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<title>ヨーロッパと日本　文化つれづれ日記</title>
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<description>うつに近い精神状態だった娘が、海外留学を志して立ち直り、その過程でわかったこと（イギリスの教育と文化など）や、ヨーロッパと日本の文化の話を綴る日記。進路を迷っておられる生徒さんや親の皆さんや、海外の文化に興味のある方のご参考になればと思っています。</description>
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<title>カイゼンに見る日本と欧米の違い</title>
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<![CDATA[ <h2>カイゼンから見える日本と欧米の思想の違い</h2><br><br>経営学の用語となって久しい<strong>カイゼン</strong>（KAIZEN）について、改めて<br>今井正明さんが書かれた「カイゼン　復刻改訂版」を読んでみました。<br><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532605091/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4532605091&amp;linkCode=as2&amp;tag=yasuji3-22">カイゼン 復刻改訂版</a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=yasuji3-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4532605091" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;"><br><br><strong>日本企業が国際競争で成功した経営ノウハウ</strong><br>という副題が、本質を良く表しています。<br><br>1980年代の日本企業、とくに工業分野での圧倒的な輸出競争力、外貨獲得を演出したのは<br>カイゼン（ＴＱＣ：全社的品質管理と同義）という日本人の思想に根差した経営思想・経営手法であったと言えます。<br><br>現場の従業員を巻き込んだカイゼン活動によって、製品の品質は上がり、コストは下がり、必要な時に必要な場所に、顧客が求める商品が届けられる。そして、そのカイゼンは留まることなく続けられ、顧客の心を掴み続けるのです。<br><br>日本の貿易黒字が大きくなり過ぎて、貿易不均衡を訴える米国政府高官の発言を何度も耳にさせられた時代でしたが、顧客の求める品質のものを安く速く提供出来ない米国をはじめとした海外企業にこそ問題があったのです。<br><br>この後、日本企業があげる収益を、為替の円高誘導・米国債購入などによって、日本は吐き出し続け、米国に貢ぎ続けて現在に至る訳ですが、疲弊した日本経済は1990年代以降長期低迷の時代に入ります。<br><br>それでも、1960年代にカイゼンの経営手法を確立した日本の伝統的製造業は、飽くなきカイゼンを続けていて、引き続き競争力を保ち続けています。<br><br>近年ではＩＳＯが企業の質のバロメータのように思われていて、世界の経営手法を制覇してもおかしくなかったカイゼンは、日本の中でも大きく取り上げられることが無くなっているように思えます。<br><br>1988年に初版が出て、その後20年の時を経た2010年にこの本が復刻された、その間絶版になっていたということが、「カイゼン」の日本での位置付けを物語っています。<br><br>この本を読むと、カイゼンが普遍性を持った経営手法であり、更には個々人の生き方そのものでもあることに気付かされます。<br><br>カイゼンの根底にあるのは、人間への信頼です。経営者も管理者も間違いを犯し得ることを素直に認め、現場の労働者の持つ無限の能力を生かして行こう、経営層の現場作業者も垣根を越えて共感しながら顧客のニーズに応えて行こう、というものです。<br><br>欧米型の人間不信、経営層と労働者という階級的思考からは、このような考え方は出て来ません。更に、カイゼンの思想が欧米と大きく異なるのは、結果志向ではなく、プロセスそのものを高く評価することです。カイゼンの経営思想は結果だけでは評価しないのです。<br><br>現在、管理人は怒濤のような歳月を経て、ベトナムの日系企業で働いていますが、この地の人々も欧米と同じく、侵略に次ぐ侵略の歴史を経て、人々は「人間への信頼」とは全く逆の思考をせざるを得ない、という話を聞きました。<br><br>カイゼンの思想を自然に持ち得たのは、日本の特殊な環境によるもので、日本と欧米の違いというより、日本とそれ以外の全ての国の思想の違いと言って良いかも知れません。<br>海外に日本的経営思想を根付かせようとする人々にとって、海外にあってはカイゼンの根底にある思想は異質なものであることを理解した上で、仕事を進めることが重要なのだと思います。<br><br>経営学のお堅い本のように思えるかも知れませんが、各企業、各現場の人々のカイゼン活動の事例や、企業経営者達のエピソードに時折胸が熱くなります。<br><br>復刻版を発売して下さった日本経済新聞出版社さんに感謝、感謝です。<br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Sun, 07 Jun 2015 15:46:13 +0900</pubDate>
