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<title>ゴルファーを笑え</title>
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<description>コース管理の作業中に覗き見たゴルファーの不思議な生態と日々の管理作業およびコース状態を報告したいと思います。</description>
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<title>引越しのご挨拶</title>
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<![CDATA[ <br><br><p>　　　諸々の事情がありまして、引越しすることになりました。新しい住所は以下の通りです。</p><br><p>　　　　　　<a href="http://blog.golfdigest.co.jp/user/sibatobi/">http://blog.golfdigest.co.jp/user/sibatobi/</a></p><br><p>　　　お近くにお越しのさいは、是非一度お立ち寄りください。心よりお待ち申し上げます。</p><br><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シバトビ</p>
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<pubDate>Thu, 22 Sep 2005 21:40:05 +0900</pubDate>
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<title>美しいバーサンに会ってしまいました</title>
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<![CDATA[ <p>　今日は曇ってます。暑くない方がいいけど。</p><br><p>　キーパーは東京で会議。まーたヘンな注文受けなければいいけど。気が弱いから、スーグ、受けちゃうんだよね。苦しむのは、管理課員なんだから、頼むゼー。</p><br><p>　てなわけで、本日の作業は昨日と同じ。グリーン刈って、カップ切って、フェアウエイ刈って、ラフ刈って、ティー刈って、アプローチ刈って、OBラインの雑草刈って、ティーグランド周りを刈ります。これを四人でコナスわけ。どうしろってのよ。</p><br><p>　とりあえず、グリーン刈り。今日はインコース。刈りカスはあまり出ません。昨日肥料撒いたけど、まだ効いてません。</p><p>　途中、水撒きのオジサンに会いました。キーパーが出張なので、代わりにやってもらってます。人がいないからね。</p><p>「大丈夫？時間、間違わないで。」</p><p>「芝張りとか土運びなんかより、楽でいいや。」</p><p>「じゃぁ、頼んます。」</p><p>「アイヨ。」</p><br><p>　グリーンはあまり良くありません。夏バテです。もうちょっと根性出してほしいな。</p><br><p>　無事刈り終えて、管理棟へ。なーんか、雨が落ちてきそう。機械庫へ行くと、バイトのSさんが溶接機で作業してます。</p><p>「何作ってんの。」</p><p>「餅焼きの網。」</p><p>たしかに、そんな感じ。でも鉄筋棒で網はないでしょ。太すぎます。</p><p>「排水口の蓋、吹っ飛ばしちゃってさぁ、その替りになるやつ。」</p><p>「なかなかうまいね。溶接の免許持ってんの。」</p><p>「ナイナイ。適当。みんなそうでしょ。」</p><p>そう、みんなそう。適当にやっちゃいます。でも、上手い。シバトビより、はるかに上手い。</p><p>「一服スベーヨ。コーヒー買ってきて。」</p><br><p>　コーヒー飲んでだべってると、パラパラ小雨が落ちてきました。</p><p>シバトビはラッピング。そのうちザーっと降ってきました。ナーセリ―周りの雑草を刈ってたバイトのシルバーさんたちが、機械庫に逃げてきました。</p><p>　いつもなら、カッパ着て続行となるんですが、今日はキーパーがいないから、休ませます。</p><p>「キーパー、留守なんだって。」</p><p>「ウン、今日は東京。」</p><p>「また絞られるんだ。」</p><p>「そう、ギュウギュウと。」</p><p>「ちったー痩せるだろ。」</p><p>「ダメダね。ぜんぜん痩せない。」</p><br><p>　そんなクダラネー話をしてるうち、止んだので、また作業にもどってもらいます。</p><br><p>　いろいろ雑用片付けて、午後はティー、アプローチ刈り。雨は降ってないが、刈りカスが汚く残る。ラフ用３連はバケット(集葉箱)が付いてないので、刈りっぱなし。刈った芝はそのまま地面に残ります。こいつが雨水に濡れて固まるわけ。これがボタボタと汚い。掃除しなければ。</p><p>　４番ティーを刈ってると、老夫婦登場。ジイサン、素振りを始めます。バアサンは、アレマー、目砂袋を持って、ティーグランドの目砂を始めました。</p><p>　ジイサン、打ちました。チョイ右。バアサン、知らんぷりで目砂。ジイサン、一生懸命、飛ばしたティーペグを探してます。バアサン、相変わらず、目砂。</p><p>　ジイサン、打ち飛ばしたティーを見つけたところで、バアサン、ティーアップ。素振りもせずに、打ちました。これがナイスショット。ジイサンの20ヤード先。</p><p>　バアサン、もしかして達人？　だって、スイングが凄いのだもん。腕の力をぜんぜん使わず、ボディターンだけで打ってる。肩は120度回ってる。たぶんボールなんか見えないはず。それくらい回ってる。そんなに細い体で、普通のオッサン並に飛ばすアナタは何者？</p><p>　二人は無言でカートに乗り、セカンド地点へ。シバトビ、追っかけます。</p><p>バアサンはセンター、ジイサンは右ラフ。バアサン、ジイサンがボールに辿り着く前に、先に打っちゃいました。もちろん、ナイスオン。カップまで5メートルくらい。ジイサン、素振りを始めました。バアサン、目砂を始めました。ジイサン、打ちましたが、チョイ、ショート。</p><p>　二人はグリーンへ。シバトビ、追っかけます。</p><p>バーサン、グリーン上のピッチマークを直します。ジイサン、アプローチ。二人に会話はありません。ジイサン、乗りました。バーサン、相変わらず、ピッチマーク直し。</p><p>　ジイサンがバッティングに入ろうとしたところで、バアサン、作業を止めました。ジイサン、入りません。おっと、バアサンも入りませんでした。でも淡々。二人に会話はありません。</p><p>　ジイサンよー、少しはなんか言ってやれよ。バアサン、凄いじゃない。バアサンの姿見てみろよ。いい女じゃねぇか。最近、熟年離婚が流行ってるらしいけど、アンタ、老年離婚されんぞー。年金半分取られて。もっとバーサン大事にしろよ。アンタ、一人じゃ生きていけねぇだろが。</p>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004447922.html</link>
