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<title>ゆまとＣＩＰ軍団！のブログ</title>
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<description>ブログの説明を入力します。</description>
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<title>啓蒙書小説を書いたお！</title>
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<![CDATA[ <p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100224/07/yuma1229/8e/1e/j/o0799060010426822727.jpg"><img border="0" alt="ゆまとＣＩＰ軍団！のブログ-企画書だよん！" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20100224/07/yuma1229/8e/1e/j/t02200165_0799060010426822727.jpg" width="220" height="165"></a><br>政治革命のお話です。</p><p>結局、民主もダメで、旧態依然の自民に</p><p>頼るのもいやという人向けです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10466598840.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Feb 2010 07:08:37 +0900</pubDate>
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<title>政治声明！３年後、民主党を断罪し、小沢・鳩山・管・岡田らを終身労働刑に処す！</title>
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<![CDATA[ <p>あろう事か、菅直人が今日「所得税」の増税によって「子供手当て」を支給すると言い出した。</p><p>もともと「財源はある」と公約で言っていたのにだ。</p><p>所得税増税というのは、真面目に、そして人よりも一生懸命に考えて、</p><p>がんばって仕事した人から、金を取ろうという事を意味する。</p><p>つまり「お前らがどんなに働こうが、元から資産のない人間は、成功出来ないんだよ！」と、</p><p>宣言している事を意味している。</p><p>もともと金持ちの家ならば、所得税なんて関係ないが、</p><p>僕のように頭一つを武器にして商売してきた人間に対して、</p><p>そのリターンを奪おうとするというのだから、さすがに頭にきた。</p><p>そこで僕はかねてより腐敗した自民・民主の二大政党ではなく、</p><p>第三の巨大政党の結党を企画している。</p><p>ただしこの政党は、わずか一年で解党する特別攻撃隊である。</p><p>この第三の政党の目的は、間接民主政治を終わらせ、</p><p>インターネットによる国民の「政策」に対する是非を問う直接投票の実現と、</p><p>全政党の代表は１０名までという制度を設ける事にある。</p><p>参議院は廃止し、衆議院４８０名を１５０名に大幅削減。</p><p>議員の年収は２０００万円から７００万円に減俸。</p><p>それが達成された時点で、誓約書に従い、全員が下野するまさに特攻隊なのである。</p><p>以後の政策は、国民自らが提案し、各政党がその実現の為に使役される事になる。</p><p>そして国民自らが提案した政策がインターネットで国民の手によって決定される。</p><p>この画期的システムの実現に向かい、現在、その啓蒙書となる書籍を執筆中である。</p><p>以後、その書籍に記された手順どおりに全野党が団結して、</p><p>マニフェストを全て破った極悪民主党を断罪し、小沢・鳩山・管・岡田らの資産は没収。</p><p>国民をだました罪として終身労働刑に処する予定である。</p><p>まあ、せいぜい首を洗って待っているが良い。</p><p>３年後の衆院選が楽しみだ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10463919809.html</link>
<pubDate>Sat, 20 Feb 2010 22:19:16 +0900</pubDate>
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<title>話が飛びましたが、前回の続き・・・</title>
