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<title>今も元気に過ごしている1928年生まれの母へ　娘が語る98年の物語</title>
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<description>はじめまして。娘のヤンゴンママです。私の母は1928年（昭和3年）生まれ、今年98歳になります。戦争を生き抜き、全盲の夫と歩み、今も一人で元気に暮らしています。そんな母の98年間を、娘である私が少しずつ語っていきます。同じ時代を生きた方々へのエールです。</description>
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<title>【今日のあーちゃん】 98歳の母と病院へ——医師が驚いた「あること」</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 今日は母の病院の日</span></b></span><br>今日、母を内科に連れて行った。<br>定期的な検診と、お薬をもらうため。<br>血圧が少し高めだったので<br>そのチェックも兼ねていた。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 母は、いつも準備ができている</span></b></span><br>私が「そろそろ行こか」と声をかける前から、<br>母はもう用意を済ませている。<br>保険証も、診察券も、お財布も。<br>きちんと揃えて、玄関で待っている。<br>「待たせたら悪いやろ」<br>母は、人を待たせることが嫌いなのだ。<br>98歳になっても、その気配りは変わらない。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 私はふと考える</span></b></span><br>私が98歳になったとき——<br>こんなふうに気を遣えるだろうか。<br>人を待たせず、自分の身支度を自分で整え、<br>「悪いやろ」と気遣えるだろうか。<br>正直、自信がない。<br>母から学ぶことは、まだまだたくさんある。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 医師に言われたこと</span></b></span><br>診察の後、先生がぽつりとこう言った。<br>「お母さん、すごいですよ。<br>98歳で一人暮らしされていて、<br>認知もなくて、身の回りのことを全部自分でできる方は<br>本当に少ないですよ」<br>母は照れたように笑った。<br>「いやいや、先生。<br>そんなことないですよ」<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ でも私は知っている</span></b></span><br>母は決して<br>「ただの幸運」で98歳を迎えたわけじゃない。<br>毎日、自分のことは自分でする。<br>人に頼りすぎない。<br>人を待たせない。<br>そういう積み重ねが——<br>今の母を作っている。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 「自立」というプレゼント</span></b></span><br>母は、子どもである私たちに<br>最高のプレゼントをくれている。<br>それは——<br><span style="color:#ff0000;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">「親の介護で苦しまない」<br>という、見えないプレゼント。</span></b></span><br>自分のことを自分でできる母がいるから、<br>私たち子どもは安心して暮らせる。<br>これが、どれほどありがたいことか。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 母から学ぶ「老いの準備」</span></b></span><br>私たちは「老後」というと<br>お金や住まいのことを考えがちだ。<br>でも本当に大事なのは——<br><span style="color:#0000ff;"><b style="font-weight:bold;">自分の身の回りのことを、最後まで自分でやろうとする心</b></span><br>なのかもしれない。<br>98歳の母が、今日もそれを教えてくれた。<br><br>続きは次回へ。<br><br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅ 98歳の母は今日も病院へ自分の足で<br>✅ 人を待たせない気配りは、若い頃から変わらない<br>✅ 医師も驚く「自立した98歳」<br>✅ 母は子どもたちに「介護の負担」を残さない<br>✅ 「自分のことは自分でやる」が老後の最強の準備<br>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<link>https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12966739395.html</link>
