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<title>妄想</title>
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<description>妄想小説</description>
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<title>冒険科学妄想小説　マンダラーズロード　第二十章</title>
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<![CDATA[ 閑静な中野区にその被害者である押田恭子の住宅はあった。<br><br>進藤と坂上と志村の乗った車が到着した。<br>できるだけ被害者を刺激するなということでしたよね？坂上さん」<br>進藤が確認するように言った。<br>「俺が興奮するとでも思ったのか？これでも被害者と呼ばれる人間に会うときには<br>　いつでも冷静に。が俺の信条だ。」<br><br>その住宅は普通の二階建ての家で赤い屋根だった。この大きさからすると<br>それなりの所得があるごく普通の家族が住んでるんだろうなと進藤は思った。<br>それが事件の被害者であるということを除いて。<br><br>インタフォンを押すと声が聞こえてきた。<br>「はい。」中年の女性の声だ。<br>坂上と進藤はインタフォンに顔を寄せた。志村は後ろのほうで周りをきょろきょろ見ている。<br>「すいません。警察のものですがこちら押田恭子さんの自宅ですよね？」<br>しばしの沈黙の後「そうですが・・・。警察の方がなんでしょう？」<br>「ある事件のことでお宅の恭子さんにお話を伺いたいのですが？恭子さんのお母さんですよね？」<br>「・・・・はい。私は幸恵と申します。あの・・・む、娘が何かしたのでしょうか？」<br>「いえ恭子さんが何かしたのではないんです。会わせていただけますでしょうか？」<br>本当だ。今日の坂上さんは冷静だなと進藤は思った。<br>「少々お持ちください」<br><br>しばらくして玄関のドアが開くと中年の４５歳くらいの女性が少々やつれた顔で出てきた。<br>「恭子の母です。どうぞおあがりください」<br><br>坂上と遠藤と志村は押田家に入った。<br><br>押田家の中はごく普通の家であった。茶の間のソファに案内され座って待つ三人に恭子の母の幸恵がお茶を運んできた。<br>「いや余計な気はつかわんでください。」坂上は無理やりな笑顔を作った。<br>「突然お邪魔して申し訳ありませんね。」<br>「あの・・・うちの恭子に何の用なんですか？」<br>「いえ・・ある事件というのはお嬢さんが入っていたという｛レジェンド会｝のことなんですが・・・。」<br>そう坂上が告げると幸恵の顔が途端に青くなっていった。<br>「あのその件ならもうあの子は・・・。関係ないはずです」<br>坂上は一呼吸おきながら答えた。<br>「もちろんそうなのですが。お嬢さんはあの会に入っていて就職して脱会していますよね？」<br>「・・・はい」<br>「今も働いてらっしゃるんでしょうか？」<br>「・・いえ」<br>「というと？」<br>「去年辞めて今は・・・あの働いておりません。」<br>坂上は小さくうなった。<br>進藤はメモを書きながら追随した。<br>「ということは今は無職でご自宅にいるということですか？」<br>「・・はい。二階にいます」<br>志村が天井を仰いだ。<br>「さしつかえなければその就職先を教えていただけませんかね？」<br>幸恵は一瞬嫌な顔をして答えた。<br>「株式会社マンダラーズです。」<br><br>坂上が「どっかで聞いた名前だな」と答えた。<br>「あれですよ！中野に本社があるオタク会社ですよ！」<br>進藤が坂上に突っ込みを入れた。<br>「あのそれでお嬢さんは二階にいらっしゃるんですよね？会わせていただけますか？」<br>幸恵は下に視線を落としながら答えた。<br>「あの・・・あの子は本当に良い子なんです。あのできればほおって置いてくれませんか？」<br>坂上は厳しい顔で答えた。<br>「お嬢さんは被害者だというのが我々の認識です。人が死んでいるのですよ。<br>どうかご理解いただきたい」<br>幸恵は驚いていた。<br><br><br>押田家の二階。小さい階段をあがって突き当たりの部屋に幸恵は案内した。<br>「いつも閉じこもってますから無理かも知れませんよ」<br>幸恵は言った。<br>ドアに小さなプレートがかかっている「ＫＹＯＵＫＯ」と書いてある。<br>「恭子ちゃん？聞こえる？あのね」<br>ドアをノックする幸恵。<br>「あのね。あの、今警察の方がみえてあなたに会いたいそうなんだけど・・。」<br>幸恵は申し訳なさそうに三人にお辞儀をくりかえした。<br>しばらくの沈黙の後、中から声が聞こえてきた。<br>「警察? 警察が何の用？」<br>坂上と遠藤は顔を見合わせた。<br>「あのね。恭子ちゃん。レジェンド会について聞きたいんですって。」<br>また沈黙の後中から声がする。<br>「帰ってもらって！」<br>幸恵は首を振りながら三人を見つめた。<br>「やっぱり無理で・・・」<br>そこで遠藤は叫んだ。<br>「君はマンダラーズで働いていたんだろう？そこで何かあったんだね？」<br>坂上と幸恵は驚いた。<br>「ちょっとでいいんだ我々警察と話をしてみないか？君の事は問題ない。」<br><br>またしばらくの沈黙。<br><br><br>「ドアなら開いてるわ。聞きたければ入れば？ただ・・・。」<br>「ただ・・なんだね？」<br><br>「お母さんは入れないで」<br><br>坂上は幸恵に目で確認をした。<br>「わ、わかりました・・。私は下に・・。」<br>幸恵は階段を下りていいった。<br>「遠藤さっきのは何だ？マンダラーズが何かあるのか？」と坂上が小さく聞いた。<br>「レジェンド会よりも怪しいと思ったんですよ個人的に。」<br>「何がだ？俺にはさっぱりだぞ」<br>「まあ話を彼女に聞いてみましょうよ」<br>といきなり志村が坂上と遠藤の間を突っ込んでドアを開けた。<br>「ええっ？」驚く二人。<br>志村が部屋の中に入っていく。<br>坂上と遠藤も続いた。<br><br>部屋の中は暗く電気も付いていなかった。<br>一台のパソコンが付いていてパソコン画面がぼーっと明るく部屋の中を照らしていた。<br>その前に少女が座っていた。ジャージ姿の少女だった。<br>顔にマスクを付けている。<br>少女は部屋に入ってきた三人には目もくれずにパソコン画面を見つめてながらタイピングしていた。<br><br><br>「マンダラーズのことが聞きたいの？」<br>少女が答える。<br><br>遠藤がにっこりとしながら少女に近寄る。<br>「おじさんたちと話できるよね？」<br><br>「さっき怒鳴ったのはあなた？」<br>「そうだよ僕は遠藤刑事。こちらは坂上刑事と志村捜査官」<br>「あっそ」<br>あいかわらず少女はパソコンに目を向けたままだ。<br>「自己紹介なんていらないでしょ？何が聞きたいの？それと・・・・」<br>そこで少女はパソコンのタイピングをやめて三人のほうを向いた。<br><br><br>「何を解決してくれるっていうの？」<br><br><br>「君は無職で働かない子供を持つ親たちから金をもらい・・・・・」<br>遠藤がメモを見ながら話し始めた。<br>「就職させるというレジェンﾄﾞ会に入会していたわけだよね？」<br><br>マスクをしたジャージ姿の恭子は目だけしか見えなかった。<br>「だったらなんだっていうの？」<br>「そのレジェンド会でマンダラーズ株式会社のことを知った」<br>「マンダラーズなんて有名だよ。アニメオタクの中じゃ。」<br>恭子は答えた。<br>「マンダラーズに入れば好きなアニメで仕事ができるんだからね」<br>「君はアニメオタクってことかな？」<br>「あんたらから言えばそういうことでしょ？」<br>恭子はまたパソコンに目を向けた。<br>志村と坂上は黙って成り行きを見ていた。<br>遠藤がさらに続けた。<br>「そのマンダラーズに入ると何か怪しい仕事とか強制的な仕事とかなかったのかな？恭子ちゃん。」<br>しばし沈黙。<br>「怪しい仕事って何？」<br>遠藤は坂上をちらりと見る。坂上は意味がわからないという顔つきだ。<br>「例えば・・人を殺すとか？」<br>遠藤は静かに尋ねた。<br>「君は湯川学という男性の名前は知らないかい？」<br>坂上は驚く。<br>「ちょっとまて遠藤。