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<title>小説っぽい何か。</title>
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<description>小説書きます。感想などコメでよろしく(^^)/たまぁに更新します。</description>
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<title>５話</title>
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<![CDATA[ <p>「うおわぁああぁぁぁぁぁっっっ！！！！」</p><p>「うるさい！」</p><p>私は起きるなり叫び声をあげた。時計を見ると、７時２５分を指していた。</p><p>「いってきますー！！」</p><p>５分で支度を済ませ、私は猛ダッシュで学校へ向かった。ったく、掃除に間に合わねぇ。</p><p>そもそも何故こんな時間に起きてしまったのか。大体の理由は分かっている。昨日早く寝すぎたのだ。私は“早寝早起き”ができないわけで、早く寝ると朝起きれないのだ。いつも１２時くらいに寝ているから、いつもの時間に寝ればいつもの時間に起きられる。生活習慣とは大事なものだ。</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>教室に着いたのは４０分だった。支度も終わり、やっと落ち着いた。</p><p>「さぁーて、読書読書」</p><p>そう言って取り出したのは「KILL☠GAME」だ。これがもうすぐ読み終わりそうなので早く読みたかったのだ。はてさてどんな結末になるのやら・・・。</p><p>多少にやけながら本を読んでいると、不意に横から肩をたたかれた。</p><p>「よっ」</p><p>見ると、教室の扉のところに龍斗がいた。</p><p>「おはよ」</p><p>「おはよう。何の用？」</p><p>「いきなり冷たいなー。それ、その本」</p><p>龍斗は私の読んでいる本を指差して言った。</p><p>「俺もそれ読みたいんだけど買いに行ってる暇なくてさ。よかったら、貸してくんねぇ？」</p><p>突然の要望に一瞬躊躇った。だってまだ読み終わってねぇし。</p><p>「読み終わったらでいいからさ！」</p><p>私の心を見透かしたかのようなタイミングの提案だった。貸すのは別に嫌じゃないし、龍斗ならむしろ嬉しかった。</p><p>「いいよ。じゃあ読み終わったら持ってくね」</p><p>「おう！」</p><p>そう言うと、龍斗は「やっべもうこんな時間」と言いながら走り去って行った。</p><p>ていうか、あれ、岸山は？</p><p>通常なら私の席と扉のあいだにいるはずの岸山がいない。不思議に思って教室を見渡すと、あ、いた。前の席の川内と話していた。休みじゃなかったのか。</p><p>「ふぅ・・・。」</p><p>ため息をついて、私は読書を再開した。</p><p>ちょうど５５分のチャイムが鳴った。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yu-kimon-0321/entry-11515743729.html</link>
<pubDate>Sun, 21 Apr 2013 19:28:14 +0900</pubDate>
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<title>天使と悪魔-《天使界》と《悪魔国》-</title>
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<![CDATA[ <p>「此処で一番偉い者に、会わせてくれませんか？」</p><p>「分かりました」</p><p>そう言って天使はくるりと向きを変え、歩き出した。私もそのあとについて歩いていく。階段の下の扉を開け、外の螺旋階段を上っていく。一番上にたどり着き、扉を開け、直進すると大きな扉があった。</p><p>「この部屋に“神女ミカエル様”が居ます。一際美しいお方なのですぐに分かるでしょう。では、私はこれで失礼します。」</p><p>そう言って、彼女は来た道を戻っていった。</p><p>私はゆっくりと扉を開けた。</p><p>部屋は広いが、部屋にあるのは作業用の机だと思われる机と、ソファが一つ、椅子が二つあるだけで、その他の家具は一切無い。だが、奥にとても大きな窓があった。</p><p>そして、そこから外を見つめる一人の美しい女性。</p><p>「ミカエル様ですか？」</p><p>私は女性に問いかけた。すると女性は振り返り、微笑むと、</p><p>「そうです。