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<![CDATA[ <p>様子を見ていたパロラは少年のほうへ向き直り腕を組んだ。<br>「先に手出ししたのは君だけど、何か理由がありそうね。<br>ね、どうして喧嘩になっちゃったのか話してくれる？」<br>パロラは子供をなだめるように優しく微笑みながら少年の顔をのぞき込んだ。<br>息がかかるような距離でパロラに見られたためであろう。<br>瞬間、少年は恥ずかしそうに目を反らして<br>「関係ないよ…」<br>とぼそっとつぶやいた。<br>頬がほんのりと赤くなったように見えた。<br>「君、うちの学校の子じゃないね…」<br>パロラはかまわず詰問を続けたが、少年はパロラから目をそらそうとする。<br>パロラは容赦なく、彼の目線へ体を移して追いつめていった。<br>「ううん、何も君をどうこうしようっていうんじゃないよ」<br>そうは言われても少年は心を閉ざしているようだ。<br>「…何処の学校だって？」<br>と今度は一段と悪態をつくありさまである。<br>パロラは少年の悪態に一瞬むっとしたが、構わず続けた。<br>「名前は？」<br>「…」<br>少年は気恥ずかしそうに黙ったまま急に背を向けた。<br>「あっ、待ちなよ！」<br>パロラが止めるのも聞かず、少年は一度も振り向くことなく何かに追われるように<br>走り出した。<br>「あっ！」<br>リフェルは何か勿体ないような表情をしている。<br>パロラは構わず下級生達へ目をやった。<br>下級生達は後ろめたそうにしている。<br>「ほらほら、大丈夫？」<br>殴られた生徒を気遣ってパロラは飲みかけの飲料水を差し出した。<br>少年達は恥ずかしそうに首を横に振った。<br>「まあ、いいわ。でもどうして喧嘩になんかなったの？」<br>少年達はしばらく口ごっていたがややもして、ぼそぼそっと口を開いた。<br>「うん…。知らない奴がいたからみんなで少し噂してたんだ」<br>「…で？」<br>「うん…。そいつが急に怒りだして殴りかかってきたんだ」<br>その少年を弁護するように仲間の少年達も<br>「あんな乱暴な奴、見たことがないよ」<br>「うちの生徒なら注意してもらうべきだね」<br>と口をそろえて言った。<br>パロラはしばらく少年達の弁護を黙って聞いてたが、やがてあきれたという表情で<br>「何それ？！」<br>と、きつく返した。<br>そしてため息をつくと今度は一気にまくし立てた。<br>「陰で噂されたら誰だって気になるでしょ！<br>あんた達だって、知り合いから指さされて何言ってるか判らないと<br>嫌な気持ちになるんじゃないの！！<br>まして知らない人に言われたらなおさらでしょ」<br>少年達は「でも…」と言い返そうとしたがパロラはかまわず押し切ってゆく。<br>「何が理由にしても責任を他人になすりつけようとするなんて恥ずかしいじゃない！」<br>パロラは下級生達の弁解に責任転嫁しようとする意図があると見抜いていた。<br>下級生達は痛いところを突かれた形となった。<br>大抵、自分に否がある時ほど、むきになって言い訳をするのが人間というものである。<br>パロラはちくちくとそれを責めたりはしない。<br>今度は相手の心を開かせようとするように優しく諭しだした。<br>「ねえ…、あの子が君たちに因縁をふっかけてきた時、<br>君たちは『この野郎！！』って思って向かっていったんじゃないの？<br>『違うよ！』って話し合おうとしたの？」<br>一人の少年が反発した。<br>「あっちが『やってやろう！』って来てるのにそんな事言ってられるわけないよ！」<br>パロラが遂に腰に手を当てた。<br>「そう…。じゃあじっくり話し合いましょ！」<br>こうなるとパロラは手がつけられない。<br>相手を徹底的に言い負かし、ぐうの音もでないほどにするまで、話し止まないのだ。<br>リフェルはまた始まったと呆れ顔で、ただ頷くばかりである。<br>初めはいくつかの押し問答が繰り広げられたが、やがて完全にパロラの独壇場となってしまった。<br>それからしばらく下級生はこっぴどくパロラに絞られた。<br>とうとう後輩達も音を上げて「ごめんなさい…」と詫びを入れはじめた。<br>「ようし！」<br>パロラは、にこっと微笑むと後輩達の頭を撫でてやった。<br>後輩達は、はかみながら一礼すると公園を後にしていった。<br>リフェルはさっきからくすくす笑いながら公園の遊具に乗って遊んでいる。<br>パロラはいぶかしげにリフェルに「何がおかしいの？」と訪ねた。<br>「あはは。下級生とはいえ男の子も形無しね」<br>そうは言うけれど心の中では、やはりパロラは面倒見がいいなと改めて思った。<br>「まあね…」<br>リフェルははちまきをした男の子の話題をふった。<br>「ふふふ、でもあの男の子…結構、可愛かったじゃない」<br>「えっ、ああ…。あの子ね。見かけない格好だったよね」<br>パロラはふと少年の面影を思い出した。<br>美しい絹地のような赤毛、そして大きな褐色の瞳は獣のような鋭さがあった。<br>「うん。ちょっと田舎臭い格好だったよね。うふふふ」<br>「うん。よそ者かしらね？」<br>よそ者と言われてパロラには思い出すことがある。<br>パロラもかつてはこの街に流れ着いたよそ者だった。<br>彼女は僅かな間にこの街を受け入れ、またこの街は彼女を受け入れてくれた。<br>それは兄の尽力もあったし、この街の優しさにパロラが応えようとしたからだ。<br>だがさっきの少年は適応できるのだろうか？<br>あんなに屈折した感情を持って誰が心を交わせるだろうか。<br>「あの子、どこからきたのかな？」<br>パロラはもう少年の姉のように心配し始めていた。<br>「迷子かもね」<br>リフェルはもう逢わないだろうと言うように淡泊な感じである。