じゃぁ殺人はマンダラーズがやったっていうのか？？」<br>「まあまあここは彼女に聞いてみましょうよ。ね？恭子ちゃん」<br>恭子はパソコンで何か打ち続けている。<br>「何が言いたいわけ？警察が何か私を助けてくれるとでもいうの？」<br>「というこは君はマンダラーズに入社して何か困ってるわけだね？<br>そして君はマンダラーズを辞めた。それはなぜか？」<br>「あなたら警察に言っても無駄でしょ？それなら帰ってくれない・・えっ・・・・・」<br>恭子は目を見張った。<br>遠藤と坂上も恭子の目を見張る。恭子の目の先を追いかけると<br>遠藤と坂上の後ろで志村が銀色のＡ４サイズのボードを胸に掲げていた。<br>ボードの中に文字が浮かびあがっていた。<br>｛幻聴兵器｝<br>恭子は叫んだ「なんでそれがわかったの？？」<br>志村は無表情なままだ。<br>遠藤は声を強めた。<br>「マンダラーズで幻聴兵器を使って殺人をしているということ君は知っているんだね？<br>そうだろ？」<br>「わ　私は何も知らない！そんなこと！」<br>「君はその幻聴に今も悩まされているんじゃないかな？」<br>「うるさい！」<br>恭子はパソコンの置いてある机を叩いた。<br>「何があったのか警察に話してくれないかな？」<br>「お前らに何がわかる！！幻聴が聞こえるとでも言えばいいの？<br>どうせお前らは「頭がいかれてるね。病院に行けで終わりでしょ？」<br>遠藤は坂上を見た。坂上は咳払いをした。<br>「まあまあ恭子さん落ち着いて。これは非常に重要な問題なんだ。<br>君の安全は保障する。そのためには君の話が聞きたいのはわかるかい？」<br>恭子は涙ぐんでいた。<br>「湯川学という男性が最近殺されたんだよ。警察の我々はその・・幻聴兵器で殺されたと睨んでいる。<br>しかし幻聴で殺されても証拠はない。これじゃ警察もお手上げだ。ただね。<br>我々も馬鹿じゃない。君を苦しめている幻聴兵器を我々は必ず見つけ出し<br>最低なやつらを捕まえたいと思っているんだよ。この遠藤も・・。そして<br>この女性の志村捜査官もそう思っている。」<br>「僕たちを信じてください。恭子ちゃん。」<br>遠藤は恭子を見つめた。<br>恭子は黙ってパソコンに向かうと何やらファイルを開き始めた。<br>フォルダが開かれる。<br>動画ファイルが開かれ恭子は再生ボタンを押した。<br>恭子はパソコンから離れてベットに座り込んだ。<br>動画がパソコンの画面いっぱいに再生された。<br>「これがやつらが気に食わないらしい。私に消せと脅迫してきた。」<br>「この動画はなんだ。」と坂上。<br>「ここれは・・・」<br>動画は祭りのような群集の映像だった。<br>中野駅前で集団がアニメのコスプレで踊りまくっている。<br>「坂上さん！これはマンダラーズのコスプレ祭りの映像ですよ！<br>この間中野駅前の喫茶店で見たやつです！」<br>「ああそういや・・・こんな祭りがあったな。」<br>映像が祭りの集団の先頭に切り替わった。<br>赤白チェックのシャツにジーンズの男が大写しになる。<br>「こいつ無表情で踊ってますね。なんでこいつだけコスプレしてないんでしょう？」<br><br>「そいつが湯川学を倒したとかほざいていた男・・・。」<br>恭子は答えた。<br>「なんだって？？？？」遠藤と坂上は声を揃えて叫んだ。<br><br><br>「通称・・。関根。本名は知らないマンダラーズではリーダーと呼ばれていた・・。」<br><br>「そういえば関根勤に似てますよね？坂上さん。」<br>「だから関根か？」<br><br>「私が知ってるのはそれだけ・・・。そんなことを言ったところで・・。<br>」<br>恭子は泣いていた。<br>「この幻聴を止められるわけないでしょ！！！！警察なんかに！！」<br>恭子は枕を遠藤に投げつけた。<br><br><br><br>遠藤は黙って俯いた。<br><br><br>関根と呼ばれる男が画面の中で激しく踊り続けていた。<br><br><br><br><br><br><br>第二十章終わり<br>
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<link>https://ameblo.jp/zetubou1/entry-11273395015.html</link>
<pubDate>Sat, 09 Jun 2012 23:06:23 +0900</pubDate>
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<title>冒険科学妄想小説　マンダラーズロード　第十九章</title>
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<![CDATA[ 場所は小倉大学。<br><br>瀬古教授の部屋に案内された三人。<br><br>遠藤と坂上は息を切らしていた。志村だけが部屋の中を興味深そうに<br>見回している。<br><br>「まあこちらへおかけください。」瀬古教授はソファに三人をすすめた。<br><br>教授は自分の机に座り坂上刑事を見据えるように言った。<br>「湯川君の死は自殺でかたずけられたんでしょうね？」<br><br>坂上は怪訝な顔で答える。<br>「それはまるで殺人なのに殺人にならないというのは皮肉だな。と言いたいようですね？<br>瀬古教授」<br>「まさか瀬古教授も湯川さんの死に疑問がおありなんですか？」遠藤が驚いた表情で答える。<br><br>瀬古教授はしばらく沈黙して笑顔を見せると<br>「貴方がた警察が出てくるとは思わなかったもんでね。自殺なら私のところまで来ることはないはずでしょう？<br>にしても　そちらの女性は？座ったらどうですか？」<br>坂上と遠藤が振り返るとソファの後ろでボードを掲げていた。<br>｛警察では理解できない殺人｝と文字が書かれている。<br><br>「なんだその理解できないというのは？志村！」<br>坂上がうなる。<br>「まあまあそちらのお嬢さんは湯川君の死について何か知っておられるようだ。<br>さて何から話しますかね。」<br>「順を追って最初からお願いします。瀬古教授」<br>遠藤の顔に緊張が走る。<br><br><br>「彼が私の大学に尋ねてきたのは三ヶ月くらい前でしたかな。<br>私が青年期における引きこもりとニートの精神学について論文を書いているのを知ったらしいのでね。<br>それと彼が編集部でたまたま引きこもりとニートの問題についての記事を書いているというので。<br>そこで彼はあることにまで接近していたことがわかりました。」<br>「あることとは何です？」と坂上。<br>「ニートや引きこもりを対象にセミナーを開いている｛引きこもりを救う会レジェンド会長トミー大島｝<br>のことですよ。」<br>坂上は遠藤と顔を見合わせる。<br>「編集部で聞いた怪しい会のことだな」<br>「この引きこもりを救う会レジェンドの会長のトミー大島は全国の引きこもりやニートを抱え込んだ親たちから絶大な支持を受けていてだね。入会した人間たちは必ず就職してニートから立ち直れるそうだよ？<br>これが怪しいはともかくとしてだが。彼はこのレジェンドにも顔を出したそうだ。<br>そこでだ。奇妙な噂を聞きつけてしまったらしいね。」<br><br>「奇妙な噂？」<br><br>「それを貴方がた警察に話したところで何も解決にはならないのですよ」<br><br>「お話ししてもらえませんか？」<br><br>「彼は真面目な男でした。そこまで取材する必要はなかった。さすれば殺されることもなかったでしょうね。」<br><br>「やっぱり彼は殺されたんですね！」遠藤が叫ぶ。<br>「だからそれを調べるのは貴方がたの仕事ではないのですか？」<br>しばしの沈黙の後　坂上は志村にうなる。<br>「お前はどこまで知ってるんだ？この教授のことも知っていたな。隠してるなら<br>ここで捜査は終わりだ。俺は降りる。」<br>「ちょ　ちょっと坂上さん！！」<br>「こいつら何かと隠しやがって俺はなもうすぐ定年なんだ。こんな自殺の事件を根堀する<br>する必要はないんだよ。違うか志村！捜査しろというならお前の持ってるカードを出せ！！<br>そうでなきゃやってられん。くだらん！！」<br><br>瀬古教授は穏やかな顔で志村を見つめる。<br><br>志村はボードをに目をやると何か指でボードに書き始めた。<br><br>それを見つめる三人。<br>志村は無表情のままボードに書いた文字を三人に見せた。<br><br>｛電磁波兵器｝<br><br>「電磁波兵器？？