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<title>谷中庵読書録</title>
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<description>酒と煙草と活字の中毒患者「谷中庵主人」の読書記録</description>
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<title>続・おことわり</title>
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「谷中庵読書録」は引き続き休載しますが、書評は「谷中庵日録」に随時、掲載しています（カテゴリ「本と雑誌」）。
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<title>おことわり</title>
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　「谷中庵読書録」は、しばらく休載します。読書をやめたわけではないのですが、記憶を失ったパソ子（わがＰＣ）が「少し休ませて下さいよ」と疲れ気味のようなので。○○と小人は養いがたし。
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<title>かなづかい入門</title>
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 白石良夫かなづかい入門　＜歴史的仮名遣vs現代仮名遣＞と副題にあるが、今どき「現代仮名遣をやめて歴史的仮名遣に戻せ」などと叫ぶ人がいるものだろうか？　いるのですね。ただの頑固ジジイに限らず、例えば文壇の大御所・丸谷才一先生のように、新聞や雑誌では仕方なく現代仮名遣で載せられるのをしぶしぶ認めているが、日本語の伝統と本質にうるさい文学者として「自分は新仮名遣では絶対に書かん！」という人が。　かく申す谷中庵主人も、内田百閒の文章を崇拝しているので「百閒の文章は、やはり旧仮名で読むに限る」などと信じ
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<title>「日本」をめぐって</title>
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 網野善彦対談集「日本」をめぐって　いかなる事情のありけるにや、普通の新書で税込み1680円というのは高くないか？　本屋のレジで「エッ？」と思ったが、後の祭り。　アミノ酸（じゃなかった網野さん）は、その生前に一度は会っておきたかった歴史学者だが、機会がないまま４年前に没した。日本の歴史について、日本人が持っていた「思い込み」を引っくり返してみせた人だ。　樺山紘一、三浦雅士ら各界の６人との晩年の対談を収めている。気鋭の論客・小熊英二が相手の「人類史的転換期における歴史学と日本」が最も面白い（面白い
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<title>風天　渥美清のうた</title>
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 森英介風天　渥美清のうた　＜お遍路が一列に行く虹の中＞　フーテンの寅こと俳優・渥美清が生前、何十年にもわたり「風天」と号して、いろんな句会に参加していたことが分かった。有名人やマスコミ関係の句会だから、今ごろ「分かった」というのも間が抜けているが、まあ句が一般には注目されることがなかったわけだ。　＜ゆうべの台風どこに居たちょうちょ＞　　著者は元Ｍ新聞記者。俳人・風天を知る有名・無名の人々に取材し、出所の明らかな218句を探し当てて紹介している。句友だったイラストレーターの和田誠が開口一番、「こ
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<title>いくさ物語の世界</title>
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 日下力いくさ物語の世界　いつまで平家物語に捕らえられているのか、と言われるだろうが仕方がない。岩波新書の最新刊が、よりによってこの本だもの。　副題「中世軍記文学を読む」。取り上げているのは、時代順に「保元物語」「平治物語」「平家物語」「承久記」の４作品に拡大する。書かれた物語として定着したのは４作とも大体同じ時期らしいが、内容は前後70年以上にまたがっているので、話がその時空を行ったり戻ったりすると登場人物を思い出すだけでも大変だ。　＜いくさの物語は、歴史事実を伝えようとするものでは決してない
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<title>古典を読む　平家物語</title>
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 木下順二古典を読む　平家物語　かつて熱中した古典文学の関連本を読み始めると、際限がなくなる。♀よりも♂に顕著な一種の“更年期障害”とでも申しましょうか。　中公新書の『平家物語』はなかなか面白かったが、いま一つ重みに欠けたので図書室を巡回していると、書棚の隅でこの本が“呼んでいる”気配を感じた。　読みだしてすぐ「ああ、この年になったワシはこういうのが読みたかったんだ！」と悟った。本の背表紙というものには、そういう魔力がある。　故・木下順二は何よりも『夕鶴』で高名な劇作家だが、平家物語への没頭ぶり
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<title>ことばの由来</title>
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 堀井令以知ことばの由来 一見すると、よくある雑学本。よく読んでも「ああ、こういう本は随分いろいろ読んだ」という感は拭えない。　「どっこいしょ」「ひょんなこと」「へなちょこ」・・・・＜日常生活でなにげなく使っていることばや言い回しを取り上げて、その由来を丁寧に説き明かす＞。ずいぶん読みましたぜ、この手の本。　ところが、何ひとつ記憶に残ってないんですね。テレビのクイズ番組同様、正解を知った瞬間は「へ～！」と感心するのだが、次の瞬間には忘れてしまう。１週間後にでも同じ質問をされれば、同じ誤答を繰り返
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<title>平家物語</title>
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 板坂耀子平家物語　「平家物語」と申しましても、あの軍記物を原文で読み通したというのではない（若いころは、そういう無謀なこともやったもんだが）。副題「あらすじで楽しむ源平の戦い」。　古典文学などほとんど読んだことがない今どきの学生らに、基礎知識を持ってもらうために書かれた「入門書の中の入門書」です。ワシは日本の古文では「平家物語」が一番好きなので、今さら入門書でもないのだが、なにしろ記憶力がメッキリ衰えてきておりましてな。ボケの進行を食い止める（遅らせる）ために読みました。　しかし「平家物語」と
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<title>47都道府県女ひとりで行ってみよう</title>
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 益田ミリ47都道府県女ひとりで行ってみよう　奥付を見ると、あす25日になっている。新刊ホヤホヤだ。ウェブ上の連載をときどき読んでいたが、ご本人から送られてきたので喫茶店で最初から読み直した。　最近は同じ幻冬舎から出た「すーちゃん」シリーズが大人気で、平積みにしていた本屋も多いから著者の名もかなり知られてきた。来年で40代に突入するというミリさんが、32～37歳の時に敢行した「毎月１回、47都道府県のどこかへ出かける」という酔狂な一人旅の記録だ。　歴史にも地理にも文学にもあまり興味がないそうで、
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<dc:date>2008-06-24T20:52:00+09:00</dc:date>
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