舞愛弥、貴方を待っていました。」</p><p>と答えた。</p><p>ミカエルは長い美しい緑色の髪を二つに縛っていて、真っ白なワンピースを身にまとっていた。本当にこれが一番偉いのかというくらい見た目は若く、２０歳にも達していないのではないかというような可愛らしい顔をしていた。</p><p>「あの・・・私は何故此処にいて、何故姫となったのでしょうか・・・？」</p><p>「貴方は、何か不思議な“力”を持っています。私は感じるのです。貴方から放たれる何かが。貴方がこの《天使界》を救ってくれるのではないかと思ったのです。《悪魔国》から―。」</p><p>大体は理解できたが、やはりよく分からない。私に力なんてあるにだろうか。そもそも《悪魔国》とは何なのだろうか。</p><p>「《悪魔国》とは一体？」</p><p>「《悪魔国》は、天使界と真逆の方向にある世界です。現世では、“地獄”と呼ばれています。」</p><p>「その《悪魔国》は、私たちに攻撃してくるのですか。」</p><p>「その通りです。ここ数年は《天使界》の力が弱まり、《悪魔国》の思うがままになっているのです。だから、舞愛弥の力を借りたいのです!」</p><p>理解はできた。そしてミカエルはこれを冗談で言っているのではないと分かった。</p><p>本気でこの《天使界》を守りたいと思っていることがその眼から分かる。</p><p>「分かりました。お役に立てるよう、全力を尽くしたいと思います。」</p><p>私も協力したいと思う。この世界を守り抜いてみせる―!と思った。</p><p>のだが。</p><p>「今《悪魔国》の姫となっているのは舞愛弥と同様につい最近姫になったばかりの―</p><p>―“新奈姫”です。」</p><p>私は耳をうたがった。まさか、そんなわけはないと思い、聞き返した。</p><p>「え・・・？今・・・何て・・・？」</p><p>「“新奈”です。」</p><p>「嘘ｯ・・・・!!」</p><p>私は絶句した。新奈は、死ぬ寸前まで一緒にいた私の親友なのだ。その新奈と戦えと言うのか。</p><p>「どうなされました？」</p><p>「すみません・・・・もう少し、考えさせてください。」</p><br><p>◆◇続く</p>
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<link>https://ameblo.jp/yu-kimon-0321/entry-11475565394.html</link>
<pubDate>Thu, 21 Feb 2013 21:10:23 +0900</pubDate>
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<title>４話</title>
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<![CDATA[ <p>「はぁ・・疲れた・・・。」</p><p>私は龍斗と離れた後、音楽室へ向かった。吹奏楽部の部室、音楽室は４階にあるので階段を登らなければならない。いつものことだが、やはり疲れる。</p><p>「あ、もっぴぃ、やほー!」</p><p>丁度音楽室前で会ったのは、同じパートの萌亜。パート内では「もっぴぃ」と呼ばれている。あだ名呼びはこのパートならではである。一人一つはあだ名がある。ちなみに私のあだ名は「あかりんご」である。</p><p>「失礼します、こんにちわっっ!!!」</p><p>『こんにちわっ!!』</p><p>これもいつものこと。喉が潰れてるとここは非常にキツい。</p><p>パート・・言い忘れていたが、私のパートは"パーカッション"である。略してパーカスとも言うが、要は打楽器のことだ。変人の多いパート、「恥じらい捨てろ」のパートである。</p><p>「恥じらい捨てろ」というのは大会シーズンでもポップスでも共通している。表現をつけるために思い切るとか、ノリノリで踊ることを堂々とやるだとか、いろいろあるのだ。</p><p>今日は何をやるのだろうか。</p><p>まずは基礎合奏だが、問題はその後だ。先生はいつもいきなり「はい、この曲やります」とか言うから、けっこう困るのだ。ほんとにここの顧問はざっくりするところはざっくりしすぎだ。</p><p>いや、間違えた。今は"アンサンブルコンテスト"、通称アンコンのシーズン。個人パート練習になるだろう。だが私はアンコンに出ない。だから練習台やるしかない。</p><p>「あぁ・・・・だるぅ・・」</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>帰り。私は遅くまで残る必要が無いので先に帰る。</p><p>５時だ。今終わった部活も少しある。だが私は一人でさっさと早足で帰る。</p><p>家でやりたいことなど山のようにあるのだ。