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<title>roseのブログ</title>
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<description>カリフォルニアに住む、ただちょっと変な主婦のハナシ</description>
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<title>その４</title>
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<![CDATA[ <p>カルロスが急に変わり始めたのは子供が生まれてからのことだった。</p><br><p>これから築いて行くすばらしい家庭に胸を膨らませて</p><p>いたエリカとは裏腹に。</p><p>カルロスは色々な問題を一人で抱え込み、ストレスを</p><p>エリカにぶちまけるようになった。</p><br><p>朝から晩まで働き尽くめになり、家に帰ればエリカに罵声を</p><p>吐き捨てた。</p><p>そして極度の嫉妬・・・。</p><br><p>「今日はどこへ行っていたんだ。」</p><br><p>「ビーチよ、ほら、写真」</p><br><p>「・・・・・・・・誰だこの男は・・・？」</p><br><p>「えっ？？男って？？」</p><br><p>写真の隅っこにたまたま映っていた男だった。</p><br><p>「え、知らない人じゃない、たまたま映っただけよ、」</p><br><p>「ビーチはなんでこんなに広いのに男の近くに座るんだ!??」</p><br><p>「え・・・・・？・・・・・・あ、ごめんなさい。」</p><br><p>そしてそれからエリカの服も選ぶようになる。</p><p>これは着てはいけない、これはいい。</p><p>エリカがｽｷな服を買ってきて、カルロスがそれを</p><p>気に入らなければ捨てられてしまう。</p><p>少しでも肌を見せたらいけない。</p><p>化粧をすることさえも許されない・・・。</p><br><p>そして、育児もエリカ任せになる。</p><p>夜鳴きが始まれば、ものすごい罵声を吐くのだ。</p><br><p>「エリカ!!!エリカ!!!!!どうにかして赤ん坊泣き止ませろッ</p><p>お前の頭カチ割るぞ。」</p><br><p>言葉の暴力。　毎日　殺すぞ　という言葉を聞くようになった。</p><p>こぶしを掲げて襲い掛かってきた瞬間もあった。</p><p>エリカは日に日に恐怖を覚え始める。</p><br><p>いつ殴られるかわからない。</p><br><p>笑顔の消えていく生活・・・・・・。</p><br><p>エリカは友人に相談すると、すぐに</p><p>DVサポートセンターの電話番号を教えてくれた。</p><p>「ここに電話すれば、子供と寝泊りできる場所も</p><p>提供してくれるから・・・・。」</p><br><p>エリカは救われた気持ちになった。</p><br><br><p>カルロスは、子供の授かった障害と、</p><p>初めての育児との生活から逃げるようにして</p><p>仕事に没頭し始めた。</p><br><p>何もかも忘れるかのように。　むしろ彼は忘れたかった。</p><p>外で仕事をしていればなにも無い世界に戻れる・・・</p><p>そう思った。</p><br><br><p>一方、エリカはただただ信じたかった。</p><br><p>彼はただ、仕事で疲れているだけだ、と。</p><br><p>でも。　名前を呼ばれるたびにビクビクする生活。</p><p>道で男の人に道を聞かれただけで、</p><p>どこかでカルロスが見ているんではないか、と</p><p>挙動不審になる。</p><p>好きな服も着ることのできない生活。</p><p>スーパーでの買い物さえ、行く前に電話して許可を</p><p>得なければならない生活を目の前に、</p><p>気が遠くなった……。</p><br><br><p>家族想いの彼がなんて素敵だろう、　そう思っていた</p><p>あの彼が、今はもう、ただの悪魔にでしか見えなくなっていた・・・。</p><br><p>そして、エリカも、決してその”ルール”に反そうとしたり、</p><p>自分から抵抗したり、Noと言ったりすることはなかった。</p><p>むしろ・・・・できなかった。</p><p>「あなたは間違っている。