<pubDate>Tue, 20 Sep 2005 19:21:14 +0900</pubDate>
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<title>ワザと狙い撃ちでイジワルしてるわけではないんですがぁ……</title>
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<![CDATA[ <p>　　今日は暖かい。暑くなりそう。グリーンが心配な天気。</p><br><p>　　とにかくグリーン刈り。今朝は、６時前から早朝プレーのお客が出てるそうな……。</p><p>　なるほど、いるいる。４組つながって出てる。ヤバソー。うまく割り込んでいけるかなぁ。トップはすでに３番　　　　　　　　　　　　　　</p><p>　かー、マズイねぇ。</p><p>　　１番に行くと、ちょうどセカンド地点に一組。えーい、行っちまえ。バリバリバリ、刈っちゃいました。さあ、ど</p><p>　っからでも打ち込んでらっしゃい。</p><p>　　例によって、横目で球筋を見ながら、刈り込みます。なかなかスリルがあります。打ち出されたボールが</p><p>　どこに来るか、瞬時に見極めなくてはなりません。あっショートとか、オーバーとか、右だ左だと判断する</p><p>　わけ。</p><p>　　残念、四人とものりませんでした。なんとか、七割くらい刈ったところで、みなさんグリーンに到着。シバト</p><p>　ビもやむなくエンジンを切ります。パットくらいは静かにしてやらないとねぇ。</p><p>　　終わるや、またバリバリバリです。今日も、無事刈り終えました。でも、こんなことしてたら、そのうち絶対</p><p>　当たるよなー。</p><p>　　２番に行くと、まだパッティング中。待ちます。今日は時間がかかりそう。グリーンを良く見ると、やっぱり</p><p>　ヘバッテる。肥料を軽くぶち込んでやりますか。</p><p>　　「重いなー、ぜんぜん走らねぇよ。」</p><p>　重いでしょうねぇ。露はビッショリだし、芝は刈ってないし。六時前のスタートなんだから、そのへんは覚悟</p><p>　しないと、ネェ。</p><p>　　パッティングが終わりました。また刈り始めます。オンヤ～、ピンフラッグが曲がってるぞぉ。はたは真っ</p><p>　直ぐ挿してよ。芝が薄いので、外周は刈らないことにしました。小回りすると、タイヤの跡が残っちゃうんで</p><p>　す。見苦しいからね。</p><p>　　３番、またやってます。どうもスピードが同じです。この組はかわいそうですが、今日はハズレです。シバ</p><p>　トビが最後まで付きまとうことになりそうです。迷惑をかけるのは、せいぜい１ホールか２ﾎｰﾙと思って、作</p><p>　業してるんですが、今日は仕方ありません。なんせ前にもいるし、この後は50組も繋がってますんで。</p><p>　　5番ホール、またです。旗が曲がってます。６番も曲がってます。ピンの台尻が、カップの根元まで入っ</p><p>　てないんですね。これ、よくあるんです。なんでもかんでもキャディー任せでゴルフを覚えると、こうなるん</p><p>　でしょうね。セルフなんだから、キャディ業務も覚えないとね、これからは。でも、良く見れば旗が曲がって</p><p>　るの、わかりそうなもんだけどな。見てないんだね。後のプレーヤーのことなんか、眼中にないんでしょう。</p><br><p>　　なんとか、ゆるゆると刈り終えて、管理棟へ。さっそくキーパーがお出迎え。</p><p>　「あのさぁ、Nさんに肥料撒かせて。」</p><p>　「何撒く？液肥、それとも化成の粉？」</p><p>　「化成。」</p><p>　「客がワサワサいるけど。大丈夫かい。」</p><p>　「一日がかりで、頼んます。」</p><p>　「了解。」</p><p>　「セブンのシールの礼に、巨峰入れといたから、食べて。」</p><p>　「ゴッツァンでーす。</p><br><p>　　ラッピングの後は、ティー刈り。１５番に行く。あんまり伸びてない。そろそろ終わりかナァ。白ティーを刈</p><p>　ってると、オジサン三人とオバサン一人登場。</p><p>　　また始まりました。前の組は、すでに３００ヤード先。</p><p>　「まだ打てないよな。」</p><p>　「大丈夫じゃない。」</p><p>　「まだダメよ。」</p><p>　前方の目印となる赤旗まで、２６０ヤードあります。前の組のカートは、その４、５０ヤード先にあります。絶</p><p>　対に届きません。</p><p>　「大丈夫だろ、打つぞ。」</p><p>　オナーが打ちました。なかなかいいショット。でも、赤旗まで届きません。せいぜい２３０ヤード。ところがで　</p><p>　す。突然、</p><p>　「フォア―。ほら、届いちゃったじゃない。」</p><p>　オバサンの叫び声でした。</p><p>　「行っちゃったみたいね。まずかったな。」</p><p>　いいえ、まずくありません。ぜんぜん届いてませんから。目が悪いんですかねー。いつもこうです。それと</p><p>　も思い込みとか幻想ですか。</p><p>　　こんなことの繰り返しで、後ろの組が詰まったり、プレー時間が長くなったりするんでしょうね。その原因</p><p>　が自分にあるとは、つゆほども思わないんだろうなぁ。本日も、ゴルファーはいい気なもんです。</p><br><p>　</p><br><br><p>　</p>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004417118.html</link>