<pubDate>Thu, 21 May 2026 08:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズC 結婚後】 「なぜお金を請求せんかったん？」母の答えに、私は言葉を失った</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 前回までのあらすじ</span></b></span><br>財布を落としたと訪ねてきた、見知らぬ男。<br>刑務所上がりだった、と父から後で聞かされた母。<br>そしてもう一人、<br>「お金を貸してほしい」と訪ねてきた人にも<br>母は黙ってお金を貸した。<br>そのお金は——<br>二度と戻ってこなかった。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 私はずっと聞きたかった</span></b></span><br>「なんでお金、請求せんかったん？」<br>ずっと不思議だった。<br>母は人がよすぎる。<br>そう思っていた。<br>街で顔を合わせても、知らんぷりされる相手だ。<br>請求して当然じゃないか。<br>98歳の母は、ゆっくり笑った。<br>そして、こう言った。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 母の答え</span></b></span><br><span style="color:#0000ff;"><b style="font-weight:bold;">「お父ちゃんも、目が見えんやろ。<br>もしお母ちゃんがケガでもしたら、<br>お父ちゃんの面倒を見る人が、おらんからよ」</b></span><br>私は——<br>言葉を失った。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 母が見ていたもの</span></b></span><br>目の前のお金じゃなかった。<br>「腹立たしい」という感情でもなかった。<br>母は、もっと先を見ていた。<br>もしお金を請求して、トラブルになったら。<br>もし相手と揉めて、母がケガをしたら。<br>目の見えない父を、誰が支える？<br>その一点だけを、母は考えていた。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ なぜその人たちは、父を訪ねてきたのか</span></b></span><br>ずっと不思議に思っていたことがある。<br>なぜあの人たちは、わが家の場所を知っていたのか。<br>母に聞いてみた。<br>「どっちの人もな——盲学校で聞いてきたんよ」<br>私は驚いた。<br>今なら個人情報は厳しく守られる。<br>でもあの頃は——<br>「あの全盲の先生のお宅は？」<br>と聞けば、すぐに教えてもらえた時代だった。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 父が「狙われていた」のかもしれない</span></b></span><br>そう考えると、ぞっとする。<br>目の見えない父が<br>教職に就いて、生計を立てている。<br>家には妻と子どもがいる。<br>そういう家庭こそ<br>「断れない」と見られたのかもしれない。<br>だから母は——<br>目の前のお金より<br>家族の安全を選ぶしかなかったのだ。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 損して、得を取る</span></b></span><br>私はその瞬間、<br>昔読んだ言葉を思い出した。<br>「損して、得を取る」<br>目の前の損を惜しまない人だけが<br>本当に大切なものを守れる。<br><span style="color:#ff0000;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">母は、お金ではなく<br>家族の安心を選んだのだ。</span></b></span><br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 母の生き方が、私の中に</span></b></span><br>98歳の母から、<br>私は今もこうして学んでいる。<br><b style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff0000;"><span style="font-size:1.4em;">「目の前のものに振り回されたらいかん。<br>長い目で見るんよ」</span></span></b><br>そう、教えてもらっている気がする。<br><br>続きは次回へ。