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<title>〜不倫夫との日々〜</title>
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<title>それまで 2.</title>
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<![CDATA[ 赤ちゃんは絶対に幸せにしてあげなければならなかった。<div>私はその頃、夫から自尊心をぺちゃんこにされる様な扱いを受けていた為、自分の価値を低く見積もっていた。</div><div>でも、私のお腹に宿った赤ちゃんは、世の中にたった1人きりの、神様からの授かりものだった。私や夫の遺伝子を受け継ぐけれども、様々な幸せの道を歩む可能性を持つ、真っ白で完全な尊い命だった。</div><div>それは、悪や汚ならしいこの世の事象から懸け離れて美しい、神聖な宝石みたいに思えた。</div><div>私は次第に、この子が幸せになるなら何でもしたいと思う様になった。どんな苦労をしても構わない。</div><div>泥の中を這いずりまわる様な毎日、絶望感と共にいた。</div><div>でも、自分の中に灯った唯一の光が、打ちひしがれた私の心を少しだけ蘇らせてくれる事になる。</div><div>私は、結婚後惰性の様に感じていた死にたいという感情を、捨て去ろうと思った。</div><div>お腹に宿った尊い命に対して失礼だからだった。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/yume1885/entry-12068623771.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Sep 2015 15:57:53 +0900</pubDate>
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<title>それまで 1.</title>
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<![CDATA[ 私はその頃愚かにも思っていたのだった。夫も子供が出来れば大人になり、変わってくれるのではないかと。よく、ギャンブル狂いや暴力を振るう男の人と結婚した女性が、私があの人を変えてみせると思って結婚したとか、きっと子供が生まれれば変わってくれると話しているのを聞くと、何て寛容な女性なんだろうか。こんな優しい大らかな人は他のマトモな男性となら絶対に幸せになれるだろうに。何と勿体無い事だろう。このギャンブル狂いはただただラッキーだな。などと異世界の事の様に分析していた。<br>でも、今、私はその女性の気持ちが大変よく分かる様になった。今後、苦労するのは目に見えているのだ。それは承知なのだった。<br>私達は子供を作って家族になり、家庭を築いて行く上で、夫も私も子供も、皆一生懸命に成長していくのだと、その時は考えていた。<br>夫が自分以外の存在を思いやれない人間なのだということが、まだ若く未熟故と愚かに信じていた私の大きな間違いだったのだ。そしてそれは、家族として幸せになる為の方法でありマトモな大人への一歩などではなく、浅はかな勘違いだった。<br>ところが、心に決めていたにも関わらず、第一子を授かったと分かった時、私はとても不安になった。これは幸せな家族に通じる道なんだろうか？<br>でも、私はそんな不安を力づくで振り切ったのだった。こんな風に不安がるなんて、私は何と悪いお母さんなんだろう。これからは、子供が幸せな家庭に育まれる為の努力を惜しまない様にしなければ。<br>考えてみると、私はこの時全てを捨てたのだった。<br>
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<link>https://ameblo.jp/yume1885/entry-12068562517.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Sep 2015 12:20:14 +0900</pubDate>
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<title>それまで</title>
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<![CDATA[ 夫の別居宣言までの結婚生活について。<br>結婚後、それまで若さ故の驕りだと思っていた彼の自己中心的な性質が、益々酷くなった。<br>まるで歪んだ王様だった。<br>私は幼い頃親の影響で聖書を学んだ時期があり、妻は夫に従順たれ、謙虚であれ、という格言をモットーに、良い妻になるべく努力した。私達はお互いとしかお付き合いした事が無かった為、私は男の人とはこういうものなんだろうと、相手の不躾な事や身勝手さを我慢する事が多かった。<br>彼はそんな私の生きる姿勢に価値を見出し大切に守ってくれる様な人では無かった。<br>結婚後は、更に更に、私の上に権力を奮った。私は徐々に、夫の言動に違和感を感じる様になっていった。<br>或る日デパートに2人で行った時…私が店員さんに「○○の売り場は何階にありますか？」と聞くと、夫は血相を変えて私と店員さんの間に入り「一体何が聞きたいの？」と私を問い詰めるのだった。<br>呆気に取られて探し物が売られている階を聞いたのだと話すと、「それはエレベーターの前の表に書いてあるだろ？あそこでまず調べろよ！恥ずかしいなあ！」と公言。<br>店員さんはそこに存在していないかの様に無視され、困った様にしていた。<br>彼は店員さんに背を向け、私に覆い被さる様にして説教した。<br>そして店員さんには一瞥もくれず私をエレベーター前に引っ張って行く。<br>全く仕方ないなあ。俺が守ってやらなくちゃな。…全てがそんなスタンスだった。<div>その時、私の頭にある場面がよぎった。それは、夫の母と私と夫で和菓子店に行った時の事。商品が箱に幾つ入るという店員さんの説明を、義母が勘違いした。途端に夫は顔を歪めて叱責する様に言った。「あの人がこう言ってるだろ⁈恥ずかしいなあ！」