おかしい」</p><p>心の中でしか叫ぶことはできなかった・・・。</p><p>そのうち、育児ノイローゼになり、</p><p>子供が泣けば、自分も大声でドアの前で泣き叫び、</p><p>本気で死んでしまいたいと思った・・・。　</p><br><br><br><p>なんとか子供も１歳を迎え、その年の夏・・・。</p><p>カルロスの兄家族がブラジルから遊びにやってきた。</p><p>カルロスの兄はカルロスとは正反対で、</p><p>体も中身も、ドシン！と構えた頼りになりそうな、人柄。</p><p>彼の奥さんは大学病院の脳外科医。　長身で、美人で、</p><p>そばにいるだけで、病んでいるところが癒されてしまいそう</p><p>な人だった・・・。</p><br><p>エリカは初対面だったが、彼女に全てのことを話した。</p><p>彼が怖いこと・・・。そして、もう彼と一緒にはいられないと</p><p>思うこと・・・。</p><br><p>そしてまた、カルロスも、思いつめていた自分の内心を</p><p>全て兄に話し始めた・・・。</p><br><p>エリカは何が起こっているかわからなかった。</p><p>隣の部屋から聞こえてくるのは、大声で泣き叫ぶカルロス。</p><br><p>すすり泣きは２時間も続き、そして・・・</p><br><br><p>「エリカ、エリカ・・・・お願いだ、愛しているんだ、お前も。息子のことも。</p><p>心から・・・・。　ただ、ただ、どうしていいかわからなかった。</p><p>毎日毎日を、どう過ごしていいかもわからない。</p><p>こうして誰かにずっと話したかったんだ・・・・・・・・・。」</p><br><p>カルロスは今までの自分のことを振り払うかのように、</p><p>毒を出すかのように泣き続けた。　</p><br><p>そして義姉が言った。</p><br><p>「人間は変わらない・・・。　けれどね、人間は何時も学んでいるのよ、</p><p>今日のあなたは、昨日より賢い。　明日のあなたは今日よりも賢いの。</p><p>今日解けなかった問題は明日解けるかもしれない。　今日よりも</p><p>賢いあなたがそこにいるんだから。・・・人間は１分１秒って、常に学んで生きているのよ」</p><br><br><p>今現在でもエリカは彼女のこの言葉をひと時たりとも忘れてはいない。</p><p>この言葉があったからこそ、彼女は今もなお、カルロスと同じ時を</p><p>共に過ごしている。</p><p>２人の天使も一緒に・・・。</p><p><br>「エリカ！！！ちょっと化粧濃すぎないか、今日。」</p><br><p>「関係ないでしょ！私はいつも綺麗でいたいの！！女でありたいの！」</p><br><p>「・・・・・お願いだよ、そのショーツも短すぎるよ、他の男が</p><p>じろじろみたらイやなんだ。　お願いだ、僕のこと愛してるなら</p><p>着替えてきてくれ。　僕だけのLinda（美しい人）でいてくれ・・・！」</p><br><p>どうやらカルロスも、エリカとどう”会話”したらいいのかを</p><p>学んだらしい。　</p><p>そしてその嫉妬も、エリカには心地よくなった・・・。</p><br><br><p>彼女は言う、あのつらかった日々を今振りえってみると、</p><p>まるで悪夢だったのではないか、と。</p><p>そして何かの”間違い”ではなかったのか、と。</p><p><br></p><p>実際に、この夫婦は今でも　変　だが、あきらかに言えることは、</p><p>彼女達は　『前に進んでいる』。　</p><p>カルロスは、エリカの言っていたとおり、家族愛の強い良き父親は</p><p>勤めている様子。</p><p>だが今だに１時間置きにかかってくる電話は、見ているこっちが</p><p>ウザいものである・・・。</p><p>それに付き合っているエリカもエリカだ。</p><br><p>結局こいつらも・・・・。</p><br><br><br><br><p>バカか。</p><br><br><p>人間は、この道が正しい、と錯覚しながら前に進んで行く。</p><p>この道が正しい、</p><p>この道が正しい、</p><p>この道に間違えはない、</p><br><p>っと。　　　錯覚させ　ながら。</p><br><br><br><p>　</p>
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<link>https://ameblo.jp/uswillows/entry-10798622362.html</link>