<pubDate>Mon, 19 Sep 2005 18:30:57 +0900</pubDate>
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<title>ゴルファーは本日も歩かず</title>
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<![CDATA[ <p>　朝五時で16℃。寒いです。</p><p>　土曜なので、当然、グリーン刈り。肥料が抜けたのか、気候のせいなのか、あんまり伸びてません。厚みも感じなくなりました。乾燥が始まったのかなぁ。</p><br><p>　彼岸花が咲き始めました。コスモスもちらほら。今日からウインド・ブレーカーを着込みました。オープンカーは寒くて。彼岸花＝マンジュシャゲ＝シビト花。昔々、ガキの頃、不吉だからと、触れるのを禁じられました。毒花だそうですが、その赤は妖艶です。引き付けられますねぇ。辞書には、天上に咲く架空の花とあったように記憶してますが、なんか誘われます。</p><p>　ゴルフ場は球を打つだけが能ではありません。ゆっくりと涼やかな空気を吸い込んで、天上に想いを馳せるのも一興かと思うんですが。</p><br><p>　管理棟に帰ると、キーパーが手招き。</p><p>「Ｉさん、辞めるんだと。」</p><p>「電話あったんですか。」</p><p>「ウン、どしたらいい。」</p><p>「ウーン、まいったね、どうすっぺ。」</p><p>「……。」</p><p>「もういいっしょ。辞めてもらいましょ。」</p><p>「シバトビさんがそれでいいなら、引き止めないよ。」</p><p>「そうして、もういいや。」</p><br><p>　実は、六月にも一騒ぎあって、オイラがなんとか引き止めた経緯がりまして……。でも、もうダメでしょ。これで、六人しかいないコース管理が五人になっちゃいます。どうなることやら。</p><p>　ボケナスＩは、変態です。ドスケベでロリコンで大酒飲みのうえ、仕事が嫌いです。つまり、救いようの無いバカです。でも、なんか憎めない御人好しなんだなー。</p><p>　帰宅時は、必ず女子高の周りを一周流して帰ります。一歩間違えば犯罪者です。でも、気持ちが優しいんです。</p><p>　はたして、これからどう生きていくのか、生きてゆけるのか、新聞の社会面に載らないことを祈るのみです。</p><br><p>　ラッピングを片付けて、ティー、アプローチ刈りです。</p><p>1番を過ぎて、、2番ティーに行くと、お客がおりました。六十前後の夫婦らしき二人組みです。エンジンを止めて、ティーショットが終わるのを待ってると、オッサンが歩み寄ってきました。</p><p>「あのさー、1番のグリーンあたりで手袋落としたみたいなんだけどさ、探してきてくんない。」</p><p>シバトビ、直ぐに血が昇ります。キッパリと、「イヤです。」と言いたかったんですが、止めときました。</p><p>「あっ、そうですか。落し物関係はマスター室が受けますから、そこの無線で連絡してください。</p><br><p>　そう言って、すぐに逃げました。ブチ切れそうだったからです。だってそうだろー。1番グリーンは直ぐそこだぞ。小走りで行けば、１０秒だ。オイラが、乗用の機械を反転してるまに、ついちゃう距離だよ。</p><p>　第一、オイラはアンタがどこを歩ったのかも分かんないんだぜ。チッター歩けヨ。エー、アンタ、ゴルフに来たんだろぉ。ゴルファーは歩くんが仕事じゃねぇのか。ッタクー、こんなんバッカリ。なんでもかんでもカートだぁ。そのうえ、人を見ればなんでも使おうとする。甘ったれるんじゃねぇぞぉ。</p><br><p>　そして、午後です。シバトビ、１３番ショート・ホールのティーを刈ってました。そこへ三十代の三人組登場。エンジンを切って見てると、右、左、右とそれぞれが打ち分け、誰もグリーンに乗りません。ここまではよくあること、別に何の問題もありません。問題はここからです。</p><p>　三人組、カートに乗り込んで、グリーンへ。シバトビは刈り込みへ。</p><p>オンヤ―、クラブ忘れたなぁ。拾い上げると、７番アイアンです。拾っちゃいましたから、届けるしかありません。慌ててカートを追いかけました。カートはグリーン手前３０ヤードのところに停止点があって、一度止まります。そこでパターなんかを持って歩いていくわけです。カートは、その後リモコンで14番ティーに送られるシステムになってます。</p><p>　さあ、止まるぞ。ほら、止まった。えっ、何、止まらないの。あーあ、動きだしちゃいました。止まりません。ドシテ。三人はカートに乗ったままです。誰も降りません。</p><p>　アーア、行っちゃったヨ。バカヤローが。カートは、高台にある14番ティーに向かって動きます。もう途中で降りるとこはありません。降りても、急斜面の藪が待ってるだけ。最後まで乗ってるしかありません。</p><p>　どうして歩こうとしないんだろね。たった30ヤードだぜ。ゴルファーなんだろ。</p><p>三人は、14番ティーから昇り用のベルト・コンベヤーを歩いて降りてきました。ここから極めつけのバカ騒ぎが始まります。いつものことなんですがね。</p><p>　最初の一人が、ようやく下まで辿り着きました。さあ、始まるぞー。</p><p>「ウッワー、ドーシター！」</p><p>最初の人が降りた瞬間、コンベヤーのセンサーが作動し、上に向かって動きだしたってわけ。後に続く二人はビックリです。大慌てで飛び降ります。</p><p>　三人がこちらへ、そう、結局、こっちへ歩いてくるんです。こっちへ来たところで、クラブを渡しました。</p><br><p>ゴルファー諸君、お願い、歩いて。</p>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004366358.html</link>
<pubDate>Sat, 17 Sep 2005 18:28:17 +0900</pubDate>
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<title>ルール・ブック、規則１―１って読んだかい？</title>