<br>「まさか。もういい年よ」<br>「でも淋しそうな感じよね。そう、ほっとけないっていうか…」<br>「引っ越ししてきたんなら、あんなのじゃやってけないよね」<br>「うん。うまくやってければいいけどね」<br>「パロラは何処へ行っても生きて行けそうだよ！」<br>「何それ？ほめてんの？」<br>「うん！」<br>「変な褒め方」<br>「あはは！」<br>リフェルのからかいで、パロラはようやく笑いを取り戻した。<br>「ね、気分転換に服でも見に行こうよ！」<br>「うん、いいね！」<br>二人は先ほどの喧騒などすっかり忘れたかのように、再びはしゃぎだした。<br>公園には陽気な少女達の笑い声が響いていた。<br></p><p>================================================================</p><p>↑上記の作品は過去のものなので特にこだわりはありません。</p><p>今は完全に別作となっているので。</p><p>まあ、ヒマな人、自作小説が好きな人は読んでみて。</p><p>（話の前後が分かりにくいだろうけど）</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10272869787.html</link>
<pubDate>Tue, 02 Jun 2009 19:51:02 +0900</pubDate>
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<title>アメブロ、使いにくい</title>
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<![CDATA[ <p>アメブロ、いろいろとつかいにくい。</p><p>来訪者の数も分からないし、友達のブログに記事を書くのもいちいち面倒臭い。</p><p>余計な広告もあるし、その割には知名度が高いみたいだけど、</p><p>あまりにも魅力に乏しいので、閉鎖しようかなって思ってる。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10271314101.html</link>
<pubDate>Sun, 31 May 2009 10:51:09 +0900</pubDate>
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<title>「今日もちょっとだけ…」というよりも・・・</title>
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<![CDATA[ <p>－がしばらくして何処からか、</p><p>甲高い声が不穏な空気を漂わせて<br>彼女等の耳元に聞こえて来た。<br>まるで、明けの手前になわばり争いで、</p><p>うなりを上げる猫のやりとりのようでもある。<br>「何かしら？」<br>「さあ、でもなんかいい雰囲気じゃなさそうね」<br>初めはそれがいかにも悪童達といった声に聞こえたので、</p><p>悪ふざけでもしているのだろうと思っていた。<br>別にそういった事など珍しい事ではない。<br>しかしそのやりとりは、はっきりわからないものの</p><p>なにやら不穏な空気へと変わっていくのが感じ取れた。<br>「何だろう？」<br>パロラは気になって声の方を見やったが、</p><p>そこからでは様々な遊具が邪魔をして見えそうにない。<br>ふいにリフェルが、声の方へ向かって走り出した。<br>「あっ、リフェル！」<br>パロラが呼び止めようとする間もなく<br>「あーっ！喧嘩してる！！」<br>とリフェルの報告があった。<br>すかさずパロラはリフェルの方へ駆け出した。<br>見ると公園の林の陰で２、３人の下級生達が</p><p>見慣れない少年と言い合っていた。<br>パロラがはっとした瞬間、美しい赤毛の見知らぬ少年が、</p><p>さっと下級生の懐まで潜り込んだ。<br>ごつごつという鈍い音と同時に拳が容赦なく下級生を襲った。<br>一瞬であったが、土煙が巻き上がり、</p><p>一人の少年は後方にしたたかふっとばされた。<br>「何をしやがる！」<br>殴られた生徒の友人が怒って、少年の胸ぐらを掴みにかかった。<br>次にどすっという音だけが聞こえたかと思うと</p><p>掴みにかかったはずの生徒が、少年から手を離し</p><p>途端にみぞおちあたりを押さえてうずくまった。<br>「こ、こいつ」<br>残された一人の生徒はそう言うものの明らかに動揺しており、<br>少年の方を警戒しながら睨みあったまま動こうとしなかった。<br>ふとパロラは赤毛の少年が、はちまきのようなものをしているのに気づいた。<br>そのはちまきの中央には意味もありげなサールドの紋章が描かれている。<br>パロラはそれが意図するものが</p><p>少し気になったが今はそんな場合ではないようだ。<br>殴られた下級生は半身を起こして、</p><p>やや怯えながら相手を見やっているし<br>それをかばうように残りの下級生は</p><p>彼の側に寄り添い見知らぬ少年の方を睨み付けていた。<br>どちらもその興奮状態が判るように肩は激しく上下し、</p><p>いつこのにらみ合いが解けて乱闘になるかわからない様子である。