<pubDate>Sat, 12 Feb 2011 15:02:26 +0900</pubDate>
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<title>その３</title>
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<![CDATA[ <br><p>「ねぇ、カルロス、結婚してるってどういうこと！！？」</p><br><br><p>それはエリカが妊娠３ヶ月の時であった。</p><p>カルロスは、まるで淡々と、悪気もなかったかのように、</p><p>少し笑顔交じりの冷静を装って話した。</p><br><br><p>「僕は７年間、ブラジルにいる家族のために仕送りをしてきた。</p><p>コイン１枚残さず仕送りしてきたんだ。　両親は明日来るであろう</p><p>請求書も心配することなんてなかった。　僕がいるからね・・・。</p><p>スーパーでｽｷな物を手にとってカートに入れられる生活も、</p><p>今彼らが住んでいるアパートも。　全て。。僕が買った物だ。</p><p>それと引き換えに、　僕は・・・…７年間、違法滞在だったんだ。」</p><br><br><p>「い、違法、滞在？」</p><br><p>エリカの頭には違法滞在というものはﾋﾟﾝと来なかった。</p><p>悪いことなんだろうが、イマイチよく理解できない。</p><br><p>切符を買い、飛行機に乗って、アメリカに着く。</p><p>小さな本（パスポート）にハンコを押してもらい、</p><p>その記された期限まで帰らなければならない。</p><p>その期限が一日でも過ぎたら、　違法滞在　という</p><p>名前に変わる。　ただ、それだけのことだ。</p><br><p>エリカは　そう、それが何なの、　と思った。</p><br><br><p>「僕は、１５０万円で、アメリカ人女性と結婚しているんだ。」</p><br><br><p>エリカの頭は真っ白になった。　</p><p>エリカの人生は、いつだってバラ色だった。</p><p>エリカの中で、人生とは、　”楽勝”</p><p>その一言だった。　　悪い人なんてこの世に存在しない。</p><p>世界の中心は自分。</p><br><p>そう思っていたエリカの人生に何が起きたというのだろう。</p><p>エリカはお腹に手を触れた瞬間、</p><br><p>もう　戻れないよ、</p><br><br><p>と誰かが囁いた気がした。</p><br><p>この男とマリファナ吸って酒におぼれ、</p><p>散々セックスした日々も自分が妊娠したことも。</p><p>恥に思えた。　無かったことにしたくなった。</p><br><br><p>「今も。　その人と結婚してるの？」</p><br><br><p>「そう。　永住権をもらえるまでの契約なんだ。」</p><br><br><p>「意味わかんない。意味わかんないよ、結婚てさ、</p><p>愛する人と、一生涯に一度。　じゃないの！？？」</p><br><br><p>「それが理想だけどね・・・」</p><br><br><p>そんなことまでしてアメリカでお金を稼いで、自分は</p><p>ろくに金もない。　ただ親に金を貢ぐ彼の意味がわからなかった。</p><br><br><p>「家族愛だよ、君は本当の愛を知らないんだ。」</p><br><br><p>そんなことを吐き捨てられた。</p><br><br><p>結婚て何？　紙だけの約束みたいな。　紙切れ一枚の契約</p><p>みたいな。　人間の作った社会のルール　みたいなものでしょ。</p><br><p>ずっとエリカはそう思ってきたはずだったのに。</p><p>今はその　紙の契約　に振り回されている。</p><p>小さな命の芽生えさえも喜べなくなっていた。</p><p>ただただ、自分は　騙されたのだ　ということしか頭にうかばなかった。</p><br><br><p>「こんなこと。　知ってたら。　あなたとの子供なんてほしいと</p><p>思わなかった。」</p><br><p>「・・・・・・・・。」</p><br><p>カルロスは黙りこんでいたが、そんな事。最初からわかっていたから</p><p>エリカには黙っていたんだろう。</p><p>手に入れるためなら手段を選ばない。　