勿論、そこに「勉強」という項目は無い。</p><p>堤防沿いを歩いて橋を渡り、スーパーの向こうの角を曲がってまっすぐ行けばもう私の家。近い近い。</p><p>特に誰かに会うことも無く家にたどり着き、鍵を開けた。</p><p>やっぱり家には誰も居ない。居たら逆におかしい。だって今は父と母は旅行に行っている。姉はアンコンの練習で学校にいるから居るはずない。</p><p>私は電気をつけ、自分の部屋へと向かった。</p><p>「やっとゆっくりできるぅ～・・」</p><p>今日はいろいろ疲れた。いろいろありすぎて疲れた。</p><p>まぁいいや。一回寝ようかな？</p><p>私は鞄を下ろしてそのままベッドへ倒れ込んだ。</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>「あれ・・・今何時だろ・・・？」</p><p>置いてある目覚まし時計を見ると、もう７時になっていた。そろそろ部活も終わるだろう。姉が帰ってくるまで、チャットでもやろうかな。</p><p>でも・・・ちょっと、何話せばいいか分かんないな・・。</p><p>まぁ、いつも通りで、いいかな。</p><p>勉強机の椅子に座り、パソコンを開いた。</p><p>そしてチャットルームへ。やっぱり龍斗はいた。いつも通りに、いつものように話せた。良かった。</p><p>ガチャ</p><p>「ただいまぁー」</p><p>「帰ってきたか・・・」</p><p>と、ここで姉が帰ってきた。</p><p>そして姉とスーパーへ行き、晩ご飯を買い、帰って食べて、風呂に入って、そのまま今日は布団に入った。</p><p>何故だろう、今日はいつもより眠い。</p><p>私は深い眠りについた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yu-kimon-0321/entry-11434153997.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Dec 2012 21:32:18 +0900</pubDate>
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<title>天使と悪魔‐狂った原因‐</title>
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<![CDATA[ <p>「舞愛弥!!」</p><p>朦朧とする意識の中、彼女の声が聞こえた。</p><p>体中が痛い。頭からは生温い液体が流れているようだ。</p><p>あぁ、今日もいつも通りに別れて、明日遊ぶはずだったのに・・。</p><p>声にならない声で、最後に私は呟いた。</p><p>「ごめんね・・新奈・・・・。」</p><p>そこで、私の意識は途切れた。</p><br><br><br><br><p>冷たい風が吹いている。此処には風を遮る物は無い。直に風があたるので、少し寒い。</p><p>荒れ果てたこの公園。木々は枯れ、草花は踏まれた跡がある。</p><p>「・・・新奈。」</p><p>新奈。かつての私の親友。</p><p>私は新奈が大好きだった。気が合うし、一緒にいて楽しい。</p><p>毎日のようにこの公園で遊んだものだ。</p><p>「・・・舞愛弥・・。」</p><p>彼女もまた、私の名を呟いた。</p><p>私たちの人生は、“あの日”を境に全て狂ってしまった。</p><br><br><br><br><p>いつものように公園で遊んだ私たち。そしていつものように一緒に帰って、交差点で別れるはずだった。</p><p>交差点を渡ろうとしたその時、上から何かが降ってきた。</p><p>ガシャンッ グシャッ</p><p>何か、肉体が潰れたような音がした。</p><p>恐る恐る振り返ると、自分のすぐ後ろに信号機が落ちていた。</p><p>そしてその下に、醜い姿になった、私の親友。</p><p>私は何も信じられなかった。これは私の親友なんかじゃない。これは、ただの肉塊なんだ。誰でもないんだ。</p><p>私はそのまま走って家へ向かった。とくに意味はない。ただ、あの場所に居たくなかったのだ。</p><p>私は橋のところまで走った。疲れた。苦しい。橋の真ん中あたりで一旦止まり、息を整えた。向こうから高校生の、５人くらいの集団が歩いてくる。しかも私に気づいていないようだ。</p><p>集団は、私の横を通り過ぎようとしていた。だが、そのとき。</p><p>ドンッ</p><p>「あぁー、ごめんね？当たっちゃった（笑）って・・・おい・・・」</p><p>笑いながらわざとぶつかってきた男が、いきなり焦ったような声を出した。</p><p>私には何が起こったのか、すぐには分からなかった。だけど、体が浮いているような感覚がある。</p><p>「・・・え？」