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<title>星空グルメ記</title>
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<description>日本全国を走り抜けるオタク。今は7年選手と5年生を兼任しており、たまに被ると地獄を見る。推しよ、たのむから日程を被せるな。お願いします。書くことは上記に全く関係のない話です。</description>
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<title>二皿目</title>
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<![CDATA[ <p>しばらく意識をしない間に9月が訪れていた。</p><p>8月に行く約束だったライブは開催中止、どっちにしろ遊べなかったのだ。</p><p>お金が帰ってくるだけ良かった！と素直に喜べなくてイライラした。</p><p><br></p><p>金に変わるチケットをライターで燃やしたんだっけ。結局手元に見当たらなくて返金してない。</p><p>やっと、やっと会えたのに。いつもこうだ。</p><p>ギリギリの日付になってから実は…と相談がきて</p><p>なんで遊びの約束をOKしたのか分からんくらい自分都合な理由だった。</p><p><br></p><p>私はなんのポジションなんだろうな。</p><p>死なれたら後味悪いから面倒は見るけど、そういう恋人ごっこは決まって断られる。</p><p>なまじ金払いと休みが開けやすい仕事のせいで</p><p>構ってくれてるだけなんかな。</p><p><br></p><p>いつぞや温泉に誘われた時は、穴が空くほど肌を見られた。1人でしっぽり浸かりたいという私の希望を無視して、気付いたら同じ湯船に浸かっている。屋外の露天風呂で極めつけに、隣においでよを足のつかない場所まで手を引かれた。</p><p>好きな人の肌を直視出来なくて耐えてる私の気持ちなど知らないんだろうな。</p><p>結局相手の肌やシルエットは全く覚えていない。</p><p><br></p><p><br></p><p>同じ日だったかな。</p><p>同じ部屋で布団敷いて各々寝てて、不眠症が酷いから眠れなくて</p><p>背中越しに聞こえる寝息と時々する寝返りにかこつけて布団に潜り込んでやりたいとか。</p><p>汚い妄想しか生まれなくて、反省してリビングのソファを借りた。</p><p>こんなに近くにいるのに肌すら触れない。手も繋げない。他所の友達は私に当たり前のように腕を絡ませるし、冗談でキスをしたがる。</p><p>私はそういうのが凄く嫌いだった。</p><p><br></p><p>そんな私が初めて腕を絡めたい、せめて手を握りたいと思ったのが彼女だった。</p><p><br></p><p>街中で見せつけたいだとかそういうのじゃなく。</p><p>好きだと伝わればいいなという小さい願いだった。</p><p>だから、布団に潜り込むなんて順番が違う。</p><p>もっと慎重にならないと彼女は私を軽蔑する。</p><p>好いてもらえるまで、確信を得るまで。</p><p>我慢をする日々が続いだ。</p><p><br></p><p><br></p><p>あともう少し早く生まれていれば。</p><p>もっと近い街に生まれていれば。</p><p><br></p><p>それを易々と叶えている、Y。</p><p>一生関わりたくない。</p><p>出来るなら別れさせてやりたい。</p><p><br></p><p>神様、この2人が出来てませんように。</p><p>私は彼女を、救い続けたいです。</p><p>彼女が何度も私の死を止めてくれたみたいに。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>長い秋が過ぎても、会える補償なんてない。</p><p>恋が忘れれたらいいのに。</p><p>たまに遊ぶ親友のままで良かった。</p><p>でももう遅い。私はYを敵だと言ってしまった。</p><p>「どういう意味？」</p><p>彼女は鈍感だから、ただ私が人嫌いをしているように思っている。</p><p>そんなんであなたにわざわざ言う訳ないのにね。</p><p><br></p><p><br></p><p>明日一番に家に向かって告白したい。</p><p>会って顔を見たい。</p><p>寝室で眠れなくて、心配した彼女がリビングに</p><p>迎えに来るのを待ちながら</p><p>今だけは彼女の頭の中は私だけいて欲しい</p><p>とか</p><p>馬鹿な期待をしながら。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>落ち着いたら遊ぼう。