なんだそりゃ？」<br>「意味が解らないですね」坂上と遠藤は目を丸くした。<br><br>「どうやらそこのお嬢さんは警察以上の捜査をしておられるようだ。」<br>「ということは教授あんたもこの意味がわかるというのか？」<br>「警察の方に話してもしょうがないから話しをしなかったのですよ。<br>湯川君の死はおそらくは電磁波兵器で亡くなったんではないかと私は思っています」<br><br>「なんだって！！！！！」坂上と遠藤は声を張り上げた。<br><br>「電磁波兵器という機器が日本でも存在しておるのですよ。<br>古くはアメリカで７０年代に開発された兵器ですがね。<br>住宅内の監視、音声送信、そして、貴方がたには理解しかねるでしょうが、レーダーの技術を応用して、人間の思考を読みとることまで、可能。また、電磁波を照射して、頭痛などを誘発することができる。<br>この機器を使用すると、統合失調症などの精神疾患とよく似た幻聴・妄想などの症状を惹起することができる。<br>　遠隔から電磁波を利用しているため、物的証拠を得ることが困難。警察では無理だということですよ。<br>　これで、加害者の所在を知ることができますかね？だとして証拠は？」<br><br>坂上と遠藤は開いた口が閉じらない。<br><br>「《思考盗聴機》とも言うがね。<br>１・ターゲットの視界、思考、感触、快感がリアルタイムでモニター可能。<br>２・ターゲットに遠隔地から直接話しかける事が可能。音声送信。<br>３・ターゲットの感情を操る事が可能。<br>４・ターゲットの身体攻撃が可能。心肺機能停止も可能。<br>５・ターゲットの身体を操る事が可能。<br>つまりこれで殺せるわけだ。いや多くの人間は幻聴に耐えられなくなって自殺するがね」<br><br>遠藤がメモを走らせる。<br>「で　では精神分裂症はこの兵器が原因だというのですか？！」<br><br>「精神分裂症ではなく統合失調症だよ。脳も周波数を持つラジオと一緒。<br>残念ながら貴方がたの知識不足でしょうな。脳波による幻聴は教えなければ完全に気づかない。<br>また、個人に固有の周波数があるため、自分の幻聴は他人には聞こえない。<br>医者は着眼点を変えないから幻聴の原因が未だに解明できない。統合失調<br>症として薬を出すだけだね。」<br><br>「ちょっとまった！こんなＳＦな話を信じろというのか？じゃあどうやって犯人を割り出せというんだ！」<br><br>「非常に残念なことです。ですからお話ししてもしょうがないと思ったんですがね。<br>貴方がた警察は私のところまできた。そして・・・・・。」<br><br>瀬古教授は志村に目を向ける。<br>「このお嬢さん。失礼。捜査官さんはそこでで私のところまできたのですね」<br>志村がボードを向ける<br>｛ＹＥＳ｝<br><br>「なんてこったい。俺たちには無理だ！こんな事件！」坂上は頭を抱える。<br>「待ってくださいよ　坂上さん。志村さんが我々と一緒にいるってことは捜査可能なんじゃないですか？」<br>遠藤が坂上を叩く。<br><br>「そこのお嬢さんは志村さんというのですね。貴方のような捜査官が早く出てくれれば全国の<br>幻聴や幻覚で悩んでいる被害者の方々を救えるかもしれませんね・・・・。」<br><br>「志村！俺たちで捜査できるというのか？」坂上が志村を睨みつける。<br><br>志村はニッコリえを微笑みボードをむける。<br>「貴方のクソ固い頭をやわらかくできるのならね｝<br><br>「クソっ！」<br><br>「志村さんがいなければ今の話はしませんでしたよ坂上さん。そこで貴方がたが捜査を続けると言うのなら<br>私が知っている被害者の自宅を教えます。」<br><br>「被害者？」坂上が顔を上げた。<br>「その電磁波兵器の被害者ということですか？」と遠藤。<br><br>そこで穏やかだった瀬古教授が真剣な顔つきになった。<br>「レジェンドの会に入った被害者です。あくまでも刺激しないで捜査していただきたい<br>約束できますか？」<br><br>これには坂上も遠藤も首を縦に振るしかなかった。<br><br>｛次の犠牲者を探せ｝<br>遠藤は志村のボードの文字を思い出した。<br>「志村さん！あんたその被害者のことも知ってるんじゃないでしょうね？」遠藤がわめく。<br><br><br>志村はニッコリとまた笑い<br>｛さぁ捜査を続けましょうよ｝<br><br>とボードを差し出した。<br><br><br><br><br>第十九章終わり<br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/zetubou1/entry-10921293155.html</link>
<pubDate>Sun, 12 Jun 2011 18:59:44 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第十八章</title>
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<![CDATA[ <br>自称推理作家の本谷康夫であるこの俺は小説の制作にいきずまっていた。<br><br>問題は常に聞こえてくるこの３０歳代の童貞達の幻聴である。<br><br>ノートパソコンに向い文字を打とうとすると<br>早速幻聴が聞こえてきた。<br><br>幻聴の声「今までの」「自分の中で」「なるほどね」「小さい頃から」<br><br>俺はぶち切れた「うるせーな！！くそったれが!!!なにが今までのだ？童貞野郎が！！」<br><br>幻聴「あ　怒っちゃった」<br><br>「・・・谷さん。本谷さん！！！」<br>気がつくと俺は肩を吉田良子に叩かれていた。<br>「どうしたんですか？いきなり怒鳴ったりして」<br>「あ　いや・・・・なんでも・・・ないです」<br><br>俺は振り返るとメガネ顔の吉田良子のでかい胸が当たった。<br><br>「うわっ！！！」俺はのけ反る。<br>「だ　大丈夫ですか？本谷さん」<br>「いやだから　君　ちょっと近寄りすぎでしょ！」<br>「すすすいません！！本谷さん」<br><br>このメス牛めが！！！俺は心底ゾッとした。<br><br>「あのですね　小説の邪魔になるのでね。ですから・・・」<br>俺は息を整えた。<br><br>すると俺はあることに気がついたのである。<br>吉田良子と話しているときには幻聴が聞こえなくなるのだ。<br><br>「あれ？おかしいな？」俺は吉田良子に目をやった。<br>吉田良子はキョトンとした顔で茶の間に座り俺を眺める。<br>「なにがおかしいんですか？<br>「いや　なんでもないです。と　とにかく」<br>俺は息を飲んで答えた。<br>「私がパソコンに向かってるときはその場から私に近寄らないでいただきたい」<br>「えっ・・・・・・」<br>吉田良子の目にみるみるうちに涙がたまる。<br>「もしかして　わ　私　仕事のお邪魔をしたんでしょうか？ううっううっす<br>すいませんすいません！！！」<br>吉田良子が深々と土下座をしてすすり泣きはじめた。<br><br>「いや　・・吉田さん　決して邪魔というわけではないですから　あのちょっと顔が近いというだけでね。ね。<br>あの泣かないでください。」<br><br>全くなんという牛女なのだこいつは！！！<br><br>「私　先生のお邪魔しないようにがんばりますからどうか　どうか見捨てないでください！」<br>「見捨てるも何も貴女が仕事をくれないと私が困るんですよ」<br>「ではお怒りではないのですか！？」<br>吉田良子が顔を上げる。メガネはひん曲がり髪はぐちゃぐちゃで涙で落武者のような顔になっている。<br>「いや。・・・お怒りではないですから。さぁ顔を上げてくださいよもう」<br>「ありがとうございます！！！」<br>吉田良子に笑顔が戻りその巨大なカボチャのような二つの胸がはちきれんばかり揺れる。<br><br><br>貧乳好きな俺にはまさに地獄だった。胸のことを言ったりなんかしたらこの牛女はまた泣きわめくにちがいない。<br>しかしそういう問題ではない。仕事をしなくては生活できないのだ。<br>とにかく俺はこの仕事をやるしかないんだ。<br>それはそうとこの牛女にこの幻聴のことを話してもしょうがないし第一信じてもらえないだろう。<br>もっと話がややこしくなるだけだ。<br>というかこの女が俺の部屋に来るようになってから幻聴が始まったんじゃないか？<br>こんな変な仕事を引き受けたのがいけないのだろうか？<br>いや俺は疲れているんだ。きっとそうだ。