とはこのことであろうか、</p><br><br><p>虚しい日々が続く。　しかし何も変わらない日常に、</p><p>エリカの中の新しい命は、１日に何億年分もの人間の進化を</p><p>遂げている最中だった。</p><br><br><p>エリカは、次第にカルロスの隠していた秘密を受け入れようと</p><p>思った。　新しい命のため。　そして、</p><p>彼の知っている　『家族愛』　というものを感じてみたくなったのだ。</p><br><p>エリカ　「ねぇ、家族って、何・・・？」</p><br><p>カルロス　「全て。　僕の全てだよ。」</p><br><p>エリカ　「全て？」</p><br><p>エリカには　全て　の意味さえわからなかった。</p><p>エリカは何ヶ月　父親と、母親と連絡をとっていないかさえも</p><p>忘れていた。　</p><p>カルロスは一日に何回も弟と、父と、母と。　会話をするか</p><p>わからない。　そして。それも、愛。　だと言う。</p><br><br><p>しばらくしてエリカはカルロスと彼の”妻”の偽造された</p><p>結婚式の写真を見る決心がつく。</p><p>見てみると、そこには</p><p>とても美とはかけ離れた、体の大きな女性が、</p><p>カルロスと仲むつまじく写っていた。</p><br><p>カルロス　「彼女の名前はクラウディア。　今２３歳。結婚したときはまだ</p><p>彼女は二十歳だったんだ。　彼女にはとても感謝している。　僕は彼女に</p><p>できる限りのことをしてあげたいんだ。　一生かけてでも。」　</p><br><br><p>エリカは、『彼女にとても感謝している、』と気持ちよく言い切るカルロスが</p><p>とてもいい人間に見えた。</p><br><p>数ヶ月経ってもエリカには完全に理解するという気持ちは無かったが、</p><p>お腹の中の子供とともに、それは全ていい方向へと向かってくれると</p><p>信じた。</p><br><br><br><p>そして待望の１月。</p><br><p>病院の先生の都合もあり、予定日の２週間前に促進剤で</p><p>エリカは子供を産むことになった。</p><br><br><p>病院に着いたのは夜の１１時。</p><p>初産ということもあり、それはそれは難産といっていいほど</p><p>ひどい出産だった。　２５時間かかり、やっとの思いで</p><p>男の子誕生。</p><br><br><p>エリカが最後の最後に力を振り絞っていきんだ瞬間、</p><p>元気な男の子の産声は甲高く、天まで届くようだった。</p><br><p>がしかし、あわただしくざわめくみなの姿を見て</p><p>エリカは何が起こったかわからないでいた。</p><br><p>ずっとエリカの手をにぎっていたカルロスも、</p><p>硬直したまま動かず、やっとの思いで動いたのは、</p><p>医師に呼ばれたからだ。</p><br><br><p>カルロス　「どういうことですか？　何があったんです？？この子に。」</p><br><p>医師　「大丈夫ですよ、手術で直りますから・・・。　俳優のワキンフォニックス</p><p>もこうして生まれたんですよ、」</p><br><p>カルロス　「脳に障害など、何かあるんですか？」</p><br><p>医師　「大丈夫です、彼はとても健康ですよ」</p><br><br><p>エリカとカルロスとの間に生まれた子には、顔面奇形が</p><p>あった。　それはとてもひどく、鼻と口がみっつに裂けて、</p><p>誰しもが目にしたら、硬直してしまうようなひどい顔だった。</p><p>口唇口蓋裂　といって、口の中も裂けているため、</p><p>哺乳瓶も飲めない。</p><br><p>エリカはまだ見ぬわが子に何があったかわからなかった。</p><br><p>カルロス　「先生、彼女に子供を抱かせてやってもいいですか、」</p><br><p>医師　「かまいませんよ。」</p><br><p>カルロス　「エリカ、赤ちゃんは無事生まれたよ、でも、顔に大きな</p><p>障害がある。　でも大丈夫、何も心配はないよ、彼が一生かかっても</p><p>知ることのできないくらい大きな愛を２人で奉げよう。」</p><br><p>そうカルロスが言う。　エリカはほっとして、赤ちゃんと対面する。</p><br><p>想像もしてみなかった顔を目の辺りにしたエリカは、</p><p>何故だか驚くこともなく、生まれて初めてわが子を抱く。</p><p>赤ちゃんも生まれて初めてお母さんに抱かれた。</p><br><p>「一生忘れない。　この、温かい　重み。」</p><br><p>エリカはぽつんとつぶやいた。</p><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Tue, 01 Feb 2011 07:00:41 +0900</pubDate>
