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<title>少しの朝食と少しの幸せ</title>
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<description>夜から逃れてたどりついた朝食と、日々の痕跡。</description>
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<title>７月の残像が</title>
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<![CDATA[ ７月最後の日。<br>暑い暑い夏の午後。<br>ただひたすらに、車を走らせていた。<br><br>目に飛び込んできては後ろに流れていく風景。青すぎる濃い夏空には雲ひとつなく、緑色の田んぼには風が全く吹いていないが、きっと私の車は風をおこして通り過ぎているだろう。<br>どんどん後ろに流れ去る、７月の最後の日。<br>夏の残像。<br><br>外はきっとうるさいくらいの蝉の声。でもここには届かないだろう。私はボリュームをあげて、音楽を聴いているから。それは、ここ1ヶ月くらいの私を支えてくれた音楽で、たぶんこの夏が終わったらしばらく封印するであろうアルバムだ。<br><br>夏空と田んぼから、現れた道路標識に目を移す。ナビではあと10kmくらいか。<br><br>助手席には、ぐっすり寝入った息子がいる。<br>今や彼は4歳になっていて、ついこの間までは、ころんとした体型だったのに、急に手と脚が伸びて、お腹もへこんで、少年という風情を手に入れていた。しかし、この暑さで昼寝をしてしまうあたり、その無防備な寝顔はまだまだあどけない。<br><br>寝ていてくれてよかった。<br>誰の目も気にせず、存分に泣けるから。<br><br>少し遠い公園に車でやってきたのは午後２時のことだった。息子が寝てしまって、ゆすってもさすっても起きやしないのは幸運だったかもしれない。この暑さで熱中症にでもなったら大変だ。<br>私はがらんとした駐車場からゆっくり車を出して、さてどうしよう、と思案した。<br>高速料金を払ってきたので、すごすご帰るのはごめんだった。<br><br>そこにふと、視界に入り込んできた道路標識。矢印の先の地名に、ほぼ直感的に、吸い込まれるように、いや導かれるように、アクセルを踏み込んだ。<br>一度訪れて見たいと思っていた神社の地名だった。<br><br>私はひたすらに祈りたかった。<br>あの愛しすぎる子のために、私はただ祈りたかったのだ。<br>大好きだと、ただただ伝えたかったのだ。<br>そしてごめんねと、謝りたかったのだ。<br><br>７月の残像がにじむ。そして後ろに流れていく。
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<pubDate>Thu, 20 Aug 2015 23:47:13 +0900</pubDate>
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<title>ゆず</title>
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<![CDATA[ <br>あと6日で誕生日だという早朝、４時の目覚ましで目をさます。<br>こたつの上には昨夜の残骸。徳利とお猪口、ラーメン鉢がそのまま、さらにシンクには山<div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140120/22/zhp126/75/5b/j/o0480057012820179234.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/22/zhp126/75/5b/j/o0480057012820179234.jpg" alt="rakugaki:02" width="300" height="356" border="0"></a></div><br>となった皿がさくhっじょうyっれ<div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140120/22/zhp126/e3/35/j/o0480057012820179241.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/22/zhp126/e3/35/j/o0480057012820179241.jpg" alt="rakugaki:01" width="300" height="356" border="0"></a></div><br><br><br><br>そんなかんじでブログを書き出しても<br>息子がじゃまするのであった。
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<pubDate>Mon, 20 Jan 2014 06:08:43 +0900</pubDate>
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<title>朝食からはじめよう</title>
