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<title>せめて風俗に一千万つぎ込んでから死のうと思う</title>
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<title>痩せた土壌に種を撒く。撒き続ける。今に至る。</title>
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<![CDATA[ 今さえ良ければ良いと流されながら、至るところで己を許しながら生きてきましたが、何が悲惨かと言って、流されてるのにその場その場を楽しんだ覚えも特にないところで、気がつけば40歳目前です。<br><br>話は変わるようで続きますが、私は世の中で一番おいしい仕事を歌舞伎俳優だと思ってます。<br><br>彼等もそれなりの苦労や努力は勿論しているのでしょうが、正直たかが知れてると思われ、ブサイクだとしても味があるなんて言われ、演技が下手くそでも深みがあるなどと、その生まれだけで下駄をはかせてもらい、それはそれなりのプレッシャーかもしれませんが、やはり知れたものでしょう。だってその血筋の人が演じた時点でどうあっても皆さん満足なわけで、だって本当に歌舞伎俳優が大変なら世襲なはずはないのですから。<br><br>誰でも出来るから世襲でやっていけるわけで、私はお芝居方面に全く明るくないとの自覚のもと話しますが、確かに素晴らしい演技力を持つ歌舞伎俳優も、これまでにはいるにはいたはずで、しかし、大した努力は絶対していません。その家に生まれ、自身の意思とは別に、歌舞伎俳優になる事を強制され流されて生きたら歌舞伎俳優になっていただけなはずなのです。<br><br>歌舞伎俳優なめてんのかと言われれば、はい。なめてます。その家に生まれれば誰でも出来ると思ってます。何度も言いますが世襲なんだもの。<br><br>私だって努力はしてきたはずで、いや、努力というのが何を指すのかわかりませんが、苦労は絶対してきたはずで、皆がカラオケに行ってる時、私は黙々とパンをこねていたのです。皆がドライブに行ってる時、バーベキューをしている時、合コンしている事、ナンパしている時、ナンパをされている時、セックスしている時、幸せな家庭をつくっている時、子供の成長を愛でている時、子供の成長を愛でている脇で不倫している時、私は黙々と仕事をしていたのです。<br><br>しかし、あれだけの苦労の末に今の私がいるというなら、苦労や努力など、所謂修行といわれるもの、それ自体には大した意味がない事の証左。<br><br>つまり何が言いたいかといって、やはり環境なのだなという一点。<br><br>流される価値のある環境で流されなければならんぞという事で、無駄な苦労を誇らしく掲げている間に、ふとのぞきこんだ鏡に映る自分は、ハゲの中年男性です。どこにでもいそうな大量生産型のおっさんです。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Wed, 26 Aug 2015 23:11:48 +0900</pubDate>
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<title>お前この先何かあるとでも思ってるの？なんにもないぞ。</title>
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<![CDATA[ クリスマスや年末年始を一人で過ごす寂しさは、皆さん大体想像がつくらしいのですが、意外と言えば意外にこたえる行事は他にもあって、その最たるものが成人式。<br><br>私自身成人式には出席せず、当時仕事をしていたのでその雰囲気がどんなものかわかりませんが、 きっと旧友再開といった空気なのでしょう。<br><br>ならば私が顔を出したところで、皆挨拶くらいは交わしてくれるでしょうが、同じ学校に通っていた当時だってほぼ会話したことさえないのですから、気を使われ、気を使われることにこちらも気を使い、結局のところ居場所もなく、惨めな思いをするだけだろうという予想は容易く、当然のようにその日はパン作りにはげんだのです。<br><br>しかし、仕事の帰り際、振り袖の女性と、スーツの男性で構成されている集団を目撃した時、やはり寂しいというか、揺さぶられる思いがしました。<br><br>居酒屋やカラオケ店の前でたむろ、そんな集団が何組も目につき、本来私があれらの集団の中にいてもおかしくないはずなのに、その光景がまったく想像出来ませんでした。<br><br>同い年なはずなのに皆がもっと大人に見えて、女性なんかは遥か年上のお姉さんにしか見えません。<br><br>差をつけられた。<br><br>と言えば伝わるでしょうか？私は同い年の中でも相当世間を知らないのではないか？そんな予感は真実味を増し、今こうしている間にもその差は開き続けている。いや、もうすでに取り返しがつかないところまで来ているのではないか？とさえ思え、しかし、いやいや、考えすぎだろうと振り切って家路を急いだのは、端的に言って若かったからに違いないのです。<br><br>これからいくらでも良い事があると思っていたのです。