<br><br>「つか・・・・・」<br>俺は腹が減ってきた。怒ると腹が減るわけだよな。<br><br>幻聴「なんで腹が減るんだ！！この声聞いたら食欲なくなるだろ！！」<br><br>また　童貞の声だ。<br>あのね。童貞くん。人間は怒るとハングリーになるんだよ？<br><br>幻聴「ハングリー？なんだそのアニメは？」<br><br>おいおいおい。この童貞は英語もわからんらしい。<br><br><br>「腹減ったな・・・・・」俺はぼそりとつぶやく。<br><br>「ああ　お腹がすいたんですか！！本谷さん！」吉田が顔をほころばせる。<br>「今夜はお鍋ですよ！！」<br>吉田がネギが飛び出たスーパーの袋を台所から持ってきた。<br>「いっぱい食べていい作品を書いてくださいね！私　今から用意しますから」<br>吉田良子が台所に向かう。<br>「いや・・・ちょちょ・・・なんであんたが食事の用意を・・・」<br>俺は唖然とした。<br><br>台所から異様な歌声が響き始めた。<br>台所に立ち食材をいじりながら吉田が歌っているのである。<br>「血眼になって赤ん坊埋めるうぅ～♪おばあちゃん～♪」<br><br>その歌はなんなんだ！！一体！！！<br><br>俺はへろへろになりながら机に座った。<br><br><br><br><br>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br><br>「どういうことだ！！」<br>マイクをミュートにして関根が叫ぶ。<br>「なんでこの男は食欲が減らないんだ！！」<br>夕方五時から出勤のタカはまだきてないから関根一人で<br>本谷の相手をしているが全くこの男は怒りくるうだけで<br>幻聴にびくともしない。<br><br>関根はイライラした。<br><br>本谷め！！ぜってーに殺してやるからな！！<br>まあせいぜい巨乳の子と人生の最後を楽しむんだな。んばほへ！！<br>「よし休憩だ！！」<br>関根はマンダレイのコンピュタールームから出て廊下を踊りながら<br>北口のトイレに向かった。アニオタ共がまだ店内をうろうろしてやがる。<br>全くウゼーぜ！！ビシッ！！<br><br>いつものように右から二番目の便所に入ると関根はドアを閉めて<br>今日のオカズの声優を選び始めながら便器に座る。<br>するととなりの便所から壁を叩く音がする。<br><br>「関根か？」<br><br>こ　この声は！<br><br>マンダラーズの総司令官である古田社長の声だ！！！！<br><br>関根は便器から立ち上がり敬礼をする。びしッ！！<br>「敵は死んだか？」<br>社長の熱いハートである声が壁を通してビンビンに伝わってくる。<br>俺のハートもビンビンだぜ！！<br>「まだですが必ず倒してみせます！！！」<br>「そうか　ところで今日は何で抜いた？」<br>関根は緊張しながら答える。<br>「今どの声優で抜こうか迷っていましたところであります！！」<br>ビシッ！！<br>「そうか俺はクシャナだ。早く敵を倒せ。以上」<br>となりの便所のドアが開き社長が出ていく音が聞こえた。<br>ハーフーー！緊張したぜ！！<br>社長も俺に期待度ゾッコンだぜ！！<br>ぜってーに本谷は殺してやるぜ！！<br>（殺すというか奴に近寄ったら怖いから自殺に追い込むんだけどね幻聴作戦で）<br><br>今日の声優が決まったので<br>早速ズボンを全部脱ぐことにした。<br><br><br><br><br><br>第十八章終わり<br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/zetubou1/entry-10857774156.html</link>
<pubDate>Sun, 10 Apr 2011 20:58:10 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第十七章</title>
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<![CDATA[ <br>       第二部<br><br><br><br>私の名前は二宮クララ。勿論偽名だ。<br>私はマンダラーズ株式会社の闇組織である<br>殺戮部隊マンダレイのトップリーダーである。<br><br>場所はマンダラーズ株式会社内。<br><br>「今日の関根３８号の状態はどうだ？」<br>直属の部下の時田に聞く。<br>「はっ！問題なく今日も徹夜で幻聴電波装置で遊んでいます」<br>「今度の関根３８号は使えそうだな」<br>「さすがですよ。あのテストでトップの成績で流れてきましたからね」<br>時田はニヤニヤ笑い出した。<br>「おい。気おつけろ。社長がその顔を見たら激怒するぞ」<br>「はっ！失礼いたしました」<br>私は時田と別れ社長室へ向かう。<br>昨日の電話では社長はかなりのお怒りの様子だった。<br>嫌な予感がする。また幻聴兵器のターゲットが決まったのだろう。<br><br>社長室のドアを叩く。<br>「二ノ宮クララです」<br>しばらくして部屋の奥から声が響く。<br>「入れ」<br><br>社長室に入る。真っ赤と黒との二つに塗りかためられた部屋の<br>ソファーに古田益三社長が座っていた。<br><br>「早速だがこれを見ろ。」<br>「なんでしょうか？」<br>社長が一冊の文庫本を私に差し出す。<br>何の変哲もない薄っぺらい推理小説だ。<br>作者の名前は本谷康夫。<br>聞いたこともない名前だ。<br>「この本がいかがいたしましたか？」<br>「いたしましたかじゃねぇ！！！」<br>みるみるうちに社長の顔が赤くなっていく。<br>いまにもラーメンのような金髪ヅラが落ちそうだ。<br>勿論　ヅラでしょ？とは言えない。が。<br><br>「ページの折れた所を読んでみろ！！！」<br>社長に言われるまま折り目が付いたページを開いて読んでみる。<br><br>「この事件の犯人は古田益三！お前だ！」<br><br>このように書かれていた。ご丁寧に赤線まで引いてある。<br>社長が引っ張ったのだろう。<br><br>「この俺のこの俺の名前が小説の殺人犯人になってるんだぞ！！<br>この作家は俺を殺人犯として書いているんだ！！」<br><br>なわけねーだろ？ただの推理小説じゃねーか？<br>と突っ込みを入れたかったがこの男にそんなことを言っても無駄なのはわかっている。<br>「殺せ！今すぐこの男を捜して殺せ!」<br>また始まったなこの気の弱い男の殺せグセ。<br><br>「幻聴電波装置で自殺させろ！今週中に！」<br>社長は怒り狂っていた。<br>まあ毎度のことだが前回のターゲットは自殺まで三ヶ月かかっている。<br>今回のターゲットは作家だ。そう簡単にはいかないだろう。<br>「お言葉ですが社長。一週間で殺せるスケジュールは無理と思われますが・・」<br>「聞いているぞ！今度入った新人はかなり使えるバカらしいじゃないか！<br>徹夜でやれ！」<br>「関根３８号とタカ４５号のことですか？」<br>「関根とタカというのか？大島から聞いているぞ。かなり優秀なバカらしいじゃないか」<br>だいぶ社長の怒りがおさまってきたらしい。<br>「まずこの本谷康夫の調査に一週間下さい。相手の動きがわからなければ<br>いくら優秀なバカでも利用できませんよ。」<br><br>私は冷静に社長の顔を見る。<br>社長は机の電車のオモチャをなでながら私を睨みつける。<br>「わかった。クララお前にまかせよう。トップリーダーのお前なら<br>私の怒りが解るよな？な？な？な？」<br><br>でた　「な」の三連発だ。この男の口癖だ。<br><br>私は社長室を出ると時田を呼び出した。<br><br>「作戦開始だ。忙しくなるぞ」<br>時田の顔が引き締まる。<br>「今回はターゲットが決まるのが早いじゃないですか？」<br>「社長のお遊び殺人のおかげで我々は生活しているということを忘れるなよ」<br>私は時田に作戦指令を出す。<br>「関根３８号がどれほどのバカか見せてもらおうじゃないか。」<br><br>私はマンダレイのコンピュータールームへと向かった。<br><br><br><br><br>第十七章終わり。 <br>
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<pubDate>Sun, 10 Apr 2011 20:55:49 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第十六章</title>