</p><p>私は冷たい川の中へ落ちていった。</p><br><br><br><br><p>目が覚めた。此処は何処だ・・？</p><p>私は確か交差点で・・・信号機の下敷きになったはず・・・。</p><p>何故、ちゃんとした胴体が・・・？</p><p>「お目覚めになられたのですね」</p><p>右の方を向くと、私より３つくらい年上の女の人がいた。だけど、普通の人とは違う。羽根が生えている。真っ白い、羽根を小さく畳んでいる。そして頭には、金色の輪。</p><p>これは紛れもなく天使だ、と私は思った。そうすれば話は噛み合わないこともない。</p><p>私はあの交差点で、死んだのだ。そして今、天国という所で天使に助けられた・・と。</p><p>自分は果たして今人間なのか、天使なのか。それが気になり、天使に聞いてみることにした。</p><p>「私は何なんですか？」</p><p>天使は、少し驚いたような表情をしたが、やがて小さく微笑み</p><p>「貴方は、此処《天使界》の姫となったのです。女王、姫には選ばれた者にしかなることはできません。神に選ばれし器となれる者、それが貴方でした。」</p><p>私にはよく分からなかったが、どうやら私は姫となったようである。</p><p>状況だけでも説明してもらおうと、此処で身分の一番高い人・・者に会わせてもらおう。そうすれば、何か分かるかもしれない。</p><p>「此処で一番偉い者に、会わせてくれませんか？」</p><p>「分かりました」</p><p>私はその後、最悪の現実を見ることになろうとは、まったく思っていなかった。</p><br><br><p>◆◇続く</p><br><br><br><p>前作と同時進行で書いていきます。</p><p>「４話」もちゃんと書きます。</p><p>書きかけのものを放置したりはしないです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yu-kimon-0321/entry-11423090296.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Dec 2012 23:15:51 +0900</pubDate>
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<title>３話</title>
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<![CDATA[ <p>給食も食べ終わり、昼休みになった。</p><p>「紅梨ちゃーん!!」</p><p>誰かにいきなり呼ばれた。振り返って、扉のほうを見ると、２組の羽美ちゃんがいた。よく見ると、羽美ちゃんが誰かの手首を掴んでいる。誰かと一緒にいるのだろう。私はとりあえず羽美ちゃんのところへ行った。</p><p>「どしたー？」</p><p>「あのね、こいつがね、言いたいことあんだって」</p><p>羽美ちゃんが掴んでいた手は、２組の龍斗だった。</p><p>私はこの人と喋ったことは無い。だが、こいつと関わりが無いわけじゃない。つい先週くらいに、PCのチャットで会ったのだ。それで話したりはしていたが・・・・リアルで話したことはまだ無い。</p><p>そんな龍斗が私に何の用だというのか。</p><p>「あ・・のさ、放課後に、教室にいてくんねぇ？それか、廊下でもいいから・・」</p><p>は？何!?今日部活あるんですけど・・。まぁ、それくらいならいいか・・と思いつつも、やはり面倒くさいなぁと思いながら返信を考えていた。とりあえず、待ってやることにするか。ていうか何だこのめっちゃ上から目線。すげーうざいぞこれは。</p><p>「いいけど・・」</p><p>「じゃぁ、よろしく!!じゃね」</p><p>「あっ!!ちょっと龍斗ー!」</p><p>龍斗は廊下を突っ走って２組へ戻っていった。それを追いかけるように羽美ちゃんも走っていった。</p><p>「何なんだ一体・・・」</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>６時間目。私は少し考え事をしていた。</p><p>龍斗のことだ。「待ってて」と言ったら殺人か告白くらいしかないだろう。何故「殺人」が出てきたかは大体予想がつく。『KILL☠GAME』だ。あれを読んでいたらこう考えるのも無理はない。</p><p>で、もう一つの予想、『告白』と言ったら定番であろう。放課後に呼び出して誰もいない教室で・・なんてそんなことはあるわけが無い。そもそも違うクラスに入ることはできないから無理である。</p><p>だがそんなことはどうでもいいのだ。私はいろいろ考えてみた。</p><p>龍斗は、わりとかっこいいほうだと思う。</p><p>あ、私はかなり「かっこいい」の範囲が広いので、「かっこいい」と思える人が多いのだ。