<br>リフェルはパロラをちらっと見やっていった。<br>「どうする？」<br>「もちろん注意する」<br>そういうパロラの瞳には、じっとしていられない衝動のようなものが感じ取れた。<br>「さすがパロラ…」<br>パロラは言うが早いかもう子供達の間に割り込みいきなり大声でまくし立てた。<br>「こらっ！両方とも引きなっ！！」<br>一瞬、どちらもパロラを見やった。<br>下級生達はパロラだと気づいたようで、</p><p>バツが悪そうな表情に変わった。<br>そして時折、太股も露なパロラのスカートの短さが気になるらしく<br>ちらちらとそこに目線を落としては恥ずかしそうに目をそらした。<br>見知らぬ少年はまだ興奮しており、</p><p>腰に手を当てて生徒達をにらんでいる。<br>「ほらほら！あんたもそんな恐い顔するんじゃないわよ！」<br>リフェルはその少年に興味が湧いてきたのか、<br>彼の顔をのぞき込んでは時折、ふふっと笑った。<br>「君、そんなに怒っちゃ折角の可愛い顔が台無しだよ」<br>リフェルはくすくす笑いながら少年に語りかけた。<br>少年は明らかに馬鹿にされたという誤解を</p><p>抱いているようにリフェルを睨み付けた。<br>その褐色の瞳はリフェルを威嚇するにはやや幼すぎるのか、<br>リフェルはくすっと苦笑しただけだった。<br>＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝</p><p>さすがに古い作りだな・・。</p><p>若気の至りだ。</p><p>今のヴァージョンには到底かなわない。</p><p>話も今のほうが面白い。</p><p>しかし今のヴァージョンは見せられない。</p><p>企業秘密ですから。</p><p>まだCURURU中心に書いているので、</p><p>１１月までは待ってくださいね。（誰も待っていないかも知れませんが＾＾；）</p><p>１１月には連載小説書きますので。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10270309995.html</link>
<pubDate>Fri, 29 May 2009 19:30:14 +0900</pubDate>
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<title>今日もちょっとだけよん！　小説サールド・ラマフェロナ０．０１ver</title>
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<![CDATA[ <p>＊ニューロの少女＊<br></p><p>柔らかな春の日差しが街路樹の新緑を照らしていた。<br>下校の鐘が街中に鳴り響くと、純白の制服を着た沢山の少年、少女達が学校から<br>にぎやかに下校して行くのが見える。<br>「パロラーっ！」<br>声に振り返った少女はスカートをなびかせ跳ねるように声のほうへと駆けて行った。<br>反り返った癖毛はよほど髪の質が強いのか、</p><p>ひまわりのように放射状に広がり、それは彼女の快活さや</p><p>陽気さを象徴するひとつでもあった。<br>大きな二重の瞳はやや垂れ気味で、いつも目が笑っているようにも見えるので<br>見る者に陽気さと人なつっこさを印象づけていた。<br>「遅い遅い」<br>「ごめん、ちょっと友達としゃべってたら時間経っちゃって。で、今日はどうするの？」<br>「どうしようか？最近、ほんとにひまよね…」<br>少し甘えた口調でパロラは不平そうに愚痴をこぼした。<br>「あはは」<br>「うん。だって委員会の任期終わっちゃって、本当に暇なんだよ」<br>「これまであんなに真面目に委員長やってたのに今は遊び惚けちゃって…」<br>「だって毎晩、あんなに遅くまで残って委員会やってたんだよ。</p><p>すごく忙しかったんだから。それが急に暇になっちゃうんだもの。</p><p>何もやらないと腐っちゃいそうでね」<br>リフェルはいたずらっぽく笑った。<br>「そりゃこんなかわいい年頃の女の子達がほったらかしにされてちゃ、腐っちゃうわよ」<br>「ああ！それよ、それ！！全く最近の男達は見る目がないね」<br>「委員会にはお目当ての男の人はいなかったの？」<br>「だめ、だめ！全然、口ばっかり立派なこという割には腰抜けばっかり！！」<br>「ふふふ、パロラはあのお方、一筋なのね」<br>パロラは少しはにかんだ。<br>「あはは、まあ、あのお方からくらべれば他の男達など足元以下よね！」<br>「そのお方とは進展もしてないのに、よくのろけられるね」<br>リフェルのあきれたというような言い分に対して、パロラは勝ち誇ったように、にやりと笑った。<br>「ふふふ…」<br>「何、その勝ち誇ったような笑みは？」<br>「うふふ、まあね…。さ、今日は何処行こうか？」<br>二人はしゃれた菓子を買い込んではそれをつまみながら<br>緑の光が降り注ぐ街路樹のトンネルの中を今日も駆け抜けていった。<br>工業地帯として知られている街だが、その様相は北部、南部ではまったく様相が違っていた。<br>南部は悪趣味な飲食店、売春宿や賭博場があり、柄の悪そうな労働者達の溜まり場となっている。<br>一方の北部は美しい赤レンガ造りの建物に石畳の道、</p><p>ガス灯を模した街燈が灯り、あちこちには街路樹が立ち並ぶ緑豊かで</p><p>閑静な住宅街とまるでその質も違っていた。