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<![CDATA[ <br>一台の車の車内。<br>運転するのは遠藤刑事助手席に坂上刑事<br>そしてバックシートには・・・・。<br><br>「なんか嫌なムードじゃないですか？これって！」<br>遠藤が運転しながら叫んだ。<br>坂上は車に乗ってから無言だった。<br>バックシートをちらりと見ると遠藤を睨みつける。<br>「お前が悪いんだからな」<br>「ちょっとまってくださいよ。僕は事件解決に一生懸命だったんですよ。<br>それなのになんですか。この人会ってから一度も口聞かないし！」<br>バックシートに座っているおかっぱ頭の志村が銀色のボードを前に突き出す。<br>ボードの文字<br><br>｛ちゃんと前向いて運転しろ。ボケ。｝<br><br>その文字をみた遠藤が叫ぶ。<br>「なんなんですか　この女！！」<br>「おいおい！前見ろ！信号赤だ　赤！！」<br>坂上が怒鳴る。<br><br>しばしの沈黙の車内。<br><br><br>「上の命令なんだからしょうがないだろ。早くその湯川の知り合いの<br>小倉大学の教授んとこに向かうんだよ」<br>「わかってますよ。行けばいいんですよね。行けば。」<br>「お前がそんなんでどうする。このヤマはただ事じゃねーんだぞ。<br>課長のあの態度　それにこの意味不明な女捜査官。俺は冷静だ」<br>坂上は胸のポケットからタバコを取り出した。<br>「坂上さん！」遠藤がそれをみてうなる。<br>「あっ　すまん」<br>「どこが冷静なんですか？ちっともじゃないですか！」<br><br>車は小倉大学のキャンパスに到着した。<br><br><br>受付窓口で警察手帳を出す坂上。その後ろに遠藤。<br>「すいません警察のものですがこちらで教授をなさっている瀬古治郎さんに会いたいのですが」<br>窓口の警備員がかしこまって答える。<br>「えーと瀬古教授ならこのの時間ですと研究室におられると思いますが」<br>「その研究室はどちらで？」<br>そこで遠藤が坂上の肩を叩く。<br>「ちょちょっと坂上さん！あれ！あれ！」<br>さかがみが振り返るとキャンパスの向こうで志村がボードを頭上にかかがけている<br>ボードのには<br>｛→｝の記号。<br><br>警備員が答える。「あああの矢印のほうですよ。それから次は・・・」<br><br>坂上が叫ぶ。<br>「あの女　最初から教授のこと知ってやがったな！！」<br>「ど　どういうことです？つかあの矢印は？」遠藤が矢印をみる。<br>「俺たちを誘導してるんだよ。ったくどこまで知ってやがんだあの志村ってやつは！」<br><br>坂上と遠藤が志村の後を追う。<br><br>また志村が向こう側の階段の前でボードをかがげた<br>｛←｝<br>「矢印の通りに行けば教授のとこってことですか？これって？？？」<br>「あのアマ！」<br><br>散々志村の後を追う二人。<br>しばらくして一つのドアの前に着く。<br>志村がボードを胸の前に差し出す。<br>｛ココでーす｝<br>ぜーぜー息を切らす遠藤と坂上。<br>「ど　ど　どう考えても無駄なルートだったと思うんですけどこれ。はーはー」<br>「ぜーぜー最初から警備員に案内されりゃよかったなクソ！」<br>ドアが突然開き坂上の体にぶち当たった。倒れる坂上。<br>「だ　大丈夫ですか！坂上さん」遠藤が助け起こす。<br>志村のボードには<br>｛マヌケ｝<br>ドアからでてきたのは白髪の老人だった。<br>「あんたたちは誰かね？」<br>坂上が起き上がりながら答える。<br>「はぁはぁ　あなたが瀬古教授ですか？」<br>白髪の老人は目を丸くしながら<br>「いかにもそうですが？」とこの三人を不思議そうに見つめる。<br>「我々は警察のものです。実は先日亡くなれた湯川さんのことでお話が聞きたいのですが。<br>湯川さんをご存知ですよね？」<br>「湯川くんが亡くなった？？？それは！」<br>瀬古教授は一瞬驚きの顔を見せたがすぐ顔を曇らせた。<br>「わかりました。ここじゃなんですからな。どうぞ中へ。」<br><br>遠藤と坂上と志村は瀬古教授の研究室に入っていった。<br><br><br><br>第十六章終わり。<br><br><br>
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<pubDate>Sun, 10 Apr 2011 20:53:26 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第十五章</title>
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<![CDATA[ 場所は警察署内。<br><br>渡辺課長の課長室。<br>渡辺課長が難しい顔で椅子に座り両手を組んでいる。<br><br>その前に突っ立つ坂上刑事と遠藤刑事。<br><br>「お前たち　何でここに呼ばれたのか十分わかってるな？」<br>渡辺課長は片目をピクピクさせながら口を開く。<br><br>背筋を伸ばして坂上は答える。<br>「はい！例の自殺事件の結果報告が遅れましたことをふ　深くお詫びします。」<br>すると遠藤が坂上の顔に近寄りぼそりとつぶやく。<br>「だから　坂上さん。あれは自殺じゃないでしょ？<br>「お前まだそんなこと言ってんのか！課長が押してるってあれほど」<br>二人が睨み合う。<br><br>「そんなことはどうでもいい！！！」<br>渡辺課長が怒鳴り声をあげた。<br><br>唖然とする坂上と遠藤。<br><br>「どうやらまだおまえらは事情がよくわかっとらんらしいな」<br>「ど　どういうことですか？課長」<br><br>渡辺課長は椅子をくるりと回転させるとドアのほうに向かって立ち上がった。<br>「どうぞ」渡辺課長が言葉をかけると<br>課長室のドアがゆっくりと開いた。<br><br>中に入ってきたのは女性である。<br><br>遠藤はすばやく彼女の特徴を目で追った。<br>身長１４８センチ。髪型はおカッパ。でかいサングラスをかけている。<br>えーとそれから・・・・。<br><br>彼女は無言のまま渡辺課長のデスクに近寄り<br>銀色の卵のような金属をテーブルの上に置いた。<br><br>坂上と遠藤は目をみはる。<br><br>すると銀色の卵の金属から音声が流れ出した。<br><br>ジー・・・・「まあいいですけど　それよりそのファイルは何なんです？」遠藤刑事の声。<br>「これがお前さんが目を付けたもんだよ」これは坂上刑事の声である。<br>「え？」<br>「最近の自殺者リストだ」<br>「ええっ？ちょっといいですか？」<br><br>「自殺者リストといっても都内で三件だがな。この間の湯川の自殺と酷似しているやつは」<br><br>「この自殺者ってみ　みんな…」<br>「そうだよ。お前さんが目を付けた<br>（今までの）（今のも自分で）（涙がこぼれてしまいます）って死ぬ前に謎の書き置きしていた自殺者のリストだ。」<br><br>「さらにここ」<br><br>「自殺者達全員　所持しているパソコンのデータが全て消えている…」<br><br>「ここ　これって！！」<br>「だから　本庁のファイルを手に入れたんだ。横山曰く本庁じゃただの自殺として流したらしいが…」<br>「偶然にしちゃおかしいですね！」<br><br>「だろ？お前さんが指摘したことが<br>ここ一年で四件もある。大量の自殺者の中で言えばたったの四件だがな」<br><br>「じゃ　これは自殺じゃないってことですか！！！」<br>「まあまて。署に戻ろう。ここじゃ<br>危険すぎる」・・・・・ジー<br><br>音声はここで消えた。<br><br><br>「こ　これは・・！」<br>「え！ええっ？<br>これには遠藤も目を丸くした。<br><br>渡辺課長が坂上と遠藤を睨みながら答える。<br>「そうだ　お前たちの先日での中野の喫茶店での会話だ。お前たち勝手に本庁の資料を持ち出したな。」<br><br>「・・・・・・」<br>「これは盗聴ですね！」<br>遠藤が「これ！これ！」と言いながら銀色の金属物を指さす。<br>「わかってる！うるさいぞ遠藤！！！」<br>坂上が遠藤を制止する。<br><br>渡辺課長がゆっくりと話す。<br>これがどういうことかわかってるんだろうな？お前たち」<br><br>「・・・・・・」<br>「つか　この女性誰なんですか！」遠藤がまたも指さす。<br>「人を指差すなと教わらなかったのか！バカが！」