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅ 母がお金を請求しなかった理由は「家族のため」だった<br>✅ 訪問者はどちらも盲学校で住所を聞いてきていた<br>✅ 全盲の父がいる家庭が狙われやすかった時代だった<br>✅ 母は目の前ではなく、長い未来を見ていた<br>✅ 「損して得を取る」生き方を、母から学んだ<br><br>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Wed, 20 May 2026 08:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズC 結婚後】 財布を落としたと訪ねてきた人——母が貸したものは</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 2026年 春</span></b></span><br>「あんたが小さい頃の話なんやけどな——」<br>98歳の母が、ぽつりと話し始めた。<br>私が知らない話だった。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ 1960年代　ある冬の夜</span></b></span><br>父と兄は、父の実家へ正月のあいさつに出かけていた。<br>家には母と、風邪で熱を出していた幼い私だけが残っていた。<br>電話のない時代だった。<br>何かあっても、すぐには連絡が取れない。<br><br>その夜、家のチャイムが鳴った。<br>知らない男の人が立っていた。<br><br>「父の実家の近くの者なんですが——<br>財布を落としてしまって。<br>夜も遅いので、一晩泊めてもらえませんか」<br><br>父の知り合いだと言われたら、<br>母は断ることができなかった。<br>そういう時代だった。<br><br>でも、心の中は不安でいっぱい。<br><br>母はすぐに、近所のお姉さんに声をかけた。<br>「悪いんやけど、今夜一緒に泊まってくれない？」<br><br>怖くて、一人ではいられなかったのだ。<br><br>その夜、母は一睡もできなかったと思う。<br>熱を出した子どもを抱えて。<br>見知らぬ男を泊めて。<br><br><b style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-size:1.4em;">■ 後日、父に話したら</span></span></b><br>「その人はな——刑務所上がりだぞ！」<br><br>母は背筋が凍ったという。<br><br>何も起きなかったのは、<br>ただの幸運だったのかもしれない。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">■ そしてもう一つの話</span></b></span><br>しばらくして、今度は別の人が訪ねてきた。<br>母の実家の近くの人だった。<br><br>「財布を落としたので、お金を貸してほしい」<br><br>母は貸した。<br>困っている人を、放っておけなかった。<br><br>でも——<br>お金は、二度と戻ってこなかった。<br><br>その後、街でその人と顔を合わせても、<br>向こうはしらんぷり。<br><br>借りたもの勝ち、と思っているのだろうか。<br><br><b style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-size:1.4em;">■ 私が母に聞いたこと</span></span></b><br>「なんでお金、請求せんかったん？」<br><br>母はゆっくり笑って、こう言った。<br><br>続きは次回へ。</p><p><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅ 電話のない時代、知らない人を泊めるしかなかった母<br>✅ 後で知った真実に背筋が凍った<br>✅ 人を信じて貸したお金は戻ってこなかった<br>✅ 母はなぜ「請求しなかった」のか——<br>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Tue, 19 May 2026 16:25:57 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズC 番外編】夜行列車で東京へ——全盲の父が教職の道を歩んだ話</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p>父が東京へ向かった時のことだ。<br>詳しいことはわからないが<br>父の弟が<br>寝台列車の車掌だったという<br>幸運があった。<br><br>今ならお金を積めば<br>いろいろ世話もしてもらえるだろう。<br>でも当時はそんなお金もない時代だった。<br><br>それでも父を導いてくれるものがあった。<br>人の縁だ。<br><br>父は教職という道を選んだ。<br>目が見えなくても<br>人々に貢献できる道がある。<br>そのことを<br>身をもって示したかったのだと思う。<br><br>私たち兄妹は<br>幼い頃から見てきた。<br>目が見えない父が<br>目が見える人以上に<br>凛として人生を歩む姿を。<br><br>だから私たちは<br>父を心から尊敬している。<br><br>東京行では、父だけでなく<br>乗り物にすぐ酔ってしまう<br>全盲の女性の先生も<br>一緒だったという。