例えば私は皆が旧友再開を楽しんでいる間にも真面目に働いていたのですから、これから良い事がなければおかしいのです。絶対おかしいのです。不公平なのです。<br><br>と昔のように、これからの良い事を信じられなくなってどれくらい経つでしょう。二十歳もとっくに過ぎたはずなのに成人の日には毎回ざわつきます。<br><br>私も成人式に出たかったなどと言っているのではなく、成人式ぐらい出ようと思えば出られる青春を過ごすにはどうすればよかったかと考えてしまうのです。そして成人式に出られる程度の青春を過ごしていたら、それに繋がる現在はどのような日々だったろうかと考えているのです。そればかりを考えてしまうのです。<br><br>成人式の日に感じた喪失感はいまだに続き、むしろ増していくようです。毎日私の参加できない成人式がどこかで行われているに違いないのです。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Thu, 20 Aug 2015 09:31:02 +0900</pubDate>
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<title>してくれたとしても小鳥の啄むが如くキスです。</title>
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<![CDATA[ 私の家には惨めなくらいにエロDVDが散乱しており、それは風俗とともに私の生活の中心に位置し、一回あたりの単価が風俗より安く、場数も踏めるために、こだわりのようなものはむしろ風俗より、エロDVDに対しての方が強いようです。<br><br>最近よく使用するのが『キモ男ヲタ復讐動画』というシリーズ。そこに出てくる男優が中々のデブで本当に気持ち悪く、私の知識が浅いだけかもしれませんが、今まで観てきた男優の中では規格外のデブです。<br><br>レイプというわけではありません。じわりじわりと弱味につけこみます。お見事と言えるほどの気持ち悪いさで追いつめ、お仕事とは言え女優さん達は素で嫌がっています。<br><br>いや、素で嫌がってるかどうか私にわかるわけありませんが、あれだけ気持ち悪いのです。いくらお金を貰ってようが少なくとも嬉しいはずはなく、そこから連想するのは私の家に来ている時の風俗嬢。<br><br>彼女達もお金を貰っての事、こんな私に身体をまさぐられる事を許しますが、要所要所に拒絶の仕草が確認出来て、特にキス。キスは本当に嫌がってます。しないですむならキスはしないでおこうというオーラ全開で、舌を絡めるなんてとんでもない。<br><br>諦めて攻めにまわるっても、数分で、<br>「じゃあこっちから攻めるね」<br>皆さんはやく終わらそうとしてあからさま。ひどい人になると、<br>「ローション使いまーす」<br>と返答を待たず、手でコキ始めます。舐めません。<br><br>確かに私も気持ち悪いですが、嬢に来てもらう前には先に一人でシャワーに入り、念入りに洗ってます。その後、嬢自ら洗体してるはずです。事前に歯も磨き、その後嬢の前でイソジンうがい。爪も切ってます。これ以上どうせよというのか？<br><br>頼むから仕事をしてくれ。<br><br>これが常々私が思う事なのです。私が気持ち悪いのは自分でもよくわかってる。君達に同情もする。しかしこちらも金を払ってるんだ。だから君達も少しくらい同情してくれてもいいじゃないか。<br><br>その一点において『キモ男ヲタ復讐動画』は爽快なのです。この作品の女優達は仕事をしている。嫌がっている。嫌な事の代償として金銭を受け取っている。もう爽快というより、信用出来るのです。<br><br>イケメンで筋肉マッチョ男優とセックスをしているＡＶなど、ただのプライベートであり、何故そんなものに金を払わねばならんのか？<br><br>舐めるな。と思うのです。若くて可愛いからって仕事を舐めるな！と思うのです。世間を舐めるな！なのです。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Wed, 08 Jul 2015 23:31:37 +0900</pubDate>
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<title>本当に感謝しています。本当に。</title>
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<![CDATA[ スマートホンでこのブログを書いているのですが、私のスマートホンは、画面を触らない時間がある一定過ぎると、バックライトが消えるのです。そういう設定にしているのです。電気代節約の関係で。<br><br>ブログを書いていると、何を書くか悩んでいるうちに画面が真っ暗という事がよくあり、その都度私の顔が画面に映り込むのです。そういう時は、不意をつかれてなんの気構えもないものですから、その気持ち悪さというか、汚ならしさにあらためて驚きます。<br><br>ハゲてあらわになった前頭部に無数のシミが張りつき、形はデコボコでまんが日本昔話の山のような段があります。目は左右の位置がずれ、右と左で大きさが違い、鼻は特筆する事はないですが、口は歯茎の色とか口角の下がり具合とか諸々ありますが、なんと言うか一言で表現して臭そうです。