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<title>手紙飛行機ターミナル</title>
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<description>離着陸の際に更新いたします</description>
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<title>友へ</title>
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<![CDATA[ あれから元気にしているでしょうか。<br><br><br>私が、もしかしたら死にます。<br>と話したところ腹を抱えて笑っていた顔がなんとなく思い出されたので筆をとります。<br><br>私は未だ生きております。<br><br>短い間でしたが、君はとっても印象的な人でした。<br>あのときの私に一番、似ている人物を誰かが寄越したとしか思えないぐらいに似ていると感じました。<br><br>そして私の知らない話をひとつ、教えてくれましたね。<br>その話は、私の足りないところを的確に知るきっかけにもなりました。<br><br>君は私をとっても買い被っていたでしょうね。<br>賢くもなければ、ストイックでもありません。<br>さほどロマンチストでもなければ、現実主義でもありませんし、自らすすんで死にに行くような人間でもありませんよ。<br><br>私は絶対、君と良い友達になれそうだと思っていたけど、<br>それと同時に、でも、ならないのだろうなと思っていました。<br><br>君と連絡をとりあい、待ち合わせをし、互いに近況報告をしながら酒をのむというのは何だか想像ができなかったのです。<br><br>それよりも、今日も元気かなぁ、ぐらいに思い出したりしている方が、ずっと正しい。<br><br>君は私のことを微塵も思い出さないかもしれない。<br>それは少し寂しいけど正しいのです。<br><br>そうだなぁ。<br>君の大好きな話の、あの人物のように自らすすんで死んでいった奴、という位置に置いておいていいですよ。<br>君のなかの私に、死んでいった同志、くらい思ってくれれば幸いです。
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<pubDate>Thu, 13 Mar 2014 01:37:01 +0900</pubDate>
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<title>2013/12/21</title>
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<![CDATA[ さて、なにから話せばいいのか。<br><br>お前の考えて考えてだした結果は正しいのだけど、心が追い付いていなかったこと。<br><br>そして今日、それに気付いたことを嬉しく思う。<br>やっと追い付いた。<br><br>今までは結局、自分に言い聞かせて無理矢理蓋をしていただけだったね。<br><br>それが今、はっきりと「嫌だ、悲しい」とお前自身に告げた。<br>お前はそれを聞いた。<br><br><br><br>ただ、それだけのこと。<br>特に事態は変わらない。<br>しかし、意味のあることだよ。<br><br><br>覚悟は決めていたのも知っている。<br>それは抗うことのできない、大きな波、人が歩くことと同じくらい自然な覚悟であったから、逆らう小さな渦などには気付けなかったのだ。<br><br>よかった、お前のその蓋をした部分は、やっと本当に報われそうだよ。<br><br><br>悲しいと思ったことを忘れなくていい。<br>本当は、悲しまなくてもいいのだけど、悲しんでいた事実を消そうとしなくてもいいのだよと、言ってやりたくてムズムズしていた。<br><br>それは、終わらないかもしれない。<br>本当に、悲しいままかもしれない。<br>この先、生きて、どうしても付きまとう影のような部分かもしれない。<br>時には誰かに笑われるだろう、お前自身も笑ってごまかすだろう。<br><br>だけどそれが、なんだというのだろう。<br>お前がお前である、ただそれだけのことだ。<br><br>悲しみの深い深い奥底に、小さくも輝く光を見いだしたお前の誇りの一部であることを忘れないでいてほしい。<br><br>そしてその悲しみが、本当の意味で跡形もなく溶ける日がくる。<br><br><br>それは今日でもいいのだが……、<br>焦る必要もない。時間や季節は関係のないことなのだから。