<br>渡辺課長が遠藤の指をつかんではじけとばした。<br><br>「こちらの女性は・・・志村捜査官だ。」<br>渡辺課長が一礼する。<br><br>その志村操作捜査官が今度は背中に手を回すと銀色のA４ノート大のボードを<br>正面に差し出した。<br>ボードには液晶のような画面があり黒くなっている。<br>その黒い画面に白い文字で志村という字が表示される。<br><br>「なんだその機械は！！」遠藤が驚く。<br>「口を慎め！遠藤」渡辺課長が遠藤を睨む。<br>「こちらは本庁からこの自殺事件の件でお前たちを捜査している方なんだぞ！」<br><br>さきほどから黙っていた坂上が額に汗をかきながら下を向いたままつぶやく。<br>「俺達を捜査している・・こ　公安か・・・・」<br><br>志村捜査官はボードをまた正面にかざす。<br>画面にでてきたのは＜　X　＞｝の文字だ。<br>さらにボードからブーッというブザー音が鳴る。<br>大きなサングラスで顔はよくわからないが<br>志村捜査官は口をニヤリとさせた。<br><br>「だ　だからその奇妙な装置は一体なんなんですか！！！」<br>遠藤は口をパクパクさせる。<br><br>渡辺課長は坂上と遠藤にむきなおった。<br>「坂上　遠藤　今回の資料を盗んだ件はなかったことにする」<br>「ええっ？」<br>「どういうことです」<br>「そのかわり今後この志村捜査官と行動を共にして捜査に当たるように。以上だ」<br><br>「か　課長一体そりゃどういうことです？？？捜査続行ということですか？<br>この女性と？」<br>遠藤は唖然とする。<br>坂上がぼやく<br>「やっぱりこんなことに足をつっこむんじゃかったんだ・・・・て遠藤！お前が！！」<br>坂上が遠藤に掴みかかる。<br>「坂上さんだってやる気になってたじゃないっすか！！ちょちょ！！」<br>二人は掴み合いになった。<br>「やめんか！バカたれども！！停職くらわなかっただけでもありがたいと思え！」<br>渡辺課長が怒鳴る。<br><br><br>志村捜査官が坂上遠藤に近寄り<br>ボードを差し出す。<br><br>画面に出てきたのは<br><br>＜次の犠牲者を探し出せ＞<br><br><br>「つ　次の犠牲者・・・・・・」<br>呆然とする坂上と遠藤。<br><br><br><br><br><br>第一五章終わり。<br><br><br>
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<pubDate>Sun, 09 Jan 2011 20:34:16 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第十四章</title>
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<![CDATA[ 自殺した湯川清がルポライターとして働いていた編集部は<br>都内の世田谷のビルの３階にあった。<br><br><br>｛世田谷情報誌　るるぼ　編集部｝<br><br>編集部内。<br><br>遠藤刑事と坂上刑事は並んでソファに座っている。<br>そこに編集局長の佐々倉がお盆に二つお茶をのせてやってきた。<br><br>「どうもお待たせしました」佐々倉は挨拶する。<br>遠藤刑事と坂上刑事はその場で立ち上がり軽く会釈する。<br>「どうぞ　お座りになってください」<br>遠藤と坂上はまたソファに座る。<br>「死んだ湯川のことですよね？」と佐々倉編集局長はお茶を差し出しながら<br>少し不可解な顔をして答えた。<br>「全部当時のことは警察の方にお話したんですがねぇ・・・」<br>遠藤刑事が首をのばす。<br>「そのことなんですがね」<br>坂上がすっと遠藤の前に手を出すと遠藤の話を阻止した。<br>「我々はその自殺の件の再確認でやってきたんですよ」<br>坂上はニコニコの笑顔を作った。<br>似合わない笑顔だよな。本当に。と遠藤は心から思った。<br>「調書によれば自殺の原因は仕事上ではなかった。と書かれていますけど・・」<br>遠藤がメモに目をやりながら尋ねる。<br>「亡くなった湯川さんが最後にしていた仕事は何なのですか？」と坂上。<br>佐々倉がソファに座り答える。<br>「なにぶんにもここは小さなタウン誌ですからみればおわかりでしょうけど・・」<br>遠藤と坂上は編集部を見渡す。<br>女性の事務員もいない。小さな事務所だ。<br>「ちょっとお持ちください」佐々倉は席を外すと事務所の本棚の方に向かった。<br>「坂上さん自由にやらしてくださいよ！」と遠藤が小声で抗議する。<br>「バカ野郎。課長だってこの事件のことはこれ以上伸なすなって言ってるんだぞ。<br>またお前の謎めいた捜査がだな！」<br>遠藤は坂上の顔を覗きこむ<br>「その謎めいた捜査が気になりはじめたんですよね？」<br>遠藤はにやっと笑った。<br>坂上がその顔を不満そうに睨みつける。<br>佐々倉編集長が一冊の本をもって戻ってきた。<br>「自殺する直前の記事がこれです」<br>その本はこの編集部が毎月出している小さなタウン誌　世田谷の町の情報誌るるぼだった。<br>その記事を読む坂上。<br>「記事は・・・引きこもりとニートの増加について・・・ですか？」<br>「はい」<br>佐々倉は静かに答えた。<br>「空いたページがありましたので彼にルポを自由に書いてよしとの許可を出したんですが・・<br>そうしたらこんな記事を書いてきましてね。世田谷の情報でもなんでもないのですが」<br>「関係ない記事を書いたんですか彼は？」坂上は目を丸くした。<br>「ええ。ちょっとおかしいなとは思ったのですが許可を出したのは私ですし<br>最近の引きこもりやニートの問題は確かに大事かとも思いましたので」<br>遠藤が首をのばす。<br>「それでこの記事はそのまま情報誌に？」<br>「いえ記事は載せませんでした」<br>坂上と遠藤は顔を見合わせた。<br>「記事を載せなかったのは彼が自殺したからなんです」<br>佐々倉は残念そうな顔でそう答えた。<br><br><br>編集部ビルを出る坂上と遠藤。<br>「結局これで終わりか」<br>「僕はそうは思いませんね。この記事見てくださいよ」<br>「なんだ？」<br>「このインタビュー記事のところですよ。引きこもりを救う会レジェンド会長トミー大島」<br>「いかにもうさんくさそうな名前だな」<br>「だから調べてみる価値はあると思いますよ」<br>「課長に捜査延長を申告しろっていうのか？これは殺人事件じゃないんだぞ！」<br>「今のところは殺人ではないですがね？」<br>遠藤は少年のような目で坂上の顔を覗いた。<br>「お前のその目が嫌なんだよ！」<br><br>坂上と遠藤がやりあいをしていると編集部ビルの入り口から<br>佐々倉編集長がやってきた。<br>「刑事さん！」<br>振り向く二人。<br>「あ　あの湯川が生前よく行っていた場所がありまして。自殺と関係あるかどうかわかりませんが」<br>佐々倉は一枚の名詞を坂上に手渡した。<br><br>｛小倉大学教授　瀬古治郎｝<br><br>「大学教授・・・・」<br>「はい　親しい関係だったということ以外はちょっとわからないのですが」<br>「また　ルートが出来ましたね？坂上さん」<br>「わかったわかったよ。お前さんの言うとおりだよ。全く」<br>坂上は佐々倉に会釈する。<br>「ご協力感謝いたします」<br>「は　はい。あの刑事さん。」<br>「まだ何か？」<br>佐々倉はキッと顔を正すと答えた。<br>「湯川は　湯川は自殺するような人間ではありませんでした」<br><br>三人が立っているビル前に風が吹いた。<br><br><br><br><br><br>第十四章終わり。
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<link>https://ameblo.jp/zetubou1/entry-10686320354.html</link>
<pubDate>Sun, 24 Oct 2010 16:57:03 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第十三章</title>