<br><br>気持ち悪いのは別に自ら望んだ事ではないので、私自身、私に同情もするのですが、いくら金銭の譲渡があったとしても、この顔が近づいて来て、キスをされる風俗嬢にも同情はしてしまいます。単純に可哀想だなと思います。辛いだろうと思います。<br><br>実は普段からそう思ってはいるのですが、その場になればしゃぶりつくのは、私に接客せねばならん嬢が可哀想なのは百も承知、ならばせめて私くらいは幸せにならねば、ただ悲しいだけの出会いになってしまうから。<br><br>大変なお仕事です。お世話になっております。ありがとうございます。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/whoo-co/entry-12045215833.html</link>
<pubDate>Tue, 30 Jun 2015 08:54:28 +0900</pubDate>
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<title>気づかない程度のボーナス。</title>
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<![CDATA[ 美しい女性特有の威圧感について先述しましたが、その根元はどこから来るのかを考察してみるに、つまるところのボーナスステージ。美しい女性は生まれてすぐにボーナスステージに突入しているです。<br><br>早ければ10歳くらいでしょうか？親以外の人達にさえ、可愛いと言われはじめます。可愛いと言われ続けた結果、学校ではその存在感が己の意図としないうちに立体的となり、12歳くらいで一旦、<br>「私は普通にしてるのに何故か男子達が私を好きになる……何故か？」<br>と訝ってみるのも束の間。彼女は考える事をやめます。というのはあくまでそれが普通だと思っているから。皆こんなもんだと思っているから。だってそれ以外知らないから。<br><br>しかし中学生にもなれば、私は特別であると確信する出来事が起こります。学校での有力者達、つまりイケてる男子達。学校でも目立つ、スポーツが出来たり、学校指定外のカーディガンを羽織ったり、見ようによればちょっと悪そうにも見える男子。さらにその先輩達からも頻繁に話しかけられるのです。皆は萎縮して話しかけられないような人達なのに、私にはとても気さくに。<br><br>勿論快感ではあります。しかし諸手をあげて喜びきれず、気にかかるのは同性からの視線。ようするに嫉妬。実のところ小学生の頃からこの視線には悩まされており、嫌味を言われたり、意地悪をされたりで、また同じような事が……とビクついているのに、何故でしょう？今回に限り待てど暮らせどその様な事がありません。<br><br>なるほど、そうなのか。彼女は理解します。中学生にもなれば身分制度が強固なのだ。彼等はつまり上位カーストに位置し、彼女に気さくに話しかけるのは、つまるところ彼等の決定なのであり、それにとやかく言うのは、上位カーストへの反乱を意味し、だからこそ今回は誰も何も言ってこないのだ。<br><br>これは彼女にとっての源体験と言えるでしょう。この時点で彼女は格というものを明確に意識し、そうか私はこのランクに位置するのか。味をしめると言うより、そうだったのかという感覚。人間には格というものが実在する。そして私は上位格者なのだと。<br><br>それを自覚する事によって、彼女は生きやすくなります。だって彼女は今まで散々下位カーストから足を引っ張られてきたのです。別に普通に話しているだけなのに、好きでもない、気持ち悪い男子から告白されたり、そんな嬉しくもなんともない状況に不細工な女子は嫉妬してきたり、そうだ、もう下々の事など放っておいて良いのだ。身分が違うのだから、交わる事もない。交わる事もない者に気を使う必要はないのだと。<br><br>上位カーストでない者は人にあらず。とここまで明示的に思わなくとも、彼女の視界から下位カーストの者は消えます。無視というより無関心。憎んだり、嫌ったりさえしないのです。上位カーストの中だけが世界です。<br><br>高校生にもなれば仲間が出来ます。世界を同じように捉える女友達です。高校時代はその友人達と日夜武者修行に勤しみ、まさに戦いの日々。<br><br>ここで言う戦いとはいかに男を落とすのかという事を指し、無駄な殺生もした事でしょう。特に好きな男でもないのに、ちょっと猫なで声を出せば、面白いように落ちていく。落ちた男は優しく、あらゆる場面で優遇してくれます。そういう男は一人でも多いほうがいい。<br><br>彼女は全力で世界を自分の思うように創り変えます。どこまでもその手を休める事はなく、どこまでも貪欲。持ち前のガッツ、向上心によって。<br><br>何故ならそれらの優遇は、彼女にとって日常。日常なのだから珍しい事でもなんでもなく当然の事。当然の事に満足していてはいてはいけない。学校や親、世間では誰もが向上心を持つ事を良しとしますし、誰もがそう指導します。<br><br>よって足元の蟻には気づきません。知らぬ間に踏み潰します。踏み潰した事にも気づかず、そもそも足元を見る習慣が彼女にはないのですから。