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<![CDATA[ 痩せたい。<br>切実に思うようになった。<br>腹の贅肉が浮き輪状についている。<br>年内にせめて2kgは痩せたい。<br>妊娠時は7～8kg増でさほどでもなかったのだが、出産後はあと2kgが痩せない状態だというのに、卒乳後からじわじわ増量。<br>ただいま3.5kgオーバーなのだ！<br>なんかもう、気を抜いた体型がオバサン。分厚いし。もっさりしてるし。<br>ヤバイ。<br>45という年齢を考えると、一気に、崖から転がり落ちるようにオバサンオバサン…!<br>オバサン街道一直線だ。<br>ストップ！ザ贅肉<br><br>原因はわかっている。<br>菓子パンである。<br>夫が転職してパン職人になったため、売れ残りのパンを持って帰ってくるのである。<br>またこれが美味しい。<br>そして美味しいものの宿命、高カロリーというセオリー。<br>日々の菓子パンが私に贅肉の層を築きあげた。<br><br>とりあえず久しぶりにダイエットをやってみようと思う。<br>5年くらい前に5kgほど落としたことがある。あの時はレコーディングダイエットと筋トレだった。<br>しかも「妊娠」という目標があった。<br>今回は目標がない。<br>目標がないと続かない。<br>痩せなきゃ！という焦燥感からジョギングをしたが2日で終了。<br>なにか目標がほしいところだ。<br><br>さてひとまず食事から見直しするとしよう。<br>野菜たっぷりにきちんとタンパク質、炭水化物はほどほどに、というのが私のダイエットの基本だ。<br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131113/23/zhp126/69/09/j/o0480064312748479548.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131113/23/zhp126/69/09/j/o0480064312748479548.jpg" alt="photo:01" width="300" height="401" border="0"></a></div><br clear="all"><br><br>朝食はきちんとゆっくりとろう。<br><br><br>
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<pubDate>Tue, 12 Nov 2013 23:12:07 +0900</pubDate>
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<title>空がみせてくれたもの</title>
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<![CDATA[ <br>「むーん！むーん！」<br> 息子が空を差すので見上げると、舌の上でとけた薄荷飴みたいに薄いそれが、秋空に張り付いている。<br> 月である。moonの「むーん！」なのである。<br><br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131005/08/zhp126/c1/b7/j/o0480064012705931601.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131005/08/zhp126/c1/b7/j/o0480064012705931601.jpg" width="300" height="400"></a></div><br><br><br><br> 真昼の月というのは、なんとなく無防備な感じがする。営業前というか、灯を入れる前の赤ちょうちんみたいな。いやいや、赤ちょうちんとか言っているあたり、毎日ビールの飲みすぎなのである。母の料理が美味しすぎて、ビールが進む。進みすぎ。只今、約１年ぶりの帰省中である。<br> 息子はよく月を見つけては教えてくれる。昼でも夜でも。この消え入りそうな淡い月も、愛犬の散歩中に見つけてくれたのだった。<br> 息子の橙は２歳３ヶ月、愛犬の金髪娘は16歳になった。橙はやんちゃ盛りの活動家となり、一方、金髪娘はここ１年で、立派なシニア犬となった。<br>耳と目と脚が悪いため、かなりゆっくりの散歩である。ノロノロというか。前へ前へとつんのめるヤングな犬を見ると、かつての金髪娘を見ているようで、懐かしくなる。と同時に寂しくなるが、今のノロノロ散歩も悪くない。ノロノロすぎて、散歩に付き合うのに飽きた息子が、脇道に入って月を見つけてくれたことだし。<br>そして活動家は今日もたくさん遊んだ。<br>空はいたずらっ子が落書きしたみたいだ。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131005/08/zhp126/ac/a0/j/o0480064012705931637.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131005/08/zhp126/ac/a0/j/o0480064012705931637.jpg" width="300" height="400"></a><br><br><br><br>故郷の空はいつでもむき出しで、だだっ広い。山やビルに遮られない空は清々しい。<br>夕方、庭仕事を終えた父が<br>「すこい夕焼けだぞ」<br>と言うので２階から空を見る。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20131005/09/zhp126/19/ec/j/o0480064012705996649.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20131005/09/zhp126/19/ec/j/o0480064012705996649.jpg" width="300" height="400"></a><br><br><br><br>夜は近くに飲みにいった。<br>チェーン店の居酒屋へと歩いていく。<br>夕焼けの後の夜は群青色で、私と母の間で両手をつながれた橙は、びょんびょん跳ねながら歩く。たまに先を行く父が振り替える。<br>生ビールを３杯飲んだ。<br><br><br><br><br><br>Android携帯からの投稿