<br>パロラ達の学校はちょうどその中間にあったので、ある意味、</p><p>酸いも甘いも知っているどこかませたような子供達が多く発生する土壌になっていた。<br>パロラの制服のスカートがひときわ短いのもそういう街の気風によるものだといえた。<br>今日は春の日差しも温かく一段と緑の生物達が柔らかな光彩を</p><p>町中に振りまいてるのであちこちに放課後の学生達が戯れる姿を見れた。<br>パロラ達も公園のベンチに腰を下ろし飲料水を呑んでは、とりとめもない会話を始めた。<br>「そういえば、いよいよあのお方とデートするんだ！」<br>「えーっ、何それ？ずるいよ！！さっきの微笑みはそういう意味なのね」<br>「へへへ、いいでしょ」<br>「えっ？で、何処に行くの？！」<br>「うん、太平座」<br>「太平座？…なんだ歌劇か」<br>リフェルはくすっと笑った。<br>「なんだはないでしょ」<br>「どうせあんたんちの兄貴も一緒なんでしょ？」<br>「だったら何よ？」<br>見透かしたようにリフェルは切り返した。<br>「どうせおまけのくせに」<br>「あっ、その言葉きついな！でも違うよ。<br>レイモンさんは純情なのよ。だから兄貴と一緒じゃなきゃ、私を誘えないの」<br>「あんた、すごいね。それじゃレイモンさんがあんたを好きみたいじゃない？」<br>「へへへ、ま、当然といえば当然よね」<br>「ふふふ、その余裕も今のうちだね」<br>「あはは、おいおい」<br>二人のかすまびしい会話を、日の光に透けた黄緑の光が降り注ぎ、青春を祝福している。<br>彼女たちもそれにつられ、小鳥がさえずるように会話を楽しんでいた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10267007456.html</link>
<pubDate>Sun, 24 May 2009 13:03:00 +0900</pubDate>
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<title>ガンダムかるた（嘘です）</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090523/10/yuma1229/62/a3/j/o0437070010185051056.jpg"><img alt="ゆまとＣＩＰ軍団！のブログ-ガンダムかるた（嘘です" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090523/10/yuma1229/62/a3/j/t02200352_0437070010185051056.jpg" border="0"></a>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10266289192.html</link>
<pubDate>Sat, 23 May 2009 10:14:03 +0900</pubDate>
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<title>今日は本当にちょっとだけよん！サールド・ラマフェロナ０．０１ver</title>
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<![CDATA[ <p>＊日常＊</p><p><br>浅黒い建物の中は</p><p>油と機械の焦げる臭気にまみれていた。<br>早朝だというのに多くの壮年達が</p><p>気だるそうな体をひきずってこの中にぞろぞろと入って来る。<br>誰もが生気なく、まるで奴隷のように従順な面立ちをしている。<br>やがて機械的な音楽が鳴ると男達は薄汚れたその手を機械へと向けた。<br>鶏小屋を思わせるような密集した人間が、薄暗いこの小さな建物の中で<br>こうやって丸一日も労働に励んでいる。<br>それは彼等にとってはあまりにも日常的な事なのだ。<br>だがこの異様な日常とは裏腹に</p><p>彼等の個人的な時間も安らぎも、</p><p>この建物を出たからといって用意されている保証などどこにもなかった。<br>彼等は自分が人間なのかさえ時には判らなかった。<br>ここは共産主義の国家なのだ。<br>労働の義務は全うしなければならない。<br>しかしあまりにも人の苦労というものが報われないような気がしてならない。<br>クールーの父、ミケールはいつも彼等と共にそれを思っていた。<br>オペ王妃の慈悲深い配慮から</p><p>人間の労働時間とそれに対する報いは比例するような方針が</p><p>なされていた時、父親の誰もが我が愛する子供たちと寝食を共にする日常を<br>思い出して人間であることを思い出した。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10266287780.html</link>
<pubDate>Sat, 23 May 2009 10:09:17 +0900</pubDate>
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<title>古い古い作品ですがぁ～！　サールド・ラマフェロナver０．０１</title>