<br><br>と、ここで恐ろしいのは上記した心情、紆余曲折の中たどり着いたその哲学を、彼女は自覚していないという一点。<br><br>そう書けば、裏表のない悪気のない女性のようにも聞こえるかもしれませんが、悪意なく振り回した腕でも当たれば痛いのです。さらに意図的ではないという事は加減を知らないという事。どの程度の事で人が傷つくのかが彼女にはわからないのです。よって一切の手心がありません。寄らば切るのです。<br><br>彼女達から溢れ出る無敵のオーラは、つまるところこのような経緯で完成されるのでしょう。こんな女性に私などが太刀打ち出来るはずもなく、しかし彼女達は一つ重大な事を見落としています。<br><br>ボーナスステージはいつか終わるという事。<br><br>早い人なら二十代後半。無敵のつもりで仕合に望むと呆気なく返り討ちにあう。そんな日が必ず来るのです。<br><br>私は美しい女性を見る度にその日を想像します。へっ、ざまあみろ。その時になって助けてと言っても、俺は絶対助けてやらんぞと。<br><br>しかし、多くの女性がすでにその時を迎えているにも関わらず、私に助けを求める人は、いまだに皆無であります。心待ちにしているのに誰一人現れません。こんなに心待ちにしてるのに。<br><br>ちなみに私のボーナスステージはまだ来ていません。来ないまま死ぬような気がしてなりません。というか、とっくの昔に来ていて、もはや終わっているという可能性は大いにあります。<br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Sat, 27 Jun 2015 09:01:39 +0900</pubDate>
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<title>私みたいなのも相手にしなきゃいけないからこの値段設定なのかもしれぬ。</title>
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<![CDATA[ 風俗にこうまで散財する前、期間は短いのですが、何度かキャバクラで寂しさをまぎらわそうとした事がありました。<br><br>私の感覚によれば、風俗よりキャバクラの方が美しい嬢は多い気がして、まあ、前提として私が利用する風俗店は、高い店ではないことも要因としてありますが、キャバクラにおけるトップレベルの容姿を、風俗では見たことはなく、その二階級、三階級下の嬢でも風俗なら当たりの部類なのです。<br><br>それでも私が風俗ばかりを利用するのは、キャバクラでは例によっていつもの不公平を感じるからで、さらにあれはなんなのでしょうか？美しい女性特有の威圧感。無敵のオーラを身に纏い、何をどうやったところで太刀打ち出来ないと感じます。<br><br>この乳を揉む事は一生ないのだろうなと、考えるより先ずその肌で感じさせられ、現実を突き付けられるにとどまらず、金まで払わねばならん。まるで傷つきに行っているようなものだと気づくまでに、そこそこの金額は出したと思います。<br><br>ただ勉強になった事もあり、あらためて彼女達は歩んできた道のりが私とは全く違うらしいのです。哺乳類ヒト科である事くらいしか重なる部分はなく、中学の時には彼氏がいたり、高校生になると日常的にナンパをされ、学校で彼氏とセックスをし、十歳は年上の男友達とドライブに行ったりと、その経歴がとてつもないのです。<br><br>「凄まじい半生ですな」と私が唾を飲むと、彼女達は決まってこう言います。<br><br>こんなの普通。みんなやってる。<br><br>この言葉にはいつも愕然としたものです。というのは私からして到底普通とは思えないから。<br><br>私は学校でセックスをした事はありませんし、十代の間に親以外の車に乗った事もありません。つまり、彼女達がみんなと言う時、所謂下位カーストの者はそこに入っておらず、青春時代、私は上位カーストの女性からして見えておらず、わかりきっていた事ですが、風景の一部でしかなかった証左。多分大人になった今だって透明な存在でしかなく、そんな現実を再び叩きつけられるのです。<br><br>ならば彼女達は一体どういう男と付き合うのか？<br>「お兄さんみたいな人も全然範囲内」<br>などという上滑りの会話を掘り進めていけば、実際客と付き合う事もあるそうで、聞いた瞬間は、私としても有難い事かもしれぬとも考えもしましたが、よくよく思案すれば、おい、そりゃやっぱりおかしいだろうと。<br><br>というのも、付き合った客がどんな素敵な男性だったか、知る由もありませんが、ゆくゆく付き合ったその客への接客と、私のような者との接客が、普通に考えて同じはずないと想像出来るからです。<br><br>付き合うという事は、セックスを只でやらせているという事で、普通に考えて、どこかに奇跡的な例外がないとは言い切れませんが、あくまで普通に考えて、私とこの美しい女性達の誰かが、セックスを只でする可能性は殆どないでしょう。<br><br>なのにその男性と私の料金が同じなのはあまりにも不公平ではないのか？指一本触れる事のない私など、一時間千円で良いはずです。客によってサービス内容が変わるのだから当然であろうと。<br><br>好きとか嫌いとかで仕事の内容を変えられては、元々人から好かれる機会が少ない私なんかはたまらないのです。この場合の平等とは、客ならば誰にもセックスさせないか、客とくれば誰にでもセックスさせるかのどちらかになるはずです。<br><br>その事実に気づいてからは風俗一本。ただ風俗嬢にしたって、客の好き嫌いはあるのでしょう。若く見た目の良い客、お金のある客に比べてさみしいものかもしれませんが、しかし、一度射精にまで至ればどうでもいいと思えるのです。その瞬間はそう思えるのです。だから風俗が好きなのです。<br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Mon, 22 Jun 2015 12:46:13 +0900</pubDate>