<br><br>その先生は<br>父のすることには<br>必ずついてきていたそうだ。<br><br>叔父さんは2人の世話をしながら<br>夜行列車で東京まで向かった。<br>途中で酔ってしまった先生を<br>介護しながら。<br><br>部屋はVIPクラスだったそうだ。<br><br>東京駅では<br>大学側の関係者が<br>迎えに来てくれた。<br><br>この大学で<br>夏休みの間<br>父の教員資格を取るための<br>研修が始まる。<br><br>食事やトイレなど<br>慣れるまで勝手がわからない。<br>大変だったと思う。<br><br>でも父は<br>その困難を乗り越えて<br>教職の資格を手にした。<br><br><b style="font-weight:bold;">そして私自身の気持ちとして</b><br><br>人は生まれたら必ず死ぬ。<br>わかっているようで<br>わかっていない人が多い。<br><br>その限られた時間の中で<br>父は自分の道を選んだ。<br>全盲でありながら<br>人々に貢献できる道を。<br><br>父の生き方は<br>今も私の心の中で<br>生き続けている。<br><br>続きは次回へ。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅父の弟が車掌だったという縁が父の上京を支えてくれた<br>✅目が見えなくても目が見える人以上に凛として生きた父<br>✅限られた命の中で人々に貢献できる道を選んだ父の生き方<br>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Fri, 15 May 2026 08:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズC ・第５章】留め袖50回——縁を結び続けた母の話</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p>母は仲人を何回したのだろうか。<br>私が知る限りでも<br>いとこの見合い。<br>生徒が先生になってからの見合い。<br>毎日家に来ていた近所のお姉さんの見合い。<br>親戚の方の見合い。<br><br>親戚関係だけで35回。<br>その他を合わせると<br>50回ほどになるという。<br><br>きっかけはいつも<br>自然な流れだったと思う。<br>「それならあの人がいる」<br>という感じで<br>頼まれていったのだろう。<br><br>母が仲人をする時は<br>見合いから始まって<br>相手に対するマナーまで<br>丁寧に教えていたと思う。<br><br>こんなエピソードがある。<br>ある見合いの時のことだ。<br>母が自分で用意した贈り物を<br>女性が用意したように見せて<br>相手からの印象を<br>良くしようとしていたという。<br><br>自分の手柄にするのではなく<br>女性を引き立てることを<br>考えていた母らしい話だ<br><br>また別の女性の見合いでも<br>こんなことがあった。<br><br>当時は嫁入りの際に<br>箪笥の中身を確認する習わしがあった。<br>どんな着物を<br>輿入れに持ってきているかを<br>見られていたのだ。<br>今では考えられない話だが<br>当時は事実だった。<br><br>紹介した女性は<br>あまり着物を持っていなかった。<br>そこで母は自分の着物を<br>その女性の輿入れ物として<br>見てもらえるよう<br>細工したという。<br><br>そこまでする必要があるのかと<br>思ったが<br>昔の人にとっては<br>そういった習わしだったのだろう。<br>現在と昔のギャップを<br>改めて感じた。<br><br><br>他にもエピソードがある。<br>私が小学校の時に習った先生が<br>きっかけになった縁もあった。<br><br>その先生が紹介した女性と<br>私のいとこの男性との<br>顔合わせだった。<br><br>母はPTA役員もしていたので<br>先生とも親しかったのかもしれない。<br><br>後でいとこ夫婦から聞いた話では<br>当時母と先生の間で<br>話がどんどん盛り上がり、<br>当人への気遣いは全くなかったようだ<br><br>「あなたたち勝手にデートしなさい」<br>という感じだったという<br><br>先ほどのエピソードと真逆なのでなぜか笑える。<br>きっと良く知っている間柄だったからかもしれない。<br><br>紹介された女性は小学校の先生だった。<br>後から法定難病を<br>患っていることがわかった。<br>治療費は莫大だったが<br>国が負担してくれたので<br>助かったという。<br><br>子育ての時期に<br>何度も入退院を繰り返した。<br>その時<br>同居している姑さんに<br>助けられたという。<br><br>意識が朦朧とする先生を<br>低学年の小さな子供たちが<br>気遣って助けてくれたこともあった。<br><br>先生が子供たちを守るだけでなく<br>子供たちも先生を守っていた。<br>素敵な関係だったのだと思う。<br><br><br>父は全盲でありながら<br>結婚式ではスピーチをこなした。<br>新郎新婦を褒めたたえる言葉を<br>堂々と語っていたと思う。