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<![CDATA[ <p>＊窓辺の水滴＊<br></p><p>クールー・ラマフェロナが</p><p>病院に駆けつけたときには既に父の息はなかった。<br>病室では祖母や母が悲嘆にくれて亡骸を囲んでいたが、</p><p>外の雨によって尚さら陰鬱な雰囲気になっており、</p><p>居並ぶ人々を疲れさせた。<br>「泣いたって死んだ人間は戻りはしないよ」<br>少年は悲嘆にくれる母や祖母の肩を叩いて励ましたが、</p><p>それは病院の人々に生意気さを印象づけたに過ぎなかった。<br>母や祖母達はただ俯いて少年に頷くだけだ。<br>ラマフェロナには、この陰惨な空気が苛立たしかった。<br>「ねえ？もう帰ろう…。ここにいたってしょうがないよ。</p><p>お葬式の準備とかもあるんでしょ」<br>「何だい？！まるで他人が死んだような口調で…」<br>その言葉があまりに無機的だったのでとうとう母親は怒ってしまった。<br>「何だい？！お前！！</p><p>あれだけ父さんの昔話を楽しみにしてたお前が</p><p>死んでしまえばもう他人の子みたいじゃないか！」<br>「…死んだ人間は泣いたって戻ってこないのさ」<br>「その言いぐさが気にくわないんだよ！」<br>母の声が一際悲しそうに高く大きく院内に響いた。<br>たまらず祖母が仲裁に入った。<br>「おやめなさいな。父さんが悲しむよ…。</p><p>ラマ坊やもまだ父さんが死んだ実感がわかんのでしょうに」<br>「…」<br>母はしばし俯いたまま再び嗚咽を漏らしはじめた。<br>だが少年は冷ややかにそれを見ていた。<br>彼はまだ悲しみに無知であり、また人の痛みなど知る年齢でもなかった。<br>あるいはそれらの残酷さと無邪気さが同居する中で、</p><p>肉親の死に対してまでも客観的にその事柄を受け入れていたのだろう。<br>「生意気な子供ね」<br>「父親が死んでも何とも思わないのかしら？」<br>彼を見ていた病院の人々はそうささやき合った。<br>しかしそれが聞こえているのか、ラマフェロナは時折、</p><p>睨み付けるように人々を見やってはしきりに祖母に帰宅を促していた。<br>夕刻を過ぎ、辺りが薄暗くなる頃に、ようやくラマフェロナは祖母と</p><p>二人で家路についたが、いいようのない気疲れがどっと出た。<br>ラマフェロナは家に着くなり、すかさずベッドに飛び込んだ。<br>窓にはいつくもの水滴がしたたり落ちていったが、</p><p>もう先ほどの豪雨というわけではなく</p><p>柔らかい雨がしとしとと降り続いていた。<br>少年の脳裏に幾つもの疑念が浮かび消えていった。<br>父の死。<br>マケルタ族の誇り高き労働者、</p><p>偉大なるマケルタの精神を語る雄弁家、</p><p>あるいは社会の腐敗を憂い、いつも社会の変革の必要を熱く語る男。<br>それが父だった。<br>マケルタ族の理想はこの腐敗した社会の希望となる存在、</p><p>そう父は語っていた。<br>今、その理想の為に父は逝った。<br>親友のように秘密を守ってくれる兄のような存在。<br>優しく頭をなでてくれる大きなあの温かい手はもう動かない。<br>父の死は一つの理想がこの腐りきった社会に敗北する様を見せつけた。<br>なのに何という実感のなさなのだろうか。<br>悲しみもなく、やるせない気だるさと何も感情のうねりの無い平坦な</p><p>精神状態はなんなのだろうか。<br>マケルタの英雄の話も、ビッグ・ボールの試合も</p><p>もう今晩から永遠に一緒に語ったり話したり出来ない。<br>ラマフェロナは出来得る限りの父との思い出を記憶の中から紐解きはじめた。<br>「…その時、マケルタ族のジン将軍は、</p><p>帝都で義勇軍サールドを結成するんだ」<br>食卓で父がよくそういう歴史のロマンを語ってくれた光景が思い出されてくる。<br>サールド達の武勇や活躍には自分も幾度となく心を躍らせて聞き入ったものだ。<br>「それで、それで？」<br>ラマフェロナが目を輝かせて聞くといつも父は「では、続きはあしたのお楽しみ」<br>といたずらっぽくわらっていた。<br>この間は伝説の英雄の謎について</p><p>いよいよその正体とは何かを話してくれるという所だった。<br>あの続きはもう二度とは聞く事が出来ない。<br>ラマフェロナの眼前に広がる真っ白なシーツが柔らかい感触で、</p><p>回帰の世界から現実に戻った事をぼんやりと教えていた。<br>彼の中に悲しみがこみあげてくる事は未だになく、</p><p>いいようのない自己嫌悪がもたげてくる。<br>自分は残酷な存在なのだろうか？<br>母の言う通り、自分の大好きな存在との死別にさえ泣けないのだろうか。<br>「う…」<br>少年は何かに責め続けられているように</p><p>苦しそうに何度も寝返り、体勢を変えては小さくうめいた。<br>やがて少年は真っ白なシーツに美しい赤毛をまき散らしながら、</p><p>いつの間にかその気だるさの中で浅い眠りに落ちていった。<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10265775826.html</link>
<pubDate>Fri, 22 May 2009 14:04:09 +0900</pubDate>