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<![CDATA[ <p>　今朝、出かけようと車のエンジンをかけると、オートのヘッドライトが点灯しました。曇り空も手伝ってかなり暗いです。これから、また暗闇の出勤が始まるんだろうな。ヘッドライトを点けてグリーン刈りだけはゴメンだな。</p><br><p>　事務所に入ると、キーパー、ウインド・ブレーカーを着て登場。カブでのコース点検は、寒そう。</p><p>「今日、出勤、二人だから。」</p><p>「何それ、聞いてねぇぞ。ボケナス二人とも休み？」</p><p>「ウン、留守電入ってた。」</p><p>「ふざけんなよー、首にしろ、首だー。」</p><p>「とりあえず、グリーン刈って。」</p><br><p>　というわけで、シバトビ15面、Ｈさん4面、のグリーン刈りとなりました。</p><p>ヤッパ、涼しい。ハウスの方を見上げると、既にカートが二十台くらい並んでる。出は、早そう。</p><p>1番、2番と刈ると、やっぱりまだ砂が付く。水撒いた方がいいな。</p><br><p>　7番でスプリンクラーのスイッチを入れる。出ない。元の圧力ポンプが動いてないもよう。水は諦めて、刈る。やっぱり砂が凄い。</p><p>　たまたまＨさんが、軽トラで通りかかったので、ブラシかけを頼む。</p><br><p>　そんなこんなで、なんとか刈り終えました。時計を見ると、九時半近く。三時間半、刈り続けです。ウンザリです。コース管理、二人なんてゴルフ場、他にないでしょ。毎日、カップの切り替えしないゴルフ場は、他にありますか？　こんなんで、お客からお金取っちゃっていいのかい。</p><p>　ても、クレームが届かないんですよねぇ、 どしたんですか、最近のゴルファーは。カップの縁ボサボサじゃん。こんなんでいいの？でもクレームは無し。益々ナメラレますぜ、ゴルファー諸君！</p><br><p>　帰って、モアの刃を点検すると、スカスカ。まったく切れません。だいぶ砂を噛んじゃったからねぇ。ラッピングに時間がかかりそうなので、ティー、アプローチ用の３連モアのオイル交換しました。しかし、これが大失敗。やるんじゃなかった。</p><p>　この３連モア、オイル・ドレインのボルトがとんでもない所についてるんです。地べたに寝そべって、腕を伸ばしてヤット届く、せまっ苦しいとこ。なんとかコイツを外して、オイルを抜こうとしたんですが、なかなか抜けない。メンドクセーなぁ、と思いつつ、チョイ気を抜いた瞬間、ドバーです。右手はオイルで真っ黒。アーア、やっちまったよ。</p><p>　そこへ、アノ人がやって来ました。</p><p>「コンニチハ、ダスキンでーす。」</p><p>「あっ、ハイ。」</p><p>「マットとモップの交換にきました。」</p><p>「お願いしやす。キーパーいないから、伝票はオイラが……。」</p><p>って、手は真っ黒。毎月やってくる美人のお姉さんは、戸惑ってます。そこでシバトビ、一計を案じ、</p><p>「口にくわえさせて。」</p><p>まるで、犬です。犬はなんでも嬉しそうに咥えますが、人間様はそうでもありません。</p><p>「じゃあ、すいません。宜しくお願いしまーす。」</p><p>美人のお姉さんは、ニッコリしてオイラの口に紙をはさみ、帰っていきました。シバトビもニッコリしたかったのですが、できませんでした。</p><p>　伝票くわえて、流しに行き、手を洗いました。なぜか虚しかったなぁ。</p><br><p>　午後はルーティーン作業。８番ショートホールのティーを刈ってると、若いカップル登場。オニイチャン、盛んに素振りをします。ようやく、アドレスに、と思ったら、カートに戻ってクラブの交換。距離は１５０ヤードって書いてあんだから、最初から２、３本持ってけよ。</p><p>　ようやく打ちました。トップして、右に飛びだしました。だいぶショートです。クラブはなんでも良かったみたい。次は、オネエチャン。同じ白マークから。持ったクラブはドライバー。</p><p>　チョロでした。５０ヤードくらい、転がっただけ。二人がカートに行こうとしたので、シバトビ、エンジンをかけました。ところが、オネエチャン、もう一球打つんだと。なんだよー、まったくー、ボールは生きてるじゃん。死んでねぇぞ。</p><p>　今度は、ナイスショット。真っ直ぐピンに飛び出しました。スバラシイ、ピン横、２メートルくらい。でもさー、ゴルフってゲームはさぁ、一球を打ちつないでいくんじゃねぇの。ルールにそう書いてあるじゃん。だからゴルフは面白いんじゃねぇの。喜怒哀楽、思いもよらぬドラマが生まれるわけでしょ。</p><p>　みんな練習、練習って言うけど、それはゴルフじゃないから。練習だから。</p><br><p>　オネエチャン、当然、５０ヤード先に生きてたボールを拾い上げ、グリーンへ。ティーからパットを見てると、入りました。両手を挙げて、ピョンピョン跳ねてます。きっと、バーディだぁ、とか叫んでるんでしょう。スコア―カードには２と書き込まれるんでしょう。でもなー、それゴルフじゃないから、ゴルフの楽しみ方じゃないから。</p><p>　それとさぁ、グリーン上で跳ねるのは止めろよ。どうせ足もとを直すなんてことは、しねぇんだろ。それって、ゴルファーのすることじゃねぇから。あっ、ゴルファーじゃなかったっけ……。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004338509.html</link>
<pubDate>Fri, 16 Sep 2005 16:57:32 +0900</pubDate>
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<title>赤マークは達人の悟り？</title>