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<title>佐村河内守さんのゴーストライターは新垣隆さん</title>
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<![CDATA[ 新垣隆さんの記者会見が今開かれています。<br><br>結局、佐村河内守さんは曲のコンセプトを新垣隆さんに伝えていただけで作曲はしていない、曲のモチーフを与えることもしていないことが分かりました。<br><br>佐村河内守さんとは普通に会話していることも明らかにされ、佐村河内さんが全聾だと35歳のときに言い始めたのは、自分が楽譜を起こす能力が無いことを悟られないためだったように思えます。<br><br>ソチオリンピック直前のこのタイミングでの発表となったのは、多分に週刊文春の意思が働いているように思えますが、この段階では曲の差し替えも出来ない高橋選手はまったくもって気の毒です。<br><br>佐村河内守さんは作曲家ではなく、プロデューサー或いはブローカーというべき人だったわけで、作曲家としての名声を自分のものにしようという自己顕示欲の強い人だったのでしょうね。<br><br>新垣隆さんには、今後は自分の名で良い曲を作り続けてほしいです。<br><br><br><br><br>
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<pubDate>Thu, 06 Feb 2014 15:39:20 +0900</pubDate>
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<title>ロハコ　アスクル</title>
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<![CDATA[ 今日は、文化とか関係ないんですが、ネットで買い物するときに<br>驚いたこと、気が付いたことがあるので、ちょっと書きますね。<br><br>ロハコっていうアスクルがやっててヤフーが支援している通販<br>サイトがあるんですが、Tポイントを入れて計算すると、ここが<br>何かと最安値になるんです。<br><br>私は価格.comで比較して買うんですが、ロハコは見た目には<br>上位に居ません。でもサイトに入ると、Tポイントのことが<br>書かれていて、それがかなり大きいので、ここが最安値になる<br>ものがスゴク多いです。<br><a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3103579&amp;pid=882424666" target="_blank"><img src="https://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3103579&amp;pid=882424666" height="1" width="1" border="0">LOHACO</a><br><br><br>アスクルの購買力と、ヤフーのTポイントのチカラでこれから<br>通販市場でメジャーになって行くような気がします。<br>ルンバみたいな家電も１２月２４日現在、最安値です。<br><br>ロハコのことばっかり書いてるサイトもあるくらいです。<br><a href="http://lohaco.sblo.jp/" target="_blank">LOHACO（ロハコ）お得生活</a>
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<pubDate>Tue, 24 Dec 2013 10:41:33 +0900</pubDate>
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<title>海外携帯モベル(mobell)の対応が神！</title>