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<pubDate>Sat, 21 Dec 2013 01:58:00 +0900</pubDate>
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<title>2013/11/16</title>
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<![CDATA[ <br>離れないとか守るとか<br>言うのは簡単だけど<br>違う命なわけだし<br>実際にいついかなる時でもっていうのは<br>物理的にありえないこと<br><br>離れ離れになった時<br>約束したのに…なんて悔やんで<br>生きていく自信はないよ<br><br>だからせめて<br>出来る限り、出来る限りずっと<br>ただ寄り添っていたいよ<br>寄り添っていたいよ<br><br>言葉で理解しあえたことなんて<br>1度もなかったでしょう<br>そもそも理解しあおうなんて思いもしなかったから<br>ただ寄り添っていたね<br>ただ寄り添って生きていたね<br><br>だからこの先も<br>出来る限りずっと<br>ただ寄り添っていたいよ<br>時間の許す限り寄り添っていたいよ<br><br>本当は心だけじゃなく<br>永遠に貴方のにおいも消えなきゃいいのになんて思うよ<br>ずっとずっとずっと終わりのこない時のなかで確実に貴方と微睡んでいられる日々を望むよ<br><br>それが私の思う美しい世界<br>単純でしょう<br>大事なものだけが増えすぎて<br>ありがたみがわからなくなるとかだれか言うけど<br>そんな日々で幸せボケしたい<br><br>悲しみのない平和な日々<br>笑ってるだけの平坦な毎日<br>つまらない世界<br><br>つまらなくていいよ<br>笑ってるだけの平坦な毎日<br>泣いてなんていたくない<br><br>なんてつまらない世界<br>楽しいだけの<br>気味悪い世界<br>つまらない世界<br>それがほしいよ<br><br>つまらない世界
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<pubDate>Sat, 16 Nov 2013 22:51:00 +0900</pubDate>
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<title>2013/08/17</title>
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<![CDATA[ <br>また一人で旅をしている。<br><br>やはりどことなく異世界と思わせる地形？だ。<br>たとえば現代のような商業施設のあるところから、本当にすぐ目の前に、補整など全くされてい断崖絶壁や、洞窟、岩場などがある。<br>たまにその手付かずの野生を利用した建物などがある。<br><br>今日見た夢は、過去2回ほど夢で見たことがあるような場所だった。<br>海に近い有名なお寺があり、周りはお土産屋などが並ぶ観光地。<br>そこにたまたま着いた設定だった。<br><br>そこで今晩泊まるために、知り合いの使っていない家を借りることになっていた。<br>夕方だったが、その有名な寺（名前を忘れてしまっていた）を少し見たいと思い、出掛ける。<br><br>まだ観光地で賑わっていた。<br>その有名な寺に行くには、夜には行けないと聞いた。<br>意味はすぐ分かった。<br>その寺は浮き小島のように周りがほぼ海で囲まれていて、満潮になると元々がったがたで歩きにくい岩場もすっかり消えてしまうようだ。<br>生憎、私が渡ろうとした時は嵐で、走っていけばなんとか着くだろうが朝にならないと戻ってこれないと分かったので、その日は諦めた。<br>そこで寺の名前を思い出し、口にだした。<br>仁和寺！<br><br>起きてから調べたら、実際の仁和寺とは当たり前だが全く違う。<br><br><br>そして、夢のなかで夢をみた。<br><br>私は十歳ぐらいの女の子になっており、孤児で更にホームレス設定だ。<br>弟のような友達がいて、一緒に高級住宅街に遊びに行った。<br>一番大きな家は、図で描くと、回の字のように周りが広い庭でその中に四角い家があった。<br><br>そこの家から車が出ていく時に隙を伺い、中に忍びこむ。<br>体がとても身軽で、子どもだから見つかっても大丈夫だろうと、あまりこそこそせず、庭に入る。<br><br>そこは変な宗教団体の幹部？の家のようだ。門や壁、いたるところに旗がはっている。<br>庭を歩いていると、同い年ぐらいの女の子が座って絵を描いていた。<br>上からぎゅっと押されたような顔だが綺麗な格好をしていたのでこの家のご令嬢とわかった。