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<title>好きなことで、生きていく５</title>
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<![CDATA[ 忙しくて会えないと言われるかと思ってましたが、連絡すると意外にすんなり会えました。時間に余裕があるのが不労所得者の特徴だそうです。<br><br>久々の本木君は四ノ宮君ほど容姿に変化はなく、モミアゲも薄いものでした。仕事場兼住居のマンションは二部屋でそこまで大きいものではなく、月収500万の人が住む部屋にしては質素という印象。車も所有している様子もなく、あんなコスパが悪いものに金を使う意味がわからないとの事。<br><br>久々だね。元気だった？などという通り一遍の会話中、チラチラ頭私の頭に目をやる以外は特に気になるとこもなく、<br>「いやー、四ノ宮から聞いたよ。なんか今凄いらしいね」<br>と振っても、<br>「あいつが大袈裟なんだよ。大した事ない」<br>と謙虚な姿勢。あまりにも変化がないので、もしや本当に四ノ宮君が盛って話したのではないかという疑念も芽生えるほどでしたが、<br>「なんかさ、紺○あさみと知り合いなんでしょ？凄いよね」<br>「知り合いっていうか、知り合いの知り合いみたいなもんだよ」<br>「そうなの？じゃああんまり知らないの？」<br>「知らない。連絡先知ってるくらい」<br>軽い目眩がします。知ってるんだ。四ノ宮君の言っていた事はすべて事実。それに引き換えと、自身の現状に涙が出そうでしたが、いや、これは私にとっても希望なのではないかと思い直し、<br>「実はさちょっと言いにくいんだけど、離婚しちゃってさ……」<br>まずはと私は本木君にすべてを打ち明けたのです。離婚、貧困、無味無臭。すべてを。<br><br>打ち明けている途中から、本木君は明らかにニヤニヤし始めました。ある時を境に吹き出し、最終的に声をあげて笑いました。目を擦りながら笑って、そう言えば本木君は心底笑う時涙が出るのです。<br><br>急な態度の豹変に私はついていけず、まさか人が弱味を打ち明けている時に、あからさまに、ああまで笑う人などいるはずないと思っていたのです。今更になってわかります。本木君は私の現状が愉快で堪らなかったのです。<br><br>考えてみれば当然で、今まで散々「そろそろ人生本気で考えた方がいいよ」などと言ってきたやつが、ここまで落ちぶれているのです。快感に他ならないでしょう。<br><br>しかしその時の私は必死で、もう本木君にすがるしかないと思っています。本木君の快感に気づけません。いや、本当は気づいてたかもしれませんが、気づいたところで何が出来たのか？<br><br>大体の現状を話し終えると、<br>「そう、大変だったんだね～」<br>本木君は相変わらず目を擦りながら言って、<br>「まぁ、頑張んなよ。仕事もそのうち慣れるって」<br>と話をまとめ出すので、普段の私なら尻込みして終わるところですが、私はどうしても言わねばなりません。<br>「いや、正直言えばさ、実は仕事代えたくてね、出来れば今本木君がやってる仕事、手伝わせてくれないかな？」<br>虫のいい事はわかってます。それでももうここしか望みはないのだと、意を決しての言葉でした。すると本木君は目を擦りなが再びの大笑い。やっと笑いが収まった時、<br>「わかった」<br>言われた時は本当に嬉しかったのです。大袈裟ではなく、人生に初めて目標が出来た瞬間で、こんな事ならもっと早く勇気を出せばよかったとさえ思えるほどに。<br><br>しかし、<br>「やりたいなら教えるけど、東京まで来れる？」<br>「え……？」<br>つまり本木君はセミナーに来いと言ったのです。お金を払って俺の生徒になれと。東京でやってるセミナーに来いと。さらにそのセミナーの受講費用の高い事といったら。<br><br>無理だと言いました。時間もお金もないと。本木君は暫し考え、じゃあネットでテキストも出ているから、先ず勉強してみては？と言い、しかしそのテキストも鬼のように高いのです。<br><br>いや、そうではなくて本木君の仕事を手伝いたいのだと伝えると、呆れたように、困ったように、<br>「あー、うーん、そういう仕事じゃ……何から説明すればいいのかな……。ってか、お前さ、俺の仕事の内容何もわかってないで言ってない？そもそもパソコン扱えんの？」<br><br>言われなくても、勿論よくわかっておらず、パソコンはネットが出来るくらいで、四ノ宮君に出来る事が、私に出来ないはずはないというのがこの話の出発点なのです。