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<title>ちょっとだけよん！　サールド・ラマフェロナ０．０１ver</title>
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<![CDATA[ <p>＊怒れる空＊</p><p><br>いつもと変わらないはずのうららかな春の午後だった。<br>一人の少年が教室の後ろの方でノートに意味もない落書きをしていた。<br>少年はふわっとした直毛の美しい赤毛、まだ小さいが直線的で綺麗な鼻を有している。<br>特に誰もが彼に気を取られるのは一際大きな褐色の瞳で、</p><p>何となく小動物のつぶらな瞳を思わせるふしがあり愛らしさをかもしだしていた。<br>また、その瞳には乙女のように繊細な感受性と猛獣のように攻撃的な激しさが<br>共存しているようにも見える。<br>この少年のノートには、とある地方の産物が途中まで筆記されてはいるが<br>やがて彼の脳裏に浮かんだであろう様々な空想の産物に変わっていた。<br>あるいは多くの腕白な少年が退屈しのぎに意味もなく教科書の人物像に加筆し<br>そのシュールさを笑う感覚に似ているといってもよかった。<br>タイル張りが暖かそうな色合いの教室では初老の教師の声だけが<br>聞き取りにくく、こもった感じで響いていた。<br>授業が終わるまで、まだ３０分以上はありそうだ。<br>少年はふと窓の外へその大きな瞳をやった。<br>先ほどまでおぼろげで温かな日差しを焚いていた春の青空の彼方にはまだ<br>汗ばむほどの季節でもないのに、真夏のような積乱雲が立ち上っている。<br>なんという巨大な雲だろうと少年は思わず見とれた。<br>天空の真上までのしかかった雲は淡い春の空を埋め尽くそうとしている。<br>それは巨大な怪物のようにどす黒く奇怪な隆起を描きながら、</p><p>もの凄い迫力でまるで少年達を飲み込まんがばかりに徐々にこちらに迫りつつあるのだ。<br>もう１０分位もしたらきっとその雲の下に入り、カミナリやすごい雨をふらせるだろう。<br>彼は褐色の攻撃的な瞳を一際、見開いてくすっと笑うと、</p><p>しきりに前後両隣の子供達をつつきだした。<br>「ほら、すごい雲！」<br>「えっ？」<br>隣の席のマライアはすかさず外を見た。<br>彼女も退屈だったのだろう。<br>思わず外を見たマライアの面影は、まだ十三才だというのに</p><p>随分、顔造りが大人びている。<br>短い黒髪がどこかの女優を思わせるように整えられ、</p><p>深い彫りと高く彫刻のような白い鼻を授かっていた。<br>灰色の瞳は美しい切れ長で、澄んだ宝石のような透明感を持っていた。<br>恐らくは、この学校でも噂が絶えないほどの美人だ。<br>しかし少年にとっての彼女は腕白さを共存する理解者に過ぎない。<br>いつもくだらない駄洒落を言い合ったり、公園で爆竹を虫にくわえさせたりして<br>遊ぶ仲間という意識の方が遙かに強く、異性という意識は全く持ってもいなかった。<br>そのマライアも、ひときわ感慨深くあの巨大な雲を見やっている。<br>「うわあ、…本当だ」<br>やや笑ったままで口が固まっている。<br>開いた口が塞がらないとはまさにこの事だ。<br>入道雲の下の方は赤黒く陰が射しており、既にその下の町の風景は</p><p>黄昏が訪れたかのように薄暗く街灯まで灯りはじめていた。<br>そのうち誰彼となく生徒達は窓の外の光景に目を奪われていった。<br>はじめはひそひそと窓の外を見やっては話し合っていた子供達だったが</p><p>雲は瞬く間に青空に陰をおとしていったので、とうとう教室中の生徒達が騒ぎ始めた。<br>「ん？どうした…」<br>教師はさすがに気になって生徒達に聞いた。<br>「先生、ほら、すごい雲！」<br>「ほう…、これはすごい雲だな」<br>窓の外を見やった教師は思わずつぶやいた。<br>「カミナリがおちそう！」<br>誰彼なしに生地達がざわめく。<br>「積乱雲だ！」<br>「ああ、でも春先にこんな大きな積乱雲とは珍しいな」<br>教師もあまりにすごい雲なので見入ってしまっている。<br>ふいに彼方で激しい閃光が走り「わああ！」と教室中がどよめいた。<br>しばらくもせず地の底からうめくような雷鳴が響いてくる。<br>赤毛の少年の顔が曇った。<br>「ふふふ、ラマフェロナ、恐いの？」<br>マライアがからかいだした。<br>「違うよ、…この雲は異様すぎる」<br>「ただのカミナリ雲でしょ」<br>会話の途中で急に、ラマフェロナの顔に部屋の光だけがぼんやりと反射された。<br>周囲がたちまち夜のようにうす暗くなり、積乱雲が彼らの上に覆い被さった事を告げていた。<br>ぽつぽつとした大粒の水滴が真っ黒な雲から幾つか落ちてくるのが見えたのも<br>つかの間にどざっと轟音を立てて滝のような雨が窓を叩いた。<br>「わああ、雨だ」<br>そんな声で室内の騒ぎが激しくなっていった。<br>思い出したようにマライアは、ラマフェロナに切り出した。<br>「デモ行進どころじゃないね」<br>「ああ、そういえば今日、マライアのお父さんも行ったの？」<br>「ううん、うちの父さんは行かないよ。