お金持ちなのに、この時間に学校に行っていないと不思議に思った。<br><br>話しかけると喜ばれた。<br>学校に行かないのか聞いたら、自分は障害もちなので閉じ込められていると、おどおど話してくれた。<br><br>発達障害か何かだと思われる。<br>暗くて、どんくさいと思ったが、親から相手にされず庭で一人で絵を描いて過ごしていると知ると哀れに思えた。<br><br>絵を描くのが好きだと話してくれた。<br>スケッチブックを見せてもらった。鉛筆で、庭の植物らしきものと、そこで数人の人間がニコニコしている絵だった。<br><br>十歳前後にしても下手な絵だった。消しゴムで消した後も汚く、人物も子供特有の漫画絵で手足が楕円だった。<br>しかし植物に関しては、実際の植物に少しオリジナルなデザインを取り入れたような、面白いものだった。<br><br>本人は絵が下手なのだと分かっていたし、なかなか上手くならないのだと言った。<br>私は可哀想に思いながらも、この子のあまりの素直さから純粋に応援したくなり、描き続けていたらきっと上手くなると励ましたら喜んでくれた。<br><br>そうして夜になり、帰ることにした。また遊びにくると約束した。<br><br>屋根に登っていた弟分は、近くにこの家の車が見えたから急いだほうがいいと言って、先にとんで帰って行った。<br><br>私も急いで帰ろうと、裏門から飛び出した途端、左から急に眩しい光を浴びて、目をつむった。光の向こうに迫ってくる車が見えていた。<br><br><br>そこでもとの夢に戻る。<br>次の日の朝に視点が変わった。<br><br>仁和寺に行こうと、出掛ける。<br>昨日の嵐の面影もなく、海の道は岩場になっていた。<br>天気がよく、沢山の人が海水浴を楽しんでいた。<br><br><br>岩場を渡ると、仁和寺のにの字もなかった。（でも夢のなかでは、仁和寺と疑わない）<br><br>その浮き小島のような仁和寺は、どちらかというとネパールインド系の寺院であり、浮き小島のはずなのにとても広い、一つの街だった。<br><br>そこに住む人々の服装は全く不思議で、皆どことなく民族衣装か僧のようなテイストである。<br>顔もあんまり日本人ではない。<br><br>その街の真ん中に行くほど、高くなっている坂道で、真ん中には、金の階段が表と裏にある寺院があった。<br>更にその階段の真ん中に区切りがあり、その区切りの左がネパール、右がインド、みたいな説明があった。<br>意味はわからないが面白いと思った。<br>時に左右に違いは見られない。<br><br>私はここにもやはりある観光客用の店に入り、へんてこな服を買おうとした。<br><br>おわり
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<pubDate>Sat, 17 Aug 2013 12:12:00 +0900</pubDate>
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<title>覚えてるなかで一番古い夢</title>
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<![CDATA[ まだ小学生にもなってなかった気がする、小さい頃の夢<br><br>暗闇で大人たちが話し合っている。輪になって、スポットライトのような光に照らされている。<br><br>私は不安になる。<br><br>逃げてと言われる。<br>全員が、そうだ、逃げろと頷く。<br><br>よく解らずにつられて頷く。<br><br>すると場面は一辺して明るい日差し、海から砂浜にあがる。<br>途端に、思い出したように理解する。<br><br>永遠と龍に追われる。<br>龍は海からやってくる。<br>私は海沿いに逃げる。<br>内陸に行くと人に迷惑をかけてしまうからだった。<br>龍の狙いは私であったか、龍が狙う何かを私が持って逃げていたかはあまり覚えていない。<br><br>とにかく色々な乗り物を駆使して、時にはうまく隠れながら、そして沢山の人に助けてもらった気がする。<br>よく知らぬ人に、箱に隠してもらい運んでもらったり、自力で乗り物を操縦したり。<br><br>じいちゃんに車に乗っけてもらって逃げていた時、龍に見つかり、並走？される。<br><br>龍はとてつもなくでかい。<br><br>このままでは、じいちゃんを巻き込んでしまうと思い、下ろしてもらい、私は少し内陸に向かい、巨大な門のような扉？を見つけ、わずかに開けて入る。<br><br>私はそれまで、龍に向かわなくてはいけないと知りつつも怖くて逃げていたが、覚悟をきめる。<br><br>入ってきた扉を振り返り、床に膝をつけた。<br><br>私は何かを持っていた、何か球体だった気がする。しかしそれを龍に渡したからといって何とかなるような感じではなかった。