<br><br>「お前さ、ちょっと考え甘いんだよな」<br>本木君に変化があったとしたら、遠慮せずハッキリものを言うようになった事かもしれません。<br>「こういう人ってよく寄ってくるんだけど、０の奴とのビジネスはビジネスって言わないんだよ。ボランティアなんだよ。ボランティアする時間今の俺にはちょっとないかな」<br><br>ついに、かつての友人から０と評されて、意外にも悔しさはなかったのです。むしろスッキリしたとも言えます。<br><br>さらに本木君は続けて、<br>「でもまぁ仕事あるだけで十分でしょ。向き不向きもあるんだし」<br>つまり身の丈を知れと。それで満足しろと。<br>「消費者だって社会全体で見れば重要な一員だし」<br>つまりお前にはなんの生産性もないと。<br><br>ここまでバッサリ言われたならば、こちらの立場も明確なものになります。漠然と、しかし核心的にもう二度と本木君と会う事はないのだろうなと考えました。この先二人を一生かけて呪ってしまうのだろうなと。<br><br>確かに甘いと言われれば甘く、本木君に対しても今まで大口を叩いてはきました。しかしそれは先程の大笑いで帳消しになったのでは？少なくとも私はそう思い、こうまで言われてしまっては、そうか、そうだったな。目が覚めたという感覚。自身の立ち位置、棲みかを再確認。嬉しいわけでは勿論ありません。しかしもういいのです。私もすべき事が明確になり、本木君と四ノ宮君をただただ呪う他ないのだと。それがやはり収まるべきところなのだと。<br><br>帰り際に本木君は、<br>「なんか手伝えそうな事あったら一応声かけてみるわ」<br>と言いましたが、勿論期待などしませんでした。<br><br>実際、近ごろYouTubeで二人の動画が上がっているのを見つけましたが、声はかかりません。<br><br>本木君、四ノ宮君、二人の会話形式で進められる五分ほどの動画は、自己啓発的な内容で「理想の自分になる」という単語が何度も発され、死ねと思いました。コメントには「つまらない。やめろ」と書き込みました。<br><br>本木君からの連絡は今だにありません。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/whoo-co/entry-12039537669.html</link>
<pubDate>Mon, 15 Jun 2015 13:51:48 +0900</pubDate>
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<title>好きなことで、生きていく４</title>
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<![CDATA[ なんとか気持ちを切り替えるべく、風俗を呼びました。しかし来てくれたのは、ナポレオンズのメガネをかけてない方に似た女性で、当然紺○あさみではありません。紺○あさみは15000円でわざわざ家まで来てくれません。惨めに拍車がかかります。<br><br>本木君はまだいいのです。さもありなんと納得出来るのですが、しかし四ノ宮君。何故四ノ宮君までも充実した三十代を過ごしているのか？それがどうにも府に落ちず、例えば、大好きな、自身の夢であるはずのゲームを語る時でさえ、四ノ宮君は本木君がいつか言っていた事をそのまま焼き直しているだけ。なのに、さもそれが自分の感性で辿り着いた意見のように話し、所謂大量生産型、十把一絡げ、もしやそれ以下のオーラを全身にまとった人だったはずです。<br><br>つまり、四ノ宮君程度で出来るなら、私でも出来たのではないか？という悔しさ。別の可能性。今と違う人生が脳裏にチラつき、どうしても諦められないのです。<br><br>月収500万とは私の年収以上。元アイドルで現在女子アナと交流する人が、現実にいる一方、私は15000円払ってナポレオンズ。私は東京に行ったことはありませんし、このままでは生涯行くこともありません。このままでは本当に何もありません。この無味無臭が延々と続くだけで、残酷なことに人生は一度しかないらしいのです。<br><br>愚かなことに私は人に、少なくとも私の回りの人間に、そんなドラマチックな出来事が起こるとは信じていませんでした。成功なんてどうせ無理だと決めつけ、だから「仲間に入れて」の一言が言えず、それどころか夢を持つ友人を見下していたのです。<br><br>今更「仲間に入れて」などと言えるはずもありません。当然言えるはずもないのですが、私は本木君に電話をして仲間に入れてもらおうと考えたのです。<br><br>人脈という言葉をよく耳にします。これも人脈にあたるのではないか？あたるに決まっていると考えたのです。でなければ四ノ宮君の存在をどう説明するのか？<br><br>離婚をして、仕事はつらく、金もない。このままでは生涯このままで、何もない。何一つない。ある未来を想像出来ない。もう前面降伏。恥も外聞もなく、すべてを打ち明けようと。助けてくださいと。本木君、いや本木様と。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/whoo-co/entry-12039074067.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Jun 2015 21:56:13 +0900</pubDate>