簡単に言うと「惚れやすい」のである。決して「男好き」ではない。</p><p>余談だったか。話を戻す。</p><p>龍斗はかっこいいほうだとは思うが、実は私には好きな人がいる。左隣の、冴木だ。何故かこいつのことは前期のころから好きなのである。</p><p>だから、もし、万が一告白されたりでもしたら・・困る。</p><p>でも私は彼氏欲しいし、もし万が一告白されたら、これは一生に一度のチャンスなのかもしれない。もしも告白されたらOKしてしまいそうだ。</p><p>「おい、お前、さっきから何してんだ」</p><p>「えっ?あ、ちょっと考え事してた」</p><p>いきなり岸山に話しかけられた。あぁびっくりした。死ぬかと思った。</p><p>「ちょっとって・・・かれこれ１０分くらいそのままだったぞ」</p><p>「えっ!?」</p><p>時計を見てみると、２時半を指していた。授業が始まったのは確か、２時２０分だったはずだ。</p><p>そんなに考えてたのか。あるいみ気持ち悪いな。</p><p>そろそろちゃんと授業聞くかな。</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>キーンコーンカーンコーン</p><p>「さよーならぁ」</p><p>「「さよーなら!!」」</p><p>帰りの挨拶が終わり、皆それぞれ部活に向かっている。クラスの吹奏楽部員に「先に行ってて」と伝え、私は教室前の廊下で龍斗を待った。</p><p>少しすると、２組からこちらに向かってくるのが見えた。今回はちゃんと歩いている。</p><p>「で、何の用なの？部活あるよね。だから早めに、ね？」</p><p>龍斗は少しうつむいているが「うん・・」と言って、こちらを向いた。</p><p>「あのさ、好きな人教えてよっ!!」</p><p>「・・・は？あぁ、チャットのことか・・」</p><p>つい先日チャットで龍斗と話したときに、「いろんな人の好きな人聞く」という何とも馬鹿げたことをしていた。それで私も聞かれたのだが・・答えなかった。きっとそれのことだろう。私は、もうしょうがないと思っていたし、こいつは言わなさそうだから、言ってやることにした。うわぁ、すごい上から目線。</p><p>「誰にも言わないでよ？」</p><p>「うん」</p><p>「・・・・冴木」</p><p>「冴木かぁ。俺も好きな人いるんだけどさ」</p><p>「誰よ？」</p><p>「その人には振り向いてもらえなさそうだな」</p><p>「教えてよー」</p><p>「言えるけど・・恥ずかしい・・」</p><p>うっざ。こういうの言われると聞きたくなるんだよね。まじうっざ。</p><p>「私言ってあげたんだから、言って？」</p><p>これ言ったら絶対言うだろ、の言葉を発してやった。だが何か嫌な予感がする。これは・・まずいかも。</p><p>「・・・紅梨」</p><p>「・・・ｯ!!!」</p><p>予想的中。これは嬉しいけど非常に面倒くさい。何しろ、私はさっき好きな人を暴露したばかりなのだから。普通なら振られるのが当たり前だろう。だが私の脳は普通の人とは違うのだ。何か、「告白されたら好きになる」的な感じ。まさしく今それ。やばい、これは非常に面倒くさい――！</p><p>「でも、紅梨は冴木のこと好きなんだよね」</p><p>うわぁー面倒くさぁーっ。こういうの嫌なんだよ。面倒くせーよ。</p><p>「付き合ってくださいって言ったら・・駄目だよね？」</p><p>駄目に決まってんじゃん。とでも言うと思ったか。</p><p>私の本当の性格を知らないだろう。これは一生に一度のチャンス。逃すわけには、いかない!!</p><p>「・・・いいよ」</p><p>「!!　本当か・・?」</p><p>あぁ。うっざ。</p><p>「うん。冴木は・・もういいから。こんなのもうやめにしたかったし」</p><p>「こんなの？」</p><p>「あ・・私ね、わりと顔で人を判断するタイプだったから、そういうのやめようと思ってさ」</p><p>実際そうである。私はすぐ顔で判断するから、大変なことになるのだ。それはもう分かっていた。だから、早めに直そうと思っていたことだった。</p><p>「・・・・よろしく」</p><p>顔を赤くして、龍斗は小声で言った。</p><p>「よろしくね」</p><br><p>これが、約５分の出来事である。</p><p>とてつもなく面倒くさかった。これがチャットだったらもっと楽だったかもしれない。</p><p>まぁ、とりあえずこれはよかったのだ。良いことだったのだ。お互いに恋人を欲していたから、丁度よかったんだと思う。少なくとも私は、そう思っている。</p><p>これからの日々、何が起こるか楽しみだ。さて、部活行こう。</p><br><p>◆◇続く</p><br>
