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<title>zappaiのブログ</title>
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<title>23年前の8月23日　その3</title>
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<![CDATA[ <p>1週間くらい14文字のやりとりを繰り返すと、メイの方から、『コンバンデンワデハナサナイ？』と2人の仲が進展している合図が贈られた。</p><p>ポケベルで自宅の電話番号を送るとすぐに電話が鳴った。あの時、僕はどんな感情でどんなテンションで電話を受けのだろう？</p><p>全然覚えていないけど、きっと緊張を隠すためにテンション低くダルそうに電話に出たに違いない。</p><p>電話のテンションの低さも同窓会の金髪も、全てのスペックが並程度の僕が高校生活を楽しく過ごすための処方術だった。</p><p>長男に生まれた僕は弟と妹に対して立派な兄であるように家では振る舞った。</p><p>家から一歩出ると普通の高校生なのだが、随所で立派な兄でありたい自分が顔を出す。</p><p><br></p><p>スカした僕とは対照に彼女は明るく、電話の向こうでよく笑った。初めは虚勢を張ってクールなフリをしていた僕だったがメイのペースに釣られて、直ぐに立派な兄ではなくなった。</p><p><br></p><p>それから毎日、メイとの電話は続いた。</p><p>お互いのことを知るために色々な話をした。</p><p><br></p><p>実は共通の友達がいたこと。</p><p>カラオケでは華原朋美をよく歌うこと。</p><p>新築の家に住んでいて、ダンボールみたいな形をしていて気に入っていること。</p><p>家の近くの寿司屋でバイトしていて、大将の中学生の息子に好意を持たれていること。</p><p>好みのタイプは黒夢の清春だと言っていた。</p><p>そして、父親は母の再婚相手で、馴染めないと悩んでいた。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/zappai/entry-12695505250.html</link>
<pubDate>Wed, 01 Sep 2021 19:23:16 +0900</pubDate>
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<title>23年前の8月30日　その2</title>
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<![CDATA[ <div>金髪が功を奏したのか、何人かベル友を紹介してもらえた。今思い起こせばこの時が私に起きた1回目のモテ期だったと思う。</div><div>卒業アルバムから気になった3人の女の子とベル共になって連絡を取り合った。そのうちの1人がメイだった。</div><div><br></div><div>卒業アルバムを見るだけでも他の女子生徒とは一線を画す顔立ちで、美人なのに可愛さもあり、嫌味の全くない雰囲気が見てとれた。</div><div>紹介してくれたのは同じ中学の同級生だったカンナだ。</div><div>そこまで仲が良かった訳ではないけど、会ったら挨拶するくらいの仲で、カンナとメイは同じ女子高に通っていた。</div><div>同窓会の写真を見てメイなりのイケメン認定をしてくれたようだった。<br></div><div><br></div><div>カンナからレイのポケベルの番号を渡されると早速、メイのベルに連絡を入れた。</div><div><br></div><div>『ハジメマシテ！カンナカラノ』</div><div>『ショウカイシテモライマシタ』</div><div><br></div><div>多分、入り口はこんな文を送ったのだと思う。</div><div>そこから、ポケベルに許された14文字で徐々に距離を詰めていった。</div><div><br></div><div>続く</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/zappai/entry-12695332086.html</link>
<pubDate>Tue, 31 Aug 2021 21:17:12 +0900</pubDate>
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<title>23年前の8月30日　その1</title>
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<![CDATA[ <div>23年前の8月30日</div><div><br></div><div>当時付き合っていた彼女に一方的に振られた。</div><div>当時高3だった僕は自分のスペックの全てを注いでも釣り合わないくらい顔面偏差値の高い女の子とお付き合いをさせてもらっていた。</div><div><br></div><div>きっかけは春休みまで遡る。</div><div>春休みを利用して当時憧れだった金髪坊主にしていた。この春休み中に中学の同窓会が催されることもあり、彼女が欲しかった私は気合を入れて参加したのだった。</div><div>たしか、大部屋のカラオケボックスに14〜15人くらいが集まってた気がする。</div><div>春休みとはいえ金髪にして現れた私をみて、一部の女子は引いていただろうし、それを面白がった女子もいた。</div><div>安室奈美恵、PUFFY、GLAY等、当時のヒット曲でカラオケで盛り上がりながら、各々で持ち寄った使い捨てカメラで記念撮影をした。</div><div>当時はスマホなどあるわけもなく、写真は『写るんです』、通信はポケベルが全盛期だった。</div><div>デビューしたての広末涼子がdocomoのCMで滑り台を滑り、ブレイクの予感がしていた頃だ。</div><div><br></div><div>撮影された写真は現像され、春休みが終わると同窓会の思い出として各自の高校へ出荷される。</div><div>そこでイケメン、イケジョ認定がされると後日、ポケベルに連絡が入り初めはベル友として異性を紹介される仕組みだ。</div><div>紹介してもらった女の子はその子と同じ中学の友達から卒業アルバムを見せてもらい、こちらもどんな子なのか確認を行う。</div><div>お互いに気に入れば、会ったり付き合ってみたりと、その後の展開が膨らんでいく。</div><div>この頃から情報で男女が出会う仕組みがあった事に気がつく。やり方はアナログで時間はかかるが、仕組み自体はマッチングアプリと同じである。</div><div>男女の出会い方なんて、今も昔もたいして変わらないのだ。</div><div><br></div><div>続く</div>
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<link>https://ameblo.jp/zappai/entry-12695330081.html</link>
<pubDate>Tue, 31 Aug 2021 21:06:57 +0900</pubDate>
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<title>夏の終わり</title>
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<![CDATA[ <div>8月31日</div><div>初夏の突き刺す暑さとは別の暑さが夏の終わりを感じさせる。</div><div>夏休みを十二分に満喫していた我が子達は、その代償に今日1日では終わらない量の宿題に向き合う。</div><div>30年前の私と同じ状況だ。</div><div>当時の私は宿題が終わらないことを誤魔化すことばかりに頭を使っていて、宿題を進めていなかった。</div><div>もしかすると我が子達も、宿題を終わらすことを諦め、先生との会話のシュミレーションをしているかもしれない。</div><div><br></div><div>そんなことを考えていると、昔の自分に起きていたことが、今の我が子達に起きていることに気付く。</div><div>それと同時に当時に起こった出来事に何を感じ、何を思ったのか思い出してみた。</div><div><br></div><div>10歳の8月31日はなにをしていたか？</div><div>15歳の自分は何に悩んでいたか？</div><div>初めて女性と付き合ったのはいつだったか？</div><div><br></div><div>10年くらいまで前だったら覚えていたようなことでも、10年経つと記憶が薄れていたりする。</div><div>きっと記憶は筋肉と同じで思い出す訓練にしないと、その能力は衰えていくのだと思う。</div><div>1週間前のランチのメニューと同じで、どうでもいいと思った瞬間に記憶は消去されて新しい情報にアップデートされていくのだ。</div><div><br></div><div>昔の自分にとって大事だった思い出は、年齢を重ねる毎に優先度を下げ記憶から消えていく。</div><div>30年前の夏の暑さは覚えているのに、自分に起きた出来事なんてほとんど覚えていないものだ。<br></div><div><br></div><div>これが大人になることならば、せめて記憶を記録として残したくなった。</div><div>もう思い出せない記憶だらけだが、昔の自分に合う訓練と人生の記録を残したい。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/zappai/entry-12695321494.html</link>
<pubDate>Tue, 31 Aug 2021 20:22:26 +0900</pubDate>
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