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<![CDATA[ 「なぜだ！！」<br>マイクをミュートにして<br>関根は叫んだ。<br><br>場所はマンダラーズ株式会社マンダレイマザーコンピュータールーム。<br><br>「なぜこいつは俺たちが童貞ってすぐ分かったんだ！」<br>となりに座っていたタカがモニターを見ながら目をパチパチさせた。<br>関根は社長から渡された抹殺リストファイルをもう一度確認する。<br><br>｛本谷康夫　３０歳　職業推理小説家｝<br><br>何が小説家だ。ただの引きこもりのニートに決まっている。<br>前回のリストの湯川清は楽勝で狂ってくれた。<br>マニュアルどうりに奴は自殺。<br><br>俺たちマンダラーズの幻聴システムで耐えられる奴なんていない。<br>２４時間奴の頭に電波を送り意味不明な言葉で洗脳する。<br>これがマンダレイの恐ろしさ！<br><br>世界中の誰でも殺せるんだよね！<br>あ　でも俺は英語わからないから日本人しか殺せないけれどね。<br>というよりも！<br><br>関根はガリがり歯軋りした。<br>俺たちの声を聞いて怖がりもせず童貞と言い切ったこの<br>本谷康夫とは何者なんだ？<br>関根は動揺したがタカや他の店員にそれがわかると恥ずかしいので<br>ここは冷静に。　だ。<br><br>「ま　二人目の敵だし。今度の奴は倒し甲斐があるな！タカ」<br>タカ「ねみゅい」<br>「ちょっと作戦を考えようぜ。前の湯川は女がいなかったから<br>奴のオナニーの邪魔でもしてやれば狂った。簡単！ぽいだ。<br>今度の敵は何か知らんが女が一緒にいる。そこんとこヨロシクだぜ！」<br>関根は親指を突き立てる。<br><br>俺たちマンダラーズ暗殺集団は誰でも殺せる。<br>正確には何の罪も問われずに相手の脳にひたすら話しかけて監視し<br>自殺に追い込むだけのことだ。<br><br>湯川がビルから飛び降りたときは笑った。<br>初めて死ぬ人間の脳の中を覗いたが<br>ヤラシイことは考えないんだな。つまらない。<br><br>今度の小説家とかいう敵は絶対にアキバ系だから<br>ヤラシイアニメのことで頭がいっぱいなはずだ！<br>そこを攻めれば確実に倒せる！！俺たちの経験値をなめるんじゃねーぞ！<br>クソジジイが！！！<br><br>とガンダムのポーズで決めていると<br>コンピュ－ターシステムの表のドアのオートロックが開いた。<br><br>「どう？がんばってる？」<br>今日はときめものコスプレの成宮クララが入ってきた。<br>「あ　クララちゃん！おはようこそ　よーこ！！なんちて！」<br>俺は軽くジョークを飛ばす。こういうトークテクが女の子のハートをガッチリつかむことは<br>ジャンプを読んで知っているぜ！<br><br>「相変わらずかっこいいね。関根君は。タカくんも元気そう。<br>はいこれ　給食」<br>というと成宮クララはお盆に乗せた俺たちの給食をテーブルに置いた。<br><br>「そうか　忙しくて食事どころじゃなかったからな。<br>ふーお腹がすいたぜ！」<br>俺とタカは給食が届いたので休憩を取ることにした。<br><br>俺たちが休憩中は部下のアルバイトの馬鹿が<br>システムを監視している。<br>「ちわー関根先輩。タカ先輩」<br>クララの後ろからひょっこり顔を出したのは<br>フリーアルバイターとかいうエロゲー一号という男。<br>「エロゲーでぇぇす！給食ですか？いいなぁ先輩たちは<br>いつも給食が食べれて僕らなんかいつも自腹で外食ですからねぇ。」<br><br>あたりまえだ！選ばれたマンダラーズのリーダー以外は<br>給食は食べられないんだよこのアルバイト野郎が！！<br><br>俺はムッとしながら給食のコッペパンに噛り付く。<br>「あら　関根君怒ってるの？」とクララ。<br>「え！そんなことはないよクララちゃん！パンおいちー！」<br>俺は余裕の笑顔でウィンクした。<br><br>「しかし何その服？」エロゲーがクララの服装をみて<br>笑った。<br>「いいでしょ？これ関根君のお気に入りなのよ」クララがくるりと一回転する。<br>最高だよ！！！クララちゃん！！は最高位！！！<br><br>エロゲー「まあいいや　でどこまで仕事すすんでるの？」<br>クララ「えーと本谷康夫は今執筆中。仕事に悩んでるみたいね」<br>モニターを見るエロゲー<br>「どれどれ・・ふーん何も考えてないみたいだな」<br>「まあ一時間様子見て　関根君たちが給食すんだら店舗に戻ってね」<br>「了解」<br>エロゲーの馬鹿とクララちゃんが意味不明な会話をしているので<br>俺たちは給食をむさぼり食った。<br><br>こんな馬鹿野郎のエロゲーなんかと（第一あだ名がエロゲーだぜ？<br>ダサいと思わない？みんな！！）話はしたくないからな。<br>俺たちはもっと高レベルの会話をする。<br>クララちゃんは頭が弱いけど猫みたいな巨乳でかわいいから<br>結婚してやってもいいけどね！！<br><br>「じゃ　がんばってね　みんな！」<br>クララちゃんが出て行く。<br><br>エロゲーは椅子にもたれかかりマイクとヘッドフォンをいじりながら<br>「あーつまんね。早く現場に戻りたいな」とかブツブツ言っている。<br><br>マンダラーズの仕事がつまないなどというやつは<br>ゆるせないっち！！なんでこんなやつをバイトに入れたんだろう。社長は。<br>俺たちがトップブリーダーなのに！！！！<br><br>給食を済ませた俺たちは<br>エロゲーをすぐ追い出し<br>早速　仕事に戻った。<br><br>モニターに映し出される本谷の脳波。<br>タカと俺はヘッドフォンを装着し<br>マイクのボリョームは上げる。<br><br>「おい！本谷！さっきの巨乳の子はどうした！！」<br><br>俺たちの楽しみがまた始まる。<br><br><br><br><br>第十三章終わり。<br>
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<link>https://ameblo.jp/zetubou1/entry-10567841749.html</link>
<pubDate>Sat, 19 Jun 2010 21:51:34 +0900</pubDate>
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<title>妄想科学冒険小説　マンダラーズロード　第１２章</title>
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<![CDATA[ 本谷康夫のアパートで<br>編集者の吉田良子と本谷は<br>向き合ってテーブルに付いていた。<br>ここ何年もお客など迎えたことなどない本谷は流石に緊張した。<br>「あ　まあ　お茶でも」<br>「あ　本谷さん。私がやりますよ。」「え？」<br>「城島編集長から全部お話は聞いています。これも業務命令なんです。」<br>というと吉田良子は一間の流し台に向かう。<br>「スポンサーさんから多額の料金頂いてますからね。吉田がガス給湯器のスイッチを押しながら答える。<br>本谷は唖然とした。<br><br>とその時である。<br>「ぎゃやあああああっ！！！」と吉田が絶叫した。<br>「どどどどうしたんですか！」<br>流しに駆け寄る本谷。<br>「あ　あ　熱い！！！！！！」<br>吉田が流しの前でのたうち回っている。<br>どうやら給湯器の熱湯をモロに腕に浴びたらしい。<br>「だ　大丈夫ですか？」<br>「い　いえ　これくらいのこと　だ<br>大丈夫です　す。」<br>だがのたうち回っている吉田。<br><br>牛が転げ回っているかのようだ。<br><br>「早く水かけて！腕に！」<br>本谷が吉田を助け起こすと腕を<br>流しに向ける。<br>「あ　あ　はい」<br><br><br>※※※※※※※※<br>濡れタオルを腕に当てながら吉田がテーブルの前でぽつりとつぶやいた。<br>「すいません……不器用で」<br>「いえ　いいんですよ」<br>本谷は半ば呆れ顔で同情した。<br>「あの　私に構わず原稿を書いて下さい」<br>「いえ。でも吉田さんは？」<br>「私は本谷さんの原稿をキッチリと仕上げてもらうためにこちらに伺ったんです。本谷さんの原稿が上がらないと…」<br>「私の原稿が上がらないと？？？？」本谷は吉田をのぞき込む。<br>「おじいちゃんが…」<br>「おじいいちゃん？？？？？」<br>本谷は目を向いた。<br>「い　いえ。本谷さんのサポートが私の仕事なんです！が　頑張って下さい！」吉田が顔をあげた。<br><br>いきなり家に上がり込んだと思えば<br>腕を火傷して俺のサポート？？<br>何なんだこの女は。<br><br>本谷はしょうがなく机に座る。