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<title>好きなことで、生きていく３</title>
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<![CDATA[ そんな中、私は結婚しました。子供も産まれ、仕事と家庭に追われる日々のもと、意図としてではなく二人と会う回数も自然と減っていきます。それでも年に何回かは会って近況を報告していました。<br><br>本木君も四ノ宮君もバイトを転々としていたようで、そんな二人を見るにつけ、私の自尊心は満たされるのでした。<br><br>少なくともこの三人の中では私が一番マシ。私は社会人である肩書きと、夫である肩書きと、父である肩書きを持つ者で、本当に人生の冒険など求めないでよかったと満足出来るのです。「もうそろそろ人生本気で考えた方がいいよ」なんてセリフが自然に出てくるほど。<br><br>といってそんな期間はいじらしいほどに短く、私は身体を痛め仕事を辞め、さらに程なく離婚します。当然、本木君と四ノ宮君とも連絡を取らなくなりました。社会人の肩書き、夫、父の肩書きがなくなれば、もうなんのアドバンテージもなく、これまで延々「人生本気で考えた方がいいよ」などとのたまっていた手前、会わせる顔はなく、下手をすれば四年はまるまる連絡を取らなかったと思います。<br><br>話を聞いてもらえる人もなく、悶々するだけの日々。本音を言えばその時期が一番会いたかったのです。しかし何より尻込みさせたのは、その四年間、二人から連絡は一度としてなかったことで、確かに私の横柄な上から目線は鼻についたに違いありませんが、こちらから連絡しなければ、あちらからは本当に連絡がないのだなと、自身の人望のなさを痛感したのです。<br><br>悶々とする日々に思考は拗れ、あまりと言えばあまりではないか。そっちがその気ならこっちもそれでいい。という身勝手な怒りも芽生え、ならばこちらからは絶対連絡しないと一人憤慨するある日の仕事帰り、コンビニでバッタリ四ノ宮君を見つけます。<br><br>瞬間、私の思考は停止。逃げ出したい衝動にもかられましたが、泣き出したいほど懐かしくもあり、声をかけることもなくジッと四ノ宮君を見つめます。ある種の賭け。四ノ宮君にすべてを委ねます。<br><br>四ノ宮君は私を見つけてくれました。驚いた様子で、<br>「おお！」<br>と声をあげ、<br>「何やってんの？」<br>とつけ足します。私はその「何やってんの？」を深い意味にとらえ、なんと答えるべきかに窮しましたが、なんとか、<br>「チョコバット買いにきた……」<br>とだけ伝えました。四ノ宮君は私の頭をまじまじと見つめて、<br>「ハゲたな」<br><br>四ノ宮君はなんとなく雰囲気が違い、私の記憶では四ノ宮君の髪型はぺっとりとボリュームのないセンター分けだったはずなのに、ソフトモヒカンと言うのでしょうか？毛先を整髪料で固めて、立派なモミアゲを揃えています。<br><br>「今どうしてんの？」<br>やはり訊かれました。離婚をしたということは伏せて、転職したとだけ伝えると、<br>「ふーん」<br>四ノ宮君は興味もなさそうに言った後、訊いてもないのに、<br>「俺は今本木とパソコンの仕事してんだ」<br>自信に溢れた口振りで。<br>「ああ、やっぱあれ？ゲーム関係？」<br>「いや違う違う。もっと儲かるやつ」<br>儲かるやつ。確かに言いました。そういえばコンビニの駐車場にレスサスのsuvが停まっており、もしやあれが四ノ宮君の車だったら……と想像すれば背中が毛羽立ちます。<br>「本木はどうしてんの？」<br>「元気だよ。今週東京行ってるわ」<br>「へー東京……ふーん東京ね……へー」<br>何故東京に？と訊くことだけはやめておけと、これまでの人生で私が培った嗅覚が訴えます。<br>「今回はセミナーの講師。なんだかんだで月の半分は東京行ってる。他には企業コンサルもやってるし」<br>なのに四ノ宮君は話してしまいます。まるで自分の手柄のように話してしまいます。<br><br>それにしてもセミナー。さらにコンサル。正直、四ノ宮君のモミアゲを見た時から嫌な予感はしてたのです。あんな立派なモミアゲは、雇われサラリーマン程度で到底生やせるものではなく、成功者にのみ許される濃さと太さ。<br><br>四ノ宮君によれば本木君は、パソコンを使って個人で広告の仕事を初め、ほどなく成功。そういう業界の人々の目に留まり、セミナー講師を任されたり、企業コンサルを頼まれたりで、元モーニング娘。の紺○あさみと食事に行ったことも何度かあるらしく、月収は五百万を越える月があるそうです。<br><br>「へー」<br>私は一貫して「へー」とだけ繰り返し、それ以外の言葉ではなんと返したところで、惨めに拍車をかける結果になるにちがいないからです。<br><br>もし、この後四ノ宮君があのレスサスに乗り込むところを見たなら、首を吊るまでもなく、私の心臓は自然に止まりかねない。<br><br>とにかくここを立ち去ろうとそればかりを考えていました。<br>「あ、じゃあ俺急ぐから」<br>などと、一度手にしたチョコバットを震える手で棚に戻し、レスサスの横に停めてあるフィットに乗り込んだのです。左ウィンカーカバーが割れたままのフィットに乗り込んだのです。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/whoo-co/entry-12036358875.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Jun 2015 11:27:23 +0900</pubDate>