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<![CDATA[ <p>　　天気はいまいち。今日はインコースのグリーン刈り。</p><p>　また昨日、刈らなかったみたい。刈りカスがタップリ。気候がいいのかなぁ。芝は元気。病気もなし。</p><br><p>　　今回撒いた砂は、なかなかグッド。もう落ち着いてる。これまで使ってた川砂は安物で、なかなか落ち着　</p><p>　きませんでした。今回はいいよ。</p><br><p>　　何のトラブルもなく、管理棟へ帰還。</p><p>　ラッピングしてると、Ｏゴルフ・クラブの管理課員が二人訪れました。貸し出していたスライシング用トラクタ</p><p>　ーを返しにきたようです。</p><p>　　キーパーが来るまで、機械庫内をシゲシゲと観察してます。どこのゴルフ場も同じ。あの機会がいいと</p><p>　か、ウチの方が新しいとか、そんな話バッカ。みんな最新のヤツが欲しいんですよねぇ。でも、金ないし、</p><p>　買ってくれないし。</p><p>　　おっ、キーパーが来ました。シバトビは無視してラッピング。</p><br><p>　　しばらくして、話を終えたキーパーが寄ってきました。</p><p>　「冷蔵庫にチョコレート置いといたから。」</p><p>　「糖尿の素ね。」</p><p>　「遠慮しなくていいから。」</p><p>　「灌注機、持ってがれたの？」</p><p>　「ウン。」</p><p>　「この前から目つけてたから、戻ってこないんじゃないの？」</p><p>　「ウン、金ねーから、売っちまうかー。」</p><p>　「あれは止めといたほうがいいな。」</p><p>　「でも、今年は一回も使ってねぇだろ。使うかい？」</p><p>　「タブン、使えると思うよ。ヤメトキ。あれだって300はするんだろ。」</p><p>　「ウン、分かった。」</p><br><p>　　ラッピングを終え、ティー刈り。17番ティーを刈ってると、四人組登場。慌てて、白ティーから逃げる。とこ</p><p>　ろがです。エッ、どうしたの、通り過ぎちゃったよ。間違いか。たしかに男がいたよなぁ。四人はそのままレ</p><p>　ディース・ティーへ。</p><p>　　良く見ると、女三人、男一人。たしかに男がいます。四人とも６０歳前後。</p><p>　なるほどネェ、シバトビ、感心しました。ティー・グランドなんか、自分に合ったティー使えばいいんです。赤</p><p>　マークが自分に合ってると思えば、赤を使えばいいんです。要は、どれを使えば1番楽しめるか、というこ</p><p>　とです。競技となれば、いやがおうでもバックからなんですから、せめて遊びのときぐらいネェ。</p><p>　　四人が打ちました。みんな、上手。相当年季が入ってる。飛距離も弾道も、みんな同じ。オジサン、頑張</p><p>　れよ。オンナドモに負けるなよー。</p><p>　　でも、やっぱり男のプライドというか、やせ我慢てヤツもなかなか捨てらんねぇからな。未練なく、っていう</p><p>　のは難しいね。達人の悟りが必要かも。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004309953.html</link>
<pubDate>Thu, 15 Sep 2005 17:08:31 +0900</pubDate>
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<title>オッサン、本日も反省無し</title>
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<![CDATA[ <p>　朝からキーパー汗かいてる。なんかドタバタやってきたみたい。</p><p>今日は、あっちこっちからお偉いさんが来るんだって。ゴルフ場の支配人やら社長やらグリーンキーパーが視察に来るんだそうな。</p><br><p>　でもねー、今日の出勤は三人。三人でどうしろってんだぁ。えーっ。どうにもなんねぇだろ。ジタバタしたって、しょうがねぇだろ。すでに、課員三人は知らんぷり。悠々と、タバコくわえてます。</p><br><p>　キーパー、なんかキビキビしてる。いつものモッサーとした動きはどこいったぁ。</p><p>　「Ｋさん、一人でカップとティーね、シバトビとＴさんはグリーン刈り、終わったらいつもの刈り込み、頼んま</p><p>　す。」</p><p>　「忙しそうね。偉い人と一緒にプレーすんの？」</p><p>　「ウン、すぐ上に行って、お出迎えだ。」</p><p>　「オーオー、大変ダー。」</p><p>　「グリーン刈る前、水撒いていい？　ローラーに砂付くからさぁ。」</p><p>　「ウン、そうだな。」　</p><br><p>　てなわけで、グリーン刈り。Ｔさんが４面、シバトビが1５面刈りとなりました。カップ切りだって大変。一人で18ホール切って、ティーグランドのゴミ掃除とティーマークの移動。後ろからは、お客が追いかけてくるし。</p><br><p>　ウチのルールですが、お偉いさんが来るときは、グリーンのゼブラ・ラインを縦に、つまりティーから見て、真っ直ぐに刈るというのがあるんですが、今日は無視。早く刈り終わるラインにモアを入れちゃいます。だって、間に合わねーもん。</p><br><p>　ホーラ、早朝さんのお出ましだ。急げ急げ。シバトビ、頑張ります。</p><p>で、1６番グリーンに来ました。ここは昨日砂を入れたとこ。水を撒かねば。ウン？　出ない。水が出ません。アッチャー、どうすっか。1４番にはお客来てるし。イイヤ、知らネー、行っちまえー。てな乗りで、刈っちゃいました。</p><p>　しかーし、当然、大失敗。グリーン面に砂がボタボタ。こりゃー怒られるだろうな。慌てて、二度刈り。そのうえ砂均し。ごまかしてもバレバレかぁ。まあいいや。</p><p>　次の17番、ここはスプリンクラーが作動しました。ヤレヤレと思い、刈り込み。半分ほど刈ったところで、なんかエンジンがおかしい。なんだ、どうした、ってな感じで、グリーンの外にでると、エンジンが停止してしまいました。ガソリンタンクを覗き込むと、空ッケツ。ガス欠でやんした。</p><p>　そうなんです。今朝、キーパーがワサワサしてるもんだから、こっちも慌てて飛び出しちゃったのね。そいでもって、ガソリン・ゲージ見るの、忘れちゃいました。</p><p>　こっからが大変。９番に芝張りのオジサンが見えたので、そこまで軽トラを借りに、走りました。ちょうどロングホール、一ホール分です。後ろにはお客が迫ってます。</p><p>　なんとか辿り着いて、軽トラを借り、管理棟へ。ガソリンタンクを積んで、17番グリーンへ。間に合いました。セーフです。前にもまして、猛スピードで刈り込みました。</p><br><p>　疲れました。もう一日分の仕事をしてしまった感じ。管理棟でチョット一服。しかし、いい天気だねー。</p><p>ラッピングすると、午前が終わってしまいました。</p><p>　午後はいつものティー、アプローチ刈り。お偉いさんが、インコースを回ってるので、アウトを刈ります。順番としては、本当は、1５番から刈りたいんですが。これもウチのルールで、コース管理は偉いさんの近くに現れない、ってことになってます。