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<pubDate>Thu, 06 Dec 2012 21:47:45 +0900</pubDate>
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<title>2話</title>
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<![CDATA[ <p>――寒い。</p><p>「しょうがないなぁ」と言っておきながら結局ドアは閉められていない。</p><p>岸山め、死ねばいいのに。</p><p>「寒っ!!岸山閉めろよー」</p><p>「ほら、冴木も寒いって言ってるよー」</p><p>冴木は私の左隣の席。とは言っても班が違うので間が少し広い。あとこいつは独り言が多い。</p><p>っていうか閉めろよ、ドア。</p><p>ガラガラ・・・</p><p>「はぁ・・まじ寒い・・」</p><p>そんなことを思っているうちに、朝の会が終わった。</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>２時間目は自習だった。１時間目は体育だったため、休むことができて非常に嬉しい。勉強をするつもりはない。何やってもいい５０分間なのだ。私が勉強をするわけ無いだろう。</p><p>私は絵を書くことにした。</p><p>私は絵を書くのが好きだ。特に何かのキャラクターを書くわけではない。ただ思いつくがままに書くのだ。</p><p>今日はアニメの絵でも書くかな。</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>「寒いー!!!!まじほんとなんなの!?冬とか嫌いだわ!!」</p><p>４時間目は音楽。音楽室に行くには空中廊下を通らなければならない。</p><p>その空中廊下が寒い。とても寒い。</p><br><p>やっと音楽室に着いた。ここは少し暖かかった。私はとりあえず席についた。</p><p>私の席は前から３番目の右から３番目。個人的には良くも悪くもない場所だ。</p><p>今はリコーダーをやっている。私は音楽もリコーダーも好きなので音楽の授業がとても楽しみだった。</p><p>私はこれでも吹奏楽部なので、音楽に関しては詳しいほうである。</p><p>ガコンッ</p><p>何かが落ちた音がした。男子だ。私は左側を見てみた。</p><p>「・・・!!」</p><p>リコーダーを落としたのだ。</p><p>いくらリコーダーとはいえ、楽器は楽器。私は怒りをこらえれなかった。</p><p>「ちょ、紅梨ちゃん!?どしたの、なんかすっごい怖・・」</p><p>「楽器なんだから大事にしなよっ!!それだって安くないんだよ!?」</p><p>隣の友達が言い終わる前に私は男子に怒鳴ってしまった。先生がこちらを見ている。やばい、やってしまった。死にたい。</p><p>一瞬にして音楽室が静かになった。私はゆっくり座った。もう嫌だ。まじで死にたい。</p><p>「・・・そうですよ。ちゃんと楽器は大切に扱いましょうね」</p><p>先生が男子にそう言った。</p><p>私は手で顔を覆いながらしばらく黙っていた。</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>給食の時間。</p><p>今日の給食はパンだ。しかもいちごジャムがついている。やったね。</p><p>「てかさー、音楽のときの岩原まじウケたわ（笑）」</p><p>「ウケんなっ!!すっごい恥ずかしかったんだから・・」</p><p>岸山がやはりさっきのことに触れてきた。絶対に言われるだろうとは思っていた。やっぱり言われた。</p><p>さっきの時間、岸山はずっと笑っていた。こらえきれない笑いをなんとかこらえていたようだ。最悪だ。死ねばいいのに。</p><p>そういえば今日のおかず、なんか美味しいな。きっと川内はまた「まずい」と言うだろう。いつものように。</p><p>「は、なにこれ、まっず!!」</p><p>そう叫んだのはやはり川内―・・。</p><p>こいつは「給食批判係」と言ってもいいほど毎日「まっず!!」と言うのだ。給食を愛してやまない私にとって、こいつは一番許せない奴である。</p><p>「いっつも言ってんじゃん!!「思ってもいいけど口には出すな」って!どーせお前らいいモン食ってんだろ!?」</p><p>これもいつものセリフである。本当に疲れる・・・。</p><p>こんなんでこの班は大丈夫なのだろうか・・・？</p><br><p>◆◇続く</p>
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<link>https://ameblo.jp/yu-kimon-0321/entry-11420859533.html</link>