<br><br>仲人をしたカップルとの<br>その後の交流も<br>ずっと続いていた。<br><br>縁を結んだら<br>最後まで見守る。<br>それが母のやり方だった。<br><br><br>そして母はこう言っていた。<br>「留め袖の元をとった」と。<br><br>50回も着れば<br>高価な留め袖の<br>購入代金など<br>とっくにもとが取れる。<br><br>笑える言葉だが<br>その裏には<br>50組のカップルの<br>幸せがある。<br><br>母が結んだ縁は<br>今も続いている。</p><p><br>続きは次回へ。</p><p>&nbsp;</p><p><b style="font-weight:bold;">追伸</b><br>2〜3日前<br>母からこんな話を聞いた。</p><p><br>夢の中で<br>仲人をしてほしいと<br>頼まれたというのだ。<br>「父はもういないし<br>息子夫婦もいるのに<br>なぜ私なの？」<br>母は首をかしげていた。<br>「その依頼人は誰？」と聞くと<br>「それもわからん。<br>夢だからね」と笑っていた。<br>98歳になっても<br>夢の中で仲人を頼まれる母。<br>50回の縁が<br>母の魂に<br>深く刻まれているのかもしれない。<br>それとも<br>まだ結ばれるべき縁が<br>残っているということだろうか？</p><p><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅親戚35回その他を合わせて仲人約50回をこなした母<br>✅女性を引き立てるために自分の贈り物を女性のものとして見せた<br>✅「留め袖の元をとった」——50組の幸せを結んだ母の言葉</p><p>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Thu, 14 May 2026 15:13:37 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズC 番外編】関門海峡を渡った病院——外国人だらけの父の入院生活</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p>私が小学2年生の頃のことだ。<br>父が肛門の手術を受けるために<br>関門海峡を渡ってすぐの病院に<br>入院することになった。<br><br>その病院は<br>船舶関係の人たちが<br>入院することが多く<br>病室で一緒になる患者さんは<br>ほとんど外国人ばかりだった。<br><br>最初の病室では<br>ギリシャ人の方と一緒だった。<br>その方が週刊誌を見せながら<br>美智子妃殿下を<br>とても褒めていたことを覚えている。<br><br>外国人から見ても<br>美智子妃殿下は<br>品があって好感が持てる方なんだと<br>改めて思った。<br><br>病院に行くたびに<br>部屋が変わった。<br>インド人。<br>ドイツ人。<br>エジプト人。<br><br>子供ながらに<br>いろいろな国の人と<br>接触できることが<br>なかなか面白かった。<br><br>ある日<br>私は病院に泊まることになった。<br>今ならそんなことはできないだろうが<br>父のベッドに<br>空いているベッドを引っ付けて<br>私が落ちないように<br>日本人の誰かが<br>用意してくれた。<br><br>ご飯もおいしかった。<br>外国人が多いので<br>おいしそうなステーキのメニューを見て<br>「わー！豪華！」と<br>思ったものだ。<br><br>お泊りの夜<br>エジプトのパパさんが<br>いろいろ世話をしてくれた。<br>父が目が見えないことを<br>知っていたからだろう。<br><br>私から見た外国人は<br>優しくていい人ばかりだった。<br><br>一方母は<br>下宿人を抱えながら<br>毎日連絡船で<br>病院に通っていた。<br>大変だったはずだ。<br><br>でも母はこう言っていた。<br>「毎日いろいろな国の船が<br>行き来しているのよ。<br>今日はブラジルの国旗。<br>今日はドイツ」<br><br>毎日楽しんでいたように思える。<br>好奇心が強かったのかもしれない。<br><br>夏休みだったので<br>私は病院近くの親戚の家に<br>ずっとお邪魔して<br>いとこと遊んでいた。<br><br>父が退院する時のことだ。<br>インドのカルカッタボーイが<br>餞別として<br>私たち兄妹に<br>何かをくれた。<br><br>さて<br>何だったと思いますか？<br><br>なんと<br>私には赤ちゃんが使う<br>「ガラガラ」を。<br>兄には木で細工した<br>手を動かすと伸び縮みする<br>おもちゃを。<br><br>ちょっとがっかりしたけれど<br>ありがたくいただいた。<br><br>この時<br>国によって<br>教育レベルや文化の差が<br>あることを<br>子供ながらに感じたものだ。<br><br>でも善意は<br>どの国も同じだった。</p><p>&nbsp;</p><p>もう一つ忘れられないことがある。<br><br>その時<br>インドのカルカッタボーイが<br>お別れの言葉を日本語で<br>話してくれた。