<br>もし龍がそれを追っていたとしても、それを持ち逃げていた私を逃がしはしないと知っていた。<br><br>その球体を座った正面に置くと、豪快に扉が開く。眩しかった。龍がとうとう私に追い付いた。<br><br>私は観念して、土下座のような体制をとる。<br>なにかものすごく、謝罪した気がする。何度も何度も。勝手に言葉がでていた。<br><br>謝罪の言葉を述べているうち、また勝手に、今度は徐々に逆ギレしはじめた。<br><br>何故私がこんな目にあわねばならないのか、とか そもそも人に迷惑をかけてしまうことを考えないのか、私ならかけないね、など色々言った気がする。<br><br>しかし怖くて顔を上げれなかった。<br>目をつむった。<br><br>目を開くと、私は古めかしく人のいない駅にいた。<br>古めかしいと知っているのは、機関車トーマスにでてくるような駅であったから。<br><br>そこでやはり機関車トーマスにでてくるような、スーツにシルクハットでステッキをもったベタなイギリス紳士風の男が私の前に現れる。<br><br>男は「忘れないように」みたいなことを言って、声をあげて笑った。<br>私は何故か、ああ助かったと、ほっとした。<br><br>すると男の股の間からライオン程度の胴体サイズになった龍が顔をだしたと思うと、男を首に跨がらせて飛んでいった。男はサンタクロースのような高笑い？と共に消えた。<br><br><br><br>目覚めるとまだ夜だったのを覚えている<br>起きてすぐ、明日誰かに話したいと最初から思い出してしまったためか、<br>何故かずっと忘れられないでいる
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<pubDate>Sun, 21 Jul 2013 00:34:00 +0900</pubDate>
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<title>2013/06/12</title>
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<![CDATA[ 私はあまり喋らないし喋れないので人間甲斐がなくって<br>こんな人間でどうもごめんなさい<br><br>今日も健康に生きてます<br>あんまり元気なタイプではないと言われるけど腹の内では笑ってたりするような人間です<br><br>言うなれば人間のクズです<br>私このまま後生こんな感じな気がしてます<br>本当は子供の頃からそうなんじゃないかって思ってました<br><br>誰かに必用とされることが幸せ、なんて言われていますが私はちっとも必用とされたくありません<br><br>世の中や誰かの役に立ちたいとも思わないし大切な人を支えたいと思う気持ちもなければ力もありません<br><br>人に愛想つかされたり見捨てられてもあまり傷つきません<br>家族を大事にするといいらしいですが家族に興味がありません<br><br>そりゃ大事な人が亡くなれば悲しいけど、ただそれだけです<br>大事な人が悲しんでいると悲しいけど、ただそれだけです<br><br>本当は苦労なんかしていないです<br>でもこの先、楽にはなりそうもありません<br><br>死ぬときは１人の予定ですが不安もなければ安心もありません<br>多分もう不幸にもなれなければ幸せにもならないでしょう<br><br>この人生になんの意味があるのかと聞かれたら無いと答えます<br>いつ死ぬかと聞かれたら今でしょ！と笑います<br><br>私は何も残さないでしょう<br>人に馬鹿にされているかもしれませんが全く気になりません<br>人に哀れまれている気もしますが何も思いません<br><br>だから心配とかしないで下さい<br>それには何の意味もありません
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<pubDate>Wed, 12 Jun 2013 21:30:00 +0900</pubDate>
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<title>2013/05/05</title>
