jpg" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)" width="120"></span></a></article></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>宇治カワサキは国鉄宇治駅のすぐ前。府道沿いにあった。</p><p>お店の奥行は2.5ｍほど。幅は10mほどの道路に沿って長細い25㎡程度の小さなお店だった。</p><p>道路から向かって左端に小さな机と椅子。机の上の本棚には作業マニュアルやパーツリストが並んでいた。<br>ダイナモカバーをひっくり返した灰皿が懐かしい。</p><p>お店の右側は作業場。中央に２～３台のバイクを並べてあった。<br>お店の横の路地におっちゃんの自宅兼倉庫があった。<br>4枚引き戸の玄関を開けると土間があって、ここにも５～６台のバイクがあった。<br>お宝バイクが並んでいた。</p><p>&nbsp;</p><p>作業机でたばこをくゆらせて、新聞を読んでいるおっちゃんが目に浮かぶ。<br>オイルの匂いとタバコの匂いを思い出す。<br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/turnback80s/entry-12969114531.html</link>
<pubDate>Tue, 09 Jun 2026 16:06:55 +0900</pubDate>
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<title>田んぼサーキット</title>
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<![CDATA[ <p>中学3年になった頃。<br>もうバイクに夢中になっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>友人の兄貴が乗らなくなったバイクがあった。<br>カワサキの90MSという小さいオフロードバイクである。<br>ヤマハのミニトレ（GT50/GT80）みたいな奴だ。<br><br>友人は久御山町に住んでいて、周りは田んぼ・田んぼ・田んぼ。<br>ずーっと田んぼ。<br>電車も走ってないような所で、最寄り駅と言えば</p><p>近鉄大久保か京阪淀からバス便になる。</p><p>休みになると自転車で友人宅に行ってバイクで遊んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>近くの木津川の河原がバイクデビューの場所だった。<br>しかし河原といっても大半が砂地だったので、操作は大変だし<br>そもそも河原までバイクを押し歩くのも面倒だったので</p><p>いつしか、田んぼの畦道が主戦場になっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>90MSはオフロードタイプとはいえ、所詮は街乗り用に作られた車体である。<br>コケると高い確率でシフトペダルが折れる。<br>シフトできないので3速固定で走る。</p><p>田んぼサーキットを、ぐるぐる回るのは本当に楽しかった！</p><p>&nbsp;</p><p>おっちゃんの店に顔を出すようになったのも、この頃で<br>シフトペダルとかブレーキレバーだとか部品を買いにいったのが始まりだった。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/turnback80s/entry-12963084088.html</link>
<pubDate>Wed, 15 Apr 2026 14:34:26 +0900</pubDate>
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<title>縣祭り</title>
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<![CDATA[ <p>京都の宇治には『縣祭り』という奇祭がある。</p><p>『縣』と書いて『あがた』と読む。<br>暗闇の中を神輿が練り歩く奇妙な祭りである。<br>かつては、暗闇で『何かが』行われる怪しい祭りであったそうだ。<br><br>確か。</p><p>中学２年くらいだったと思う。<br>友人と縣祭りへ行った。<br>もちろん。神輿を見たさに、なんてことはなく。</p><p>その『何かが』あるかも知れないという・・<br>都市伝説に惹かれたのだ。</p><p>いくら昭和50年頃とはいえ、もはやイカガワシイ風習など残っているハズもなく</p><p>思春期の少年達はガッカリしたのである。</p><p>&nbsp;</p><p>おっちゃんの店は、国鉄宇治駅のすぐ目の前にあった。<br>お祭りの日も、常連客10人ほどでビール片手にワイワイと賑わっていた。</p><p><br></p><p>俺もバイクに興味が湧き始めていた頃だった。</p><p>自宅周辺には大型バイクを扱う店など全くなかったし</p><p>自転車屋さんに原付並んでるような店が当たり前だった。</p><p>初めて見たバイク屋に釘付けになった。</p><p>&nbsp;</p><p>しばらく遠巻きに、店の中に並ぶバイクを眺めていた。</p><p>「近くで見たらええで」</p><p>グレーの作業着のおっちゃんが声を掛けてくれた。</p><p><br></p><p>俺とおっちゃんの出会いだった。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/turnback80s/entry-12962870106.html</link>
<pubDate>Mon, 13 Apr 2026 12:53:25 +0900</pubDate>
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<title>おっちゃんと俺</title>
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<![CDATA[ <p>気づいたら。<br>俺は、あの頃のおっちゃんの歳になっていた。<br>&nbsp;</p><p>今でもふと、あの頃を思い出す。<br>汚れたオイルの匂いがする小さなバイク屋だった。</p><p>&nbsp;</p><p>高校生の頃。</p><p>学校が休みなると、ボロボロのバイクに跨って</p><p>理由もなく。自然とお店に向かっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>ガソリン代もないから、走りたくても遠くに行けないから。かもしれない。<br>お店に行けばバイク雑誌を読めるから。かもしれない。</p><p>ほんと。理由なんて何もなかったけど、そこには自分の居場所があったんだと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>おっちゃんのことを良く言う人はあまりいなかった。</p><p>でも。俺はおっちゃんが好きだった。</p><p>叶うのなら、もう一度あの頃に戻りたい。<br><br>そんな。おっちゃんの思い出を残しておこうと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/turnback80s/entry-12962577726.html</link>
<pubDate>Fri, 10 Apr 2026 16:44:36 +0900</pubDate>
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