<br><br>父はその言葉を<br>テープレコーダーで録音した。<br><br>短い言葉だったけれど<br>温かくて熱いメッセージだった。<br>今でも心に残っている。<br><br>目が見えない父だからこそ<br>音で記録することの大切さを<br>知っていたのだろう。<br><br>Tちゃんの誕生日の歌も<br>このカルカッタボーイの言葉も<br>父はテープレコーダーに<br>残してくれた。<br><br>形は残らなくても<br>音は残る。<br>父の優しさが<br>そこに込められていた。<br><br>続きは次回へ。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅外国人ばかりの病室でギリシャ人が美智子妃殿下を褒めていた<br>✅エジプトのパパさんが目の見えない父を気遣ってくれた<br>✅カルカッタボーイからの餞別は「ガラガラ」——善意は国を超える</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Wed, 13 May 2026 08:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズD 娘からひとこと】母は時代の最先端を走っていた！</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p>最近のニュースを見ていて<br>気づいたことがある。<br><br>主に都会では<br>家族が少なくなり<br>空き部屋を安く学生に提供する<br>シェアハウスが<br>流行ってきているという。<br><br>個人のプライベートを<br>優先することも大切だ。<br>でもシェアハウスには<br>もっと深い価値がある。</p><p><br>しかし下宿という<br>とても楽で家庭的な居場所も<br>あることを知ってもらいたい。</p><p><br>年寄りの知恵や経験を<br>若者が教えてもらう。<br>反対にITの進化に<br>ついていけない年寄りに<br>若者が寄り添って教える。<br><br>お互いのWIN WINの関係だ。<br>費用があまりかからず<br>お互いを思いやる心が育つ。<br>素晴らしい仕組みだと思う。<br><br>でもこれを聞いて<br>私はすぐに母のことを思った。<br><br>母はそれを<br>今よりずっと昔に<br>すでにやっていたのだ。<br><br>しかも現代のシェアハウスより<br>はるかにお世話をする<br>下宿というビジネスとして。<br><br>家族同然の扱いで<br>洗濯と食事は毎日。<br>掃除も時々していた。<br>1年の中でのイベントまで<br>一緒にやっていた。<br><br>今は核家族が増えて<br>さみしい心を持った若者が<br>多いみたいだ。<br><br>母みたいな思いで<br>接する家庭が増えたら<br>明るい世の中になるかもしれない。<br>そう思っている。<br>&nbsp;</p><p>そして<br>下宿をするオーナーが<br>増えたらいいなと<br>思っています。</p><p><br>母は時代の先を<br>走っていたのだ。<br>意識せずに自然に。<br>それが母らしかった。</p><p><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅現代のシェアハウスを母は昭和の時代にすでにやっていた<br>✅家族同然の扱いで洗濯・食事・イベントまでこなした母<br>✅母みたいな思いで接する家庭が増えたら世の中が明るくなる</p><p>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Tue, 12 May 2026 08:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【番外編】因縁物性——今の行動が孫の先々まで続く</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p>前回<br>因縁仏性という話をした。<br>今回はその実例を紹介しようと思う。<br><br>電話会社に勤めているお母さんの子供を<br>母は見ていた。<br>1歳過ぎくらいの女の子<br>Yちゃんだ。<br><br>Yちゃんのママは<br>子供の教育にとても熱心だった。<br>出勤時間ギリギリまで<br>お兄ちゃんへのしつけを<br>欠かさなかったほどだ。<br>几帳面でしっかりしたママだった。<br><br>でもYちゃんは<br>平気で嘘をつく子だった。<br>扱いにくい子だったという。<br><br>ある日<br>近所の子のところへ遊びに行くと言って<br>すぐ帰ってきた。<br>「どうしたの？」と母が聞くと<br>「お出かけするから遊べないと言われた」と<br>まるで本当のように答えた。<br>まだ3歳前後の頃だ。<br><br>でも実際は違った。<br>その後そこのお母さんが<br>「玄関が開いたと思ったら<br>すぐ閉まって<br>子供の影が見えたけれど<br>もしかして来た？」と<br>確認しに来たのだ。<br><br>Yちゃんは何度も嘘をついた。<br><br>とうとう母は<br>お仕置きとして<br>押し入れに2時間ほど入れた。