と連絡自体はきている。</p><p>でもそれも時間が経つと「私からいったんだっけ」とか「いやー実際仕事忙しくて無理かな」</p><p><br></p><p>当たり前に断られる、いつものパターンが見えている。だから決めた。</p><p>向こうが心配になるほど誰も求めない。</p><p><br></p><p>どうせ、私はYには勝てないんだから。</p><p>Yと居ても私の心配が過ぎるくらい最後の記憶が思い出せないまで話してやるもんか。</p><p>遊びの誘いも中途半端なら全部無視する。</p><p>結局やらないから。</p><p><br></p><p><br></p><p>好きってなんなんだろうな。</p><p>取り合ったことがないからどうしていいのか分からない。そもそもYが同じかどうかもハッキリとしない。ただ、彼女はYを溺愛している。</p><p>ストレスがたまったらYとこっそり県外旅行にもいくし、年末年始や夏休みも実家に帰るといいながらYの家にいる。</p><p>極みつけは、私が問い詰めた時。</p><p>「私は遊べなくて、Yとは普通に遊んでるのは何が違うのかな」</p><p><br></p><p>私は県外だからバレた時に困る、</p><p>Yは一応県内だし…その実は家が近くて頻繁に会える距離だからセーフかなって</p><p><br></p><p><br></p><p>百年の恋も冷めるような回答だった。</p><p>このまま好きを日々濁らせていく意味はあるんだろうか。</p><p>そう頭では考えても、1度連絡が来れば喜ぶ私がいた。</p><p><br></p><p>どうしようもないのだ。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/uraroji07/entry-12695944293.html</link>
<pubDate>Sat, 04 Sep 2021 04:37:45 +0900</pubDate>
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<title>１皿目</title>
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<![CDATA[ <p>書き始めるとなるとややこしい。</p><br>どこから話したものか。<br><br>とにかく、私には今まさに好きな人がいる。<br>将来を共にしたいと語り合った。<br>静かでオシャレなコテージがいいとその人は言った。<br><br>けれどその夢物語は2人の好きな海外ドラマの延長で、私たちがまるでおなじように過ごしたいと言ったら<br>世間は家族は友人たちは許してくれないだろう。<br><br>、、、うちの親に至っては家業さえ継げば性別なんぞと笑ってくれるかもしれない。だがその家業から逃げ出したいがためにこの家を去りたいのだ。<br><br>わたしは他人との暮らしに慣れない。<br><p>いつもいつも遊びに行く度、眠れぬ夜を過ごして迷惑をかけている。だがある時彼女と同じ布団で眠ることになった。</p><br>あれは広島で飲んだ時だろうか。<br><p>彼女を含む、古い付き合いのある3人で飲んでいたのだが、そのうちの1人が地元へ帰る終電をのがしたのだ。</p><p>私たちは泊まる予定だったから、時間が過ぎるのを余りにも甘く見積もっていた。</p><p>ごめんと背中を擦りながらひとまず泊まれる場所を探して歩き始める。</p><p>この時期はどこも人が多い。賑わいのある商店街近くだから安そうな部屋はどこも埋まりきってしまっていた。</p><div><br></div><p><br></p><p>だんだん歩くのも面倒になった私は、</p><p>最後の手段だな、と電話をかけ始める。</p><p>繋がったのは今日予約しているホテルの受付。</p><p><br></p><p>ほろ酔いながらも何とか事を説明すると、金額だけ出せばタオルと服を用意する。ベッドは増やせない。</p><div>わたしと2人は二つ返事で了承し、ホテルへと戻った。</div><div>部屋にはセミダブルのベットが手前にひとつ、奥にひとつ。写真で見たよりも古めかしくて少し黄色っぽい。まあ、安宿なんかこんなものだろうと買ってきた酒の蓋を開けて飲み直し始めた。</div><div>日付が変わる頃には2人ともウトウトと船のオールを漕ぎ始めていたので、顔だけ落としてベッドを使いなさいと起き上がらせた。</div><div>帰りそびれた友人の方は、もちろん何もアメニティなど持っていなかったのでコンビニで買った下着と、私の洗顔料やら化粧落としやらを借りて眠る準備を始めた。</div><div>彼女の方は、せわしなく旅行カバンから服を出したり入れたりしていて寝ぼけてるのか？と少し心配ぎみに話しかけてみる。