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<![CDATA[ <h2>海外携帯モベルの評判・口コミ</h2><br><br>イギリスに留学して2年になる娘が、東欧に行った際に、日本から持参した海外携帯電話機を紛失してしまいました。<br><br>海外携帯が、拾った人に利用されて電話代が請求されてしまわないように、電話を停止することと、この海外携帯を再度購入して、ロンドンに送ってあげなきゃ、と思っていたんですが、思いのほか簡単に事が運んだんです。<br><br>海外携帯電話サービスはモベル（Mobell）と言います。<br>電話機が購入でも2千円もしないことと、使った時にしか料金が発生しない、日本以外の170ヶ国で使える、というので口コミでの評判が良かったので彼女に持たせたものですが、<br><br>いざというときのモベル、として大活躍してくれていました。<br>イギリス国内はもとより、パリからの電話も非常に鮮明な通話が出来ていました。<br><br>娘の連絡手段として一番頻度が高いのは、PCとWiFiがある自室からのスカイプですが、2番目は外出先でWiFiがあればiPod Touchから、やはりスカイプです。<br>これらの手段が使えない時にモベルが活躍しますが、まず通話出来なかったことが無い、という信頼感があります。<br><br>使った時だけ通話料が発生するので、月平均では1000円前後という低コストです。<br><br>今回、紛失して、不正利用に備えて電話を止めようとしたのが土日だったのですが、モベルのサービスは24時間対応でオペレータが居ない曜日や時間帯でも、自動応答で停止は無事完了しました。<br><br>さて、紛失した海外携帯に代わるものを再度購入してロンドンに送らなきゃ、と思ってモベルに電話したら、「保険に加入されているので、同一電話番号で直接電話機とSIMを直接ご本人にお送り出来ます」という有難いお話。<br><br>実は、盗難にあって海外携帯を使われてしまった場合の料金請求に備える（最大5万円までカバー）ために保険代を年3,780円払っていたのですが、紛失時の海外携帯そのものの提供が含まれていると認識していませんでした。<br>おかげで肩の荷がすっと降りました。<br><br>電話機送付をモベルに依頼したのが日本の月曜日ですが、ロンドン時間で火曜日に、娘から「もう届いた！」と喜びの連絡が入りました。<br>ホントにモベルの対応が"神"です！　<br><br>口コミや評判をお伝えしても、このサイトからだとなかかな届かないと思いますが、この記事が<br>海外携帯を検討されている方の目に留まってくれればいいな、と願っています。<br><br>ちなみに、モベルの提供する携帯には、日本でも使えるタイプがあるんですが、これは日本国内にかけるのに国際通話の料金がかかることになるので、オススメしません。<br>別途、ガラ携でいいので日本の携帯も用意しておくのがいいと思います。<br><br>2年間もの間、全く問題が起きなかったのでモベルの有難さを忘れてしまっていました。<br>トラブルがあった時にそのサービスの真価が分かる、と言えますが、まさに今回はそれが身に染みて再認識出来ました。<br><br>イギリス国内の通信事業者で一番安いところと契約することも考えたんですが、月額で2000円ほどのコストが定額でかかるのと、電話機代も安くて1万7千円ほどかかる計算になって、どう考えてもモベルの方が安い（安い月は400円にも満たない）のが実証されているし、<br><br>モベルだと、他のヨーロッパやアメリカやカナダに持って行っても「そのまま何も考えずに使える」というのは物凄く楽で安心です。<br><br>これ1台を持つと、どこに行っても間違いなくその人と繋がる、まるでIDのような存在になります。<br><br>海外に中長期で滞在される方には、是非お勧めしたいサービスなので、公式サイトをご覧になってみて下さい。<br><a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3103579&amp;pid=882393145" target="_blank"><img src="https://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3103579&amp;pid=882393145" height="1" width="1" border="0">基本料金「一生無料」のワールド携帯</a>
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<pubDate>Mon, 09 Dec 2013 18:21:41 +0900</pubDate>
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<title>松任谷由実　シャンソン</title>
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<![CDATA[ NHKのSONGSという番組が凄くいいです。<br><br>先週は、ちあきなおみさんでした。<br>私が日本で一番心に響く歌を唄う歌手だと思っている人ですが、最愛の夫を<br>亡くしてから一切公の活動をやめてしまったけれど、彼女を取り上げた<br>NHKのプロデューサーに拍手を贈りたい。番組の存在に気付かず、見れたのは<br>最後の曲「冬」だけでしたが、素晴らしかった・・。<br><br><br>そして今週は、松任谷由美さん。何とこれも途中からになってしまいましたが、<br>彼女が高校1年の時に亡くなった小学校時代からの同級生を想って作曲したのが<br>「ひこうき雲」だったんですね。<br><br>曲想はプロコルハルムの影響が見て取れる、まさにレクイエムというべき曲。