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<title>その２</title>
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<![CDATA[ <p>今日の話はこれまたおかしな一家のハナシ。</p><p>彼女の名前はエリカ。　　エリカにはまだ小さい子供が２人いる。</p><p>日本人コミュニティのお母さん年齢層は３５歳に対して、彼女は</p><p>最年少の２５歳。　まだまだ自分探しの途中で子供を作っちゃった系、だ。</p><br><br><p>日本での彼女はというと、ずいぶんやりたい放題の荒れた</p><p>生活を送っていた</p><p>中学のころから男に夢中になり、行き場所がなくなっては、</p><p>男と近くの小学校で野宿なんて当たり前だったという…。</p><p>１６歳になり、男と女の事情をかじり慣れたときには、</p><p>キャバクラやコンパニオンをし始めた。</p><p>地球の中心は自分であり、世の中に敵なんていないと</p><p>思った。　チヤホヤされて、ちょっとお酒をつぐだけで</p><p>数万円というお金は瞬きをする瞬間に入ってきた。</p><p>色んな男達に色んなとこ触られたな、と思って仕事を</p><p>終わり、服を脱いでみると、何万円というお札が、</p><p>服中に挟まっていた。</p><p>だが、彼女には夢があった。</p><p>アメリカに行きたい。　という夢が。</p><br><p>１９の時にエリカは渡米した。　アメリカにつくなり、右も左も</p><p>わからぬまま、アメリカ人一家の家にホームステイした。</p><p>目の青い、がっちりした体系の金髪男達は、彼女の目には</p><p>王子様のようにうつった。</p><p>日本人男性にはない、自信に満ちた目で見つめられるたび、</p><p>心も体も裸になった。</p><p>しかし、どの人とも真剣な付き合いになることも無く、</p><p>アメリカ学生生活を楽しんだ。</p><br><p>そんな彼女がクラスメイトの紹介で、ピザ屋で働くことになる。</p><p>超ミニスカートにニーハイブーツで登場したバカ女は、</p><p>ピザ屋でたちまちウワサになった。</p><p>キッチンで働くメキシカンたちは色目で彼女を見続けた。</p><p>彼女はからかわられ、嫌な思いもしていた。</p><p>そんなとき、正義感たっぷりで守ってくれた男がいた。</p><p>彼の名前はカルロス。　ブラジル人だ。</p><p>彼はとても真面目で、正義感の強い、人だった。</p><p>彼女はそんな彼に親しみを覚えた。</p><p>マリファナを吸いたくなったら彼のところへ行けばいい。</p><p>つまんなかったら彼のとこへ行けばいい。</p><p>困ったことがあったら彼のとこへいけばいい。</p><br><p>彼女が彼を見つめて話すだけで、彼の手は汗ばんで、</p><p>小刻みに震えていたことを知っていながら、</p><p>彼女はそれを見ては楽しんでいた。</p><br><p>なんせ、カルロスはエリカの１２歳も年上で、女に慣れてない。</p><br><p>そんなとこがエリカはｽｷだった。</p><br><p>しばらくしてカルロスのエンジンはフル回転。</p><p>彼女をゲットしようと必死になった。</p><p>学校に突然花束を持って現れたり、アクセサリーの</p><p>ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄをしたり、エリカが車に戻ると　「愛している」</p><p>の紙一枚が置いてあったり。</p><p>とにかくカルロスは彼ができること全てを尽くして</p><p>彼女を手に入れようとした。</p><br><p>そしてある夜、彼女は、初めて彼の前で裸になった。</p><p>彼は一言、　「美しい、君は僕の夢だ」</p><p>とつぶやき、しばらく彼女を見つめていた。</p><br><p>彼女も今現在、言う。　</p><br><p>今もこれからもその瞬間は忘れられない、と。