<br>でもラマフェロナの父さんは、曲がったことが嫌いだもんね」<br>「ああ、うちは完全にマケルタ主義者だからね」<br>「何かといえば民族の誇りにかけて、っていうやつでしょ？」<br>「まあね、サールド精神だっていつも言ってるよ。<br>エモ（位の高い）・サールドとは違う…、ね」<br>「ふうん。…最近はあちこちでデモが起きてるね」<br>「こんな世の中じゃあしょうがないよ」<br>「その言い方って年寄りみたい」<br>「だって真面目に働いても報われないなんて、お先真っ暗だぜ」<br>「まあ、そうね」<br>「オヤジ共にはがんばって世の中をよくして貰わないとこっちが大変さ」<br>「うふふ、でもこの雨じゃ今日はみんなびしょびしょだよ」<br>「あはは」<br>彼等が談笑していた時だった。<br>目も眩む閃光が走りばりばりという雷鳴の空気を裂く音が教室を揺さぶった。<br>「わああ！」<br>思わずラマフェロナ達も声を上げて驚いた。<br>教室はとっくに授業そっちのけになり、辺りで少年少女の悲鳴や奇声が上がっている。<br>さらにはうなるような低い暴風が窓を激しくたたきつけてもう授業どころではない。<br>会話でさえもはや大声を出さないと、聞き取りにくいほどの風雨。<br>そして昼間というのに、夜のような暗さや天を裂く稲光の吠えるさまの凄さは<br>まるでこの世の終わりを思わせるような災害の到来を思わせた。<br>この天候には、誰もがいいようのない終末感さえ感じられた。<br>しかしサンカン大陸における、いいや惑星デルトゥスにおける終末感も、</p><p>何処か文明のありうる世界の終末感に似ていた。<br>人心の腐敗が麻のように乱れ表層の平和を繕いながら、ゆるやかに行き詰まりを認める頃、それは訪れる。<br>今、現実にラマフェロナを取り巻く環境下では、かつての既成の理念も</p><p>主義や道徳さえも、あまりに疑わしくその無力さを露呈し、</p><p>それらが作り上げた体制たちはことごとく崩壊していた。<br>その先行きはまさに今彼らの上に立ち上る雷雲のように重く暗かった。<br>この暗澹として抽象的な世相にあって多くの人々がこの世界の終末を望み、</p><p>また再生を期待していたかもしれないが、同時に現状を維持したいという保身もあり、</p><p>その矛盾した感情の狭間で多くの人々が世界の行く末を眺めていた。<br>ふいに緊急の校内放送が入り教室が静まり返った。<br>ただ豪雨と風がうなる音だけが聞こえ、生徒達は緊張した表情になっている。<br>誰もが非常事態宣言を期待した。<br>「１３の２組、クールー・ラマフェロナ君、緊急連絡です。<br>今すぐ、教員室へ来て下さい」<br>事務的な声が廊下にまで響き手短に用件を伝えると途切れた。<br>教室には先ほどの豪雨の音だけが響いている。<br>それだけかというように皆、釈然としない表情であった。<br>また教室の生徒たちは一斉にラマフェロナに注目した。<br>「何だろう？」<br>バツが悪そうにラマフェロナはそう言うと教師に促され教室を出た。<br>少年が廊下に出ると、どこかしこの教室でも悲鳴が上がっていた。<br>廊下の窓にも雨が叩きつけられており、その轟音で廊下を歩く靴音さえ聞こえなかった。<br>職員室にはいると授業中のため、ほとんどの教員がではらっており、ひっそりとしていた。<br>「クールー君だね」<br>柔らかい声で事務の男性が声を掛けてきた。<br>「…はい」<br>「君のお母さんから連絡が入ってるよ」<br>「はい…」<br>ラマフェロナは、画面越しに母の表情を見た。<br>母の表情にはいつもの明るさがなく、変わりにその血色は土色にも似ていた。<br>ラマフェロナはただごとではないなと思った。<br>「母さん、どうしたの」<br>母は何かためらうように口ごもってラマフェロナを見やった。<br>「ラマ坊…。とにかく大至急、病院へ来ておくれ」<br>「病院、病院って？」<br>「ああ、父さんが大変なんだ」<br>「父さんが大変って？」<br>「今日のデモが流血沙汰になったんだ！詳しくは後で話すから、早くおし」<br>「う、うん、わかった」<br>回線が大至急といわんがばかりにすぐ切られた。<br>外は相変わらず激しい豪雨である。<br>ラマフェロナは一度、教室に戻り皆に挨拶してから行こうか迷った。<br>「先生に挨拶しといたほうが、いいですか？」<br>教員は何を呑気な事を言ってるのかと言う風に<br>「そんな事は私から伝えておくから早く病院へ行きなさい」と促した。<br>何事だろうと落ち着かない気持ちのままラマフェロナは教員が用意してくれた車に慌ただしく駆け込んだ。<br>車が走り出すとラマフェロナは、いつも彼が車に乗る時のように、窓に頭をもたれかけ外を眺めだした。<br>激しい閃光や雷鳴は、やむことなく襲っていたにもかかわらず、</p><p>少年の感覚にはもはやそれは届かなくなっていた。<br>少年はただ慌ただしく走る車に体を揺すられながら、気だるそうに降りしきる雨を眺めているのだった。<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/yuma1229/entry-10265153641.html</link>
<pubDate>Thu, 21 May 2009 14:19:05 +0900</pubDate>
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