<br>この曲を「風立ちぬ」で使った宮崎駿さんは、この曲をレクイエムとして使い<br>映画を見る人々もそのことに気が付いていたことを松任谷さんが喜んでいました。<br><br>松任谷由美さんがこの時代に影響を受けたのがイギリス音楽とフランスの詩人<br>ジャック・プレヴェールだったそう。<br><br>プレヴェールはシャンソンの名曲「枯葉」の作詞をした人。そして、ナチスの<br>占領下に撮影された、あのフランス映画の名作「天井桟敷の人々」の脚本家でも<br>あり、ピカソを始めとした芸術家と親交があった。<br>蛇足ながら、自宅はムーランルージュのすぐ裏手。<br><br>松任谷由美さんが、最近リリースした「シャンソン」という曲は、このプレヴェール<br>の詩からインスピレーションを得て人間讃歌として書かれたものです。<br>ロスアンゼルスでの録音で、この曲のストリングス部分を聞きながら涙を止めること<br>が出来ない松任谷由美さんが映し出されていました。<br><br>番組の最後はNHKのスタジオでの松任谷由美さんの「シャンソン」を聴くことが<br>出来ました。<br><br>多感な高校生の時代にプレヴェールに触れて、才能を開花させていった松任谷由美<br>さん。やはり、そのときから図抜けた感性を持っていたのですね。<br><br>そして、それから40年の歳月を経て作った曲の崇高なまでの響きは、この天与の<br>才能が歩みを止めていない証しと見えました。ホントにぐっと来ました・・。<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00FFYOOJY/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=B00FFYOOJY&amp;linkCode=as2&amp;tag=yasuji3-22"><img border="0" src="https://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=B00FFYOOJY&amp;Format=_SL110_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=yasuji3-22"></a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=yasuji3-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B00FFYOOJY" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;"><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 22 Nov 2013 22:56:51 +0900</pubDate>
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<title>ピアニスト　ヴィルヘルム・ケンプの広島ライブ</title>
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<![CDATA[ 20世紀ドイツのピアノの巨匠で、ヴィルヘルム・ケンプという人がいます。<br>彼は、1954年　原爆の傷跡の残る広島を訪れて音楽大学で演奏会を開きます。<br><br>「あの演奏会は忘れられない。「月光」が始まった途端、壁の穴を幕で隠した<br>粗末なステージが、天国に変わったのです。」（日経2013年10月22日夕刊より）<br>このとき、その音楽大学の学生だった冬木透さんは、その後ウルトラセブンの<br>音楽で知られる作曲家となりました。<br><br>ケンプは人間性と精神で音楽を奏でる人です。彼の演奏の温かみ、深さは彼の<br>人格そのものです。<br><br>広島での演奏のほか、同じ年に東京で行った皇帝やベートーベンのピアノソナタ<br>第32番などのライブ録音もNHKで発掘されてCDがリリースされているそうです。<br><br>ケンプは演奏の謝礼や売り上げを何度も被爆者のために寄付したり、原爆孤児<br>のいる児童施設にも定期的に送金していたそうです。<br><br>こうした演奏が発掘されたり、これを世に出す人々がまだこの国に居るという<br>ことに勇気付けられます。<br><br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00DMUOHFE/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=B00DMUOHFE&amp;linkCode=as2&amp;tag=yasuji3-22"><img border="0" src="https://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=B00DMUOHFE&amp;Format=_SL110_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=yasuji3-22"></a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=yasuji3-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B00DMUOHFE" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;"><br>このCDは1961年来日時に7日に渡って東京で行った伝説的な演奏会の録音です。