<br>ノートパソコンを開くと<br>ふと天井を見上げる。<br>「あ　そういえば　吉田さん」<br>「あ　はい」<br>「あなた　アニメなんか見ます？」<br><br>吉田が顔をひきつらせる。<br>それを見た本谷は申し訳なさそうに答えた。<br>「あ　なんでもないです」<br>「ごごごめんさない。お力になれなくて」<br>俺の編集者じゃないのか？全く。<br><br><br>とその時である。<br>本谷の脳裏に声が響いてきた。<br>「さぁ　どうするか！！本谷康夫！」<br>ん？今の声は一体？？？？<br>俺の独り言か？いやそれにしては<br>声が若すぎる。<br>「その巨乳の子はどんな顔だ？本谷？」また声が響く。<br>明らかに俺の声じゃない。<br>なんだこの童貞っぽい声は！<br>「俺たちは童貞じゃないぜ！マンダレイの恐ろしさ！！」<br>ん？マンダレイ？？何のことだ？<br>「俺たちはマンダレイのトップリーダー！」またまた声が響く。<br>本谷は我に返る。<br>「吉田さん！」<br>吉田はぼーっとした顔をしている。<br>「何ですか？本谷さん」<br>「今若い男の声がしませんでした？」「えっ？な　何も聞こえませんでしたけど？？？」<br>吉田は真顔である。<br>本谷は動揺した。<br>この声は一体？？？？？<br>確かに聞こえた。若い男の声だ。<br>マンダレイ？？何のことだ？？<br>「うひゃほへ！お前はもう終わりだ！」また声が響く。<br>うひゃほへって？？？<br>本谷はノートパソコンに目をやる。<br>「さーて何を書くのかな？？ん？」<br>間違いない俺じゃない。童貞の声だ！<br>これは幻聴か？？？？？<br><br>「あの？本谷さん？？？」<br>「うわっ！」<br>いきなり吉田に話しかけられてビックリする本谷。<br>「あの。お茶がだめだったですから<br>私そこでヤクルトでも買って来ます」<br>えええ？？ヤクルト？？<br>本谷は焦る。<br>「あ　はい。どうぞどうぞ」<br><br>玄関に向かう吉田。<br>それを目で追う本谷。<br>それにしても今の声はなんだったんだ？<br>玄関で吉田が振り返り<br>「くれぐれも原稿だけは」<br>「あ　はい。原稿だけは？」<br>汗が出てきた本谷。<br>「落とさないで下さいね」<br><br>そういうと吉田良子は外に出ていった。<br><br>アパートで一人になった本谷。<br>額の汗を拭う。<br>「おい聞こえてるのか？本谷」<br>またあの声だ。<br>童貞みたいな声を出しやがって。<br>「俺たちは童貞じゃないっていってるだろ！！」<br>ムキになるってことは童貞だね。<br>「え。いや」<br>あれ声が小さくなった。<br><br>聞こえなくなった。<br><br>俺は疲れているのか？<br>なんなんだ。<br><br>本谷はノートパソコンにまた目をやり「マンダレイ……」<br>本谷はパソコンを操作し始めた。<br><br><br><br>第１２章終わり。
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<link>https://ameblo.jp/zetubou1/entry-10567840512.html</link>
<pubDate>Sat, 19 Jun 2010 21:50:25 +0900</pubDate>
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<title>妄想冒険科学小説　マンダラーズロード　第１１章</title>
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<![CDATA[ 中野サンモールの横の和民に着くと<br>俺とタカは頭に白いパッチを二個付けて<br>（これでコスプレは完璧だよね！）<br>店内に入る。<br>「いらっしゃいませー！」<br>頭の悪そうなボーイが叫ぶ。<br>「あーリザーブしてるマンダレイのトップブリーダー二名だけど？」<br>俺は二本指をボーイに突き立てる。<br>こういう高級店では最初が肝心。<br>舐められたら終わりだからね！<br>「リザーブ？？？？」<br>ボーイが首を傾げる。<br>やっぱりバカな店員クズレだ。<br>「リザーブだよ！マンダレイの関根とタカだってっんだよ！ザまーみろ！」<br>「もしかしてマンダラーズさんですか？」<br>「やっと気がついたか！ザまーみろ！」<br>「ねみゅ。ネルフ食べたい」とタカ。<br>「予約のマンダラーズ様ですね。こちらにどうぞ」<br>やっとバカなボーイが俺達を案内する。<br>座敷とかいう部屋に入った。<br>そこにはすでにマンダレイのアホ共がスーツ姿で勢ぞろいしていた。<br>これだからおっさん連中は困る。<br>今日は湯川学抹殺記念パーティーなのに<br>礼服なんぞ着てきやがって場違いなやつら。<br>俺達はペアの赤白チェックシャツ。<br>俺達のレベルまでは程遠いね？<br>まあいいけど。<br>座敷入ると奥に成宮クララが座っていた。<br>「関根様タカ様お待ちしていましたわ。どうぞ上座に」<br>俺達は上座と呼ばれる席についた。<br>「リーダー！！遅いじゃないですか！！」<br>「リーダーー！！！！待ってました！！」<br>雑魚共が騒ぐ。<br>まあ主役は遅れて登場するんもんだからね！<br>「関根様タカ様お飲物は何になさいます？」とクララ。<br>「まとりあえずパインジュースをダブルでプリーズ！なタカ？」<br>俺は二本指を目にかざす。<br>タカはいつもの鼻つまり声で<br>「ねみゅ。松本まりかになりたい」と答える。<br>「さあ。ブリーダーの二人が到着したところでみなさんも好きなものを頼みなさい」クララが立ち上がる。<br>「あー俺ビール！」<br>「ビールピッチャーで！」<br>「ワイン白で！」<br>「冷や酒一つ！」<br>スーツ姿の雑魚共が次々に注文する。こんな高級店で夜から酒なんぞ飲む<br>低レベルの連中。<br>ヘドがでるね。<br>俺はパインジュースを持ってきたボーイにチップをはずんでやった。<br>「注文いいか！」<br>「お待ちください。関根様。注文は私がしますのでなんなりとご命令を。」クララがさえぎる。<br>まあクララちゃんはマンダレイのメイドアイドルだし当然といえば当然か。<br>「じゃあとりあえず混ぜご飯！」<br>俺は軽めのメニューを叫ぶ。<br>「さすがリーダー！混ぜご飯」<br>「さすがブリーダー　混ぜご飯ときましたか」<br>雑魚共が目を見張る。<br>まあおまえ等には混ぜご飯なんて十年早いんだよ！ザまーみろ！！！<br>「ところでリーダーその頭の二個の白いお饅頭みたいなのは何ですか？」<br>雑魚の一人が焼き鳥を食いながら<br>質問してきた。<br>「バカかおまえは！！！プラグスーツだろうが！！！」<br>俺は興奮して立ち上がる。<br>「ああ。関根様少々お待ちください」クララがスタンドマイクを持ってきた。<br>やはり俺にはスタンドマイクがよく似合う。<br>「ワイワイガヤガヤウルサいんだよ雑魚共！！！」<br>場がシーンと静まる。<br><br>雑魚の一人が一言しゃべる。<br>「リーダー！是非一曲お願いします！！」<br>「そうだ！そうだ！リーダーの曲を聞こうぜ！！！」<br>「リーダー！！」<br><br>ふっ。まあしょうがないな雑魚共のリクエストに答えてやるとしよう。<br>「俺達のために今夜はありがとう！ベイべー！。じゃあリクエストにお答えしてロックナンバーの名曲を！」<br>俺はスタンドマイクを握りしめ<br>風見真吾の「僕笑っちゃいます」がカラオケの曲で流れ始める。<br>「ぼぉおおーくぼぉおーく笑っちゃいます君の笑顔うぉおおおおおおーーっ」俺はクララにウインクを飛ばす。クララがうっとりとした目で見つめる。当然だよね？<br>「リーダー！！！」<br>「すごい　あの名曲を！！！！」<br>「さすが　リーダー！！！！！！」<br>宴会の座敷一杯に俺のロックナンバーが鳴り響く。<br>「ぼぉおーくぼぉーーーく笑っちゃいますうぅううーーーー」<br><br>こうしてマンダレイの夜は更けていった。<br><br><br><br><br>第１１章終わり。
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<pubDate>Sat, 19 Jun 2010 21:49:23 +0900</pubDate>
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