</p><br><p>生まれて初めて、自分が価値のある人間だ、と思えたらしい。</p><p>当たり前のような自分が当たり前のような行動をし、</p><p>当たり前のように人々は受け取る。</p><br><p>彼は特別だった。</p><br><p>「僕は全然特別なにんげんでも何も無い。</p><p>シンプルな人間だ。　でも君は僕の夢そのものなんだ。」</p><br><p>と彼女に囁いた。　彼はしばらく彼女を一睡もさせることはなかった。</p><p>料理をし、プレゼントをし、夜は体で尽くした。</p><p>一日中、時間があればセックスを楽しんだ。</p><p>これだけ彼女を満足させた男はこれまでいなかった。</p><br><p>そして彼もまた、</p><p>彼女の望むものはなんだってささげようと思った・・・・</p><br><p>彼らが出会って３ヶ月がたったそんなある日、</p><p>彼女がポツリと言う。</p><br><p>「あなたとの子供がほしいわ。」</p><br><p>「えっ、でも僕貯金もなにもないし。　まだ早いよ、」</p><br><p>「嫌ッ、今すぐほしいの。」</p><br><p>彼はノーとは言えなかった。</p><p>彼女にはなんだってささげると自分自身に誓っていたからだ。</p><p>それからというもの、彼女はセックスのたび、</p><p>彼女は彼の体を自分から離そうとはしなかった。</p><p>最初から。　・・・・最後まで。</p><br><br><p>いつも通る道。　いつも通る場所に、彼女はおなかを膨らませて</p><p>歩いていた。　微笑ながら。</p><br><br><p>これから知ることになる、カルロスの　秘密　を知らずに・・・・・・・・</p><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/uswillows/entry-10783134387.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Jan 2011 08:36:33 +0900</pubDate>
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<title>その１</title>
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<![CDATA[ <p>ここはカリフォルニア、アーバインという、小さな町。</p><p>アメリカ全体でも指５本の中に入る、とっても安全な町。</p><p>夜中２時に女の子がジョギングしようが、何も起こらない。</p><p>住んでいる人は大体みな、お金に裕福で、そこで育つ</p><p>子供達も、将来、世間知らずでLA出身の人に対して鼻に</p><p>かけるような態度をする人材を育てるような町でもある。</p><br><p>その小さな町のアパートメントコミュニティの変な人々の</p><p>世間話、家庭事情をバラしてしまおう、面白おかしく</p><p>表現しようと思って立ち上げたのがこのブログである。</p><br><p>日本ではまずありえないようなことが、起こる。</p><p>日本ではまずありえないような人が、存在する。</p><br><p>とにかくこれらは全て事実の話であるということを頭に</p><p>いれて読んでもらいたい。</p><br><br><p>---------------------------------------------</p><br><p>女という生き物は、夫のいない所で何をしているか</p><p>ご存知だろうか？　女は、たとえるなら　猫。</p><p>ふらっとどこかで集まって、井戸端会議をしている。</p><br><p>ストレスをためては外に出す。</p><br><p>女同士で固まって、ぺちゃくちゃと話をしている</p><p>その光景は、外からみてそれはそれは醜く、</p><p>とても近寄りたくはない光景だ。</p><p>っがしかし、彼女達は彼女達で必死なのである。</p><br><br><p>「どうしたの？！　キャサリンさん、何だか見るからにどんよりした</p><p>カンジ・・・・。」</p><br><br><p>「どうしたんだろうね～。　とうとうｱﾚかしら。!!!　バレたんじゃないかな！」</p><br><br><p>「ちょっと！！ローズちゃん！！聞いてきてよ・・・！」