機械がウルサイんだと。目障りなんだと。ジャー、一般のお客さんは、どうなのよ。気の毒じゃん。こんな差別していいのかい。ラッキー、アンラッキーはゴルフにはつきもの。それをニッコリ笑って、潔く受け止めるってのがゴルファーの心意気じゃぁねぇの。アー、どうなのよ。</p><br><p>　で、３番ティーです。三人組です。また同じです。</p><p>　「アー、バンカーだぁ。」</p><p>　「ん、入っちゃったネ。」</p><p>　いいえ、入りませんて。アナタの飛距離では届きません。残念ながら、それが現実ってーもんです。素直に認めようよ、そろそろ。</p><p>　コイツ等を追っかけて、アプローチ刈りへ。セカンドを打ち終わった三人は、グリーン近くまでカートを進めます。そこで一人が一生懸命ボールを探してます。なかなか見つかりません。あの「バンカーだぁ」と嘆いたオッサンです。しょーがない、教えてやっかー。</p><p>　「ここにボールありますけど、違いますかー。」</p><p>　シバトビ、大声をあげました。ボールはグリーンから100ヤード手前、フェアウエーから３ヤードほどラフに入ったところにあります。シバトビは移動中、すぐに気づきました。ヤツラは三人です。何の障害物もありません。なのに、なんで気づかないのぉ。知らんぷりして、カートに乗って素通りかよ。ネェ、お前らの目玉はガラス玉かぁ。見てたんだろー。</p><p>　太っちょのオッサンが駆けてきました。</p><p>　「あっ、これだ。」</p><p>　そう、それです。アンタが探してた、７０ヤードも手前にあるんです。分かりますね。飛んでないんです。早いとこ現実に気づきましょ。そうすれば、キット、スコア―も良くなるからさぁ。</p><p>　アンタ、セカンド、ウッドで打ったでしょ。でも、120ヤードしか飛んでません。分かりますよね。いいオトナなんだから。三人揃って反省しなよ。そうすれば、もっとゴルフが楽しくなるからさぁ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004257267.html</link>
<pubDate>Tue, 13 Sep 2005 18:06:05 +0900</pubDate>
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<title>ダークサイドのフォースは機械をも壊すのかい</title>
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<![CDATA[ <p>　朝五時、19℃。涼しい。</p><br><p>　いつものように、グリーン刈りでやんす。オープンカーは涼しい、というか寒いくらい。秋ですネェ。露もタップリついて、グリーンは真っ白。</p><p>　気持ちよく刈れます。たいして刈りカスはでませんが、薄皮を剥がすように、露を切っていくと、なんか気持ちいいですねぇ。</p><p>　ただ、半分のグリーンに砂が撒いてあるので、こいつが面倒。濡れた砂がローラーについて、これがローラーの上げ下げで、グリーン面に落ちちゃうわけ。ボタボタと汚く。こいつの掃除が面倒。</p><br><p>　無事に刈り終えて、管理棟に帰り、ラッピング。ふっと、温度計を見ると、九時の段階で、３0℃。ヤッパ、夏ですかねぇ。暑いわ。</p><br><p>　適当に片付けて、ティー刈りに出かけようとしてると、キーパー登場。何か今日は、ダース・ベーダ―のテーマが後ろで流れてる。</p><p>　「あのさぁ、冷蔵庫の弁当見たんだけどさぁ、シールくんない？」</p><p>　「ハイ？ナンスカァ？」</p><p>　「あのセブンで買った弁当、シールついてるじゃん。」</p><p>　「へぇ、そうなんだ。知らねぇけど…。いいっすよ、どうぞ。でもさぁ、キーパーがそんなもん集めてるなん　</p><p>　て、ビックリだね。」</p><p>　「オレじゃねぇよ、カミサン孝行だ。」</p><p>　「奥さんのためなら、冷蔵庫にしまってある部下の弁当まで調べ上げるってわけね。見上げたもんだぁ。」</p><p>　「アー、ナンとでも言ってくれ。」</p><p>　「そう、じゃぁオイラも自分孝行で、２６日、休んでいい？」</p><p>　「どうぞ、どうぞ。いつでも結構ですよ。」</p><p>　「イヤー、言ってみるもんだね。アリがテー。」</p><p>　「でさー、午後なんだけどぉ、肥料撒いて。」</p><p>　「どこ？」</p><p>　「池つぶして、芝張ったとこ。トラクターで。」</p><p>　「芝付いたかい？」</p><p>　「ウン、もう入っても大丈夫だと思う。」</p><p>　「鶏糞？」</p><p>　「ウン、助手にＩさん連れてって。」</p><p>　「了解。」</p><br><p>　てなわけで、トラクターで鶏糞撒きとなりました。</p><p>さあ、行くぞぉ、ってエンジン・キーを回します。クークック、エンジン、かかりません。バッテリーがダメ。</p><p>　「Ｉさん、バッテリーが死んでる。ダメダ―。」</p><p>　「……。」</p><p>　「バッテリー外して。充電器持って来て。」</p><p>　「……。」</p><p>話かけても、返事はありません。いつものことですが、ただ、ボーっと突っ立ってるだけ。ボケナスＩと呼ばれるゆえんです。</p><p>　「タクー、しょうがねぇナー。1３か1５のスパナかメガネもってきて。」</p><p>ようやく、ノソノソと歩きだします。工具を使ってバッテリーを外し、急速充電。結局、自分でやりました。任せると、日が暮れちまいますから。</p><p>　エンジンをかけます。ＯＫです。シッポを振ってみます。動きません。えっ、オイ、動きませんって、どういうこと。フザケチャいけねぇよ。さあ、動いてネ。スイッチ、オン。ぜんぜん動きません。</p><p>　トラクターから降りて、肥料が飛び出すシッポ周りを見てみます。エー、どういうこと。回転部を連結するピンがありません。抜け落ちてます。</p><p>　どこのドイツだぁー。壊れてんじゃん。ちゃんと報告しとけよー。</p><p>　「Ｉさん、ここのピン探して。」</p><p>　「……。」</p><p>　「あのさぁ、ここに入る金具、なんでもいいから、機械庫から見つけてきて。」</p><p>　「なんでもいいの？」</p><p>　「とりあえず、今日だけもてばいいから、何でもいい。」</p><p>　「……。」