義母は少し気が悪そうに顔を背けたが、何も言い返さなかった。自分は中卒なのに息子が一流大学を卒業した事を、トンビがタカを生んだといつも自慢している義母である。自分に自信が無いのだろうかとその時気の毒に思ったものだった。</div><div>今やその役回りは私らしい。愕然とした。<br>又別の機会、私が店員さんに質問をして話が盛り上がっていると、決まって夫は私達を無視して意味有りげに何処かに行ってしまった。そこで、話の途中で夫を会話に入れようと話しかけたり努力しても、私から発信して作られた輪には決して入ろうとしなかった。私を無視したり、店員さんにあからさまな失礼な態度をとり、私を困惑させた。私は店員さんに申し訳なくて小さくなってしまうし、店員さんは異質な空気を感じ取り、私でなく夫を商談の相手に慌てて切り替えるのだった。店員さんに気を遣われて気を良くした夫は、饒舌に話し始める。夫が私の価値を下げるやり口の一つだ。その後、私など居ないかの様に物事は決まり、2人に無視されて、おかしな雰囲気のまま終わる。住む家、不動産、家具、カーテン…大きな買い物だろうと、それは変わらない。最後はいつも、私の存在価値はあくまで軽んじられ、私は意見する権利さえない人のようなポジションに座らされるのだった。夫は、他人にそう思わせたいらしかった。<br>そしてそれは毎回私の気持ちを蝕んだ。<br>同じ事が何度も何度も重なり、私は店員さんにものを尋ねる事が怖くなった。<br>彼が私に人前で恥をかかせるからだった。<br>それは、彼が私をコントロールする術の一つなのだと知ったのは、ごく最近の事だ。<br>こうして私は結婚してから夫の陰に隠れてコソコソと生きる様になった。そして、自身の価値を非常に低く見積もる様になっていった。身近な夫にいつもその様に扱われていたからだった。<br>新婚の幸せな時代とは言い難い生活で、カゲロウの様な実体感のない自分を抱えながら、私は必死だった。家事を人一倍頑張り、夫に認めてもらうべく身を粉にしていた。私の存在価値を決めるのは、その時夫しか居なかったのだ。</div><div>勿論、夫は私を褒めたりしない。特に料理は未だに美味しいと言わない。美味しい？と聞くと、食べてる途中で聞くなよ？食べ終わらないと美味しいかどうか分からないものだと愚か者に対した様に呆れ顔で言う。途端に私は気まりが悪くなり、恥ずかしくなるのだった。食後迄黙っていても、美味しいなどと言う事は殆ど無い。夫は食事を欲を満たす行為として捉えているらしく、貪欲だった。大量に食べた。その癖、豚肉と鶏肉の違いさえ分からなかった。でも、恥じる事なくいつも自信満々で傲慢だった。毛頭感謝など皆無である。彼は全ての欲にただただ貪欲で、人の感情など御構い無しに戦車の如く突進し、より多くを得ようと手段を選ば無かった。</div><div>次第に私は虚しさを覚える様になった。<br>その頃、得体の知れない不安と孤独に苛まされ、寝るのが怖くなっていた。夜、横になるのが怖いのだった。高鼾の夫の横で、毎日3時まで眠れない。寂しくて不安で孤独で生きるのが辛くて、よく泣いていた。<br>そんな中、第一子を授かる事になる。<br><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/yume1885/entry-12068442587.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Sep 2015 00:44:51 +0900</pubDate>
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<title>2013.1月</title>
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<![CDATA[ 2013年1月13日夜中<br>夫から言いにくそうに別居の提案があった。<br>唐突だった。<br>確かにそれまで仲睦まじい夫婦とは言い難い時期もあった。でも、夫が資格を得る前から彼を懸命に支えて来た私としては、信じ難い一言だった。<div>学生時代からの長い付き合いの歴史…<br>もう、身内同然だった。</div><div><br>以前から、夫に価値観の違いでは片付けられない異質さを感じて来た。<br>彼は人の気持ちを推し量れないという大きな特徴を持っていた為、仲の良い友人は出来にくかった。そんな中、私は彼の数少ない理解者であり味方だった自負がある。<br>恋人時代、私は彼の異質さに度々傷付けられた。単に若さ故の驕りから来る思いやりの欠如だと思っていた。<br>今思えば、彼は現代の医学では解明出来ないくらい軽微な病的異常性格なのではないかと思う。<br>若かりし日の彼は、明朗快活で素直で、屈託がなく、スポーツマンだった。<br>そして頭が良かった。指折りの一流大学の学生だった。前だけを輝く目で真っ直ぐに見つめ、お天道様の下を闊歩している様な人だった。<br>背が高く、外見も爽やかで素敵だった。<br>女子マネージャーからは絶大な人気を誇っていた。<br>浅い付き合いだと、彼の性格の欠落した部分に気付けないのだった。彼は一般的な常識や社会的な知識等を殆ど知らない無知な子供の様だった。テストに出ない類の知識は殆ど無かったのではないだろうか？<br>実家が本に携わる仕事をしていたにも関わらず、彼は本を全く読んでいなかった。子供が読むほんの児童書、童話、有名な名作シリーズ…果ては純文学など以ての外だった。<br>テレビドラマも観た事が無かった。大学時代私と付き合い出して初めて、ドラマというものを観始めたのだった。<br>これらは、彼が成長過程に得られ無かった何かに関係していて、人の心を慮れない原因として、後々人格に陰を落としたのかもしれなかった。<br><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/yume1885/entry-12068433312.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Sep 2015 00:12:55 +0900</pubDate>
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