<br><br>でもYちゃんは泣かなかった。<br>心配になった母が様子を見ると<br>暗闇の中で<br>目をしっかり見開いて<br>じっとしていた。<br><br>母は他の子供たちへの<br>悪影響を心配して<br>のちにYちゃんを見るのを<br>断ったそうだ。<br><br>その後<br>Yちゃんのお母さんの弟が<br>母のところに来た。<br>「タクシーに乗ったが<br>財布を忘れてお金が払えない。<br>貸してほしい」と。<br><br>母はお金を貸した。<br>でも何日たっても<br>返しに来なかった。<br><br>Yちゃんのおばあさんが<br>迎えに来た時に<br>その話をすると<br>「なんで貸したんですか！<br>貸してもらったら困る！」と<br>逆にすごい剣幕で言われた。<br><br>私はこの話を聞いて思った。<br>息子も息子なら<br>その母親も母親だと。<br><br>でも母は違う見方をした。<br>「日頃の行いをちゃんとしていないと<br>因縁が先祖に影響する。<br>Yちゃんの両親はちゃんとしているが<br>その弟の行いが<br>Yちゃんに影響しているのだ」と。<br><br>後から聞いた話では<br>Yちゃんはその後<br>不良の番長的な存在になり<br>10代で子供も産んだという。<br>Yちゃんのママは<br>気苦労で亡くなったと聞いた。<br><br>Yちゃんの子育てが<br>一段落した頃<br>母はYちゃんに会ったそうだ。<br><br>その時Yちゃんはこう言った。<br>「ママに育ててもらって<br>よかったと思っている」と。<br><br>母はYちゃんに1万円を渡した。<br>「子供に何か買ってあげなさい」と。<br><br>Yちゃんは子育てを通して<br>親のありがたみを<br>感じたのだと思う。<br><br>人の行いは<br>自分だけでなく<br>子供や孫の先々まで<br>影響していく。<br><br>因縁仏性とはこういうことだ。<br>だからこそ<br>日頃の行いを<br>大切にしなければならない。<br><br>母の98年の生き方が<br>それを静かに教えてくれている。<br><br>続きは次回へ。</p><p><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅日頃の行いは自分だけでなく子供や孫の先々まで影響する<br>✅Yちゃんは子育てを通して親のありがたみを感じた<br>✅因縁仏性——だからこそ日頃の行いを大切にしなければならない</p><p>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Mon, 11 May 2026 08:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【シリーズC】父ちゃん、T子の手を握っててね——Tちゃんが教えてくれたこと</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br><br>ある日<br>Tちゃん（お泊り付きで預かっている子供）の両親が<br>バス旅行に参加する予定だったが<br>仕事の関係で行けなくなった。<br><br>代わりに私の両親に<br>参加してほしいという依頼が来た。<br><br>こうしてTちゃんのおばあちゃんと<br>私の両親とTちゃんで<br>バス旅行に出かけた。<br>多分九州だったと思う。<br><br>Tちゃんは当時4歳くらいだった。<br>母のことをママと呼び<br>父のことを父ちゃんと呼んでいた。<br>きっと母が父のことを<br>父ちゃんと呼んでいたからだろう。<br><br>その旅行中<br>Tちゃんが父に言った。<br>「父ちゃん<br>ここは段があるから気を付けてね」<br>「父ちゃん<br>T子の手を握っててね」<br><br>4歳の小さな子が<br>目の見えない父への気配りを<br>自然にしていたのだ。<br><br>誰かに教わったわけではない。<br>母の行動を毎日見ているうちに<br>自然と身についていたのだ。<br><br>母の生き方が<br>人への思いやりを育てていた。<br><br>旅行中<br>Tちゃんのおばあちゃんが<br>こう言ったそうだ。<br>「Tちゃんは実のママより<br>このママのしぐさや言葉遣いまで<br>そっくり！<br>ママに似たところが全然ないわ」と。<br><br>それはそのはずだ。<br>Tちゃんは夜も一緒に寝泊まりしていた。<br>父も母も家族のように接していた。<br>子供のなつき方が<br>日帰りの子供たちとは<br>また違っていた。<br><br>信心深い祖父母が<br>「Hさんを助けると思って<br>お嫁に行ってくれないか」と<br>母に頼んだあの日。<br>これから起こることの<br>先々を見据えた決断は<br>仏さまがそうさせたのだろうか。<br><br>全盲の父と結婚したことで<br>Tちゃんという4歳の子が<br>思いやりのある子に育った。</p><p>そして母自身が父によって大きく育てられていた。</p><p>&nbsp;</p><p>母の甥が言っていた。</p><p>「おばさんが兄妹の中で一番変わったよね！」と．．．</p><p><br>人の縁とは<br>不思議なものだと思う。<br><br>Tちゃんたちが卒業しても<br>次から次へと子守りの依頼が来た。<br>&nbsp;</p><p>その話はまた次回でお話しします。</p><p><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅4歳のTちゃんが父への気配りを自然に身につけていた<br>✅母の生き方が子供たちの思いやりの心を育てていた<br>✅祖父母の決断と仏さまの縁が生み出した温かい家族の物語<br>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<pubDate>Mon, 11 May 2026 04:31:51 +0900</pubDate>