</p><p>　Ｉは、まるで、『センとチヒロの神頼み』に出てきた、ウーとかアーとかしか言わないヤツ、そっくりです。</p><br><p>　なんとか、それらしき代用ピンを取り付けまして、さあ、試運転。スイッチ、オン。動きました。でも、なんかヘン。音がうるさい。エンジンを止めて、トラクターから降りると、Ｉさんが地べたを指差してます。見ると、コブシ大の部品が転がり落ちてます。それが何なのかまったく見当がつきません。</p><p>　「これ、何？」</p><p>　「……。」</p><p>　Ｉさんは、なぜかニコニコしてます。きっと、今日の作業は中止になるとフンだんでしょう。肥料の積み下ろしは大変だもんねぇ。</p><p>　「コリャ―、だめだナァ。ここじゃー、直んねぇだろ。」</p><p>　「中止ですかぁ。」</p><p>　Ｉさんは、なぜかニコニコしてます。今日の作業が中止になると確信したようです。</p><br><p>　肥料撒きは中止になりました。Ｉさんの呪いか怨念のせいではないか、と思ってます。Ｉさんの「働きたくないオーラ」には恐るべきパワーがあります。いつもコイツにやられてしまいます。大事な仕事になると、なんかトラブルがあって中止、いつもそうです。</p><br><p>　「お前ナー、クビになるぞー。きっと。」</p><p>　「……。」</p><p>　「今日、ナーンモ仕事してねぇだろ。」</p><p>　「……。」</p><p>　「あとは家に帰って、酒飲んで、エロサイト見るだけかぁ。」</p><p>　「ウン……。」</p><p>　「そんな人生つまんねぇだろ。生きてる意味ねぇジャン。」</p><p>　「……。」</p><p>　「今度、自殺サイト教えてやっから、練炭用意しとけ。」</p><p>　「……。」</p><br><p>　彼は、何を言われてもコタエマセン(掛詞なんだけど、分かって―)。</p><p> </p>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004227321.html</link>
<pubDate>Mon, 12 Sep 2005 17:06:56 +0900</pubDate>
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<title>六つの目玉があるのになぁ……</title>
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<![CDATA[ <p>　今日はチョイ寝坊。疲れが抜けないねぇ。</p><br><p>　朝一からグリーンの砂撒きを覚悟して出勤すると、</p><p>　「グリーン刈り。オレ、昼で帰るから、後は頼む。」</p><p>　「どしたの、最近、休み多くない？」</p><p>　「ウーン、後は適当に。」</p><p>　「砂撒きはしないの？」</p><p>　「来週にしよ。土、日だしさ。」</p><br><p>　ということで、グリーン刈り。今日は、さすがにカップも切りなおします。朝６時から、早朝のお客が出てる中、Ｈさん一人、18ホール、カップを切り直します。ティーのゴミ掃除、ティーマークの移動と合わせて三時間はゆうにかかります。ご苦労様です。</p><p>　１番グリーンに行くと、もうお客がいます。いつものことですが、今日もプレーの隙間をぬって芝刈りです。</p><p>　サア―、行きますかぁ。しかし、上手いゴルファーってなかなかいないねぇ。ヘタッピばっか。ウチだけかなぁ。クラブを覗くとピッカピカの最新兵器が揃ってるんだけどなぁ。ダマサレテ買っちゃうんだろうな。あっ、それはオイラのことかいな。</p><p>　グリーンは問題なし。ただチョット遅いかな。もうちょっと転がってもいいよな。</p><br><p>　帰ると、ラッピング。そろそろ終わり、という頃、キーパー登場。</p><p>　「まだ内緒なんだけどさぁ、今度、休み減ることになったから。」</p><p>　「えっ、何、今何つった。」</p><p>　「週休二日が４週６休になるんだと。」</p><p>　「何それ、かってに決めちゃっていいの。誰も聞いてねえぞ。」</p><p>　「ウン、決定だと。」</p><p>　「みんな納得しねぇぞ。辞めちゃうかも。」</p><p>　「ウン、辞めちゃうかもな。」</p><p>　「ウン、じゃねぇだろ。親方、しっかり頼むぜ。」</p><p>　「シバトビさんだけ残ってくれればなんとかなるっしょ。」</p><p>　「そういう問題じゃねぇだろ。年、２４日つまり一月分休みが無くなっちゃうんだぞ。これって、実質的に賃下　</p><p>　げじゃん。一ヶ月分の給料カットと同じじゃん。」</p><p>　「ウン、まあそういうことだね。」</p><p>　「まったくケチクセ―会社だこと。」</p><p>　「まだみんなには内緒にしといて。後で支配人から話があるから。」</p><br><p>　やる気なくしたー。と思いつつ、なんとなくティー刈りへ。１０番を刈ってると、三人組登場。どう見ても、問題の６０代のオッサン。</p><p>　オナーさん、打ちました。</p><p>　「アー、ヤバイ、バンカーだよ。真っ直ぐ行っちゃった。」</p><p>　シバトビ、その時ボールを見てなかったのですが、その声を聞いて、思わずバンカーに目を遣りました。なにしろバンカーまでは２２０ヤードあり、たしかに多くの人がバンカーに捕まります。でもねー、このオッサン、音が情けなかったんですよ。カッキ―ンとかバッシ―じゃなく、ポッカ―ンとかパッカーンとかいう情けない音。絶対に入りっこない打撃音だったの。どう見ても、バンカーにボールは見当たりません。本当に入ったの？</p><p>　二人目、打ちました。</p><p>　「アー、オレもだよ、バンカーだ。ん、越えたかぁ、あっ、越えた越えた。」</p><p>　このバカタレがー。シバトビは見ました。ボールは、バンカーの１０ヤードほど手前のラフに止まってます。バンカーを越えるには、キャリーで２４０は必要です。オッサン、オッサン、アンタには無理。ゼッテ―無理だって。そんなショットで飛ぶわけネェだろ。いったいどこに目付いてんだぁ。</p><p>　三人目、打ちました。</p><p>　「なんだよ、オレも行っちゃったよ。バンカーだよ。」</p><p>　「三人ともおんなじ方に行っちゃったねー。」</p><p>　「まあ、しょうがない。ティーショットが入るようにバンカーてのは造ってあんだからな。」</p><br><p>　そうそう、でも、アンタらは入りません。