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<pubDate>Sat, 05 Oct 2013 04:49:00 +0900</pubDate>
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<title>室内、音楽のある</title>
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<![CDATA[ <p>　たいてい息子の昼寝中に、夕食の支度をする。</p><p>　ひき肉があったので、ロールキャベツを作っておこうと思う。</p><p>　キャベツをはがして茹でたとたん、ロールキャベツのはずがあっという間に予定変更、同じ材料でぎょうざにしようと思いつくのだった。たいてい私の料理は気分のむくまま、きまぐれ上等なのだ。</p><p>　寒い、１２月のはじまり。こんな日は粉仕事に向いているのである。</p><p>　具材を全部フードプロセッサーに放り込んで、スイッチオン。あっという間にあんができあがる。あとは粉をこねて、やっぱりこちらも途中からフードプロセッサーにこねてもらい、少し生地を休ませてから、小さな円形のぎょうざの皮にのばしていく。ひとつひとつ、もくもくと。</p><p>　あとは包むだけ、そして焼くだけ。</p><p>　たくさん作った。おもいのほかおいしくできた。</p><p>　夫にも食べさせてやりたかったが、彼は今４０日間にもおよぶ研修で東京に行っている。私も東京に行きたいが、夫のいない生活があまりに快適なので、たぶん行くことはない。</p><p>　上の階に住む義母にもぎょうざを持って行ってやった。</p><p>　今朝、めずらしく息子に「おいしいものでも食べさせてやって」と１万円のお小遣いをくれたので、私は機嫌がいい。ぎょうざは義母の好物なので、よろこんでいた。それにしても現金をもらうのははじめて。いったいどういう風の吹き回しなのか、少々不気味だが。</p><p>　さて、息子にもぎょうざを食べさせる。</p><p>　すごい勢いで食べる。ものすごくうれしい。</p><p>　こんな寒い日に、おいしい料理を作ることができるのはひとえに、やっとリビングにオーディオを持ってきたからなのだった。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121201/23/zhp126/a6/88/j/o0800060012311888662.jpg"></a><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121201/23/zhp126/cb/5e/j/o0800060012311891415.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121201/23/zhp126/cb/5e/j/t02200165_0800060012311891415.jpg"></a><br></p><br><p>　音楽のある室内は、やわらかく優雅だ。</p><p>　アントニオ・カルロス・ジョビン、グレン・グールド、ビル・エヴァンス。</p><p>　ピアノ曲が好きだ。</p><p>　もちろんエゴも。</p><p>　息子はエゴののりの良い曲が大好きで、リズムをとる。<br></p><br>
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<pubDate>Sat, 01 Dec 2012 23:22:34 +0900</pubDate>
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<title>まだ放浪</title>
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<![CDATA[ <p>　３週間ぶりに家に戻った。</p><p>　家族で海外に旅行して、そのまま実家で２週間過ごし、ついでに１年前まで住んでいた東京にも寄ってきた。なんてすばらしき放浪だったのだろう。</p><br><p>　旅行先は香港。近いので、息子もフライトは大丈夫だった。終始ごきげんで、食事だけは口に合わなかったようだが、体調を崩すこともなく、２泊３日のハードスケジュールをこなした。あの摩天楼と人の渦と熱気、香港ならではだろう。</p><p>　実家には息子とふたりで帰ったのだが、あいかわらず母の手料理が至福だった。毎晩、父母と息子と私で「かんぱーい」をした。私はノンアルコールビール、息子は水だったけれど。</p><p>　いつもはほとんど息子を２４時間、私が面倒を見ているが、実家では別である。母がかわいがり、父があやし、私はふとした時に思う存分ぼけーっとできるのだった。実家だと育児が楽だ。</p><p>　以前、男の同僚が「うちの奥さんのお母さんが、しょっちゅう家にくる」と嘆いていたが、その時は「まあ、気の毒に」なんて返していたが、今は「あたりまえ。家にこられるのがいやなら、自分が育児に参加しろ！」と言える。また別の男の人が「うちの奥さんは俺にぜんぜんご飯を作ってくれない」と嘆いていたが、その時は「お気の毒に」なんて返していたが、今なら言える。「あたりまえ。自分で作れ！奥さんは子供にご飯作るので大変なんだから！」</p><p>　東京では、友達に会い、弟一家のところに泊まり、これまた楽しい時間だった。皆、子連れ。それぞれ大きくなったし、成長した息子を会わせることができてよかった。</p><p>　そして、すばらしき放浪にもおしまいがやってくる。　帰宅という思い現実。夢のおしまいである。</p><br><p>　久しぶりに帰ってみると、その暗雲たる色合いがよくわかる。ここはどこよりも鉛色、ところどころ暗黒の色合いがまじっているのであった。</p><p>　元凶はただひとつ。帰ってきた瞬間から、義母がもっと嫌いになっているからだった。今までは日常に流されて、「嫌い」ということに慣れっこになっていて、にぶくなっていた。しかし帰ってきて以来、顔も見たくないほど「大嫌い」というレベルになってしまった。