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<title>【現在のあーちゃんより】手を合わせ一心不乱に——98歳の母が教えてくれたこと</title>
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<![CDATA[ <p>🌸 はじめての方はこちら<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】娘が語る、母の98年</a><br>&nbsp;</p><p>昨日<br>浄土真宗の同業さんが集まる日があった。<br>母を連れて<br>私も説法を聞きに行った。<br><br>母の聞き方は<br>私とは全然違った。<br><br>手を合わせ<br>一心不乱に聞いていた。<br><br>説法の中で<br>心当たりがある言葉が出るたびに<br>「ほんとだ、ほんとだ」と<br>しきりにうなずいていた。<br><br>98歳になっても<br>こんなに真剣に聞ける人がいるのかと<br>思わず見とれてしまった。<br><br>帰り道<br>車の中で母がこう言った。<br>「この車を運転させてくださるのも<br>全部自分がしているのではないんだよ。<br>仏さまがさせてくださっているんだよ」<br><br>その言葉を聞いた瞬間<br>私の口から思わず出た。<br>「今日も安全に運転させていただき<br>ありがとうございます。<br>南無阿弥陀仏」<br><br>これが本当のお念仏なのか<br>と思った。<br><br>母はこう続けた。<br>「真似事でもいいから<br>お念仏を唱えるようにしなさい。<br>そのうち本物のお念仏が<br>腹の底から湧き出るようになるから」<br><br>まだ私には<br>「ほんとだ！」と思えるような<br>体験はしていない。<br><br>でも母の生き方を見ていると<br>いつかこんな落ち着いた感情で<br>生活できるのかなと思い<br>お念仏を唱えさせていただいている。<br><br>なぜなら<br>このお念仏がなかったら<br>今の私は<br>友人のように親に振り回され<br>愚痴を言ったり<br>ストレスをためる環境に<br>なっていたかもしれないからだ。<br><br>私は母に助けられている。<br>そう思った。<br><br>そして気づいた。<br>私はなんて幸せなんだろうと。<br><br>母は私の理想のモデルだ。<br>母のように生きたいと<br>心から思った瞬間だった。<br><br>善知識様はすでに<br>お亡くなりになっている。<br>でもその教えは<br>母を通して<br>今も私に届いている。<br><br><span style="color:#ff7f00;"><b style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1.4em;">◆ 本日のまとめ</span></b></span><br>✅98歳の母は手を合わせ一心不乱に説法を聞いていた<br>✅「真似事でもいいからお念仏を唱えなさい」——母の言葉が心に刺さった<br>✅母は私の理想のモデル。母のように生きたいと心から思った。</p><p>&nbsp;</p><p>🌸 このブログについて<br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960967859.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【章立て一覧】はこちら</a><br>👉<a href="https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12960814831.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">【登場人物紹介】娘が語る、母の98年</a></p>
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<link>https://ameblo.jp/1928mamastory/entry-12964225012.html</link>
<pubDate>Mon, 11 May 2026 04:28:18 +0900</pubDate>
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