特に三人目のアナタ。ぜんぜん飛んでません。バンカーの50ヤード手前に止まってます。どういう目してんだぁ。この60代、自信だけはタップリあんだけど、なにしろ根拠がない。いっつも手前勝手、我田引水。</p><br><p>　ティーグランドから、彼らのセカンドを見ることにしました。アーア、バンカーに行っちゃったよ。そこには無いって。エー、バンカーの先に行っちゃったよ。そこには無いって言ってんだろー。ホーラ、戻ってきた。探せ探せー。もっと手前、そうそうもっともっと。ホーラ、あったー。結局、オナーさんも20ヤード手前、バンカーには届きませんでした。</p><p>　あそこで三人して何話してるんだろねぇ。一度聞いてみたいねぇ。自分の身の程を知ったり、自分の愚かさを責めたり、現実の飛距離を確認したり、そんなことは絶対にしないんだろなぁ。でも自分の目の衰え、老眼ぐらい、嘆いても損はないと思うよ。まぁ、それも無理な注文かぁ。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004175371.html</link>
<pubDate>Sat, 10 Sep 2005 17:45:31 +0900</pubDate>
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<title>ゴルフがトロイ奴は、仕事もトロイんだろうなぁ</title>
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<![CDATA[ <p>　今日は涼しい。いい感じ。</p><br><p>　管理棟に入るや、キーパー登場。</p><p>　「オレ、今日帰るから、三人に薬撒きと砂撒きさせて。」</p><p>　「三人じゃ無理でしょ。」</p><p>　「だいじょうぶ。芝張りのバイトを一人つけるから。ホース持ちさせて。」</p><p>　「リョウカイ、で、オイラは何すんの。」</p><p>　「一人で全部グリーン刈って。」</p><p>　「カップ切りは？」</p><p>　「無し。」</p><p>　「無しって、昨日も切ってませんぜ。」</p><p>　「まっ、しょうがないっしょ。午後はNに９番の穴あけさせて。」</p><p>　「ムクの十字タインでいいの？」</p><p>　「ウン、それでいい。」</p><p>　「昨日のスコア―は？」</p><p>　「ウン？」</p><p>　「シラバックレテルんじゃないよ、午後、社長と二人で回ってたでしょう。」</p><p>　「アッ、見てた―、ウッフッフ。」</p><p>　「ッタクー、コッチは必死で働いてんだからさぁ、毎日毎日遊んでんじゃねぇよ。」</p><p>　「マー、後は頼むわ。」</p><br><p>　てなわけで、Ｎがタンク車で薬撒き、ＨとＩが砂撒き、シバトビがグリーン刈りとなりました。グリーン刈りの後、タンク車が続きますので、とりあえず、どういう順番で行くか、Ｎと打ち合わせ。砂撒きは時間がかかりますので、かってにやらせます。</p><p>　ボケナスＮは５ホールまでは、なんとか付いてきたのですが、そこで姿が消えました。</p><p>　「ッタクー、相変わらずトロクセー奴だなぁ」と思いつつ、お客に追い付かれないよう必死に刈り進めました。刈り終えると、１０時過ぎ、４時間以上かかってしまいました。</p><p>　Nのタンク車はどこにも見えません。</p><br><p>　とりあえず、帰ってラッピング。一時間たってもＮは帰ってきません。どうやらお客に捕まっちゃったようです。ネー、トロクサイ馬鹿でしょう。</p><p>　結局、薬撒きが終わるのに、六時間半かかりました。バカですねー。普通に撒くと、四時間で終わるんですよー。えっ、そんなはずはない、ですって。いーえ、ウチは終わっちゃうんです。恥ずかしい話なんですが、ウチは５タンクで全面撒いちゃうんです。以前は、そんなこたぁなかったんですよ。１タンク(１，０００リットル)１グリーンとか、１タンク２グリーンの割合で撒いてたんです。当然、タンク車も二台とか三台出動するし、人員も四人、六人回すわけて゜す。</p><p>　ところがでやんす。薬代、肥料代が高いってんで、一つのグリーンに２００とか３００リットルしか撒かないんです。凄いでしょ。まるでフリカケをパラパラ撒くように、サッサッサーと薬を撒くわけ。こんなんで効くんかねぇ。肥料だって同じ。まるで薄い、ウス―イスポーツドリンクを撒いてるみたい。</p><br><p>　帰ってきたＮは疲れきったようす。</p><p>　しかし、鬼のシバトビはＮに９番グリーンの穴あけを命じます。</p><p>　「ダブルでかけて。」</p><p>　「ダブル！終わりませんよ！」</p><p>　「日暮れまでには終わっだろう。」</p><p>　「カンベンしてよー。」</p><p>　「オラー知ラネー。」</p><br><p>　Ｎを追い飛ばすと、いつものティー、アプローチ刈り。今日はカップルが目立ちます。ウラヤマシー。</p><p>　６番ティーにその一組がやってきました。若者二人組み。オネ―チャンは美人ですねぇ。アンチャンは黒いだけ。</p><p>　二人、ティーに上がると、アンチャンがスイングのレクチャー。オネ―チャン神妙に聞いてます。そして素振り。アンチャン、すかさず近寄って、手取り、クラブ取り、指導。いよいよアンチャン、ティーアップ。アー、ダメダ、コリャ。一目でヘタッピと分かる素振り。</p><p>　アドレスに入りました。ン、動きません。凍ってしまいました。ドシター、早く打て―。祈りが届いたのか、アンチャン、ようやく打ちました。やっぱりダメ。ダメなものはダメ。トップしてゴロ。でも７０ヤードくらい、行ったかぁ。なんか盛んに言い訳コイテル。聞こえないけど。次はオネ―チャン。ハーイ、ビューティフルですね。グッドです。１５0ヤードは飛びましたよー。</p><p>　忠告、オネ―チャン、コイツと別れな。なーんも良い事ないから。何を言われても、耳を塞ぎな。下手になるだけだから。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/uttygolf/entry-10004150829.html</link>
<pubDate>Fri, 09 Sep 2005 18:24:43 +0900</pubDate>
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