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<![CDATA[ <br>美味しそうな緑の光る、気持ちのいい日が続きますね。<br><br>私はもしかしたら五月が一番好きかもしれません。<br><br>たぶん、指ならしに一番よく弾いた練習曲は“五月の風”ですし、<br>その曲をこの時期に窓を開けながら弾くと本当に気持ちよく弾けました。<br><br>昔はよく、隣にあの子がいて一緒に歌ってくれました。<br>五月のうちは何回でも弾いていたくなるような心の弾む曲です。 <br><br>玄関もあけて、窓もあけて、五月の風を部屋一杯に通すのことが好きです。<br><br>“五月の風をゼリーにして”<br>という有名な言葉がありますが、私もぜひ食べてみたいと常々思っています。<br><br><br>山や畑の間を風が通る音が、最近とても聞きたいのです。<br><br>少し遠くに雨雲があったりするのも良いです。明るい雨が降るのもなかなか好きです。<br><br><br>風にのって、美しい空気が訪ねてきてくれるのです。<br>私もそれに便乗すべくあの手この手を使ったり、使わなかったり、<br><br>とにかくもうワクワクせずにはいられないのです。<br><br>そして旅の終わりの充実感を引き連れた、帰り道を勇んで歩くようなあの空気が、五月に漂っている気がします。<br><br><br>あと少しだけ、待ってて下さい。<br><br>私はきっと、もうすぐ帰ります。<br><br><br>ツツジの香る風にのって、私の一部は私の体より先に着くでしょう。<br><br>あなたはあの子を呼んでおいてください。<br>一緒に歌ってほしいのです。<br>五月の風がめくって開いたページの曲を。
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<pubDate>Sun, 05 May 2013 03:27:00 +0900</pubDate>
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<title>旅にでた夢</title>
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<![CDATA[ 私は１人で旅をしていた。<br>場所はよくわからない。日本か外国か、未来か現在か。<br><br>過去ではないことはわかった。<br>あの人に遭遇したからだ。<br>本当に驚いた。<br>会うことはないだろうと思っていたから夢のなかでも会うとは思っていなかった。<br>多分あちらも驚いていた。<br><br>その場所は未開と言ってよさそうな、緑に覆われた場所で、<br>今日は年に一度の祭のようなものが行われていた。それを少し覗きに来たのだったと思い出す。<br>あの人はたまたま通りすがりに立ち寄った風だった。<br>お互いに驚きながらも落ち着いた挨拶をしていた時だった。<br><br>色黒のモンゴロイドではない顔立ちの子供が笑いながら近づいてきた。<br>現地の子供で、砂漠のキャラバンが着てるようなイメージの白い服を着ていた。男の子と女の子で、どちらも言葉でコミュニケーションはとれないが、人懐っこい笑顔をしている。<br><br>そして私たちの手をとり、緑のなかに自然にできた広場のようなところに連れていかれる。<br><br>そして踊りを教えようとする。<br>祭の踊りらしい。私たち4人は手をつないだまま輪になって踊る。<br>踊りといっても簡単なリズムをつけて跳ねるだけで、けんけんぱのしているようだった。<br><br>まわりに人が集まっていたのが外国で物珍しく見られる感覚と似ていた。跳ねるのは久々だったので少し楽しかった。<br><br>子供たちと別れた後、あの人と私は電車に乗りその地を後にする。<br>電車は日本では見たことがない形で、全体的に丸みを帯びていた。中には植物がはえていたが、それが見事にアールデコ風の装飾になり、ある意味未来的であった。<br>窓が大きくとても居心地のいい車内だ。<br><br>まわりは黒人らしい親子、日本人のいかにも温厚そうな老婆、など人種は様々ながらも少人数で、平日の昼間の穏やかな空気だった。<br><br>あの人は何故かMDコンポを持っていた。<br>私は疑問の意味を含め、MDですか。と聞いた。<br>あの人はその疑問を汲み取りつつも、MDです。とだけ答えた。何故か自信満々な表情だ。<br><br>あの人のことであるから私には計り知れないこだわりか企みがあるのだろうなと聞かないことにした。<br><br>その時、足元に置いていたスピーカーの部分が転がってしまう。<br>私の左側に座っていた男性が迷惑そうな顔をした気がしたので<br>私も一生懸命スピーカーを足で押さえることにした。<br><br>なんとなく、あの人とこのまま一緒に旅をするのもいいかもしれない、と考える。<br>せめてこのMDコンポを目的地まで運ぶのを見届けてみたいと思った。<br><br>気持ちいい木漏れ日のなかを電車は走る。<br>窓の外は明るい新緑が輝いている。<br><br>そして次の駅につき、私たちは降りた。ここであの人は車を置いていたらしく、白い軽トラックにスピーカーを積む。スピーカーと一緒に私は後部座席に乗ろうとしたが、その場所の景色に目を奪われる。<br><br>降りたその場所は、<br>人もなにもいない場所であったが、<br>桜だけは沢山あった。<br><br>桜は満開なのに、足元にも花びらが舞い、全面が桜色であった。<br>私は振り返りもせず走り、地面の花びらに埋まる。<br><br>土の匂いと桜の匂いだ。<br>懐かしくて楽しくて、少しはしゃいでいた。<br><br>気がつくとあの人も軽トラもスピーカーもなかった。<br>電車もレールも見当たらなかった。<br><br>ああ、やっぱり、あの人と私はそもそも一緒に旅をする仲ではない。と気付く。<br><br>暗くなってきた空を見て、今日は帰ろうと思い目が覚めた。
