うっほ菅原のごりら目線 https://ameblo.jp/uhhokora/ よしもと東京NSC8期生、お笑い芸人、千葉住みます芸人、山形、東京、ラーメン、車、バイク、パワースポット、かさち友達、の日常。山形県鶴岡市出身。印旛郡栄町在住。 ja-jp 哀愁交差点2 https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12826628430.html その日はちょっと早い時間に仕事が終わり、港の開店時間と同時にカウンターの特等席に座ってウインナーと目玉焼きをつまみながら晩酌をしていた。 特等席、といってもカウンターは七席あり「お好きな席にどうぞ」と吉江さんに案内されると、自然と一番奥を一席空けた隣を勝手に僕は特等席扱いしている。それは早い時間にお客さんもいなく一人で飲んでると料理も作り終わって提供してくれた後に、吉江さんがそこに座って話を聞いてくれる「特等席」だからだった。それ以外にも一番奥の席が空けてある理由があり、吉江さんの旦那のオーナー 2023-10-30T16:29:07+09:00 哀愁交差点1 https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12813370789.html 仕事帰りに駅から自宅までへの道中、居酒屋が数軒ある。 居酒屋と言っても、車1台通れるぐらいの住宅地の通りに軒を連ねて赤ちょうちんや暖簾だけで存在感を示すような、一見さんには入りにくいお店達だ。 昔からある老舗の様な店もあり、閉店してはまた居抜きで新規オープンするお店もあり、通勤する度に横目で「ここまた新しいお店できるんだ」と無意識に確認しながら、田舎での商売は特に長年続けるのが難しいんだろうなと他人事のように誰の心配するわけでもなく、自分の人生の景色のほんの一部に、でも確かにいつもそこに有った。 2023-07-24T13:54:56+09:00 責任取ってよ(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12806138063.html 思い出を振り返る中で、自分の人生の岐路は何処にあったのだろうと当時の考え方に重ね合わせて、今持ち合わせた視点で考えることになる。 高専は卒業するまで高校3年間と専門学校2年間の合わせて最短5年の時間がある。入学した当初は真っ当に5年で卒業して就職か、と朧げながら考えていたが、3年修学時に一般大学入学試験で4年制の大学への編入の選択肢もあることを知った。 その先の未来を目指してもいない大学生になることに憧れていた。夢見るだけ、行動には一ミリも移さなかった。 そして当時の学力と勉学に対するモチベーシ 2023-06-04T19:34:34+09:00 突然の雨(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12805829212.html ノリタカが酒田の高校に通っていた繋がりで、高2〜高3の時、何度か酒田で高校の友だちや彼女の友達を紹介してもらった事がある。 電車だと羽越本線で鶴岡駅〜酒田駅まで30分。 バイクで約40分掛けて国道7号線や、湯野浜から黒森街道を北上し、最上川を超えると酒田に入る。遠くに出羽冨士と称される「鳥海山(2236m)」がある景色がとても好きだった。 江戸時代農業と北前船で栄えた商業文化の街で、商家の中でも特に酒田本間家は日本最大の地主と称された大庄屋・豪商で、鶴岡に有った鶴岡城酒井藩城主に米や金銭を提供し 2023-06-03T00:01:29+09:00 8月19日(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12805146722.html 青空が高く、まだ暑かった夏の1日。 今でも胸に深く刻まれている。 夕方の4時前ぐらい、斜陽になりかけてた頃、荘内病院の入り口の前でノリタカと2人立ち尽くしていた。バイク事故の知らせを直接受け、来たものの緊急搬送後は近親者以外は面会謝絶だった。 隣学区、四中の仲間や、高校の仲間が続々と集まってたが面会謝絶を知ると一様に皆、荘内病院入口前にとどまった。 「朝日の方で事故たって。」「ニケツしてだんろ?」「2台で走ってたっての」「2台で事故ったの?」「いや、1台だけだって。テッチャンどコーちゃんが近くの 2023-05-29T16:32:05+09:00 居場所(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12804821190.html この頃大切なのは友達との時間だった。 コウヤの部屋で、嬉しかったこと、腹の立つこと、悲しかったこと、楽しいことを共感し、おしゃれなファッション、かっこいいバイク、流行りの音楽、気になっている女の子の話、悩み事を誰かしらに相談する。 ノリタカは身長も高く傍目から見ても目立つ存在だった。流行りのJ-popも抑えていた。CDから録音したテープをマメにダビングして定期的に貰っていたので、1990年代頃の曲を聴くといろんな思い出が蘇る。 ヒグチは高校野球に青春を捧げていて強豪校のレギュラーキャッチャーを務 2023-05-27T09:57:41+09:00 ドルヒヒ(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12804482298.html 2年から3年に進級する春休みには、相変わらずマルホンバイトと、それ以外はコウヤの家に常駐していた。 でも、一つだけ17歳の俺にとって大きなチャレンジがあった。 中型バイク(400ccまで)の「合宿免許」取得。 コウヤの家においてあった「Mr.Bike(バイク雑誌)」の中で最短約10日でバイク免許が取れる事を知ったからだった。県によって差異があるのだが、当時、山形県内の教習所だと満18歳にならないと中免(普通自動二輪免許)は取得できない条例が有った。しかし関東では満16歳から中免が取得できる。加え 2023-05-25T00:13:28+09:00 イーピン(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12804235906.html バスケ部には一年の頃から経験者として積極的に参加していた。顔面凶器パンチパーマのイワイくんは、口数こそ少ないが実は後輩には優しかったのだ。俺と同じセンターのポジションのレギュラーだったので、ゴール下の動きを見て勉強した。180センチ強と体がデカいので、リバウンド等のポジション争いの時は体をぶつけ合い吹き飛ばされない様に踏ん張ってイワイくんのパワーを感じていた。トモミもぐんぐん上達し元々ホッケーで培った運動神経とスピードと体力でフォワードとして頭角を表していた。高専バスケ部として出場できる大会は、 2023-05-23T13:44:43+09:00 サンタが帰った後に(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12804116697.html 高2の冬、コウヤもヒグチもノリタカも彼女が居たのに、俺だけ居なかった。 土日の休みは入れ替わりコウヤの家に溜まっていたが、いつものメンバープラス、コウヤの高校の同級生ヒナチャや俺と同じ小学校の「黄金小の白」ミキオ、タクヤやバンドウ、誰かしらが遊びに来ていて賑やかだった。 何を話してるわけでもなくでも盛り上がっている。 コウヤの部屋は足の踏み場もない汚部屋だったにも関わらず居心地は良かった。 オシャレや音楽、街の噂話、特にコウヤが話す彼女との秘め事の臨場感は半端なく皆「バカだなぁ笑」と爆笑しながら 2023-05-22T18:34:16+09:00 ヤマンバ(高専生日記) https://ameblo.jp/uhhokora/entry-12803955663.html 「シュン。今度俺の彼女が友達呼んでくれるから飲み会こない?またいい子と出会ったらいいよ。」 落ち込んでる俺に気をかけてノリタカが飲み会に誘ってくれた。 俺に元気がなかったのか、その元になったナオミちゃんの失恋話はみんな「あの子は小悪魔だよ。」と俺の味方になってくれるのが嬉しかった。飲み会で忘れろってメッセージを送ってくれたのも、友達想いの強いノリタカらしい提案で嬉しかったが、ノリタカの彼女は、ナオミちゃんの友達と5対5カラオケした時に出会った子だったので、この話もナオミちゃんに伝わるのかな?良く 2023-05-21T16:40:11+09:00