<pubDate>Wed, 05 Dec 2012 20:11:31 +0900</pubDate>
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<title>1話</title>
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<![CDATA[ <br><p>「紅梨、起きなさい！」</p><p>「あぁもううるさいなぁ・・・」</p><br><p>母の叫び声で私は起きた。</p><p>１０月ももう中旬、かなり冷えてきた。朝はとくに寒い。だから毎日グダグダしていて、母の叫び声で毎日起きているのだ。</p><p>私、岩原紅梨は今年で中学生になった。だいぶ慣れてきたから、多少時間が遅くても焦らない・・・っていうか、今何時？</p><p>枕元に置いてある時計を見た。</p><p>「うっそぉっ!!やばっ、これやばいうわあああ」</p><p>時計は、７時半を指していた。</p><p>１０分で支度ができて、１０分で学校に着けるとはいえ、さすがに７時３０分はやばそうだ。</p><p>「なんでこうなるかなぁ・・・」</p><p>最近、全然起きれない。寝る時間は前と変わってないはずなのに・・・。</p><p>昨日だって７時１５分に起きた。その前は、２０分だったっけか。</p><p>「いってきまーす!!」</p><p>すぐに支度をして家を飛び出た。</p><p>「もう・・・朝何もできないじゃん・・・」</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>「お・・はよう・・・」</p><p>「やっと来た!!もうすぐ５０分だよー」</p><p>嘘だろ。あと５分で支度をして予定帳を出せというのか。</p><p>予定帳を何故朝に出すかというと、予定帳に「一言日記」という欄があって、そこにその日の反省や感想、相談事などを書いて次の日の朝に提出するのだ。</p><p>大抵の人は朝に適当に書いて提出している。私もその中の１人だ。</p><p>「起きたら７時半とかありえなくない?」</p><p>「うっそ!!よく間に合ったね」</p><p>これは友達の優華ちゃん。幼稚園のころからよく遊んでいて、２年ぶりに同じクラスになった。それで今はよく話したりしている。</p><p>おっと。やばいやばい、時間が・・・。</p><p>「あぁー、まって!ちょっと待って!!今出すから!」</p><br><p>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇</p><br><p>キーンコーンカーンコーン</p><p>５５分のチャイムが鳴った。このチャイムまでに支度を済ませてなければそれだけで遅刻になってしまう。</p><p>本当に面倒くさい決まりがあるものだ。</p><p>５５分からは読書。</p><p>私には最近読み始めた小説がある。</p><p>この本は、とても面白い。続きが読みたくなって、朝読書が待ちきれないほどに、面白い。</p><p>この本の名前は「KILL☠GAME」という。</p><p>私は少々グロい要素が入っているのが好きだ。</p><p>名前の通り、これは「殺し合い」の話なので、本当にこれは面白い。</p><br><p>キーンコーンカーンコーン</p><p>８時のチャイムだ。本当、チャイム鳴るの多くねぇか・・?</p><p>まぁいいや、本読もう・・。</p><br><p>キーンコーンカーンコーン</p><p>１０分のチャイム。朝の放送が入る。</p><p>「みなさんおはようございます。１０月２３日、本日は３年生自転車点検となります。」</p><p>そのあとは朝の会だ。私は日直ではないのでぼーっとしている。よくあることだ。</p><p>朝ってやっぱり寒いなぁ、と思う。なんかいつもよりちょっと寒・・・</p><p>「ちょっと、何ドア開けてんだよっ!」</p><p>ドアを１０センチほど開けていた。どおりで寒いわけだ。ふざけんな。</p><p>「ﾌﾟﾌﾟｯ・・しょがないなぁ」</p><p>「しょうがないなぁとか言ってる場合じゃないから。いや、まじで。」</p><p>こいつは岸山。私の隣の席。つねにおかしい。</p><p>まぁこんなやつの隣でこの寒い時期を過ごすとなると・・寒そうだな・・</p><br><br><p>◆◇続く</p>
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<pubDate>Tue, 04 Dec 2012 20:43:49 +0900</pubDate>
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