<br>商品説明欄がその熱を良く伝えているので、そのまま引用します。<br><br>"ケンプはライヴで最良の面が発揮されるピアニストのため、まさにピアノ音楽史上の至宝の音源と申せましょう。<br>回を重ねるごとに自由かつ雄弁となり、後期作品では人間業とは思えぬ境地に至っています。毎回弾かれたアンコールも収録。これがまたケンプならではの滋味あふれる絶品。最終夜、全ソナタを弾き終えた後、鳴りやまぬ拍手に応えて弾いたバッハは涙なしに聴けません。偉業を成し終えた後、「神よ、あなたに感謝を捧げます」と題されたカンタータの前奏曲しか弾くことができなかったケンプの、全力を尽くしきった姿は真に感動的です。"<br><br><br>
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<pubDate>Fri, 25 Oct 2013 13:46:57 +0900</pubDate>
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<title>小林一茶　青木美智男著</title>
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<![CDATA[ 今年亡くなった歴史学者の小林美智男さんの著書「小林一茶」が、日経の書評で<br>取りあげられていました。<br><br>芭蕉や蕪村までの俳諧は、俳人の研ぎ澄まされた美意識を披露するのがテーマ<br>だったけれど、一茶ら文化文政時代の俳人たちは、何気ない生活風景や、下層民<br>の悲哀、大胆な自己表白、社会批判をも句に盛るようになって行きました。<br><br>「君が代」や「世直し]という言葉が一茶の句に讀まれていて、批判者としての<br>一茶像が浮かび上がってきます。<br><br>一茶は、ある年齢までは「君が代」を句に読み込んで、徳川の治世を賛美して<br>いたのですが、晩年は一切「君が代」の句を詠まず、世直しをテーマとする<br>ようになったといいます。<br><br>青木美智男さんの小林一茶は、省みられることの無かった句が、<br>彼の生きた時代を生き生きと浮かび上がらせるのに成功していると評されています。<br>青木美智男さんの労作は岩波新書です。<br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Mon, 21 Oct 2013 00:44:59 +0900</pubDate>
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<title>仏のポスト・ヌーベルバーグ再発見</title>
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<![CDATA[ フランス映画が最も精彩を放ったのは1960年代のヌーベルバーグ、<br>ゴダール、トリュフォー、アラン・レネといった、伝統や規範を破壊し<br>且つ、芸術至上主義ともいうべき映像芸術の高みに達した人々の時代です。<br><br>この後の1970年代に登場した、モーリス・ピアラ、ジャン・ユスターシュ、<br>ジャック・ドワイヨンといった人々を総称するポスト・ヌーベルバーグが<br>ジャック・ドワイヨンが来日していることもありって再発見されているようです。<br><br>日経夕刊　2013年10月8日記事での、映画評論家の中条省平氏の話に<br>とてつもなく興味をそそられます。<br><br>"彼らの作品には正面から見すえる強さがある。見ることの本質を究めるため<br>長回しを多用、編集を信じない。<br><br>固定カメラで人物を凝視する「恋人たちの失われた革命」など一連のガレル<br>作品が好例だ。<br><br>中でも「悪魔の陽の下に」で知られるピアラの人間凝視の迫力はすごい。<br>人間の多様性に感心があり、人間を丸ごと撮るという意識が一貫してある。<br><br>11月に日本公開となる「ヴァン・ゴッホ」はピアラの代表作。<br>狂気の画家の最期の2ヶ月間を、淡々とした日常の光景だけで<br>描き出す。<br><br>絵を描き、酒を飲み、踊り騒ぎ、女と寝る。背景の説明や内面の吐露は<br>一切せず、人間存在の深淵に迫る。"<br><br>大仕掛けの特撮や、ドラマ性で浮世を忘れる時間を提供する<br>商業映画全盛の時代に、<span style="font-size: 12px; line-height: 1.5;">こうした人間の内奥を見つめる作品が<br></span>上映の機会を与えられるのは有難いことです。<br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Wed, 09 Oct 2013 22:44:38 +0900</pubDate>
