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<title>バーバラの館</title>
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<description>バーバラ・ローズこと、池田妙子さんのブログです。</description>
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<title>あすかの初期運用（３）</title>
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<![CDATA[ あすかは、観測機器をＯＮしてまもなく、ちょうど超新星が爆発し、見事にその様子を観測することが出来ました。<br><br>その功績は、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に掲載されました。<br><br>あすかは、初期運用のうちに、大手柄を立てたのでした。<br><br>あすかの海外での評価は高く、「あの金額で、これほどの衛星が作れるとは素晴らしい！」と言われました。<br>
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<pubDate>Tue, 09 Dec 2014 14:24:34 +0900</pubDate>
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<title>あすかの初期運用（２）</title>
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<![CDATA[ あすかは初期運用で、無事に太陽電池パドルを展開し、ＥＯＢを伸展しました。<br><br>そしていよいよ観測機器をＯＮにする日に、私は宇宙科学研究所の映像記録班の部屋を訪れ、ロケットの打ち上げ写真をパネルにしてもらえるように、頼みに行きました。<br><br>出来上がったら、裏面にＴ教授にサインをしてもらうのです。<br><br>内之浦でご一緒した、記録班のＭさんとお喋りしていたら、思ったより時間が経ってしまい、あすかの運用室に行った時には、もうあすかは日本上空に来ていて、ちょうど観測機器をＯＮする時でした。<br><br>モニタ画面の数字が０から上がり、観測機器が作動を始めたことが確認されました。<br><br>こうして、あすかは観測を始めたのでした。<br>
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<pubDate>Mon, 08 Dec 2014 10:32:44 +0900</pubDate>
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<title>あすかの初期運用（１）</title>
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<![CDATA[ 内之浦から戻った私は、神奈川県相模原市にある、宇宙科学研究所に、あすかの初期運用の為に通いました。<br><br>あすかが日本上空に回ってくるのが、夜中～明け方だったので、昼間寝て、夜起きるという生活を数日間、続けました。<br><br>しかし、それは非常に不健康だと思いました。<br><br>人間は、やはり太陽と共に活動した方が健康的です。<br><br>それをつくづく感じたのでした。<br>
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<pubDate>Sun, 07 Dec 2014 09:59:33 +0900</pubDate>
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<title>サンファミ</title>
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<![CDATA[ 星が丘の家では、私は２匹の双子の雄猫を飼っていました。<br><br>黒い方をサンドラ、白い方をファミスタと名付け、サンちゃん、ファミちゃんと呼んでいました。<br><br>あすかの射場作業の間は、お隣のＴさんの奥さんに世話をお願いして行きました。<br><br>ところが、私の留守中に、ファミちゃんが車にひかれて死んでしまいました。<br><br>約２ヶ月、家を不在にした後、私は内之浦から戻って来ました。<br><br>Ｔさんの奥さんは「サンちゃんはお姉さんのこと、覚えてるかなぁ？」と言いました。<br><br>サンちゃんはアマえっ子で、何故か私にしかなつかないのでした。<br><br>「あれだけなついたら、可愛いだろうなぁ！」と、Ｔさんのご主人は言っていました。<br><br>しかし、２ヶ月も留守にしたら、サンちゃんは果たして私のことを覚えているのでしょうか？<br><br>私が帰ると、サンちゃんは、ベランダに置いた猫小屋の中にいました。<br><br>私を見ると、怪訝そうな目をしました。<br><br>しかし、しばらくすると、思い出したのか、私の方に寄って来ました。<br><br>どうやら、覚えていてくれたようです。<br><br>以来、サンちゃんは私にべったりになりました。<br>
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<pubDate>Sat, 06 Dec 2014 11:38:50 +0900</pubDate>
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<title>あすかの射場作業（２５）</title>
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<![CDATA[ 私が内之浦を後にする時間が近づいて来ました。<br><br>宿代を精算して銀河荘のロビー待っていると、鹿児島在住の男性が迎えに来てくれました。<br><br>彼の車で鹿児島空港まで送ってもらうのです。<br><br>途中の景色は素晴らしく、海がキラキラと輝いていました。<br><br>こうして、約２ヶ月にわたる、私のあすかの射場作業は、終わったのでした。<br>
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<link>https://ameblo.jp/varvara0427/entry-11960425349.html</link>
<pubDate>Thu, 04 Dec 2014 10:24:53 +0900</pubDate>