</div><div>「何探してるの。」</div><div>「あ、いやあの子に貸せる服あるかなと思って。」</div><div>見るからに1泊分ではない大きさのカバンには確かに余分な服くらい入ってそうだが。</div><div>お互い遠距離に住むのにどうやって返してもらうん？と聞くと</div><div>…あげるしかないな。とため息をついた。</div><div>今集まっている3人はそれぞれ関東、西日本の真ん中よりと西寄りに家がある。</div><div>今回は関東の友人が西日本にある祖母の家に帰省するのに合わせて集まったのだ。だから容易には再集合が出来ない。</div><div>そりゃ酒も話も進むわな。</div><div><br></div><div>洗面所から戻った友人が身一つで室内を徘徊する。こいつも酔ったか？いや、ザルだったはず…</div><div>「どした？」</div><p>「どこで寝ようと思って、、、」</p><p>「奥の方使いなよ。私らシャワー浴びたりするから、そっち1人で使いな。」</p><p>最初は遠慮がちにしていた友人も欠伸を2、3回しるとわかった…と和風の掛け布団にもぐって、ゆっくり寝息を立て始めた。</p><div><br></div><div><br></div><p>深夜。</p><br><p>シャワーを済ませたわたしと、先に浴びて休んでいた彼女がほろ酔いになりながらセミダブルの上で寝息を立てる。</p><br>私は寝てなどいなかった。背中から感じる彼女の寝息、肺と心臓の動きに意識が引かれ自身の呼吸すら忘れて体温を奪うようにひっついた。<br><p>思えばあの時も抱きしめてみれば良かったのかもしれない。</p><br><br><br><br><p>チャンスはその時にしかない。</p><p>いつもいつも。振り返ってその存在に気づく。</p><p>もしくは自身が傷付くのを怖がって見ないふりをする。</p><br><br><br><br><p><br></p><br>私はもうすでに2回、いやきっと気づかないうちにもっと多くのチャンスをのがしているだろう。<br><br><br><br><p>２回目のチャンスは、これよりももっと大人になって久々に向こうの家に泊まった時だ。</p><br>寝起きの悪い彼女は布団をはがさないと起きない。<br>だが朝方寒かったのもあって着膨れしたミノムシみたいなものがベットに横たわっており、この中にいるのか…とおもうと抱き潰してみたくなった。<br>思い切りぎゅう、と腕を回す。しばらくすると息を荒らげて中から彼女が覗きだし、ようやく半身くらいは外に出た。だがそれも一瞬で元に戻る。<br><p>いい加減にしないとこの後の予定に遅刻する。</p><br>一瞬「お仕置」という言葉がよぎった私は彼女のベッドへ上がり、布団越しに全身をひっつけた。<br>もぞもぞとはい出てくる彼女。<br>「あんたの方がねむくなってんじゃん、」<br>「ちがうよ…！これは、うーんと」<br>「……いい感じの膝枕みっけ。これこれ。」<br>逃げるようにちゃけた会話で場をやり過ごす。<br>つもりだった。<br><p>すっかり起きた顔の彼女は、布団を私に絡ませて身動きの取りにくくした上で、顔を上から覗き込んでくる。</p><br>久しく恋人がいない私でもわかる。<br>キスだ。今するんだ。そう思って目をぱちくり、緊張してます、待ってますというように相手の目を見つめ続けた。<br>彼女は頭を軽くなでると「ばか」と枕を顔に押し付けてくる。<br><p>「なっ、今のはわるくなくない？なんもしてへんやん！むしろそっちが…」</p><br>「着替えないと遊びに行けないよ」<br><p>「おまえが言うなだわ。私もう着替えてるし、メイクするだけだよ。」</p><br>「ふーーん。」<br>「…まだ布団で遊んでてもいいけど…」<br>「ダメ。今日は予約してる席があるから。」<br>「はーい…。ん？」<br><br>予約がなかったらこのまま日曜日をきままにくっついて過ごすのも出来たのか…？<br>あのライバルのYもそこまではさすがにするまい。<br><p>彼女の布団で彼女とイチャイチャするのは私だけであってほしい。</p><br><br><br><br><br><br><br><p>付き合うまであと何日。</p><p><br></p><p>来ない日をずっと待ち続けている。</p>
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<link>https://ameblo.jp/uraroji07/entry-12693731111.html</link>
<pubDate>Mon, 23 Aug 2021 04:26:22 +0900</pubDate>
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