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<title>好きなことで、生きていく２</title>
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<![CDATA[ という違和感を感じながらも月日は流れ、高校卒業後、本木君は大学へ進学。四ノ宮君は就職しました。<br><br>大体、本木君と四ノ宮君の目指すべきものも私にはよくわからず、よくわかっていないのに、二人が夢を叶えるなど無理に決まってると思っていました。<br><br>夢を叶える人はいるにはいるのでしょうが、私の身近にいるはずはないという感覚。どこか遠いところの話で、二人が造ったゲームを世界中の子供達がプレイするという映像がまったく絵になりません。クラスメイトが笑ってもいいともに出ている感じと言えば伝わるでしょうか？<br><br>その頃私は、毎日毎日小麦の粉をパンの形に形成するだけの日々で、なんのやりがいもなく、ほらほら、本当におもしろいゲームをつくるなんて言ってたわりに、ジワジワと時間だけが流れているじゃないか～。いいぞ～、このまま口だけの日々が延々流れるといい。くらいには正直思っていました。<br><br>そんな私の願いも虚しくある日、本木君はついに大学を辞めたと言います。四ノ宮君も仕事を辞めたと。二人揃ってゲームクリエイターの学校へいくのだと。<br><br>やめておけ。私は殆ど反射的に止めていました。やめておけ。世の中は厳しいんだ。親はなんて言ってるんだ？下手すれば人生を棒にふる事になるぞ。などと。<br><br>その時初めてイメージ出来たかもしれません。自分の好きなことで食っていくとは、こういう事なのかもしれない。それはとても清々しく、生き甲斐のあるもののように思われ、だからこそ二人だけがそんな生き方をするのを許すわけにはいかなかったのです。<br><br>上がる心拍数の中、私は総攻撃をかけ、<br>「冷静になれって、好きなことで食っていける人なんて少ないよ、殆どは食うために嫌な仕事でもやってるんだって」<br>しかし二人の意思はこちらが思っていたよりもかたいもので、<br>「確かにお前の言う通りだと思う。でも俺達はそういう生活絶対嫌だし、そう生きたくない」<br>自分の事を言われてるのだとすぐにわかりました。これは被害妄想でもなんでもなく、薄々は感じていたのです。本木君と四ノ宮君は私の事をどこかで違う人種として見ていた節があります。<br><br>大学や仕事を辞めたというのが事後報告な事からもわかるように、二人の大切な話に私はよせてもらった事はありません。「目標が違うのだから仕方ないじゃないか」と言われたことがありますが、軽く見ているのではないか？日々になんの目的もない意識の低い男と見下されているのではないか？と感じたことは何度もあります。俺達はそう生きたくない。ついに言われたという感覚でした。<br><br>その後二人と会う回数は減り、私は二人の失敗を祈り続けました。本気で祈り続けました。一日たりとも二人の事を考えない日はなく、これは本気と言っていいと思います。二人が成功するという事は、イコールで私の人生の失敗を意味すると考えていたのです。<br><br>結果を言うと二人は駄目でした。学校を出たくらいでは仕事にもありつけず、揃って無職。私の人生はかろうじて守られたのです。<br><br>二人が駄目になったと知ってからは私から積極的に連絡をして、また会うようになります。<br><br>私はあの頃の二人が一番好きで、そう書くと私の性格の悪さが尚更浮き彫りになるようですが、本当に友情を感じていたのです。夢を失った二人との夢の持ち方をわからない私の間には、初めて垣根がなくなったように感じたのです。<br><br>常々試されているようなあの緊張感がなくなり、この頃本木君の「不公平だ」を何度も聞く事ができました。<br><br>何故本木君の「不公平だ」にここまで引かれるのかもわかりました。本木君でさえこの世界を不公平と感じるのだから、私がそう感じるのは、云わば当然、普通の事なのだと安心出来たのです。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/whoo-co/entry-12035957309.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Jun 2015 13:55:08 +0900</pubDate>
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