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<title>あすかの射場作業（２４）</title>
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<![CDATA[ 私は打ち上げ後、数日間、あすかの初期運用のために内之浦に滞在しました。<br><br>あすかは、地球を約９０分で一周しているので、衛星が日本の上空に来た時だけ運用をします。<br><br>それ以外の時間は休憩です。<br><br>打ち上げ前の緊張感に比べると、だいぶ気分が楽でした。<br><br>しかし、姿勢制御の担当者は、これからが正念場でした。<br><br>私が横浜に戻る日の朝礼の時間に、姿勢制御担当の女性の一人が倒れました。<br><br>私は朝礼後に展示館を見てから帰ろうと考えていましたが、Ｋ部長より、彼女に付き添って宿に戻るように言われたので、やむなく、展示館は諦めました。<br><br>宿に戻ってしばらく安静にしていたら、その女性は回復しました。<br><br>気丈な女性でしたが、射場の緊張感に負けたのでしょう。<br><br>でも、回復して一件落着でした。<br>
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<pubDate>Wed, 03 Dec 2014 10:33:21 +0900</pubDate>
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<title>あすかの射場作業（２３）</title>
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<![CDATA[ 打ち上げ成功の余韻に酔いしれたのも束の間、あすかはまだまだ初期運用でやらないといけないイベントがありました。<br><br>まず、ロケットから打ち出された時のＺ軸のスピンを、Ｙ軸に変えなければなりません。<br><br>そして、その後、太陽電池パドルを展開し、ＥＯＢという望遠鏡の構造部分を伸展します。<br><br>それが成功したら、ＧＩＳとＳＩＳというセンサをオンにします。<br><br>まだまだ気が抜けないのでした。<br>
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<pubDate>Mon, 01 Dec 2014 11:21:32 +0900</pubDate>
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<title>あすかの射場作業（２２）</title>
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<![CDATA[ 日本の人工衛星は、開発中は英語の名前がついていて、打ち上げが成功すると、日本の名前がつきます。<br><br>あすかは、開発中は「ＡＳＴＲＯーＤ」という名前でした。<br><br>私は打ち上げが成功したら、カラオケで歌おうと、ひそかに作詞をしておりました。<br><br>プリンセスプリンセスの「世界で一番熱い夏」の替え歌で、「世界で一番の衛星ＡＳＴＲＯーＤ」です。<br><br>打ち上げ成功した日の夜、飲み屋に関係者が集まっていたので、私は替え歌を披露しました。<br><br>そしたら、とても受けました。<br><br>楽しいひとときを過ごしました。<br>
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<pubDate>Sun, 30 Nov 2014 09:44:41 +0900</pubDate>
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<title>あすかの射場作業（２１）</title>
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<![CDATA[ あすかの打ち上げ成功により、私は「究極の成功体験」をしました。<br><br>私の人生の絶頂期でした。<br><br>打ち上げ成功の後、関係者が集まって、乾杯と寄せ書きをしました。<br><br>上杉謙信の子孫である「上杉教授」という方が宇宙科学研究所におられて、その先生はいつも、打ち上げの度に同じ場所に寄せ書きを書かれていました。<br><br>私はその隣に寄せ書きを書きました。<br><br>すると、よその会社のある人が私に「僕はあなたの隣に書きました。」と言い、一緒にいたもう一人が「僕はその隣に書きました。」と言いました。<br><br>幸せを感じた瞬間でした。<br>
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<link>https://ameblo.jp/varvara0427/entry-11958310973.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Nov 2014 10:40:43 +0900</pubDate>
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<title>あすかの射場作業（２０）</title>
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<![CDATA[ あすかは、１５日間の延期を経て、打ち上げを迎えました。<br><br>問題のロケットのＯリングは、無事に交換されました。<br><br>私たちは、ＳＡテレメータという建物でスタンバイし、打ち上げを待ちました。<br><br>今度は、あすかは予定時刻に打ち上がりました。<br><br>ロケットの上昇途中に、衛星のパドル展開のテレメトリがオンになっているのを私が見つけ、指摘しましたが、テレメトリの不具合で、衛星には異常ありませんでした。<br><br>あすかの打ち上げは完璧でした。<br><br>普通、衛星の打ち上げ成功と言っても、何かしら、表に出ない不具合があるものです。<br><br>しかし、あすかの場合は、衛星だけでなく、ロケットや地上系も含め、大成功を納めました。<br><br>衛星主任のＴ教授は「こんな衛星は知らんわ！」と、唸っておられました。<br>
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<link>https://ameblo.jp/varvara0427/entry-11957499743.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Nov 2014 10:20:25 +0900</pubDate>
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