</p><p>　じわじわと噴火しだしている。なにか私の中のスイッチが入ってしまったらしい。</p><p>　久しぶりに見た顔、忌々しさに虫唾が走る。何かがせきをきってしまった。</p><p>　手始めに私は義母に「タンスを返して欲しい」と夫に言ってもらった。</p><p>　引っ越してきた時は使わなくなったタンスを義母に「貸して」いたのだが、向こうはすっかり「もらった」と勝手に解釈しているあたり、心底ずうずうしい。</p><p>　このごろ衣類が増えて、夫が嘆いていた。自然と「あのタンスがあった」と思い当たり、私も半分いやがらせで「返してもらったら」と言ったのだった。が、向こうは思ったよりも強気だった。「使っているから、あげられない」と言ってきた。あげられない、とは見上げたものである。</p><p>　私はやられたらやりかえすタイプなので、戦闘意欲に満ちている。けれど表立ってはしない。秘密裏にこっそりやってやる。</p><br><p>　しかし、本当につまらない。たぶん明日になったらどうでもよくなっていると思う。</p><p>　育児でそれどころではないし、人を憎む気持ちは案外長続きしない。それにもっと大事なものがある。息子と愛犬と夫との暮らし、これが一番大事なのである。だから、きっと一晩たったら、この苛つきもおさまると思う。もちろん義母を嫌いなことには変わりがないだろうが。</p><br><p>　この土地は私に合わない。</p><p>　膝くらいまで、地中にうずもれているような感覚になるのはなぜか。</p><p>　私は１年、それなりに耐えてがんばってきたが、やはりここは合わない。</p><p>　私のいる場所じゃない。</p><p>　まだ放浪中という感覚が、抜け切れない。</p><p>　</p>
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<link>https://ameblo.jp/zhp126/entry-11405209610.html</link>
<pubDate>Thu, 15 Nov 2012 19:38:23 +0900</pubDate>
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<title>萩と月、あれから２年</title>
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<![CDATA[ <p>9月からずっと、萩の花が咲いている。</p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121007/23/zhp126/1f/21/j/o0800060012225788934.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121007/23/zhp126/1f/21/j/t02200165_0800060012225788934.jpg"></a></p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121007/23/zhp126/51/9b/j/o0800060012225788933.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121007/23/zhp126/51/9b/j/t02200165_0800060012225788933.jpg"></a></p><br><p>これは深大寺で買ってもらった特別な萩だ。</p><p>場所は遠く離れてしまったが</p><p>よく咲いてくれている。</p><br><p>２年前、両親と深大寺を訪れた。</p><p>流産から9ヶ月くらいたっていたが</p><p>まだ子供はできず、悶々としていた頃だ。</p><p>秋のしんとした深大寺を散策した。</p><p>3人で蕎麦を食べた。</p><p>寺の裏にある花屋をのぞいた。</p><p>母が急に、萩と桔梗の鉢を買ってくれた。</p><p>東京駅に送っていく帰り道、</p><p>母が「ビールを買ってあげる」というので</p><p>酒屋によってスーパードライも1ケース</p><p>買ってもらった。</p><br><p>両親を駅に送り届けた帰り道、</p><p>ひとりでエゴのニューアルバムをきいた。</p><p>「ないものねだりのデッドヒート」</p><p>はじめてかけた。</p><p>車を走らせながら</p><p>時折心を透き通らせながら</p><p>音楽にききいった。</p><p>そしてラスト近くの曲。</p><p>「Heart Beat」</p><p>包まれるような予感に襲われた。</p><p>そして絶対に出会えると確信した。</p><p>まだ見ぬ我が子に。</p><br><br><br><p>少し前だが中秋の名月を見た。</p><p>もちろん息子とふたりで。</p><p>びゅうびゅう風が吹く屋上で。</p><p>まるでこの世にふたりきりのような気分で。</p><p> </p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20121007/23/zhp126/36/f4/j/o0800060012225788932.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20121007/23/zhp126/36/f4/j/t02200165_0800060012225788932.jpg"></a></p><br><br><p>2年前の私はひとり、満月を探して歩いていた。</p><p>あれから2年。<br></p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/zhp126/entry-11374004257.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Oct 2012 23:49:26 +0900</pubDate>