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<pubDate>Fri, 19 Apr 2013 14:59:00 +0900</pubDate>
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<title>蝶と蜘蛛</title>
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<![CDATA[ <br>起きたら枕に蝶が2匹とまっていた。<br><br>ハネの茶色いもの1匹と、不思議な色柄のものが1匹。どちらもシジミチョウと呼ばれる種類と同じような小さい蝶だった。<br><br>ああ、つがいなのだろうかと、ぼんやり考えた。<br><br>この部屋はよく虫が入り込む。<br>一昨日は天井隅にいた小さな蜘蛛を殺してしまったことが心に残っていたので蝶を放っておくことにした。<br><br>しかし寝惚けた頭にある考えが浮かんだ。<br>ここで産卵などされたら。<br><br>同時に蝶は産卵するものだったか？という疑問も浮かんだが、とりあえず産みそうであったら止めようと決意して起きあがった。<br><br>しかしもう遅かったようだ。<br>枕のまわりに薄黄色い粉のようなものが散っていて、サナギのようなものまである。<br><br>やられた。<br><br>昔に蛾で同じような状況に陥ったことがあった。<br>あたたかく見守っていたら蛾に卵を産まれ、糸屑のような幼虫が天井から垂れてきたことがあった。<br><br>それを思いだし、サナギや卵と思われる粉を急いでつまみ拾った。<br><br>しかしそれも遅かった。<br><br>あっという間にサナギから蝶が出てくる。<br>粉が幼虫にはならないが動き出す。<br><br><br>しまった、くだらん思考のせいで私の寝床が奪われてしまった。<br>どうして蜘蛛のことを思いだし、蝶を放っておいたのだろう。<br><br><br>すると今度は蜘蛛が部屋を行進しているのを見つけた。<br>薄茶色の透明感のある蜘蛛で、今思い出した蜘蛛と同じ種類に見える。<br><br>思考がそのまま現実に表れる、いつものパターンに気付く。<br><br>私の枕では今や5匹程の蝶がとまりハネを揺らしている。<br>なんだかんだ幻想的であったので私は悪い気はしなかった。<br><br>完璧にお手上げであり、私は夢と知りつつも、そのまま虫にまみれて再び眠った。
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<link>https://ameblo.jp/ulu-la/entry-11483000862.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Mar 2013 01:52:00 +0900</pubDate>
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<title>2012/12/20</title>
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<![CDATA[ この2年、なくしたものが多すぎて茫然としてしてしまっていた。私の大好きな山、実家より安心する家、大切な友達。最後に写真を撮りに行った、私が最強になれる小川のほとり。桟橋の上で突然青い鳥に会った。本来なら珍しく、カメラマンがキラキラした目でシャッターを押す被写体。多分ここで会うのは最後だろう。キラキラした過去を見つめて写真を撮った。<br><br>さようなら青い鳥
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<link>https://ameblo.jp/ulu-la/entry-11430785594.html</link>
<pubDate>Thu, 20 Dec 2012 02:27:00 +0900</pubDate>
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