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<title>サザンオールスターズ</title>
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<![CDATA[ 私はサザンオールスターズ、桑田佳祐さんのファンではないです。<br>もっと言えば、彼等の過去の音楽が薄っぺらく感じられて、<br>嫌いなんです。<br><br>何故気になったかっていうと、音楽評論家の渋谷陽一さんが<br>昨夜の日経夕刊のコラムで、宮城スタジアムでの彼等のステージ<br>のことを書いていたから。<br><br>渋谷陽一さんという人は、ロッキングオンという音楽雑誌<br>の編集長。（今は、ロッキングオン社の社長）<br><br>音楽評論そのものに表現行為として、もっと言えば文学として<br>存在価値があるか、っていうことをテーマに、その雑誌を<br>発刊し続けているんです。<br><br>ロック音楽界の小林秀雄っていうところでしょうか。<br><br>その彼が、サザンオールスターズのステージと、ニューシングルを<br>高く評価していたので、ぐっと興味が湧いたんです。<br><br>ツアー前に発売された4曲入りシングルで、<br>「ピースとハイライト」という曲は、「教科書は現代史をやる前に時間切れ」とか、<br><br>「栄光の男」と言う曲は、渋谷さんいわく<br>「頑張ろうという歌詞の氾濫するJポップ・シーン批判ともいえる、頑張っても<br>報われない人生こそを引き受けようという重い認識の歌だ。」<br><br>そう、これまでの桑田佳祐が歌って来た世界とは明らかに違う、<br>社会を見据える視点が芽生えているんです。<br><br>昔、オフコースの曲が大嫌いだったのだけれど、ここ10年位の<br>小田和正さんの歌には強い感動を覚えるのも、表現活動を<br>する人の心の深化があるからではないか、と思うんです。<br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 04 Oct 2013 16:32:10 +0900</pubDate>
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<title>ベネチア映画祭　風立ちぬ　受賞ならず</title>
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<![CDATA[ ベネチア映画祭について、9月10日の日経夕刊に<br>パリ在住の映画ジャーナリスト、佐藤久理子さんがリポートを<br>寄せておられました。<br>（それにしても、佐藤久理子さん　すごい美人じゃない？）<br><br>「風立ちぬ」の受賞なるか、とちょっと騒がれたので<br>この映画祭が多少日本でも関心を持たれたかも知れません。<br>審査員の一人に坂本龍一さん、審査委員長がベルナルト・ベルトルッチ。<br><br>金獅子賞は、イタリアのドキュメンタリー映画「サクロ・グラ」。<br>ジャンフランコ・ロージ監督。<br><br>ローマを取り囲む環状線を舞台に、その周辺に生きる人々<br>の営みを、優しく敬意をもって見つめる。<br>「どこか宗教的ですらあるような、ピュアなクオリティーを感じた。」<br>（ベルトルッチ）<br><br>審査員大賞は、台湾ツァイ・ミンリャン監督の「ストレイ・ドッグズ」。<br>子供を抱え生活苦にあえぐ父親の姿をゆったりとしたテンポと<br>断片的なシチュエーションの積み重ねによって描く。<br><br>銀獅子賞と男優賞のダブル受賞が、ギリシャ映画「ミス・バイオレンス」。<br><br>女優賞は伊舞台女優のエレナ・コッタが、セリフが一切無い中で、<br>感情の振幅を表現し切った力量を買われた。<br>「カステラナ・バンディエラ通り」<br><br>経済危機や貧富の格差が生み出す問題など、現代社会のさまざまな<br>闇を描いた作品が目立ち、受賞作もそれを反映していた。<br><br>金獅子賞のロージ監督の言葉が核心を突く。<br>「イタリアは経済危機よりもアイデンティティの喪失の問題のほうが更に深刻。<br>自分たちのルーツを見つめ直すべきだ。」<br><br>恐慌前夜の米国・ＥＵ、それに道連れとなることが必至の日本で、<br>同様の問題意識を持つ人々は少ない。<br><br>宮崎駿監督渾身の風立ちぬも、これらの作品の人間を見つめる目の<br>奥深さや諦念の前に、色褪せて見えてしまったのかも知れない。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/yasuji-s/entry-11611318942.html</link>
<pubDate>Wed, 11 Sep 2013 10:37:19 +0900</pubDate>
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