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<title>晴れ渡るブルースカイ</title>
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<![CDATA[ <p>なんだか今年の夏はあっけなく終わってしまった。</p><p>スイカも3回くらいしか食べなかったし、</p><p>海水浴にも行かなかったし</p><p>それどころか海にもいかなかった。</p><p>朝か日暮れ時に少し散歩をするくらいだった。</p><p>やっぱりこの土地に慣れてきたとはいえ</p><p>まだまだ殻にとじこもっている。</p><p>友達０人、知り合いほぼ０人。</p><p>ひとりに慣れているので別にいいけれど</p><p>やっぱり会話をする相手が夫だけというのはしんどい。</p><p>ことに義母の悪口を思う存分言えないのが。</p><p>とりあえず宇宙語をしゃべる息子と会話。</p><p>犬語を話す金髪娘と会話。</p><p>あとはネット。</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/fc/3e/j/o0800060012205241762.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/fc/3e/j/t02200165_0800060012205241762.jpg"></a></p><br><p>秋晴れの気持ちのいい日曜日。</p><p>夫と息子と3人で遊園地に行ってきた。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/e6/bc/j/o0800106712205241766.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/e6/bc/j/t02200293_0800106712205241766.jpg"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/c4/1c/j/o0800060012205241767.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/c4/1c/j/t02200165_0800060012205241767.jpg"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/1f/44/j/o0800060012205250832.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/1f/44/j/t02200165_0800060012205250832.jpg"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/e0/aa/j/o0800060012205251584.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/e0/aa/j/t02200165_0800060012205251584.jpg"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/7d/ae/j/o0800060012205250830.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/7d/ae/j/t02200165_0800060012205250830.jpg"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/fb/75/j/o0800060012205251585.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/fb/75/j/t02200165_0800060012205251585.jpg"></a></p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/e2/68/j/o0800060012205254124.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/e2/68/j/t02200165_0800060012205254124.jpg"></a></p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/a0/00/j/o0800060012205254123.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/a0/00/j/t02200165_0800060012205254123.jpg"></a></p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/f9/c8/j/o0800060012205255942.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/f9/c8/j/t02200165_0800060012205255942.jpg"></a><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/86/77/j/o0800060012205241763.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120925/11/zhp126/86/77/j/t02200165_0800060012205241763.jpg"></a></p><p>￥</p><p>遊園地にくると子供の頃を思い出す。</p><br><p><br></p><br><br><p><br></p>