</p><br><br><p>「あ、うん。そうだね！！」</p><br><br><p>日本人妻の中でも一番キャサリンと仲のいい私は彼女を</p><p>心配して近寄っていった。</p><br><p>それはそう、キャサリンは、普段、ちっとも家から出てこない。</p><p>子供２人は勝ってに公園で遊ばせておいて、</p><p>自分は家でのんきにフェイスブックだの、ファッションショーだの</p><p>している彼女が、今日だけは、ものすんごいげっそりしたニキビ面で</p><p>ダボダボのパーカーを着て、子供たちのそばで子供達を見つめて</p><p>いるからだ・・・。</p><br><br><p>「キャサリン！！　どうしたの！？？みんな心配してるよ？？」</p><br><br><p>しばらくうつむいたまま何も言わなかった彼女は、重い口を開いた。</p><br><br><p>「出てったの、・・・・レットが。」</p><br><br><p>「はっ？！　なんで。」</p><br><br><p>「見られたのよ、メール。」</p><br><br><p>「えっ、!!!あの写真！？」</p><br><br><p>彼女には、長身でメガネをかけた、まさにインテリっぽい</p><p>やさしいとっても素敵な旦那さんと、子供２人いる、３１歳の</p><p>お母さんだ。　出身はアーバインではないどこか田舎の州の人。</p><p>彼女の育ってきた家庭環境もまた複雑で、ここのアメリカ人妻とも</p><p>なかなかうまくいっていない、”変わり者”　だ。</p><br><p>そんな彼女の言う、「メール」とは・・・。</p><br><br><p>初恋の相手と、フェイスブックで再会して、ネット上で恋愛関係に</p><p>なったのは、約３ヶ月前。</p><p>今日までの彼女は、頭の中は彼のことでいっぱい。</p><p>恋する乙女だった。　目には輝きを放ち、出てくる言葉は甘酸っぱい。</p><p>自分でカメラを手にしては、自分のヌードや、大人のおもちゃを</p><p>持ち出して、偽者ペニスをアソコに入れてニヤりと笑った卑猥写真</p><p>を撮っては、彼にメールで送り続けた。</p><p>それらの送信メールを旦那に見られたという。</p><br><br><p>なんで削除しとかなかったのか。</p><br><p>なんで消しとかなかったのか。</p><br><br><br><p>誰もがそう思うだろう。</p><p>たった一つのクリックで、人生は台無しになるという意味で、</p><p>「やはり、今は２１世紀なんだね、」とアトムに言いたい。</p><br><p>彼女は涙を私の肩にうずめた。</p><p>私は何も言わず、彼女を強く抱きしめた。</p><p>６０００ドルの偽物のおっぱいが私の胸に強く当たって、</p><p>壊れてしまうんじゃないかと心配になったとき。</p><p>彼女は私を見つめて、こういった。</p><br><br><p>「もう。　最悪…。こんなことになるなんて…。</p><p>娘がね、夫が出て行くとき、必死でドアの前に立って彼が</p><p>出て行かないように泣き叫んでたの。」</p><br><br><p>想像したこっちの胸が痛んだ。</p><p>まだ５歳の女の子。　誰が彼女にこんな想いを経験させたほうが</p><p>これからの人生のためにいい、なんていうだろうか。</p><br><br><p>３日後、彼は帰ってきた。　アメリカのセドナという、</p><p>スピリチュアルスポットに一人で行き、色々考えて</p><p>帰ってきたという。</p><br><br><br><p>それからの彼女は、私を公園で見つけては・・・</p><br><p>「ROSE!!ちょっと、子供達見ててくんない？？夫とセックスしてくるから♪</p><p>ありがとねッ♪」</p><br><p>と　るんるんで去っていく。</p><br><p>彼女も変だが、夫も変だ。　アメリカで見つけた。　唯一のバカップル。</p><p>キャサリンとレット。</p><br><p>彼らの話はまだまだ続く。</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/uswillows/entry-10782080206.html</link>
<pubDate>Fri, 28 Jan 2011 07:22:47 +0900</pubDate>
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