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<title>ロビー男</title>
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<description>ある銀行のロビーを担当する男の日誌を紹介していきます。</description>
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<title>月末</title>
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<![CDATA[ <p align="justify">２月２８日火曜日「ただいまより開店しま～す。」<br>シャッターが開いた。<br><br>今日は２８日の月末。２月だから１ヶ月が早い。<br>また、２５日以降の月末が２７日と２８日の２日間に凝縮され、昨日も今日も店頭やＡＴＭコーナー<br>大忙しだった。<br>とりわけＡＴＭは、列がいっぱいになって、店内の入り口のあたりでぐるっと１周して<br>外まで出てしまった。<br>ポールを立てて、列をくぎり３列くらい並んで、順に案内するようにしたが、<br>それでもどんどんお客さまが膨れ上がり、どこが最後尾かわからなくなってしまうほどだった。<br><br>私ロビー男は、できる限りＡＴＭがスムーズに流れるよう努めた。<br>特に、並び始めた人の心理として、<br>「どのくらい時間がかかるんだろうか。」<br>ということが、最大の関心事だと思う。<br><br>私はできるだけ最後尾のお客さまに、<br>「本日は月末ですので、たいへん込み合っております。<br>　この辺りから、約１４～１５分程度の待ち時間でございます。」<br>とアナウンスに努めた。<br><br>案外、お客さまは聞いておられる。<br>もう、ずいぶん前の方に進まれたお客さまも<br>ロビー男のアナウンスに、振り向いて聞いている。<br>手前の並び始めたばかりの方は、<br>皆うなずいておられる。<br><br>これは結構、効果がある。<br>最初、まだそれほど込んでいないときに、<br>「ここから７～８分の待ち時間です。」と<br>アナウンスすると、<br>「それくらいやったら早いわ！待つわ。」という主婦の方や、<br>「言うてくれてありがたいわ。こっちは全然わかれへんからな。」<br>と言って頂いたり、<br>ＡＴＭの操作が終わったお客さまから、<br>「兄ちゃん、だいたい当たってたで。６分待ったわ。早かったで。ありがとう！」<br>と言っていただくと、こちらもご案内したかいがありたいへん<br>喜ばしい限りでした。<br><br>月変り、新しいポスターに張り替えたり、今日はとても疲れました。<br>閉店</p>
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<pubDate>Wed, 01 Mar 2006 00:43:40 +0900</pubDate>
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