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<pubDate>Tue, 25 Sep 2012 11:10:49 +0900</pubDate>
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<title>夏のおわり</title>
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<![CDATA[ <p>　すっかり日が暮れてから洗濯物をとりこむと、吹いてくる風が少しだけ秋を感じさせた。いつのまにか、あの苦しいほどの熱気を手ばなしている。</p><p>　洗濯物をたたみながら、息子と遊ぶ。橙は風呂上り。素っ裸である。何度も抱きしめると、くすぐったいのかげらげら笑う。鬼ごっことプロレスを経て、どうにか服を着せる。</p><p>　寝るまでのひととき、絵本を読んであげる。</p><p>　「こんばんは、おつきさま」「はらぺこあおむし」「ねないこだれだ」</p><p>　臨場感たっぷりに読む。私の腕の中で、じっと絵本を見入り、時折私の顔を見て笑う。</p><p>　9時が近づくと、授乳しながら寝かしつける。</p><p>　寝顔を見ながら、本当に自分の子なんだな、と不思議な感慨にふける。</p><p>　この最もすばらしく美しい奇跡。</p><p>　結婚してから10年後、43歳で産んだ。本当に奇跡だ。</p><p>　願えば叶う、なんてことはいいたくない。</p><p>　息子が私のお腹にきてくれたこと、産めたこと、育てさせてもらっていること、</p><p>　ありがとうという言葉しか思い浮かばない。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120819/12/zhp126/00/09/j/o0800106712143344056.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120819/12/zhp126/00/09/j/t02200293_0800106712143344056.jpg"></a><br></p><p>　</p><p>　今年のお盆もちらし寿司を作った。</p><p>　橙は寿司飯をさますお手伝いをしてくれた。</p><p>　昨年は生まれたばかりの橙の世話をしながら作った。</p><p>　来年も一緒にちらし寿司を作ろう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/zhp126/entry-11342097459.html</link>
<pubDate>Fri, 31 Aug 2012 00:23:57 +0900</pubDate>
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<title>清潔に簡素に</title>
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<![CDATA[ <p>　私の年齢と同じくらいの、古びたアパートに住んでいる。築四十年以上。</p><p>　古びたビルの、３階部分が賃貸アパートになっていて、大家は４階に住む夫の両親である。この部屋が空いていなかったら、同居だったかもしれない。考えただけでも恐ろしい。</p><p>　コンクリート造りだが、もちろん断熱材や防音材などなく、冬は寒く、夏は暑く、そして年中、音は筒抜けである。リビングなどはなく、キッチンとダイニングが一緒。そこにむりやりソファとテレビを入れている。</p><p>　他に畳の部屋がふた間、続いている。</p><p>　間取りが子供の頃住んでいた社宅のアパートにそっくりだ。</p><p>　極め付きは洗濯機がベランダ置きだということである。今時、ベランダはないだろう。</p><p>　うんざりするくらい昭和のにおいがぷんぷん漂う物件なのである。</p><br><p>　でも自分の好きな家具を入れて、座りなれたソファも入れて、そこに暮らし始めること8カ月。やっと巣になった。</p><p>　毎日掃除して、雑巾がけして、シンクをみがきあげ、冷蔵庫をシンプルに保ち、育児に翻弄されながらも息子の昼寝中においしい紅茶を入れて、お菓子をつまむと、あんがいくつろいでいる自分に気づく。やっとこの部屋がどうしてほしのかが、わかってきたのだった。</p><p>　清潔に、簡素に。</p><p>　ということで、和室のカーペットをはいで、畳をむきだしにした。すっきりした。</p><p>　長すぎたカーテンの丈を縫った。すっきりした。</p><p>　少しずつ、すっきりを増やそう。</p><br><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120831/00/zhp126/cd/ab/j/o0800106712163886537.jpg"><img border="0" alt="少しの朝食と少しの幸せ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120831/00/zhp126/cd/ab/j/t02200293_0800106712163886537.jpg"></a><br></p><p>　</p>
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<link>https://ameblo.jp/zhp126/entry-11335692021.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Aug 2012 13:14:42 +0900</pubDate>
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